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2024-06-29 32:18

102. 新規事業はシナリオが9割『HotPepperミラクル・ストーリー』を読んだ

ホットペッパーについて話しました。


ホットペッパーができるまで / クーポンしか載せない冊子がなぜ500万部発行できたのか / 赤字だった雑誌『サンロクマル』の教訓 / エリアの飲食店の15%を獲得すれば目標達成 / 冊子を置くために駅の看板をぶち抜こう / ヤーマンのビジネスアイディア


Hot Pepperミラクル・ストーリー―事業マネジメントを学ぶための物語

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サマリー

ホットペッパーはリクルート社が運営しているクーポンマガジンであり、2000年に始まっています。ホットペッパーミラクルストーリーによると、ホットペッパーの成功の理由は、選択と集中の戦略を採用していることであり、具体的には飲食店を中心に営業を行い、エリア内の飲食店の15%を獲得することを目指しています。 リクルートの営業マンが営業ノウハウを活かし、広告をうまく使ったマーケティング戦略が成功していることが紹介されています。 タクシーの後ろの荷台を利用したロッカートランクビジネスについて考えている話と、新規事業の戦略として読んでいる『HotPepperミラクル・ストーリー』についての感想を述べています。

ホットペッパーの誕生
スピーカー 1
どーも、ハリーです。
スピーカー 2
どーも、エアーマンです。
スピーカー 1
ゴロゴロ起業ラジオは、教育会社を経営しているハリーと、デザイン会社を経営するエアーマンガをお届けする企業やスタートアップに関する話を緩く紹介する番組です。
はい。
タイマーさん。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
ホットペッパーって知ってますか?
スピーカー 2
もちろんですよ。もう髪の毛切りに行くときは、ホットペッパービューティーでいらっしゃいますか?
スピーカー 1
あー、確かにそうですね。
このホットペッパーがね、大発明だったんですよ。
うーん。
何が大発明かというとね、
まあ、冊子なんですけど、
スピーカー 2
はいはいはい。
クーポンしか載ってないんですよ。
あれ?クーポンしか載ってないの?
スピーカー 1
クーポンしか載ってないんですよ。
スピーカー 2
はいはいはいはい。
スピーカー 1
普通、やっぱりちょっと特集記事とか書きたくなるじゃないですか。
ないんすよ。
スピーカー 2
ないんか。
スピーカー 1
そう。
というね、フリーペーパー界に衝撃を与えた、
スピーカー 2
確かに。
スピーカー 1
ホットペッパーがね、どのように生まれたのか。
というところと、やっぱね、ホットペッパーうまくいったのが、戦略。
戦略界ね、何回か前にやりましたけれども。
スピーカー 2
はい、ストラテジーね。
スピーカー 1
ストラテジーの実例としてね、非常に優れているなと思ったので、
ちょっとね、ホットペッパーのすごさを、
今日はお伝えしたいなと思います。
スピーカー 2
いきましょう。
スピーカー 1
まあ、おさらいなんですけども、
ホットペッパーはリクルート社が運営しているクーポンマガジンで。
スピーカー 2
すごいよね、リクルート。なんかやること全部すごいもんね。
スピーカー 1
やること全部すごいですね。
なんかね、起業家マインドがすごい強くて、
3年いたら、もうそろそろお前いつ辞めるんだみたいな感じになる。
スピーカー 2
そうそうそう。
なんか起業家東流門みたいになってるもんね。
スピーカー 1
なってますね。
やっぱ面白いですからね、リクルート、創業者のいろいろとかがね。
スピーカー 2
エズエさんね。
リクルート事件がありましたけども。
リクルート事件ね。
スピーカー 1
まあまあ、そんなリクルートなんですけども、
ホットペッパーは2000年に始まってますね。
で、これね、若い人はもう知らないと思うんですけど、
当時ね、コンビニとか駅のラックにめちゃめちゃ置いてたんですよね。
スピーカー 2
めっちゃ置いてた。
スピーカー 1
そう、めちゃめちゃ置いてて、やっぱ電車の待ち時間とかにチラチラと見て、
スピーカー 2
なんとなく持って帰るとか。
スピーカー 1
そうね。
いうことしてたんですけど、今はね、もうフリペッパーないんですよ。
スピーカー 2
ないですね。駅にもああいう紙ってもうほとんど置けなくなっちゃってますからね。
スピーカー 1
そう、ホットペッパーはね、2023年12月に休館して、
アプリのみになってしまったということなんですけども。
スピーカー 2
大体そうですよね。駅にさ、スーモとかもめっちゃ置いてあったよね、昔。
スピーカー 1
置いてあった。
スピーカー 2
ああいうのもないし。
スピーカー 1
タウンワークとかね。
スピーカー 2
タウンワークとかもあったしね。
あと、R25とかも。
R25もあったよね。
ありました。
ああいうのとかももう今全部なくなりましたもんね。
スピーカー 1
ほとんどないですよね。
なんかあるけど。見なくなったしな、そもそも。
スピーカー 2
地下鉄も民営化されたじゃないですか。で、もう警官のために置けなくなってるんですよ、あれ。
スピーカー 1
そうなんや。
スピーカー 2
うちの行政がやってるフリーペーパーも昔置かせてもらってて、今も置かせてもらってるんですけど、市が発行してる情報市っていうことで。
もっとだからラックに大々的に置いてたのが、あのラック自体がなくなっちゃって、
今なんか変なちっちゃいクリアファイルのポケットみたいなとこに入れさせてもらってるんだけど。
スピーカー 1
ああ、はいはいはい。
スピーカー 2
この辺のなんかハケ率とかは、その仕組みが変わりましたよね。なんかフリーペーパー業界の。
スピーカー 1
なるほどね。
へえ。
そんなことがあったんですね。
まあまあホットペッパーはね、その中でもやっぱちょっと異例の成功を遂げたということで。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
やっぱ特徴が、フリーペーパー自体はもともとあったんですけど、部数が毎月500万部発行しており、
オールカラーで、あとは記事がないクーポンマガジンだということなんですけど、
なぜこれがうまくいったのかというと、戦略なんですよ。
そして。
スピーカー 2
戦略ね。
うん。
スピーカー 1
この、今回ね、参考にしているのが、ホットペッパーミラクルストーリーというね、本がございますが、
360からの転換
スピーカー 1
これね、すごい良い本なんで、なんか新規事業とかをね、やらなきゃいけないという人はもうつどくと言っていいんじゃないでしょうか。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
はい。で、この本で言うと、戦略とはいろいろ書いてるんですけど、僕が思うにシナリオ作りだなと。
スピーカー 2
シナリオね、大事。
スピーカー 1
前にね、その戦略課やったときに、良い戦略というのは、自社の強みを最大限活かせる場所にリソースを集中投下すると。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
はい。ということで、その、戦略と集中っていうことと、目標ではなくてちゃんと計画を立てましょうっていう。
なんかこの2つを話してたんですけども、それをね、めちゃめちゃちゃんとやるとこうなるのかっていうのがね、詰まってますんで。
スピーカー 2
うんうんうんうん。
スピーカー 1
この辺りをね、ぜひ知るとうまくいきやすいんじゃないかなと。
ホットペッパー誕生なんですけど、知らなかったんですけど、ホットペッパーの前にホットペッパーの前身となる雑誌があったんですよ。
なんだろう。
これね、僕見たことないんですけど、360っていう。
スピーカー 2
360。
スピーカー 1
これはね、多分雑誌だったらしいんですよね。
知らないですね。
スピーカー 2
はいはいはいはい。
スピーカー 1
なんかこれもエリアごとに絞って発行されてて、東京のドコドコ版とか、大阪ドコドコ版、名古屋とか。
ホットペッパーもエリアごとにやってたんですけど、同じような形で360もエリアごとに絞って発行してたんですけれども、これが目が出なかったと。
で、これがもう7年間赤字が続いてたので、これをなんとかしようということで、その360をちょっと引き継ぐというか、そういう形で新しく生まれたのがホットペッパーだったんですよね。
その360は、町の全てを網羅するというようなコンセプトで、住宅とか食事、教育、結婚とか、ありとあらゆるものをこの一冊にまとめましたって、なんかもうグーグルみたいなことをしようとしてた。
すごい壮大なことを考えていたんだけれども、なかなかうまくいかなかった。
ということで、それがなぜうまくいかなかったのかというのをつぶさに調べていきながらホットペッパーというのが作られていくっていうことなんですよね。
で、その360っていうのはそもそも勝つためのシナリオというのがあまりなかったと。
やりながら作っていけばいいじゃないかというような方針で、みんなその場その場でアドリブをしながらやっていたんだけれども、
それだとうまくいかないということで、ホットペッパーはちゃんと計画を立てましょうということだったんですよね。
ただこのクーポンマガジンみたいなものは前例がなかったので。
スピーカー 2
すごいですよね、でも本当に。クーポンマガジンって。クーポンだけだもんね。
スピーカー 1
だけでいいんだっていうのでね。
スピーカー 2
それで成立しているのがすごい。
スピーカー 1
新しいことをやるときって、そもそも何を考えればいいのかよくわかんないということがめちゃめちゃあるなと思って。
例えば僕、飲食店全然詳しくないですけど、仮にやろうとしたら料理の味だけ良くても人気店になれないんだろうということは誰しも想像つくじゃないですか。
でもじゃあ何すればいいんじゃいとなったら、やっぱり素人なんであんまりわかんないわけですよ。
やっぱりわからないから、とりあえず料理の練習でもしようかなみたいなことをしちゃって考えるのをやめてしまって、振り返ると何もしてなかったなみたいな。
なんかわかんないですよね、本当に。
スピーカー 2
取っ掛かりがないですからね、なかなか。
スピーカー 1
そういうのが本当にわかんない状態なんだけれども、ホットペッパーやっていかなきゃいけないと。
もう当時リクルートは1兆円の借金があって、毎年1千億ずつ返していくんで、ちゃんと早よ利益出せよということを言われながらやっていくという圧もあるんでね。
大変だったんですけども、リクルートのシナリオ全部を紹介すると長くなるんで、抜粋しますともうすごい数字がバシバシっとあるんですよ。
選択と集中の戦略
スピーカー 1
まずは方向性というかジャンル、何を紹介するかというところで360は全てを紹介しようとしてたんだけどうまくいかなかったんで、もう選択と集中をしましょうと。
まずは飲食店だと。
スピーカー 2
飲食店ね。
スピーカー 1
まず飲食店をやりましょうと。さらにコアなエリアってあるじゃないですか。東京だったら渋谷とか東京駅周辺とか。
スピーカー 2
はいはいはいありますね。人も多いし飲食店も多いしみたいなね。
スピーカー 1
その超コアなところの半径2キロ以内のNTTデータの飲食件数のうち15%を獲得すると。
もう一回言いましょうか。
スピーカー 2
もう一回お願いします。
スピーカー 1
半径2キロのコア証券でNTTデータの、NTTデータっていうのがそういういろんなお店とか掲載されてるんでしょうね。
スピーカー 2
電話帳のデータってことですか。
スピーカー 1
半径みたいな感じなんじゃないですかね。
ちょっとすいませんここあんま詳しくないですけど。
に掲載されている飲食件数のうち15%を獲得する。
獲得するっていうのはちゃんと営業してお客さんになるということですけど。
スピーカー 2
要はそのお店とか人が密集してるコアな地域の電話帳に載ってるそのうちの15%は営業で獲得しようと。
スピーカー 1
そうです。
そうすれば読者のマインドシェアを獲得できて、みんなが喜んで手に取って持ち帰るインフラがまずできますと。
そのインフラが確立できれば人気の媒体となるので、その後に美容室だとかスクールだとかショッピングとかそういった方向にコンテンツを拡大していきましょうと。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
さらにそれを達成しようとすると、やっぱり営業が必要なわけですよね。
営業するためにはその証券にある新規のお店、1000件の15%に当たる150件を3ヶ月で獲得するという目標を持っていたので。
ちょっと待ってね、計算が多いな。
まあいろいろあって、いろいろあってというか言おうか一応。
新規で月50件を獲得するには15人の営業マンが毎月3件の新規獲得をしないといけない。
15×3でだいたい50ぐらいと。
スピーカー 2
3件以上だね。
スピーカー 1
さらに商談率10%商談決定率25%などなど計算すると1人当たりの訪問件数は20件×22日。
なので1人毎日20件営業が必要ですと。
20件大変ですけどね。
スピーカー 2
めちゃくちゃ大変じゃん。朝からだって言って7件ぐらい行かなきゃダメでしょ。まず午前中で。
スピーカー 1
そうですよ。
スピーカー 2
空いてないとこ多いからね。夜に集中しますよね。夕方とか夜にね。
スピーカー 1
でも夜来られてもね。話聞いてもらえないですからね。
スピーカー 2
大変だ。22件。
スピーカー 1
大変ですよ。毎日20件を。
スピーカー 2
20件か。
スピーカー 1
やるのは大変ですが、一応これをやればうまくいきますというシナリオがこれで完成するわけなんですよね。
ここで実現不可能なこととかをやってしまうとまたそれはそれでダメなんだけれども。
20件は僕はあんまり営業経験がほぼないので。
スピーカー 2
たぶんネジを2,3個飛ばさないと無理だよね。20件新規でピンポン鳴らすのってさ。
スピーカー 1
どうなんでしょうね。飛び込みとかしてるのかな。
スピーカー 2
いやーどうですかね。僕その翔者マン時代、飛び込みっていうか新規開拓やったことあるけど、結構労力使いますけどね。精神的にも。
慣れてなかったっていうのもありますけど。慣れてくればね。もう数こなせばペンペンペンってできるんでしょうけど。
結構大変だと思いますけどね。1日20件新規ピンポン鳴らすの。
スピーカー 1
たまに来ますもんね。うちみたいなとこにも。
スピーカー 2
本当ですか。
スピーカー 1
コピー機どうですかとか。
スピーカー 2
水とかね。ウォーターサーバーね。
スピーカー 1
すいませんって言ってお断りするんですけど。
スピーカー 2
いやパワープレイですよ。新規20件は。このご時世に。
スピーカー 1
断ったらもうすぐその隣のお部屋に行って同じことしてましたからね。ずっと行くんだと思って。
このビルローラーするのかと思いながら行ってましたけど。
リクルートの営業ノウハウ
スピーカー 1
まあでも商談率10%ということはそこである程度ちゃんと話を聞いてくれる人が10人1人ぐらいいたっていうことなんでしょうね。他リクルートめちゃめちゃ営業の会社なんで。
スピーカー 2
上手だしね。パワープレイヤーしかいないですもんね。リクルートの営業って。
スピーカー 1
そうなんですよね。リクルートこれまでホットペッパーの前にもスーモの前になるやつとか。もともと人材系だったんで。ソイル系のやつとか。ジャランとかもあったんで。めちゃくちゃ営業のノウハウはあったんで。それをねちゃんと落とし込むというのが。
スピーカー 2
僕が昔勤めてたデザイン会社の社長さんがリクルート出身の人だったんですよ。リクルート出身の人ってめっちゃ昔のリクルート話好きなんですよ。
スピーカー 1
昔のリクルート話?
スピーカー 2
そうだから飲みに行くじゃないですか社長とね。じゃあもうずっと昔のリクルートの話ばっかり聞かされるんですよ。
スピーカー 1
どんな話なんですか?
スピーカー 2
いやもう相当ですよ。相当すごいよ。すごいというか過激ですよね。営業のやり方とか社内のコミュニケーションとか。
もうブラック企業ですよ。今でいうブラック企業です。もうわかりやすく社員の達成率みたいなボーグラフみたいなのがあって。
もうなんかなんていうのそういう営業時間あってないようなもんだし、みんな朝まで夜接待してそのまま朝まで飲んでそのまままた仕事行くみたいな。
スピーカー 1
あーすごい。
スピーカー 2
でその社内の飲み会も女子に対してもすごいパワープレイするよね。
スピーカー 1
そうなんですか。ハラスメントまがいの。
スピーカー 2
もう考えられないようなハラスメントなことをしてると僕は聞きました。
今はねだいぶ変わってると思いますけど。
昔のリクルートは、今その社長がもう70前とかなんでめちゃくちゃ前のリクルートの話ですけど。
いやーすごい時代ですねっていう。
もうその話7回目ぐらいですけどみたいなことをね。毎回聞かされてた俺は。
スピーカー 1
ふんふんふん。なるほどね。いやでもリクルートねやっぱ1回もし就職するならリクルート行きたいっすけどね。
スピーカー 2
ほんとですか。
結構みんな大変そうでしたよ。
スピーカー 1
大変でしょうけど。
まあ期間限定と考えたら。
スピーカー 2
まあ期間限定と考えたらね確かに。
その1日で営業マンが20人行くと。
スピーカー 1
あーはいはい。そう。
スピーカー 2
NTTの15%獲得できてそれは成功するというシナリオを作ったっていうことですね。
スピーカー 1
そうなんですよ。だからやっぱその数字とどういう順番で進めていくか。これを間違えるとやっぱ一気に成功率がくんと下がっちゃうんで。
そこをしっかり考えれる妙というのがね。
スピーカー 2
確かに。
スピーカー 1
成功の秘訣の一つということなんですよね。
スピーカー 2
なんかこれをすればいいっていうこれをすればいいを見つけられたらいいよね。
スピーカー 1
そうなんですよね。
スピーカー 2
それを見つけるのが難しいしなんか疑っちゃうんだよね。
スピーカー 1
これじゃなかったかも。
スピーカー 2
そうそうそうそう。
さっきのホットペーパーもさその商談率が10%でなんとか率が20%でっていうそもそもこのデータ自体も間違ってる可能性とかあるわけじゃないですか。
スピーカー 1
間違ってる可能性。そもそもこれが実現不可能なものかもしれないっていう。
スピーカー 2
その本に載ってるその10%とか20%とかはあってると思うんですけど、自分で何か新規事業を考えようってやってそれなりに自分なりにデータ収集して自分なりにこれをすればいいっていうのを見つけるじゃないですか。
やってる途中にそもそも俺のあのデータの収集のあのデータマジで合ってんのかっていうさ。
疑いがノリに浮かんだ瞬間行動力落ちるみたいなさ。
ある。
あるじゃないですか。もう信じ切って走り切るしかないのに。
でもう間違いだったら間違いでもう一回やり直せばいいだけだ話なんだけど、なんかそのやり切る前に諦めちゃうみたいなさ。
スピーカー 2
ある。
あるじゃないですか。
ある。
ここが辛いっすよね。
スピーカー 2
これ合ってんのか俺のこの仮説みたいな。
うん。
とりあえずここを決めたこの時間まではやり切ろうでやり切れたらいいんだけど、やり切れずにいや待てこれ間違ってるわみたいなんでさ途中でやめちゃうみたいな。
スピーカー 1
いやでもいやすごい気持ちはわかりますよね。なんかその全然こう地図を持たずに昔こううろうろしてた時とかってこっち間違ってるかもしれないと思いながらやっぱ進めないじゃないですか。
スピーカー 2
進めない。確かに。
スピーカー 1
これと同じ状況ですもんね。
スピーカー 2
そう取り返しのつかないことになるぞこれっていうね。
スピーカー 1
そう引き返すなら今じゃないかっていう。
スピーカー 2
あるある。
スピーカー 1
気持ちもあるんですけどね。でもやっぱある程度やり切らないとそこでデータもやっぱり中途半端になっちゃうんで。
うんまさに。
その辺は本当にねやっぱある程度経験があるとここはこの突き進んでいいパターンとか引き返した方がいいパターンっていうのも見分けがつくようになるかもしれないですけど。
スピーカー 2
確かに。ホットペーパーってあれ広告撮ってましたよね。
スピーカー 1
あれはもうだから完全に広告費で。
スピーカー 2
広告だけですよね。フリーペーパーですもんね。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
いやフリーペーパーってさ基本的に無料で無料のいろんな記事とか作って広告集めて広告で制作費まかなうじゃないですか。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
なんかホットペーパーってそのコンテンツがもう広告コンテンツになってたよね。その広告クーポン一個一個からお金取れてたよね。タウンワークもそうかでもよう考えれば。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
あーそっかそっか。タウンワークもそうですよね。
スピーカー 1
まあレクルートが出してるねそれこそその昔SUMOの冊子版とかもねありましたけども。
スピーカー 2
あったあった。
スピーカー 1
あれもまあ同じ感じですよね。
スピーカー 2
いやあれ考えたのすごいよねすごい仕組みだよね本当に。
スピーカー 1
そうですよ。
スピーカー 2
ねー。
スピーカー 1
ゼクシーとかもねやっぱ未だにやっぱあれ買いますもんね結婚しようってなって。
スピーカー 2
まずはゼクシー買ってね。でもあれはいろんな結婚式場からお金もらって広告を作ってコンテンツにしてるもんね。
スピーカー 1
そうなんですよだからあれらしいですよねゼクシーって本屋さんであれ一冊300いくらとかその300いくら丸々本屋さんの利益になるっていう。
レクルートは別にそこで売れても1円も儲からない。
スピーカー 2
はいはいはいはいもう広告費もらってるもんね制作の部分で。
スピーカー 1
そうそうそうすることによってようやく本屋さんっていうあの超いいリッチに置かせてもらえるようになった。
スピーカー 2
はいはいはいはい。
スピーカー 1
ねーそういうのがねやっぱ。
確かに。
スピーカー 2
置き場所発明。
置き場所発明すごいこれもね俺前に勤めてた社長に教えてもらったんだけどリクルートってそのスーモとかさっき言ったゼクシーとかあと画展系のビーングとかいうやつもあったんですよ製造業で働く。
ビーングとかあとタンワークとかね。でやっぱ駅に置きたいってなったんですよ。
その人口の流入の多い。で駅に置きたいんだけどその駅に置く場所がないと。
っていうところにそのリクルートの営業マンがあの看板あるじゃないですか電磁看板通路になんか看板埋め込まれてるじゃないですか。
スピーカー 1
はいはい廃車さんとか。
スピーカー 2
廃車さんの看板とかあるじゃないですか。あの看板のパネル外したらちょっと凹んでるんですよね。
あっこを設置場所にすればいいじゃんって言ってあそこに置くようになったらしい。
スピーカー 1
確かになんか凹んだとこに置かれてましたね。
スピーカー 2
そうそうそうあれってもともと看板だったんですよ。
へーじゃあそこぶっこ抜いてこの枠借りるんでって言って。
スピーカー 1
すごいっすね。
スピーカー 2
すごいんですよだからそういう置き場所発明がマジで。
スピーカー 1
へー。
スピーカー 2
っていうのを昔の元リクルートの社長さんから14回ぐらい聞かされましたね。
酔っ払って毎回同じ話するんでもうその話聞きましたよっていうのを何回もやってる。
スピーカー 1
へー確かにそういう発明したいな。
スピーカー 2
すごいですよね。
やっぱそのフリーペーパー見ててもその江添さんの最初のこの求人をね。
校内のフリーペーパーでやったことが発祥でしょあれも。
あの形が全部ビジネスになってますよねリクルートの根底に。
スピーカー 1
うんうんあの東大新聞のね。
スピーカー 2
そうそうそう優秀な人材が欲しい企業に広告を出すっていう。広告をうまく使ったんですよね。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
なんか俺はyoutube見てても広告ってただの鬱陶しい邪魔してくるやつじゃないですか。
でもあの人はその広告っていうのはすごくその人にマッチさせて上手に使ってますよね。
スピーカー 1
そうですねだから本当に価値のある情報なんだったら別に広告だろうがその編集された記事だろうが別に関係ないと。
ただそこのマッチングがちゃんとできてないと広告はやっぱ嫌われていくっていう。
スピーカー 2
そうなんですよね。
なんかでも広告って出たらさなんかもうどうせ俺らの金が見当てなんだろうっていうマインドになるよね。
なる。
どうせまたその誇張表現そのなんか飲むだけでダイエットとか言ってさ明らかこれ別人だろうみたいなさなんかビフォーアフターの写真が出てきてさ。
はいはい。
あるじゃないですかそういう広告。
ある。
もうそういうのに僕ら駆け引きとしてるんでね。
スピーカー 1
でもたまになんかそのアプリの広告とかでバツボタンの位置とかだいたい覚えるじゃないですか。
消した瞬間に今の広告ちょっと見たかったっていう時は。
スピーカー 2
たまにね。
たまにありますけどね。
スピーカー 1
出ないですよね。
スピーカー 2
なんかwebで記事読んでてもこれクリックさせるためだけのちょっと女性のセクシーなサムネイルになんか金儲けれますみたいなさ。
なんかそういう釣るためだけのキャッチコピーみたいなさ。
スピーカー 1
ね。
はいはいってもうはいはいってなんだけどね。
あれはちょっとね取り締まってほしいですよね。
スピーカー 2
いやそうなんですよね。
なんか多分本当に優秀な良い情報の広告って多分絶対あるはずで。
そういうのがねそういうなんか釣るためだけの広告のせいでなんかレベル下がっちゃいますよね。
うんうん。
業界のはいはいどうせ広告でしょってなるじゃん俺のマインドも。
スピーカー 1
だからなんかねそういう本当に。
でもあの僕たまに電車乗るとあの電車の車内広告釣り広告は。
うんうんうん。
だいたい見ますね。
スピーカー 2
僕も職業上見ちゃうんですよね。
広告を使ったマーケティング戦略
スピーカー 1
これ職業病なのかな。
スピーカー 2
職業病だと思うよ。釣り川のさ電車の釣り川のとこにもたまに広告入ってるやつあるじゃないですか。
ああいうのとかもねすげえ見ちゃうね。
スピーカー 1
なんかここに出せるということはそれなりにうまくいってんだろうなみたいなのとかが。
スピーカー 2
どうなんでしょうね。
僕は大阪なんでなんか大阪のイベントとかが多いけどね。
商談会とかね展示会とかそういう広告ばっかりだなと思いながら。
スピーカー 1
なんか面白い置き場であったことないですか。
ここにこれをこの広告あってすごいなみたいな。
スピーカー 2
すごいなと思ったのは僕上海行った時に上海って電車ほとんど地下鉄なんですよ基本的に。
で電車乗ってると外真っ暗なんですよね。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
だけど外見ると外に広告が投影されてるんですよ。
スピーカー 1
外に広告が投影されてる。
スピーカー 2
うんなんていうかなそのプロジェクションマッピングみたいな感じでその電車走りながら外がこうなんかにこうなんていうの映像が流れてるよ。
スピーカー 1
全然わかんないや。
スピーカー 2
だから電車の窓を覗くと地下走ってるんで真っ暗なんだけど。
上海の先進的な広告手法
スピーカー 1
トンネルに入った時にその窓に電車の窓に広告が流れるってこと?
スピーカー 2
窓じゃなくて窓を覗き込んだ壁。
壁に?
壁。真っ黒の壁に。
スピーカー 1
じゃあそのプロジェクターは電車に取り付けられてて。
スピーカー 2
そうそうそうそう。
スピーカー 1
なるほどね。めっちゃすごい。
スピーカー 2
だからその時にもう上海すげえなと思った。でもこれもう5年コロナ前の話なんで。コロナなってから僕上海行けてないんでもう5年以上前ですよね。その時点でそんな広告ですごかったですよ。
もう全然日本の東京よりも進んでるなーと思いながら。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
みんな全員QRコードで決済だしね。
スピーカー 1
うんうんうん。
トイレのトイレットペーパーですらWeChatのあのQRコードいるから。
そうなんや。
スピーカー 2
そう。だからね。
スピーカー 1
え、有料ってこと?
スピーカー 2
そう。
スピーカー 1
あーはいはい。
タクシーの後ろの荷台を活用した新ビジネスの構想
スピーカー 2
だから初めてそのQR決済になった時俺トイレ行ってあのペーパーなかったからさめっちゃ大きい声で誰かーとか言ってトイレットペーパーくれーっつって。
いい人がなんかピッて鳴らしてくれて上からピュッて投げてくれて。
スピーカー 1
おーすげー。
スピーカー 2
そうそうそう。
スピーカー 1
いい話じゃん。
スピーカー 2
いい話なんかな。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
なんか電子決済がね。やっぱ中国は偽札も多かったんで。
うん。
みんな電子決済の方が良かったんでしょうね。
スピーカー 1
そうなるとねやっぱまだまだ置き場発明ありそうですね。
スピーカー 2
置き場発明あると思いますよ。
スピーカー 1
その地下鉄みたいな新技術新技術というほどでもないかもしれないですけどによってできるものがあったりとか本屋にいかに置いてもらうかとか考えると。
スピーカー 2
いや俺実は一個温めてるビジネスアイデアがあって。
お。
あのこれから日本インバウンド増えるじゃないですか。
うん。
でインバウンド増えた時に困るのがスーツケースなんですよ。ロッカー。
スピーカー 1
スーツケースね。はいはい。
スピーカー 2
ロッカーの置き場って全然ないんですよね。まだまだ少ないんですよね。
うん。
例えば俺らが東京とかに遊びに行ってもロッカーが全部いっぱいでスーツケース置いとく場所がないみたいなのがあるんですよ。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
なんか俺これに関してタクシーの後ろの荷台あれ活用できないかなと思ったりしてるんですけどね。
スピーカー 1
あーなるほどね。
スピーカー 2
タクシーってめちゃくちゃあるんですよ。
なんだけどタクシーに人乗せるんだけど後ろのこの荷台の荷物乗せるとこあるじゃないですか。
あっこって結構空のままが多くてあそこって結構デッドスペースになってるんですよね。
スピーカー 1
うんうんうん。
スピーカー 2
でタクシーって動くじゃないですか。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
で今なんかGoアプリとかでタクシーのねそのGPSの機能とかも結構インフラ整ってきてるんで。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
タクシーも新しいチャンネルできるじゃないですか。
人を運ぶビジネスだけじゃなくて物を運ぶビジネス人の物を運ぶみたいなスーツケースをさ今このタクシーの自分のタクシー乗せてますみたいなんでそのまま自分のホテルに送迎するとかさ。
スピーカー 1
あーはいはいはい。
スピーカー 2
そういうことできたらすごいいいなーって思ってるんですけど。
スピーカー 1
あー確かにそのカバンだけ先ホテルに行くとか。
スピーカー 2
そうそうそうそうホテル行くとか。
スピーカー 1
えーめっちゃいいじゃん。
スピーカー 2
えっと2時間ずっと入れっぱなしにしとくとか。
うん。
その荷物入れたタクシーは荷物のあるお客さん乗せれなくなっちゃうけど。
はい。
なんかでも稼げますよねタクシー業界も必ず。
スピーカー 1
まあそうですね。
スピーカー 2
うーんなんかその辺のアプリ開発してくれる人いませんかこれ聞いてくださってる方。
一緒に新規事業立ち上げてビジコンとか出ませんかってこと一緒に。
スピーカー 1
じゃあねヤーマンと一緒にビジネスしたいという人はね。
スピーカー 2
ヤーマンと一緒にプレゼン結構自信がありますんで。
スピーカー 1
こちらのお問い合わせフォームから。
スピーカー 2
いやでもねこのこれからインバウンド増えてきてこのロッカービジネスにそのタクシーの後ろの荷台なんていうのあの車のさ。
スピーカー 1
トランクじゃないですか。
スピーカー 2
トランクか。
ロッカートランクビジネスみたいな感じインバウンド狙った。
ロッカートランクね。
うーんなんかすごい可能性あるなと思って。
スピーカー 1
まあでもそれ本当なんかその例えば飛行機が来るとかめっちゃこの人が集中する時間ってあるじゃないですか。
あるあるある。
もうそこでトラックドーンってつけてこっちでーすって言ってババーっとやってあとは指定の場所に届けてくれるとか。
スピーカー 2
そうなんですよあるんですよ今もうすでにそれって。
あるの?
あるんですよその駅でその兄ちゃんがいておっちゃんがいてもうロッカーバーってここに置いとくと。
でバッジみたいなのつけて。
スピーカー 1
うんうん。
スピーカー 2
でトラックにガチャンって乗せるみたいな。
ほんで移動して6時間後にまた戻ってくると。
場所が置き場所がないからね。
スピーカー 1
あーはいはいはい。
スピーカー 2
そういうのはあるんですよ。
スピーカー 1
なるほど。
スピーカー 2
うんでも荷物あんな1回預けるのに700円とか1000円とかかかるから。
うん。
トラックいっぱいに入りスーツケース集めるとそれなりに儲かると思うんですよね。
スピーカー 1
うーん。
スピーカー 2
だからそれはトラックでそのまとめてやってるけどもうちょっと個別にタクシーのトランクとかを使ったら面白くことなるんじゃないかなって。
だからその構想はあるんですけど。
新規事業の戦略と『HotPepperミラクル・ストーリー』の感想
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
そのアプリ作るのが大変だなっていう。
スピーカー 1
ね。
うんなるほどね。
スピーカー 2
だから将来的にはそのあのタクシー会社に売却とかねできると思うよこのアイデアは。
うん。
うん。
タクシー業界からしたらチャンネル増えるからだって収益の。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
うん人乗せるだけじゃなくて。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
そのスーツケースも乗せますよと。
うん。
いうことができますんでね。
スピーカー 1
一緒にやりたいぞという人はね。
スピーカー 2
はい。
あのー。
こちらまで。
漏れなくハリーさんと僕と。
スピーカー 1
俺もやるの?
スピーカー 2
はい巻き込まれます。
スピーカー 1
分かりました。
はい。
やりましょう。
スピーカー 2
ということでね。
なんか変なビジネスアイデア出して終わっちゃったけど。
スピーカー 1
そうですねまあちょっともうそろそろ時間があれなんで。
ええええ。
まあ締めようかなと思いますが。
やっぱね改めて戦略とは。
うん。
まあ選択と集中と計画を立てるというところね。
うん。
あの実際にこのリクルートがねどうやってきたかというのがねまとまっているので。
うんうん。
このホットペッパーミラクルストーリー。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
ぜひね新規事業やるぞと。
うん。
めちゃめちゃ参考になる部分がいっぱいあるかなと思いますんで。
うん。
これなんかねあれですよ。
あのヤフーZホールディングスのね。
うんうん。
代表の川部さんという人が。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
おすすめしてた本なのでね。
へー。
おすみつきということで。
ぜひぜひ。
ええ。
見てみてはいかがでしょうかと。
ということで今回の感想メールまたはアップルポッドキャストのレビューでお待ちしています。
二人でコメント欄を全て読んでいますので。
今後の番組をより良くするためにあなたの感想をお待ちしています。
スピーカー 2
ます。
スピーカー 1
はい。ということで今回も聞いていただいてありがとうございました。
また来週お会いしましょう。
さらば。
兄弟番組のゴロゴロトーキングではヤマンがビジネス情報をゆるーくお伝えしています。
概要欄にリンクを貼っていますのでこちらもよろしくお願いします。
32:18

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