2024-08-13 14:15

EP.305 【ボクシング女子】性分化疾患の選手が金メダルを取ったことに関して思うこと【パリ五輪】

元動画:
https://www.youtube.com/watch?v=HqCEpq6fR6Y
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はい、こんにちは。今回なんですけれども、タイトルにもある通り、パリ五輪で女子ボクシング66キロ級で、アルジェリアのイマネ・ケイフ選手が金メダルを取ったことに関して、僕の意見をお話しさせていただこうと思うんですけど、
いろいろマスコミも報道しているので、皆さんご存知だと思うんですけど、この選手、性分化疾患でXY染色体を持っているんですよね。
ただ、IOCは、この選手はパスポートでも女性だと、女性として生きてきたわけなので、産化を認めるという形になっていて、
どっちかというと、体が男性より骨格が比較的がっしりしていて、パンチ力もすごく強いと。
国際ボクシング連盟、IBA、この団体が世界選手権を行った時は、この選手は失格処分だったんですね。
その理由は、テスト性オンチが高い、男性ホロモンの値が高いということと、あとはXY染色体を持っていると。
そういう理由から失格処分になったんだけれど、パリオリンピックはIBAの管轄ではなかったんですよね。
処分を食らっていたので。なので、IOCがこの基準で産化を認めるという形になったわけですね。
それに対して世界中の人たちが賛否両論になっていて、批判する人もいらっしゃれば、
オリンピックなので産化を認める、多様性を認めるべきだという意見もあるわけなんですよ。
それに対して僕の意見なんですけど、前にもお話ししたんだけど、僕は個人的にはこの選手はオリンピック競技に参加させるべきではないと思っているわけです。
これは選手は悪くないです。選手はIOCが参加を認められたので、参加する権利があるわけです。
IOCの基準で参加したわけだから。それで全力で戦って金メダルを取ったんだったら、選手は頑張ったということになります。
選手は悪くないです。何が良くないかというと、僕の中ではIOCが悪いと思っています。
ただ、僕の予想だと今後はルールが、規定が厳しくなっていって、成分化疾患の選手の出場のハードルが思いっきり上がると思います。
僕の予想だと今のケリフ選手のような成分化疾患、ああいうタイプの方は出場できなくなる可能性が高いんじゃないかなと個人的には思います。
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成分化疾患も本当にいろんな種類があるわけであって、40種類以上あるんですよね。
いろんなタイプの方がいらっしゃるわけなので、ルールが厳しくなって、今の選手みたいな方は今後は参加できなくなるんじゃないかなと思うんですよね。
というのは、オリンピックというのは、選手が金メダルを取った場合って、その国の英雄になれるわけですよ。
金メダルじゃなくて銀メダルとか、あるいは銅メダルとか、あるいは上位に食い込んだだけでもその国の英雄になるということが多いわけです。
特に発展途上国なんかだと、先進国に比べるとメダルを取る選手も少ないわけなので、メダルを取って英雄になると、もとよりお金が稼げるようになるんですよ。
スポンサーもつくし、あるいはCMに出たりとか、コーチとして活躍することができたりとか、取材を受けたりとか、インフルエンサーになったりとか、いろんなものを宣伝したりとか、お金持ちになれるわけですよ、英雄になれるし。
政治家になれるかもわかんないし。なんですけれど、オリンピックの競技ってあくまで人気がないとダメなんですよ。
人気がなくてみんなが応援してくれないと、オリンピックというイベント自体を開催するのも難しくなるし、選手が活躍してお金持ちになるというのも難しくなるわけなので、
今後、今の選手のような方がたくさん女子の競技に参加されると、上位が埋め尽くされてしまうという可能性が高いわけですよ。
ほとんどの競技で有利になるわけなので、柔道とか重量挙げとか水泳とか陸上とか、他の競技でも性文化疾患の競技的に有利な人が参加すると、やっぱりそういうことになっちゃうと、
そうすると、今まで頑張ってきた女性の選手たちが活躍できなくなってしまって、そうすると参加しなくなっちゃうということもありますよね。
そうなると競技自体が面白くなくなってしまう。世界選手権の方がメインで、オリンピックは多様性を重視する、競技としては面白みがなくなるとか、結局公平性がなくなってしまうということになるんですよ。
そうするとスポンサー離れしてしまって、オリンピックの開催すら危ぶまれてしまうことになるので、今後は性文化疾患の方が出場しにくくなるんじゃないかなと思います。
というのは、トランスジェンダーの方も同じようにハードルが上がったわけですよ。IOCが今年1月に示した指針、これ改定されたわけなんだけれど、
トランスジェンダーの選手は12歳になる前に性転換を完了した選手に限るという基準に改定されたんですよ。
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以前はテストステロン値が一定期間基準値以下のトランス女性は出場できるということになってたんだけど、ハードルが上がったわけですよ。
これね、現実的にはトランス女性は参加ほぼできないんじゃないかなって思いますね。
通常資格の判断は各競技に委ねられていて、競技によってはより厳格な基準があるわけ。
陸上、自転車、水泳、ラグビー、ボート、ボクシングなんか、すごく基準が厳しくなっていくわけですよ。
12歳になる前に性転換を完了した選手に限るって、11歳までに性転換が完了していないといけない。
子供ですよね。小学5年生とかね、それぐらいの年齢までに性転換が完了していないと。
日本ではほぼ無理なんじゃないかなって思うわけですよ。
だって小学生の子に性自認をしっかり判断できるか、精神科医2名が診断するとかね、現実的に不可能だし、
子責も日本の法律だと、子供のうちから性を変えるってことはできないし、
そもそも性別適合手術を行うにも倫理上問題があるわけですよ。
おそらく僕の予想だと、IOCが12歳になる前に性転換を完了した選手に限るという基準を設けた理由は、
12歳になる前っていうのは、第二次成長が始まる年齢あたりじゃないですか、
男性だったらテストステロンが精巣から体温分泌されて、陰毛が生えて、筋肉質な体になって、声変わりして、ひげが生えて、
女性だったら諸腸が来て、女性らしいふくよかな体になって、お尻の丸みが出て、太ももがちょっとムチムチしてきて、おっぱいが膨らんでっていう、
男女の体が分かれる第二次成長の年齢に合わせて、
それまでの小学校1年2年3年4年ぐらいまでって、男女の体力ってそんなに変わらないじゃないですか、
僕なんかも小学3年生の時はクラスの女の子に都競争で負けたりしてたわけですよ、腕相撲でも負けたことあるしね、
小学生っていうのはそういうもんなんで、第二次成長から体力が分かれてきて、男性の方がガシリして力強くなって筋肉質になって、男女の体力差が生まれるわけなので、
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それが始まる前に完了してないといけないよっていうことだと僕は思うんですけど、
現実的には無理なので、なのでトランスジェンダーの女性ですよね、
M2Fの方は、通常現実的にはもう無理なんじゃないかっていうレベルになってるわけなので、
これもですね、やっぱりいろんな批判があって、こういう基準になっていくっていう方針だと思うので、
成分化疾患も同じような流れになるんじゃないかなって思います。
っていうのは、成分化疾患って本当にいろんなタイプの方がいらして、医学的には、教科書的には出症の4500例のうち1例っていうことなんですよね。
染色体がXYでも、女性寄りの方もいれば、女性と男性の中間ぐらいとか、本当にいろんなタイプの方がいるわけであって、
なので成分化疾患の方って性ホルモン補充療法をやるっていうことが多いわけですよ。
あるいは外生器の手術をしたり、男性ホルモン補充したりとか、女性ホルモンを補充したりとかするわけであって、
おそらく今回のアルジェリアの今の選手は、生まれた時は女性として周りが認めていたわけなので、
外生器の形が女性寄りだと思うんですよ。
はっきりとチンチンがあって、金玉があってっていう形よりかは女性寄りっぽい形だったと思うんですよね。
っていうのは赤ちゃん、体内にいる時に成分化疾患という流れになってしまうわけなんですけれど、
体齢4から5週目の時に生鮮元気っていうのが認められて、
Y染色体があると、そのY染色体の中のSRY遺伝子っていうのがあって、
そのSRY遺伝子によって生鮮元気が性相になるわけですよ。
XXだと自動的に卵相になるっていう形になって、
ざっくり言うと、人間ってお母さんのお腹の中にできた時って、基本原型は女性なんですよね。
Y染色体があると、そこからSRY遺伝子によって、あるいはテストステロンの分泌によって男性化していくわけなんですけど、
そのプロセスの何らかの異常があることによって、成分化疾患という方が生まれるわけなので、
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Y染色体はあるのにSRY染色体がなかったりすることもあるし、
Y染色体がないのに性相になる遺伝子情報が紛れ込んでいて、性相になるっていうパターンもあるし、
性相ができれば、そこからテストステロンが分泌されて、性感性能ができて、陰能陰経ができてっていう流れになるんだけど、
ホロモンの需要帯がない場合とか、あるいは性相ができればミラー管抑制因子というものが出て、
分泌されて、それによって卵管とか子宮ができなくなるっていうこともあるんだけど、
それの不全というものもあるわけだし、あるいは脳もですね、
大体妊娠20週ぐらいの時にテストステロンの分泌が、性相からの分泌が多いと脳の中の性中枢が男性として認識されるんだけど、
テストステロンが少ないと女性として認識されるっていうわけであって、脳の中もですね、結局男性側になるか女性側になるか、
あるいは真ん中とかグラデーションがあるわけであって、様々なファクターが絡んでくるわけなので、
成分化疾患が恐らく今後女性の競技で出場できるようになるとなるとですね、基準が厳しくなるんじゃないかなと。
ホルモンの値とか、あるいはトランスジェンダーの方と同じように、
第二次成長が始まる前、12歳の前にしっかりと基準を満たす。
その後の成長過程でのホルモンの値とかも計測しないといけないとかですね、
ものすごいハードルが上がる可能性はあるんじゃないかなって僕は個人的には思っております。
いろんな意見があると思いますが、私はこのように考えております。
ご視聴ありがとうございました。
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