2024-05-13 13:43

EP.206 人工甘味料の入ったプロテインは体に悪いのか?医学的に解説します。

元動画:
https://www.youtube.com/watch?v=XQegD95wcMY
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はい、こんにちは。今日はyoutubeのコメント欄からご質問いただいています。ご質問は、私はプロテインを1日3回から4回飲むんですが、プロテインには人工甘味料が入ってますよね。
これって体に悪くないんですか?というご質問です。そうですね、プロテインは人工甘味料が大抵入ってますね。入ってないプレーン味のやつとかもあるんですけど、大抵入ってるんですよ。
で、なんで入ってるかっていうと、おいしくするためですよね。僕は普段飲んでるエクスプローザンイチゴ味とかダバツのリッチショコラ味とか、それ以外にもいろんな種類飲んでるんだけれど、おいしくするために味がついてるんです。
で、なんで人工甘味料を使ってるかっていうと、おいしくするためなんだけれど、普通のカロリーを含んだ糖分、砂糖とかを使って甘みを出しておいしくすると、ものすごい量の砂糖を使わないと同じ甘みが出ないわけですよね。
そんなにたくさん砂糖を使うと血糖値が上がってしまって糖尿病になりやすくなるし、糖自体カロリーがあるし、それによって太りやすくなりますので、
だったら同じ量の甘みを出すために砂糖を使うぐらいだったら人工甘味料の方がいいよねっていう話になりますよね。そのために人工甘味料を使ってるっていうことです。
人工甘味料って体に害があるのかないかっていうと、全くないわけではないんですね。それについて後で詳しく説明するんですけれど、
あとは人工甘味料じゃなくて、天然農のカロリーがあんまり含まれていない、使ってるプロテインっていうのもあります。
例えばステビアとかアルロースとか、そういった天然の甘味料を使っているプロテインもあるんですけど、そういうのってカロリーがすごく低いんですけど、高いんですよね。
なんでかっていうと天然のものなので、その植物から抽出して作らないといけないんですよ。
そうするとやっぱりそれなりに製造過程でコストがかかるので、天然の甘味料だと高いんですよ。
人工甘味料、一般的に使われているアスパルテイムとかスクラロースとかアセスルファンKとかサッカリンっていうものは安いんですよ。
工場で大量に生産するから安いんですね。だからコスパを良くするためにも人工の甘味料を使っているっていうことが多いわけですよ。
人工甘味料が体に良いか悪いかっていう話だと、いろんな説があるんですよ。
いろんな実験、研究のデータ、論文ってあるんですけど、ある研究だと人工甘味料は人間にとって害ないですよっていう結果が出たものもたくさんあるし、
その逆で人工甘味料はこういう害がありますよっていう研究結果もあるわけで、
結構二分されてて専門家の間でも意見が分かれるところなんだけれど、
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なんでこんなに意見が割れるかっていうと、やっぱり人工甘味料が人体に害があるかないかっていう研究結果を出すっていう場合って、
人工甘味料を大量に使ったお菓子とか食品とか、新しい人工甘味料を開発した会社とか、
そういうメーカーが依頼して研究させるっていうことが多いんですよね。
その逆で、そういう利益相反が全くない純粋な研究っていうのもあるわけです。
となると、やっぱり利益相反がある研究っていうのは、メーカーにとって有利な結果を導き出そうっていうふうな実験が多いんですよ。
実験ってまず人間を使うか、人間を対象にした実験を行うか、あるいは動物実験でやるか、あるいは試験館の中で行うか、
あるいは研究の実験の期間をどれぐらいにするか、1週間とか短期間の実験にするか、あるいはもう10年ぐらいのスパンで見るかとか、
いろんな条件によって結果って全然違ってくるので、やっぱり人工甘味料が人体に害がないですよっていう研究結果を出そうと思えば、
条件を絞ってそういう実験を出せば、そういう結果を出せるんですよね。
なので、結構人工甘味料は害がないですよっていう研究データが多いですね。
だけど、害がありますよっていう研究結果もその逆で結構あるわけですよ。
有名なものだと、ネイチャーに掲載された論文だと、これはマウスを使った実験なんですけれど、
マウスに人工甘味料を投与して、対等の異常が出るかどうかっていう研究結果なんですね。
対等の異常っていうのは、血糖値が下がりにくくなるかどうか、あるいは糖尿病になりやすくなるかどうかっていうのを見るものなんだけれど、
それによると人工甘味料でマウスの対等の異常が生じましたよっていう、そういう結果もあるので、
だったら人間だっても対等の異常生じて、人工甘味料を摂取することによって糖尿病になりやすくなるかもねっていうことが言えるわけですよね。
それ以外だと、人工甘味料だと、人工甘味料を摂取するとインスリンが分泌されるっていうことがわかっているんですよ。
そもそもインスリンって、砂糖とか糖を摂取したときに血糖値が上がって、その血糖値を下げるために水蔵からインスリンが分泌されて血糖値が下がるんですけれど、
人工甘味料ってカロリーがないのに、人工甘味料を摂取するとインスリンが分泌されるっていうことがわかっているんですね。
これはおそらく脳が甘みが入ってきたっていうことで、脳が錯覚して血糖値を下げないといけないって思ってインスリンが分泌されるんじゃないかとか言われてるし、
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あるいは甘みって取ったときに舌で感じるじゃないですか、甘ーいって。
でも舌だけじゃなくて腸を通過するときに腸でも甘みを感じてるっていうですね、そういう説があるんですよね。
そうすると腸を通ったときに神経がつながっているところからインスリンが分泌されるんじゃないかとかね、そういう説もあるわけですよね。
なのでカロリーが含まれてないんだけれど甘みを感じることによってインスリンが分泌されると。
となるとですね、インスリンが分泌されると血糖値が下がるので糖のカロリーがないのに血糖値が下がることによってですね、
すごくお腹が空いてしまったりとか、あるいはイライラしたりとか、すごい不安を生じたりしまったりとか、そういう精神衛生上良くないっていう意見もあるわけですよね。
あとはインスリンが分泌されるので、インスリンって基本的に接種した糖分とか脂肪を細胞に取り込んで体脂肪を作りやすくするとかですね、そういう作用もあるので、
となるとインスリンが過剰に分泌されることによって太りやすくなるんじゃないかっていうですね、そういう考えもあるわけです。
あとは腸内細菌に異常が生じるんじゃないかっていう考えもありますね。
腸内細菌って大腸とかにいて、接種した糖などを栄養として生きてるんですけれど、
やっぱり本来は存在しない工場で作られたと接種して、それが腸を通ることによって腸内細菌に異常が生じるんじゃないかとか、
腸内細菌に異常が生じることによって体糖の異常が生じるんじゃないかとか、そういう考えもあるわけです。
でもこれはかなり個人差があるんじゃないかって言われていますね。
あとは人工甘味料を接種することによって下痢になる人って必ず一定数いるんです。
これは人工甘味料を口から接種して腸を通過する過程で、腸内で水分をすごく吸収するんですよね、人工甘味料を取ることによって。
それによって便が水っぽくなって下痢になると。
なので人工甘味料のプロテインを飲んでいつも下痢になる人っていると思うんですよ。
それは乳糖が含まれていて乳糖不対称によって下痢になるんじゃないかって勘違いしている人もいるんですけれど、
確かにそういう人も一定数いると思うんですよ、乳糖不対称で。
だけど乳糖がほとんど入っていないプロテインなのに下痢する、だからプロテインが自分に体に合ってないって思っちゃってる人いるんですけど、
そういう人以外に人工甘味料によって下痢しているというケースが多いです。
なのでそういう人は人工甘味料が入っていないプレーンのプロテインに変えてみると下痢しなかったりとかすることもありますので、
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そういう方に一回試してみてもらってもいいと思います。
あとはやっぱり甘みのあるものを大量に毎日摂取することになりますので、人工甘味料のプロテインを摂取すると、
そうすると脳の報酬系、気持ちよくなる物質、ドーパミンが分泌されるんですよ。
人間の体って甘みを摂取するとドーパミンが分泌されて、また甘いものを食べたくなるというふうにどんどん脳が変わっていくわけですよね。
ってなると毎日甘みの強いプロテインを摂取することによって甘みが欲しいっていう体になってしまって、
プロテイン以外のお菓子とかもたくさん食べるようになって結果的に太るとか糖尿病になりやすくなるとか、そういうものもありますよね。
あとはアスパルテイムなんかで言われてるんだけど、アスパルテイムを摂取すると症状でフェニルアラニン、アスパラギン酸メタノールに分解されて吸収されて、
そういうものがすごく毒性があるとか、そういう考えもありますので、なので人工甘味料は害が全くないっていうことはないです。
必ず多少なりとも害はあります。
ただ僕の考えだと人工甘味料と同じ量の同じ甘みのものを砂糖で摂るよりかは遥かに人工甘味料の方がマシなので、
だから僕は美味しいプロテインを飲みたいときは人工甘味料の入っているものを飲むんですけど、
でも結構僕はプレーンのプロテインも飲むんですよ。
前に何回も美味しいプロテインベスト5とかやってて、それ全部人工甘味料の入っているものなんだけど、
結構実はプロテイン、甘味料入ってないのも飲んでますよ。
これはグロングのやつで、これはバルクスポーツのものなんだけど、それなりに美味しいんですよ。
甘味はないんですけれど、基本ホウェイプロテインって牛乳から作るわけじゃないですか。
牛乳の糖分とか脂肪を可能な限り除去して、なるべく純度の高いタンパク質にしたものなので、
どっちかというとあまりコッテリしてないサラサラの牛乳っていう感じになるんで、
基本牛乳の味なので悪くないんですよ。
なので筋トレの後でどうしても甘いものを摂取したい、筋トレの後のご褒美として甘いプロテインを飲むとか、
あるいはなんとなく甘いものが摂りたいんだけれど、お菓子食べるぐらいだったらプロテイン飲む方がマシだよねっていう時に、
僕は甘味のある人工甘味料が含まれてプロテイン飲むんですけど、
それ以外の時、結構こういう甘味料の入ってないプロテイン飲むし、
あるいは甘味料の入っているのと入ってないのをハーフ&ハーフで割って飲むと味が薄くなって、
それなりに美味しかったりします。
結構すごい味が濃い甘いプロテインとかあるじゃないですか、
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そういう時なんかはプレーンのやつで割って飲むと味がちょうど良くなったりとかしますので、
そういう感じで結構僕プレーンのプロテインも使ってますね。
っていう感じでございます。
なのでやっぱり1日3回とか4回人工甘味料の入った味の濃いプロテイン飲むとなると、
結構人工甘味料を摂取することになるので、
人工甘味料によって体に害が出やすい人、結構個人差もありますので、
そういう人なんかはプレーンのプロテインでやってくっていうのもアリだと思います。
意外に美味しいし、
甘味のあるプロテイン飲むと血糖値が下がってイライラする人でも、
これだったらしなかったりとか、これだったら下痢しないとかメリットはありますので、
やっぱり結構多いんだよね、人工甘味料って。
量が多いんですよ、プロテインの中に入っているものって。
やっぱり飲み物で人工甘味料で甘くする場合って、
相当量入れないといけないんですよ。
飲み物って飲んだ液体が全部舌の上を通って甘みを感じるわけじゃなくて、
実際甘みを与えているのって本当にわずかなんですよ。
ゴクゴクゴクゴクってすごい勢いで通っちゃうから。
同じ甘みをガムとか飴玉だと常に唾液で溶けて味わってって感じなんだけど、
飲み物だと結構な量、人工甘味料を入れないといけないから、
結構な量になるんで、こういうのもアリですよっていうことでございます。
別にこれ案件でもなんでもないですけど、
このメーカー以外でもいろいろプレーンのプロテインがありますんでね。
ということで、ご視聴ありがとうございました。
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