2023-08-06 23:29

#5 君はどうして起業したいのか?という問いに答えられる?

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今回のテーマは「#5 君はどうして起業したいのか?という問いに答えられる?」です!

番組への感想は、「#RoadToIPO」でtweetしていただけると、番組パーソナリティが喜んで読まさせていただきます!

番組へのご要望・ご相談は、古野光太朗(twitter:https://twitter.com/koutarou_furuno)までお願いします。

▼今回のトーク内容:

誕生日会でシリコンバレー経験者と出会う/エンジェル投資家宮本邦久さんとご飯/孫さんおすすめマネジメントゲーム/起業したい理由は必要なのか/起業したいのは当たり前である/会社は1つの船である/松下幸之助さん「任して任せず」/ふるちゃんのプロジェクト推進力を磨く

▼パーソナリティ紹介

山本敏行(twitter:https://twitter.com/SEVEN_Founder)

  • SEVEN Founder(Chatwork創業者)
  • 昭和54年3月21日、大阪府寝屋川市生まれ。
  • 中央大学商学部在学中の2000年、留学先のロサンゼルスでEC studio(2012年にChatWork株式会社に社名変更)を創業。
  • 2012年に米国法人をシリコンバレーに設立し、自身が移住して5年間経営した後に帰国。
  • 2018年Chatwork株式会社のCEOを共同創業者の弟に譲り、翌2019年東証グロースへ550億円超の時価総額で上場。
  • 現在はエンジェル投資家&スタートアップ起業家コミュニティの「SEVEN」に注力している。
  • 著書に「投資家と起業家」、「放課後は高校生起業家」がある。

古野光太朗 (twitter:https://twitter.com/koutarou_furuno)

  • 早稲田大学商学部3年生
  • ビジコン審査員賞受賞・VCアクセラレーションプログラム採択
  • HRSaaSで3度目の起業を準備
  • 150名参加している起業サークルの代表

サマリー

この番組は、チャットワークを創業した山本敏行さんから、古ちゃんが起業3回目の知識や経験を引き出し、自身が上々へとチャレンジするためにお話しいただくポッドキャストです。古ちゃんは、経営者としてのビジョンや目的地を明確に設定し、経営方針や理念を組織全体に浸透させる方法について話し述べています。

番組概要
古野光太朗
この番組はChatworkを創業したSEVENの山本敏行さんから、起業3回目の古ちゃんが山本さんのIPOまでの知識や経験を引き出し、自ら上々へとチャレンジしていくポッドキャストです。
山本敏行
こんにちは、チャットワーク創業者で現在7ファウンダーの山本敏行です。よろしくお願いします。
古野光太朗
お願いします。パーソナリティを務めます、3度目の起業家古野光太朗です。よろしくお願いします。
山本敏行
ということで、5回目の収録ですけれども、ハイルジャンの1週間、どんな感じでしたか?
古野光太朗
そうですね、今回の1週間は僕の誕生日があって、誕生日の昨日なんですけど、ちょうどお祝い会みたいな、サプライズだったんですけどお祝い会をしていただいて、なんかちょっとほんわかした気持ちになれた1週間でした。
山本敏行
ほんわか、誕生日、おめでとうございます。ちなみにいくつになったんですか?
古野光太朗
そうですね、僕22歳になりました。
山本敏行
おー、22か、おっかいなー。僕44なんで、ちょうど半分でしたね。
古野光太朗
あ、そうなんですね。
山本敏行
完全にちょうど終わったら、2位終わったらちょうど半分。
古野光太朗
しかも昨日、お祝い会というか、メインは一応スタートアップの人が各自のやりたいこととかを共有するという会で、その場でたまたま僕がシリコンバレーに行くんですっていう話をしたときに、
シリコンバレーでもすでに行ったことある人が3人いたのと、実際に来月から行くよっていう人が1人1人いて、かなりシリコンバレートークで盛り上がって。
山本敏行
例えばどんな話とか出たんですか?
古野光太朗
あった話で言うと、1人もう起業してる人がいて、共同創業者がスタンフォードのPHDを取ってる最中っていうのを言ってて、
その人とつなぐよって言っていただいたので、僕が来月行くときにその共同創業の人と会わせていただくっていう感じです。
山本敏行
おー、いいね。
古野光太朗
そうですね、めっちゃ珍しい出会いがあっていい会でした。
山本さんはどんな1週間でしたか?
山本敏行
僕の1週間はまず大阪エンジェルピッチイベントっていうのがあったんで、それ主催してるんで、
毎回3,4社、地元の企業家を地元の経営者が応援する、投資するっていうイベントなんだけど、それを運営してるんで、
今回は毎回上場社長をゲストに呼んで、僕とパネルディスカッションをするっていう感じで、毎回1人2人ぐらいの上場社長が来て、今回も2人の上場社長、
1人はエンジェル投資家に今も3回上場、ジャスダック、東証2部、東証1部に上場して、
米系のファンドに売却した宮本君一さんという、今エンジェル投資家としては日本で最も注目されている1人じゃないかなと思うんですけど、
その人に大阪に来てもらって、その人とパネルディスカッションして、エンジェル投資とはみたいなことを話してもらいながら、
僕はこう思います、宮本さんどう思いますかみたいな話もして、めちゃくちゃ大阪でこれからエンジェル投資するぞみたいな、
20人以上エンジェル投資家が来ていて、その人たちとってもすごい勉強になったかなっていうのと、
あと面白かったのはピッチ3人やって、投資も結構生まれそうな感じで、会議としても非常に良かったんだけど、
その後宮本さんをちょっと軽く食事行きましょうって言って、そしたら急にスナック行きません?みたいな、
え、スナック行くんですね?とか言って、あ、わかりました、いいですよって言って、
そしたらうちの妹が大阪でスナックやってるんですっていうので、それで突然行くことになって、
もともと熊本出身って聞いてたんで、妹さんも熊本出身なのになぜ大阪で、しかも北新地の真ん中でスナックやってて、
それでオープンして8年経ったけど、今日行くこと言ってないから突然サプライズできますって言って、
なんかテレビみたいなドッキリシリーズみたいな感じで、突然入ってて動画撮って、
山本敏行
うわーみたいな感じで妹さんがめちゃくちゃ驚いてるというね、非常に面白い体験でした。
古野光太朗
すごいですね、独特な1週間を過ごしますね、毎週。
山本敏行
あとはその後、先週は京都行って大阪行ってそのイベント出てから次の日に富山に行って、
富山でお世話になっているエンジェル投資家の会社でマネジメントゲームっていう経営の勉強をゲーム化したようなゲームがあって、
それの勉強会やってるから来ませんかって言うんで、前からちょっと気になってて、
孫さんが幹部社員には全員受けさせるとか、自分のソフトバンクアカデミアの後継者全員にこのマネジメントゲームを100回分やってないと、
そもそも後継者の候補にも入らないっていうぐらいのゲームなんで気にはなってて、
それでちょっと受けてきて、こういう感じでやってるんだっていうのはすごい、
経営の初心者の人とかめちゃくちゃ勉強になるんじゃないかなと思うんで、
もしかしたらフルちゃんもマネジメントゲームの研修1回受けてみてもいいんじゃないかなって思ったりしたけどね。
古野光太朗
それはどうやって受けられるんですか、僕みたいな知らない人から。
山本敏行
マネジメントゲーム研修とかで検索したら、多分全国各地で開催してて、
1回2、3万円くらいで2日間の研修で、製造業のゲームだから材料仕入れて製品作って、
で販売する、で販売する時に価格戦略であったりとか、あとは駆け引きとか、
あとは財務のね、キャッシュフローとか借り入れとか、そういったものを毎回毎回ゲーム終わったら決算書作るっていうので、
決算書作るの最初すごい大変だったんだけど、周りがすごいベテランさんがたくさんいて教えてくれるんで、
結構原価消極の考え方とか、経営したことなかったら原価消極って何ですかだかと思うし、
借り入れで利息ついて結構痛いなとか、あと人件費結構重いよねみたいなのとかもすごい体感的に学べるから、
結構ゲームとしてはよくできて面白いなって思いました。
古野光太朗
なるほどです。ちょっと2、3万、確かにいい値段するのでちょっと考えてみます。
でも面白そうだったなと思いました。
じゃあそろそろちょっと本題の方入りますか。
起業の理由と悩み
山本敏行
はい。
古野光太朗
今日は結構僕がお悩みを山本さんにぶつけるっていう形で考えていて、
その悩みっていうのが起業したい理由は必要なのかっていうことを聞きたくて、
実際に僕が体験したエピソードがあって、これは強く思ったんですけど、
起業したい理由を聞かれて納得感がある起業の理由しか答えられないことが多くて、
僕がしっかり答えてもああそうなんだなるほどねぐらいの感じで答えられることが多くて、
これがあんまり伝わってないのかなっていうのと、
あと僕自身がまだやっぱり事業が固まってないっていうこともあって、
すごく上手く伝えられないんですけど、
その事業が決まってない状態の起業家でも納得感のある起業したい理由っていうのは必要なのかっていうところを聞いてみたいです。
山本敏行
起業したい理由。
古野光太朗
はい。
山本敏行
起業したい理由。
古野光太朗
そうです。めっちゃ聞かれるんですよ。
山本敏行
えー。
何で起業したいのとか。
古野光太朗
そうですそうです。僕がいろんな交流会とかイベントとかに出て起業したいと思ってるんです。
でもまた事業はなんとなくHR領域とAI領域掛け合わせやろうと思ってるんですって言ったときに、
君何で起業したいのって言われて、あんまりしっかり答えられないっていう。
山本敏行
まあちょっとその話聞いてて思うのは、起業したい理由がないといけないのかって言ってる時点でちょっとどうなんと思うところがあって。
古野光太朗
はいはいはい。
山本敏行
例えばまあ、え、ふるちゃんなんで生きてんの?何のために生きてんの?とか言われて、
いよいよ生きるっしょ!みたいな感じ。別に死にたいわけじゃないし、みたいな感じだと思うんやけど。
はいはい。間違いないです。
起業するのに理由なんかいらないし、起業するのが当然だと思って、生きてるのは当然?
なんで息吸ってるの?みたいな感じなんで。
はいはいはい。
いよいよ、息を吸うでしょ?起業するでしょ?みたいな。なんていうの?愚問ですよ?ぐらいの感じで返せばいいんじゃない?
そんな聞かれたことないけどな。
おー。
起業するしか考えたことないんでって。
え?そんな質問されたことないな。
なんか多分、もしかしたら、ふるちゃんは起業したいと思ってるんですけど、みたいな。
もしかしたら相手に対して、迷いというか、まだ何か覚悟が決まってないところが微妙に伝わっちゃったのかもしれないじゃないかな。
起業したい理由は何ですか?いよいよ息をするから、何の質問してるんですか?あなた。って僕は思っちゃうけどね。
はいはい。
古野光太朗
そこまで僕も研ぎ澄まされてはないんですけど、別に第三者に分かってもらう人はないと思うんですけど、やっぱり聞かれることが多いのが結構投資家になる人、特にVCの人に聞かれることが多くて、
でも別にどうせなら起業がなかったら別に分かってもらわなくても自分は起業したいと思ってるからいい、で済ませられるんですけど、
VCとか同士対象になってるのでそこは何か説明責任があるのかなとか思っちゃう。
山本敏行
そういう意味で言うと起業したいというよりも、何でこの事業をやりたいのはやっぱり投資家の目線としては気になる?
ああ、なるほどです。
この事業に本気なのかっていうのとか、10年続ける覚悟あるのかとか、
何かちょっと流行りに乗って周りが起業ブームだからとか周りがやってるからやってるんじゃないよねっていう確認の意味で、
起業したいのは勝手にすればいいって話で、別にスタートアップじゃなくてもカフェやりたいでも何でも起業で全然いいと思うんだけど、
その事業に対して本気でこの人やりきれるかなっていうのはやっぱり気になるんじゃないかな。
ああ、なるほどです。
事業がまだ固まってないでしょ?
古野光太朗
そうなんですよ。多分そこもあって、ふわっとこういう領域やりたいですって言ってるのもあって、
確かになぜ起業したいのかに加えたり、何でその領域なのとかも結構聞かれることがある。
山本敏行
そうやね、領域に関しては投資家としては気になると思うね。投資家の質問からだとすると。
古野光太朗
ああ、なるほどです。
山本さんが今までの投資家としていろんなこれぐらいのシード起業家って言われる、
本当まだ事業があるかないかぐらいの起業家と会ってると思うんですけど、
山本敏行
その人たちもそこまでこれといった起業したい理由みたいなのはなかったりするんですか?
でもだから起業はもうみんなする気満々で、投資受けたいって来てるんで、
じゃあどんな事業なの?ってなった時にその事業について聞くと。
あんまあなたのキャリアからそういうこの事業にそこまでコミットするのがちょっと理由がちょっと理解できないんだけどってなったらそこから掘り下げていって、
いやいや実はこういう体験があったんですみたいなところから、ああなるほどねみたいな、そこから掘り下げていくって感じかな。
古野光太朗
理由を、過去の体験とかで納得する理由があったら投資家としては満足というか、こういう理由で。
山本敏行
満足というか、もうなんかこの事業をやらずに、もうなんか三度の飯よりこれやりたいんですぐらいの気持ちがないとね、
同じような領域で戦って勝ち切ってもらわないといけないんで、この人はその領域で勝ち切れるのかなっていうところを判断する。
単に思いだけじゃなくてもちろん普段言動とか行動とか、レスポンスの速さとか、周りにいる仲間の本気度とか、そういったものも総合してもちろん。
単にこんな体験があったからこれで勝てるかって言ったらそうじゃなくて、それに対して本当に動いてるかどうかっていうのがすごい重要やね。
古野光太朗
ああなるほどね。総合的に見て。
山本敏行
総合的に。
古野光太朗
なぜこの領域なのかみたいなのも一つの要素として、投資家として見てるっていうぐらいのレベル感なんですね。
山本敏行
そうです。
古野光太朗
今まで結構悩んでたので、そもそもこれがない。悩んでたというか、投資家に結構これを聞かれることが多かったので、これがないといけないんじゃないかっていうのをちょっと思って考え込んでた。
山本敏行
そうやね、領域やね。
古野光太朗
それで言うと、その領域に対しての大義名分みたいなのがいるんじゃないかとも思ったりして、例えば会社で言うと具体的なミッションとかビジョンみたいに言われるところっていうのは初期の段階で立つものなのか、それともある程度授業をするんだって、この授業であればこのミッション、ビジョンがいいなっていう後決めなのかみたいな。
山本敏行
そうやね、ちょうど僕は学生時代にいきなりスタートアップを始めたわけではなくて、学生時代は本当にSEOの授業とか、そういったいろんなソフトウェアのリセラーとか代理店みたいな、そういういわゆるスモールビジネスみたいなところからスタートしてるんで、
僕のやってきた経験から言うと、最初はそういう、当時は理念とかビジョンとかってよく言ってたけども、全然なくて単に生き残るというか、この授業でいかに広めて売上利益を出していくかみたいなことしか考えてなかったけど、
ガムシャラにやってて、それでも社員5人ぐらいになってきて、利益も出てるけれども、なんかちょっとしっくりこないなと思って経営の勉強しに行こうと思って経営の研修に通い始めて、そこでめちゃくちゃ言われたのが経理念と経ビジョンとか、あとは経営計画とか、しっかりないとダメだという風に教えてもらって、
経営者の船とビジョン
山本敏行
それで僕がその1年間を徹底的に経営の勉強させてもらって出た結論は、経営というか会社っていうのは船だと、船なんだけれども、そこに船に乗ってる、ある意味自分が船長、経営者は船長で、乗ってる社員は客室はある意味カスタマーサポートだったりとか、エンジニアはエンジンルームにいたりとか、みたいな感じで、
それぞれの役割でそれぞれの客船とかを大きな船を航行していくとなった時に、社員は自分のポジションでしっかりこうやっていこうと思ってるけど、その船に乗り込む時にビジョンがしっかりと目的地なんで、目的地言われずにとりあえず船乗ってくれ、頑張って働いてくれって言われてもめちゃくちゃ怖い。
古野光太朗
気づいたらハワイに着くと思ってたら気づいたら北朝鮮に着いちゃった、みたいなことになってしまうんで、最初からハワイに俺たちは行くぞ、この船に乗りたい奴いないかっていうような状態、スタートアップだったら僕だったらこういう世界を作るんだ、今スタートアップ始めるとしたらこういう領域でこういう世界を作るから、それを作る仲間を集めてるんだ、俺の船に乗る奴いないか、みたいな感じでこうやっぱり集めるんで、ビジョンとかやっぱりしっかりと作って、目的地や。
山本敏行
目的地をしっかり作って、乗らないかと。
経営理念、ミッション的なところで言うと、僕たちはこういう考えでこの船を運航してると、その時にその理念っていうのは方位磁石みたいなもんなんで、
どっか横浜の港を出港してハワイに向かってたけども、海の太平洋のど真ん中でどこにいるかわかんないってなった時に、理念、方位磁石を見たら、俺たちの立ち位置ここだったよねと、今ちょっとこの辺にいるよね、ちゃんとルートに沿っていかないといけないよねっていうことでルートに戻っていったりとか。
あと経営計画がしっかりと、事業計画がしっかりとされてないと、燃料がこのまま行くとハワイまで足りないよねということをしっかり見ていく。
それで燃料っていうのはお金だよね。お金がしっかり足りないとハワイまで到達できないよねみたいな。
経営方針というのがルートなんで、北側のルートを通るのか直線で行くのか、いやでもそのルートで行くと嵐があるから南側回っていくのかみたいなのが経営方針。
なので経営方針は時代とか海の状況によって変わってくるんで、木ごとに経営方針というのを出していかないといけないみたいな、そういう感じで考えると最初から何もない船に乗らないかって言われて、フルちゃんが乗りたいかどうかっていう社員の気持ちになった時に。
古野光太朗
なるほど。
それでいうと、そこの経営方針を掲げた上でどうやって浸透させるんだろうっていうのがちょっと気になって、ある意味どっかの数値を追いましょうとかだと結構わかりやすく追えると思うんですけど、経営方針とか理念みたいなでっかいのを掲げて、それをどうやって周りをついてこさせるのかみたいな、小学術みたいなのとかってあったりするんですか?
山本敏行
まずそういった経営ビジョンとか経営理念とかは普段から掲げてるし、断るごとにもちろんみんなの目に入ったり聞いたりするような、あとは経営者以外からでも上司から聞くような状態、飲み会とかで、うちの会社こういうところ目指してるからねみたいな感じで当たり前に出るようにとにかく浸透させなきゃいけない。
経営方針の浸透
山本敏行
浸透させる上でかつ、僕の場合はチャットワーク時代にやったのは毎月1回全体、昼にやってたんで中例って言ってたけども、今やってるような感じでこの1ヶ月僕が経験してきたこととか全部こうあった人とかの話の中で面白いエピソードをピックアップして、僕はこんな1ヶ月だった。
その中で目指してるこのビジョンとか方向性方針はこうだけれども、その間微調整が絶対入ってくるんで、その1ヶ月の間にも。こういう出会いとかこういうチャンスとかこういう時代の流れが来てるから、こういうちょっと方向でやっていこうと思うという感じで、全員に仕事止めて1時間ないし2時間ぐらい月1思いっきり話すと。
それに対して一方通行で全社員に伝えても右から左になっちゃうんで、やっぱり組織大きくなってくると、社会人だからちゃんと聞いてて当たり前だよね、ちゃんと理解してるよねっていうのをちゃんと理解してるかどうかを確実にさせるためにそのテーマについてグループ、部署を超えたグループを作ってディスカッションして発表させるとか、そういった形でアウトプットもしっかりさせるっていうこともやってます。
古野光太朗
すごいですね。山本さんってこだわりがめっちゃすごいですよね。それこそ僕がこの収録終わった後に編集を山本さんとかに投げるんですけど、めっちゃ細部まで見ていただいて、そこのこだわりのすごさをめっちゃ感じますね、常に。
山本敏行
それはね、松下幸之助さんが言う、任せて任さずっていう経営の考え方で、例えばこの部下は、僕は別にフルジャンの部下じゃないんだけど、このプロジェクトにおいては僕がいろいろリードしていかないといけないなと思っているときに、
例えばこの子は40点ぐらいできる子だなと思ったら60点フォローするし、60点ぐらいできる子だったら40点フォローするしっていうのが、任せて任さずっていう考え方で、僕はまだフルジャンこういうプロジェクトをやるの初めてっぽい感じがするんで、
ちょろちょろなんか抜けるだろうなっていう頭でいるから、フォロー具合が手厚め、こういうとこ抜けるんじゃないなと思ったら抜けてるなと思ったら抜けてるよここっていう風にしたら、あ、しまったみたいな感じでね、フルジャン気づいて、今後そういうの再発しないようにチェックボックス、チェックリスト作りますとか言ってね、今回も改善、じゃあ自分でちゃんと改善して再発防止考えれる子だな。
じゃあこういう次はこういうステップで、実はこのプロジェクト一緒にやりながらフルジャンのプロジェクト推進能力を高めていくっていうのも同時進行でやっているっていう。
それちょっと初めて知りました今。
80点ぐらいまでできてきたら20点足りないけど失敗も含めて自分自身でやってもらって自分で気づくっていう。
自分で気づかないから気づかせるっていうことをやるんだけど、もうちょっと成長してきたら自らあれこんなことになってたねみたいな、何も言わないみたいな。
それで自ら気づいて改善していくっていうプロセスを自分でできるようにしていってもらおうと。
これも社員教育でも絶対やらないといけない。
丸投げしてできてへんやんって言ってもそれはもう原因自分論っていう考え方なんで、ちゃんと一緒にやってる人はできないんじゃないかって思ってたのに指摘してなかったってことは自分の責任なんで。
だから毎回編集の時に送ってねって。3回目から送ってこなくなったけど送ってねって言ったのもまだ何かあるんじゃないかなっていうのもあるし。
でも今回は前半しか聞いてなかったんだけど前半ここまでちゃんとやってたら後半大丈夫かなって後半聞かずに返したっていう感じです。
古野光太朗
早く自分でプロジェクトできるように頑張ります。
そろそろお時間きたので終わりにしたいと思います。
RoadToIPO起業3回目でIPOを目指すフルちゃんに山本敏行がぶっちゃけメンタリング。
ここまでお聞きいただきありがとうございます。
番組への感想は「#RoadToIPO」でツイートいただけると嬉しいです。
「#RoadToIPO」に関してご意見ある方は概要欄にフルノのツイッターリンクがございますのでそちらからご連絡お願いいたします。
それではまた来週。
23:29

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