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こんにちは、にじシバラジオ第17回です。
にじシバは川口市・芝で定期的に開催しているおしゃべり会です。
にじシバラジオは、にじシバで話題になったことやならなかったことについて、
にじシバ座長・ともぞーとぶなのもりの小倉さんとで語り合う番組です。
毎週水曜日配信です。
今回もよろしくお願いします。
最初に今後の1ヶ月の流れというか、それをちょっと一応説明しておくと、
まず第4週まであると一応しておいて、
第1週、第2週はMCそれぞれのおすすめコンテンツ回を放送しまして、
第3回、第4回はその前月のにじシバの振り返りみたいな、
そんな感じで今後やっていこうと思いますので、
皆さんよろしくお願いします。
今回第17回ということで、10月の第1回目の放送になるんですけれども、
今回は私ともぞーのおすすめコンテンツ回ということで、
これ放送される時にはもう多分放映が終わっているはずなんですけれども、
アニメで先輩は男の子というアニメが今、
収録している時は放送してまして、
ちょっとそれを取り上げたいなと思っております。
この先輩は男の子というアニメなんですが、
もともとLINE漫画という漫画配信アプリというか、
LINEがやっている漫画アプリですね。
そこで連載していった漫画が原作となっていて、
ポムさんという漫画家さんがもともと原作を書いていて、
僕も連載当初から読んでいた漫画となります。
それがアニメ化されたのが今回のものということになるんですけれども、
主人公が花岡誠君という高校生ですね。
高校生が主人公で、
出てくる登場人物はそんなに主要な登場人物はそれほど多くなくてですね、
花岡誠の他に青井咲さんという女子高生、
あと大河隆二君という誠の幼馴染という設定の男の子、高校生がいまして、
大体この3人が主要な登場人物ということになっています。
その誠が一番特色があるというか、
先輩は男の子っていうアニメのタイトルなんですが、
男の子はひらがなで男の子って書いてあると。
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でも実際のところ漢字でどう書くかというと、
男は普通の男で、このところは娘と書いて男の子と読ませるタイプの漢字。
なので花岡誠は基本的には女装をして、
なのでセーラー服を着て学校に登校している。
そういう感じの主人公だということになります。
なんでこのアニメを取り上げたのかというと、
そこ来るのかと思って。
前にトランスジェンダーの問題をちょっと取り上げて、
ある意味ではこのアニメもトランスジェンダーものと言えなくはないかなと。
ただ、前にトランスジェンダーの時に取り上げた時に、
異性層というか異性の格好をするっていうところに関して、
性別違和があったりとか、そうしたものに基づいてトランスするんだよっていうような話をこの間はしたんですが、
ただ、異性層をする人たちが必ずしも皆さん性別違和があるだけではないというか、
要するにいわゆる精神疾患的な、
特にICDとかDSMみたいなもので、
疾病分類の中に定められた性別違和とか性別不合っていうものには必ずしも当てはまらない人たちというのもいて、
そういう人たちもトランスをする場合があります。
トランスする場合がありますというか、
あるいはトランスジェンダーっていう言葉の括りの中には入らないんだけれども、
異性の格好をしたりとか、異性に憧れたりとかっていうのは普通にあることだと思うので、
そういうののある意味ちょっと分かりやすい部分で、
一例として先輩男の子っていうのを考えることができるのかなっていうところもあります。
主人公の花岡誠君はなぜセーラー服を着て学校に行ってるのかというと、
可愛いものが子供の頃から好きだったっていう。
そこがきっかけになっていると。
可愛いものっていうのを追求していくと女の子っぽいものに。
通常の今のところのジェンダー規範に女の子っぽいものってことですね。
そうですね。小村さんが言った通りで、今のジェンダー規範からすると、
可愛いものっていうのは女の子のものだと分類されているので、
可愛いものを求めていくと必然、ある意味必然的に女の子の服装であったりとか、
アイテムであったりとかっていう方に目が行ってしまうという、そういう男の子だったと。
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そういうところから自分はそういう可愛いものが好きなんだっていうふうに自覚を深めていって、
そういうところで高校に進学するときに、受験の時、中学から高校進学するその受験の時に、
父親からの勧めもあって、そういうセーラー服を投稿するっていうことが許される高校を選んで進学をしていく。
ただ母親はその誠がそういう可愛いものが好きだっていうことに対して非常に拒否感を持って、
そこは母親とその母親の父親、誠からするとおじいちゃんとの間の、漫画の原作はすでにそこまで、もちろん話としては終了しているので描かれているんですが、
アニメの方がこれからの展開になるので、ちょっと言わないでおきますけれども、母親とおじいちゃんとの間の葛藤というのがある。
それが影響をしているという部分がある。
なので誠は自宅では普通の男装をしている。
あれ違うかな。
男の子の格好をして過ごして、
母親に自分が可愛いものが好きだっていうのがバレないようにする。
それが例えば、その可愛いものが好きだっていうのがバレると、母親が非常に悲しむ。
悲しんだり、また誠に対して責めるような感じがする。
なのでそういう状況に持ってきたくないっていうところで誠は本心を隠して、
クローズドで生きているわけだ。
芸能の中ではクローズドになっている。
一方、学校を登校して、なので登校するときは普通にブレザーというか、
男子用の制服を着て出発して行ってきます。
学校に着くと誠専用のロッカーっていうのがあって、そのロッカーのところでセーラー服に着替えて授業を受ける。
すごい学校だね。
ウィッグとかもつけてね。完全に女装をして、学校生活を送って。
ただ、入学当初のエピソードっていうのも出てくるんですけども、
入学当初は誠は自分が本当は男だよっていうことを言ってなくて、
表現する生徒というかね。
外観上の性表現としては女子生徒という形でクラスに登校していたんだけれども、
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ある時、男子生徒から告られるとイベントが起こり、そこで実は自分は男子なんだよっていうことを打ち明けたところ、
それがクラスの中で話題になり、いじめとまではいかないんだけれども、本人にとってもつらいような感じになっちゃった。
いじめとまであって、あれはいじめなのか。
黒板に書かれちゃうんですね。あいつは実は男なんだ。
なるほど。つまりアウティングされちゃう。
アウティングされちゃうという感じになってしまって、非常に本人的にも傷つくっていうので、そこからちょっと孤立を深めちゃうんですね。
そこでその同級生、幼馴染のリュウジが手を差し伸べて、マコトと一緒にお昼ご飯食べたりとか、みたいな感じになっている。
そのリュウジっていうのがマコトのことが好きなんですけど、リュウジがゲイかどうかっていうのはきちんと描かれてないというか、本人はゲイだっていう自覚は特に持ってないんだけど、ただマコトのことを非常に好き。
わかるわかる。わかるわかるっていうのは、はい、どうぞ進めてください。
そういう展開があります。
で、そこにもう一人の女子用登場人物のアゴイサキさんという女子高生が入ってくると。
で、サキちゃんは一番当初第1話のところで登場したときは、マコトが女子生徒だと思っていて、その女子生徒のことを好きになる女子高生として登場してきて、
で、マコト先輩のことが好きなんですっていうふうに告ると、実は私は男の子でみたいな話になり。
じゃあアウティングされる前に知ってた。
なので、マコトとリュウジは同級生で2年生、高2なんです。
で、アゴイサキは1年生で新入生という感じ。
なるほど、なるほど、そこそこそこ。
同級生、高校2年生の間ではマコトが女装をしているってことはみんな知ってることなんだけど、1年生は知らない。そんな感じ。
ところで、その3人の関係性の揺らぎみたいなのがありながら話は展開していくっていうですね。
漫画で読んでいる時よりもアニメ化された方がめちゃくちゃエモい感じ。
分かる分かる、ということも。
なんだろう、この日本のアニメだけじゃなくて、多分おそらく小説とかもそうだったんだろうなと思うけど、
そのリアルのゲイとかレズビアンとかトランスとかっていうのとはまた違う、その中間の漂っているフワフワとした感情みたいなのの捉え方の面白さってすごいよね。
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そうですね。
幅広くて。
だからそれを、じゃあマコトはトランスジェンダーですよ、あるいはリュウジはゲイですよ。
名前つけちゃう。
名前つけちゃうと、
それそれって言っちゃう、ほんとさっきから。
解釈が平板になっちゃう感じがある。
そんなことあるわけないだろうって言われれば、多分ね、おそらくそういう学会的に、あるいは市民運動的に言えば、そんな話はないっていうか、名前のつかない形でね。
難しいっていうふうに思われがちだし、例えば、ゲイだと意識せずに、例えばマコトのことが好きなリュウジっていうふうな存在っていうのを、今まで日本の漫画では100人ぐらい、100万人ぐらい作り出してきてると思うんだけど、
でもそんななるわけないじゃん、だってそれ実際体は男じゃんとか、中身は男じゃんとかって言って一生に付してきて、運動とか学問のレベルでは、あるいは当事者のレベルではありえませんって言って終わってた話の間をやってもいいぐらいの当事者の厚さが出てきたと思うよね。
そうですね。だからなんか、アニメの第3話でマコトが女装道具を全部捨てちゃうみたいなシーンがあるんですよ。
なんていうか、お母さん、それもお母さんとの絡みの中で、お母さんをこれ以上悲しくさせたくないみたいな、そういうふうにマコトが思って。
それでもこれからは学校でもちゃんとブレザーを着て、男子生徒として生活状態に思って、それでセーラー服とかウィッグとかを捨てちゃうシーンがあるんですよね。
で、その捨てちゃうシーンがあるんですけど、アメリカのプロムみたいなダンスパーティー、文化祭の荒野祭みたいなやつがその学校であって、そのためにリュウジとアオイサキちゃんとマコトが一緒にプロム用の荒野祭用の衣装を買いに行くっていうエピソードがその前にあるんですけど。
で、マコトは当然ドレスを買いたいと思う。それでドレス買うんですけど、その荒野祭に参加するためのドレスっていうのをそのいつものロッカーに、女装道具がしまっているロッカーにしまって、それで楽しみにしてるんだけれども、そのお母さんとの葛藤の中で、いやもうこんなことをやってちゃいけないっていうことで、ドレスも最終的に処分をしちゃうと。
でも、そういうエピソードがあるんだけど、最終的にアオイサキとの関係性の中で、やっぱりかわいいものが好きな自分っていうものこそが自分本来の自分なんだっていうことを取り戻していって、最終的に自分らしさに気づいていくっていう。やっぱりそこのエピソードの流れっていうのはすごい感動的な感じなんですね。
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同じような話で全然、もっとドロドロした感じのやつで、宇田川町で待っててよっていう有名なBLがあって、秀吉子さんって人が書いて。実写映画家もそうだろうね。なんか2.5次元俳優みたいな人を使って。
15分で映画出た。15分で映画経ったっていう。まあそれ系の作品なんですけど、でも漫画はすごくよくて、それはやっぱりかわいい服が大好きな。でもね、それはたまたま主人公の男の子は全然クラスの中では陰気やで、体がでかくて、なんかこう一人で後ろでぼーっとしてて、なんか変なロックみたいなのずっと聞いてるみたいなタイプの男の子で、
ほとんどコミュニケーションも取れてないんだけど、クラスの中ではね。浮いてる感じの子なんだけど、主人公が渋谷の宇田川町でさ、女装をして、それもそんなに似合ってない女装をして、そこでウロウロしてるクラスメイトに会うのよ。
で、彼はその似合ってないところも含めて、要はなんか胸にキュンとくるわけですよ。
で、学校行った時にあれお前だろ。その子は逆に女装してた子の方は、なんていうの、クラスの中のさ、一軍集団みたいな。
この中でちょっと秀才キャラみたいなタイプの子で、うまく学校のクラスで馴染んでやってるんだけど、急になんかクラスから浮いた肝太みたいな奴が来て、お前なんか女装してたろっていう風にボソッと言って、相手との関係を詰めていく話なんだよね。
で、その彼も結局途中で一回、いや俺はこんなことやってたらダメだって言って、全部洋服を捨てるんだよね。やっぱりすごい、でもそれはもう一貫ものの短い話だからあれだけど、実際にはさ、いや可愛いじゃん。だんだんほら似合わなくなってくるし、最初はその彼女にふざけてやられた女装でハマって、だんだん似合わなくなってきてるんだって俺だって分かってんだよみたいな話なんだけど、
でも、いや可愛いよって言って、とにかくその主人公が気持ち悪いくらいネタボレするっていう、なんだろうな。つまり、まあこれも秀吉子さんだからBLなんだけど、BLってさ、やっぱりずっと続けて描かれていくうちに、もうなんかかっこいいとか素敵とか綺麗とかじゃなくて、もう気持ち悪いとかどうしようもないとかってとこまで描き始めた世界観になっちゃってるじゃないですか、既にね。
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だから、小田川城で待っててよもそうなんだけど、その似合わない女装をそれでも許容する男との関係。で別にそれはさ、性別不和とかが、違和とかがあるわけじゃないの。それもまだ全くただ女装をしたいっていうだけなんだよ。
そうですね。似たような可愛いもの好きな男の子が出てきて、トランスジェンダーかどうかよくわからないけど、そういう男の子の実存の問題っていうのが、すごい昔の映画で、フランス映画で、僕のバラ色の人生っていうフランス映画がありまして。
名前は聞いたことある。
それは、今回の先輩男の子が高校生の話です。僕のバラ色の人生は、まだ小学校、低学年くらいの、そのくらいの男の子を題材にしていて、なんかバービーちゃんとかが好きな男の子で、それで可愛いものが好きで、学校にバービーちゃんとか持ってくるんだけども、それが原因でいじめられちゃう。
で、途中男の子のファンタジーが入って、映画の中で。それでバービーちゃんの世界に一緒に出かけていくみたいな。そういう、最終的には家族がその男の子と男の子のことを包容してあげて、終わるみたいな映画なんですけど。
だから同じようなテーマ、フランス映画とかでも取り上げられていて、その系譜の中に先輩男の子っていうのが入ってくるのかな。あとは、系譜っていう意味で言うと、僕は志村孝子先生の作品が大好きなんですが、その放浪息子っていう漫画、アニメがあって。
自分の息子とかも、女の子になりたいニトリ君っていうとこの子と、主人公の漫画、アニメ化もされているやつなんですが、そこもニトリ君の結構成長がどんどん描かれていって、最終的には高校生くらいになるんだけども、なんていうか、その心の動きっていうのが非常に繊細に描かれていると。
そこも別にそのトランスジェンダーっていう大きな枠組みで描いているわけではなくて、そこの性別というかジェンダーを巡るその心の動きみたいなのを繊細に捉えている部分があって。
でもやっぱりそういうところにちゃんと着目するというかね。そういうのは、やっぱり漫画、映画っていうか。 そうですね。だから、なんだろうな、結局その、要は社会の中でのジェンダー規範がきついと、そういうものが好きってなると、即トランスジェンダー女の子とかって、あれはもう性別不和とかっていう名称をつけないと生きられない。
でも、実際上は別にそこに違和感があるというよりは、自分が好きなものが男としてこれが好きなんだとか、あるいは男としてとかっていう冠もいらずにね。っていう社会だったら、こんなに逆にトランスジェンダー問題は過激化しなかっただろうというふうにも思うんだよね。
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なんていうのかな、YouTubeのさ、英語で日本で暮らすアメリカ人が喋ってる、対談してるやつがあったけど、日本の男の人はみんなアメリカ人とゲイに見えるって言うじゃないですか。
例えば髪型とか、あとバックとかも、あと聞く音楽とかもね、絶対そんなの聞いてるやつはゲイだとかっていう規範がきついと、例えば別にゲイでもなければトランス、女っぽいわけでもない日本の基準の中ではね、それで普通に回ってる社会じゃない社会がすぐ横パスポート1枚でね、そういう世界と接することになったときに、
初めてあれもしかして女性的な男性的なって隔離っていうのは、それをすごくきつくすればするほどトランスの出前みたいなのが出てきちゃうんだろうなっていうふうに。
そうですね。やっぱりジェンダー規範がきついから、そこから逃れようとすると別のジェンダーになるっていう選択肢、両極端になってしまうというか、そこはもっと緩くても本当は良くて、本当に性別転換というか、
ハードなことだからね、手術とか。
手術までしないといけないのかって話のそこまで、そういう手段をとらざるを得ない社会の一方で、もうちょい緩くて、単に助走をしてすることで、ある意味自分のジェンダー的な感覚っていうのを癒すことができるみたいな、そういう選択肢があったほうが生きやすいんじゃないかという感じはしますけどね。
まあ今の運動の流れから言うとさ、非常に位置づけづらい議論になっちゃうし、それをね、例えばじゃあ本当はね、そんなにいちいちトランスジェンダーがどうこうとかじゃなくてもねっていうふうに言ったところで、トランスジェンダーに対する差別が変わるわけではないから、なんかこう、ちょっとこう、自上自爆的なところはあるんだけど。
ただ、例えば、すごく綺麗な形で、私もアニメは見てないんだけど、ラインマンガは1、2回は読んだのね。で、とても可愛らしい形で、誰でも需要できる形で、ただあれでしょ、アニメだと声がつくから、そうすると余計男性性みたいなのがちゃんとはっきりするから、そこら辺で多分エモさが出るっていうか、その切実感が多分出るから、多分アニメ向きだったなっていうふうに私も後で考えますけど。
なんだから、えっと、まあそれだけ豊富なね、なんていうのかな、その隙間隙間のコンテンツを作り上げてきた中で、だからこそ、なんていうのかな、一概にこう、いやそれはトランスの、だからあれもあったじゃない、なんだっけ、アメリカで映画化されたさ、セイントセイアか、じゃないか、なんかほら、ちょっと女装っぽいキャラが女にされちゃったの。
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ああ、セイントセイアですかね、シュンですかね。
どうかそういうさ、いやいや、それはそういう、シュンという生き物だから、あのなんかこう、あのね、その日本社会の中で普通にこうハマってたものを。
いや、セイントセイアはね、ほんと小学校の思い出っていう感じですけども、まあめちゃめちゃエモいですね。
で、今から小学校の頃は普通に氷河君が好きですから、まあシュン可愛いなっていうのはあって。
まあそれでもあのやっぱり、なんていうか、当時の八重居好きという、八重居ファンというか、
いっぱいいたよね。
セイントセイアにはまった理由っていうのはよくわかる。
わかるよね。
今から振り返ると。
そうそう、あのなんだろうな、男女のカルチャーの違和感なく、だから最初の入り口としてはそこじゃない、男女のカルチャーの違和感なく、男性同士っていうちょっと無責任な存在をこうっていうふうに言うのが八重居的な。
そう、そう。
あれなので。
当時の二大コンテンツのキャプテン翼とセイントセイアっていう。
キャプテン翼もね、やっぱりあの三崎君と翼君の関係性とかっていうのは、小学校男子的に憧れるものもね。
あれは別にでもね、あのまたセイントセイアとはまた違う種類。
だからまあ二大勢力に。
うんうんうん。
だからなんかそういうなんかこう、一周回っていろんな問題点は出し終わったとこだから、
そこでちょっと立ち止まるというかさ、そういうなんかこう隙間隙間にある、なんか助走してるとトランスなの?っていうふうに聞くのはやめようかみたいな感じはあるよね。
ありますね。
だからまあ今の大倉さんの話で思ったのは、そういうジャンプ漫画、ジャンプのコンテンツっていうのがあって、
そこをこう八百居が引き継いでいって、その円環の中で、輪廻の中で先輩男の子みたいな、そういう作品も生まれてきたのかなっていう。
そうだと思うよね。そういうなんか土壌なしにはさ、生育しないし、授業されないじゃない。
そうですよね。
だからトランスジェンダーなのかそうなのかっていう話をしないと読めなかったら、だからそういう用語なしにして読めるのが多分先輩男の子なんだろうなって。
そうですね。
なしで読んでほしいっていうふうに回ったりするんだろうなと。
そこはね、あの。
ディープな話したね。ちょっと。
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思った以上にちょっとディープな感じ。
ディープだよね。
だからまたなんかその、なんていうの。
ただあの先輩男の子の第11回で流れてるのは修学旅行に行くんです。
そのマコトとリュウジが。
同じ、なんていうかホテルに泊まるんですけども。
そこで出てくるエピソード。
普通にそのマコトは、いわゆる性自認というか全体イデンティティ的には男なので、普通に男風呂に入るんだけど。
リュウジはマコトのことが好きだから。
同じクラスだったらマコトと同じ風呂に入れたのかということで、悶々とするっていうエピソードで。
だからさ、またなんか全て複雑になってんのよね。
マコトのしかもあれでしょ、性自認じゃなくて性対象じゃなくて。
性的指向。
性的指向、はい。
については割とニュートラルな状態になってんでしょ。
まあそうですね。
一応そのリュウジとアボイ、さっきを比べると、さきちゃんの方が気になることは気になるんだと。
それがそのセクシュアリティ的に好きかどうかっていうのはよくわかんない。
すごいな、世の中の人にどう受け止められるのか本当に。
なんかね。
今テレビにすんのすごい強気だね。
だからマコト的にはリュウジに告られるんですよ。
告られてちょっと拒絶するのもリュウジを傷つけちゃうから。
まあ幼馴染だからね。
付き合おうかってことになって付き合うっていう展開もあるんだけど。
マコトはそんなに性に対してあまり積極的じゃないので、付き合うっていうことで普通に友達付き合いの延長線上みたいな付き合い方になるみたいな。
そんな感じの描かれ方もしたりとかして。
もうすぐ終わってしまうのは非常に名残惜しい感じはありますけどね。
漫画の連載は続いてるんですか?
漫画の連載はもう完結。
完結してんだ。終わったんだ。
終わってますね。
わかりました。
漫画が追っかけて、じゃあアニメが追っかけて、たぶんこれで完結するんだろうなってどこまで持っていくってことですね。
えっとですね、完結までいかないと思います。
いかない。
ただ何らかの形で区切りよく終わることは終わるんだと思います。
アニメにすると何回分ぐらい?漫画だとアニメの何分の1ぐらいいってる感じ?
漫画、アニメの方がたぶん3分の2ぐらいまでで終わるんじゃないですか。
なるほどなるほど。
そのサイズ感だと劇場版やって終わりとかかね。
いやー劇場版まではやんないんじゃないですかね。
あーなるほど。
アニメはアニメオリジナルできちんと終わらせるとは思うんですけど。
そっかそっか。
ちょっとわかんないですけどね。
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じゃあちょっと頑張って見てみたいと思います。楽しみです。
ということで皆さんもよろしければ見てみてください。
はい。
ということですが、
二次芝は川口市芝のシェアスペース、スペーストップランで月2回開催しています。
ジェンダーやセクシュアリティに関わらず誰でも参加できるおしゃべり会で、
LGBTQに関する様々な話題などについておしゃべりしています。
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それではまた来週お会いしましょう。さようなら。
さようなら。