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2025-03-22 31:12

139. アマゾン創業者ジェフ・ベゾスが紙ナプキンに書いた「勝ち続ける」方法【弾み車の法則】

「弾み車の法則」またの名を「フライホイールの法則」改め「螺旋階段の法則」


ベゾスがレストランの紙ナプキンに書いた1枚の図 / ヤーマンはレストランで何をするか / 勝ち続けるための成長シナリオ / ファネルからループへ / 口コミが増えてもお客さんは増えない / 口コミが増えたら何が起きる?Amazonとメルカリの場合 / 因果関係と相関関係 / 弱虫ペダルも弾み車 /



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サマリー

アマゾンの創業者であるジェフ・ベゾスが書いた紙ナプキンのメモには、企業が成長するための「弾み車の法則」が示されています。この法則は、顧客体験を向上させることで商品やアクセスの増加を促す好循環を生み出します。今回のエピソードでは、ジェフ・ベゾスが提唱した「弾み車の法則」に基づき、ビジネスの成長を促進する方法に焦点を当てています。特に、適切な因果関係の設定や市場構造における不可抗力の影響が強調され、ビジネスの成功には戦略的な思考が求められることが語られます。エピソードでは、ベゾスが紙ナプキンに描いた螺旋階段の図を通じて、勝ち続けるための方法が述べられます。特に、弱虫ペダルの物語を例に、チームの結束と努力の重要性が強調されます。

弾み車の法則とその概要
スピーカー 1
どーもハリーです。 どーもヤーマンです。ゴロゴロ起業ラジオは、教育会社を経営するハリーとデザイン会社を経営するヤーマンがお届けする企業やスタートアップに関する話を緩く紹介する番組です。
はい。 アマゾンの創業者のジェフ・ベゾス。 ジェフ・ベゾスさんがアマゾンを立ち上げた時に書いたメモの話って知ってますか?
知らないです。 レストランに行って、アマゾンをどうやって成長させるかという話になった時に、このレストランにある紙ナプキンにサラサラとメモを書いたらしいですよ。
で、このメモが後の企業が界隈にとてつもない影響を与えたという話なんですよ。 おー、面白い。それが本日のテーマ。弾み車の法則。
弾み車の法則。聞いたことないな。 聞いたことないですか? めちゃくちゃ良いので知っておいてほしいなと思うんですけど、ちなみに小山さんはレストランに行ったらどんな話をしてるんですか?
まあ世間話ですよね。基本的に。 あーもうそれが小山さんが長蛇番付けに乗ってない理由ですわ。
そういうことか。ここにあったか。やっぱレストランで世間話なんかしてるようじゃ。 ダメです。紙ナプキンサラサラと書いて、弾み車ですと言ってたらもう今頃フォーブスがやってきてますから。
なるほどね。俺に足らないのはそこだったか。 そんなことはないんですけど。ということでやっていこう!
さっき言ってたアマゾン創業者ジェフ・ベゾスのメモの話をしましょう。 この話ね結構有名なんで知ってる人は多いんじゃないかなと思うんですよ。
はい。 僕も本とかネットとか記事とかで軽く10回以上は目にしてるんですけど、ただこれね、もう何度見ても何を書いてたのかっていうのをね、忘れちゃうんですよ。
弾み車ってなんか馴染みないっすもんね。 馴染みないですね。
車でしょ? 車じゃないんです。
恥ずかしいじゃないか僕が。 いやいやいや、車じゃないっていうこともないですけど、後で説明するんで。
はい。 後で説明します。 わかりました。 このジェフ・ベゾスさん、どんなメモを書いたのかというと、アマゾンがどうやって成長するのかというのをめちゃくちゃシンプルにまとめた図みたいなのを書いたんですよ。
ほうほうほう。 で、ジェフ・ベゾスさんって、これアマゾン回でも言いましたけど、地球最大の書店を作ろうというふうに考えたわけなんですよ。
で、なぜかというのがその紙、ナプキンの図で説明できるっていうやつなんです。
で、何書いてあったかっていうと、まず大量の商品が買えるようになるっていうのを書くんですよ。
で、大量の商品が買えるようになると、ということは欲しいものがすぐに見つかってお客さんの体験が良くなりますということを書きます。
で、体験が良くなるとどんどん買う人が増える。 買う人が増えるとアクセスが増えるし、商品の流通量が増える。
で、商品の流通量が増えると人気のお店として認知されるので、そこに商品を置いて欲しいという人が増えてくる。
すると、さらに大量の商品が買えるようになって、さらに顧客体験が良くなって、さらに取引量も増加してっていうループがぐるぐるぐるぐる回り続ける。
スピーカー 2
プラスのサイクルがどんどん回っていってもう止められなくなるみたいな話ですか?
スピーカー 1
うん、まさに。
スピーカー 2
それが弾み車ですな。
スピーカー 1
これが弾み車ですね。
で、この図をベゾスさんが紙ナプキンに書いたという話なんですね。
で、実際どんなのを書いていたかっていうのがね、ちょっとね、言葉で説明するのが非常に難しいので、
大山さんに説明しようと思うんですけど、伝わらなかったら教えてください。
成長のメカニズム
スピーカー 2
わかりました。
スピーカー 1
まず、あの丸い時計をイメージしてください。
スピーカー 2
丸い時計ね、はい。
スピーカー 1
その丸のてっぺん、12時のところから始まって、今回4つ要素があるので、12時のところ1番目として、
3時、90度の3時のところが2番目、6時のところが3番目、9時のところが4番目、また1番に戻ってくるみたいな。
で、その12時のところにまず大量の商品を揃えるというのを書きます。
で、3時のところに顧客体験が良くなると書きます。
で、6時のところにアクセスが増えて流通量が増えると書きます。
で、9時のところに商品を売って欲しいという人が増える。
みたいなのを書くと。
こんな図を書いたらしいんですよ。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
伝わりました。
スピーカー 2
伝わりました、完全に。
スピーカー 1
お、良かったです。
もう今、頭の中にはずみ車のメモがある。
素晴らしい。
億万長者に一歩近づきましたね。
ちなみにじゃあ、どんな図だったかというのを一応小山さんには送っておきますね。
スピーカー 2
ありがとうございます。
あー、はいはいはいはい。
あ、でもこういうイメージしてましたよ。
スピーカー 1
あー、良かった良かった。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で、まあこれがね、すごいという話なんですよ。
で、なぜすごいのかというと、
この元々、これ以前、旧来の考え方では、
入口からゴールまでっていうのが一本道のようになっていて、
その道をスムーズに導こうねっていうような考えだったんですよ。
うんうんうんうん。
で、例えば、入口のところ、
最初に知ってもらうっていうところから始まるので、
広告するなり、サンプルを配るとか、
わかんないけどして、商品を知ってもらう。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で、なんやかんや営業したり、
割引したりとかいう道のりを得て、
購入するというゴールに進んでもらって終了と。
うん。
これが今までの考え方だったんですよ。
でも、この道をぐるっと丸めて、
入口と出口くっつけてしまえというのを、
ある日誰かが考えたんでしょう。
うん。
入口と出口くっつけちゃうとどうなるかというと、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
一連の流れが止まることなく、
ぐるぐると回り続けますよね。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
回り続けると勢がついて、
もうこの輪っかが完成の法則によって、
止まることなくどんどん勝手に回り続けて、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
勝手に回り続けると、
さらにどんどん輪っかが大きくなって、
事業が拡大していくと。
ビジネスへの応用
スピーカー 2
なるほどなるほど。
スピーカー 1
いうことなんですよ。
スピーカー 2
うーん、わかります。
スピーカー 1
この平らだったものを丸めてしまえという、
スピーカー 2
はいはいはいはい。
スピーカー 1
地球平面説から地球球体説への大転換ですよ。
パラダイムシフトですよ。
スピーカー 2
確かに。
よくこのPDCAを回すみたいな時にも、
ああいう輪だよね、こう。
スピーカー 1
うん、やっぱり輪っかですね。
スピーカー 2
やっぱり成長は輪っかだよね。
スピーカー 1
成長は輪っかにありですね。
スピーカー 2
輪っかにありですね。
スピーカー 1
まあ、さっき言ってた弾み車とは何ぞということなんですけど。
スピーカー 2
うん、それはね、さっきからずっと気になってるんですよね。
スピーカー 1
はい、これね、英語ではフライホイールという名前で、
スピーカー 2
フライホイール、はい。
スピーカー 1
まあ、めちゃめちゃ簡単に言うと、
車のパーツの一つで安定して回転させるための歯車みたいなやつです。
スピーカー 2
一応、一度その勢いがついて加速したら、
ずっと加速し続けるみたいな仕組みでしょ。
スピーカー 1
そんな感じですね。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
これによってムラがなくなり、
安定した回転ができるようになるっていう機構ですね。
なるほどね。
でまあ、さっき言ってたAmazonはもちろん、
多くの偉大な企業の成長がこの弾み車で説明できるということなんですね。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
だから例えば他の例だと、なんだろうな、
えーっと、わかんない、めっちゃ適当に考えますけど、
じゃあ小山さん、いつもこういう時飲食系で例えるんで。
スピーカー 2
はい、わかりやすいじゃないですか、飲食店って。
スピーカー 1
まずじゃあ、そうだな、美味しいラーメンを作ります。
うん。
美味しいラーメンを作ると、
お客さんが感動して、
友達を連れてまた来てくれる。
うん。
で、友達を連れてまた来てくれると、
人気のお店になるので雑誌やテレビの取材が来る。
うん。
雑誌やテレビの取材が来ると、利益が増えるので、
そのお金を使ってより一層美味しいラーメンを作ることができるとか。
うーん。
かな?まあ、60点ぐらいですけど。
まあこんな風に。
スピーカー 2
ぐらいオイルか。
スピーカー 1
AができるとBができるようになる。
で、Bができるようになるとその次のCができるようになって、
CができるとDもできて、
そうすると一周してさらにグレードアップしたAができるみたいな。
スピーカー 2
ああ、なるほどね。
スピーカー 1
うん。そういうサイクルのイメージですね。
スピーカー 2
なんか、いけそうですね。
ダイエットとかにも提供できそうな感じですよね。
スピーカー 1
完全に普段の生活でも使えると思いますね。
スピーカー 2
だから、
健康的な食事をすると体が細くなって健康な体になって綺麗になると。
綺麗になったことで人気が上がって仕事が増えると。
仕事が増えて売り上げが上がると、その費用でまたいい食事ができると。
まあそういうことですよね。
そんな感じですね。
スピーカー 1
はい。僕だったらやっぱり夜更かしをするじゃないですか。
スピーカー 2
うん。
夜中の3時とかに返信返ってくるときあるもんね。
何してたんだって思うよね。次の日の朝見たとき。
スピーカー 1
夜更かしをするじゃないですか。そうやって3時にメールを送るような生活をしてると、
次の日眠いので仕事の効率が下がるじゃないですか。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
仕事の効率が下がると仕事が終わらないので遅れを取り戻そうと、さらに夜更かしをするじゃないですか。
うんうんうん。
スピーカー 2
それもマイナスバージョンじゃないですか。それ。
スピーカー 1
ダークサイドですね。
スピーカー 2
ダークサイドのフライホイールが起こっちゃってますね。
スピーカー 1
そう。
スピーカー 2
でもドツボにはまるとかっていう言葉あるじゃないですか。
これ大阪弁なのかな?
スピーカー 1
あんま聞かないかもな。
スピーカー 2
あ、ほんとですか。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
なんか関西弁で友達と何をやってもうまくいかない状況がどんどんどんどん悪い方向に行くこと、ドツボにはまるって言うんですけど。
スピーカー 1
連鎖していってね。
スピーカー 2
連鎖的にね。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
それがもうまさにダメな場合の弾み車の法則が適用されてるような感じだよね。
さっきハリーさんが言った夜更かしから始まって、どんどんズルズルズルズルダークサイドに落ちていく感じ?
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
だから負にも働き得るってことだよねこれ。
スピーカー 1
負にも働き得ますね。それぐらい強力なものだということですね。
スピーカー 2
うーん。確かになんかこう目標とか決めて進んでいく時って一本道で考えがちですけど、
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
なんか螺旋階段みたいにこう回しながら上がっていくみたいなイメージが大事なんでしょうね。
スピーカー 1
確かに螺旋階段の方がええんじゃねっていう気がした今。
スピーカー 2
ね。
スピーカー 1
うん。そうですね。
まあなので今いろいろとやってることあると思うんですけどみなさん。
うーん。
それがどういう繋がりでこのループを作れるのかというのをね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
ぜひね考えてみるといいんじゃないかなと思ったということなんですけど。
なんかこれ結構作るのに注意点じゃないけど、そういうポイントみたいなのいくつかあるかなと思っていまして。
うん。
まず一つ目としてはこの各要素あるじゃないですか。
うん。
何でもいいわけじゃないんですよね。
うんうんうん。
えーとじゃあ例えばさっきの説明だとおいしいラーメンを作ればお客さんが友達をまた連れてきてくれるみたいなこと言いましたけど。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
当然それ以外のこともあるわけじゃないですか。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
えーと例えばグーグルマップの口コミが増えますとか。
うん。
あるいは同じお客さんが頻繁に来てくれるようになるとか。
うん。
なんかいろいろ考えられるんですよね。
うんうん。
でもその中でどういうシナリオが一番いいのか、かつ現実的なのかっていうのを考えないといけないなというのがあるかなと思いました。
スピーカー 2
そうですね。
じゃあこのジェフ・ベゾスもさ、その4つに一つがなんだったっけ、品揃え。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
もう一つに顧客体験、で下に流通量、で販売者でしょ。
この4つのキーワードを抽出したのがすごいよね。
スピーカー 1
うん、確かに。
弾み車の法則の理解
スピーカー 2
ここのその12時と3時、6時、9時のポイントに置くキーワードの選定、むずい問題あるよね。
スピーカー 1
むずい問題ありますね。
スピーカー 2
さっきハリーさんが言ったように美味しいラーメン作れば、そうだお客さんが友達連れてくるを選ぶのか、グーグルのレビューが増えるのか、何を持ってくるべきなのかみたいなのをどう考えていくかみたいな。
スピーカー 1
どう考えていくかですね。
スピーカー 2
ね。
スピーカー 1
そこが非常に大事ですね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
それをレストランで喋れってことか?
そういうことですよ。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
他にも何か注意ポイントみたいなのあるかなと思っていて、偽の弾み車みたいなのもあるのかなと個人的には思っていて。
スピーカー 2
偽ってその店舗ってこと?
スピーカー 1
あ、偽物の偽ですね。
スピーカー 2
あ、偽物ね、偽物、はい。
スピーカー 1
次の要素に移動するときって、これ因果関係になっているべきなんですよ。
うん。
だけど例えば、じゃあ広告を打ちます。
うん。
広告を打って無料会員を集めて、営業をかけて、契約を取ると売り上げが伸びて、さらに広告を予算上げて出して、みたいなのもまあ回ってそうじゃないですか。
スピーカー 2
回ってそう。
スピーカー 1
回ってそうなんだけど、これまあ多分40点ぐらい、0点ではないけど、あんま良くないかなと。
で、なぜ良くないかというと、これって次に取るべきアクションみたいなものであって、因果関係じゃないなと思うんですよ。
スピーカー 2
あー、はいはい。
スピーカー 1
ただ次はこういうことをしたら良いよねっていうのを並べただけ。
うん。
やっぱ正しいものっていうのは、この段階を得ると必然的にこういう結果が生まれますよねというものであるべき。
はいはいはい。
ただただこの順番を並べただけだと、それは今までとそんなに変わらないんで。
スピーカー 2
その市場の構造上、不可抗力でこうなるよねっていうものを選ばなきゃいけないよね。
スピーカー 1
そうですね。不可抗力でだし、こういう良い結果が生まれますよねっていうようなこととか。
スピーカー 2
うーん、なるほどね。
スピーカー 1
とかあとは、ちょっと因果関係怪しいものみたいなのもあるのかなと思ってて。
うん。
お客さんが増えると口コミが増えます。
うん。
口コミが増えると、その口コミを見て新しいお客さんが増えます。
うん。
っていうのも、別に口コミが増えると新しいお客さん増えるかというと、それもどうなんていう。
スピーカー 2
まあね、厳密にはそう言い切れない可能性もあるもんね。
スピーカー 1
間違っちゃいないけど、なんかちょっと因果関係かって言われると怪しいなって気もする。
スピーカー 2
うーん、なるほどね。いやこれ難しいな。
顧客体験の重要性
スピーカー 2
なんかじっくり考えないといいものできなさそうな気がする。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
そもそもお客さんが増えるっていうことを項目に出さない方がいい気がするけどね。
スピーカー 1
あー、はいはいはい。
スピーカー 2
なんかそれはもうグロースの中心で、そのための構造みたいなさ、ものを作った方が良さそうじゃない。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
何だろう、何があるんだろうな。
スピーカー 1
まあ何でもいい。例えばその口コミが増えるまでは別にアリなんですよ。
口コミ増やそうと思えば増やせるので。
で、例えばじゃあアマゾンとかあとメルカリとかも、このループの中の一つに口コミが増えるっていうのはあったんですよ。
うーん。
なんかいろんな、ちょっといろんな会社の図解を見てたんですけど、口コミ、まあレビューか、商品レビューとかが増えますと。
で、ただそのレビューが増えることでお客さんが増えるとは繋がってないんですよ。
何と繋がってたかというと、えーと顧客体験の方なんですよね。
例えばレビューが増えると商品を買う時に失敗しなくなるとか、どこから買えばいいのかっていうのが、
レビューが何もないと判断つきにくいけど、いいレビューのところから買えばいいんだなというのがあって、迷わなくなるので顧客体験が良くなる。
デザイン会社の戦略
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
で、顧客体験が良くなるとみたいなのでまた次に行くっていうのは、これは再現性があるし、確実にそのプロセスを経ないと多分そこの道はたどれないんで、
これはもう花丸ですわ。
スピーカー 2
なるほどね。
でもこのジェフ・ベゾスの品揃え顧客体験・トラフィック・販売者ってさ、言ってしまえばどんな産業にも当てはまりそうじゃない?これ。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
細かい設定は自分で設定するとして、なんか大枠これに沿って自分の事業に当てはめていけばいいだけかもしれない。
スピーカー 1
当てはめても全然いいですね。
スピーカー 2
難しく自分で作ろうとせずに。
スピーカー 1
そうですね。やっぱこういうの抽象化されてるんで、うちだったらこのパターンでいけるなっていうのは、いくつか例を見たら見たところ探せると思うので、良いと思います。
なんかこれ良いなと思うのは、結構やっぱみんな良い商品作っただけでは売れないですよーみたいなのはよく聞くじゃないですか。
うん。
で、その時に最低限広告を打ちましょうとか、SNSで宣伝しましょうとか、単発のことを思いつくけど、循環してないと思うんですよね、そのやり方に。
それだとやっぱ弾まないんで、弾ませるためには丸にしないと。
スピーカー 2
確かに。さらに螺旋階段状に上がっていくようなね。
スピーカー 1
螺旋階段って呼びましょうかもう、弾み車って。みんなわからない。
スピーカー 2
弾み車ってさ、なんかイメージわからないよね。
スピーカー 1
わからない。
弾みがなんかちょっともうネズミっぽいもんね。なんかその柔道の技っぽいよね。
あー、うん。
スピーカー 2
弾み車!みたいなのでガラガラって言ってさ、すごいなんかくるくる転がりながら投げるみたいなさ。
スピーカー 1
はいはい。
スピーカー 2
螺旋階段にしましょう。
じゃあちょっとうちデザイン会社なんで、そのデザイン会社のバージョンでこの螺旋階段に当てはめて考えてみますか。
スピーカー 1
おー、いいですよ。
スピーカー 2
じゃあ、まずこの一番上の12時の地点に品揃えってあるんで。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
まあここうちデザイン会社なんで、もちろんロゴマーク作れます。チラシ作れます。パンフレット作れます。雑誌作れます。
ってなってるところに品揃え増やすために知り合いのカメラマンとコラボして動画も作れますと。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
エンジンやシステム会社とコラボしてシステムを作れますと。
うん。
広告運用会社とコラボして広告運用もできますと。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
それをロープライス、安い値段で提供できるようになるとお客さんは喜ぶと。
ここのデザイン会社、ここが顧客体験ですよね。3時の部分の。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
顧客体験が充実すると。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
今までロゴマークとかチラシとかグラフィックだけだったけどウェブも頼めると。
あと動画も頼めるじゃないかと。マーケティングもやってくれるのかみたいなことになって顧客体験が充実すると流通量が増えると。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
ここの流通量ってお客さんが増えるってことなのこれ。トラフィック6時の部分。
スピーカー 1
トラフィックはお客さんですね。メインは。
スピーカー 2
うんうんうん。今までリーチできなかったようなお客さんが習得できると。
はい。
で、今までリーチできなかったお客さんが習得してトラフィック流通量が増えたことによって
ここで9時の部分の販売者っていうのはうちの仕入れ先なんで
新しい、例えばカメラマンとのつながりができたりとか
新しいライターの人とかのつながりができたとかっていうことですよね。おそらく。
スピーカー 1
ほうほうほう。ちょっともう最初の方忘れてるんですけど。
ちょっともう脳内が揮発性メモリーなんで。
スピーカー 2
はい。ということなのかなと思ったんですけど。
スピーカー 1
どうですか。納得感、腹落ち感ありますか。
スピーカー 2
腹落ち感はある。あるけど
これやるとめちゃくちゃ忙しくなるなっていう感じもあるよね。
スピーカー 1
ほうほうほう。
スピーカー 2
まあでも理にかなってますよね。
そりゃそうすればそうなるでしょっていう感じはある。
スピーカー 1
うんうんうん。
スピーカー 2
デザイン会社に当てはめたときにこの9時の部分が難しいよね。
販売者が増やすみたいなところにあんまり着手しないと思うんですよね。
スピーカー 1
うん。まあ別に難しければ無理にこれに当てはめなくても。
スピーカー 2
まあまあまあそうですけどね。
スピーカー 1
全然大丈夫ですよ。
スピーカー 2
販売者が増えないと品揃えも増えないんで。
スピーカー 1
ほうほうほう。
スピーカー 2
かけたらダメなんじゃないかな。
スピーカー 1
難しいですね。
スピーカー 2
はい。ちょっとラジオで即興で喋るにはちょっと勉強が足らないかもしれない。
スピーカー 1
じゃあ他の例なんか出しましょうか。
えっとね、これ今回メインの参考図書にしてるのが
ビジョナリーカンパニーはずみ車の法則。
スピーカー 2
ビジョナリーカンパニーってあの有名な本ですよね。
スピーカー 1
有名な本ですね。
はいはいはい。
飛躍の法則みたいなサブタイトルが有名。
スピーカー 2
1とか2とかありませんでしたっけあれ。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
スピーカー 2
ですよね。
スピーカー 1
なんかそれのね、スピンオフ版みたいなのが結構出てて、そのうちの一つですね。
スピーカー 2
はいはい。ジムトリンズだ。
スピーカー 1
うん。で結構いろんな例が載ってるんですけど、
なんかね日本人にそこまで馴染みがないものが多そうだなと感じたので、
僕が翻訳したものをお伝えしましょう。
例えばね、ギターってあるじゃないですか。
スピーカー 2
ギターね。
スピーカー 1
ギター、めちゃめちゃいいギターを作りますまず。
フェンダーとかギブソンとかそういう感じの。
それいいギターを作るとトッププロの人たちが使ってくれるじゃないですか。
でその人たちが使ってもらうとそのバンドとかギタリストのファンの人がその製品を好きになりますね。
となるとそのメーカーブランドの価値が高まるので、
価格を高くしても利益が出る、売れるので利益が出る。
でその利益で新商品の研究につぎ込めることができるので、
さらに最高のギターが作れる。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
感じのとかが載ってますね。
スピーカー 2
あー、それも弾み車の法則にのっとってるよってこと?
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
ほー。
スピーカー 1
だからやっぱ何もせずにそのギターに魅力を持ってもらうのって難しいんだけれども、
一個をそのトッププロの人に使ってもらうというのを挟むことで、
スピーカー 2
うん。
ブランドの価値が上がって利益が上がって研究費が貯まると。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
あー、なるほどなるほど。
スピーカー 1
そんなのとかがありますね。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
そうだな。
デザイン会社だと、
アマゾンの例を無視した思いつきでしゃべると、
じゃあまずいいデザインを提供しますと。
はい。
いいデザインを提供すると、クライアントの事業が成功します。
うん。
事業が成功すると成功事例が増えて、
この会社もこの会社もここが作ってたんですか?
うん。
なる。
うん。
そうなると、こういうデザインといえばこの会社だよねという認知が増える。
うん。
すると優秀なデザイナーが集まって、さらにいいデザインを提供できる。
スピーカー 2
なるほどね。
それやん。それやわ正解は。
スピーカー 1
まあまあ、別に正解一個ではないんで。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
とかもあるかなと思いましたね。
スピーカー 2
考えがいがありますねこれは。骨がいりますね。
スピーカー 1
同じデザイン会社でも全然人によって何をやるかっていうのは全然違うので。
スピーカー 2
うん。そうですよね。
そのデザインのクオリティで作ってもいいし、
さっき僕が言ったみたいに品揃えで考えてもいいし、
何ででも作ろうと思えば作るんですね。作れますよね。
スピーカー 1
そうですね。
やっぱりこれね、一個飛ばしだと難しいけど一個これをはめることで、
これとこれ繋げられるじゃんっていう感動がある。
うん。確かにね。
慣れてくるとなんかパズルのピースを埋めるような感覚で、
これとこれをここにこれがあったらピタリはまるじゃんっていうのがね、
スピーカー 2
見つかった時のこの脳汁ドバドバ感みたいなのがね。
なるほどね。
スピーカー 1
あるみたいなんで、そういう会議とかをしてもいいのかなと思いますね。
スピーカー 2
じゃあやっぱりあれですね、レストランでやっぱり世間話なんかしていったらダメですね。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
やっぱりビジネスマンたる者はレストランではずみ車のサイクルを何にすべきかを話すべきですね。
螺旋階段の法則
スピーカー 1
このうちポケットからペンを取り出して、紙ナプキンにサラサラサラと螺旋階段の図書いて、
これなんですようちは。
スピーカー 2
かっこよすぎるやろ。
スピーカー 1
言いながらね、牛丼をかっこむわけですね。
スピーカー 2
牛丼かいって言うねん。フォークとナイフじゃない?フォークとナイフでカチカチやる感じじゃないよね。
スピーカー 1
カチカチやってもいいですけど、ミラノフドリアにしてくださいじゃん。
最近ハマってる漫画があるんですけど、弱虫ペダルっていう。
スピーカー 2
それ前も言ってましたよね。
スピーカー 1
前もちらっと言いましたけど、なおハマり続けてますね。
これもね、はずみ車で説明できますね。
めちゃめちゃいいんですよこれ。
いろんな人が巻き込まれていくことで、チームがより強化されていくみたいな感じがあって。
どんな話か知ってます?
スピーカー 2
自転車の話ですよね。
スピーカー 1
自転車ですね。
最初はアニメ好きのオタク少年が主人公。
その子が全然自転車経験とかないんだけども、
ただただ休日毎日秋葉原まで数十キロ自転車漕ぎ続けてるっていうので、
めちゃめちゃ自転車速いという才能を自転車部のすごい奴に見出されて、
その人たちの誘いで自転車部に未経験なのに入るという感じなんですけど、
その後地道なトレーニングを続けていくことで、
チームの一員として認められこの仲間と戦うことの素晴らしさができて一体感が生まれる。
一体感が生まれると、メインがこのインターハイっていう全国大会みたいなやつがあるんですけど、
そこでみんなのために頑張るんじゃいという思いがあってこそ、
ネタバレになるな。
むちゃくちゃ頑張れるっていうのがあって。
いきなりそこには行かないんですよね。
スピーカー 2
ちゃんとフライホイールの変遷をたどっているからこそ、
弱虫ペダルのチームワーク
スピーカー 2
プラスのループで上がっていけるみたいな。
スピーカー 1
そうそうそう。
この漫画の作りがね、漫画が上手ですね。
スピーカー 2
構成画ってこと?
構成画。
でもほとんどの漫画ってフライホイール説あるよね。
スピーカー 1
ワンピースとかでもね、いけますよね。
スピーカー 2
だいたいバトル漫画の王道って、敵だったやつが倒した後に一緒にタッグ組んで、もっと強いやつを一緒に倒すみたいなさ。
王道パターンがあるじゃないですか。
ある。
それもなんか捉え方によっちゃフライホイールかもしれないよね。
敵を自分の味方にして、より強い敵を倒して仲間を増やしながらみたいなさ。
だってドラゴンボールとかベジータって最初敵でしたからね。
ピッコロも敵でしたから。
戦って仲間にしてね。
もうドラゴンボールスーパーなんか行くとフリーザーまで仲間になってますからね。
スピーカー 1
スーパー?
スピーカー 2
スーパーってなかったらドラゴンボールスーパーみたいな。
スピーカー 1
すいません、ドラゴンボール読んでないっす。
スピーカー 2
そんなことだろうと思ったよ。
リアクション薄かったでしょ。
本当にハリーさんはね、僕ら世代でドラゴンボール読んでないという軽裕な存在ですよ。
スピーカー 1
いや本当にね。
スピーカー 2
言われるでしょ。
スピーカー 1
めちゃめちゃ聞きづらかった。
スピーカー 2
なんで読んでないの。
弱虫ペダルを読む前にドラゴンボール読むべきですよ。
スピーカー 1
今から?
スピーカー 2
今読んでも絶対面白いよ。
スピーカー 1
本当ですか?
スピーカー 2
ドラゴンボール、スラムダンク、ゆゆ白書、ろくでなしブルースとかさ。
スピーカー 1
ろくでなしブルースそこに入るの?
入りますよ。
スピーカー 2
あの辺は僕ら世代じゃバイブルですよ。
スピーカー 1
なるほど。
スピーカー 2
ドラゴンボールね。
スピーカー 1
今ネットフリックスでドラゴンボールの新しいやつがやってて。
スピーカー 2
ちょっとね子供向けなんですよね。
なんかね、シェンロンに子供時代に戻されるよね。
悟空とベジータとピッコロとかが。
で、子供に戻った悟空とかが新しい惑星で、
魔人ブーの産みの親の惑星で戦うみたいな話なんですけど。
はい。
スピーカー 1
そうですよね。
スピーカー 2
そうですよね。
そうですよね。
そうですよね。
そうですよね。
そうですよね。
スピーカー 1
そうですよね。
スピーカー 2
そうですよね。
魔人ブーの産みの親の惑星で戦うみたいな話なんですけど。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
まあまあまあドラゴンボール好きなんで面白かったですけど、
もうちょっとシリアスな方が僕は好きですね。
スピーカー 1
シリアスなんだドラゴンボールって。
スピーカー 2
なんかね、シリアスでもないんですけど、
小学校低学年向けのアニメのような感じがしましたね。
スピーカー 1
ということで、
本日はハズミ車の法則、改め螺旋階段の法則。
そうですね。
をご紹介してきましたけれども。
スピーカー 2
ハズミ車に螺旋階段を採用してくれて嬉しいです。
スピーカー 1
螺旋階段はね、グッド…
エクスプレッション。
グッドエクスプレッション。
はい。
はい、です。
ええ、まあめちゃくちゃね、これ考えるといいと思いましたので、
個人的には、ぜひね、
皆さんのやってることに当てはめて考えてみてもいいのかなと。
ええ。
思いますと、で、やっぱねこれ最初の自転車とかと同じで、
最初ってエネルギーいるじゃないですか。
スピーカー 2
うーんそれね。
スピーカー 1
ねどうするかというところがねちょっとあんま 説明できてなかったんですけど
はいよくある広告だとかキャンペーンをする とかっていうのはそのなんか歯車歯車
螺旋の位置要素というよりは最初のエネルギーを 与えるものとして考えるといい
スピーカー 2
みたいなしかに自転車とかでもそうですもんね 最初の1位1コキ2コキって重いけどスピード
乗っちゃうと軽くなりますもんねそうそうそうそう なんか回り出すとそんなに負荷っていう
その労力使わずにいいエネルギーがどんどん 回っていくみたいな最初が大変ですよね
スピーカー 1
そう思うとね そうですね
最初どうしていくかっていうところを考え たりだとかあとはその1個1個の要素が
ちゃんと因果関係になっているかとか そういったところねそんなに難しくはない
と思うんでチェックポイントそうですね ちょっと時間作って考えてみるといいの
かなと思ったので紹介させてもらいましたと ありがとうございます本日の感想メールまたは
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おります コメントのすべて読んでいますので今後の番組をより良くするために
あなたの感想をお待ちしています 待ちしていますそれでは今週も聞いていただき
ありがとうございましたまた来週お会いしましょう
31:12

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