2024-09-30 13:20

松崎 貴宏 株式会社ビシィッ 代表取締役社長

グロースを見据えた、最高のITソリューション伴走者


2016年に設立された株式会社ビシィッ。主にサーバーのインフラ開発・インフラコストの削減支援やアプリケーションなどの事業を展開しています。ビシィッの強みはインフラコストの圧縮や、システムパフォーマンスの向上など、現状のシステムの最適化。少数精鋭のメンバーだからこそ実現できるスピード感で対応しています。多種多様な顧客ニーズに対応してきたスペシャリスト集団が考えるこの先について、お話いただきました。

サマリー

株式会社ビシィの松崎社長が、会社の設立経緯やIT業界での経験についてお話しされています。特に、位置情報サービスのインフラ開発やプロジェクトマネジメントの重要性が強調されており、成功例や直面した課題についての事例が紹介されています。松崎貴宏氏が代表を務める株式会社ビシィの活動や展望についても言及されています。また、データ活用や脱炭素プロジェクトに関連するプロジェクト提案の重要性が強調されています。

会社紹介とサービス内容
Location Weekly Japanです。今週は、株式会社ビシィの松崎さんに来ていただきました。松崎さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
では、早速会社紹介、自己紹介をお願いします。
はい、株式会社ビシィの松崎と申します。
こちらは、2016年に設立したITのシステム開発を中心に行っている会社になります。
主には、サーバーのインフラ開発ですとか、アプリケーションの開発といったところを多く事業としてやっております。
先日、LBMAにも加入させていただき、自社で開発している位置情報サービスのインフラのコスト圧縮のご支援のご提案ですとか、そういったところを提供させていただいております。
他にも、KPIのデータ分析ですとか、事業のグロスを成長するような事業推進、プロジェクトマネジメント、プロデューサー業務といったところも、実際に中に入り込んで成長を助けするというような業務を行っております。
はい、よろしくお願いします。
じゃあ、せっかくなんで、松崎さんの自己紹介的なやつもお願いします。
私元々、スタートがキャリアのNTTドコモさんとか、KPIさんとかがガラケー時代にやっていた月額有料サービスみたいなところのサービス開発とかですね、運営をやっている会社の出身で、ITバブルをひらしゃいのときにすごく影響を受けたときに、社会人としてスタートしました。
その後、株式会社ミクシーというところに入りまして、SNSですね。前線のときにサービスの成長というものに携わって、そこで人に喜ばれるような仕事っていうのをずっとやっていきたいなと思って、会社を自分で創業して、自社のサービスもちょっと企画していたり、主には他の会社様の事業に携わらせていただいて、いろんなお客さんの反応を見たり、会社の成長を見るのが今は楽しいなというような感じですかね。
なるほど。
趣味はゴルフです。
ありがとうございます。そんな松崎さんおよび、ちなみにビシッてどういう経緯でつけられた会社名なんですか。
社名を考えるのって結構難しいなと思うんですけども、何か自分のサービスを立ち上げて、サービスがうまくいったらそのサービス名とかで会社名にされることって多いと思うんですけど、私の場合は特にそこがなく始めたものなので、会社名を決めるのに本当に時間がかかってですね。
それのせいで登記が遅れていたんですけど、もうどうしようもなくなってしまったんで、たまたま妻とやり取りしていたLINEの絵文字がビシッていう絵文字があって、その絵文字これでいいやっていうので会社名ビシッという風にして、後付けなんですけど、ビシッといろんな会社様の仕事を手伝うというようなコンセプトにしています。
なるほど。ありがとうございます。初めて聞きました。しかし2016年だともう長いですね。そんな経ったんだ。
そうなんです。
もう8年?
はい。7期終わって8期っていう感じですかね。
なるほど。どうですか?いろいろその期間、IT業界いろんな仕事を携わってこられたと思いますけど、この7年間ってどんな風に感じていらっしゃいます?
私自身はエンジニアではないので、主にはプロジェクトマネージャーとか新規事業の事業推進みたいなところの仕事がメインになるんですけども、そういった形でいろんな会社様の中に入らせていただいて、新しいサービスを立ち上げて、うまくいったケースもあればうまくいかなかったケースもあったり、そういったところがなぜうまくいったかとか、
そういうのを体の中に染み込ませて、今はどうやったら事業が伸びるのか、なんでうまくいかないのかっていうのが自分の中ではしっくりくるような感じで成長しているなというふうに思います。なのでちょっと携わらせていただくときに、ここがダメだから多分成長が遅いんじゃないかなとか、そういうのが肌感でわかるようになってきたりして、人生のピークが来てるんじゃないかなって思ってます。
かっこいい。
なるほど。ちなみにどんな、ざっくりでいいんですけど、そのITサービスでこういうのうまくいくよなみたいな、ちょっとヒントがあればぜひ教えてください。
そうですね。やっぱり需要があるかどうかっていうところが一番大事かなと思ってます。で、僕が携わったときには位置情報と全然関係ないサービスなんですけど、5年ぐらい前にマインクラフト、今でもあると思うんですけど、マインクラフトのスマートフォン版が出てたんですけども、マルチプレイができなかったんですね。
そのサーバーの接続みたいな機能をマインクラフト側が提供していなくて、それを僕ら穴だと思って、自分たちでP2Pでユーザー同士でマルチプレイができるような環境っていうのを作って出したんですけども、子供にめっちゃウケてですね、半年ぐらいで150万ぐらいダウンロードとかされてね、すさまじいユニークユーザーとかがついたんですけども、そういったときにやっぱり求めてるものを作るとすごい反響があって、最初はちょっとインフルエンサーの人を使ってマーケティングしたんですけども、
それ1回だけで、その後はもう口コミでだーって広まっていったんで、そういうのを見るとやっぱり需要を見極めるのはすごい大事かなというふうに思いますかね。
なるほど。ありがとうございます。
位置情報サービスの取り組み
ちょっと位置情報の話に行くとですね、位置情報データを活用した事業みたいなところを観点で、あれですかね、VCさんが提供するのはサービス自体とかテクノロジーというよりはインフラの最適化とかそういったお話になるんですかね。
そうですね、今受け持っているのはそういったところが大きいですね。
具体的にどんな課題をどう解決するみたいなのがもしあれば教えてください。
今お手伝いさせていただいている業務ですと、やっぱりトラフィックがものすごい膨大になるピークタイムがあるので、そこのピークタイムの処理をどう裁くかっていうところと、
位置情報だけではなくてテキストとか短い音声メッセージとかもそのピークタイムに送信されてきたりするので、そういったところをサーバーダウンとか負荷が極力上がらないような設計ですとか、スケーラビリティの仕組みっていうのを日々作って運用したりですね。
アラートももちろんですけども、そういったところを開発したりしています。
それはあれですか、サーバーを落とさないようにというような防災観点でのサービスというか仕組みなのか、やっぱりクラウドサービスに死ぬほどお金払わないようにとかそっち側のほうが強いですかね。
そうですね。今ちょっと携わっているお仕事名前まではお話できないんですけども、やっぱりちょっと子どもの見守りっていうところをやっているので、落とさないっていうのはやっぱり一番今課題としてはありましたね。
もともと作りがちょっと古いPOCモデルで設計したようなものだったので、そこからサービスがすごく伸びたんですけども、その設計のまま来ちゃったので落ちたりすることが多かったですね。
そこをちょっと最初はインフラを冗長してたんですけども、やっぱり大変なので何とか落とさないように回収回収を重ねて今に至るという感じです。
子どもがある時点でサーバーがダウンしちゃって、子どもにしようが取れないみたいになっちゃうと、親としては不安になっちゃったりするので、そういった面で絶対落とさないっていうようなのをちょっと目標にやっています。
なるほど。ちょっと今の話であったそのPOC設計からバズってそのまま来ちゃったみたいなサービスって結構世の中たくさんあるんじゃないかなと思うんですよね。
やっぱりそのPOCの段階で開発費そんなにかけられないですし、本当そうなんですよね、この業界の悪しき風習だと思ってるんですけど、インフラにお金をかけないっていう。
インフラって分かりにくいから、その価値が分かりにくいからっていう観点でやっぱり初期開発だったりそういった時にインフラ蹴散る。
蹴散った結果、最終的にサービスがうまくいかなかったら誰も気づかないけど、サービスがうまくいっちゃったらいっちゃったで、インフラが問題になってくるっていうのを私も何度か見てきてはいるんですけど、やっぱりそういうところっていうのは今も変わらずなんですかね。
おそらくちょっとやっぱりテクノロジーにそこまで強くない会社さんとかがやられると、そういったケース多いんじゃないかなと思います。
やっぱり最初から代表の方がエンジニアの方でしたり、そういったところに理解ある方ですと結構最初からしっかり検討されて開発されてると思うんですけども、そういったところがやっぱ少ないのかなと。
データ活用の重要性
そうですね、あとは何でしょうね、そのテクノロジーの進化っていうのもやっぱり日進月歩進んでいってる中で基本的な設計思想が5年前のものですみたいなことになると、そこって結構時代遅れになるけど、日々使ってるサービス、日々運用してるサービスだとなかなかリニューアルとか難しいんじゃないかなとか、そういった課題も持ってらっしゃる方いらっしゃるんじゃないかなと思うんですけど、なんかそういうのもお手伝いできたりするんですか。
そうですね、我々の方でも作り直しのご提案ですとか、古い、何が古くて今影響が出ているのかというところを調査してどうやって改善していくかというところのご提案から全部できるかなと思います。
大規模なSIRに頼むんじゃなくて、VCさんに頼むメリットとかってなんかあったりするんですか。
機動力がいいっていうのが小さい会社のいいところなんじゃないかなと思います。
ご相談いただければ、すぐにサーバーのアクセス許可いただけるのであればNDAとか結んでサーバーの中入らせていただいて、課題となっているところをもうちょっと深掘りして特定して、どういうふうに設計を見直していくべきかっていうようなご提案とか開発のスケジュールとか三森から含めて。
やっぱり大手の会社さんでやるといろんな部署の方またいでお話が出てきたり、統括の方中心でやられたりとか連絡の仕方から資料の作り方みたいなところまで結構期間がかかると思うんですけども、我々は少人数でやっているのでみんなで力を合わせてパーッと出していくというところが特徴かなと思います。
特に本当にいろんなサービス見てこられていると思うんで、そういう意味ではいろんな知見は溜まっていらっしゃるんだろうなと思いますし、データが重要って我々もそれを提唱している団体ではありますけれども、そうなってきたときにやっぱりデータ量ってどんどんどんどん増えていく。
それをどんどんどんどん扱っていく。一応に関して言うと、だいたいデータ溜め始めたのが2017年とか18年ぐらいなので、そういう意味で言うとどんどんどんどんデータ量っていうのは増える一方、じゃあ古いものを消せるのかっていうところもあったりすると思います。
そういった指数関数的に増えていくデータに対してこんなことをしたらいいんじゃないですかとかアドバイスもしあったら教えてください。
やっぱりLBMAの方で推奨されているプロジェクト立案されている脱炭素プロジェクトっていうのは、やっぱりこれからこういったデータを活用して炭素量を減らしていくみたいなところの掛け合わせとしてはすごくいいものなので、そこを中心にやっていったほうがいいんじゃないかなっていうふうに僕も思っています。
ありがとうございます。アドバイスいただきました。
今日インタビューの日だったんで、何がいいかと思って、小さい企画から大きい企画までちょっと頭の中で考えてたんですけど、法人の社用車にGPS位置情報を取れる建築機みたいなのつけて、勝手にカーボンニュートラルのCO2の排出量まで出してくれるサービスだったら契約してくれるんじゃないかなとか。
その辺はいろいろとこれからやっていかなきゃいけないんですけど、少なくともトラックとかそういった商用車には全部そういうのがついてくるっていうのはほぼほぼそうなってくるんじゃないかなっていうのはいろんな人の話聞いてると思ったりしますね。
逆にそういうデータを活用した脱炭素の値を出すだけじゃなくて、うまくそれを他のところにも利活用して新しいビジネスモデルを生んでいけたらなみたいなのをちょっと考えていきたいかなと思ってます。
そうですね。トラックは本当に切実な問題が起きてるので。
はい。そしたらあれですね、VCはどんな将来を描いていらっしゃって、今後の展望はこんな感じ?みたいなのを最後に教えていただけると。やっぱり社員1000人とかそんな感じでいくんですか?
いや、我々は基本的には少数、僕がそのマネジメントをそんなにできる人間じゃないので、少数制でエンジニアの人が勝手にどんどん改修したり開発したりしていくような組織で今運用しているので、人数的にはそうですね、20人ぐらいいればいいかなと思ってるんですけども、
大きい規模のサービスに携わっていろんな経験がしてみたいっていうところが大きいですかね。なので、そうですね、市情報のサービス規模で100億ぐらいあるようなサービスのお手伝いができたり、そういったところができるようになると嬉しいですかね。
あくまでお手伝い屋さんってことですね。
自分たちでも考えてはいるんですけども、やっぱりちょっとまだハードルが高いかなっていうところはあるので。
こんなご謙遜なさらずに。
脱炭素パッて調べたんです。思いつきにLBMA育ててみたんで、あ、もうやられてると思いましたけど。
LBMAとして事業というか、加盟企業の方々にやってもらうための枠組み作りなんで、我々は。それはそれとして。
そうですね。多分いろんな方々、ITバブルからSNSバブルから全部中で経験してきた松崎さんの経験値っていうのは非常にいろんなところ、この先の事業開発、サービス開発、システム開発に生きるんじゃないかなと思ってますんで。
ぜひご連絡いただけたらと思います。
はい、じゃあ今日はVCの松崎さんでした。どうもありがとうございました。
どうもありがとうございました。
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