今回の本は、2024年5月に刊行された安倍昭子さんの小説で、「カフネ」という小説になりますね。
今回ね、この本の方は、私の方から毛さんに、この本にしないということで提案させていただいたんですけれども、そのきっかけなんですが、
あの、2025年の本屋大賞をこの本が受賞していたんですよね。
それで、私は外国に住んでますし、日本語の本は、あ、ごめん、リアル、いいですね、続けてください。
はい、すいません、あのね、日本語の本は、私はほとんどね、電子書籍で読んでいるんですけれども、毛さんはリアルの本をお持ちということで、羨ましい限りでありますね。
普段どうなの?
私はあの、ほんと電子書籍で買うことがほとんどで、どうしても読みたい本があって、電子書籍になってない場合は、
あの、アマゾンでね、2本から送ってもらえるんだけど、だいたい本より送料の方が高いんですよ。倍近く。
倍近く高いときは3倍くらい払って、買うことになるので、
まあちょっと日本に帰るときを待つか、なんか本ってお友達が日本に帰るって言ってもやっぱ重いので、
そう。
できないじゃない?
私は、あの、ごめんね、なんて言ったらいいの?
ごめん、お誕生日の時とかね、そういうクリスマスの時とか特別な時を待って、
あの、プレゼントとして、それをリクエストしてお願いして、家族にプレゼント、ママへのプレゼントみたいな感じでもらったりとか、っていう風にしたりするの。
えー、えらい。えらすぎる、それは。
でもじゃあ、あの、そっちはコロラドとかだと、キノクニアとかみたいのはないのか?
ございます。
シンガポールのキノクニアみたいのは。
田舎なので、ニューヨークとかね、そういう大きいとこに行けば、キノクニアだけじゃなくて、ブックオフもあるんだよ。
それはニューヨークとか、ロサンゼルスとか、例えば?
ロサンゼルスとかにあるみたい。
あー、そう。
で、一応キノクニアもあるので、キノクニア、アメリカのキノクニアにお願いしても、結局そのアメリカのキノクニアも、なんか日本から運んでるせいか、そんなに変わらないの、アマゾンと頼むのと。
そうなのよね。
で、アマゾンだったら一応ポイントがつくので、なんかあればもうアマゾンで。
そう、だから、私まだシンガポールにいるから、近いじゃない?少しアメリカより。
だから送料は、だいたい本と同じ値段ね。
だから倍払ってるわね。
でも、やっぱりこう、まだほら、読書弱者なので、なんかやっぱりね、むずいんですね。
あの、キンドルは。木が散っちゃうんで、キンドルだと。
だから、なるべくね、本を買っちゃってるんだけど、ちょっともうね、本棚もこの前買ったって話したかもしれないんだけど、本棚に入らないぐらいだと、もうどうしようもないじゃない?
本多すぎると、これから引っ越したりもしなきゃいけないのに。
だからやめようと思ってるんだけど、だいたいそうやって、なんかあの本買っちゃったりとか、なるべく文庫になるのを待つとかしてますね。
で、あとはキンドルで読めるように、あの訓練をちょっとずつしたりして。
あとはオーディブル。
はい、オーディブル。オーディブルを聞く?読む?
オーディブルするっていう風に言おうとして。
あ、朗読を聞くってことですよね。
そう、オーディブルするっていう風に言おうと思います。
なんかいろいろ考えたんだけど。
なんか美味しそうでね。
そう、オーディブルしました。
カフネも本当のこれ、今YouTube見てくださってる方、私が持ってるのを見せてるのですけれども、これも買ったけどオーディブルしました。
ありがとうございます。
オーディブル、よろしいことで、私も聞けたら聞きたいなって思いながら。
運転してる時間とかやっぱ長いので、聞けたらいいなって思うんだけれども。
日本のアカウントがね、ないから。
だから、それ後で言えばいいかなと思ったんだけど、収録しててもいいよね、別に言っちゃうと。
1個違う端末を特別に日本アカウント用に持ってると、日本のクレジットカードを使って、それでAppleアカウントを持てば、そこで聞くことができると思います。
残念なお知らせがあります。
はい。
日本のクレジットカード持ってません。
だから、お父さんかお母さんとか妹さんとか、いろいろお借りする。
お借りできないな。
っていうのはどうかなって。
どうしても見なったら。
ご提案しようと思う。
どうしても見なったら頼むかな。
私やっぱり結構自分で読むのが好きかもしれない。
本当?それなら全然。
いいですかね。
いいです、いいです。
この本について簡単なたくりとしたあらすじなんですけれども、このあらすじの方は公式サイトから引っ張ってきました。
法務局に勤める野宮香子は、できあいしていた弟が急死して、悲惨に暮れていました。
弟が残した遺書から弟の元恋人である小野寺節奈さんに会い、
やがて彼女が勤める家事代行サービス、カフネの活動を手伝うようになります。
食べることを通じて2人の距離は次第に縮まっていくという物語になっているんですけれども、
さあ、もんさん、これに出てくるお話を話したくて話したくてしょうがなかったよね。
本当に、こういうのを読むと、読むとというか、私は聞いたんですけど、
1週間ぐらいずっとそれもう頭の中で、その世界にはまっちゃうんだよね。
みんなもそうかな、やっぱり本を読む人っていうのは。どうなんですか。
私も前も、プロジェクトヘルメアリーも、もう1週間ぐらいずっとプロジェクトヘルメアリーのワールドに入ってたからね。
そうなんだね。
気持ちは宇宙に行っちゃってたし。どうですか、そんな感じだったんですけど、いかがでしたか。
私はね、結構あっさりしていまして、物語を引きずるようなことはほとんどないです。
えー、もったいない。
引きずっちゃうとするならば、寝る前に濃く読んでしまって、読んでる時はすごい入るの。
読んでる時は入るけど、読み終わったらそれはそれなんだよね。
もう全然、そうなんですよ。私普段話したかもしれないんですけど、ほぼ思考がない状態なので、
パッと終わったらもう、ほら、頭の中でみんなおしゃべりしてたりするでしょ?
いろんな想像。私それがないんですよ。
え?それがないってどういうこと?
例えば、瞑想とかをして、心を無にするとか言ったりするじゃん。ああいう状態なの、日常で。
なので、これが終わったって言うと、それをスッと引きずることはないんだよね。
えー。余韻に浸って楽しいんだよ。
それは自分でそのモードを作ればそうなれるんだけれども、
ああ、そっかーって言って、でもそのまま続きがすごく気になったりとか、
ちょっと衝撃的な場面で終わって、そのまま寝るみたいになったら、その続きを夢で見ちゃったりするの。
そういう意味での引きずりはあるんだけれども、あんまりないね。
余韻にずっと浸っていくっていうのが、自分でわざと思い返していかないとないのね。
別にそれは何?自然に切り替わっちゃうってことね。
自然に切り替えちゃう。
中身がね。私もやっぱりそういうトリックを、トリックって言わないか。
メソッドを自分の中であるとめんどくさくなくていいわね。
感情で引きずられるとかっていうことがなくて、よさそうだわ、そういうのは。
本当にすごい面白い、本当にいい本を紹介していただいてよかったなと思って、
自分では絶対読もうと思わないような本だったからよかったし、
どう?今日はいくこちゃんから感想を話してみる?
そうね、私やっぱりこれ一番最初選んだのね、本屋大賞を取ったっていうのは、から読もうっていう風になったのは、
やっぱり私たち外国にいるかな、本屋さんに直接行かないじゃない?
で、本屋さんに行くと、本が平積み、平積みって言うんだっけ?とかされてたりとか、
あの本屋さんに勤めてる方たちが、こうなんかポップを作ってくれてね。
で、それをこう見て、なんかこれは面白そうとか自分に合いそうとか、
そういう風ななんか選び方ができるけれども、やっぱりオンラインとかで見てね、私とかなんかそう買うので、
そういう感覚っていうかね、そういうものをやっぱりデジタルを通すと受け取りにくいんだよね。
だからやっぱり、本屋大賞を取った本とか、あとはそういったものにノミネートされた本とかを普段から読むっていうのを取ったんだけど、
いやーなんか、出てくる登場人物がさ、みんなそれぞれ、みんなね、どういう物語でもそうかもしれないけど、
なんて言うんだろう、なんか静かな、意外と静かな気持ちで読めた。
それで、食事で、食事を今のねあらすじでも、あの食べることを通じてっていうね、2人の距離があってあるけれども、
でも実際には食べることも含めた、何ていうの、家事全般っていうか、すごく部屋が散らかっているところをそこを整えてって、
そこを整えた空間で、食事をこう提供する、食事を一緒に食べたりとか、
なんか、もちろん食の、この物語の中では食の方が、なんていうの、ウエイトが強い、重いけれども、
なんか、私はあのやっぱ掃除とかそういうところも深く関わってくるよなーっていうふうに思って、
あとなんか、かおるこさんはさ、やっぱ赤ちゃんがずっと欲しかったけど、できなくてっていうそういう辛いものもあったし、
で、せつなさんも子供の時にちょっと辛い思いをしながら、大きくなったとか、
なんかそういう、それぞれの持つ、そういうなんかトラウマ的なものが、うまいことパズルみたいにはまって、
最後は、あの後、本当にどうなったかっていうのは、ちゃんとはわからないじゃない?
そうだね、本当に。
ちゃんとはわからないけれども、あ、なんかあの、めぐりあうべき人たちがめぐりあってきたのかなーっていうのをちょっと思った。
それはそう、それはそう。
いや、あまりにもちょっと、いろんな人が、いろんな人のこうなんかこう、なんていうのかな、社会的な問題で困ってる人とかっていうのがあまりにも出すぎてて、
私もそれでもう、わさわさしちゃってたんだけど、気持ちが。
いや、こんなに出す必要ある?って言って、
あの国家公務員、国家公務員のね、かおるこが、自分は国家公務員だから、国家公務員だからって何回も言うんだよね。
それで、そのなんか格差問題とか、私そういうのほら結構考えるのが好きだから、いろいろね、
あの読んだりとかするわけ、読んだりとかっていうか、記事をね、いろんな新聞の記事とかを読んだりとか、いろいろしちゃうんだけど、
そういうのとかと、もう全部、なんていうのかな、その格差問題のことがすごく書かれてるなと思って、
いや、ここまで書かなきゃダメなのかなとか思うぐらいだった。
で、だからちょっとなんか、そうだね、1週間とかずっとこうハマってて、
頭の中でこの回想って言うのかな、そうね、この読んだ後の漢字をこう思い返すとかあってた時に、
やっぱり、なんか本とかせっかく読んだから、いいところだけ見ちゃうことが多いんだけど、
やっぱりこれね、今回3回目になって、いや、結構私怒ってる、この本にはと思って、気づきました途中で。
そっかそっか。
で、怒り、怒りは、なんかカオルコがあまりにも鈍感すぎる、そのなんか国家公務員なのに、
なんかその社会的な、私たちはこういう人たちがいるの知らなかったみたいな、
私はカオルコが話してるので、こういうことを目の前で知ってたはずだろうに、
なんていうの、なんかびっくりする様子みたいな感じがあって、
なんかいい加減にして、とか思っちゃいました、ちょっと。
でもなんかさ、頭の中でわかっていても、実際にその、なんていうの、裸感でね、
そういうものを物語にしていくっていうものの違い、なんか自分の頭の中で想像していく、
なんかそういうところでカオルコが、なんかその国家公務員であることに、
なんかすごくやっぱプライドを多分持ってたと思うし、またなんかそういう、
自分が子供を作ることができないみたいなことの、なんか多い目を、
なんかそういう仕事を、こうやっていく中に、なんかこう救いを求めていたじゃないけど、
なんかそういう感じがあったのかなって、で、結構頑固じゃん、この人。
もうめっちゃ、本当だからね、本当今日はね、なんかこう、
アンチカフネっていう立場でいこうかなとか思ってて、
いつもなんか、良かったね良かったねって私も言っちゃいがちなんだけど、
いや、せっかくこういうね部活やってるし、
ちょっとアンチカフネ系でいこうかなと思います。
ちょっといい加減にしてカオルコとか、そっちも相当あったよね、結構なんかあの、
読み、なんていうの、オーディブル聞きながら、
あーって思って、こんな人いたら私絶対喋んないけど、みたいな、話しませんけど、
うざ、ほんとうざ、みたいな、思いました。
なんか、自分の本、自分でね、活字で読んでいるのと、
オーディブルで読んでいる、あの、読んでいる、聞いているのと、
なんかやっぱり物語のテンションって違うんじゃないかなっていうのも思う。
違う、違うの、実。
俳優さんというか、声優さんの演技の仕方とか、そういったものにも、やっぱ左右されるよね、きっとね。
そうなの、もうね、ほんと、あの、ほんとはそんなに長く話さないしよねとか言ってたのに、
こんなことをちょっと言い始めると長くなっちゃいそうなんだけど、
いいよ。
あの、短く、短く話すと、あの、初めはね、せっかく買ってきたし、と思って、
結構、初めの1章、2章ぐらいとかかな、そのぐらいまではね、読んでたの、自分で。
それでなんか、こう、私いつも言うけど、こう、あの、歌謡サスペンス劇場とか、
そういう、あの、なんていうの、サスペンスモノ?
うん。
ああいうところで、だからカフェとかも、初めに2人で会うカフェとかも、
そういうところの、こうやって思い浮かべて、
女優さんだったらどんな人になるのかしら?とか思いながら読んでたわけ。
それで、でも途中で、あ、急いで読まなきゃ!と思って、
あの、聞き始め、聞き始めればね、あれ5、6時間で終わるから、
ね、早く倍速にしたりとかする、倍速変えればね。
だからすごい、それで聞き始めたら、え?こんな声なの?とか、
ちょっとまた怒りがそこで、怒りというか、え?違う。
せつなの声違うし、それじゃない。
せつなの声が、なんとなく、あまりにも、なんか、クールにしすぎてて、
私のイメージ的には、なんか、あの、吉本バナナさんの、なんか、
ドラマとかに出てくるような、シンプルな感じの女の子が、
なんだっけ?昔あったじゃない、キッチン?
キッチンっていうさ、映画あったの、覚えてるかしら?
映画、分かんない。私、本は読んだと思う。でも、あんま覚えてないな。
ほんと?そこに出てくる子を、せつなさん、そのキッチンの人も、たぶんすごい背が高くて、
そういうイメージだったわけ。ま、洋服は違うけどさ。
だけど、声がすごいなんか、ちょっとドスがかかってるような声になっちゃうわけ、せつなの声が。
キッチンの人がやってるよね、声優さんがいろんな声。
で、ちょっと、あ、もうめちゃくちゃアンチカフネになってるね、今日。
どうし、大丈夫、大丈夫かしら?こんな。
大丈夫?いいのよね?好きなことを言ってね。
いいんですよ。はい。
はい。だから、ちょっと残念で、ちょっと残念だったなと思って。
でも、最後のほうになったら、慣れてきちゃって、
あ、これせつなだ、とか思っちゃうんだけど、やっぱあるよね。
声の、声はすごく重要だと思う。
あれ、公式サイトって見ました?
あ、見てない。
うん、公式サイトには、公式サイトにはね、
あの、本に出てくるお料理が、レシピがあったりするの。
え?私欲しいと思った。
で、あと、ちょっとコミック化されてて、
で、そのコミックを書いた人がさ、
あの、あ、やだ、えっと、
チハヤフルをね、書いた人なんだけど、私チハヤフル好きで、
そうなんだ。
全部、私、全部読んでて。
チハヤフルって、あの、なんだっけ、100人種じゃないの?
100人種、そうそう、100人種。
素敵だね、じゃあね。
映画も全部見たし、ドラマも見たし、
それはいいんだけど、その作者さん、
うわ、名前が飛んじゃったんだけど、すいません、アラフィフの脳みそ。
で、あの、その方が、なんか、絵を描いてたのかな、そこでは。
えー、じゃあ見なきゃ、公式サイト。
ちょっと見てみて。
たまごみそが、たまどこみそがつく、なんかもう興味津々で、
なかった?たまごにみそはないかな?
どうだったかな?
あれがすごい作りたくて、ね、やっぱりセツナがずっと作ってたので、
本当に、えっと、そうだね、なんか話がどんどん変わっちゃうけど、
えっと、あの、その、たまごみその話をすると、
おにぎりに入れたりとかするって言ってたじゃない?
それが、だから、あの名ゼリフ、セツナの名ゼリフは、
おにぎり握れると戦闘力上がるよ、だと思わない?
どう?
私あんまりないけど、
あ、ないの?
私は、まあ、お料理ができれば戦闘力上がるよっていう感じ。
まあ、おにぎり握れれば戦闘力上がるかも。
私ね、あの、お米とか、小麦粉、お米とか小麦粉だから、
タンパク質系っていうのかな?
あ、違う間違えた。
炭質、炭、何だっけ?炭水化物系?
炭水化物。
同じ量のおかずがないと食べれないの。
そうか。じゃあ、そうなっちゃうとやっぱりこの名ゼリフ、
あの、セツナが女の子に言った名ゼリフ全然、
あんまり
聞いてこないってことね、クコちゃんにね。
あまり聞いてこないんですよね。
私なんかあれめっちゃ感動しちゃって。
そうよね、あの、
おにぎりさえ握れればさ、自分で取っとけるし、
なんかね、ちょっと食べるものが足りないっていう時も、
いいよね、と思って。
そう、また今違う話を、
今おにぎりの話で思いついちゃったんだけど、
ちょっと1分話すと、
この前なんか日本に帰った時にニュースでやってたんだけど、
ふりかけがめっちゃ売れてるんだって。
なんででしょう?
ふりかけ?
なんで?
なんか、おかずがなくてもふりかけがあれば、
なんとかなるかららしいんですよ。
だからすごい寂しい、そんなこと。
ふりかけが売れてる日本、やばい。
どのふりかけかわからないけど、やっぱり、
毎日はちょっとね、
でも売れてる。
母的な意見としては、
毎日はやめたほうがいいんじゃないかな。
毎日はね、あれだけど、
でもやっぱり一食分は、
ご飯とふりかけだけにしててもっていうことで、
それとこのね、
せつなのセリフがね、
またね、
シンクロして、
これもうなんていうのかな、
日本にいる人たちで、
本当におにぎりだけ食べてる人たちが、
これを読んで、
例えば読んだ時にどう思うんだろう?
とか思ったりとかちょっと、
なんか上から目線だよね、この本とかって、
ちょっと思っちゃったんですよ。
どうなんだろうね。
そっか。
どうなんでしょうね。
そうでしょう。だってその、
カフネを助けてるほうの人たち的な人たちが、
これを読んだ時に、
どう思われるのかなとか、
結構想像しながら読んじゃいました。