2024-03-11 17:03

鈴木 泰輔 (株)IoTBank 営業統括部

見守り・業務効率化のための『IoTデバイスx位置情報』をもっと身近に


GPSトラッカーを活用したIoTデバイスとソリューション提供を一気通貫(または部分連携)で提供するIoT Bankは、この先ウェラブルデバイスx位置情報を活用したソリューション提供を見据える。スイッチ・オンで稼働するIoTデバイスや、現場活用の中で磨かれてきたデバイスサイズ感や電池効率などは、利便性を常に追求してきた開発の結果である。ハードウェアから可視化ツールまで汎用性を持って提供をしているソリューションであるが故に、顧客の細かなニーズに対応したカスタマイズやデータ連携なども行っています。決して営業効率が良くない『個別の顧客ニーズに応じたカスタマイズをする』覚悟と地道な努力をベースにした事業展開について語って頂きました。

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Location Weekly Japan です。今週は、IoTBankの鈴木さんに来ていただきました。
鈴木さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
では、早速会社紹介、自己紹介をお願いします。
改めまして、株式会社IoTBankの鈴木と申します。
私の方で今、営業の窓口を担当とせていただいております。
元々、全くの事業種から転職組という形で今、営業活動をとっていただいておりまして、
現在、入社して2年半ぐらい経つ状況でございます。
まだまだ勉強しながらにはなりますけれども、非常にお客様自体も増えてきている状況ではございますので、
この場を借りまして、情報を発信させていただきながら、
何か一緒にビジネスを展開させていただくことができればと思っております。
IoTBankという会社自体はですね、いわゆるIoTデバイスを開発しているメーカーのようなステージの会社になってございます。
特徴といたしましては、デバイスを開発するところから、いわゆる可視化のソリューションの部分までを一気通貫でご提供させていただけるような会社になっております。
で、元来見守りといった領域に強みを持っている会社でございまして、
特に主力の商材としてはGPSトラッカー、完全に自社でオリジナルで開発、販売をしてきております。
市場には3万台強ですね、もう販売をさせていただいているという実績はございます。
特にこれまで位置情報というところで、比較的強みを持って事業を展開しておりまして、
その流れからLBMA Japanさんにも参画させていただいているという背景があるんですけれども、
直近でいきますと位置情報プラットアルファという形で、最近ネットウェアラブルだったりとか、いろんなセンサーをプッシュして位置情報を見るだけではなくて、
様々なセンシングデバイスと連携させたソリューションを今後展開していこうというような形で動いている会社になっております。
はい、ありがとうございます。
そうですね、GPSトラッカー見守りソリューションということですけれども、
これはあれですか、基本的にはオンシャープロダクトとして販売されていらっしゃるというのがビジネスモデルですか?
はい、弊社のプロダクトとして販売をしております。
なるほど、それはどんな感じのサービスになるんですかね?
はい、GPSトラッカーを人、物、車両だったり、管理したり動態に持たせたり、付けたりしてますね。
その位置情報をリアルタイムで可視化させると、PCだったりアプリだったりですね。
で、その可視化した情報を元に無駄をかぶいてみたりだったりとか、
無くしたものが見つかったりですとか、いなくなった人を見つけたりですとか、
そういったことを可視化できるようなソリューションになっているというようなものになっております。
なるほど、それはどういった方がお客さんになるんですかね?
そうですね、大きく2つあるかなと思っておりまして、
まず1つは高齢者の方の見守りです。
いわゆる徘徊の検知ですとか、社会問題にもなっているかと思うんですけれども、
そういった事業を展開されていらっしゃるサービスサービスの方だったりとか、
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そういったところにお使いいただいたりですか。
OEMのご提供もさせていただいておりますので、
我々のデバイスを使って皆さんのサービスとして世に出していただくというような動きも取っていただいている事例もあります。
もう1つは突流業界、建設業界で使っていただいている事例も多いです。
例えばトラックの位置だったりとか、荷物の位置だったりとか、建設現場であれば、
検機、重機、そういったものの位置情報の可視化。
稼働の状況も簡単ではありますけれども、ダッシュボードで見える化することができますので、
動いている、動いていないといった情報も可視化できるようなサービスになっております。
なるほど。大きく言うと、ハードウェア自体も御社で開発されて販売されていらっしゃるのと、
そこから取得されるデータをダッシュボードなどで可視化するようなソリューションの提供という、その2つの軸になりますかね。
はい、おっしゃる通りです。
どういう体系なんですか。ハードウェアは売価があって、ソリューションは月額サービスとか、そういった感じなんですか。
おっしゃる通りで、まずはデバイスをご購入いただくデバイス代が発生するというところだったと、
基本的にはIoT SIMが既に内蔵されているデバイスになっておりまして、通信としてはLTEのモデルになっておりますので、
通信が発生する立ち付けとなっております。そこに含めて、いわゆるコンソールの利用料ですね、
そういったところも込み込みで月額の利用料という形で提供させていただいておりますので、
基本的にはデバイス買い切りの販売と月額のコンソールの利用料というのが基本的な立ち付けに当たっております。
なるほど。GPSトラッカーでいうと音者の強みというか差別化要素みたいなのをもしあればぜひ教えてください。
2つあるかなと思っていてですね、1つはバッテリー持ちです。
おそらく他社さんのものに比べると1週間前後、弊社のものはバッテリー持ちがいいかなと思っていてですね、
あともう1つ大きさ。これは正直他社さんとそんなに大差はないかと思うんですけれども、
比較的トラッカーのサイズとしては小さいものになっていて、
この小さいの割にバッテリー持つねというふうにおっしゃっていただけることが多いかなと思っております。
トラッカー自体どのぐらいの寿命なんですか?これは充電式ですか?
充電式でして、1回フル充電していただくと約3週間程度バッテリーとしては持つような形になります。
例えば高齢者の見守りだったり子どもの見守りとかそういった用途で活用される場合は屋外がメインになるのかなと思うんですけれども、
これ屋内のセンシングもできたりするデバイスなんですかね?
はい、結論ですね。屋内はおおよその位置把握まででしたら実現可能というようなサービスになっております。
トラッカー単外ですと屋内では即位が難しいものですから、
ゲートウェイだったりですとかWi-Fiのドングルーといった中継機のようなものを回すことでGPSトラッカーと連携させてですね、
おおよそのこの辺りにいるようこの辺りにあるようまでは把握することが可能となっております。
もといろんなセンサーとかセンシングデバイスと連携させていくみたいなお話もあったんですけれども、
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どういったロードマップで考えていらっしゃってとか、自社でそういった他のセンシングデバイス、センサーなんかと連携をさせていく予定なのかとかその辺っていかがですか?
直近でいきますと、弊社ちょっとウェアラブルのサービスに注力をしようとしております。
なるほど。
先ほどお伝えした通り既存のお客様がですね、いわゆる介護領域だったりとか建設物流といったところのお客様が多いものですから、
そういった業界の方々とお話をしているとですね、現場最前線の方のバイタルのデータだったりとか、
ブルーカラーのちょっと危険な場所でお仕事されてらっしゃるような方ですと熱中症の予防を未然に察知できたりですとか、
最近高齢者施設での介護士の方の業務軽減負担みたいなところですね、
要は入社の方のバイタルをかかる時間を省いたりだったりとか、そういったところにすごくニーズがあるなというふうに感じておりますので、
もうあの弊社が既に持ち合わせております、例えばGPSトラッカーだったりとか、ゲートウェイとうまく連携させることで、
そのウェアラブルのデータを中央で管理して、位置情報と合わせて管理することで業務の効率化が図れなくてとか、
ちょっと削減も実現できる可能性もあるかなというところで、そこについて注力して開発しようとしているというところでございます。
なるほど、例えばじゃあ私が工場長だったとしますと、工場で働く人たちおよび重機だったりそこにある機械の屋内のトラッキングを実施したいですって言ったときには、
どんなプロセスになるんですかね、ハードウェアをごそっと買って本社が設定をしてくださるんですか?
基本的にはもう物自体を購入いただいたら、あとはお送りしてお客様側で設置していただくだけという形になっています。
屋内に例えばゲートウェイ等を設置する場合は電波干渉等も起こり得るかなと思いますので、そのあたりの設置はご協力させていただくんですけれども、
基本的に弊社のデバイスはスイッチ入れたら使えますだったりとか、電源を挿してもらえば使えますというものが基本的なラインナップになっておりますので、
手間ひまかけて設置するというような形ではないので、その辺はお客様自身で現状をやっていただきながら、今問題は特になって運用していただいているということでございます。
設置場所にテクニックとかなくても大丈夫なんですか?
そうですね。例えば普通の携帯の電波すらも入りづらい場所だったりとか、いわゆる通常の通信環境でない場合は最初から弊社のほうでお手伝いさせていただくこともございますが、
基本的に携帯電話が使えるようなところであれば、特にご留意いただくところはないかなと思っております。
そうですね。LTEですね。ありがとうございます。
あとはその一気通貨のソリューションですという話ではあったんですけれども、結構やっぱりその実車でダッシュボードを運用してますとか、
そういった方々もいらっしゃるのかなと思うんですけれども、そういったところとの連携みたいなのは可能なんですか?
はい、可能になっております。一気通貨でお伝えはしましたけれども、なかなかこのIoT市場を一社でどんどん進めていくというのはなかなかまだまだハードルが高いので、
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いわゆるハードの部分を弊社が担当したりとか、逆も違いでソフトの部分を弊社が担当したりということもありまして、
結構多いのはデバイス側、弊社が担当させていただいて、センシングしたデータをAPIでお客様側のサーバーに飛ばして、
お客様のほうで料理してくださいというような事例も結構多くて、連携自体は可能と思っております。
今、IoTを一社独自で全部やっていくのは難しいという話がありましたけれども、まさにその通りだと思うんですけれども、
そういった観点で、御社としてどんな領域のIoTデバイスなのか、技術なのか、センサーなのかと、
どこまで自社でやられて、どういう方と連携していきたいみたいなところであったりしますか。
基本的にはですね、自社でいろいろ開発できる体制は整っておりますので、
いろいろ多分皆さん何か始めようとなった時は、いろいろ情報収集されると思うんですけれども、
一旦こんなデバイスないですか、こんなことできませんかというのをですね、
流度荒くても全然結構ですので、一旦ご要望を投げていただきたいというのが、今のところ弊社の感想になっております。
もちろんゼロベースで開発ということもあるんですけれども、弊社代表が中国の出身だったりするので、
中国、香港、アメリカ、そういったところに基本的にパイプがあってですね、
いわゆるありものをうまく見つけてきて、高みを弊社で開発して、いろんなものと連携させてみたいな動きも取れるものですから、
対応できる範囲としては比較的広くご対応いただけるのかなというところでございます。
ただ得意な分野といたしましては、やはり位置情報、あと直近レッドそのバイタル、
この2つが今のところは比較的いろいろ早く安くご要望にお答えできる範疇なのかなというふうに思っております。
なるほど。屋内のセンシング、例えば最近で言うとウルトラワイドバンドとか、
BLEの新しいビーコンの次世代ビーコンと言われるようなものだったりとかいろいろあるかなと思うんですけれども、
そういった領域にも展開はされていかれるんですか?
それともそこはその人たちと組んでやっていくとか、そんなの今の時点の方針とかもしあれば。
屋内職員について、今のところ会社として何か新しいことをやっていこうということは今のところ考えていないというところです。
今できる範囲内で屋内については対応をさせていただいております。
なるほど。今、御社がそういったトラッカーバイタル等々を決めての事業を展開されていく上での課題って何ですかね?
課題はですね、センシングしたデータをどう分析していくかっていうところが一つ課題になっています。
いわゆるデバイスを作ったり、データを集めたり、可視化したりっていうところまでは現状ご提供はさせていただけるんですけれども、
そのデータを見てそこからどうするのっていうところがですね、いわゆるIoTの領域の肝に今後は多分なってくるのかなというところで、
今いろんな、例えば大学の先生だったりとかそういったAIの領域、詳しい方々とお話はさせていただいているんですけれども、
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センシングしたデータをいかに次の稼働に生かしていくかっていうのは一つ今課題になっているところです。
そうですよね。そこになってくるともうデータサイエンスの世界になってきたりとか、
顧客に応じたニーズというかを導き出すみたいなところになっていくと思うんですけど、
そこの分析チームみたいなのはお社自身で今後展開されていくのか、
いやいやそこはもうそういう人たちと組んでやっていきますっていうとどっちですかね?
そうですね。どちらかというと後者で。
なるほど。
ちょっと社内では今のところ難しそう。
そのハードウェアに作っていく上で、なんかいろんな議的とか含めてあると思うんですけれども、
規制とかそういった問題じゃないですけど、クリアすべき基準みたいなものがあると思うんですけど、
やっぱり結構大変ですか?位置情報データの取得に関してっていうのは。
そうですね。今のところそんなに大変だという認識は持ってないです。
基本的にLTモデルでお話させていただいたかと思うんですけれども、
日本国内で使う分には特段今問題はないというところでございます。
ただ今やっているビジネスを海外に展開していくっていう風になった場合は、
電波法含めですね、いろいろな障壁が出てきますので、
そこについてはちょっとハードルが高いかなと今感じているところであるんですが、
基本国内でちょっとやっていこうかなっていうようなイメージはございますので、
そこについては特段今のところ問題なくやれてるかなと思います。
ありがとうございます。
IoTバンクさん、LVM Japanに加盟していただいたのは、
おそらく2年ちょっと前ぐらいだったかなと思うんですけど、
たぶん鈴木さんが入られる前後かもちょっと前だったかだと思うんですけど、
だいぶ超スタートアップでまだ誰もいなかったような、
そんな時期だったかなと記憶はしてるんですが、
だいぶ大きくなりましたね。
ありがとうございます。
今どのぐらいの規模でやってらっしゃるんですか?
いやでも正直社員自体は当時から少し増えたぐらいで、
全員合わせてもたぶん日本だとまだ20人ぐらいで。
いや、僕のイメージでは最初3人ぐらいでやったから。
外に出て動いてたのはそのぐらいかもしれないですね。
なるほど。はい、わかりました。
どうですか?IoTバンクさんから見て日本市場は大きくなってきてますか?
そうですね。正直この2、3年だとまだあまり実感できてないっていうのは正直なところです。
やはりいろんなお客様からお話を伺ってるとですね、
やりたいことだったり課題だったりっていうのがですね、
もう本当にセンサーマックスですね。
同じ業界でも全然違う課題があったりとか、
同じ会社の同じ工場なのに場所が違うだけでニーズが違うとか、
そういったこともあってですね、
なかなか何かに特化させて、要は流行るものを作るっていうのは非常に難しいなという風に空間を置いております。
なるべく汎用性を持たせたものを一つ作ってうまくカスタマイズしていくなのか、
本当にニッチな領域に飛び込んでですね、
何かしたものを作るのがいいのか、
ちょっとその辺りを模索しながら事業を推進しているような状況でございます。
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そういう意味で言ってもお話伺ってる限りでは、
いわゆるIoTアーツと言われるようなプラットフォームおよびデバイスをセットして、
このソリューションでできるのはこれだけですとか、
月額いくら払ってくださいね、モデルというよりはベースとなる運営者のソリューションがあって、
それを各社のニーズに合わせてカスタマイズしていくっていうような、
そんな展開をされているっていうイメージであってますかね。
はい、おっしゃる通りで。
逆に我々の対面はこうかなというふうに思っていますので、
何か既存のものを拡散していくというよりかは、
あまり皆さんがやりたがらないようなちっちゃなお話だったりとか、
そういったところをうまく拾いながら対話させていただけているかなと思っています。
いいですね。地道な努力の積み重ねで。
そうですね。
なかなか、先ほどの市場のお話にもつながりますけれども、
なかなかいきなり大きな話が決まるかと言われると、
ほぼほぼその確率はゼロに等しいものですから、
まずは小さな案件からコツコツやりながらっていうのが大事かなと思っています。
なるほど。分かりました。ありがとうございます。
そしたら最後に今後の展望というか、今のお話も踏まえて、
アイロンティーン・バンクスさん、今後どう展開されていくのか教えてください。
はい、ありがとうございます。
もちろんベースになるのは位置情報というところになるんですけれども、
お伝えさせていただいている通り、やはりウェアラブルの領域というところにニーズを非常に感じています。
ただ、今、会社として課題になっているのは、
センシングしてきたデータをどう料理していくのかというところがちょっと課題になっておりますので、
今既存でできているところは引き続き質を落とさず、
現状手がつけられていないところについては皆様のご協力をいただきながら、
まだこのように存在しない、いろんな課題を解決できるような新しいものを作っていけたらなというふうには思っております。
はい、ありがとうございます。
今日はIoTバンクの鈴木さんにお話しいただきました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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