2024-09-23 16:14

宇城 学 Guide Robotics株式会社 共同創業者兼CEO

屋内測位:『あったら便利』から、『必須』のDXサービスへ


大手半導体メーカーなどでキャリアを積んだ宇城氏らが2020年に立ち上げたGuide Robotics株式会社。アメリカ・SRIの「Visual-Inertial SLAM」技術を活用した屋内即位システムを開発しています。現在は主に物流DXや工場DXを支援し、作業効率や安全性の向上を目指したソリューションを提供していますが、今後はインフラ現場や建築現場など、幅広い分野での活用を目指しています。スタートアップならではのフレキシブルな開発から生まれた機能、そして海外展開などについてのお話も聞かせて頂きました。

サマリー

Guide Robotics株式会社の宇城学氏が、同社のVisualSlam技術を活用した屋内位置情報システムを説明しています。この技術は、GPSが届かない環境での物流業界におけるデジタルトランスフォーメーションを目指しており、特に倉庫や工場での作業の可視化や効率化を実現しています。宇城氏は、屋内即位技術の開発とその市場における重要性について語ります。また、物流やインフラ業界における応用可能性と未来の展望についても詳しく述べています。

Guide Roboticsの紹介
Location Weekly Japan です。今週は、Guide Roboticsの 宇城さんに来ていただきました。宇城さん、よろしくお願いします。
宇島 宜しくお願いいたします。
宇島 はい、では早速、会社紹介、自己紹介をお願いします。
宇島 はい、はじめまして。Guide Robotics株式会社の宇島 学と申します。京都出身でございまして、このGuide Roboticsを仕上げました。
キャリアとしては、京都出身でございますので、京都の大手の半導体メーカーでキャリアをスタートいたしまして、その後、大手の視聴者の方でご縁がありまして、
視聴者の方で何年かお世話になった後に、このGuide Roboticsというのを、共同創業者のアビグダスと一緒に立ち上げ、創業いたしました。現在に至っております。
宇島 ありがとうございます。じゃあ、Guide Roboticsについて教えてください。
キャリア われわれは、VisualSlamという特殊なアルゴリズムを用いた、屋内即位のシステムというものを開発して提供しております。
どういったものかと言いますと、GPSが届かないような環境下、例えば施設の中、倉庫の中、工場の中、あと、トンネルの中、地下の中とかGPSが届かないような環境でも、
カメラから入ってくる画像だけで、どこにいるのか、どこをどう置いたのかというのを、リアルタイムから正確に把握できるというシステムでございます。
この技術を活用して、特に現在、物流業界の方に目を向けておりまして、工場DX、倉庫DX、物流DXと言われていますけれども、
そのデジタルトランスフォーメーションに向けて、われわれのサービスをご利用いただこうということで、現在しているものにアプローチをしているところでございます。
ありがとうございます。大手の企業さんにいらっしゃったんですよね、藤野さんは。
そうですね。京都の大手の販売メーカーと、東京大手の商社というところに、20年以上在籍をしたい。
また、なんでベンチャーを始めてますか。
まず、大きな組織の中で働くというのも一つの良い経験だったんですけれども、やはり自分でできることというのは限られるんですよね。
基本的には会社の中組の中でしか仕事ができないというストレス的なところは感じておりまして、いつか自分で何をしたい、自分で新しい世界を見てみたいと、挑戦してみたいという気持ちを持っていたので、
今回その共同創業者との出会いというのが当然のきっかけなんですけれども、集合まで彼と出会う機会がありまして、そのチャンスを生かそうということで、そのチャンスを生かして今回の企業を見たというところでございます。
いや、でもなかなかじゃないですか、あんまり、なんて言うんですかね、大企業さんなんで給料もまあまあ、もちろんいいわけじゃないですか、一般人として。
安定した給料が。
安定した給料があって、そこを飛び出してやるぜって思うに至るまでって結構あったんじゃないですか、葛藤だり。
逆に、そもそも正確なチャレンジャーなんですかね、その大企業にいた時も基本的にはその審議事業の会談は新しいことを中心にやってたんですよね。
当然、失敗なんかも何回も繰り返してますし、ただ会社のお金を使っていれば自分のお金を使うというか自分の資産を使うかというところの違いだけで、新しいことへの挑戦ということ自体に対してのハードルとかですね、リスクっていうのはあまり感じたところはなかったですね。
今回企業に立ったのはそんなに大きな決断というか、覚悟を決めてという感じではなかったですね。むしろ楽しみ、新しい世界が見えるというその興奮というか楽しみというか、そちらの方が大きかったと思います。
なるほど、それはすごく心強いというか、多分いろいろ時代も時代なんで自分でやろうって考える人も多いんじゃないかなと思いつつ、なかなか一歩踏み出すっていうのは難しいなっていうのはいろんな人の話聞いてて思うんですけど、
むしろその場合は元から何かやろうと思ってたっていう感じですかね、そしたら。
もともとチャレンジャーというか、冒険心が強くて攻撃心が強くて、新しいことにはチャレンジしたいというの、これは年齢かけないと思うんですね。
あの上はもう私もすでにもう個人の仲間も過ぎてというような感じですけれども、まだ挑戦者的な気持ちというのはずっと持ってますんで、人生まだある、これからだというふうに思ってますし、そういった意味では実際にはですね、初めて3年半経ちましたけど、
確かの資金調達とかですね、ちょっと心で苦労した部分もあります。実際今も公平開拓を含めて、そんなに簡単にはなかなか生きていないという部分もあります。
で、想定した以上にちょっと厳しい棒棒っていうのもありましたし、現時点でもバカな感じではあるんですけれども、ただ、
ごとの企業でね、ガチャに枠組みの中でやってるという自分の姿を重ねかました場合、それをですね、ちょっとイメージした場合はやはり今の状態にのほうが幸せかなと言いますかですね、満足度が高いかなという。
ありがとうございます。
VisualSlam技術の概要
じゃあ、そんな中で企業を決意するに至る技術との出会いなんですかね。そういう意味でこのVisualSlamですか、について教えてください。
この技術はですね、このVisualSlamという技術自体は別にそんなに新しい技術でもなくてですね、古くから文字音向け等にですね、利用されていた技術です。
先ほども申し上げましたように、GPSが届かないような環境でも、どこにいるか位置ですね。位置情報。
ですので、主に文字音向けに開発されていた技術ではあったんですけれども、この20年、アメリカのSRI、我々SRIインターナショナルというアメリカのですね、市場ボンバリング、技術系のコンサルト機関のスピンオフという形になっているんですけれども、
このSRIインターナショナルで20年以上この技術を開発されてきておりまして、その技術をですね、ライセンス規約に併設させていただいて、使わせていただいて、それを利用してプロダクトを開発というのを今行っているんですけれども、
この技術自体はですね、先ほども言いましたけれども、GPSが届かないようなところで位置を把握することができるという技術ですね。
そういった意味ではその技術、もともと文字音向けに開発されていた技術というのをこういった産業用途であったり、いろんな使い方があります。
ドローンで使ったりとかですね、ドローン向けに使ったりとか、ロボット向けに使ったりとか、いろんな使われ方ができるんですけれども、まず我々の目を向けたのが作業ビッグタイムに物流DX、あと工場DXというところで、
工場内で作業している、いわゆる工内作業ですね、工場内作業、あと物流倉庫の倉庫内作業の可視化、見える化というのをですね、我々のこのビジュアルスランプの技術を使ってすることができるので、
現状の把握を現場でしていただくことによって、そのデータを活かしてですね、生産性の改善であったりとか、安全性の構成につなげていただくことということで、
製品の開発に取り組んでおりまして、その製品の提供を行っているという形になります。
ありがとうございます。冒頭、物流にフォーカスをして、今そういった商品開発というか展開されているという話でしたけれども、
具体的にどうやって物流でこの技術を使っていらっしゃるとかって教えてもらえますか。
倉庫、工場だと比較的大きな施設ですね、生鋭米とか、そういった大きな施設で、
手払いのボークリフトであったりとか、牽引車であったりとか、あと人が動かしたりの台車とかですね、
そういった搬送車両を大きく利用されている施設を主にターゲットにサービスを提供しています。
エッジデバイスといわれるものを、我々自社で開発しているんですけれども、これをマテハンに取り付けます。
このエッジデバイスの中にカメラが入っているんです。ステレオカメラとCPUが入っておりまして、
このカメラから入ってくるまで、マテハンが移動することによってカメラから画像が入ってきますけれども、
入ってくる画像をエッジコンピューティングで処理をしまして、
それをエッジデバイス上で、いわゆる座標データに変えて、それをクラウドに上げて、
クラウドからAPI経由でお客様にデータを提供するという、そういったサービスになります。
なるほど。これは結構導入はいろいろ特殊なカメラを設置しなきゃいけないとか、そういう制限があったりするんですかね。
そうですね。このカメラがついていないと、我々のシステムって成り立たないので、
搬送車両ですね、フォークリフトであればフォークリフト、牽引車であれば牽引車、
代車であれば代車にですね、各搬送車両に1台につきエッジデバイス1台を取り付けるという、
導入に際してはそういった作業が必要になります。
物流DXの実現
うつりゆDXという話だったので、どんなデジタルトランスフォーメーションをこのサービスで実現して、
どういった課題を解決するか教えてください。
まず我々システムを導入することによって、何ができるか、何が見えるかなんですけれども、
まず代用的な機能としてはですね、我々管理画面を提供しているんですが、
その管理画面経由で、例えばライブの情報をですね、例えば大きな施設になってくると、
マテハンをそこで何十台とか運用していると、
どのフォークリフト、どの牽引車がどこで何をしているかわからないという、
そういった事態に入りがちなんですけれども、
我々のシステムを導入することによって、どのマテハンがどこにいるかというのをですね、
リアルタイムかつ正確に把握することができます。
ですので、マテハンが有効活用されているかどうか、
もしくはどこにマテハンが滞留しているから、
そのマテハンを例えば忙しいエリアに持っていくとかですね、
そういった対応というのが、我々のシステムを使うことによって可能になります。
あとライブストリーミング以外でもですね、取得された利益のデータですよね。
利益のデータというのも、我々管理画面上でいろんな機能を提供しています。
例えば動線のデータ、日付を絞って、何月何日、何時から何日何分待つという感じで、
その間にどのマテハンがどういった動線で動いていたのか、
その作業をどうしていたのかというのを可視化することができます。
今まではですね、こういったもの、例えばフォークリフトであれば、
フォークリフトの作業日報だけでしか分からなかったんです。
それを我々のシステムを使うことによって、明確に分からせることができます。
あとヒートマップ機能というのもあるんですけれども、
これはですね、どのエリアで滞留していたか、どのエリアで作業が集中していたかというのもですね、
数値化、比較化して提供することが可能ですね。
あと可動率になってきます。
これは止まっているか動いているか、あとそれプラスアルファでですね、
最近提供しているサービスとして、アレットを乗せているか乗せていないか、
いわゆるカラー走行なのか、積載走行なのか、
この違いもですね、動線データに組み合わせて把握できるようにしています。
ですので、移動距離、可動率が、例えば100%可動率があったとしても、
実はそのうち809ファイルが実はカラー走行でしたとか、
そういったデータというのを取ることができます。
それ以外にもですね、各ドライバーの平均スピードをですね、
これは安全管理上で使うことができる機能ですけれども、
どのドライバーはどのぐらいの平均スピードで走っていたかというのもですね、
数値化してお見せすることができます。
あとまあ、走行距離ですね。
これはその燃費と組み合わせことによってCO2の排出量はどれだけしていたのか、
この時間帯に、もしくはこの期間内に、
この手版でどのぐらい燃費を排出していて、
かつCO2をどれだけ排出していたのかとか。
そういったのもですね、
屋内即位技術の開発
我々の金紙を使うことによって明確にすることが可能です。
こういった形でお客様の方で、
我々が提供するデータの利用をいただいているという形です。
なんか機能盛りだくさんですけど、これ3年半で作っちゃったんですか?
そうですね、ベースになる芸術時代は、
ビジュアルスラムの芸術時代はもともと、
先ほど申し上げました、リサーラインから持ってきています。
そこに追加してシステムの開発を行ってきたんですけれども、
創業は3年半前で、そこからプロダクトの開発を始めまして、
最初の1年で既にプロトタイプみたいなものできていましたので、
それで最初のお客様にご協力いただいて、
エラー取りを開始して、現在になっているという形になります。
なるほど。
いやでも、日本のお客さんなんかすごい細かいじゃないですか。
あれも欲しい、これも欲しいみたいな。
その辺は音者としては柔軟に今ご説明いただいたような。
それは昔からよく言われること、お客様のご要望であったりとか、
プレミアムっていうのは高野山というふうに考えていますので、
お客様にご要望をいただいて、
必要な機能というのは当然今も追加して開発をしていくような形になっています。
例えば先日でしたら、フォークリフトの複数のドライバーがいると、
複数のドライバーが1台のフォークリフトを共有しているというケースがあって、
じゃあその時間帯、その日にどのようなドライバーがそのフォークを運転していたのかわからない。
これはメール化できないですかというようなご要望をいただいて、
我々提供したのは、ちょっと他のIoTデバイスの組み合わせによるんですけれども、
ちっちゃいこのビーコンをドライバーのヘルメットに仕込むような形にしまして、
我々のエッジデバイスとそのビーコンと交通支援させることによって、
誰が今フォークリフトに乗っています、運転席にいますよというのが
これもフォークリフトの導線だけではなくて、その時のドライバーが誰かという、
そういった不可的な情報もつけてお客さまに提供することが可能になっています。
こういった形で、さまざまな機能というのはどんどんお客さまのご要望に応じて追加していきたいというふうに考えています。
なるほど。ベンチャーならではですよね、その辺は。
なかなか機能開発もいろんな事業でパッケージプロダクターとできないしみたいな。
そうですね。大手ではなかなかそういった形でフレキシブルと言いますか、
自由に動くことはなかなか難しいケースもあると思うんですけど、
その辺は我々、当然スタートアップディスク認識って言ってもないですし、
お客さまの要望が、当然それが無駄にはならないと思うんです。
当然我々の知見というか知識もそれで増えていきますし、
プロダクターの機能も大分になっていきますから、
我々にしてみたらマイナス運命はないというふうに考えていますので。
私はお金が少し高かったとしても、対応というのは前向きにしていくような対処を取っています。
なるほど。ありがとうございます。
そしたら、そんな楽しそうに仕事を語ってくださるのは非常に。
苦労も含めてだと思うんですけど、すごく楽しそうだなと思って今。
後になってみてね。
あの時は少なかったけど、今となってから笑い話みたいな。
そうですね。ありがとうございます。
将来の展望というか、この先以外のロボティクスどうやっていきますみたいなところを教えてください。
まずこの屋内即位の技術アプリケーションシステムって、
まだそんなに市場でも知名度が高くないというか、
日常のアプリケーションとか市場を攻めていっている市場は物流とか工場とか結構大きいんですけれども、
この機能といいますか、アプリケーションとしてはまだ日常の部分が多い。
ただ最終的に今後はDX化であったりとかですね、自動化が進んでいく中、
精進化が進んでいく中で屋内即位の技術って絶対必須な技術。
今はあった便利だねという技術かもしれないですけれども、
屋内即位市場では間違いなく必要ない技術になっていくというふうに考えています。
そういった意味でこの技術をですね、どんどんどんどん年一度は続く。
プラス我々のガイドロボティクスのブランド力を上げていくという、
いつも市場にこの技術を浸透させていきたいというふうに考えています。
当然我々はインターナショナルなチーム構成ですので、
日本だけに留まることなくですね、
当然世界、アジア、アメリカ、ヨーロッパですね、
今ですね、この技術の展開というのは、システムの展開というのは図っていきたいというふうに考えています。
将来の展望と応用
はい、ありがとうございます。
物流、今注力されていると思うんですけど、将来的にはこんな業態にも活用したいなというのがあれば。
はい、今物流向けにフォーカスしてプロダクト開発していますけれども、
実は僕らそこで技術って別に物流とか工場だけじゃないんですよ。
GPSが届かないような環境では必要になってくる技術です。
例えばですね、今物流と離れたところで、実際にこれから始めるんですけれども、
インフラの現場、あと建築現場ですね。
インフラというと何かというと、
トンネルの中、これは列車でも高速道路でも一般道でもいいんですけれども、
トンネルの中に入ってしまうと、高速道路であればメンテ作業者の位置が分からなくなってしまう。
外だとGPSで分かるんですけれども、トンネルの中に入った途端に分からなくなってしまう。
地下鉄でも一緒ですし、新幹線の中でもトンネルが多いような新幹線も一緒なんですけれども、
トンネルの中に入ると位置情報が分からなくなるというやっぱり課題というのがありますので、
こういった課題というのは我々解決することができると考えています。
で、某高速道路の高段と、今実際POCに向けてもう既に契約の方に入っておりますので、
年内中には列車実験を行うことになっています。
あとは建築現場ではですね、これ物を運ぶというよりかは、
点検とか検査作業をですね、今建築現場の中ではその検査作業というのを人が行っているんですけれども、
労働力不足というのも当然ありまして、なかなか人が確保できない。
自動化したいというニーズというのが各全国のサブコンサートにもたれています。
そういった中でロボットが開発されているんですけれども、
そのロボットに我々の行いそびとナビゲーションの技術を使いたいということで、
こちらも既に複数社と実証実験を進めておりまして、
来季以降、本格的な量産に向けてプロダクト開発というのも行っているところでございます。
実は物理学に囚われずに非常に大きくですね、今後は我々の技術というのを浸透させていきたいと考えています。
はい、ありがとうございました。
今日はですね、ガイドロボティックスの後ろさんにお話を伺いました。
後ろさんありがとうございました。
ありがとうございました。
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