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2024-01-05 49:17

キャリアコンサルタント倫理綱領を新旧で見比べてみた #33

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1/1付けで改正になった、国家資格キャリアコンサルタントの倫理綱領を、新旧で淡々と比較していく回。全編、わたしが個人的に感じた印象について話しています。

🎤本日のマイク:FIFINE K688

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西野キズナが、自然体で生きるために考えている事をゆるりと話すラジオです。不定期更新。
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#キャリアコンサルタント

サマリー

職業相談員の倫理綱領の改訂を比較し、変更点や意図について解説しています。"キャリアコンサルタント倫理綱領の改訂についての話題"というエピソードでは、倫理綱領の改正により、キャリアコンサルタントの関係性や責任について重要な変更があったことが述べられています。新しいバージョンでは組織との関係や相談者の利益を守ることが強調され、矜持や責任の重要性が再確認されました。このエピソードでは職務、責任、相談者の利益、自己啓発、キャリアコンサルタントの資格、検討会報告書について、A4一枚にまとめられた概要資料と実務経験が紹介されています。

倫理綱領の改正前と改正後
こんにちは、西野キズナです。
にしのんラジオ、久々の収録になりますが、今回の話題は、2024年1月1日付で改正されました、キャリアコンサルタント倫理綱領についての話題になります。
キャリアコンサルタントっていうのは、キャリアについての資格になるんですけれども、綱領っていうのは、糸へんに岡って書く「綱」ですね。
領地の「領」で、綱領って読むんですけど、キャリアコンサルタントの要点とか考え方をまとめたものっていうものがあるんですね。
で、キャリアコンサルタントの資格証がありまして、カードのね、プラスチックのカードが届いた時に、キャリアコンサルタント倫理綱領というカードサイズに折り畳まれた紙がセットで送付されてきます。
で、私は2018年に
資格が
認められましたので、
改正前の倫理綱領が紙版で手元にあるんですけれども
平成29年8月1日改正版になりますので
2017年なので私が資格を取った年よりも前に改正されたバージョンということになります
それから全く改正がされていなかったのですが
この5年、6年ぐらいかな
内容が一新されたということで
すでに1月1日改正版というのがPDFで公開されていましたので
手元にある旧版と新しい改正版と
比較してかなり細かく見比べてみました
ということで今日はその見比べて
私が個人的に感じた感想を記録として収録をしておこうと思います
なのでちょっと長長場というか長尺になると思いますので
キャリコンの
綱領とかあんま関係ないとか興味ないよっていう方には
つまらない内容かなと思うんですけれども
まずそもそもキャリコンコンサルタントの倫理綱領ですね
先ほども言いましたように資格が認定されたときに
認定された認定証と一緒にカードと一緒に届くんですが
はっきり言って
何やら
何やら
難しい言葉で書いてあって
分かりにくいなというのが
一番最初受け取ったときの印象でした
まあそれでも序文がだいぶ長いんですが
本文は
第一章基本的姿勢態度が
1条2条3条4条5条6条
第一章の基本的姿勢態度が
第6章の基本的姿勢態度が
第2章の職務遂行上の行動規範っていうのが第7条から第12条までっていうことで、結構かなりコンパクトにまとめられてはいるかなと思います。
あの、養成講座とかでね、かなり幅広くいろんなことを学んだ内容を本当に圧縮して、キャリアコンサルタントの基本的態度、姿勢っていうものとか、行動規範についてまとめているものなので、本当に要点だけを圧縮したような内容になっていますが、
それでも、
かなり分かりにくい言い回しであったりとか、回りくどい表現だなみたいなところがあるなっていうのが、一番最初、私がこの倫理綱領を受け取ったときの印象でした。
対して、1月1日付で改正されました。新しい改正版の倫理綱領。
序文が
めちゃめちゃ分かりやすくなっていますので、おそらく今回の改正された意図っていうのは、本当に序文に集約されているんだろうなっていうふうに、ざっと読んだ印象だけでも感じました。
あの、多分ですけど、フォントサイズが違うので何とも言えないんですが、
いや、でも、
おそらく今回の、
序文はかなり短くなっていて、前回の3分の1か2分の1ぐらいにはなっていると思います。
さらに、言い回しとか表現っていうものがかなりそぎ落とされて、すっきりとした、分かりやすい言葉で表現されていますので、
キャリアコンサルタントの資格をお持ちの方は、一度、
やはり、目を通していただいたらいいんじゃないかなと、なぜ改正されたのかという意図が、すっきりと分かりやすく伝えられていると感じました。
どういうワードが並んでいるかっていうのは、ちょっと後の部分とも合わせながら話したいなと思うんですが、
まず序文が大きく書き換わっていますと。
で、
本文に入りまして、前文があります。
前文は、大きく変わったところではないんですけれども、
一部挿入された、書き換えられた文言があるんですが、
なんだっけな、
えっと、
前の旧版の方を、
前文の分かりにくい言い回しの最たるところ。
えぇ、
あ、そうそう。
相談、「キャリアコンサルタントの使命は、
相談者のキャリア形成上の問題、課題の解決とキャリアの発達を支援し、
もって、
組織及び社会の、
発展に寄与することである」
っていう言葉が、
以前のバージョンには入ってたんですけど、
はっきり言って、この文章ちょっと分かりにくくて、
頭に入ってこなかったんですが、
改正版の前文では、その部分が、
「使命である相談者のキャリア形成の支援と、
その延長にある組織、
や社会の発展への寄与を実現するために、
尊守すべき倫理を表明する」
というように言い換えがなされていて、
基本的姿勢態度の変更点
かなりすっきりと表現がまとめられております。
そして、分かりやすい言葉選びになっていると思います。
前文がね、
分かりにくくて、
以前のバージョンは、
なかなか頭に入ってこなかったんですが、
今回の前文は、
一読しただけで、
すっと頭に入ってくるような文章だな、
っていう印象です。
第1章、基本的姿勢態度っていうのがですね、
もともと、
2つの項目からなっていたものが、
3つ増加しています。
本文なんですが、
第1章、「基本的姿勢態度」
第2章、「職務遂行用の行動規範」の内容が、
かなりシャッフルというか、
旧バージョンの内容に書かれていた項目が、
再精査された上で、
項目を移動していたりとか、
表現を見直されていたりとか、
世の中の情勢に合わせて、
新しく追加された項目などがあります。
私の今手元にある、
見ているPDFには、
もう、
書き換えられている、
書き換えられたところに黄色いラインを引いてですね、
ここの単語がこう変更されているみたいなのを、
全部書いてメモったんですけど、
これを全部ね、
やっていると、
かなりの時間になるので、
まず基本的理念のところ、
いろいろ変更点はあるんですが、
追加1条、
追加されている項目があります。
それが、
前バージョンで、
「信頼の保持・
醸成」っていう項目があるんですけれども、
その項目から、
基本的理念の部分に移動になった内容ですね。
「キャリアコンサルタントは、
相談者を人種、民族、国籍、性別、年齢、宗教、
信条、心身の
障害、文化の相違、
社会的身分、性的嗜好、
性自認等により、
差別してはならない」っていう、
これが、以前は、
信頼の項目に入っていたものが、
文言が多数追加された上で、
基本的理念に挿入されました。
今、多様性とか、
いろんな方がクライアントになり得る、
ということもあって、
おそらく、もう基本的な項目に移動させようという意図なんでしょう。
で、第2条、
品位と信頼の保持
「品位及び矜持の保持」っていうところなんですけれども、
ここは、
大筋、
ほぼほぼ変わっていないんですが、
矜持っていう言葉が追加になっています。
前バージョンでは、「品位の保持」
という表現だったところが、
「品位及び矜持の保持」
ということで、
矜持という言葉が追加されています。
この矜持という単語は、
先ほどお伝えした序文ですね。
序文のところにも追加されていて、
「自らの人間性を磨き、
矜持と責任感を持ち、
自己研鑽に励む、
こと」っていう一文があるんですが、
ここにかかっているというのが、
容易に汲み取れるかなと思います。
なので、キャリアコンサルタントは、
矜持を持って活動してくださいねっていうことが、
かなり強調されていると感じました。
矜持を持っていない方が多かったんでしょうかね。
そう見受けられる事例が多かったのかもしれません。
で、そして、
そして、
品位の項目の次になるんですが、
前バージョンでは、
品位の保持の次は、
「信頼の保持・
醸成」という項目でしたが、
ここの見出しも書き方が変わっていて、
改正バージョンでは、
「社会的信用の保持」という、
「社会的信用」
という表現にも大きく書き換わっています
また信頼の項目前バージョンでは3つ内容がありましたが
先ほど基本的理念の方に項目が一つ移動した内容もあり
もう一個の内容も後半に出てくる内容におそらく掛けた内容がありまして
一つの条文のみに変更になっています
その次が前バージョンは信頼の次、「自己研鑽」という項目だったんですが
改正バージョンでは
「社会情勢の変化への対応」という内容に変更されています
というか、これはおそらくですが
自己研鑽の内容ですね
前バージョンの自己研鑽の内容から項目が独立したと思われます
そして
でですね
コロナ禍とかね
戦争が日本ではないとはいえ
世界のどこかで戦争が起こるみたいなことの影響で
自分たちの生活や仕事内容に影響が出るということが
あり得る可能性として
自分たちの生活や仕事内容に影響が出るということが
あり得る可能性として
ゼロではない世の中になっているっていうこととか
働き方改革であったりとか
個人の働き方の変化とかですね
っていうのもありますし
技術変化ですよね
AIが登場して自分の仕事がなくなるんじゃないか
みたいな話題もあったりしますけど
倫理綱領の変更点
そういった諸々の変化が特に生じる
そういったものがあったりしますけど
5年間であったかなっていうのも
加味しての社会情勢への変化の対応できるようになってくださいね
っていうことを書かれているように思います
自己研鑽の次は
前バージョンと改正バージョン一緒で
「守秘義務」となっております
ただし前バージョンでは
2条から3条までの
3つの項目からなっていた内容が
改正バージョンでは3つの項目に増えています
2つの内容については
ほぼ表現は変わっていますが
ほぼ同じ意味の内容が入っていますが
真ん中の1つの項目ですね
が丸々一文の1の内容が入っています
が丸々一文追加されているようになっています
読み上げます
「キャリアコンサルタントは
キャリアコンサルティングにおいて
知り得た情報により
組織における能力開発
人材育成
キャリア開発
キャリア形成に関する支援を行う場合は
プライバシーに配慮し
関係部門との連携を図るなど
責任を持って
適切な対応を行わなければならない」
その一文が追加となっています
この組織における能力開発とかっていう
組織に関する記述が
改正バージョンでは結構入念に
念押しを押すように
記述が増えているように感じています
次いきます
改正バージョンでは
この守秘義務の次に
「自己研鑽」が来ています
前バージョンでは4条
もう少し前に掲載がありましたが
それよりも
社会情勢への変化の対応とか
守秘義務の項目が上に来て
自己研鑽は後ろに下がる
というような記載になっています
内容は
内容もほぼほぼほぼ全文が更新されてまして
私のpdfでは
ほぼ全文がイエローラインを引かれる
というような状態になっています
全部読み上げると大変なので
要点をかいつまんでお伝えすると
私が気になった表現だけピックアップすると
自身の人間としての成長とか
実務経験による学びとか
新しい考え方や理論も学び
幅広い学習と研鑽に
努めなければならないということで
キャリアコンサルタントの
知識
教科書に書いてあるような内容だけを
学ぶんじゃなくて
現場に出て
学んで
さらに自分自身の成長や
自己研鑽もしていって
常に向上心を持って取り組んでくださいね
みたいなことなのかなと思いました
人間としてのみたいな感じの表現も
結構あったかなと思うんですけど
言いますね
序文にありました
「自らの人間性を磨き」っていう表現ですよね
おそらくこれにかかるのかなという風に
私は受け取りました
自己研鑽の部分
2つ目の項目は
情報技術に関する表現も入っています
「最新の情報技術の習得に努め
適切に活用しなければならない」
という表現です
これはどこだったかな
どこかのキャリコンの
アンケート資料にも出ていたと思いますが
キャリコンの人は
最新技術を使いこなせない
使いこなせない人が多いみたいな
本当にそんな結果が出たのかどうか
分かんないですけど
確かに
キャリアコンサルタント試験を受けている人が
年齢層がちょっと高めではあるので
最新技術とか情報技術に
苦手な方が多いこともあるのかなとは思いますが
改めて釘を刺す形で
最新技術も使えるようになってくださいね
自己研鑽のうちに入れてくださいね
ということが書かれているように思います
あとは
スーパーバイザーなど
指導を受けてくださいということですね
これ前も記載されてたかな
自己研鑽
スーパーバイズとは書かれていない
ですが
入ってなかったですが
前バージョンでは記載されていなかったんですが
自己研鑽の3つ目の項目に
「経験豊富な指導者や
スーパーバイザーから指導を受けるなど
常に資質向上に向けて
絶えざる自己研鑽に努めなければならない」ということで
スーパーバイズの促しが入っていますね
これは
スーパーバイザーの指導については
2023年の12月22日に
厚生労働省から
公表がありました
キャリアコンサルタント登録制度等に関する
検討会報告書の
報告内容にも記載がありまして
かなりのページ数があるので
全ては読み切れてはいないのですが
概要
概要がね
A4
A4一枚ぐらいに
まとめてくださっている
概要があるのですが
そちらの内容によりますと
スーパービジョンを活用している方が少ないという
実情が浮かび上がっているそうなんですね
多分5年更新の時に
スーパービジョンを受けた人は
講座
何時間免除されますよみたいな
確か項目があったんだけど
それをスーパービジョンを使って
行っているっていう人が
更新をしているっていう人が
ほぼほぼいないでしょうね
そもそもなんでスーパービジョン
そんなに広く活用されてないのかっていうと
一級技能士が少ないとか
それだけ指導力の
ある人がいない
キャリアコンサルタントの中でも
指導力のある人がいないっていうのが
要因なんじゃないかみたいなことが
報告書には書かれていました
おおよその内容ですが
多分それを
加味しての
自己研鑽の3項目目に
経験豊富な指導者やスーパーバイザーなどから
指導を受けましょうっていう
おすすめが入ったんでしょうね
その次
その次の
見出しの表現がかなり変わっていて
前バージョンでは
誇示
誇る示すっていう漢字の
誇示ですね
「誇示・誹謗中傷の禁止」っていう
項目があったんですが
これが
「信用失墜および
不名誉行為の禁止」
という表現に
大きく変更されています
これはキャリアコンサルタント資格を
お持ちの方なら
思い当たることがあるかもしれないですが
キャリアコンサルタントという名前を
使っていながら
なんだろう
表現が難しいですが
好ましくない活動をされている方ですね
クライアントを
本当に大切にしているのかと
疑いたくなるような
活動をしている方が
ちらほら
見受けられるという
事例などに
起因しているのかなと思います
前バージョンでは
誇示誹謗中傷の禁止
っていうのは
1項目だったんですが
改正バージョンでは
2項目
になっており
新しく一文がまるまる追加されています
「キャリアコンサルタントは
キャリアコンサルタント全体の
信用を傷つけるような
不名誉となるような
行為をしてはならない」ですね
もうそのもの
言葉通りのことでしょうね
私もまだ5年目なので
まだまだ
未熟な身ですが
その私から見ても
その活動の仕方はいかがなものか
っていうことをされている
同業の方は
見受けられるので
その行為をやっていない方々に対しても
改めて念押しで
っていうことで
一文が追加されたように
思います
すでに何分経ってますかね
もう
30分ぐらい経ってますが
これで半分です
行動規範の変更点
次から第2章
行動規範の方に入っていきます
改正バージョンでは
第2章「行動規範」となっていますが
前バージョンでは
「職務遂行上の行動規範」という
名前になってました
簡単に
行動規範という
見出しに変わっています
一番最初
前バージョンでは
「説明責任」
という項目があるんですが
これは
改正バージョンでは
一つ後ろの項目に
下げられています
代わりに改正バージョンで
上に挙げられたのは
「任務の範囲・
連携」
という項目です
前バージョンでは
「任務の範囲」
という見出しでしたが
そこに連携という単語が
追加になっています
この連携
という言葉も
改正された内容
ちらほら
散見される
強調されている
内容のように感じます
相談者と
その組織
とか
支援を行う
専門家たちとの連携とか
関係者とのネットワークとか
関係構築
連携という単語は
特によく見かける
ようになったかと思いますね
念押しのように
各所に挿入されてきています
連携の重要性
その
関係者との
関係者とのネットワークや
関係構築も
なぜ必要かというと
より質の高いキャリアコンサルティングの
実現のため
ということですね
「任務の範囲」については
新規で追加された
一文がありますね
それが
「キャリアコンサルタントは
訓練を受けた範囲内で
アセスメントの各種を
倫理綱領改正の変更点
実施しなければならない」ですね
当たり前じゃないのかと思ったんですけど
これは
前バージョンには記載がなく
今回のバージョンで
新しく追加されていますが
よほどアセスメント
変な使い方をしていた方が
いたんでしょうかね
改めての釘差しなのかなと
いう感じで
一文が
まるまる新規追加となっていました
前バージョンで
第2章のトップに入っていた
説明責任が
次の項目になっています
改正バージョン
その「説明責任」も
前バージョンでは
一つの内容でしたが
今回はなんと
3つに増加しています
えーっとですね
特に
組織に向けての
書き方が
追加されていますね
「組織より依頼を受けて
キャリアコンサルティングを
行う場合においては
業務の目的及び報告の範囲
相談内容における
守秘義務の取り扱い
その他必要な事項について
契約書に明記すると
組織側と
合意を得た上で
職責を果たさなければならない」ですね
前バージョンの方にも
組織との
関係の項目などで
色々記載があるんですが
おそらくそれを一度
分解とか
もう一度再検討した上で
説明責任の部分にも
組織との関係についての
表現が必要であろうと
考えられた
みたいですね
組織との関係についての
3つ目の項目は
以前のバージョンでは
信頼の項目にあった
内容が
表現を変えて
説明責任のところに
移動されてきたのかなと
思うのですが
「調査研究を
行うにあたり
相談者をはじめとした
関係者の不利益にならないよう
最大限の倫理的配慮をし
その目的を
内容方法等を明らかにした上で
行わなければならない」
という一文ですね
これが増えて
説明責任は改正版では
3つの項目になっています
相談者との関係
でその次が
「相談者の
自己決定権の
尊重」
これは一緒ですね
ただし
文章の
入れ替えが
あります
これは単純に
文章を前後させているん
ですけれども
強調している
部分の
強調したい部分の
表現の問題なのかな
と思います
分かりやすさを
考慮しての文章の
入れ替えかなと思いますが
「キャリアコンサルタントは
相談者の自己決定
権を尊重し
キャリアコンサルティングを
行わなければならない」という
すっきり読みやすく
頭に入る文章に
変更されたかなと思います
その次
「相談者との関係」
これは前バージョンにも
ありましたが
改正バージョンでは
前バージョンと
ほぼ同じ文章に
プラスして
2項目目の文章
後半大きく
2行
2行半追加されている
表現があります
「キャリアコンサルタントは
キャリアコンサルティングを
行うにあたり
相談者との
多重関係を避けるよう
努めなければならない」
ここまでの表現は
前バージョンと一緒
なので
ここから
追加された文章になります
「自らが所属する
組織内で
キャリアコンサルティングを
行う場合においては
相談者と組織に対し
自身の立場を
明確にし
相談者の利益を
守るために
最大限の努力を
しなければならない」
ここが
追加になっています
組織内で
組織との関係
キャリアコンサルティングを
行うという方が
おそらく増えたのかな
と思われますが
組織の中で
働くというのも
なかなか
キャリコンの立場上
難しいこともあるのかな
と思いますね
というのも
前にも
項目の前にもありましたけど
まず
守秘義務がある
キャリコンは
クライアントですね
相談者に対しての
守秘義務は絶対ですので
それは組織内であっても
本人の同意なしに
伝えるということは
基本的にあってはならない
けれども
組織の中
例えば人事として
働くキャリア
コンサルタントが
いた場合
組織内で
行われた
キャリアコンサルティングの際に
聞いた内容などを
部署内で
共有するとか
ということがあったりとか
するのかもしれない
ですね
なかなか
難しい問題だとは
思いますが
改正バージョンの
内容を繰り返し出てくる
表現の一つ
相談者の利益を守る
という表現が特に
強調されているように感じますので
そこを改めて
見失わないようにという意図を
感じました
その次の項目は
「組織との関係」
になります
前バージョン
改正バージョン
同じように項目があるのですが
組織との関係
改正バージョンは
項目一つに
減っています
前バージョンでは
二つあったのが
今回一つに減っています
えっと
少し前にあった
説明責任のところに
おそらく統合されたのかな
と思いますね
組織に向けた関係性の
難しさっていうところが
今回より
念入りに
表現されているのかなと
感じます
この組織との関係のところでも
「相談者と
組織との利益
相反
かな
などを発見した場合には
相談者の了解を得て
組織に対し
問題の報告指摘
改善提案等の
調整に努めなければならない」
という風にしてますので
組織と
相談者、クライアント
この立ち位置を
見失わないようにね
っていう念を
使用されているように
感じました
以上ですね
その次が
雑則ってなって
倫理綱領委員会は
こんな風に置かれてますよ
っていうのがあったりして
一番最後に
倫理綱領を決めた
委員会の皆さんの名前が
書かれているんですが
ここも確認しましたところ
えっと何人かな
123456789
9人の前バージョン
9人の方で
委員会が構成されていましたが
今回は12345678
同じ9人なんですけども
同じ9人なんですけども
前バージョンと
同じ名前の方は
3人ですね
他の6名の方は
お名前が変わって
新しい方が参加されています
多分
組織上の
代替わりとか
かなと思うんですけれども
例えば
特定非営利活動法人
日本キャリア開発協会の
以前は
事務局長か
事務局長の方が
参加されていましたが
今回は理事と事務局長
兼任されている方が
参加されていたりとか
日本産業カウンセラー協会
専務理事が
前は参加されていたのが
今回は会長さんが
参加されていたりとかですね
そういう意味でも
人が一新されている
ということもあっての
改正見直しなのかな
と思います
私が不勉強なので
見当違いのことを
もしかしたら
言っている可能性もあるっちゃあるんですけど
以前のバージョン
前バージョンと
新バージョン
見比べてみた
所感ですね
はこんな感じ
でした
特に
最初の方でも
言いましたが
序文に
ほぼほぼ
今回の改正の意図
というのは
もう
要約、
凝縮されているように
思います
「キャリアコンサルタントは
自らの人間性を磨いて
矜持と
責任感を持ち
自己研鑽に励むこと
キャリアコンサルタントの使命
責任の遂行
能力の維持向上
社会インフラとしての
キャリアコンサルティングの
普及促進に
取り組みましょう」
という
もう本当に
ここに尽きるのかな
と思います
よく出てくる
ワードで
特に
気になったのが
印象に残ったのが
矜持ですね
さっきも言いましたけど
矜持を持って
活動しましょうと
あと責任
っていう
ワードと絡めて
前バージョンの
倫理綱領では
職務
って書かれていた
単語が
職責
とか
責任っていう単語に
置き換わっているので
単に職務
として
活動するのではなく
責任ですね
を持って
活動してください
矜持責任を持って
活動してください
っていうところ
本当に
強調
されて
繰り返し
記載されているように
感じました
職務っていう表現が
今回
排除されたかな
キャリアコンサルタント倫理綱領について
と思いますね
うん
職責ですね
職責っていう
単語が
1、2
多分
3回
かな
出てきているので
単なる
仕事
じゃなくて
責任
責務を
負って
やってくださいね
ってことを
本当に繰り返し
記載されているように
思います
はい
大変
長くなってきているので
ここらに
しようかな
と思うんですけど
えっと
そう
かな
私が
気づいたことは
そういうところ
だったかな
うん
多様性を
重んじっていうのもね
追加になってましたし
相談者の利益
っていうワード
責任
矜持
あとは
自己研鑽も
深化に努めなければならない
深化っていうのは
深い化けると書いて
深化ですね
深めてください
っていうことも
念押しのように
言われていますね
自己研鑽
専門性の維持とか
本当に
繰り返し
繰り返し
書かれて
いるので
そこを
深めて
キャリアコンサルタントの実務経験と学び
いってください
っていうことですね
あとは
本当に
全体的な
感想で言うと
言葉がだいぶ
分かりやすくなったように
思います
すっと
頭に入ってくる
表現
っていうんですかね
難しい漢字
の表現
とか
漢字の
羅列みたいなものが
減ったように
感じますので
ちょっと
ぜひぜひ
キャリアコンサルタントの
資格を
お持ちの方
これから
学んでみたいな
という方
キャリアコンサルタントに
接したことがあって
どういう
態度で
やるように
っていう指針が
あるのかな
っていうところに
興味がある方は
リンクを
貼っておきますので
参考にして
いただけたら
と思います
先ほど
合わせて
少し話題に
いたしました
12月22日に
公表されました
キャリアコンサルタント
登録制度等に関する
検討会報告書についても
合わせて
リンクを
貼っておきます
報告書
本番資料は
かなり
何ページかな
30ページぐらい
字がみっちり詰まっていて
だいぶ読まないといけないので
大変なんですけど
A4一枚にまとめられた
概要資料もありますので
こちらも興味があれば
目を通してみると
良いのかなと思います
私自身も
勉強会とかね
ロールプレイングの
場とかには
参加するように
していますし
現場にも
入って
実務を
続けるっていうことも
していますが
5年
実務経験を積んでも
まだまだ
対応しきれないな
っていう場面に
触れることは
多いので
引き続き
これからも
精進を
していきたい
と思います
ということで
久々の
収録にも
かかわらず
そろそろ
1時間
になりますが
これは
後々の
自分のためにも
収録をしておこう
と思ったので
長いですが
これで
収録を
終えたいと
思います
もし
内容について
誤りとかですね
間違ったことを
言っている
部分があるようでしたら
ご指摘など
いただけると
助かります
また
合わせて
この資料を
見ると
参考になるよ
というものも
もし
ご存知でしたら
教えていただけると
学びになるかな
助かるかな
と思います
その時はね
もし何かあれば
また改めて
収録を
しようかな
と思います
ここまで
聞いた方は
いるんだろうか
という感じですが
これ
ここで
終了したい
と思います
さすがに
ここまで
1時間
資料を見ながらでも
話し続けるのは
疲れました
はい
ありがとうございました
次はもうちょっと
軽いネタで
収録したいと思います
それでは
また
次回の収録で
お会いしましょう
49:17

コメント

BGMは、久々すぎて入れ忘れていました。でも入れないほうがアップロードまでの手数が減るので、もう入れなくていいかなぁとも思ったり😂 そもそも先入観や差別感を持ってしまうと、フラットな相談の場にならないですからね。お一人お一人をつぶさに見つめて、眼の前の方にただただ丁寧に対応していくお仕事だと思っています。

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