2024-08-04 15:24

EP.295 【パリ五輪】XY染色体の性分化疾患の選手がボクシング女子に出場している件について。

元動画:
https://www.youtube.com/watch?v=kT9-EdVXJF0
00:00
はい、こんにちは。今回なんですけれども、タイトルにもある通り、パリオリンピック女子ボクシング66キロ級のアルジェリアの選手、イマネ・ケリフ選手、この方がですね、8月1日2回戦でイタリアの選手と対戦して、そうしたら相手選手がですね、46秒で危険したっていうこと、これがすごくニュースになっているので、
このことについて、三木屋先生はどう思ってますか?というリクエストが結構来ているので、僕の意見をお話しさせていただこうと思うんですが、
皆さんもご存知だと思うんですが、この方はですね、性分化疾患なんですよね。
性分化疾患というのはね、難しい病気、珍しい病気なんですけど、いろんなタイプの性分化疾患というのがあるんですけど、
この方はですね、まず女子選手なんだけれど、染色体がですね、XYなんですね。
男性と同じ染色体なんです。通常女性というのはXXなんですけど、この方はですね、XY染色体である性分化疾患なんですね。
ただね、この方は生まれた時は女性として認識されていた。おそらく性分化疾患、いろんなタイプがあるんですけど、この方はXY染色体なんだけれど、生まれた時は
性器、外性器が女性器だったと思うんです。ほぼ女性器だったと思うんです。いろんなタイプがあるんですけれど、
なので、普通はね、通常はXY染色体だと男性器になるので、おちんちんがあって、たまたまがあってっていう状態なんだけど、生まれた時はそういうのがなくて、女性器っぽいから、女性として生きてきて、女性として認識しているっていうことみたいなんですね。
パスポートも女性なんですね。パリオリンピックはですね、
IOCのパリ2024ボクシングユニット管轄課で運営されているので、今回IOCはこの選手に対して出場資格、
参加規定、適用可能なすべての威嚇規定を遵守しているっていう風に声明を出していて、出場を認めているわけです。
なんだけれど、実際にはですね、見てもらえばわかると思うんですけど、通常の女性よりもですね、男性っぽい体つき、
ガッチリとした体つきなんですね。パンチ力もね、かなり強いみたいで、相手のイタリアの女子選手はですね、あまりにもパンチ力怖さで身の危険を感じたと、
03:06
死ぬんじゃないかみたいな感覚だったみたいなんですよね。なので家族のこととか思って、悔しいけど46秒で危険したっていう形なんです。
これに対してやっぱりネット上、世界中でですね、日本人だけじゃなくて世界中で賛否あるわけですよね。
こういう選手を出場させるのはいかがなものかという意見が結構多いんですけれど、
だけど多様性を認めるべきだと、この人は女性として認識していて、女性として生きているわけなので、女子選手として出場を認めるべきだという意見もあるわけですよね。
このことに関してはですね、僕個人的な意見を言わせていただくと、本当に超個人的な意見なんですけど、
僕はこの選手は女子選手として出場させるべきではないと考えますね。となるとやっぱり本人も辛いとは思います。
オリンピック出場したいのに、自分のこの生まれつきの性分化疾患という病気のために出場することができないというのは本当に辛いと思います。
かといってね、男子の方に出ればいいじゃないかという意見もあると思うんだけど、それはそれでまた不利になってしまうわけだし、
やっぱり性分化疾患なので、男子か女子かって振り分けることができないというか難しい状態なので、本人は可哀想なんだけれど、
オリンピック競技である以上は女子選手として出場させるべきではないというふうに考えているわけですね。
オリンピックは出場を認めているわけなんですけれど、去年の世界選手権では除外されているんですよね。出場できなかったわけですよね。
世界選手権というのは国際ボクシング協会IBAの主催で行われていたわけなんですね。
その時はDNA検査を実施したと。当然XY染色体なわけであって、これはもう除外すべきだと。除外されてしまったんだけど、
オリンピックだと大丈夫なんですね。というのは、今回のパリオリンピックというのはですね、IBAの管轄じゃないんですよね。
パリ2024ボクシングユニットの管轄家なんですよ。IOCの。だからIOC的にはセーフで、国際ボクシング協会IBA的にはアウトということなんですね。
ちなみに今回のアルジェリアの今ね、ケリフ選手以外にも台湾のリン・コーチン選手、57kg級の方なんだけど、この方も同じなんですよね。
06:04
今回は通常が認められているという形なんですけれど、というのはですね、このIBA、国際ボクシング協会っていうのは審判スキャンダルとかがあって、
パリオリンピックのボクシング運営を禁止されている状態なんですよね。だからIBAが運営してたらアウトになっていった可能性が高いんだけれど、今回はIBAではない。
IOCの管轄家で運営されているユニットなので、出場が認められたという形になったわけですね。
結構今ネット上でいろいろ言われてるんだけど、ひろゆきさんなんかも間違えてたんだけど、この方はトランスジェンダーではないんですね。
性分化疾患なんです。トランスジェンダーっていうのは、例えばM2Fの場合だったら、
身体は男性なんだけれど、性自認は女性。そういう場合は手術を行って、清掃をとって、外性器の手術もして、
また、子的を女性に変えるというのは日本でも可能なわけですよね。そういうのがトランスジェンダーなんだけれど、
トランスジェンダーのM2Fっていうのは、性分化疾患ではなくて、身体は一般的な通常の男性なんですよね。
だけど性分化疾患っていうのは違うんですよね。性分化疾患っていうのは、例えば、
性子と卵子が受精して、赤ちゃんの胎児が体の中で作られて、そういう過程で性器が分化して作られていくわけなんですけど、
性相、あるいは卵相になって、おちんちんができて、外性器が作られて、子宮ができてとか、そういう分化の過程の異常が起きて、
この方の場合はXY染色体なので、通常だったら男性の性器になるわけですよ。
金玉があって、おちんちんがあってっていう状態になるんだけど、そうならなくて、ホルモン異常とかシグナルの異常など、いろんな要因があるんですけど、
いろんなタイプがあるんですけど、おそらく女性器の状態でXY染色体で生まれてきたと。
となると、生まれた時、当然おちんちんついてないので、女の子が生まれたっていう形になって、親も女の子だっていう風に認識して、
本人も女性として認識しているみたいなんですよね。そうやって生きてきたみたいなので、性自認も女性である可能性が高いんですけど、
09:03
その辺は色々調べたんですけど、詳しくは分からないんですけど、本人は女性として生きてきたわけなので、女性として酸化したっていうことなんですけど、
ただ、いろんなタイプの成分化疾患があるんですけど、ご覧の通り、体付きは結構ガッチリ男性なんですよね。
なので筋肉質でテストストレンジが高くて、パンチ力もあってっていう風になると、やっぱり他の女性よりも圧倒的に競技の中では有利なんですよね。
なので、僕が反対っていう理由は、他の女性の女子選手に対して圧倒的有利で、他の女性の選手たちが不利になっちゃうので、
これ競技としていかがなものかっていう理由で僕は反対しているわけなんですけれど、
あとはですね、トランスジェンダーとちゃんと分けて考えないといけないっていうのもあると思います。
医者でもはっきりと認識していない人が多いので、一般の方が成分化疾患とトランスジェンダーの違いを正しく認識するっていうのも難しいと思うし、
あとはですね、クラインフェルター症候群っていう、これは染色体の疾患なんですけれど、クラインフェルター症候群っていうのは47XXYなんですね。
染色体がXXYで、通常より一つX染色体が多いわけであって、これも成分化疾患の一つとして考えられることもあるわけです。
学問的に考えられることもあるわけなんですけど、いろんな分類があるんですけど、
またこれは男性寄りの体になって、ちょっとおっぱいが大きかったりとか、あと精巣がちょっと小さかったりとかっていうのもありまして、こういう疾患もありますよと。
なので、一般の方がこういった成分化疾患とかトランスジェンダーとか、あるいはLGBTQもそれ以外にいろんなタイプがあるので、
それを細かく正しく認識するっていうのは難しいと思うので、だからひろゆきさんも間違えてしまったと思うんですけど、
ただですね、今回成分化疾患なんだけれど、トランスジェンダーだって認識してる人が結構多いんですよ、ひろゆきさんもそうなんで。
となるとやっぱり怒りの矛先がですね、トランスジェンダーの皆さんの方に向かってるっていう状態になってるんですよ。
なので、トランスジェンダーの人たちがかわいそうっていうのがあるわけです。
今回のこのですね、成分化疾患の方が出て、46秒でですね、勝利してみるとですね、トランスジェンダーをオリンピックに出場させるなんてケチカランっていう意見をですね、結構ネット上、
12:07
Twitterとか見てても思うんですけど、トランスジェンダーではないんですよね、成分化疾患なんですよ。
だけど多くの人はトランスジェンダーだと思ってて、トランスジェンダーケチカランって言うとですね、オリンピックに出てるとか関係ない世の中のトランスジェンダーの方々が嫌な思いするんですよ。
もちろん成分化疾患の方も嫌な思いするし、クラインフェルター将校軍の方なんかも嫌な思いするわけであって、
トランスジェンダーケチカランっていう意見の人、トランスジェンダーの人はもう権利ばっかり主張して、権利ばっかり主張するなって、
オリンピック出るなんてケチカランって、そんな主張なんか、権利主張なんかするんじゃないってね、怒ってる人いると思うんですけど、
トランスジェンダーの方も、あと成分化疾患の方も、クラインフェルター将校軍の方なんかも、みんながみんなトランスジェンダーとか、
あと成分化疾患の方が女子選手として選手出場することを肯定してるわけじゃなくて、やっぱりその中の人たちでも否定してる人が多いわけですよね。
やっぱり女性選手に対して有利なので、これは他の選手たちが可哀想だという意見が圧倒的なんですよね。
だから一括りにして批判するのも良くないなって思うんですけど、
ただ個人の意見としては、こういうトランスジェンダーの方とか成分化疾患の方で圧倒的に有利になる方はオリンピックに出場すべきではないって思ってますが、
ただ僕自身はこういう意見でも、IOC自体が多様性を認めてこういう選手も出場させるべきだって考えてるんだったら、
もうそれはそれでしょうがないなって、それしかないですよね。
個人的には反対で、世界選手権と同じように、選手翼帯がXYの場合は、成分化疾患の場合は選手として出場させるべきではないと思うし、
F2Mのトランスジェンダーの方も女性選手として出場させるべきではないと僕は思っておりますね。
ということなんですが、結局、こういうトランスジェンダーの方とか成分化疾患の方が女性選手として活躍しちゃうと、
逆にトランスジェンダーの方とか成分化疾患の人、他の一般の選手じゃない人たちも差別されるようになっちゃうんですよね。
やっぱり権利ばっかり主張してけしからんって。
だけどみんながみんなこれを肯定してるわけじゃなくて、トランスジェンダーの方とか成分化疾患の方でも出場させるべきではないって考えてる人が多いわけだし、
みんながみんな権利ばっかり主張してるわけじゃないんですね。
逆に権利ばっかり主張してる人がいると、権利主張していないトランスジェンダーや成分化疾患の人まで差別されちゃうんですよ。
15:07
お前らいい加減にしろ、権利ばっかり出場するんじゃないってね。
というのもあるので、だから余計に出場すべきではないっていうふうに僕は考えておりますね。
というのが今回の私の意見です。
ご視聴ありがとうございました。
15:24

コメント

スクロール