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2024-02-19 15:37

那須俊宗 マルティスープ(株)代表取締役

産業現場の課題解決のためのクラウドプラットフォーム


2000年に創業されたマルティスープは、クラウドプラットフォーム『iField』を中心に、インフラ、製造、物流

など、様々な産業現場の可視化と課題解決に務めている。その時々の最新テクノロジーに適応するアダプター対応により、常に最適なソリューションを提供し続けてきた。DX化が求められ、人手不足が叫ばれる中、位置情報データ活用によりどのような課題解決が可能か、マシーン・ロボットとのシームレスな連携事例などをお話し頂きつつ、屋外人流データとの連携、今後のスマートシティへの実装展望などを語って頂きました。

サマリー

マルティスープ株式会社は、iFieldというクラウドサービスを展開しています。国内外の位置情報を活用しながら、産業のフィールド業務を支援しています。iFieldはインフラ、製造、スリル、建設などの現場で活動を定量化し、自動化するサービスであり、スマートファクトリー化に貢献しています。産業分野のスマートシティの運用と位置情報活用についてお話しています。当社のiFieldはロケーションベースのオートメーションとして現場の業務と人的な要素を結びつける存在として成長していくことを目指しています。

マルティスープ株式会社の紹介
Location Weekly Japanです。今日は、マルティスープの那須さんに来ていただきました。那須さん、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
早速、自己紹介、会社紹介などお願いします。
はい、ありがとうございます。マルティスープ株式会社の代表をやっております、那須と申します。よろしくお願いいたします。
弊社、マルティスープ株式会社と申しますが、2000年に本当に2人から起業したような会社ですけれども、
現在は、位置空間情報技術でその場の価値を最大化するということを企業ミッションとしまして、ここにありますiFieldというクラウドサービスを中心に展開をさせていただいています。
iFieldは、産業の現場を強力に支援するクラウドサービスというふうにご紹介させていただいていますけれども、
国内外の位置情報を使いまして、様々な産業のフィールド業務を支援しているところでございます。
特にターゲットマーケットとしては、インフラ、製造、スリル、建設、この部分をインターネットマーケットとしまして、
数々の現場で、位置情報からその活動の定量化や自動作業シリーズ、自動チェックインといった自動化に向けてチャレンジをしているサービスであり、企業でございます。
2000年起業するともう24年。
そうですね。
すごいですね。
今、50数名とかで活動をしてやっていますけれども、
元々、私は連続CADの開発をやっていまして、その後GISの世界で、そしてモバイルGPSの世界に行って、
さらに屋内即位ということで、ずっと座標計技術の世界でやってきて、ソリューションの展開をしてきた20数年でございました。
いかがですか。テクノロジーもだいぶ変わったんじゃないかなと思うんですけど、この25年間というかね。
もうたまに変わっていますよね。
デバイスやデータ通信というのが時々の世代で変わってくるわけなんですけれども、やっぱり現場の活動というのもすごい変わってきていると思います。
やっぱり最初のね、そういうこと、携帯電話にGPSがついていない時代から、我々現場でそういったものを手掛けてきましたけれども、
その頃から考えると本当に夢のようなことが実現し、さらにそれがどんどん成長していくという状態だと思うんです。
基本的にマルチツープさんは、そういった技術的なハードウェアの製造方法ではなくて、クラウドサービスということでいうと、どんなテクノロジーでも対応できるみたいな、そんなイメージなんですか。
そうですね。iFieldのプラットフォームというのは、実際にですね、最初の設計当初かな、この位置情報の技術というのはどんどん進化していくという前例で作られておりまして、
我々はGPSだったらスマートフォンのGPSだったり、車載系のGPSトラッカーだったりとか、最近では3年ぐらい寿命を守るようなGPSトラッカーとかですね、そういったものを持っていただいているんですが、
その進化に従ってアダプタ方式と呼んでいるんですけど、屋内即位技術のDAVコンの得意から、最近ではやっぱり高精度のAWPとかでできているんですけど、
このアダプタ対応をすることで、実際にどういう精度とか、いろいろ違いはありますけど、iFieldの中に入ってしまうと時系列に並んだ座標である。
それが現場で起こった時事であり、それを記録してでもこの前期型は再生できるような、そういう思想を持っていますので、
一つのもの、垂直統合型って僕は言っているんですけれども、やっぱり一つのもので垂直統合にやるのではなくて、
時代ごとにどんどん良いのが出てくるんですよね。そういった変化に柔軟に対応できるようなプラットフォームとしてiFieldは運用されています。
iField自体はいつ立ち上げられたんですか?
iFieldの本当の前身はですね、14年とかから、2010年に最初はあったぐらいなんですけれども、今4世代目になっておりまして、
実際に今まではですね、結構温まりずして第9予算向けに提供していくというモデルがほとんどだったんですけれども、
そこで得てきた知見や経験というものを、現在のクラウドプラットフォームですね、サーズ形式のiFieldというものに移行をしまして、
iFieldの技術的な進化
そこで今は、今までよりはやっぱり低価格でもどういったものを活用できるような、そういったものをご提供しています。
ターゲットとなるような業界・業体というのが、先ほどインプラ製造物流とかそういった現場ですという話があったと思うんですけど、
大体18年前にスマートファクトリーというような概念は紹介され始めたのかなと思うんですけれども、
いかがですね、実際スマートファクトリーに今なっているんでしょうか?
すごい厳しい質問が飛んできますね。
我々は実際、製造業の事業主ではないので、直接的なコメントはあれですけど、やっぱり製造分野によって全然違うと思います。
半導体だったりとか、自動車の組み立てだったり、エンジンだったりとか、製造業といっても本当に様々ありますので、
もう今まで見た中でも本当に様々しいほど、本当にスマートファクトリー化している方でももちろん見てきましたし、
どうしてもそういうふうにできない、それはお金がないとかそういうことではなくてですね、
作っている製品上なかなか難しいというところまで、かなりばらつきがあると思っています。
そういった意味でいうと、このiFieldを2010年に立ち上げられた人でももう14年間ですけれども、
iField観点からどこかで技術的なブレイクスルーがあったみたいなところはあるんですか?
やっぱりスマートフォンまたはタブレットが本当に現場に入り始めた時、
iPhoneって2007年ぐらいに最初に出てきますけれども、
アンドロイドで揃ったのがだいたい2010年、
そこではスマートフォンでこんなことができるんだという感じでしたけど、
そこからやっぱり本当に現場に導入されてくるまでというのは、
かなりやっぱり時間をかけてどんどんどんどん進んできて、
さらに今でもですね、皆さんが全てスマートデバイスを持っているわけではありませんので、
自分の感覚ではまだまだマーケットは本当にこれからというような認識で考えています。
iFieldの活用事例と成果
その時にですね、先ほどおっしゃいましたスマートファクトリーという意味でいうと、
製造機械、製造装置というマシーンに関しては非常に保証予測だったりとか、
オンラインでデータが本当に取れるようになってきていると思っています。
ただ現場の3要素って3Mと言いますけど、まんまにマテリアルなんですよね。
そういう意味で言うとスマートファクトリーはマシーンについてはかなり進んできていると思いますけど、
本当にそれをしっかり動かしている、運用している人だったりとか、
フォークリフトだったりAGV、または機械から機械に移るときの中間の合定間物理ですけど、
この間の動きとかっていうのは実はほとんど取れていない。
なので本当にスマートファクトリーを実現していくためには、
我々はこのiFieldでその部分をとにかく記録できるように、
自動的に記録できるようにして、それが機械の情報と重なり合って、
そこから人間の判断をもっと価値の高いところに使っていくような、
そういうオートメーションを実現したいということです。
松口さんのウェブサイトは結構具体的な現場の事例等々が沢山載っているので、
それも踏まえてお聞きするんですけど、
こういうところでiFieldのプラットフォームを使うとこんなことが改善する。
具体的に言うとそれがコスト削減になるのか、売上げにつながるのか、
事実観点で言うと最終的にはそのどちらかしかないと思うんですけど、
どこがどうよくなるでしょうか。
例えば我々初期の頃のユーザーさんで今でも活用していただいています
半導体性能向上とかは本当に24時間3分、25日機械も動き続けますし、
散筋で皆さんが数百人が働き続けるという状態ですね。
こういうところでは非常にお価格の高いことになってまして、
実際に機械の情報と人の位置をとって、ある機械がしばらく止まってしまうという状態になったら、
一番近くにいる多能工の方に自動的に対応指示がとって、
お前がこう言ってこれをやってくれというのをスマートフォンで見て、すぐに対応することができる。
これで年間3,000万円とかを初年度に達成したという事例とかも始まります。
ただやっぱりこれはですね、半導体性能向上で結構投資ができるような例からスタートしているんですけれども、
最近では博多のですね、福岡の電体庫の山屋さんの導入事例をご発表いただき、
ここはですね、もっと本当にまさに明太子を作っていますので、非常に人海戦術型のものになっていて、
200名ぐらいが明太子を洗ったり、漬けたり、切ったり、そういったことをやっているんですけど、
ただここでもですね、どの工程にどんだけのコストをかかっているのかというのを自動的に集計するということに、
このiFieldをご導入いただきました。
彼らはそういった名札のようなものにビーコンだけを入れておいて、一応取られているということもほとんど意識しています。
非常にシンプルにその場所はこのエリアにいるということを取るだけでも、
そういった困ったり、近いようなことが実現できる。
これが低コストでできるようになっていくということは、非常に変化でもあり、
これからますますどんどん進んでいく傾向にあると思っています。
なるほど。低コストという素晴らしいキーワードが出たので、ちょっともう一回伝わらせていただきます。
はい。
ノーマン株、どのくらいアップになったんですか?
10年前とかと比べてどのくらいアップになったんでしょうか?
10年経たないくらい前でもですね、まず導入するとなると、
100万円くらいからスタートで、
先ほどの半導体製造工場になると数千万円とかの買ったマイクだったりとか、
機械の部分との連携とかですね、そういったコストが正直必要だったと思っています。
それが本当にシンプルなものだったら数十万円くらいからスタートできるようになっていますし、
平均対等しても数十万円から数十万円くらいでもある程度のことが実現できるようになったというのは、
本当に我々も地道に言葉を重ねてきた結果だと思っていますが、
ここで先ほどのようにオンラインスマートファクトリーというのが、
もっともっと進んでいくような形になれるんじゃないかと思っています。
なるほど。
ちょっと枠を開けて、スマートシティっていう観点でいうと、
本社の取り組みって何か具体的なものがあったりしますか。
そうですね。
スマートシティの運用
例えばですけれども、我々のクライアントである鹿島建設さんは、
我々のウェブサイトの方でも紹介させていただいていますけれども、
K-FIELDというものを対応いただいています。
そこが3D K-FIELDと言いまして、羽田インターシティという、
いわゆる本当にスマートシティなんですけれども、
そういったところでも位置情報活用というものが既にインストールされておりまして、
都市OSとかと連動するような形で、
例えば自動運転のバスだったりとか、
そのシティの中で動くロボットだったりとか、
そういったものの位置情報というのが取得されて、
実際の管理運用に活かされている事例はもう既にございます。
さらに最近は、我々はそういった主体的にですね、
このものが動いているとかっていう形でやってますけど、
このまさにLVMAが得意とされているような、
不特定多数がどういう動きをしているかという、
その辺を合わせながら、いわゆるアイデンティファイルできる、
要は誰だっていう認識をしながら位置を確保するということと、
それからマーケティングのような形でですね、
人流として把握するということが、
これからまさにオーバーラップし、
さらにスマートシティというのが進んでくると思うので、
我々はそのスマートシティをどうやって運用するのかというところの部分の、
産業分野のところでしっかりとプラットフォームとしてですね、
貢献できたいと思っています。
ありがとうございます。
なんかネガティブな意味じゃなくて、
こういったセッシングおよびクラウドサービスにおける、
現状の課題みたいなのがあったりしますか?
そうですね。ひとつは、産業の人たちでもですね、
やっぱり位置を取られるというのは、
決してすごく気持ちいいものではないというのは、
当然我々もそういう認識でいます。
やっぱりそれとトレンドオフに何が原因できるのかっていうところが、
一番のポイントになってくると思っているんですが、
先ほどお話しした山谷さんなんかは、やっぱり位置取られてるんですけど、
私もですね、メンバーに議会を議会していられてますけど、
皆さんこういう名札に入れてるんですけど、
もうランチの時も別に普通にこうやって肩にかけながら、
お食事を楽しそうにされてて、
位置を取られてて嫌だという意識は全くないと思います。
だからそれは自動的にとって、さらに彼らが可能になるとですね、
やっぱりそれがまた給与が上がったりしますので、
こういうふうに評価していただけるというような形を持っていればですね、
やっぱりそのトレードオフという形のリセンティブが、
しっかりと会員の方々とか、
会員の方々にもゲットしてくるということができれば、
そういう問題は解決できます。
その他はやっぱりデバイスとかですね、
電池の問題、バッテリーが持ちませんとか、
大きさが大きいですとか、
セキュリティ的にカメラがついてる問題ですとか、
小さなですね、いろいろな障害といいますか、
ハードルによって、残念ながらそういったことが導入できないというケースが、
まだまだたくさんありますので、
やっぱりデバイスの進化、バッテリーの進化、
それから価格の低価格化、こういったことが、
今までもどんどんそれが進んできました。
それごとにもっと実現できること、
またはマーケットの拡大というのは確実に進んでいくというふうに考えています。
ありがとうございます。
そしたら最後に今後のマルチスープ、
カオスキーみたいなことを熱く語っていただけると思うか。
はい、ありがとうございます。
先ほどスマートフォンの中にもありましたけど、
物流センターもそうですけどね、
今、やっぱり人手が非常に不足しているし、
これからもずっと不足するだろうという前提で、
現場さんも進んでいる中で、自動化というのがすごい進んでいるので、
やっぱりAGVだったりとか、自動倉庫だったりとかって言いますけれども、
そういったロボット的なオートメーションというのを毎日話しますけど、
ロボット的なオートメーションというのはもちろんすごく進んでいるので、
どんどん優秀になってきている。
先ほど言いましたように、今度そのままに動く人たちというのは、
どんどん減ってはくるんですけれども、
これなくなることの人は全然ないんですね。
またその構成間物流とか、物流に移っていくところというところが、
また機械が関与しないところとか、絶対に残ってしまうところがあります。
そういったところをですね、やっぱりアイフィールドというものは、
ロケーションベースのオートメーションという言い方をしておりますけれども、
その位置情報が分かるからこそ、その人たちの判断の補助をしたりとか、
実際に具体的な指示を自動的に与えてあげるとか、
機械に対してその動きに応じて、
例えばトラックがこう来てて、もう出ていったから、
機械はこういうふうに動いてほしいとか、
そういったところをですね、我々のアイフィールドというものが中対役となりまして、
ロケーションベースのオートメーションとロボティクスオートメーション、
この両輪でどんどん皆さんの現場、これは工場とか物流センターに限らず、
建設現場ですとか、医療のスペースもそうなと思うんですが、
そういったところでこのアイフィールドが、
しっかりと業務的なところと人的なところをしっかりと結びつける存在として、
アイフィールドの活用
やっていきたい、成長していきたいと考えています。
ありがとうございます。
どんなお客さんが、
マルチスーツさんに連絡したらいいんですか?
この現場を何とかしたいって。
現場を持ってらっしゃる事業主の方なのか、
うちこういうソリッシュやってるんだけど一緒に組めないかなとか、
そういうようなこともあったりするんですかね?
もちろんです、もちろん。
例えばやっぱり現場を持っている事業主の方々はもちろんね、
我々にお問い合わせいただいたりするんですけれども、
例えば我々はカメラを持ってますと、
ただどうしてもこの部分はカメラだけでは解決できない。
または先ほどのように設備の状態管理をしてますと、
ただやっぱりここに人の情報が入ればさらに高い価値が増します。
物流なんかでもWMSの突合をやりたいというような話がありますので、
そこにやっぱり地情報を入れたいという、
パートナーさんからのお声掛けも非常に多くいただいています。
ありがとうございました。
ありがとうございます。
今日はマルチフィールドの話にしていただきました。
どうもありがとうございました。
どうもありがとうございました。
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