2023-11-20 12:07

第1回 LBMA Japan位置情報アワード2023 ノミネート5事案紹介

⁠https://www.lbmajapan.com/locationaward⁠

会員企業の実施した位置情報ビジネス・マーケティング・サービスを世に広めた、社会的なインパクトを与えた、など位置情報データを活用した取り組みの中でも特筆すべき取り組みを表彰し、市場成長・活性化につなげることを目的とし、またその栄誉を称えるため 「LBMA Japan 位置情報アワード」 を開催いたします。

2023年12月15日に(LBMA Japan会員70社の投票による)最優秀賞を発表いたしますが、それに先駆けて候補5事例をご紹介させて頂きます。

候補1:KDDI Location Analyzer(訪日外国人版)Powered by NAVITIME

株式会社ナビタイムジャパン・技研商事インターナショナル株式会社・KDDI株式会社

候補2:生体情報と位置情報を活用したオフィス空間評価システムGISTA

株式会社 竹中工務店

候補3:デジタル観光統計オープンデータ化で進むデバイスロケーションデータ社会実装

株式会社ブログウォッチャー

候補4:パナソニック 街演出クラウドYOI-en × CITY INSIGHT(人流データ分析ソリューション)

株式会社ナイトレイ

候補5:東京都スマートサービス実装促進プロジェクト

株式会社unerry

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皆さん、こんにちは。Location Weekly Japan番外編でございます。
今日はですね、今回12月15日に発表予定なんですけれども、
第1回LBMA Japan位置情報アワード2023について、
少しご紹介をさせていただくセッションとさせていただければと思います。
この位置情報アワードですけれども、位置情報データを活用したマーケティング及びサービス、
ビジネスを推進していきますということが、我々常々LBMA Japanとしてお話しさせていただいていることですし、活動目的ではあるんですけれども、
じゃあ実際にどんな取り組みがあったんでしょうかということを、
いろんなカンファレンスを開催したりとか、展示会に出展したりとかで、各企業さんの事例とかビジネスモデルをご紹介することを常々やってきておりますが、
もっともっと分かりやすく広く皆さんに知っていただきたいなということで、
今回このアワードというものを始めました。
今回位置情報アワードということで、実際にある事例の中からこれをですね、会員投票、我々今70社の会員がいる団体になりましたけれども、
この70社による投票によって今年行われたビジネス事例の中で、
こんなことがありましたというものを5つですね、理事会で選ばせていただいたものを優秀賞として今回ノミネートさせていただきまして、
このご事例の中から会員投票によって最優秀賞を発表させていただくということをさせていただき始めました。
どこかで聞いたことがあるような内容ではありますけれども、それの位置情報データビジネス版ということでご認識を聞いただければと思います。
今日のポッドキャストでは、今回ノミネートされた5つの事案について少しご紹介をさせていただければと思っております。
まず最初がですね、 KDDI ロケーションアナライザー 法日外国人版パワードバイナビタイムということで、
ナビタイム、技研精神インターナショナル、 KDDI という3社のコラボレーションによるサービスの機能導入ですね、新規機能導入についてということでノミネートをさせていただいております。
これはですね、 KDDI ロケーションアナライザーというサービスがありまして、これが KDDI ユーザー、AU スマートフォンユーザーの個別導入を得たデータですね。
また個人を特定できない処理を行ったデータを国内の人流分析を行うということで、今まで提供していたツールでございます。
これに対して、今年の10月からナビタイムジャパンさんの提供する法日外国人データを搭載することで、
法日外国人の日本国内における人流解析を行うことができるようになったという事例です。
今まで人流解析を使って証券分析だったり、様々なマーケティング活動において人がどう動いているかとか、自社のサービスがどういったインパクトを与えているみたいなところを分析できるというのがこのツールの一つのキラーコンテンツではあったんですけれども、
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さらにキラーコンテンツということで、法日外国人がどういった動きをしているかというのが今回分析できるようになりましたというのがこの事案になります。
様々な細かい単位、国、国籍別とかそういった形でも分析ができるようになったということで、さらに一歩、今2023年11月現在たくさんの法日外国人が日本を訪れていますけれども、
じゃあ実際にどういった行動をそれぞれの国籍の方々がしているのか、それに対してどういったマーケティング活動を行うべきなのかみたいなところをピンポイントで計画するようなことができるというのがメリットかなというふうに伺っております。
2つ目ですけれども、竹中公務店さんによる生態情報と位置情報を活用したオフィス空間評価システム、Jistaというサービスです。
これが位置情報、屋内、建物内の従業員の方、オフィスワーカーと表現されていますけれども、オフィスワーカーの方の位置情報及び集中度ですね。
仕事にどれだけ集中しているかみたいなところを生態情報を同時に計測して分析・可視化するということで、それをやることで実際に自社の働いている方々がどんな状態で働いているかみたいなことを把握することで生産性を評価すると。
要は今まで本当に生産性って定量的な手法で評価できることって多分なかったんじゃないかなと思うんですけれども、それがこういった分析を行うことで可能になるひいては、それが全体の生産性向上につながるサービスシステムということで取り組まれていらっしゃいます。
これもすごいですよね。実際にこれが竹中コンテンサが建てたビルで全て標準導入されるみたいな世の中になってくると、すごくここのビルで働くことで生産性を可視化することができて、実際に生産性の向上につながるみたいなところが実現されていくような世の中を目指していらっしゃるのかなというところですけれども、
実際にこれがサービス化して導入がスタートしているというところが非常に大きな一歩につながるんじゃないかなというふうに考えています。
候補3ですけれども、デジタル観光統計オープンデータ化で進むデバイスロケーションデータ社会実装を株式会社ブログウォッチャーさんの提供で第3候補とさせていただいております。
これは人流データ、ブログウォッチャーさんはずっと人流データの分析などを展開していらっしゃいますけれども、今回はそれをオープンデータ提供を開始しますというのが、日本観光振興協会さんと一緒に開始されましたというところで、
本当に様々な都道府県との協力を得て、全国ずつ裏々ですね、10万カ所ですかね、観光来訪者の周知提供をオープンデータとして提供し始めますというようなことを実現していかれています。
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これを行うことで、多分これブログウォッチャーさんの中のお出かけ研究所さんが展開されていらっしゃる内容になりますけれども、
実際に自分がお出かけを来週どこか行こうかなと思ったときに、その目的地がどれだけの混雑度になるのかとか、それに行く過程でどれだけ混雑度が発生するのか、またはちょっとここついてるからここ行こうなのか、ここ盛り上がってるからここ行こうなのか、そういったことを事前に知るようなことができるようになるというところは、
今までデバイスロケーションデータっていうのはビジネス用途で使われていることがほぼほぼ100%だったかなというところですけれども、こういった情報をもとに個人がそれぞれお出かけをするときにもう一段先に情報を得ることができる現地の状態を予測して自分の行動を変容させることができるみたいなところは非常に大きな一歩につながるんじゃないかなというのと、
これがオープンデータとして提供され始めるっていうところは一つ社会実装としては大きな意義なんじゃないかなというところであるかなと思います。
続いて候補4ですけれども、パナソニックマテリエンシスクラウド4円×シティインサイト人流データ分析ソリューションということで、株式会社ナイトレイを候補4として挙げさせていただいております。
これはですね、7月からパナソニックさんとナイトレイさんのコラボレーションということで展開を開始されております。
ライトアップ、照明関連ですね。商業施設とかパナソニックさんが運営されている施設等々で、照明を使った派手な演出だったりとか素敵な演出あったりするんだと思うんですが、
そういったライトアップ事業においてどれだけ位置情報データとコラボレーションすることで、このライトアップされたイベント場所に対してどれだけの人が動いたのかみたいなところを分析することができるようになりましたというのが特徴かなというところでございます。
実際にそれを、街がどれだけににぎわっているかとか、こういうことをすれば、こういうことっていうのは演出だったりライトアップっていう観点で実施されるのかなというところですけれども、にぎやかしいというか、この街のこんなイベントやりたいんだけど、こんな演出をしたいんだけど、どれぐらいの効果が得られるんだろうっていうのを事前に予測することができるようになるとか、そんなことが実現していくのかなと思います。
最後ですね、候補5ですけれども、東京都スマートサービス実装促進プロジェクトということで株式会社うねりさんを第5候補とさせていただいております。
これは東京都スマートサービス実装促進プロジェクトというものを東京都さんが行っていますけれども、これ本当に都内全体をスマートシティにしていきましょう、スマート東京にしていきましょうという取り組みの中で、
うねりさんは人流データ、位置情報、ビッグデータを活用して、そのエリアごとの課題とニーズを定量化するということを行った上で、メディア活用による行動変容、また価値創出などをそれぞれのスマートサービス提供会社に提供する、またはそれに対して定量値を提供することで都内各所へのスマートサービスの実装を実現していくと。
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そんなことを展開し始めました。具体例として挙げられているのが、公共交通でカバーしきれない移動ニーズというのがありますと、バスとか電車とかでは行けない場所みたいなところ、そこがどこなのかというところをこの位置情報データを使って明確にすることで、じゃあここが公共交通でカバーできてないからそこに対してはシェアリングモビリティを提供しましょう。
シェアサイクルだったりとかキックボードとかそういったものも含めてですね。そういったニーズを洗い出すことということと、どこに置いたらいいかわかんないけどとりあえず置いてみようっていうところじゃなくて、ここには公共交通がない、または公共交通が時間的に頻度が少ない、そういったことに対してこのシェアリングモビリティを実装することで、シェアリングモビリティ自体のビジネスモデルを成り立たせる。
要は赤字にしないとかですね。そういったことが社会実装にこの二次交通と言われるネットワークが社会実装されていく一つの形になるんじゃないかというようなことを実現されているというふうに伺っています。
それ最終的には東京都の人たちに対して有意義な不便をなくしていく、バリアをなくしていく、インクルーシブな東京都を作っていくというところに最終的につながっていくと。そんなことが実現されていくのかなというふうに思います。
はい、というわけでですね、この5案件、5事例がですね、今回位置情報アワード第1回となりますけれどもの事例としてノミネートさせていただいたものです。このノミネーションに対してじゃあどれが一番今年2023年社会実装というか位置情報データ活用をした社会貢献を実現したか市場成長活性化につなげることを実現したかということを
LPMJapan 簡易70社による投票によって最優秀賞を決めさせていただくということを行います。これを12月の15日に選出して発表させていただく予定ですので、また最優秀賞を受賞した方にはぜひこのPodcastにも出演していただけたらなと思っておりますというところでございます。
なのでこれ第1回として今回開催をいたしますけれども、第1回というからには2回3回4回5回と続けていきたいなと思っております。なので会員の方々はもともとフォーマットとしては次選多選で今年立ち上がった事例を推薦していただいて、その推薦したものを5事例に絞るということはLPMJapanの理事会で行わせていただきました。
はい、今日は以上になります。皆さんぜひ最終発表ご期待いただければと思います。プレスリリースもする予定です。それでは今日は以上です。ありがとうございました。
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