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2024-10-09 29:53

にじシバラジオ#018 『黄昏アウトフォーカス』から考えるNetflix「ボーイフレンド」が生まれた背景

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にじシバラジオ第18回

今回は小倉さんのお勧めコンテンツ回ということでアニメ『黄昏アウトフォーカス』にフォーカスしながら、現在のBLと女装コンテンツの盛り上がり、そしてNetflix「ボーイフレンド」の登場に至るまでの経緯をじっくり考察。声優さんありがとうございます!

MC:にじシバ座長・ともぞー、ぶなのもり・小倉

毎週水曜 午前5時配信予定


にじシバラジオ#018 概要

  • 女装系YouTuber「ひめにぃ様」そして「アレン様
  • アニメ『黄昏アウトフォーカス
  • 昔だったらあり得ない状況が今ならあり得る
  • 女装の在り方もBLの在り方も昔から変わった
  • 同性同士の関係性をカジュアルに描けるようになった
  • Netflix「ボーイフレンド」を受容できない人
  • アロマンティックと恋愛コンテンツ
  • 日本の歌謡曲における恋愛ソング/山口百恵の歌
  • 「ボーイフレンド」は昔は無理なコンテンツだった
  • 声優さんは神

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◆にじシバは、川口市芝にあるシェアスペース「スペースとプラン」で開催している、ジェンダーやセクシュアリティ不問のおしゃべり会です。月2回開催。

開催日程の詳細はにじシバ公式HPでご確認ください!

◆また、にじシバはNPO法人レインボーさいたまの会の活動の一環でもあります。活動の詳細についてはレインボーさいたまの会公式HPをご覧ください。

◆にじシバラジオの感想・お便り・お問い合わせはこちらから→ ⁠https://forms.gle/EMNvwJGcmJDFdcb49⁠

◆にじシバラジオMCの一人、小倉さんが経営する出版社・有限会社ぶなのもり

◆にじシバ開催場所、シェアスペース「スペースとプラン」

◆にじシバ発祥の地、ブックカフェ「ココシバ」

OP・ED曲はBGMerさんが配信している楽曲を利用しています。→ BGMer ⁠http://bgmer.net⁠  ※OP曲 [Free Music] Lunar Eclipse - Drunk   ※ED曲 フリーBGM [夕暮れコスモス]

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こんにちは、にじシバラジオ第18回です。
にじシバは川口市・芝で定期的に開催しているおしゃべり会です。
にじシバラジオは、にじシバで話題になったことやならなかったことについて、
にじシバ座長・ともぞーとぶなのもりの小倉さんとで語り合う番組です。
毎週水曜日配信です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今回は、小倉さんのおすすめコンテンツ会ということですが、
その話に入る前に、前回の
先輩は男の子を引いて、これだけ言っておこうと思ったので、一応言っておきますけど。
そういう意味で言うと、私はひめ兄様というYouTubeチャンネルを登録しているんですけど、
女装の男性で、普通に男の低音声で、20代の後半くらいの人なんだよ。
多分女装をし始めて、もう数年やってるとは思うんだけど、
とても可愛いものが好きで、可愛い服装とかを着て、
でも声をすごく可愛く作って、女と見孫みたいな形にはしてなくて、
普通に男言葉のしゃべりでYouTubeやってるお兄さんがいて、
すごく斬新だったので、感動のあまり登録しました。
なんかタバコぷかぷか吸いながらさ、車趣味で、もともとヤンキーなんだよね。
そのヤンキーの時の写真とかも、ビフォーアフター的に出てるんですけど。
でも面白いもんでさ、これ私の知り合いでもそうなんだけど、
女装をしたり、ちょっとアプリとかも含めて、女に寄せたりしてると、
日常的にも、かなり女的な顔の傾向になるよね。
寄ってくる。
あれは面白いなと思ったんだけど、
それこそ、すっぴんでも、あれ?ちょっと顔が柔らかくなったっていう感じの、
雰囲気になるのは面白いなと思ったよね。
なんか僕が知ってる某男の子アイドルだった人、元男の子アイドルですかね。
トランスジェンダーのMTFの子と、あと普通に女装男子的な男の子の2人ユニットだったんだけど、
その解散、1年くらい前に解散しちゃった。
半年くらい前か。彼らの活動を停止して、
その女装男子というか、男の子だった方の子はフリーというか、ソロになったと。
で、ただ半年くらい前からかな、割とすっぴんの時の顔と、
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女装後の顔っていうのを、割とXで両方投稿するようになっていて、
そのギャップ思い的なところを狙っているのが、
一方では、ある意味素顔、変顔をした自分の男としての素顔を見せることで、
真よきじゃないけども、
要するに女装の顔だけ出していると、そこに寄ってくるよからぬ輩みたいなのがいるらしくて、
それを避けるために、わざとそういう素顔を見せているのかなっていう部分もあるのかもしれないですけど、
それを見ていると、かわいさだけよりかは変なところっていうか、野蛮なところっていうか、
そうしたところを見せるようにしている人もいるのかなとはちょっと思いました。
そっかそっか、本当に10人10トイロだからなんとも言えないけどね。
あとは女装系YouTuberというか、アレン様っていう人がいて、
なんていうかな、成型男子というかね。
その、アレン様の場合だと、女装なのか何なのかよくわかんないっていうか。
何なの?
何だろう、一応女装ではあるんですけど。
なんか、はい、あれ枠だよね。
なんていうの?
姉妹。
可能姉妹的な感じ。
姉妹可能姉妹枠っていうかさ。
ゴージャス女装というか。
で、アレン様の場合は別に何も外科的手術をしていない。
めっちゃ胸があるんですよ。
あというのは、
エコロマ治療とかもしてない?
もうしてない。
してないの?
だけども、脂肪、天然の脂肪が、塊的なものが胸にあって、
それで非常に豊強になっているみたいな。
寄せた結果そうなりましたって感じか。
寄せた結果そうなったみたいな。
そういう人もいたりとかっていうのがあります。
要するに女装って言ってもいろんな幅がありますよと。
前回取り上げた先輩男の子は、
アニメ化された、もともとアニメなので、
漫画アニメなので、そこは、なんていうか、
非常にソフトになっている部分があるけれども、
そういうYouTubeで活動している、
そういう女装が好きな男性っていうのもいて、
そこの幅の広さ、
単純にトランスジェンダー、前回の話から言うと、
単純にトランスジェンダーっていう枠だけで、
語り尽くせないような多様性がありますって部分はあるのかなっていうところを踏まえた上で、
ブラッサンのですね。
一瞬戻ってきたところですね。
何あげようかと思った時に、今ちょうどアニメだとすると、
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黄昏アウトフォーカスというアニメを、
これは本当に純粋な、昔懐かしいBLアニメと言っても過言ではなくて、アニメの状態だと、
つまり、登場人物みんな付き合っちゃうみたいなやつ。
主人公の友達、友達もなんか気になる子ができてみたいな、
近海漁業の嵐みたいなタイプ。
っていうタイプの、もともと漫画の設定自体そうなんだけど、
最初のところの設定が、しかもそれもここまで全部かぶるとパロディとか思うんだけど、
思うぐらいに、やっぱり、昔のBLのあるあるをちょっと踏襲してるんだけど、
男子寮に車、男子寮に2人部屋で生活する主人公と、
主人公の同室のちょっとやっぱりヤンキーがかった男の子は、
実は付き合ってる相手がいて、
どうやら前の卒業した中学の先生と付き合っていて、
あまり良い恋をしてるわけで多くて、辛い思いもして、
何かところか何かに交互して、
じゃあ2人でお約束で映像を撮ります。
まずならば主人公は映画部の子で、とにかくカメラを回すってことに対して非常に執着がある。
自分は同室の男の子がゲイであることを人に言ったりはしませんとか、
そういったことを2人で、自分は同室の主人公のことに手を出したりしませんとか、
そういう持ち出しませんみたいなことを、
お約束をして映像を撮るっていうところからスタートして、
この映画を、映画部の主人公の男の子が、
実際に今度は新しい文化祭向けの作品を撮りましょうっていうふうに部活の中で話が出て、
主人公のゲイ役に白羽の親が立ったのが、
これさ、名前を言わないと、あれとかこれとかに出せないってことが分かってきた。
ちょっと待ってね。
土屋真央君っていう主人公の男の子がこっちなのね。
大友君っていうちょっとイケてる感じの、でも本当はゲイだからっていう子が同室で、この2人が2人部屋なんですよ。
土屋真央君は映画を撮るのが好きっていうカメラを回すお仕事を部活でやってるのね。
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で、その先輩が今回はBLをやると。急に先輩はBLにハマってね。
で、お前の同室の大友いるだろうって。あれがね、その主人公のイメージにピッタリなんだよ。ゲイ役でって。
だからお前から言ってくんね、同室だろっていうふうに言われるわけよ。
で、なぜこの話がスタートからエモかったかっていうと、誰もがよく遭遇するその出来事。
大友、それさ、お前実は先輩に言われたんだけど、こういう映画の主役やってみねっていうのが言えないっていうね。
なぜならば、お前それバラしたんじゃないの?俺の性癖を。
性癖って言わない。性的指向をバラしたんじゃないの?って思われたら関係が悪くなっちゃうじゃん。
友人として。すごくいい友人関係で踏まえて生活してるのに、いきなりその相手の性指向に踏み込むことに、その誘い自体がなっちゃうと。
その映画に対する。それですごく葛藤するっていうところから始まるストーリーなんですよ。
これってさ、割かし今から30年前では体験できなかったが、今なら簡単に体験できそうなストーリーで、
みんなさ、例えばアウティングとカミングハウトの話をどうやってやりくりしてるかじゃないけど、いろんなところに、いやいやその人実はゲイだからとか、
いやいやその人実はレズビアンだからとかっていうのを括弧に括りながら、言えない状況っていうのを友人として自分は知ってると。
だけど、なんかそういうさ、あの子ああだよねとかさ、なんか結婚したりしないのかなとかっていう会話とか普通にパンパン飛ぶときに括弧の中に入ってるってことってさ、
日常生活の中でよくあるじゃん、今となってはね。
よくありますね。
そうそうそうそう。でなんか、それは言えないしな、これ私が言ったらアウティングになっちゃうからなとか、いきなり軽口じゃなくなれるっていうさ。
なんかそのね、昔見たらリアリティがない、いきなり先輩がBLの映画撮ろうぜって言い出す。
ね、しかもさ、そのゲイの主人公役にさ、お前の同室のあの子にお願いするよって全部昔だったらない設定なんよ。
でも今だったらどれも全部あって、で今だったらそのしかも、どうしよう、なんかこれを私から言いづらいんだけどちょっと。
っていうね、なんかそのさ、割と近くに寄ってきたリアリティ、こんなにこう、昔よくあるあるのBLワンダーランド、つまり全員がゲイみたいな不思議な、ゲイという名前もない、全員が不思議な生き物みたいなのが、一周回ってさ、すごいリアルな話になっちゃったんですよ。
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なんかね、話聞いてちょっと思ったのは、昔僕が大学生の頃、女装バーみたいなのがやってるサークルとか、大学生のこの文化祭というか大学祭でね、大学祭で女装バーみたいなのがあって、
だから女装する、また女装話になっちゃった。
いいよいいよ、なんか今日女装ついてんね。
女装っていうのは昔はなんかそのお笑いコンテンツみたいな感じに捉えられていた、昔って20年以上前ですけどね。
男が女装をするだけで、何バカなことやってんの。
気持ち悪いとかね。
そうそうそう。
まあ笑えるみたいな。
だからそういう女装バーみたいなのを大学祭でやると、ある意味人気が出るみたいな。
で、その後逆に炎上コンテンツになるみたいなね、順番を経たんだよね。
で、その後10年前、10年前じゃなかったかと思いますけどね。
割と5年くらい前、5、6年前なのかな。
そのどっかの大学の大学祭で女装カフェみたいなものをやったらところを結構炎上していたみたいなのはあったなって。
女装の在り方っていうのも変わってきたし、BLの在り方っていうのも変わってきたし。
BLが変わってるし、あるいは性思考の状態も変わっていて。
なんてもうさ、これさ、だからそういういろんな子がくっついちゃうっていう系の漫画だから、
3組目のストーリーに吉野っていう、めっちゃ可愛いキャラの性格はすごいきっついんだけど、
顔立ちとかさ、チヤホヤ、男子校でチヤホヤってそういうのってどういうのっておかしな話なんだけど、
可愛い感じのちょっと女性的な顔立ちの子が出てきて、とにかく彼氏作るために頑張るみたいなさ、話なんだけど、
それ自体はさ、昔はただのギャグだったわけ、わかる?
彼氏作るために男子校で男子が頑張るって何?って感じなんだけど、
あの人は結構好きな話なんだけど、私の妹子がさ、だから音題不足の高校に行ってたんですよ。
で、高校の学園祭に行った時に、もう1年生の男の子がさ、自分の前と後ろに、彼氏募集中っていうプラカードみたいな、
サンドイッチ的な方式で、で、学園祭の中をさ、高校1年生の男の子が、彼氏募集中ですっていう風に歩いてたリアルとかがさ、
普通に10年前とかでもあったわけじゃない?もう既にね。
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音題不足だからそのぐらいの前だけど、10年も経てば多分普通の高校とか普通の大学でもいそうじゃん。
もう既にさ、なんかめっちゃ彼氏作りたがってるっていうゲイの男の子の存在っていうさ、
なんかそれってもう既にリギュラルが漫画に追いついたんだけど、
なんだろう、だから昔はもう想像もしなかったことが、もう普通になってるよなって思うね。
そうです。なんかまあこの黄昏アウトフォーカスみたいな、そういうBLコンテンツ、映画で撮ろうっていうことをBLコンテンツの中で。
そうそうそうそう。
っていうことなんだけど、それこそ一昔前だったら、その萩尾本の漫画作品をトマの心臓とかで公演するとか、
そういったやつをじゃあ舞台でやろうみたいな、そういう発想にはなるかもしれないけど。
なるなる、確かに。
でもそれってそこを止まりっていうかね。
わかる。
そんな感じになっちゃう。
みたいなさ、現実にいないから憧れちゃうんだよねみたいな風に語られてたスクリーンの中とかさ、
あるいは漫画の紙の上とかだったりしたわけだけど、ブラウン管の中とか、今だったらブラウン管ではないわけだけども、液晶の中なんだけど。
それがさ、やっぱりそんなとんでもない話ですら、リアリティが出ちゃう。逆にその日常の中のエモさ。
本当に当日さ、どうしよう、俺が言ったってバレたらどうしようと思ってる人は、とてもエモいとか言われてる場合じゃないんだけど、
でもなんか本当に純粋にそういう悩みが発生するよなと思ったら、その子のことに感情引入してさ、
いや、私だったらこれきっついなとかさ、思いで読めるっていうさ、
この二人の関係はそれだけで意識してハラハラした関係になるだろうとかって思うし、
っていうさ、なんか想像力が及ぶところでのストーリーテリングみたいなのがさ。
そうですね。なんか同性同士のそういう恋愛感情とか関係性っていうのをすごく昔よりだいぶカジュアルに考えられるようになっていて、
それがね、そのネットフリックスのそのボーイフレンド、恋愛リアリティ番組とかにも多分つながるのかなっていうのはちょっと思ったかなと。
でもさ、この間だからね、それを気持ち悪いって言ってた人がいて、知り合いでね。
へー。
へーだよね。だから見なきゃいいじゃん。
いやでも、私ね、でもツクツクそれはさ、波風立てないように知り合いだからさ、一応触れなかったけど、
私ね、男女物の恋愛リアリティショーを見ても気持ち悪いって思うのよ。
あー、なるほど。
思いません?
私さ、別に男女の恋愛も、例えば女性同士の恋愛も全然、もちろん、あるいは消費という意味では男性同士の恋愛も全然違和感はないけれども、
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でも、例えばその恋愛だけを、BL漫画とかでもそうだけど、テーマにして捉えたときに、
あのリアリティーがあんまりにも乗ってる、この人と付き合いたいとかっていう情が走った、
むき出しの女と男がいると、気持ち悪いって思う感情になる人がいてもおかしくないと思うんだよね。
まあまあ、それはそうですね。気持ち悪いの、どこが気持ち悪いかっていうところがあるから。
だから気持ち悪いって言ったときに、ボーイフレンドを気持ち悪いっていうふうにね、
すごい昔懐かしい言葉を言ったときに、どこが気持ち悪いか突っ込んであげるべきだったのかなと思ったりとかもしたんだよ。
いやいや、でも多分言語化してないだろうなと思ったから、しなくてもまあ回っちゃうからね、
いくかなとは思ったけど、でも私やっぱり男女物を見てもあまりにも生々しい、そこが、
この人をなんとかゲットしたいっていうさ、そういうのを見ると気持ち悪い、懐かしいって思っちゃうね、男女でも。
ある意味アロマンティックな人っていうか、そういう恋愛に興味関心が向かっている人にとっては、
どれもこれもみんなダメだよね。
多分全部ダメだと思うんですよね。
自分ごとじゃなければOKってそれを楽しめる人もいると思うけど、
今までね、だからアロマンティックな人とかはすっごい日常的に降ってくるシャワー、それは男女物問わず、
もううんざりしてたんだろうなって思うね。
J-POPとかを聴いても恋愛ソング。
そうそうそうそう。でもやっぱり昔とかを読むと恋愛ソング減ったね。
そうです。
やっぱり一時、それこそ日本の歌は恋愛の歌ばっかりだって言われて、どれどれと思って全部5歌詞を読んでたことがあるけれども、
確かに本当にみんなそうだって思って、
例えば社会に対するプロテストとかはないのかとか言われて、ないなーって思ってた。
今読むとあんまりそんなに比率として恋愛ばっかりが、恋愛は多めだけど、
比率として全部恋愛の曲だよってことはなくなってきたなと思いますね。
そうですね。なんかね、昔の歌謡曲の世界観って異様ですからね。
そうなんだね。演歌とね、あとね。
なんでさ、惚れた晴れたの話しかしねーのかなって感じにはなりますよね。
例えばその山口ももえの楽曲の中で、少女のセクシャリティーっていうのを際立たせて、
それを大人が聴いて消費するっていう気持ち悪さっていうのがあるじゃないですか。
それはそういうのの気持ち悪さもあるなーって感じがするし。
あの時はさ、それで大人が消費して気持ち悪いですよって言い方をしなかったもんだから、
逆に子供がこんな曲を聴いたら、真似して歌ったらどうするんですかとか言われたりとかしてたし、
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私たちの時代とか、まさに山口ももえの時代とかさ、私小学生とかだったから、
なんか子供に負託したりとかさ、子供がそういうとこ歌ってるのをこうね、こうやよしたりとかさ、
あるいは否定する時も、そっち側から否定するみたいなのがあったけど、
もうこんなの直球で言うべきでさ、お前汚えぞ。
それが多分おにゃんこクラブとか秋元康の楽曲っていうのもやっぱりそういう部分があるというか。
素人同然のアイドルにそういう性的な歌を歌わせて、
セーラー服を脱がさないで的なね。
ファンが消費するっていうね。
それはそれでやっぱ気持ち悪い。
気持ち悪いよね、どう考えても。
だから、あれはすごい僕の青春だった、僕の青春を汚すなという方もいらっしゃると思いますんで、
軽々しく誰もが気持ち悪かったというふうに思ってないですけど、
私は十分に気持ち悪かったし、
でも子供の時に例えば山口桃井の歌を歌いながら、
そんなこと考えてなかったっていうのも真実だし、
聴いてる同じ小学生のグループの男の子も、
そんなこと考えてなかったっていうのも一つの真実だと思うのね。
でもそこに後ろでこう笑ってる秋元康がいると思ったらスリッパ脱いではたきたいって感じはあるよね。
まあそうですね。
ちょっと話がずれちゃった。
引き戻すと、恋愛自体のその気持ち悪さっていうのはあって、
ただ男同士だから気持ち悪いっていう人は、
それはそれで昔の感覚というか、でいる人はいるんだなっていうのは思うんだけども、
それはそれであると思う。
ただアロマンティック的な感じで、恋愛自体の、
ある意味なんだろうな、ドロドロしたところ。
恋愛が持っているドロドロしたところみたいなところに拒否感を持つっていう人もいるようになっていると思いますね。
だからまあ、ボーイフレンド一方でもちろんね、
だからさ、それってなんか体調とかさ、ちょっとしたね、
自分の精神状態とかとも多分リンクしていて、
今もうほんとちょっと恋愛の話とか聞きたくないからねとか、
人がうまくいってるところとか見たくないからねとかってこともきっとあるだろうし、
全般的にダメっていうこともあるだろうけど、
ボーイフレンド的なものが普通の恋愛コンテンツの一つだよねっていうことで、
お笑いのコンテンツじゃなくて、だって今やるからだけど、
昔さ、ボーイフレンドとかギャグの文脈以外はどこでできるって話じゃん。
昔のね、ビートたけしのお笑いウルトラクイズとかの番組で、
男性同性愛者同士のお見合い企画みたいなのがあって、
それはもう、完全に見て笑うための企画だったわけですよ。
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その頃に比べたらもう覚醒の感がある。
そうそう、だからさ、それだけでもなんかちょっとハッピーな気分になるってさ、
必ず笑いの音源が入れられるようなものを見てきた。
今の若い子は多分純粋に今見るボーイフレンドが初めての男性同士恋愛リアリティショーなんだろうけども、
もうそれこそね、この人はずっと相手を探していてとかっていう時にさ、
どれほどこう笑いと共に語られてきたかってことを知ってるものからするとさ、
なんかこうしみじみとほのぼのする感じなんだよね。
そうなんですよね。そうなんですよ。
だからね、アニメもさ、最初にBLがアニメになった頃、
世界一初恋とか、もう一つ話した、有名な、
純情ロマンチカとか、世界一初恋とかが最初にアニメ化された頃、
それよりもっと前に、もっとドロドロしたさ、絶対主人公全員死ぬみたいな時代もあったわけですけど、
その10年漫画みたいなのがあったけども、でもこのくらいからテレビで、
なんかちょっとキワモノだけども見れるみたいなのが始まったあたりぐらいから、
この時の作品の提示の仕方っていうのは一つのファンタジーだったんですよね。
今は本当にさ、今期はBL爆何?みたいなぐらいに必ず入ってて挟まっててっていう段階になってて、
覚醒の間があるなと思って感動なのと、やっぱりね、私はほら、基本声優推しなので、
その当時からずっと声優さんが演じ続けてきてくれてるわけですよ。
その世界を提示し続けてくれてるわけ。それはもうBLCDもそうだし、
もう本当に名立たる声優さんが素晴らしい演技で、今回の黄昏アウトフォーカスも、
さっきの先輩男の子の友達の方。
リュウジの方。
リュウジの方が、同室の不良っぽい男の子の役なんよ。
なるほど。
そうそうそう。で、ウチドリームがやってるんだけど、
主人公の大友じゃない方、日差しじゃない方、だから名前を知った。
ダメだ、なんか女の子みたいな名前。
土山を。
そうそう。松岡義都がやってるんだけど、
もうなんだろうな、すごいリアルに引きつけてくれるんだよ、声が。
なるほど。
こっち側に。だから漫画で読んでる時だけじゃない、引きつけ方が、
声一本でいいのよ、本当に。
男の子だと思ったら気持ち悪いぞ、とかって。
よく昔、大友さんが言われたところが、全然気持ち悪くならないっていうと、
気持ち悪い人は気持ち悪いんでしょうけど、やっぱ彼らがそれなりの事実を持って、
こう感じるようになったらどうしよう、これだよね。
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でもそこで意識してるうちに自分も気になってきちゃったぞとかっていうのを、
ちゃんと演技としてひもつけてくれて、この世界に深みを作ってくれたので、
ここはやっぱ深掘りされてる道が日本で大きく開かちゃってるっていうところがあると思うんだよね。
そういう点でやっぱ声優さんたちにも感謝をしないといけない。
そうそうそうそう。しかもなんか私、だから昔言ったかもしれないけど、
最初にBL漫画にハマった、だからBLCDにハマった理由は、
2.5次元とかがやってる実際の映画とかドラマとかを見て、
クソ下手クソで全然リアリティがないので、
なるほど。
これ見てたらハマんねえなとか思うんだけど、漫画からつまりCDになったので、
でその後も同じ、だいたい今最近は同じキャスティングでアニメもできるようになってるので。
昔のいわゆるボイスドラマ。
そう、それですそれです。もうボイスドラマ1本でここまで来ました。
いや、声優さんは本当に神ですね。
神ですね。私やっぱりね、あのなんだろうな、声優もまた不思議な仕事で、
今本当にメジャーな仕事になって、全ての人がさ、声優の名前とか知ってないとかするじゃん。
びっくりするわとか思うんだけど、私なんかさ、だけど声優はずっとそれこそそんなにね、
注目が集まる前の時代から一生懸命そのボイスドラマやってみたり、
それからあのなんだろう、声優ラジオをやってみたり、なんかすごく勝手に、
だから自分のシーアイみたいな身近さを重ねながら、
すごい近しい存在のような雰囲気をしながら、
実は全然赤の雲の上の人でしたからさ、オタクをいっぱい産んじゃうんだよね。
私も本当にBLCDに出てきてくださった皆さん方のために、
おかげで今日、はい。
はい、声優さんありがとうございます。
何の話してんねん。
まあそんな感じで。
こんな感じですね。
なのでぜひ1回ね、あの黄昏アワートフォーカスの松岡由次と内田ゆまの演技を見てください。
とっても色っぽいっす。
ちょっと。
はい。
見てみたいと思います。
よろしくお願いします。はい。
二次芝は川口市芝のシェアスペース、スペーストプランで月2回開催しています。
ジェンダーやセクシュアリティに関わらず、誰でも参加できるおしゃべり会で、
LGBTQに関する様々な話題などについておしゃべりしています。
詳しい開催日程などは概要欄のホームページをご覧ください。
またよろしければチャンネル登録やフォローをお願いします。
それではまた来週お会いしましょう。さよなら。
さよなら。
29:53

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