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ということで早速ダーウィン事変の紹介に入りたいと思うんですけれども、
公式ホームページから抜粋してきました。
アメリカミズリ州の固い中に暮らす少年チャーリーは人間を超える知能とチンパンジーを超える身体能力を併せ持つ半分人で半分チンパンジーのヒューマンジー。
15歳になったチャーリーは人間の里親の勧めで初めて学校に入学。
そこでチャーリーは頭脳名席だがコミュニケーションが苦手なルーシーと出会う。
平穏な学校生活もつかの間、チャーリーはその得意性ゆえに動物解放を掲げるテロ組織ALAにつけ狙われることに。
チャーリーは家族やルーシーを守るためALAと対決する道を選択する。
私ずっとアラって呼んでたけど頭の中で。
アラ違うか。
違うよ。
ALAは略なんだけどね。何の略だったっけ。
動物を解放する連合。
動物を解放する連合だね。
ということでヒューマンジーっていう種類の生き物ってなるのかな。
その子が主人公っていう形なんだけれども、
最初に本をめくると場所がカリフォルニアなのよね。
最初はな。
カリフォルニアのエスカンディードっていう実際にある場所なんだけれども、そこはどういう場所ですか。
有名なのはサンディエゴズのワイルドライフサファリーパークというアトラクションがある場所です。
サンディエゴに動物園があって、それとは別にサファリーパークみたいなのがあるんだよね。
サファリーパークの方は本当にサファリだから、自分の車で探検することはできないんだけど、ケージに入ってない動物たちがいっぱいいる。
すごい広いところにいろんな動物がいて。
最初は多分サファリーパークしかなかったと思う。
モノレールがあって、そのモノレールは自由に生きている動物たちが見えた。
かなり面白いアトラクションになってるんですけれども。
そんな感じでエスカンディードを聞くと、そういう場所を連想するんですけれども。
そこがまず最初に舞台になっていて、そこにある実際にはない研究所。
動物を実験するような研究所からスタートするんですけれども。
そこにALAがそのラブに侵入して、動物を解放しろという風に銃を持って攻撃してくるんだけど、
そこで死にかけたメスのチンパンジーがいて、これは連れていかなきゃいけないって言って、
もしかしたら妊娠してる可能性もあるって言って連れて行って、
後々子供が生まれたんだけど、それがチンパンジーの子供じゃなくて、
チンパンジーと人間の子供、ヒューマンジーっていう子供が生まれて、
それがチャーリーっていう名前なんだよね。
そのチャーリーは人間のアメリカ人の里親の下で育てられて、そこから学校生活が始まるんだけど、
セレブみたいな感じだからみんなに見られるし、みんなに注目されるんだけど、
いじめ的なことが最初はあって、
なんでかっていうと、チャーリー自体もそうなんだけど、ヴィーガンなんだよね、チャーリーが。
それで同時にALAのテロとかが起きたりとかして、
ヴィーガニズムは何か、チャーリーはお前は何者なんだみたいな、
そういう風に話が発展していくんだけれども、
このトピックが結構広いトピックだなって思うの。
ヴィーガニズムだけじゃなくて、漫画の中で語られているものが、
一刊目はヴィーガンについてすごい書かれてるなって私は思って、
でも読み進めていくと、それだけじゃなくて、
社会の組織とか人権、動物の権利、それから重社会の問題とか、
アメリカが舞台になっているので、日本生まれのアメリカ在住者が見ると、
結構うまくアメリカ社会が描かれてるんじゃないかなって私は思った。
アメリカ人としては悪くはない。
しかも私たち英語で読んだじゃない。
日本語では読んでなくて全部英語で読んだからまして、
こっちのアメリカの人が誰か書いたものを英語で読んでるような私は雰囲気。
舞台もアメリカだし。
ただこの作者の梅澤俊先生は海外に行ったことがないと。
すごいね。
漫画大賞を取った時の編集者の方のインタビューを見たんですけれども、
その時点での編集者の人は梅澤先生はパスポートもないし海外に行ったことない。
後々調べたら先生を取り巻くスタッフとか編集者の人も海外に住んだことがある人はいないと。
梅澤先生は自分でいっぱい書物とか読み込んで、
でも映画とかそういうものに興味があるから想像を膨らませながら書いてるっていう。
あるところではこれはテレビでアメリカのことが分かったような人なんですねって思う時はある。
アメリカ住んでる。15年以上住んでるけどすごいと思って。
リナーレス代表という役ね。
議員の人かな?議員じゃないか。
議員じゃなくて下の方。
レプリゼンティティブ・リナーレスはこの漫画の中ですごい偉い人の雰囲気なんだけど、
ただのレプリゼンティティブだからそんなに力を持ってるわけじゃないし、
彼女のキャラクターはハウス・オブ・カードズを見た日本人が書けそうなアメリカの議員と俺は思いました。
でも私はスティルよく描けられてると思う。
賛成です。
社会とか法律とかもすごい勉強したんだろうなって思うような言葉がいっぱい出てきて、
結構読み応えがある作品だと思うんですけれども、
最初にヴィーガンがどうのこうのっていうふうに出てきて、
それが私はすごいキャッチだなと思って。
私自身がベジタリアンだから、
え、なになに?日本の人がヴィーガンについて話してる?って聞くとすごい興味があるっていうか。
ヴィーガンもどれくらい日本で浸透してるかわからないけど、
ロサンゼルスに住んでたら結構ヴィーガンの人は過ごしやすいんじゃないかなって私は思う。
他の場所に比べてはね。
アメリカのね。
カリフォルニアは大変だと思うんだけど、
ヴィーガンレストランとか結構あるんだよね。
ポートランドもあるよね。
私はどうしてベジタリアンになったかっていうのは、やっぱり環境的な問題があって、
肉牛の生産の仕方とか、それが環境に与えるメタンの影響とか、
あとはプラスチックとかね。
いろんな理由があって、ベジタリアンになろうってなったんですけれども、
その後、ヴィーガンのレシピも試したり、今でも全然食べるし、
全然支障はないんですけれども。
1巻目にチャーリーが問われる。
なんでヴィーガンなんだみたいなことをすごい責められて、他の悪いやつ。
悪いやつ?
悪いやつっていうか、いじめっ子にさ。
めっちゃいじめられてたじゃん。
本当にあんまり気にしてなかったけど。
最初の方に、俺の好みだからみたいなことで、もう終わりにしようって思ったんだけど、
逆にじゃあなんで人間だけは食べられないとか言ったな。
チャーリーはすごい冷静なんだよね。
頭もいいし、冷静だし。
なんでだかわかんないんだけど、表情はあまりないよね。
人間のキャラクターもちろん表情あるんだけど、
チャーリーはちょっと表情っていうか感情が読みづらい。
それも何か意図的な理由があるのかもしれないんだけれども。
その後出てくるのがやっぱり動物の権利とか保護とか、そういうことがテーマになっていて、
人間の法律とか権利とかっていうのはあるんだけど、
ヒューマン人用の法律権利は作られてないから、どう対応していいかわからないみたいな。
逆に言えば、なんか所有物みたいなさ。
扱われ方とかしてて。
そういうのも何か読んでて、これは動物の権利についても話してるんだけど、
もしかしたら移民とか、そういうことも触れたいのかなって私は一瞬思ったの。
今このアメリカの時勢でさ。
書いたのはもっと前だけども。
でもちょっと今のアメリカの運営を見るとさ、私なんかやっぱり移民だから。
法律なんてさ、結構変えられるじゃん。
変えられて無視する場合もある。
そういうふうに法律って必ずしもさ、それでも固まって動かないってことはないと思うから。
私も移民の一人として、別に怖い目にあったとかそういうのはないんだけど、
やっぱりこう法律が変わりつつあるから、ちょっとそれはね頭をかすめたんだよね。
それは移民だとしてもじゃなくても、人間の権利は急に変わることもある。
戦争になったり、大統領が変わったりすると、必ずその権利が続くわけでもない。
結構壊れやすいものだから、その国に住んでる人たちがちゃんと守らないと必ず続くわけでもない。
今は結構怖い時期なんだし。
今の大統領は別にその権利とか人間の権利とかを尊敬してないんだから、怖いな。
怖いね、本当にね。
だから私は永住権持ってて、それでアメリカに住む権利があるけれども、
わかんないよね。
アメリカに生まれ育った人たちも今頃、
そうだよね、そういうアーギュメントあるよね、今ね。
間違ってエルサルバドールに送りました、という雰囲気で、彼の権利は全然尊敬されてない。
今の時点だと、どこの国から来た人でもアメリカで赤ちゃんが生まれた場合は、
その人はアメリカの市民権を持つことができる。
なんだけれども、それをちょっと変えようとしてるんだよね。
それは多分、今のスプリームコートにはよるかもしれないんだけど、それは憲法に入ってるからね。
実際にヒューマンジーの実験をした国があった話ですけど、
それがソビエト、ソビエトっていうか旧ソ連か。
1920年代にその実験が行われたんだけど、
実験。
実験、なるほど。それは失敗でした。
中国にも1960年代にこういう実験が行われたんだけど、
それは完成できなかった。大革命があったから。
それで1980年代かその以降にまた中国で行われてる可能性はあります。
今のところでは、
細胞レベルで人間とチンパンジーのDNAが混ざってある細胞が作られたことはあるらしい。
でもそれは公式な情報ではなくて、
噂的な。
噂レベルですね。
多分本当だとは思うんだけど、赤ちゃんまでは言ってない。
過去にそういう実験があったけれども、実際に生まれた例っていうのはない。
そうそう。
多分その最初のやつは失敗で終わったんだし、
もうちょっと最近のやつは多分生きたものまでは言ってないような感じがする。
何で作ろうとするんかね。
俺からしてみると、できるのならやってみようという科学者の考え方があると思う。
マットサイエンティストみたいな。
そうですね。別に何かのためではなく、できるかどうかを分かるためにやってみようとしてる。
そこで倫理的な問題とかは後から考えればいいみたいな感じなのかな。
あとそれはなぜ旧ソ連とか中国で行われているのかというと、
それを防げようとしているものはないから。
政府さえはいと言えばできるようになっていいからね。
そこも大きな点なのよね。
チャーリーがどうして作られたのか、生まれたのかっていうのも大きな注目ポイントなんだね。
そういうふうに実験をしててうまくいった例はないとのことなんですけれども、
昔、実はヒューマンジーじゃないかって言われてたチンパンジーがいまして、
オリバー君っていうらしいんですけれども、
これも私知らなかったんだけど、ちょうどこのダーウィン事変について調べてるときに、
このオリバー君の話が目に入ってきて、いたんかと思っていろいろ調べたんです。
そしたら1960年にコンゴで生まれたチンパンジーがいて、
そのチンパンジーが要するに売られてアメリカまでやってきた。
チンパンジーといろいろ研究をしてたカップルがオリバーを見つけて、
多分若い頃からずっと一緒にいたんだから、
彼は親しまれて連れて行ったと思う。
コンゴからアメリカまで。
でも厄介になって、オリバーがカップルの女性の方に恋しちゃって、
とりあえず彼女が迷惑と思って打ったわけ。
他の研究者じゃなくてトレーナーね。
チンパンジーをトレーニングさせて見せ物にするために。
職教師みたいな感じかな。
また売られて、3番目のトレーナーが、
昔ロサンゼルスにあったテーマパークで見せ物にされてた。
80年代になって彼はまた研究所に売られて、それは結構ひどかったらしい。
トレーナーたちが全員優しかったわけでもないけど、
見せ物だからある程度のスペースとかはあったと思う。
でも研究所では本当に小さいカゴの中に住ませられて、
あまりにも小さくて体が自由に動けなくて筋肉が衰えたらしくて、
あれは本当にひどかったらしい。
DNAとかをテストされて、ヒューマンジーなのかって調べてみたら、
いや普通のチンパンジーでしたっていうことがわかったらしい。
その後はまた保護されて亡くなるまで、ある程度自由に。
6年間くらいに研究所に住んで、
その後はチンパンジーやゴリラとかをレスキューする場所に売られて、
そこに行ってから保護団体が金をうまく利用しなくて、
誰かが盗んでた悪毒が自分のために使ってたらしくて、
それも結構ひどくなって、
テキサス州がそれを調べて、やっぱりこれはダメだってわかって、
保護団体の人たちを全部クビにして、新しい人を招いて、
新しい人たちがちゃんとやってて、お金をちゃんと使って、
もう少し優しい環境にして、その後は彼が亡くなった。
だから何でこのオリバー君が注目されたかというと、
他のチンパンジーとは少し違った風貌というか、
顔がチンパンジーぽくないというか、毛が少なくて、
チンパンジーとか他の霊長類、人間はそうじゃないけど、
4本の腕足を使って歩くのが普通なんだけど、
オリバー君は二足歩行するのが好きだったみたいで、
それであれちょっとこれは何かチンパンジー以外のものが混じってんじゃないのかっていうので、
ヒューマンジーヒューマンジーって言われて、
もうセレブみたいな扱いで日本にも来て仕事してたっていうか、
オリバー君が仕事したくて来たんじゃないと思うけど、
お金儲けのために使われて、日本のテレビ局でも取り扱われ、
視聴率がすごい良かったから、さらにもっと出てたりしてたらしいんだよね。
だから結局DNA検査したら普通のチンパンジーですで終わったんだけど、
その当時は結構センセーショナルだった話題みたいなのよね。
今のところはそうだな。
オリバー君が一番話題的にはヒューマンジーに近かったのかなって思いますね。
全部今まで話したことを含めて、
この物語的にとってもシスコさんが好きそうなテーマだと思うし、
私も時事問題的なことを読者に問いかけてるのは、
すごい良いことだなって思うんですけれども、
シスコさんがこの漫画ダーウィン事変をお勧めする理由とか、
お勧めしたい人とかっています?
心理学に興味を持った人、そして哲学が好きな人だって、これを読めばいいと思う。
特に動物の権利がどういうことだか、本当にそれを守ろうとしたら、
社会はどうやって変えるべきだか、
そういうようなことを考えたい人は読んだ方がいいと思います。
読んでて考えないわけないよねっていう感じの。
読んでたら絶対考える。
そう言われたらみたいな。
じゃあ私ってどうなのかなって、
自分の場合は私の立場ってどうなんだろうっていうのはすごい思った。
なるほどね。
アメリカにちょっと興味がある人でも読んでもいいんじゃないかなって私は思うんだけど、だめ?
別にいいんだけど、アメリカは本当にそうでもないよって俺が言いたいよ。
日本も結構アメリカの人からステレオタイプで見られてるよ。
そうだよ。
寿司、芸者、侍みたいな。
だから日本に行う芸者の話で、みんなが寿司を食って、
侍も出てきるとか、みんなが家族の名誉のために叩きを打って腹切りして自殺するからみたいな。
そういうステレオタイプが重ねていく話だったら、
読んでもいいし、面白いのは面白いんだけど、
既に持ってるステレオタイプがもうちょっと激しくなるような話だったら、
日本は全部そういう感じじゃないからねって言いたくなるんでしょ?
だからそういうような話。
読めばいいとは思うんだけど、これは本物のアメリカじゃないからね。
これは漫画の中のアメリカだから。
そうか。
全体的にずっと結構インテンスなんだよね。
スピードが速いって。展開が速いね。
展開が速いには良いと思う。
それは本当に私は好きなんだけれども、ゆっくりじゃなくて、
パッパッパッパ、次々みたいな。
だからそうなると次何が起きるんだろうってめくってめくって読み進めたくなるような漫画なんですけれども、
ちょっとドキドキするっていうかさ、しない?
普通にするんだけど、他の漫画と比べては、
ちょっと頭使うよね。
頭使う。それは俺も思う。
ただエンタメで読む感じじゃないよね。
それはそう思う。
結構は頭使って読み進めて、ちょっとドキドキする感じなんだけど、
だからちょっと読み終わったら、はぁ?みたいな感じ。
なぜこんなにドキドキするんだろうね、毎話。
自分が多分移民と重ね合わせている部分が多いのかも。
そこか。
それがちょっとあるのか、私の場合はね。
他の人はまた違った読み方をするんだろうけど、やっぱりアメリカ住んでるからさ。
チャーリーが一言に思えないっていうかさ。
自分にも何かが来るかわからないから。
だからそういうハラハラするような内容の中で、
結構みんな好きなんだけど、キャラクター。
一人特別好きなキャラクターがいて、
それは警察官の奥さんが後々出てくるんだけれども、
ある意味なんかちょっと意味違うけど、ゆるキャラっていう。
テンションリリース。
今までガーって噛み締めてたのが解けるような感じの優しくて。
優しくて。
頭いいと思う。
そうですね。
頭良くて。
でも頭の良さはキャラのメインじゃないからね。
優しさがメインだね。
優しさがメインで、ちょっとボケてるように見せて。
他のみんなと違う感じですよね。
他のみんなは結構真面目すぎて、
あんまりゆるいところはないんだけど、
彼女だけが一歩一歩で行きましょうよみたいな。
彼女だけが他のキャラクターを笑わせられるみたいな。
みんなもうやめてみたいな、何言ってんのみたいな感じで、
そこが私的には一瞬安らげる感じのキャラクター。
これはどっちかというと、里親のバートさんが一番好きだった。
何があっても結構前向きで、真剣に考えて、
でも他の人に対してあんまり厳しくはない。
あと先生だし。
教授だしね。
それは全部好きだった。
要するに自分ってことでしょ。
かもしれない。
っていうか、君もそうでしょ。
え、私?
私、グレイス?
私、グレイス?
じゃないの?
あ、そう。
違う?
わかんない。
なんか結構、女性本能があるような。
母さんだから、あえて他の人を守って誘ってあげたいんじゃないの?
そこまで寛容じゃない、私は。
私は多分インテンスな方だよ。
そうですか。
ルーシー系だと。
ルーシーだよね、お前は。
ルーシーも一個だけどね。
でも真っ直ぐな感じの子で。
その通り。
俺がチャーリーかよ。
いや、チャーリーではないな。
バッドだな。