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2024-09-18 34:56

にじシバラジオ#015 パリ五輪開会式・女子ボクシングをめぐるあれこれ

にじシバラジオ第15回

今回は8月のにじシバ振り返り前半。今年の7月26日から8月11日まで開催されたパリオリンピック。ジェンダー/セクシュアリティを巡っては開会式と女子ボクシングが議論の的となっていたことから、MC2人が振り返ります!

MC:にじシバ座長・ともぞー、ぶなのもり・小倉

毎週水曜 午前5時配信予定


にじシバラジオ#015 概要

  • パリオリンピック開会式
  • ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」を意識した演出?
  • 開会式の演出に対する拒絶的な反応について/日本のドラァグクイーンとの違い
  • 【パリ五輪】ボクシング女子と適性資格、今起きている議論を解説|BBC NEWS JAPAN
  • イマネ・ケリフ選手に対するバッシングの酷さ
  • 他者のジェンダーを見た目で決めつけること
  • ジェンダー差別と民族差別の同時発生/ジェンダーを相対的に判断することの適切性
  • オリンピックをいつまで延命させるのか?
  • オリンピックとパラリンピック
  • オリンピック選手のセカンドキャリア問題

*************************************

◆にじシバは、川口市芝にあるシェアスペース「スペースとプラン」で開催している、ジェンダーやセクシュアリティ不問のおしゃべり会です。月2回開催。

開催日程の詳細はにじシバ公式HPでご確認ください!

◆また、にじシバはNPO法人レインボーさいたまの会の活動の一環でもあります。活動の詳細についてはレインボーさいたまの会公式HPをご覧ください。

◆にじシバラジオの感想・お便り・お問い合わせはこちらから→ ⁠https://forms.gle/EMNvwJGcmJDFdcb49⁠

◆にじシバラジオMCの一人、小倉さんが経営する出版社・有限会社ぶなのもり

◆にじシバ開催場所、シェアスペース「スペースとプラン」

◆にじシバ発祥の地、ブックカフェ「ココシバ」

OP・ED曲はBGMerさんが配信している楽曲を利用しています。→ BGMer ⁠http://bgmer.net⁠  ※OP曲 [Free Music] Lunar Eclipse - Drunk   ※ED曲 フリーBGM [夕暮れコスモス]

00:10
こんにちは、にじシバラジオ第15回です。
にじシバは川口市・芝で定期的に開催しているおしゃべり会です。
にじシバラジオは、にじシバで話題になったことやならなかったことについて、
にじシバ座長・ともぞーとぶなのもりの小倉さんとで語り合う番組です。
毎週水曜日配信です。
第15回ということで、今回は8月のにじシバの振り返りを行っていきたいと思います。
今回と次回ですかね。
はい。
8月のにじシバで取り上げた話題ですが、
8月の第1回目ですね。そこではちょうどオリンピックシーズンだったということもあって、
パリオリンピックの話題が話題になりました。
話題が話題になりました。
話題になりました。
っていう感じでした。
パリオリンピック、パリが何かを見せようと、すごく力が入って、力が入ってたんだよね、きっとあれはね、開会式のね。
そうですね。
プロモーションというかプレゼンテーション、これからのオリンピックの。
そうですね。
パリ五輪っていうのが初めて、開会式をスタジアムの外でやったっていうことで、
一応話題になっていたというか。
その選手入場も、皆さん選手の上に方々がボートというか船に乗って、
その船が西野川を、なんていうんですかね、更新じゃないですけども。
流れていく。
流れていくというような形で選手入場をしたみたいな。
それでその選手入場をするとともに、
西野川の両岸のところで、レディーガガが歌を歌っていたりとか、首押しを切られたマリアンとあれとか、
踊るというか、出てきたりとか。
パフォーマンスをしているということですね。
パフォーマンスをしているというか、そんな感じで開会式が進んでいったと。
そのLGBTQ関係の話題としては、その開会式が進む中で、
西野川に架かる橋があって、その橋をランウェイみたいに見立てて、
ファッションショー的なパフォーマンスを行うシーンというか、セクションがあったんですよね。
そのランウェイに見立てたところで、結構ドラッグクイーンなのかな。
ドラッグクイーンだと思うんですけど、いろんな大きかだった人たちが踊ったりとか、ランウェイを歩いたりとかという光景が映し出されて。
03:05
当初すごく話題になったのが、ランウェイをテーブルに見立てて、そのランウェイを歩いたパフォーマーたちが、
そのランウェイの向こう側というか、ところに並んだ形をとって、並んでいるところにあるパフォーマーが出てきて、
全身真っ青な感じのおじさんが現れ。
ポッチャリのね。
ポッチャリした感じが現れて。
その光景っていうのが、ダヴィンチが描いた最後の晩餐を、
モチーフにしたのではないかということで。
モチーフにしたのではないかというところで、
キリスト教団体大激怒という。
怒る人たちがいたみたいな。
怒る人がいたところじゃなくて、結局未だにもう見れないんだからさ。
公式なホームページでそれ自体の取り下げをしたっていうのはありましたよ、私は。
そうですね。オリンピック委員会が謝罪だか何だか。
そうですね。
どうしてそこまでっていう気はしないでもないんだけど、
そうじゃない。やっぱり宗教の問題は、私はキリスト教徒でもないし、
彼らの怒りはちょっと計り知れないんだけど、
怪我された、冒涜されたという。
だけどあれがダヴィンチとも言ってないから、
それはそう言われてね、じゃあこのおじさん誰よっていうさ、
このおじさん誰なの、このおじさんの説明つかないんだけど、
みんなそれは十二十図、最後の晩餐図に従った。
従ったんだよね、そうやって見たかった。
そういうふうに解釈を従うというか、
そういうふうに見えちゃった人たちが多いというかね。
そうですね。
フランスはカトリックの国なので、
割とカトリック教徒も多いというか、
ほぼ大半を占めているという状況ですけど、
フランス自体が保守的な国というわけではないので。
でもその右派の対等も話題になってましたからね、フランスでね。
それこそそれで、サハが頑張って巻き戻したみたいな話をやってましたけど、
それは置いておくとして、
もちろん私たちの目から見ると、
フランス、多様性、LGBTQ、
そういうね、きっと盛り上がってて、リベラルで、
そういうところの理解が高いんだろうなっていうとことは、
違うフランスももちろん当然あるだろうから、
普通に援助しました。
一応その開会式での演出というのは、
ある解釈によると、別に最後の晩餐をモチーフにしたのではなくて、
オランダの画家が描いたギリシャ神話をモチーフにした絵があり、
06:01
オリンピックだからね。
で、それがモチーフになっているんじゃないかな。
その方が不良中。
なんでいきなりキリスト教の話をオリンピックでするのかよりは、
やっぱりそれ以前のギリシャ神話の話の方が整合性が高いし、
多分それで合ってんだろうなとは思いますよね。
だけどとにかくその時もすごくて、
女の人の場所がユダの場所だったとか、
とんでもないような陰謀論に陰謀論を重ねたような解釈とかが出たりとかして、
女はこうやって小さく扱われる、悪いものとして扱われるんだみたいな、
ツイッターも見ましたよ。
そうですね。
だからなんか、あれが日本でも話題になったわけですが、
別に日本はそんなにキリスト教の国というわけではないので、
ある意味ネタとして消費される部分もあったのかなとは思いつつ、
ただなんだろうな、
それでも割とバックラッシュとまではいかないまでも、
非常に拒絶的な反応をなめられた印象があります。
なんか気持ち悪い、あんなことを言うなんて。
多分話のメイトとしては、日本ではマリー・アントワネットネタの方が
大きく取り扱われたと思うけど、
でもやっぱりバックラッシュなんでしょうね。
やっぱり自分がなじまないものが社会の中心で取り上げられていて、
ある意味オリンピックの開会式なので、
それこそ一番象徴みたいな部分だと思うので、
それは非常に反発を持って受け止めてた人が多かったなっていう印象でしたね。
そうですね。
なんだろう、結構そのドラッグクイーンたちのダンスというかパフォーマンスっていうのが、
結構そのドラッグの人たちも、
ひげの生えたおじさんが、おじさんがって言っていいのかな。
ひげの生えた方が普通にドレスを着て踊ったりみたいな感じで、
日本のドラッグのドラッグクイーンの場合だと、
メイクバリバリに決めて、それでパフォーマンスするような感じですが、
あれはアメリカの影響なのかな、ちょっと分からないですけど。
いや、なんかね、クイアの、クイアたる部分で、
別にどんな形であってもいいとは思うんだけど、
もしかしたらそういう習慣なのかもしれない。
私も他の国のドラッグ文化知らないので、
プリシラとかさ、なんかそのなんていうの、
芝居的に取り上げられたりとか、
作品になったものに関しては、
まああんまりそういうことはないけど、
もしかしたらあれも一派としているのかもしれんが、
まあでもリアルを象徴するっていうよりは、
こんなパリオリンピックのパフォーマンス担当の人は、
すごい力を入れてたと思うんだよね。
力の入り方が半端ないというか、
で、すごいとんがって、
まあ批判も含めてありかなという風なところで、
09:01
出してきたんじゃないかなって気はしますけどね。
ある意味その、やっぱり日本の、
例えばそのゲイシーンの中でのドラッグのあり方っていうのも、
ある意味ではその女装メイクを完璧に、
完璧ではなくて過剰に行うことで、
で、女性らしさというか、
そのジェンダー的なものを誇張する形でドラッグ、
文化っていうのを作ってきた部分がある一方で、
そのフランスのパリゴリンのその開会式のパフォーマンスっていうのは、
そのヒゲの生えた長髪の方が、
ドラッグの格好でパフォーマンスをするっていう点では、
ちょっと日本のゲイシーンから見てもちょっと異質なものが出てきた。
ゲイシーンなりクエアのあれを、
今市場にある、市場だよね。
あるそうしたものをお見せしましょうというのではなくて、
圧倒的にこの作品として提出したんだと思うね。
それってさ、でもアーティスティックな側面が高くなればなるほど、
文化的なさ、なんていうの、
そのプロセスを共有してないと、
かなり違和感がさ、人には高まるじゃない。
フランスの国内のイベントでそれをやっても炎上しづらいけど、
多分ね、いややしたかもしれないけど、
それをオリンピックでやると、
もう文句言う人の数はその、
まあわかるよねと、
いやこれも面白いよねって思うものが、
いやすげえなと思いながらも、
私なんかでもやっぱ面白いと思うかって言われたら別に面白くはないわ。
というふうに、
思ったりする部分があって、
ある意味インパクトというか、
そういうジェンダートラブルみたいな現象というかね、
ある意味人々に混乱を与えて、
これってどういうことなんだろうというふうに考えさせるインパクトを残したっていう点では、
パリゴリンの演出っていうのはすごい、
チャレンジングだったよね。
そうですね、チャレンジングで、
人々が、
いわゆるドラッグクイーンたちが出てきて、
踊っていれば確かに綺麗で、
一般受けはするかもしれないけど、
そこまでこう、心に刻まれたかっていうと、
そういうわけでもないのかなという感じが。
全く世の中と折り合いをつけようという気がなかったよね。
そうですね。
作ってる側に。
作ってる側に。
作ってる側に。
作ってる側に。
作ってる側に。
作ってる側に。
作ってる側に。
作ってる側に。
作ってる側に。
作ってる側に。
そうですね。
作ってる側にはね。
で、折り合いをつけるわけじゃないっていうところで、
発信したいメッセージは、
多分、同じ歴史的な文脈とか、
文化的文脈を持っていれば、
もっと気持ちよくさ、
やってくれたなーっていう気持ちよさがあったかもしれないけど、
それもよく他の国の人は分かんないから、
大変でしたね、お疲れ様。
まあ一つの作品としてはいいんじゃないの?
12:01
そうですね。
ただ、ちょっと気がかりだったのは、
なんていうか、
これは本当に僕の主観なんですけども、
かかってる音楽が古かったの。
なんでだろうね。
あえてフランスの、
90年代くらいのディスコティーク的なものっていうのを、
意識した選曲だったのかなっていうような感じはしましたが、
90年代にフランスは何があったの一体って感じだよね。
何かそういうのもやっぱり同じ文脈の中に必要なものがあるよね。
なるほど。
だからちょい全体として、
なんとなく未来を表すような演出ってよりかは、
レトロフューチャー的な感じの演出だったのかなっていうような、
そうかそうか。
感じも若干するというか。
なるほどね。
なんかエッフェル塔からすごいレーザービームがビュービュービューっていっぱい出てたりとか、
レーザービームの演出とかも、
そんなに目新しいものはないですよね。
そうね、はいはい。
確かにそれこそ90年代だったらおーって思ったかもしれないけど、みたいな。
そうですね。
で最終的にそのエッフェル塔の上でセリーヌ・ディオンが、
愛のサンカーを歌うっていうですね。
すごいな。
そういう演出があったり。
やっぱりそういうドラッグクイーンたちのある意味、
すごい印象に残るようなパフォーマンスっていうのを、
最後の晩餐というオブラートに来るんで、
なんか避難したかったのかなみたいな感じは、
なるほどなるほど。
若干するかなと。
それはまといてると思いますよね。
そういう風に言えば、みんな他の人も怒ってくれる。
子供がかわいそう、ごっこうというか、
そういうやつですね。
そう、こういうやつ。
なんか信仰をないがしろにしてみたいな、
そういう感じの。
そうですね。
まあ信仰によってね、
これは何か違う一つの文化を冒涜してるのである、
って言えば、
まあなんとなく批判しやすいっていうのがあるかもしれない。
っていうことですね。
でまあそういう開会式でそういうインパクトがあった上で、
そのボクシング、女子ボクシングの話というのがあって。
はい。
急になんか深刻になった一瞬にして私は。
何があったかというとですね、
BBCのサイトに掲載されている、
バリゴリン、ボクシング女子と適正資格、
今起きている議論を解説という、
ちょっと記事を参考に話させていただくんですが、
アルジエリアのイマネ・ケリク選手と台湾のリン・ユディン選手は、
共に準決勝に進み、
少なくとも同メダル獲得が確実となっていると。
その段階ですね。
で、ただこの2人の選手っていうのは、
去年開催されたIBAという国際ボクシング協会というところが、
15:04
そこの世界選手権があるんですが、
そこで失格になっていると。
失格になっているというのは、
IBAが行った適正検査があったみたいなんですけども、
その適正検査の結果、
ジェンダー的確性検査というので、
不合格になってしまったということなんですよね。
それってオリンピックの基準と違うのかね。
みたいですね。
そのIOC、国際オリンピック委員会は、
IBAの検査の信頼性に疑問を持っていると。
で、現在起きている論争、
要するにその2人が、
ジェンダー的確性に満たしていないっていう、
そういうものっていうのは、文化戦争なんじゃないかという。
なるほど。
片方の基準では合格しており、
もちろん東京オリンピックにも出ており、
つまりだからIOCの基準では、
性別的確性があるというふうに認定される人たちも、
IBC?
IBAですね。
IBAでは認められないというところで、
誰かが綱引きしている人たちがいるってことですね。
そういうことですね。
で、IOCはですね、
それで去年の6月に、
そのIBAの運営体制、
これは何か汚職とかいろんな要因があるみたいなんですけども、
そのIBAから、
ボクシングの世界統括団体としての地位を剥奪したと。
結構大胆に違うのね。
なるほど。
そもそもこの地位剥奪自体は、
さっきも言ったように汚職であるとか、
他の理由もあってですね。
そういうところで地位剥奪されている状況。
そういう状況もあってですね。
IBAが行ったジェンダー的覚醒検査というのの、
信頼性という部分もあって、
いろいろ疑問視されるところが多い。
違う媒介で違う基準が持ってこられるのは当たり前だもんね。
そうなんです。
別にスポーツの界隈じゃなくても、
ここで難点を、
例えばね、もちろん水泳だろうが、
陸上だろうが、
おそらく体操だろうが、
多分他の大会で基準がちょっとずつ変わってくることは、
当然あったんですね。
そうですね。
あと一つ、さっきの文化戦争というところに関して言うと、
IBAの会長というのがロシアの方なんですよね。
言わずもがなかもしれませんが、
ロシアはLGBTの宣伝を禁止する法律を作ってまして、
18:04
公共番組とかテレビ番組とかで、
LGBTについて取り上げたりすると、
その法律に抵触しちゃうということで、
公のメディアとかでLGBTについて取り上げることができない状況。
それでプッチン体制の下でも、
そういう政党昔ながらのジェンダー感みたいなものが現実されているような、
そういうお国柄というよりも、
本当に文化戦争なんじゃない?
それが旧西側と旧東側みたいなところと結びついている部分もあるみたいな。
私初めて知った会長が、
ロシア人であるIBAという団体のことで、
前は禁止になったような人が、
なんで国会に出られてるんだよって言って、
めっちゃ炎上してましたけど、
そういう経緯もあるわけですね。
そうですね。
っていうところもあると。
ただ、今回先ほど述べたお二人が、
女子ボクシングの試合に出まして、
アルゼリアのイマネ・ケリフ選手は最終的に金メダルを取ったんですね。
アルゼリアに帰国すると英雄として取り上げられたというか、
非常におめでとうという感じで。
好意的に受け止めてもらえて。
ただ、そこまでに至るまでが本当に、
パッシングというか、いろんな誹謗中傷が。
リスク高かったですよね。
アルゼリアはイスラム主義国じゃないですか。
というわけでもないの?
アルゼリアはですね、ちょっと待ってください。
イスラム教だからどこってことはないけど、
少なくともLGBTQの問題とかだと、
あんまりオープンなのと、
行きづらい国というわけでもないんだ。
もともとフランスの旧植民地だったという部分があるんですが、
アルゼリアでも同性間の性交渉とか、
その辺は基本的には禁止されているという感じですね。
禁止系の国家ですよね。
そのリスクを踏まえると、
そんな風にみんな軽々しく殴りかかっちゃって大丈夫?
っていう風には話題になってたし、
実際にその人が女子ボクシングに出ていて、
お前は女じゃないだろうっていう議論って、
21:01
すごくない?
本当にそうなんですよね。
本人は自分は女性だというふうに、
いろんなメディアでも主張されていますし、
実際そうであろうと思います。
ただそれをまたしちゃうというか、
メディアなり、あるいは周辺の矢島というか、
そういう人たちが、いや女じゃないよみたいに、
人の性別というか、そこのところを決めつけて攻撃をするっていうのは、
一体何だったんですかね。
いや、台湾の選手についてもそうだけど、
いやこの人はまだ女に見えるとか、
いや見える見えないの話かって話になるし、
で実はXXYであるとか、
それもそういう意味ではどうでもいいじゃん。
別にボクシングやる上では正直ね。
じゃあそれこそ全ての人が、
遺伝子チェックをして性別を決めているような社会であるならば、
それはそれだけれども、本人が女として思われて、
トランスジェンダー問題は別として、
トランスジェンダーでもなく、
あんなに圧倒的な差別のノリで、
女じゃないよっていうのって、
ようやく発露されたというか、
それが本当に痛かったろっていう、
今までのトランスジェンダー議論なんかも含めての、
結論を見た感じがしますよね。
別に女であるかないかは関係ないと。
見えるか見えないかだ、しかもそれは私がっていうね。
だってあの人は社会的な文脈の中で、
女として育ってきてるわけじゃない。
どこでも一回も男として生きてきた経験すらないし、
今までのそういう議論だったら言えば、
女である上で必ず受け止めなくちゃいけないような、
差別も減ってないし、
途中からいいとこ取りで女を取ろうとしているみたいな、
いうふうな言い方を前半戦というか、
トランスジェンダー差別問題前半戦ではずっとしてたけど、
いやいやもうそんな問題ですらないぞって本音出たな、お前ら。
そんな感じになっちゃいましたけどね、ついにあの話は。
そもそもさっき言ったそのIBAの検査の中身っていうのも、
我々はよくわかんないわけだし、
一体何を基準にしてそのジェンダー的確性っていうのが
生み出してないっていうふうにIBAが判断したかとか、
っていうのもよくわかんない部分がある。
それをわかんない中で、推測に基づいて、
なんか矢島が、
これこれこうだからこんなじゃない、
本当の女だったらこんなんじゃないみたいなことを。
まずボクシングなんて選ばないとか言っておいて、
ボクシングとはしねえよっていうのを。
感動的なくらいに一周回っちゃってる人とかいて、
女だったらボクシングなんて選ばないとか言ってた。
びっくりしたわ。
それは本当すごいですよね。
24:02
なんか本当にジェンダー差別がそこに集約してたぐらいの感じですよね。
ここに頂点として集約してた感じ。
であとはもう一つやっぱりこれは
ジェンダー差別の問題だけではなくて、これは民族差別の問題だろうってのは
やっぱり私はずっと主張として持っていて、
日本人大好きツイッターの中では、
いや台湾の人は女だよって。
それは私たちは東洋人の身体とかの文脈を持っていて、
クラスとかでもこういう顔の子いるよな、
このぐらい体つきの子いるよなとか、
そういう子こうやって育ってきて、
男として育ってきてるわけでもないし、
っていう話だよねって知ってるから台湾の人には割と寛容なんですよ。
でもアルジリアの人は男に見えるよねやっぱりっていうふうに言うわけですよ。
でも多分おそらく違う人種の文脈がない人にしてみると、
どっちも多分同じように男に見えたんだと思う。
日本ではアルジリアの人の方がより男性的に見えるかのような感じで
文脈として語られたけれども、
でも多分それは日本だから、
東アジアの顔と体つきと、
そういう子たちが実際自分の身の周りに普通に女に見えるよとかって、
なんかそんな感じの様子を見ると、
多分アルジリア、そしてアルジリアとかの周辺ね、
マグレーブとかの国でしょうけど、
それとあと東アジアとかの文脈がない人にしてみれば、
どっちも同じように男に見えたんだろうと思うんですよね。
特にボクシング競技とかの場合だと相対的に見えちゃう部分がある。
だから今回のアルジリアの選手と、
それを対戦した選手を見比べてしまうと、
アルジリアの選手の方が背が高い。
そうすると相対的に低い方が、
より女らしく見えちゃうみたいな部分があって、
そうした相対的な比較の中で、
ついこちらの方が女性っぽいっていう風に判断しちゃうんだけど、
その判断は本当に適切ですかっていう話がある。
やっぱりそれで言うならば、
例えばより色が黒い方が男に見えがち、
どっちかで並ぶとね、とか、
様々なさ、つまりボクシングは強くなればなるほど、
男に見えがちになるわけですよ、どう考えても。
従来の男を女性に照らしてってことに、
どうしてもなってしまうから、
それはもうボクシング競技やめたら、
女子ボクシングって競技をやめたら、
そこにこだわるんだろうと思うけど、
でもやめなくちゃいけないような時代が来たら、
それはそれで悲しいよね。
本当の意味でなくなるんだったら別だけど、
男女どちらもねって形になるわけですけど、
27:01
女は殴ってる方が男で、
女は殴られてる方が男で、
殴られてる方が女とかね。
そういう象徴になりやすかったから、
ボクシングで出た問題が盛り上がったんだと思うんだよね。
そうですね。それはすごいあるかなというふうに思います。
最終的にはボクシング競技の中の、
競技の中のレギュレーションの問題に過ぎない、
というふうなところがあるので、
もしそんなに慎重さが気になるんだったら、
慎重でレギュレーションかければいいじゃんって。
という話でもあるし。
慎重でレギュレーションするとすると、
この間のボルダーリンクじゃなくて、
身長が高いのが前提に作られていて、
飛びつけなくてスタートもできなかったとかって話になっちゃうから、
やっぱり世界の大会っていうことと、
一つのスポーツっていう一緒にやろうっていうのが、
いろいろ難しいことになってきてるんだよね。
そうですね。
オリンピックっていうもの自体の限界がですね、
常にいろいろ限界が来ているものを、
いつまで延命するんだって話になるというか。
やれるとこ限られてるって言ってるし、
みんなやりたいっていうふうに言ってこないという状況になって。
国民国家っていう枠身を位置した状態で、
国民国家の中の代表選手っていうのを選出して、
ある意味民族の優劣を競うみたいな背景の下で、
あるいは民族とか国家の威信を背中に背負って、
選手たちが戦うっていう競技のあり方っていうのが、
そもそも国民国家の概念が生まれた20世紀初頭であれば、
まだしも21世紀になっていて、
グローバル化が進んでいる中で、民族も多様化して、
いろいろミックスも世界中で進んでいる中で、
どれだけ今後も維持するのっていう話になるし、
なんていうかね。
だからオリンピックそのものが古臭いものに、
なりつつあるんじゃないかなっていうことをしますけどね。
パラリンピックのほうが先進的になってきちゃって。
だからオリンピック、パラリンピックで並べて、
ゲームとして一体っていうふうにした人が天才。
パラリンピックはもう本当にね、
ソウグとかも含めて、
やっぱりこれからこっちだねっていう気になっちゃうぐらいに、
論争は不毛でしたね。
そうですね。
この収録している現在、
パラリンピックが昨日から始まったのかな。
で、今現在もテレビでパラリンピックの競技、
放映中の時期となりまして、
30:00
まだね開会式、深夜にやってたもんだから、
パラリンピックの開会式ですね。
録画したきり、ちょっとまだ見れてないんですが、
なんかちょっといった感じだと、
ピアノの上でパフォーマーが踊ったのが気に食わないっていう人がいっぱいいるし、
しょうもないことで炎上するなと。
そうだって言うんだ。
そんなことすら私は慣れてない。テレビがないもんね。
なので見てもいないんですけど、
まあでもきっとなんかどっかでまだ上映されてるでしょうね。
きっと見れるでしょうね。
なんかね、東京オリンピックのシーンなんですけど、
東京オリンピックもオリンピックの開会式、
なんかボロクソ言う人も多かったんですけど、
パラリンピックの開会式は、
障害のある方のダンサーの人たちが、
すごいめちゃめちゃキレキレのダンスを踊ったりとかして、
それ面白かったなって。
そういう印象はあるので。
好きなんですね。
そういうスポーツ大会を見るの。
見るの。
明らかに好きですね。
さっきのこれの意義はとか言いながら、
すごい好きな人の発言ですね。
見る人がいる限り絶対にやりますよ。
なんて言うかね。
なんか競技自体を見るのは、
いっぺんに2週間ぐらいの短期間のうちに、
あんま普段見ない競技の試合を色々見れるっていうのは楽しいなと。
特にクライミングの競技とかね、
あんまないですからね。
そういうのが楽しいなって思うんですけど、
ただそれを国民国家とか、
国別国会選手権みたいな感じでやる意義はあるのかっていうのは思いますかね。
だから世界選手権みたいなものを、
ちゃんといろんなテレビでやるようになればいいんでしょうけど、
なかなか視聴率の問題とかでやらないっていうところで。
それだけの金がね。
だからオラッチのとこはこのレギュレーションで行くぜとか、
俺のとこはこのレギュレーションだぜとか、
私はこうやってやるよっていうのがバラバラあれば、
それはそれなんだけど、
何せね世界で唯一の大会、
国の一心を背負ってみたいになってからやっぱりやるほうが大変よね。
そうですね。
それで金メダルが取れなかったとかなんとかなんとかってね、
涙をしちゃうみたいな。
あんまりあれって、
選手の皆さんにはすごいプレッシャーがかかることだし、
それを期待させるっていうのもなんか、
意味深いような感じにしちゃうっていうか。
そのために生きてきてる人たちとかいっぱいいるからね。
かつ各国も同様らしいんですけど、
オリンピック選手の場合だと、
プロ野球とかプロサッカーとか、
そういうプロリーグがあるスポーツの場合だと、
セカンドキャリアっていうか、
オリンピックで成績を残した後のセカンドキャリアっていうのが
33:00
比較的積みやすい部分があるけれども、
そうじゃないマイナー競技になってしまうと、
金メダルを取ったものの、
それ以降行き場がないというか。
そうですね。
選手の一番活躍しやすい年齢とか、
ある程度制限されてるやつもあるとね。
日本だと実業団とかありますからね。
その実業団のコーチになったりとか、
監督になったりとかっていう、
そういうキャリアの住み方があるものも。
体育の先生とかね。
体育の先生とか。
それに残れるのも限られた人たちっていうことになっちゃうんで、
そこから零れた人たちのセカンドキャリアの問題っていうのは残されていたりとか。
なんかやっぱり皆さん、
多分店やったりとかする人とかも結構多いんじゃないの?
プロレスラーの方がセカンドキャリアでラーメン店をやったりとかして、
めちゃくちゃ苦労する。
河田利明っていう方もいますからね。
非常に苦労したりとか。
だからアスリートのセカンドキャリア問題っていうのは、
普遍的にある程度見られる問題で。
ある意味オリンピックがあるから、
そういう部分が生じてしまうっていうところもあるのかなという感じはありますけどね。
二次芝は川口市芝のシェアスペース、スペースとプランで月2回開催しています。
ジェンダーやセクシャリティに関わらず、
誰でも参加できるおしゃべり会で、
LGBTQに関する様々な話題などについておしゃべりしています。
詳しい開催日程などは概要欄のホームページをご覧ください。
また番組を聞いて面白いと思われましたら、
チャンネル登録やフォローをお願いします。
それではまた来週お会いしましょう。さようなら。
34:56

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