本日は、パートナー企業と成果を出していくために必要なこととはというテーマです。
パートナー企業と成果。だから外部の企業さんと協力して成果を出していくためのポイントってことですね。
そういうことですね。これ結構組織の話じゃないっていうふうに思った方もいるんじゃないかなと思うんですけども、どの役割どの仕事でも他の会社さんと一緒に仕事することって結構多かったりすると思うんですよ。
だからこそパートナー企業と一緒に成果を出していくっていうことが、もしご自身ができるようになると会社に対する成果も伸びていくし、
会社の評価も上がっていくんじゃないかなと思ってこのテーマを出させていただきました。
実際どうですか?野村さん、パートナー企業さんとか外部のクライアントさんとかと一緒に関係構築をやっていくときにどうやっていたりとかしますか?
これはどっちの立場かっていうところはあるんですけど、つまりこちら側がお金をいただく立場なのか、こちら側がお金をお支払いする立場なのかっていうところあるじゃないですか。
つまり受注側なのか発注側なのかっていうところがあるんですけど、いずれにせよすごい大事なのはあくまでも契約関係に基づいた対等な関係っていうところをぶらさないことじゃないですかね。
さすがに受注してる側で大きな態度を出るってことはそんなにはないんですけど、よくあるダメなパターンは発注している側のときに、
どうしても相手を下に見ちゃうというか業者みたいなふうに言っちゃうみたいなことっていうのはあんまり良くないなと思っていて、
あくまでもこのお仕事をお引き受けいただいているお相手っていうような経緯は大事。
逆に言うと自分が受注をしている側、お金をいただいている立場であっても、価値は絶対に私は返そうと思ってるんですけど、いただいた分の。
でも減り下ることはしないみたいな、その辺りが自分としては意識しているところですかね。
自分もまさしく同じとこ結構意識しちゃいますね。どんなに自分が払う立場であっても、こっちが悪いことをしたなら悪いですし、
こっちが何か例えば遅れているとかコミュニケーション不足だったなってとこは本当に謝罪しなければいけなかったりしますし、
かつ一緒にやっぱりこの物事を成立させよう、うまくいかせようっていうところでパートナーであるので、対等であることすごい重要ですよね。
そうですね。上下関係はやっぱり持ち込まないっていうところですかね。
そうですよね。これ本当に、例えばさっき言った業者っていうふうに捉え方をして、かつ舐めてしまうみたいなことが起きたときに、
何が起きてるかっていうと、担当者レベルだと契約は切れることは少ないと思うんですけれども、決済者が別の人だったりすると、
ただやっぱりあの業者嫌だよねみたいな感じになってきてしまったりしますし、そこでなんか業者業者って言葉がどんどん社内に増えていくみたいな感じになったりすると、
もう本当にやっぱ上下関係ができてしまうとか、あんまりよろしくないことが起きてしまいがちだったりすると思うので、そこのフラットさは本当に重要だなって聞いてて思いましたね。
なんか言葉って結構伝播するんですよね。 そうですよね。
特に業者っていう言葉って、業者というお仕事をやってる人を悪くするものは全くないんですけど、
っていう言葉ってどうしても下に見る言葉として伝播しやすい部分はあるかなと思いますね。
そうですね、あと外注とかですよね。 外注もそうですね。外注なんですけどね、会計科目上は外注費ってところに入るんだけど、
確かに確かに。 まあまあそうなんだけど、でもなんかその外注って言葉をあんま日常的には使わないかなと思いますね。
そうですね、まあ僕も使わないように意識してますね。
今日はご紹介したいなと思っていたのがですね、南山大学の久保田雄一先生ですね、その方が書いた論文なんですけれども、
戦略的提携における組織間マネジメントコントロール共同改造中心に、もうタイトルが難しいなんですけれども、
この論文はですね、アンケート調査を実施して59者に対してやるっていう研究だったんですけども、結構多いですよね、59者ってすごいなと。
そうですね、結構しっかりとられてますね。 結論すごい当たり前な答えだったんですけど、僕はそこにさらに細かいところに新しい示唆がありまして、
ご紹介すると結論、共同と信頼が大事っていう、組織間の成果を高めるためにこの共同と信頼が大事って言ったところで、
共同は要はお互いに積極的なコミュニケーションを取ったり、ちゃんと役割の明確化をしあいましょうっていうところですね。
信頼っていうのは能力への信頼だったりとか、約束を守りましょうねっていうところがありました。
この前者と後者っていうと、特に前者の方は野村さんが言った対等にすごい近いんじゃないかなと思っていまして、
ちゃんと役割の明確化をすることによって、それはある意味役割が違ったよねっていうような関係性になっているパートナーだったのかなっていうふうに思いますし、
あとは野村さん絶対に僕はね、約束というか成果を出しますというか、ちゃんとお返しをするつもりですって言ったところの信頼に繋がってるんじゃないかなと思って、
もう野村さんがやってることその通りだったなって感じでした。
すいませんね、本当に。
この毎回恒例になる。
毎回恒例になる。
でもそうなんですよね、積極的なコミュニケーションの役割の明確化っていうのは本当その通りだなと思って、
だからこれってまあ抽象化すると何なのかっていうと、もたれかかんないというか甘えないというか、
ちゃんとこれはこちら側の責任としてやりますってことを明記した上で、それを成功させるためにちゃんとコミュニケーション取りましょうねってことですよね。
そういうことですね、実際このコミュニケーション活性化すると進捗管理がすごい進んで成果が出やすくなるっていうことも書かれてたんですけど、
まあそれはそうだよなっていう、よく結構仕事がサクサク進むクライアントさんって本当にメールでどんどん積極的にこうしましょうかこうしましょうかってお互いに結構提案し合うことがすごい多いなと思ってまして、
かつスケジュール引いてこうやって進みましょうねとか、結構コミュニケーションを大事にされている人だと仕事が本当に前向きに進んでいくなって印象ありますよね。
そうですね。
なんか今回その共同と信頼って出てきたと思うんですけど、実は他にも検証した項目があって、それがモニタリング、学習、組織なインタラクションとかっていろんなものを調査してて、
モニタリングっていうのは目標達成状況だったりとか、進捗してるかなっていうのを確認することですね。
なるほど。
あと学習っていうのはお互いに相手から学ぶことを大事にしましょうねっていったことだったりとか、組織なインタラクションっていうのはマネージャーとか部下とかが議論がすごいちゃんと起きているかどうかっていうのを調査してて、
かつこれかなり厳密な調査だったのが、組織内で起きている調査と組織間で起きている調査って両方ちゃんと知っているっていったところが、そこを比較して結果的にその共同と信頼に至って、
かつ共同と信頼もめちゃくちゃ細かく分析しててですね、共同はちゃんとお互いに費用分担の明確化されてますかとか、成果の帰属の明確化だったりとか、
あとは開発分担の明確化だったりとか、あと技術的成果の保護、どっちが技術的成果の守りますかとか、
あとすり合わせ業務だったりとか、積極的なコミュニケーション、すごいたくさんの項目を測って、この共同とそして信頼、信頼も能力と約束っていうのももっと細分化してるんですけども、そういったことがすごい高いっていうのが分かってきたっていったことになりますね。
なるほど いかがですかね、野村さんなんかその信頼って言ったところなんですけど、どんな信頼をすごい意識されてお仕事ってしてらっしゃいますか。
パートナー企業さんとですよね、でも結構やっぱ最初に書いてあった、信頼の定義が能力への信頼や約束を守ることって書いてあったじゃないですか、だから定義通りのことになっちゃうんですけど、約束を守るじゃないですか、やっぱり。
そうですよね。 パートナー 約束を守るって多分いろんな意味があって、つまりこちらがやるよと言ったことをやるみたいな話。当たり前の話ですけど、そういうのとか。
とはいえ、最初やろうとしたことっていうのが、やってく中で形が変わることっていうのはいくらでもあるし、あと重要だなと思って最初やりますっていうふうに決めたんだけど、でも別になんか蓋を開けてみたらそんなに重要じゃなかったみたいなこともあるじゃないですか。
もっと優先度が高いことが出てきたってこともあるじゃないですか。だからそういうのを全部総称して、自分としては価値を出すっていうふうに結構そこは捉えてるんですよね。
だからそのタスクレベルで最初に決めたことを守るのが、価値を出すじゃないと思っていて、タスク変わるかもしれないじゃないですか、やることが。
でもその相手にとっていい状態にしようっていうのは、価値を出すってことなんで、そのために今一体何をすべきかっていうところは常にぶらさないようにしてるって感じですかね。
僕も結構意識するのが、言われた仕事ってなんでこの仕事をパートナー企業さんは任せてくれたんだろうってすごい考えるようにしてまして、目的ですね。
例えば売上げのためなのか、ブランディングのためなのか、組織をより活性化したいから。
もっと言うと組織を活性化したいのはなぜなのかっていう、なぜなぜなぜしていくと組織の大目的から下ろされてここの仕事になってきたりするので、
せめて1個上の目的、相手が依頼してきてる1個上か2個上の目的までを見据えて、今僕は何を求められているんだろうか、契約形態の中で何ができるんだろうかっていう。
もっと言うと契約更新をしてでも、もっとやってほしいって言ってもらえるような関係性になるんでどうしたらいいんだろうみたいなことまで、やっぱ考えるのってすごい大事だなって思ってまして。
なんかそれを感じさせるのがですね、最近営業のコンサル入っていただいたりとかしてるんですけれども、期待値の250%くらい来るわけですよ、答えが。
すごすぎて、なんだこれはってなるわけですね。
それはなんでかなって、僕は期待値を250%超えたのは、僕が求めている、さらに目的の1個2個上の先の目的までキャッチアップして考えてきてくれてるからだなって思っていまして。
結果的に成果が出るんですよね。
そうすると、その人への信頼力っていうのはパスワーが上がっていく。
それは信頼力が上がっていくのは、たくさんコミュニケーション取ってくださって、目的聞いてくれるし、
as is to be って言って、自分の理想の状態から、今現状がどこでどういうキャップがありますねってめちゃくちゃ常に確認してくれるので、そういうのは本当に大事だなって、逆にやってもらって感じるようになりましたね。
その1個上2個上っていうのは、その通りだなと思って。
言われたことって言うんですかね、相手がこれやってくださいねとか、こうなったらいいですねっていうことって、必ず何か意図があるんですよね。
意図があって、その意図が何なのかっていうところまで意識を向けるっていうのがやっぱ大事だと思うんですよね。
よくあるんですけど、例えば何か誰かと一緒に歩いてて寒いねみたいなこと言われた時に、それって別にその寒いということが課題じゃなくて、
もうちょっと疲れたから一回どっかで休もうみたいなことが課題みたいなことってあるじゃないですか。
はい、そうですね。
だからそういうふうに、現象だけその点で出てきたものだけ捉えるっていうよりも、その裏に一体何があるのかっていうふうなことを、
汲み取っていただける方ってすごいやっぱいいパートナーだなって思うし、自分もやっぱそうでありたいなっていう感じがするんですよね。
実際汲み取ってくれるかどうかまで、求めないようにはしてるんですけど、汲み取られると嬉しいですよね。
なんだろうね、要求しちゃいけないかもしれないですけどね、マストにしちゃいけないんだけど、でもなんか自分がやっぱ誰かとやるときにはそこってやるようなみたいなことは思いますね。
そうですね、比較するわけじゃないんですけど、やっぱその一緒にパートナーさんの企業とかで、そこの目的をちゃんとヒアリングしてくれるかどうかって、
結構なんか評価の差が出ている感覚がありまして、そこまでやってくれる人と一緒に働きたいなって本能的に思ってしまうような感じがしますね。
ありますね。
それが信頼にひとつつながるのかなってやっぱ思いました。あとは当たり前の約束を守っていくっていうのはすごい重要な要素。
あとフィードバックされたことを改善し続けるっていうことも、なんか信頼のひとつだったりするのかなって思ったりはしました。