だから、タコピーの原罪っていうのは、お母さんが言ってた、必ず一緒にアイテムを使いなさいって、守れなかったことなのか、
それとも、タコピーがbullying、いじめはどういうことだかを知って、それが原罪なのかとか、どこがその原罪なのかが、俺が気になる。
そういう考え方もあるから、どこの部分が原罪なのか。
この番組は、地元でフリーペーパーを作りながら漫画を執筆する杉本、
IBリーグ大学でアニメクラブの部長を経験し、漫画アニメ愛好家歴30年以上のシスコ、
そして在米15年目でアニメ漫画初心者のマヨの3人が、各自の独特な視点から漫画、アニメ、映画、そして音楽までを厚く語る番組です。
3AMオタックス~ポッドキャスターのマヨです。
シスコです。
シスコさん、今回の作品は1話目からかなりの衝撃を私受けました。
ですね。
この作品、少年ジャンププラスにおける当時の連載作品の最高閲覧数を記録したと言われてます。
すごいな。
正直ね、かわいいキャラクターとかビジュアルから想像できない社会的問題がテーマとなってると思うんですけれども、
いつも情報を得ないままアニメとか見たりするから、なんかかわいいキャラクターがいるっていう感じで見始めたら、
いやいやいやいや、かわいいはかわいいんだけど、内容がそういう感じではないと。
ネットフリックスのサムネイルがあまりハッピーな気持ちではなかったというところで、どうかなとは思ったんだし、
絵のスタイルはほら同じ漫画家が描いた一ノ瀬系の滞在。
で、俺が読んだことあったから、多分なんか最初の方から俺はちょっと疑ってた。
あまりなんかハッピーなものじゃないかなって思ってた。
ということで、今回深掘りするテーマはタコピーの現在。英語では?
タコピーの現在の紹介に加え、今回はあのちゃんによる主題歌や日本とアメリカでのいじめの違い。
子を持つ親として私たちの考察、そして漫画やアニメに関する英単語やフレーズを紹介する3Mオタクワールドデイをお送りいたします。
3Mオタクは日本が誇る漫画アニメを海外の視点からプラスアルファを添えて解説考察していくポッドキャストです。
Spotify、Appleポッドキャスト、Amazonミュージック、YouTube、そしてYouTubeミュージックで切算配信中。
ちょっと違ったアングルから漫画やアニメを深く知りたいという方は、ぜひ各種配信サービスでのフォローや登録をお願いいたします。
ということで、さっそくタコピーの現在の紹介を入っていきたいと思うんですけれども、
こちらはタイザンファイブ先生による作品で、シスコさんが言ったように、一ノ関の滞在の作者でもあるということで、タイトルがすごく似てるのよね。
似てるね。最初にタコピーの現在って聞いたときは、アニメは微妙な違いのタイトルになったかなって思ったぐらいに似てた。
でも、あんまり関連性はなさそうと。
テーマは似てるよ。
ということで、簡単に説明したいんですけれども、静香ちゃんという小学生の女の子がいまして、静香ちゃんは要するにお友達…お友達って言わないな。
同じクラスメイトの子のマリナちゃんからいじめられている。
それもちょっとすごい行き過ぎているいじめというか、危ない感じのいじめなんですけど、毎日毎日いじめられて、蹴られたりとか、物を隠されたりとか、捨てられたりとか、そういう生活を送っている女の子なんですけれども、そこにある日突然、タコピーというタコに似た感じのエイリアンかな?
宇宙人でしょ?
宇宙人ね。宇宙人がやってくるんです。
そのタコピーというのは、ハッピーな惑星から来ているエイリアンだから、静香ちゃんにハッピーになってもらおうというミッションで地球に到達するのね。
だから、静香ちゃんがいじめられている、そういうコンセプトがないのかな?タコピーの中には、最初は。
そうですね。どうなっているのかな?さっぱりわからないような感じですよね。
どうして静香ちゃんは悲しそうなのかな?みたいな、そういう感じなのよね、最初は。
ドラえもんみたいな感じで、あの手この手を使って、たまに道具を使って、これをしたらハッピーになれるかも、これをしたら静香ちゃんが笑ってくれるかも、みたいな感じで話が進んでいきます。
この作品、アニメはですね、全部で6話ということで、短い単語本も2巻で終わっているということで、今のところ私たちは2エピソード見たので、3分の1は終わったという感じですかね。
さっき言ったように、ちょっとやっぱりドラえもんを思い出させるというか、タコピーが道具を持って、というのがすごいドラえもんに似ているし、静香ちゃんという名前も一緒だし、タコピーが土管の中に住んでいるというか、そこから出てくるんだけど、その土管3つの重なった三角形の土管とかも、やっぱりちょっとドラえもんっぽいなというのは、多分見ている人が気づく。
日本人なら気づくと思うだよね。
若い人はさ、若い人でもドラえもんを見て、そうわかるのか?
ドラえもんまだやってるよ、テレビで。日本のテレビで。
そうなんだ、OK。
俺はドラえもん見たことないからさ、真面目にね、若い頃から見てるわけじゃないから、そういうような公演はどこから来るのかというと、俺の中の答えはロボ子かもしれない。
ロボ子もね、あれは。
ロボ子もドラえもんから撮ってるわけなんだけど。
これにちゃんと理由がありまして、作者のTaisan5先生によりますと、陰湿なドラえもんをやりたいと思ったことがきっかけというふうに明言している。似てる部分はあるよね。
でも本当に陰湿というか、ダークというか、ドラえもんとは全然違う、正反対な感じのお話。
ドラえもんにもいじめっ子はいるけどね。
そうだけど、いじめられた方のリアクションが全然違うもんな。
あ、そうね。ドラえもん助けて、みたいな感じなんだよ。
そうそうそうそう。
静香ちゃんはそうは言わないもんね。静香ちゃんは助けてって今のところは言ってないからね。そういうことなんだそうです。
まあそのちょっとダークな内容なので、一番最初1話目を見た時に出てくるのが、とってもセンシティブな内容なのでっていうような警告みたいなのが出てくるね。
そういう描写が含まれているから、見る人気をつけてね、的なものが最初に文字で出てくる。
それでスタートするんですけれども、なんていうんだろう、レイティングというか、どのぐらいの年齢の人が見ればいいっていう基準があって、
ネットフレックスではプラス18、要するに18歳以上が好ましいというような感じになっています。
まあいろいろ話したいことはあるんだけれども、どう思いました?見て。
いやめっちゃ悲しかったんだよ。この悲しいアニメあんまりないなって思った。
2AMでも言ったけど、ホタルの墓以来の衝撃だったけど。
いや多分他にもあるんだろうが、これは結構悲しい感じの。
そして最初は悲しくなって、その後はタコピーがなんとかしろよっていう気持ちになって、
タコピーはすごい優しいんだけど、あんまりにも何も知らないでちょっとうざいなぐらい。
本当に何もわかんないの。早く気づけようってそんな気持ちになった。
タコピーは助けようとしてるのよね。助けようというか、ハッピーにさせようっていうのは頑張ってるんだけれども、純粋すぎるっていうか気持ちが。
知識がないプラス、あんまり知識を身につけようともしてないような感じがする。
いじめっていうのがないわけでしょ、タコピーの惑星では。
たぶんないと思うし、ボコボコにされてからにも、うまくいけるよねみたいな態度でしょ。
お話しすればわかるよみたいな感じだったよね。
なんでわかってないのかがちょっと不思議。
そのタコピーのキャラクターもすごい面白いキャラクターだなって思うところはそこなんだよね。
いじめられてる子がいます、それをいじめととってない周りの子の視点なのかなって思った。
なんであの子、でも気づくよな、小学生でもさすがに。
たぶんわかると思うね。
なんでだろう、ちゃんとお互い話し合えば2人とも仲直りできるのにっていうような感じのちょっと浅はかな考え方。
かもね。そういう考え方をする人いると思うの?
そういう状況をしててさ。
いないか、あんまりハッピーだから、ハッピーすぎてハッピーボケしてるのかもしれない、もしかしたら。
最初の1話はタコピーがいじめがどういうことだかわからないんだって、そういうところはまだ許せるんだけど、
2話は事実を知ってから、まだ話し合えばみたいな考え方をまだしてるのはちょっと許せなかった。
2話目は結構イラついてきたよね、私たちは。
たぶんタコピーが怖いっていうところが一番、俺がそれが一番面白いと思う。
確かにね、タコピーが静香ちゃんの身代わりっていうか、紛争して、
僕がマリナちゃんっていういじめっ子のところに行って話しつけてくるからみたいな感じで行ったらもうボコボコにされて、
それでやっぱりタコピーはもう怖くなっちゃって、歯向かえないし立てない、何も言えないっていう状況。
その後もやっぱり本物の静香ちゃんが立ち向かって話さなきゃいけない時もタコピーはもう恐怖でね、何もできない、動けないっていう、
その感情を表すのはすごい良いことだと思った。
このコーナーではオタクの世界の進出をコンセプトに今回深掘りしたアニメや漫画から、
私たちが選出した重要キーワードを英語で紹介するコーナーです。
今回はですね、ドリンクにしましょう。
2AMの方では反対にいじめっていう言葉を教えましたけど、
同じですね。いじめがbullying。
スペルは?
これbullって入ってるけどなんか東洋と関係ある?ないか。
ごめん、英語になっちゃった。スイッチしてしまった。
まあbullyっていうのはそのいじめをする人がbully。
オクソードによると、多分オランダ語のboyで恋人から来るらしい。
で、なんか時間を経ってて言葉の意味が返ってきて、
あといい人っていう意味になって、
で、あれから威張る人になって、
で、最後に他の人をいじめする人という意味に返ってきたらしい。
すごいね、でもなんか日本語の古典でもそういう言葉あるらしいね。
元々の意味とは全然違う、今現代語の意味になってるとか。
背反対の意味になってしまったらしい。
要するに、牛という言葉には全然関係ありません。
でも牛はbullだよね。
そうそう、男性の牛はbull。
ボスの牛はbull。
そうそう。
で、まあbullyingっていう言葉、これは結構聞くかな、学校関係だと。
あんま会社とかではあんま聞かない気がするけど。
アメリカではあるよ、会社では。
ある?あ、そうか、日本でもあると思うよ。
あんまbullyingじゃなくて、harassmentとかpowerfulを要するにいじめだろ。
そうだね。
セスコさんは現役の高校教師で、日本の学校でも勤務経験がありますけれども、
アメリカと日本のいじめの違うところって、何か気づくとこありますか?
まあ、自分で見たことはあんまりないけど、
人の考え方からにすると、日本のいじめは、
人をグループかな、追い出せるようないじめが多いような感じがする。
例えば、その人を無視することとか、仲間外れにすることとか、そういうのが多いらしい。
アメリカでいじめって言えば、誰かが他の人を殴ったり、結構フィジカルなのが多いと思うし、
人の悪い噂をばらまいたりするのも、bullyingになるときもあるんだけど、
たまには、アメリカではbullyingは本当にひどいことだと思われてるから、
たまには、大したことじゃないのに、生徒たちがいじめを受けてますとか言うんだけど、
本当は誰かが噂をばらまいたんだけど、いじめまではいかないんだ。
嫌がらせだろうが、他の人は参加してないから、一人対一人みたいなワンワンみたいな感じで、
she's bullying meとか言ったりするんだけど、
俺の中だと、お互いに悪い噂をばらまいてるなら、いじめになって、そりゃ喧嘩だろって思うみたいになるんだけど、
団体がやると、絶対にbullyingだし、フィジカルな一方的な殴ったりするんだと、それもbullyingなんだけど、そんなにないと思う。
結構珍しい、俺が働いてる学校だと、超珍しいこと。
たぶん10年に1回ぐらい、そういう事情があるんだけど、ほとんど、めったにないと思う。
他の学校は違うと思うけどね。
あと、アメリカだと、一番いじめられるのが、ゲイとか、
マイノリティーの人たち。
そう、マイノリティーとか、LGBTQの人たちが結構いじめられるのが問題なんだけど、
今はさ、オンラインの時代だから、インターネットの時代だから、
こういうオンライン上でのいじめっていうのも、たぶん日本もあるだろうし、アメリカもね、結構話聞いたりするよね。
ほんと、やばいやつとかあるよね。
あるある。
で、1回インターネットに載せてしまうと、世界中に発信してしまうから、
タチ悪いっちゃタチ悪いね。
それは絶対にある。
はい、ということで、最後につけたいことありますか?
タコピーはこれからどうなるのか、やっぱり気になりますね。
マジで、次はどうなるのかはわからない。
予想つかないね。
予想つかない。
カメラが本当に壊れてるのなら、めっちゃわかんない、これからどうなるのか。
本当はまだ直せるのなら、それは大体予想できるんだけど、できなかったらわからないな。
でも、その2話目を見て、タコピーの現在っていうタイトルがしっくりくるっていうか。
でも、それもね、それちょっと気になってた。
現在って聞いて、まゆはどういう意味だと思いますか?
オリジナルシンだと思ったけど、同じ。
だから、オリジナルシンって何?
元々、タコピーが持ち歩いてる罪。
だから、多分、クリスト教の人だと、それが全然違うからね。
そういう意味じゃない。
どういうこと?