アワードの紹介とノミネート事例
Location Weekly Japan です。今週は、現在開催しております第2回位置情報アワードについてのお話をさせていただきたいと思います。
位置情報アワードは、昨年から始めました位置情報データを活用したビジネスだったりマーケティング等々の、この1年間で社会実装された様々な事例の中で
LBMA Japan 現在87社の加盟企業をおりますので、その加盟企業間の投票によって最も社会にインパクトを与えたであろう、特筆すべき取り組みであろう事例を選出するという、そんな取り組みでございます。
現在、5事例が最終ノミネート候補となっておりまして、今日はその5事例について、プラス特別賞が1つありますので、それについてご紹介をさせていただきたいと思います。
一緒にお話しいただくのは事務局の池田さんです。池田さん、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
早速ですが、ノミネート事例についてご紹介ください。
はい、かしこまりました。それでは最終ノミネート5事例をご紹介します。
候補1、空間認知を解決し聴覚での事実移動を促すバリアフリー技術、ルービック株式会社。
続きまして、候補2、OOH広告の広角測定ソリューション、ジオテクノロジーズ株式会社。
続きまして、候補3、マーケットアナライザートラフィック、株式会社グループ、
危険症児インターナショナル株式会社、2社での共同事業になります。
続きまして、候補4、桃鉄ウォーキングアットイオンモール茨城、
株式会社コナミデジタルエンターテインメントと川崎重工業株式会社、2社での合同案件となります。
続いて、候補5、ジャパンロケーションアライアンス、ブログウォッチャーとUNERIの業務提携。
タイトルにも入っておりますとおり、株式会社UNERIと株式会社ブログウォッチャーの共同案件となっております。
そして、特別賞になります。特別賞は、ロケーションGXガイドライン、
一般社団法人LBMAジャパン、一般社団法人サステナブル経営推進機構の案件となっております。
ノミネート事例の詳細
ありがとうございます。事例ありますので、それぞれについて少し話をしていければと思っています。
まず、第一候補のバリアフリー技術、空間認知を解決し、聴覚での自律移動を促すバリアフリー技術、Rubikさんですけれども、
これは外出を支援する音声ナビガイドということで、空間認知って難しいと感じる人がいるということを、
まずはしっかりと認識を社会の中でしていきましょうという前提に立って、
その中でバリアフリーだったりインバウンド災害なんかに多く活用できる、
そういった音声ナビガイドのサービスを立ち上げられました。
これはRubikさんってベンチャー企業であるんですけれども、ある意味ソーシャルベンチャーというか、
社会課題にこのテクノロジーで解決策を提案していくというような、そんなサービスになっております。
2つ目の広報、OH広告の効果測定ソリューションに関しましては、
ジオテクノロジーさん、地図データ、人流データ、それから定量調査、意識データ、価値観みたいなものの3つのアセットがありますので、
それをうまく組み合わせて、実際にOH屋外での広告で、広告に接触したときにどういった反応をしたか、
また見た後、どういった行動を取ったかっていう、より深い計測ができるというのが、この施策の効果だそうでございます。
マーケットアナライザートラフィックは、アグープさんと技研所ジインターナショナルさんの事例です。
これはですね、技研さんは有名なマーケットアナライザーというGISを持っておりますけれども、
そこに対して、アグープさんの道路単位の通行量データだったり、125メーターメッシュ単位の滞在データを搭載することで、
それだけじゃなくて、既にそれと一緒に合わせて、統計データだったりオルタナティブデータが追加されると、分析が本当に詳細にできるようになりますということで、
新しいデータかけるGISソリューションのダッシュポートサービスということで展開をされています。
これは本当に2社ともLVMJapanの会員企業で、まさに我々が掲げる競争ですね。
共に作ると書いて競争の事例として候補に上がっております。
4つ目の候補ですね。
桃鉄ウォーキングという、これ期間限定アプリとして展開をされたキャンペーンだったと伺っております。
IOMOLEの中で、この川崎重工さんのMapsastreamというサービスは、
屋内の位置情報データを屋外とシームレスに移動できるというか、
大体屋内に入っちゃうと、なかなか自分の位置がつかめなかったりするものなんですけれども、
それをシームレスに行えるような空間認識サービス、検知の技術、それの活用をゲームで行って、
こういったキャンペーンと連動しましたということでの新しい事例として候補とさせていただいております。
最後、Japan Location Allianceというのは、ブログウォッチャーのうねりです。
これ両方ともLBMAの企業です。養老社長、LBMAの理事を務めていただいておりますけれども、
両方ともすごいデータ持ってますと。そのデータをもう今度組み合わせちゃいますと。
組み合わせて、さまざまな位置情報データの活用に広げていきたい。
多くの企業に活用しやすいデータとして展開していきたいということでの取り組みでございます。
そういう意味では、どこのデータ数が多いんだっけみたいなところの話は常にあると思うんですね。
データ活用するときに。ただ、もう2社の連携で国内1.4億MAUっていうマンスリーアクティブユーザー1.4億って、
人口を超えてないみたいな。でもインバウンドを考えると、ほぼほぼ全域を網羅できる数のデータ量と密度を提供できるというところで、
これが非常に面白い、今までデータが届かないようなところだったり、データ数が足りないっていった課題を、
簡単に解決できる方法になるんじゃないかなという案件でございました。
特別賞と今後の展望
最後、特別賞として、ロケーションGXガイドラインを挙げさせていただきました。
これ、我々が常々今年ずっと取り組んできた、位置情報データを活用した脱炭素への意識の改革の取り組み。
それのベースとなるガイドラインを、LBMA JAPANとサステナブル経営推進機構、サンポさんと一緒に作成をいたしました。
LBMA JAPANメンバー10社以上が、このプロジェクトガイドライン作成に参加をしてくれていますので、
普通にこれが候補になると、多分これが勝っちゃうんで、会員間投票なんで。
そういう意味では、ちょっとこれを対象外とさせていただいたっていうところはありますが、
一つ、この団体でできることっていうことへの一つの指標となるかなと思い、理事会において特別賞として掛けさせていただいておりますというところでございます。
この5候補の中で、それぞれ池田さん感想とかありますか?
方向性が違いますけども、素晴らしいソリューションだなと思います。
今の候補1位のRubikさん、これは本当に聴覚でも支援できるっていう点が、幅広い層の人、
体とかに障害を持っていらっしゃる方とかにも幅広くご利用いただけるサービスっていう意味で、
こういったITとかに苦手な人でも、すごく導入されやすい事例だなというふうに感じています。
あとは本当に、アグープさんと技研印象人インターナショナルさんですとか、
ウネリーさんとブログウォッチャーさん、もともとのLBMジャパンが目指す競争というところで、
加盟企業同士で新たなビジネスを創出する、新たなサービスを創出するっていうところで、
実現されて稼働されているっていう事例が今回選ばれているっていうのも、
すごく団体としても嬉しいことだなというふうに感じております。
ありがとうございます。そうですね。まさにそういうのはどんどん可視化されていけば、
より多くの企業間でのコラボレーションが実現していけたらなと思っています。
やっぱり一条に限らないんですが、データ単体だと価値を喪失するのが難しいというか、
多分そんなに高い値段にならないと、その特定のデータ自体では。
でもそのデータと別のデータを組み合わせることによって、
違う意味が出てきたりとか、解釈できる幅が広がってくる、
そういったことができると、よりそのデータの価値が高まる。
高くなればビジネスとしてうまく回っていく。
そしてより多くの方々に買っていただける、儲かる。
そういった生態系を作っていくということを目指していきたいなと、
我々事務局としては考えているので、そういう意味では今回この5つの事例がノミネートされて、
我々がもうこの先選ぶわけではなくて、87社の会員企業の投票によって
最優秀賞を決まります。去年は同票だったんですね。
全く同じ票で、利権生じ KDDIナビタイムのインバウンドの分析、
KDDIロケーションアナライザーのインバウンド分析事例と、
それから竹中公務店さんのジスタの屋内オフィス環境、
労働環境におけるロケーションの活用というような事例が最優秀賞を受賞しました。
今年はこの5事例の中から一番得票を得たものが最優秀賞となりますというところで、
我々発表を12月の13日ですかね。
そうですね。12月11日の事情報報年会でライブ向けには発表し、
プレスリリースでは12月13日を予定しております。
なのでちょっと派手な受賞式をやりつつ、13日には皆さんにも公表できたらなと思っていますし、
また年明けた時に最優秀賞事例の方、このロケーションウィークリージャパンで
インタビューさせていただくことも予定しておりますので、また報告できればと思っています。
こんな感じでやってますので、LPMJapan、いろいろ楽しいです。
もしご興味ある企業の方がいらっしゃったら、ぜひ事務局までご連絡いただければと思います。
という形でちょっと万全っぽくなりすぎましたけれども、
今日はこんな感じとしたいと思います。
ご視聴いただきありがとうございます。池田さんありがとうございました。
ありがとうございました。結果発表が楽しみですね。
はい。