地域の取り組みの紹介
改めまして、みなさんこんにちは。デジタルマネージ・ウィズエーの横田と申します。
本日はご参加いただきありがとうございます。
新潟県内、東京は新潟からおいでいただいた方も長岡、湯沢等からもいただいているほど、
地元ではそうですけれども、LBMAの事務局の皆様、また加盟の企業の皆様、
東京からでしょうか、縁が軽々、そして足元が大変悪い中、このように多くの方々にお集まりいただきましてありがとうございます。
常日アニバーサリーや常日妙高駅開業10周年という機に、たまたまなんですけれども、
私、自分の事業を始めて、昨年LBMA Japanに加盟させていただき、
こういう位置情報、あるいは人流データをもっと地元に活かしていただく機会というのが、
自分自身も頑張りたいですし、皆さんにももっと知っていただいて活用いただける機会というのがあればいいなと思いまして、
本気出して皆様にお集まりいただいたというのが今回の経緯になります。
イントロダクションとしましてですが、私の取り組みなどを紹介しながらですね、
約15分間お付き合いいただいて、後の常日さん、妙高さん、LBMA各社さん、登壇をお願いしたいと思っております。
では、内容を進めていきたいと思います。
2015年3月に国立新幹線が延伸しました。
当時、長野新幹線というものを呼ばれていたものが神奈川まで延伸し、
この地、常日妙高駅は、こちらにあるように脇野田駅という1日乗車140人程度のローカル駅が特急接続駅になってしまったというところ、
ここに人の流れが生まれたというところは、まず我々がとても重要視していたポイントではあります。
ただ一方ですね、常日妙高駅に限らず、どこの地域でもあり得ることなんですが、
人の流れが生み出されることが、何か経済に結びつく、貯血するかというと、実はそうではなかったんじゃないかなというような現状があると私は思っています。
今、福田さんにご挨拶をいただきました、私からお願いしたんですけれども、
常日妙高駅ネクストテンコンソーシアム、駅の発展とこれからの10年先というところを見据えて、
我々民間で動いていきたいというところに、福田さんはじめ皆さんの賛同者の有志の方々に協力いただいて、
3月にはこういった青森大学のチビキ先生をお招きした講覧を開催したり、
クラウドファンディングで常日妙高をアピールするような取り組みをさせていただいています。
私もその賛同しているメンバーの一人ではあるんですけれども、
こんな取り組みの経緯もありまして、福田さんに今日ご挨拶をいただきました。
福田さん、改めましてありがとうございます。
話を戻します。人の流れの増減と経済効果の増減は必ずしも実施していない現状。
我々は2017年、設立は18年なんですけれども、
17年に機械収入施設のカウント、カチカチカチというモクシネのカウントを
Wi-Fiのコントローラーですね、バックグラウンドのシステムでログで実は人の数を数えられるんじゃないかな
ということからビジネスを立ち上げました。
2021年に新潟県の企業支援を受けて事業化し、
2023年から2025年、今3年間ですね、9月までで、9月で3年になるんですけれども、
上越みよほう駅をはじめとする新潟県各地にセンサーを置いてデータを取得し、
一部事業としてサービスを提供しています。
上越みよほう駅周辺、赤田本町商店街、みよほう高原、糸井川市のみよほう高原駅前、
これ最近ですね、7月末から、そして先週ですね、上越新潟区の海寺新潟区道の駅にも
センサーを貸していただいて、現在センサー取得24時間315日取得している状況でございます。
何を重視しているかというと、Wi-Fi、皆さんの持っているスマホでカウントしているというところもあるので、
取れるデータというのは限定的です。
ただ、その一方で、この取りやすいデータと、どんなキャリアでも取れるというところに着目して、
シンプルなデータを取り続けるという取り組みを我々は重視しています。
はい、こんないろんな画面があるんですけれども、後でいろんな事例を3つ紹介するので、
いろんな事を画面としてBIで共演しているというところをちょっと見ていただければと思います。
実績と今後の計画
はい、今、今日のテーマにもなるんですけれども、今期7月以降に実は、
当時でいろいろ仕事ができればいいんですけれども、
埼玉県の本市で地域マジックの計画実証に我々のセンサー投入がほぼ決まるというところで、
ちょっと決まっていないので名前が言えないんですけれども、
こちらではデータを単に取得して結果を表示するだけじゃなくて、
後々の5年、10年先の街づくりの参考にしたいということで、
いろいろなコンテンツも含めて提示した結果、今回採択されようとしているというところ、
一つ、リアルとしては申し上げていきたいなと思っております。
はい、データの利活用というところで、ちょっとセミナー的に私から先立ながらお話しすると、
例えば自治体のことですとか特に使われていると思いますが、
今オープンデータとして、日本のオープンデータとか統計値とかは結構無料で手に入るという時代になってきました。
あとは皆さんがそれぞれ担当されるデータをクロスさせて、
さてこれをどう生かそうかというところに行くと思うんですけれども、
一つキーポイントとして言えるのは、やっぱりデータって取っているだけじゃなくて、
したがってゴールでもなくて手段であるというところに我々は常に意識を持つようにしています。
ちょっとぼちゃぼちゃしているので、これ人流データを取る場合のモデルをちょっと入れてみました。
いろんな取り方があります。GPSだとか携帯基地局Wi-Fi、ビーコンとかカメラとかいろいろあったりします。
可視化、BIツールという代表的なタブローとかそういうものがあると思うんですが、
だいたい事業者として、我々は事業者としてのサービスとして提供するものでは、
普通は取得手段を設定して可視化というところまでは提供するんですが、
分析等予測というところになってくると、かなり利用者様のスキルだとか、
知見だとか、テクニックというものが必要になってくると思っています。
本当は皆さんやりたいことはその分析と予測をやりたいんだけれども、
こっちの可視化やデータ取得はどうやってやるんだり、いくらするんだりというところが結構悩み事かなと思います。
これは講談で今日業者さんが来ていただいているので、いろいろなお話が来ていると思いますので譲りますけれども、
我々としては実は今後は分析・予測をお手伝いする立場にも変わりないので、
地域の方でやりたいなというふうに思っています。
そのところを添えておきたいと思います。
事例です。
事例はやっぱりリアルに出てくること、我々がやってきたことで、
くっきり出てくることというのはちょっと見せたいなと思って見せるんですけれども、
やっぱり繰り返しなんですけれども、行動の改善、次のアクション、
次のアクションにつながる利活用というものをやっぱり価値としてお見せしないと、
みなさん使いたいなとか、使ってみるべきかなとかというところにはならないので、
ちょっと我々がこの3年間やってきた一部を紹介したいと思います。
上越妙高駅、そして市後湯沢駅、
もう一つは、先程ですね、当地の方は、新潟の方は、
既に定着されたイベントだと思うんですけれども、
この3つをちょっと例に挙げたいと思います。
まず上越妙高駅、ここですね。
見ていただくと、上越妙高駅に我々東口、西口と駅の改札、
京都というのがある方もいらっしゃると思います。
北陸新幹線の駅の改札の真ん前に実はセンサーを置いています。
その改札というのが上、西口は、東京から来た方は西口に出てこられたと思うんですが、
そして東口は反対側になります。
こうして見てもらうと、ここが2023年の4月、
ここが今6月の平均値として出してくるんですけれども、
明らかにですね、西口の夕方、ここら辺の人の増加というのが
すごく増えて、赤くなってきているのが分かると思います。
なんですけれども、こっち見てください。
点がちょっとちっちゃくて分からないんですけれども、
ここですね、居酒屋とか食事メインカフェ、
飲み屋さん、飲酒、アルコールを伴う食事を提供するお店というのが
たったの3要件しかない。
一方で、上に向かいかせていただいた通り、
ホテルは3つでき、500室お部屋があるんですけれども、
これじゃ圧倒的に足りないだろうということですね。
それを全く証明しちゃっているような感じになっていまして、
我々としては常々、飲食店舗をもうちょっと誘致しているとか、
行政の皆さんに、ビジネスのサテライトの誘致の補助とかはあるんですけれども、
今一度コロナ復活したところで商業施設だとか、
お店の誘致の中にも使っていただけるような機会を
作っていただきたいなというふうに思ったりします。
そういうアクションをしてください。
こういうデータですから、やってくださいという感じの
一つの例だなと思います。
駆け足ですが、一宮沢駅。
実は昨年の2月から今年の4月まで、約1年1ヶ月、
一宮沢のこの改札の前ですね、
これ走っているんですけど、
スキーバスで東口に駆け込む人たちが多いんですね。
スキー靴を履いて。
これはちょっとそういう人に合うんですけれども。
そんなところで、西口が温泉街、
東口が山側の高速道路側のスキーバスの停留所があるか、
なんですけれども、これも見ていただくと分かるとおり、
改札より温泉街に近い西口の方の人の増加よりも、
ほぼ同期しているのが改札と東口が同期している。
あんなに離れているのに同期しているという状況が分かっています。
真ん中のところは日刊のデータなんですけれども、
これも明らかに改札と東口がリンクしている。
これ去年の年末年始ですね。
そのようにスキーの利用と駅というところが分かってきている。
後でおそらく三岡市の岡田課長がお話していただくと思うんですけれども、
三岡高原の開発が間もなく始まり、インバウンドとかそういうところも増えてくるので、
上越三岡駅もきっとここまでではないかもしれないんですけれども、
増えてくることが予想されているときに、
このH5ウェザーのケースがどう参考になるか。
そんなふうな思いで今ちょっと提示させていただきました。
データ活用の重要性
3つ目はH5検診に駆け回せるということですね。
センサーを本庁通りバーッと私も網羅している形で、
4機商店街さんの協力を得て行わせていただいているんですけれども、
これ昨年の10月に行わせていただいたもの。
上越産の公式発表カウントと我々のセンサーの結果の対比を行っています。
我々じゃないとできないこと、ITというかセンサーでないとできないこと、
できないことは人の調布を抜くとか、滞在時間を測るというところなんですけれども、
見てください、平均2時間以上いるイベントって、
ちょっと私、他のイベントでも撮っているんですけれども、
大体30分から1時間程度の訪問なのに、こんなに人いてくれるんですね。
もちろんお酒なんで、ゆっくりでもいいかもしれないと思うんですけれども、
じゃあこういうのをここだけで残しておくのってもったいなくないですかって思うんですよ。
そうなってくると、やっぱり高台駅がどうだとか、
観光施策としてもっと地域内を周遊するプランを作ったり、
そういう誘致をしていただくとか、
こういうふうな取り組みがもっとあってもいいんじゃないかと思うんですが、
ちょっと上越産今日いらっしゃってて、言い方恐縮なんですが、
残念ながらここに出店者さんの売上データは取っていないし、
事業組合さんとそこら辺の連絡はあまり取っていないとおっしゃっていたんですね。
なのでこういうのをクロスしていったら、もっとすごいパワーになるのに、
ちょっと今はもったいないなというようなことも、
これ実は上越産にも報告したんだけど、ここら辺はそうなんですけれども、
そういうようなことも我々の取り組みで今わかっています。
ケースをまとめますと、実はこの3つ意味があって取り上げたんですが、
1つは交通拠点の人の動き、あるいは人の混雑状況、滞在状況、
2つ目は市堀沢駅と書いてあるので交通拠点とは重なるんですけれども、
いわゆる商業の規定、経済規定として駅の改札ってどう見るんだという観点で挙げました。
3番目はイベントをどう見るのか。
1つ1つ読むと時間がないので、この明らかになった課題というところと、
次へのアクションというところに皆さん注目してほしいんですけど、
普通は皆さんここで終わるんですよね。
私もややもすればこれで終わるんですけれども、
もっと地域でデータを活用していただきたい、
あるいは私自身が今後ビジネスをする上で重要視すべき価値というのは、
この明らかになる課題というのをどれだけ自分の感動として抽出できるか、
あるいは地元の皆さんと共有できるかということですね。
これこれだけに限らないんですね。
あとは次へのアクションというところを、
この明らかになった課題にどうアプローチするかということも
いろいろ考えていただきたいと思っています。
そんなところで3つの事例挙げているんですけれども、
地域経済の未来
恐らく今日の1つの私の、自分で資料を作りながら思ったんですけど、
その場所だけを見ていたんじゃ、
多分地域の経済とか人々の満足感というか進み良さというのはダメで、
おそらく面でもっと広がる世界を見て、
ここを調べるとか、ここを調査するということが必要なんじゃないかと、
そんなふうに思っています。
ちょっと時間が大幅に遅れているような気がするので、
駆け足でいきますけど、
上越市のシーズです。
後ほど岡田課長からお話いただくので、いろいろ端折りますけれども、
いずれの市も上越妙高駅は重要拠点というふうに
総合計画では渡られています。
やっぱり上越妙高駅はこの辺りなんですけれども、
もっといえば北進越エリアの拠点、ここら辺に野尻湖があって、
長野県あるし、名の町とかあるんですけれども、
こういう部分にももっと波及できるようなポテンシャルを秘めているエリアだと
我々は思っているんですけれども、
こういうところで何をするかというところが1つテーマになってくるんだろうな、
というふうに思っています。
これも県からメインへというところですね。
2,400キロの市のリゾートが開発されると、
新聞報道でも言われました。
先ほどのこのエリアですね。
ここら辺なんですけれども、
このエリアです。
このエリア。
我々は最後に申し上げると、地域課題、
こういう観光施策の観光課題というのを、
例えばこの道の駅とか、上越妙高駅とかって見るんじゃなくて、
こういう皆さんと連携する、データ連携みたいな基盤が
この地域でできると面白いかなというふうに思っています。
ここがおそらくLBMAの加盟各社さんと連携したり、
あるいは上越妙高地さんほか、
地域各事業者さんと連携していくポイントになるのかなと思っています。
最近ではよく観光庁が、
無点ではなく面で見ろということを盛んにテキストの中でいっぱい出てきていて、
我々も実はそれを意識して今後展開しようと思っているんですが、
こういうようなところを課題にし、
今後はですね、
我々がもちろんデータを持ち調べということもするんですけれども、
今後に関しては、
皆さんのお悩みだとか、
そういった市、あるいは事業者さんの取り組みなどを支援できるような
伴走支援者、皆さんの大手さんの素晴らしいデータのインフラ、
調査方法を我々が翻訳するとか、
一緒になってそれを見て考えられるようなコンサルティングサービスなんていうのも、
我々作っていきたいなというふうに思っています。
そんなわけで、ちょっとこの画面、
地域の皆様や、LBMや加盟各社様とのつながり、
競争というものが今日もこの場で展開されていくことを、
スタートとなることを願っています。
そんなところで、ちょっとダラダラとお話ししてしまいましたけれども、
合流会等でまた声をおかけいただければと思っております。
ちょっとダラダラしましたけれども、
ちょっと18分してしまいましたけれども、
私のこのイントロダクション、ご挨拶として、
発表を終わらせていただきます。
どうもありがとうございました。