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2024-03-23 1:36:53

231【ネタバレあり】狂騒サイレントの感想を語る

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※ネタバレ注意※うっかり文字起こしでネタバレ読んじゃったにならないようにご注意を。

このエピソードには、白泉社LaLa 5月号掲載の「狂騒サイレント」ならびに、5月号掲載のいくつかの作品の内容に触れる話題【ネタバレ】がありますのでご注意ください。

藤原ヒロさんの作品「会長はメイド様」「月島くんの殺し方」の話題にも触れていますので合わせてご注意ください。

 

LaLa電子版で縦持ちしてぜひ読んでみてほしい!

KindleはAmazonで「LaLa 電子版」って検索すると出てきます。

電子版の場合アンケートはQRコードが載っているので、サイトにアクセスすると回答できるようになっていました。編集部にアンケートを送ろう!

 

★紹介したエピソード

なんと!漫画家さんと担当編集さんの制作秘話が聴けます!超貴重だと思いますよこれは。

 

藤原ヒロさんご本人の声日記では狂騒サイレントの制作過程の話題がたくさん聴けます!

 

藤原ヒロさんに対面して「会長はメイド様」の感想を熱苦しく語らせていただいたエピソードはこちらです。

 

★カバーアート:世界の山ちゃんの手羽先3人前盛り

★録音:Jabra Evolve2 40 (USBヘッドセットをMacに接続)+MacのSafariでLISTENのブラウザ録音+ラウドネスノーマライズON(ノイズフィルターOFF)

 

#声日記 #狂騒サイレント #狂サイ

サマリー

藤原ヒロさんの読切作品『狂騒サイレント』の感想を述べます。

00:01
どうも、おだじんです。
3月23日、土曜日、23時を回りました。
今日の声日記です。
今日は家族で世界の山ちゃんに行って、手羽先を食べてまいりました。
カバーアートは手羽先です。
カバーアートは手羽先なんですが、
今日はここから声日記というよりは、
狂騒サイレントの感想
藤原ヒロさん作、狂騒サイレントの感想をただただ喋る感想回です。
藤原ヒロさんの読み切り作品、狂騒サイレント、まだお読みになっていない方は、
ぜひ作品をお読みになってから聞いてください。
おそらく、いや確実にネタバレを含みます。
ネタバレを含みますので、作品を初見で楽しみたいという方は、
くれぐれも作品を読む前にこの続きを聞かないようにお願いします。ここで一旦止めてください。
★★ここからネタバレ始まりますのでご注意★★
はい、それではここから先を聞いている人は、
2024年5月号の月刊LaLa、白線社から発売されている月刊LaLa、
掲載されております藤原ヒロさんの読み切り作品、狂騒サイレント、
こちらを読んでいる方が多分聞いているということで、
しゃべっていきます。
まずちょっと私がこの作品についてしゃべる上で、
きっとどんだけ藤原ヒロさん作品を知っている人やねんと思って聞く方も
いらっしゃるかもしれないなと思いますので、
簡単に紹介しておくと、私が藤原ヒロさんの作品に出会ったのは
昨年でございます。まだまだ本当にペーペーでございます。
藤原ヒロファン歴はまだ半年ちょっとぐらいですね。
藤原ヒロさんの作品と出会うきっかけになったのは、
実はこのLISTENの声日記がきっかけと。
私が声日記を始めた後ですね、しばらくしてから
なんと藤原ヒロさん、何も知らなかったんですけども、
急にこの一日一配をフォローしてくださって、
私フォローしてくれた人、毎回その方のプロフィールとか見に行くんですけど、
「え、漫画家の人やん!」みたいなね、驚きとともにですね、
この藤原ヒロさん、どんな漫画を描いていらっしゃる方なんだろうなということで、
作品のことを調べたりとかしておりまして、
先日ですね、お会いする機会があったので、
お会いする前には作品を読まないと失礼だなと思いまして、
まず最初に藤原ヒロさんの作品で、
月島くんの殺し方という作品を読みました。
なぜこの作品から入ったかというとですね、
全4巻で完結という非常に入りやすい巻数、
手頃に揃いやすい巻数というところから、
藤原ヒロさんの月島くんの殺し方というのをまず最初に読みました。
読んでですね、御本人とお会いする機会があって、
読みましたということでね、お話をしたんですけれども、
まだその時はですね、そんなに正直読み込めていなくて、
あんまり感想も御本人にはちゃんとお伝えできなかったんですけれども、
藤原ヒロさんのお人柄にも触れまして、
非常にいい人だなと、もっとちゃんと作品を読まないといけないなと思って、
その後ですね、会長はメイド様、
こちらは全18巻ですね、作品がありまして、
作品の時系列的に言うと会長はメイド様の方が先ですね、
連載されたのがね、古くて、
これはですね、非常に面白かったですね。
もう私はですね、完全に美咲推しです。
美咲推しとか言っても読んでない人にはわかんないですよね。
会長はメイド様の主人公ですね。
主人公の美咲が最高に可愛いんですよ。
もうちょっとね、
この熱量はまだまだ多分もりっしぃさんの娘さんにはかなわないと思いますけれども、
私もですね、まだまだ藤原ヒロファン歴は浅いんですけれども、
会長推しの度合いではかなり推してます。
この間ご本人にまた2度目にお会いする機会がありまして、
飲み会の席ではありましたけれども、
藤原ヒロさんにですね、
僕の会長好きぶりをちょっと喋る機会をいただきまして、
ご本人に、まさかそんなに話せるとは思ってなかったんですけど、
お話しさせていただけて、非常にちょっと今思い出してもというか、
藤原ヒロさんの声日記で実は話している様子が聞けるんですけれども、
ちょっと聞き返すと恥ずかしいぐらいテンション上がってて、
いやそりゃそうだよなと、漫画の作者さんにお会いして直接漫画の感想を喋れる機会なんて
人生においてそんな何度もある話じゃないので、
非常に聞き返すと恥ずかしいんですけど、
そのぐらい会長はメイド様はとにかく美咲が大好きです。
という藤原ヒロさんの作品は今までこの月島君の殺し方と会長はメイド様を読みましたというぐらいで、
正直まだ全部は読めてないわけですね。他の作品まだありますけどね。
ちなみに会長はメイド様のマリアージュは藤原ヒロさんに教えていただいて、
これもぜひ読んでねって言っていただいて、その後すぐ買ってすぐ読みました。
あと私は少年漫画をずっと読んできていて、
週刊少年ジャンプで育って今もジャンプを紙で雑誌を買って読んでいるという、
ジャンプ歴で言ったら30数年ぐらいですかね。
35、6年ぐらいの漫画をずっと読んできた、ジャンプ漫画を中心に読んできた人です。
少女漫画は読んだことがあるもので言うと、
ハチミツとクローバーと、のだめカンタービレの2作品くらいじゃないかな。
ちゃんと単行本、今家にあるのその2作品だと思いますね。
それ以外は本当に少女漫画は読んできていないです。
なので正直、藤原ヒロさんの作品を読み始めるときも、
少女漫画雑誌に連載されていた作品という風に聞いていたので、
自分に読めるかなみたいなね、ちょっとわかるかなみたいな、
そのぐらいの感じで最初は手に取って読み始めたんですけど、
スッと読めましたね、過去作ね。
なんならその主人公の美咲にドハマリするぐらい読んだわけですけれども。
そういう意味では、43歳、今年44歳になるんですけど、
中年の男性にも楽しめる作品じゃないかなという風に思います。
少年漫画しか読んできていない人にも楽しめるのが藤原ヒロさんの作品じゃないかなという風に思っておりました。
狂騒サイレントの感想に行くまでが長いな。
もう10分ぐらい喋ってるんじゃないかこれ。
今回その狂騒サイレントという読切作品が掲載されたのが白泉社の月刊LaLa、2024年5月号ということで、
私はLaLaを初めて買いましたね。
本屋で昔バイトしてたので、ララとか花ゆめとかそういうのを書棚に並べることはしてたんですけども、
読者として購入するのは本当に初めてでございます。
なぜ今日のタイトルカバー画像にLaLaが写ってないかというと、
私はKindleで電子版で購入してしまったので、さすがにちょっとキャプチャーを撮ってカバーアートにするのは著作権的によろしくないなと思いましたので、
今日は手羽先がカバーアートです。
まず、狂騒サイレントは電子版で買ったので、実は昨日の夜、声日記を録った後に、
あ、そうだ、電子版だから24時にダウンロードできるなと思って、
寝る前に、昨日の夜ですね、24時に、まず1回サッと読めました。
寝る前だったんでね、サッと1回読んで、その後スッと寝ました。
初見じゃないか、初読っていうのかな、初めて読んだ、昨日の夜の最初の感想から喋ろうかなと思うんですけど、
スッと読めましたね。あっという間に読んじゃいました。
55ページというふうに書いてあったと思いましたが、一応ちゃんと確認しましょうね。
読み切りで55ページって結構ボリュームあるほうなのかなと思いますけど、
今回LaLaに掲載されてた他の読み切り作品40ページとかありましたんで、
結構ボリュームがあるほうかなと思いますけども、サッと読めましたね。
そういう意味で、会長はメイド様とか月島くんの殺し方を読んだ時にも感じてたんですけど、
藤原ヒロさんの漫画は私にとっては非常に読みやすい、スッと読める作品だなっていうのは、
今回狂騒サイレントを読んで、まず最初に感じた感想ですね。
藤原ヒロさんワールドというか、過去の作品との作風とも共通するところは、
私にとってはすごい読みやすいっていうところでした。
あんまり分析するような感じでしゃべるのも変かもなと思いますけど、
私なりに読みやすさってどこだったのかなみたいなのを、
今日ですね、2回目読みながらちょっと考えたりしてたんですけど、
多分、読み切りだからっていうこともあるかもしれないですけど、
設定がすごくわかりやすいなっていう。
今回で言うと、100年前ですかね。
100年前のハリウッドで、俳優を目指す17歳(訂正:18歳)の主人公のリオ。
そのリオがオーディションで、スーパースタアと言っていいんですかね、俳優のジャックとね、
オーディションで出会って、そのオーディションで採用されて、
一緒に作品作りをしていく中で、いろいろ2人が惹かれ合うというのか。
惹かれ合うまで多分これ言ってないんだよな。
どっちかっていうと、ちょっと切磋琢磨し合うじゃないんだけど、
クリエイティブをする中においてお互い尊敬し合うみたいな感じで、
全然キャラの違う、境遇の違う2人が作品作りを通して惹かれ合っていくみたいな、影響し合っていくみたいな、
ちょっとした困難を乗り越えて作品を作り上げて、最後それが上映されて終わっていくっていうね。
これで終わりになんてさせないわっていうセリフで最後終わってるんですけど、
そこからね、これをきっかけに多分このリオが俳優として、
スタアを目指して駆け上がっていくっていう感じにこれからなるんだろうなっていう期待感で終わっていくっていうね。
何かと言うと、リオさんが、
リオが俳優として、スタアを目指して駆け上がっていくっていう感じにこれからなるんだろうなっていう期待感で終わっていくっていうね。
何かすごくシンプルでわかりやすいなっていうふうに思いましたね。
すごくこのキャラクターが、今回は主人公のリオとスタアのジャックっていう2人を中心に動いていくんですけど、
その登場人物がすごく絞られているし、その2人のキャラクターもすごくはっきりと分かれていて、
キャラクターは違うんだけど1個のものを目指してやっていこうっていうね。
同じ方向を向いてやっていこうっていう、そこのシンプルな構造というのかな。
めちゃくちゃわかりやすかったし、
あと絵とかね、やっぱりコマ割りとかセリフも、
藤原ヒロさんの作品はすごくわかりやすいって言う意味で言うと、いい意味でそのままっていうのかな。
変な解釈の余地を作りすぎてないというのか、
ストレートに伝わってくるっていうのかな。
僕はそういう漫画が実はすごく好きで、
読者に考えさせる要素が、もちろんないと言ってるわけじゃなくて、
表現とかセリフが難解すぎて、何を言いたいんだろうなこれみたいに読んで思っちゃう作品って、
僕実はちょっと苦手で、世界観が独特すぎちゃうみたいな。
メッセージ性が強すぎちゃうみたいなのって実は結構苦手だったりしていて、
そういう意味では藤原ヒロさんの描かれている世界観とか作風っていうのは、
僕自身の好みにすごく合ってるのかなっていう風に感じながら読んでますね。
絵の感じも実は僕はすごい好きなタイプの絵で、
漫画の絵にもいろんな作風種類があると思っているんですけど、
僕は結構きっちりペン入れされている、線がはっきりしている絵が好きなんですよね。
藤原ヒロさんの絵は本当に好きな絵なんですよね。
今回でいうと、僕好きなコマが何コマかあるんですけど、
ちょっと今ページを電子版でめくりながら見てるんですけど、
好きなコマがここだな。
これ何ページだ?電子版だとページ数ってどうやってわかるんだろうな。
しっかりした線で描かれた絵が好き
ページ数で言うと、雑誌側の方のノンブルって言うんでしたっけね。
振ってあるページ番号で言うと116ページですね。
違う次ってジャックが言った後のリオがですね、
え?っていう感じで、多分これは馬車に乗り込もうとしているところで、
その様子を審査しているジャックが違う次って言ったそのジャックの方を振り返ったようなシーンだと思うんですけど、
このリオ素晴らしいですよね。
完璧だと思う、この顔。
あとね、えっとね、いやもう全部いいんですよね。
本当にしっかり線がはっきりしているんですよね。
以前藤原ヒロさんとお話をさせていただいた時に、
少女漫画ってエロさを手で表現するみたいなことを教えていただいたんですけど、
手の表現について言うとね、今回ね、
馬に飛び乗る前のね、喰らいついてやるんだからの指の感じ?
手の描き方ね。
ここ手で喰らいついてやるんだからってこれどうするんだろうなと思って、
まさかこの後ね、飛び乗るとは思わなかったんですけど、
一瞬この手が出てきた時にね、
ここはいやらしさというかエロさじゃないなみたいな激しさの方にいってるけど、
でもなんだろうな、やっぱりその象徴的なこのシーンだと思うんですよね、ここってね。
でもそこにその手のクローズアップを一枚挟んで飛び乗るっていう。
これ少年漫画だとジャンプして飛び乗る、その馬に飛び乗る瞬間とかをね、
もしくは踏み切る足を多分ここ描くんですよ、きっと。
で、その次にその飛び乗る、ふわって体が浮いて、
飛び乗ってるシーンに多分コマを映したから、
その馬に乗って走るシーンに行くと思うんですけど、
なんかここでやっぱりその踏み切る足じゃなくて、
喰らいつくんだって言って手を伸ばす、
その手のクローズアップを入れてるっていうのは、
すごい多分これはきっと藤原先生の、
藤原先生と言ってしまった。
僕はね、漫画家の方をあまり先生って呼びたくないんですよね。
あくまでも一人の人として藤原ヒロさんと言わせていただいておりますけども、
その話はいいや。
この手のシーンからのこの飛び乗るところの手とかね。
あとね、どこだっけな。
馬車に飛び乗ってくる、馬に飛び乗った後にさらに
ジャックの座ってるところに飛び移ってくるんですけど、
この飛び移ってきた後のね、合格だのジャックからの
君をヒロインにするリオルーベンスのこのリオの
馬のスピード感、速いスピードで走って
この髪がね、風に煽られて髪が浮き上がった状態をね、
ちゃんと表してるこのリオいいですよね。
あとこのね、ジャックの目がいいんだよな。
これ後で話そうと思ったんですけどね、藤原ヒロさんの絵は目がいいんですよね。
目がめっちゃしっかり描いてあって、目で語ってるんですよね。
この主人公のリオもそうだし、ジャックもそうだし、
表情ですごくね、感情だったりその気持ち、セリフをね、表してるシーンがめちゃくちゃ多くて、
藤原ヒロさん作品は本当に目がね、最強なんですよね。
あとね、いい描き込んでるところ、新しい衣装のところもね、
これ新しい衣装も細かいディテール描いてるなみたいなところとかね。
あとね、リオがね、惚れたら負けの恋愛なんてしないわよって言った後のジャックがいいんですよね。
急にね、なんか少年みたいになるんですよ、ここ。
これとか上手いよな。
いやちょっともう感想っていうか、絵の良さを語る回になってきてますけど。
とにかくね、僕は藤原ヒロさんの絵のしっかり線を描き込んでいくスタイルの絵はすごく好きですね。
これはね、多分好みだと思います、きっとね。
あんまりしっかり描き込んでいかないタイプの絵の人もいると思うんですけど、
そういう作品も僕も全然読むんですけど、ジャンプ作品で言えば最近だとどうかな、
オノマトペの大胆な使い方
タイプの違う絵っていう意味で言うと、呪術廻戦とかはそうかもしれないな。
あれはあれの絵の良さがあると思うし、全然それはそれで僕は全然読んで面白いと思ってるんだけど、
好みで言うと完全にこういう描き込まれてる絵の方が好きですね。
そういう意味でもわかりやすいんですよね。
めちゃくちゃわかりやすいなって僕は読んでいて思っています。
あとね、画面の動きとか画面の華やかさがあるんですよね。
だから基本的に読んでいて楽しくて気持ちがいいんですよね。
そういう意味でも読みやすさがあるなと思っていて、
これは藤原ヒロさんの過去作も読んだ時にも同じように思ってたんですけど、すごい感じますね。
作品のストーリーの中で、当然その悲しい部分とか、怒ってる部分とか、楽しいばっかりじゃない部分ももちろん描かれてはいるんですけど、
その華やかなんですよ、画面が。
だからすごく楽しく読めるんですよね。
これはね、すごく僕は感じますね。
これは少女漫画に対する僕のイメージとして、僕の勝手なイメージかもしれないんですけど、
いわゆるスクリーントーンでキラキラした感じのトーンを張って、
そういう華やかさみたいなものが割と多いのかなって勝手に思ってるんですけど、
藤原ヒロさんの作品ももちろんトーンを張られている部分はあるんですけど、
すごく多用していないというか、パーって明るくなる感じのところとかにはもちろん張ってあるんですけど、
それがやりすぎてない感じっていうのかな。
そうなんだけど、オノマトペがめちゃくちゃ使われてるんですよね。
この辺は少年漫画っぽい感じなんじゃないかなって思っています。
結構大胆にオノマトペ使ってて、一番分かりやすいところで言うと、
馬のシーンだったよな。
馬に向かって待ちなさいってズダダダダダダダって行くところが、
ズダダダダダダダがリオの走る勢いを表しているっていうのかな。
ただ単にタタタタタって走ってる音がトトトってしてるだけじゃなくて、
スピード感とかそういうものを出しているところにつながっていると思っていて、
しかもこの待ちなさいのところは構図が多分、
これ僕が読み取り間違えてたら申し訳ないんですけど、
構図がすごく面白く描かれてるなと思っていて、
待ちなさいのリオは画面の手前に向かって走って、正面向いて走ってるんですけど、
リオのズダダダダとリオの間に四角いものが描いてあって、
多分これは馬車の後ろの部分が描かれてるんだと思うんですよね。
だから構図的に画面上は先に行こうとする馬車、
奥に行こうとする馬車と手前に迫ってくるリオみたいに描いてるんですけど、
でもこのシーンって馬車の背中を後ろから追いかけていくリオを描いちゃうと、
多分そのスピード感が出ないんだと思うんですよね。
だから多分手前に向かって走ってくるリオでスピード感を見せつつ、
去っていく馬車っていうのをあえてここは描いて、
本来こういうふうには見えない構図なんだけど、
あえてこう描いてるんじゃないのかなっていうふうに僕はここを読み取ったんですけど、
違ったらごめんなさい。
このオノマトペは本当にめちゃくちゃ大胆に使ってますよね。
リアルとデフォルメの使い分けが秀逸
飛び乗った後のガラララララとかもそうだし、
ガラララララは一定してずっとその先のコマでも使われていて、
手前のコマでも使われてますね。
飛び乗る前にも使われてて、その後も共通してガラララララが使われていて、
こういうのもこのシーンがずっと馬車がスピードで走ってるっていうのが
共通して見えてくるような感じにきちんと使われていて、
この辺りのオノマトペの使い方、あと着席した時のドッとかね、
この辺もだいぶ大胆に使ってるよなと思って、
すごくいい。
一番ウケたのはザッパーンですね。
ここのザッパーンはね、ちょっと笑っちゃいましたね。
あのシーンとしては結構シリアスなところだと思うんですよね。
これ、ジャックが他の役者の方はできなかったみたいな、
結構これをやれるかどうかが一緒に撮影できるかどうかのポイントだみたいなところで、
やっぱすごい重要なところ。
しかも結構とんでもないことを言ってるところなのに、
ザッパーンっていう波の音を入れてくるっていうね。
ここはね、正直想定外のオノマトペの入れ方でちょっとびっくりしましたね。
この辺りの、これも多分さっき言ってた画面の動きとか華やかさとか楽しさにつながるところだなと思ってて、
結構藤原ヒロさんの作品って、すごくリアルに写実的な感じで描かれてくるところもあれば、
デフォルメされたキャラクターが出てきてコミカルな感じになるシーンとかがあるんですよね。
これってわかりやすいところで言うと、僕ら世代だとスラムダンクとかが結構そうだったかなと思いますけど、
もうちょっと前だとキン肉マンとかですかね、キャラクターが急に二頭身になっちゃったりするシーンとか出てきますけど、
あの感じを結構僕は思い出すんですけど、今回もリオがすごいデフォルメキャラとリアルなキャラとの描かれ方でね、
さっきのオーディションのところで邪魔だから早く帰れの後のポカーン顔。
僕がさっきすごいこのリオ一番好きって言った、違う次って言われた後のリオはめちゃくちゃリアルな感じのリオでいい表情が出てくるんですよ。
え!?ってなるんですけど、その次の聞こえなかったが邪魔だから早く帰れの後のリオがね、コミカルなテンテンテンっていうこのトーンを貼られてて、
後ろに本当に目が点になってる感じのコミカルリオが出てくるんですけど、しかもさらにその後プンプン怒りマークが出てきて、
美しさはわかんないの?みたいな怒るシーンがね、続くんですけど、この辺りのね、その緩急っていうのかな、
それとこのオヨノマトペとかの描き方はね、やっぱりすごくね、画面を楽しくしてくれてるなって思うんですよね。
結構この辺のバランスって難しいとこなんじゃないかなと思って、特にリオがジャックに対して結構この作品の大きなポイントになるセリフのところだと思うんですけど、
理想に酔って高尚な気分になったところで何も形にできてないなら、ただの偉そうな凡人よっていうセリフが、このジャックの目も僕好きなんですけど、
多分すごい刺さったみたいな感じのね、ドキッとさせられたみたいな、確信つかれたなみたいなセリフで、ジャックがハッてなってるところの次のコマのリオがグルルルってコミカルなリオが出てきて、
こことかね、あっこっちのリオでいくんだみたいな、多分ここはすごいリアルに詰め寄ってるリオでもいいと思うんですよね。
その1個前のページの人とまともに向き合おうとしてる?本気で作品作る気あるの?のリオはすごいリアルに詰め寄ってる感じになってるんですけど、
その後にね、このグルルを入れるっていうところが、やっぱなんかすごいその、読んでてね、苦しくならない感じっていうのかな。
こういうのってすごい結構、人にももちろんよると思いますけど、僕は見ていてすごくこのシーンで多分結構確信ついたこと言われてるので、
受け取る側としては、読み手としては、息が詰まるっていうか苦しくなる感じが出てくるなと思うところなんですけど、
そこに1コマすごい抜きのコマが入ってくるだけで、ここで読み止めずに流れでスッとそのままいけるっていう、
そういう間を作ってくれてるんじゃないかなみたいなのをすごい感じていて、
ここのリアルな絵とコミカルな絵の使い分けがすごく絶妙だなと思って読んでいましたね。
そういう意味でも、画面の動きとか華やかさとか楽しさとか、読んでて気持ちがいいっていうところは、僕はすごい随所に感じますね。
ちょっとだいぶ長くなってきてますけど、まだ続きます。今日多分すごい長いです。
どこまで喋ったっけ。
ジャックの物語だと思った
今日メモをだいぶ書いてたんですけど、だいぶメモを飛び越して今すごい喋っちゃってるんですけど。
1回目を読んだときにはわりとスッと読んじゃったので、あんまり気にしてなかったんですけど、
2回目に読んで、今日昼間、午前中に2回目ゆっくり読んだんですけど、
僕は2回目を読んだ直後の感想としては、これは主人公はリオだと思うんですけど、
僕にとってはこれはリオの話じゃなくてジャックの話だなって思って読み終えたんですよね。
主人公リオに対してパートナー役がジャックになると思うんですけど、
月島くんで言うと、依茉に対する月島くんで、会長はメイド様で言えば美咲に対する、
ちょっと待って、ど忘れして、ちょっと待って、最近物忘れがひどいんだよな。
大丈夫かな。本当にひどいな。
碓氷ね。美咲に対する碓氷みたいな感じで、
当然ですけどヒロインに対する相手役みたいな、主人公って言った方がいいか。
ヒロインっていう言い方しない方がいいかもね。
主人公に対するパートナー役となる人が必ず出てくることになってると思うんですけど、
これジャックの方がこの読み切り1話の中では確実に成長してるというか変わってるんですよね。
リオってね、この1話の中ではね、多分変わってないんですよ。
元々こういう人でスタアを目指して、あまり何かに屈せずにストレートにパンって物を言っていく、
ジャックっていうスーパースタアみたいな人に対しても恋憧れるみたいな感じではなくて、
とにかくスタアになるために自分がその役者として俳優として演技をする、自分はそれが全てだみたいな感じの人なので、
トラブルもリオ側に起きるんじゃなくてジャック側に起きるわけですよね。
スポンサーが撤退しちゃって、撮影チームが解散して、自分とリオの2人で撮るしかないみたいな状況になっちゃうっていうね。
苦難を乗り越えるのってジャックなんですよ、この読み切りの中では。
だからね、僕は見ててね、この物語はジャックの物語だなっていうのをすごい感じたんですよね。
で、これは特にすごいなと思ったのは、
少女漫画っていうカテゴライズの中で言うと、
主人公の女性のキャラクターがパートナーとなる相手役の人に恋焦がれていくとかっていうのが、
一般的なセオリーというかパターンなんじゃないかなと思うんですけど、
この作品、狂騒サイレントは違うんですよね。
ジャックがリオに惹かれているように僕には見えていて、
これは少女漫画的セオリーからするとどうなんだろうなみたいにちょっと思ったんですけど、
でもよくよく思うと、会長はメイド様もね、
そうなんですよね。会長の美咲の方が恋していくよりも、先に碓氷くんの方が美咲のこと好きになっていくみたいな話なんで。
会長はメイド様のネタバレも含まれてますね。すいません。
これちゃんとフォロワー限定エピソードにしておこう。(※結局普通の公開エピソードにしました)
で、概要欄に書いておこう。そうしよう。
そうなんですよ。
だからもしかしたら藤原ヒロさんの作品の作り方として、そういう作り方をもしかしたら何か大事にされてたりするのかなって思ったりするし、
これは僕は他の少女漫画をあまり読んだことがないから、
僕が思っているセオリーがセオリーじゃないのかもしれないなっていうのもあるんですけど、
でもね、少なくともこの読み切り中にリオはジャックに対する恋心は芽生えてないんですよね。
僕はそう思ったんですよね。
でもね、うまいなと思ったのがね、
このシーン。
140ページ目のね、彼女がジャックに恋をしませんようにっていう、
これはおそらく撮影スタッフのセリフだと思うんですよね。
撮影が順調に進んでて、様子を見守ってるスタッフが、
共演した女性を狂わせちゃう男であるジャックの相手役になるリオに対して、
彼女がジャックに恋をしませんようにっていうシーンがあるんですよ。
吹き出しが出てくるんですよ。
そこにね、すごい良い表情のジャックがいて、
そのジャックの隣にリオが目の部分がクローズアップされているコマが入るんですよね。
ここをちょっと漫画の表現で言うと、ちょっと顔が紅潮してるっていうんですかね。
印象的なリオが紅潮した1コマ
赤くなった顔を表現するような、すすって顔のところに線が入っていて、
このシーンで、彼女がジャックに恋をしませんようにっていうのは、
要はこれフラグなわけですよね。
彼女がジャックに恋をしちゃうぞっていうフラグだと思うんですよ。
このコマだけを見ると、すごく顔が赤くなったリオが、
その手前のコマのすごい良い顔をしている。
この後、コマの中でリオはなんでそんなに嬉しそうなの?っていうので、
嬉しそうな表情をしたジャック。
そんな表情をそれまで見せてなかったジャックの表情を見て、
リオがすごく「エッ」となったように見えるシーンなんですよ、きっとね。
で、顔を赤らめてるから、やっぱ恋しちゃうんかいみたいに見れるコマなんですよね。
僕一周目はそうやって見てたんですよ、一回目は。
でもね、これ二回目でよくよく見るとね、ここはそうじゃないなってことがわかったんですよね。
この手前のところで、すごく激しい演技を何度もしていて、
やり直して演じ切る体力もすごいよな、みたいなセリフもスタッフ側のセリフに入ってて、
はぁはぁ言いながらかけていって、息が上がって汗をかいているシーンなんですよ。
だからここは、その嬉しそうな顔を見て驚いてはいるんだけど、
頬を紅潮させているのは、赤くさせているのはね、息を切らしているからなんですよね、汗かいて。
だから多分このシーンではまだ彼女はジャックに恋をしてないんだと思うんですよ。
でもそういうふうに見えるし、これは読み切りだったので、今回は1話完結してますけど、
ご本人も連載に持っていけたらみたいなお話を、
声日記とか藤原ヒロのなんなんやろで、担当編集者さんと会話されてる回聞きましたけども、
連載の話もね、そういうふうにできればみたいな話をされていたので、
おそらくその連載に入っていくと、どこのタイミングで当然ですけど、
そのリオがジャックに恋をしていくみたいな流れになるでしょうし、
会長はメイド様方式でいくと、ジャック側が先に恋をしてそれをね、気持ちを出すけど、
リオはそんなことよりも私はスタアになりたいなみたいな感じでいくのかなとかね。
あとこう、相手役の別の俳優が出てきて、そいつがライバルになってジャックが嫉妬してみたいなとかさ、
逆に別の俳優さんが出てきて、ジャックの相手役になってリオが嫉妬するとかね。
なんかそういう、もうだいぶ僕はこの続きを妄想してますけども、
そういう話に多分つながっていくことをきっと構想されていらっしゃるんじゃないかなと、
これは完全に僕の1ファンの推測でしかありませんし、妄想でしかないんですけれども、
でもそうだから今回の読み切りの中では、僕はこれリオはまだ全然ジャックに対する恋心っていうのは芽生えてないと思っていて、
で、それをちゃんと芽生えてないように書いてるんだけども、
でもこの1コマだけそういうふうに何かミスリードさせるような感じでここに差し込んできて、
その手前に激しい演技をさせて頬をあからめさせてるリオを描いてもおかしくなくしてるあたりがすげえ上手いなと思いながらここは読んでましたね。
全然推測と違ってたら本当にすいませんって感じなんですけど、でも僕はそんなふうにここを読みましたね。
そういう意味でもリオは一定なんですよ、この今の1話の中ではね。
でもジャックはものすごい感情の起伏も激しくてね、
酔っ払ってネクタイ緩めちゃうところとかこういうのは多分きっと萌えなんだろうなと思うんですけど、
少女漫画的に言うとね、きっと萌えシーンなんだろうなって思うんですけど、
でもなんかね、これ男性の僕が見ててもジャックのこういう浮き沈んでいく感じはすごい魅力的でしたね。
人間味を感じるというか。
ジャックの魅力は10代に伝わるのか!?
特に多分大人になった今見てみると、これ多分ジャックは20代ぐらいとかって確かそのポッドキャストで編集さんとの会話で言ってらっしゃったと思うんですけど、
連載した時のことを考えて、今回の作品の中では年齢はあえてはっきり明示しなかったっておっしゃって、
藤原さんがおっしゃってたんですけど、多分でも20代ぐらいみたいな話だったと思うんですよね。
43の僕から見てですよ、20代でこの感じでいろいろ渡り歩いてスタアになって、
でもこのスポンサーから裏切られてみたいなね、多分相当な葛藤というか苦悩だと思うんですよね。
お酒飲んで酔っ払ってみたいな。
そういうのがね、分かる大人になった自分が今この作品に触れられて読めてよかったなって思いますね。
これだからそういう意味で言うと、LaLaって何歳ぐらいの方が読者そうなのかちょっとわかんないですけど、
でも少女漫画っていう、ジャンルで言うと中高生とかがもしかしたらメインターゲットなのかな、わかんないですけど、
でも10代の方々が読んで、このジャックがわかるのかな?みたいなのはちょっと知りたいですね。
あの感想、10代読者からの感想、ちょっと、もりっしぃさんの娘さんの感想聞きたいですよね。
このジャック刺さるんかな、萌えるんかなっていうね。
ちょっとその後ね、立ち上がってよろけるシーンとかあるんですよね。
こういうのって萌えるんだろうな。
すごくいいんですよ。表情がどんどん変わっていくんですよね。
ここいいんですよね。
149ページのね。
君と僕を除いては、演じる者とカメラを回す者、2人いれば可能だと思わないかっていうね。
スタッフが全員いなくなっちゃって、2人で撮影をやるぞって言って、リオを呼びに行くシーンなんですけど。
ここね、素晴らしいなと思うのはね。
君と僕を除いてはっていうコマでは、正面を向かい合ってるんですよね、2人がね。
1つのコマに描かれてて、ここはずっとジャックのセリフが続くんですよ。
リオは聞いてる一方で黙って聞いてるんですけど。
このね、君と僕を除いてはっていうのに向き合った2人で言っていて、
次のコマがね、リオの目がクローズアップで、
左上に三角形っぽいコマで描かれていて、
演じる者とカメラを回す者、2人いれば可能だと思わないかっていう、
ジャックが真剣な顔でリオを誘う目と口のところが右下側の方に描かれていて、
向かい合ってた2人の顔が入れ替わるんですよね、次の段で。
上段にね、これみなさん買ってちゃんとそのコマ見てくださいね。
149ページの上段の君と僕を除いては、まず2人が向かい合って喋っていて、
次の中段のコマで入れ替わるんですよ。
目の、顔の位置がね。
これ秀逸ですよね。
ここね、多分、さっき僕言ったんですけど、
まだ2人は恋心で惹かれ合ってる関係じゃないので、
ここは目線をあえて合わせにいってないんですよね、描き方として。
これがね、やっぱり多分、今回のこの読み切りの中では、
やっぱり2人はいい作品を作ろうとする俳優として、
お互いをリスペクトし合う関係というのか、
これもね、制作人のスタッフがいなくなっちゃったら、
当然ですけど、そんな撮影なんて難しいって。
リオもね、しょうがないかなって多分思ってたはずだと思うんですよ。
だからここで、ジャックが来た時にね、「へっ?」ていう感じの表情をしてるんですよね。
で、「え?え?え?」って言って、「再開するって?」みたいな感じで、
いきなりその、「よっしゃ!」ってならないんですよね。
この前までに描かれてるリオからするとね、
藤原さんの描く目のすごさ
再開するって言われたら、任せなさいみたいな感じでいきなり来るのかなと思ったら、
やっぱりリオもその分別はあって、
スタッフがいない中でなんてどうやって撮影するの?っていう風に思ってる中、
君と僕が二人いれば可能だよ、撮影が可能だよっていう、
これは多分リオにはなかった発想で、
多分ここで、この人本当にすごい、この作品を作るっていうことに対して、
要は自分よりもすごい発想を持ってるっていう風に気がついたシーンの目だと僕は思っていて、
ここはね、この目もいいんですよね。
藤原さんのキャラはね、目が生きてるんですよね。
これ目だよ、本当。
僕は漫画ずっと好きで、めちゃくちゃ漫画見てる、読んできてるんですけど、
セリフとかもすごい好きだし、
その漫画のセリフですごい影響を受けていることとかもいっぱいあるし、
キャラが好きとか、絵の見た目とかデザインが好きとかもいっぱいあるんですけど、
やっぱりね、この絵で表現して、絵で伝わるって、
やっぱり漫画の究極だなと思ってたんですけど、
このシーンでリオはセリフがないんですよ。
セリフがないんですけど、
リオが何て思ってるか、何を言いたいのかっていうのがちゃんと伝わってくるんですよね。
あの、
リオが何を言いたいのかっていうのがちゃんと伝わってくるんですよね。
そのセリフが伝わってくるんですよね。
そのセリフが伝わってくるんですよね。
何を言いたいのかっていうのはちゃんと伝わってくるんですよね。
あの、
セリフを言っているジャックだけが自分の気持ちを表現しているように、
そのセリフだけを見ちゃうとそう思うんですけど、
リオがすごくここで表情で、
なんだろう、表情で語ってるというか、
別に本人は語ろうとしてないんですけど、
本人の表情からそれが伝わってくるっていう。
それが本当にね、
特にそういう時って表情とか目とかが大事なんだろうなと思うんですけど、
藤原さんの作品はそこがすごく優れてるとこなんじゃないかなっていう風に僕は思いますね。
で、その次のページの150ページの
やるわっていう、面白そうじゃないっていうリオが、
やる気に急に満ち溢れる顔になる感じからの、
ジャックの、
多分これジャックはもう好きになってる感じだと思ってて、
なんだろうな、
この顔も少年感が出るんですよ、この150ページの中段のジャックね。
リオと美咲の違い
でもね、ちゃんとその後ね、
その時もあれば準備しましょう。
カメラの使い方を覚えた方がいいのかしらっていう、
ちょっとコミカル化したリオを受けて、
またジャックの表情が戻るんですよね。
少年じゃなくなるんですよ。
この辺絶妙だよなって思いながら読んでおりました。
長ぇなこれ、もう1時間ぐらい来たんじゃないこれ。
ちょっとすいません、水を飲みます。
そう、ジャックの物語だなっていう風にね、
2回目を読んでね、思いましたね。
リオはスタアにね、
リオはスタアになりたいっていう、
これ連載したとすればですよ、
リオがスタアを目指していくっていう成長物語になると思うんですよね。
もうジャックはすでにスタアですからね。
そのスタアになっていく過程で、多分いろんなドラマがあって、
役者として成長していくもそうだし、
ジャックに惹かれていくとかね、
他のライバルとか、
別の俳優さんが出てきてとかっていうのも
いろいろありながらきっと進んでいく。
僕の読み切り1話を読んでの勝手な妄想で大変恐縮なんですけれども、
ジャックはね、多分ね、
監督とか、監督かな、監督として、
作品を録っていく、
役者じゃなくなっていく流れになるんじゃないかなみたいなね、
勝手な妄想をしてますね。
この読み切りからそういうね、
制作サイド側の方にジャックが立つように、
自分で撮っちゃうっていうね。
やっぱり作品として究極、この人は表現したい人だと思うんで、
自分の描いている作品を2人で、
究極の作品を撮るみたいな方向に行くのかなみたいなね、
そんな風な妄想を飛ばしておりました。
気持ち悪いな、これ。大丈夫かな、これ。
みんな多分ここまで聞いてないと思うんでね。
好きに喋ろうと思いました。
会長はメイド様の美咲っぽさみたいなものは、
結構リオに対して感じて読んでたんですけど、
気持ちよくスパッと物言うとかね、
そういうのがあって、
リオに対して、
リオに対して、
リオに対して、
リオに対して、
気持ちよくスパッと物言うとかね、
屈しない感じみたいなのとかね、
そういうのはすごい美咲っぽいなぁみたいなことを感じたんですけど、
まだちょっと僕はリオにはそこまでハマれてはいないです。
残念ながら、まだ美咲さんの方が上です。
僕の中でね。上とかあんのかよって感じですけど。
なぜならね、やっぱりね、さっきも言ったんですけど、
この作品の中ではリオは成長してないんですよ。
リオの中に変化がないんですよ。
だからね、まだちょっとリオがどんな人なのか、
わかんないんですよ。
真っ直ぐなストレートな生き方してるとか、
本当にスタア目指して、
全力邁進していくんだみたいな、本気の人なんだみたいなのは、
もちろんわかるんですけど、
キャラクターに惹かれていくところって、
葛藤だったりとか、変化とか成長みたいなものとか、
時には落ち込むみたいなこととかも含めて、
そういう起伏が見えてきた中で、
僕は結構キャラクターのことを好きになっていくことが割と多いので、
美咲はやっぱりね、
徐々に徐々に拓海に惹かれていく、
そこがね、僕はすごい、
そこがいいんですよ。
碓氷くん、
邪剣に扱ってたのがね、
徐々にデレていく感じがたまらないわけですけども、
だいぶ気持ち悪いな、これ。
さっきも言ったな。
美咲の話をするのやめよう。
美咲は、
恋愛とかよくわかってなかったんだけど、
碓氷くんからアプローチされていく中で、
徐々に目覚めていくみたいな感じなんですよ。
だから美咲にとっては恋愛っていうのは、
全然頭の中にないというか、
まだ自分の意識外のことなんですよ、美咲はね。
それがその恋愛に徐々に目覚めていくっていうところが、
やっぱりすごく面白かったところだし、
僕はハマったところなんですけど、
美咲とリオの決定的な違いはね、
このセリフにあるなと思って、さっきも言ったんだけどね、
138ページのね、
あなたはライバルでしかないから、
惚れたら負けの恋愛なんてしないわよって言うんですよ。
これね、僕はこのセリフを見て、
読んで思ったのが、
リオはね、たぶんね、
恋愛がわかってるんですよ、この時点で。
恋愛がわかってないと、たぶんこのセリフにはならないなと思ったんですね。
惚れたら負けの恋愛なんてしないわよっていうことは、
恋愛したら惚れたら負けになっちゃうっていうことを、
人から聞いて、頭で理解してるっていう可能性もゼロじゃないんですけど、
でも、この場面で、
決して俺を好きになるなよって、
ジャック側から言われてね、
それに心配しなくても、
私は惚れたら負けの恋愛なんてしないわよって返すってことは、
たぶん、これ僕の推測ですけど、
リオは恋愛経験が何かしらあるんじゃないかなと、
それは片思いかもしれないですけど、
好きになったことはあって、
そういうことをわかってる。
その上で、あなたは恋愛対象じゃないわよって言ってるんだと、
僕は読み取ったんですよ。
だからこの辺はね、
美咲とリオの決定的な違いなんじゃないかなと思って、
だから今後描かれていく、
仮にこれ連載されていくとしたらですね、
やっぱりこのリオの過去、回想とかの中で、
リオがどういう生い立ちで、
どんな風な恋愛をしてきていて、
今のこの状態に至ったのかみたいな、
ちょっと楽しみですよね。
たぶんね、この演技をしているシーンとかを見てても、
あのー、
なんかこう、
感情表現みたいなものはすごく難しいと思うんですけど、
感情表現みたいなものは多分すごくもう、
多彩に持ってる人なんじゃないかなってリオがね、
そう思うので、やっぱりこう、
子供の頃からそういうトレーニングもしてるんでしょうけど、
なんかたぶんそういう人生経験として何かそういう、
感情が豊かになるような経験を持って、
ここまで育ってきてるんだろうなみたいに思うので、
そう、恋愛も経験はあるんじゃないかなと。
なので、この辺がちょっと美咲とリオの、
結構キャラクターとしての違いがあるとこかなみたいに勝手に思っておりました。
1時間を超えてますね。
そう、あとね、あれかな、
いろいろメモしてたこと大体喋ったんですけど、
藤原ヒロさんの藤原ヒロのなんなんやろというね、
漫画の担当編集と作家の会話
あのポッドキャスト番組がありまして、
私今日ですね、それ聞いたんですね。
緊急企画特別ゲスト回ということで、
担当編集のワラヤンヌさんがゲストに来て、
藤原ヒロさんとボー氏と3人で喋るという、
これも1時間超えのポッドキャストが上がって、
これ、きっちり等倍速で拝聴させていただいたんですけども、
漫画の担当編集さんと作家さんの会話なんて聞けないですからね。
バクマンで読んだことがありますけど、あれは漫画ですからね。
まさか本物の漫画家と担当編集者の会話をこんな聞けるなんて、
ちょっとね、ドキドキしながらめっちゃじっくり聞いたんですけど、
そこでね、さっきも言いましたけど、
読み切りとしてその仕上げていく、連載をできればしたいなみたいな話とか、
あとね、ワラヤンヌさんが結構こういうシーンを入れてみたらどうなのかというと、
リクエストされたとか、こういうシーンが見たいみたいな話をされてたりとかもして、
ああ、このシーンそうだったんだみたいなね。
ちょっとそういうのが分かって、もう一回3回目読んだ時に、
裏話を踏まえて読むとまたちょっと面白かったんですけど、
でもね、僕がその漫画の担当編集さんと作家さんの会話を聞いて、
僕は漫画別に自分で書いたことはないので、
本当に読者としての感想でしかないんですけど、
僕が読み切りとして読んだ時にね、
なんか読み切り感が弱かったと思ってて、
他の、今回、
他の漫画を読んだ時に、
読み切り感が弱かったんですけど、
本当に読み切りとしての感想でしかないんですけど、
他の、今回、
LaLaに掲載されている読み切り作品、
いくつかありましたけど、
読み切りって、やっぱり1話で完結で、
その中に物語の起承転結を作って、
面白かったって思われないとアンケートの票が入らないし、
やっぱりその読後感としてね、
その、なんていうのかな、
やっぱり1話ちゃんと読んだなっていう、
読み切ったスッキリ感みたいなのが、
多分必要だなというふうに僕は思ってるんですけど、
あの、僕正直ね、
読切1話の位置付け
読み切りとしてはこれどうなんだろうなってちょっと思ったんですよ、終わり方。
ストーリーとしてちゃんと起承転結になってるんですけど、
なんだろうな、
物足りない感じっていうのかな、
これご本人も言ってた気がするんですけど、
続きがすごく気になる感じっていうのかな、
ご本人だったっけな、ボー氏だったかな、
そう、ボー氏かな、
藤原ヒロさんとポッドキャストに一緒に出演されてるボー氏が、
続きが気になるってね、
ボー氏が言ってた、確か。
僕もすごいそう思って、
だからその読み切りの読後感としては続きが気になるって間違いじゃないんですけど、
終わり方があんまりしっくりこなかったっていうか、
起承転結としては、
結してないなっていう感じの終わりに僕には思えて、
で、極めつけは最後のセリフが、
これで終わりになんてさせないわっていうセリフで終わるんですよ。
これはリオが、
この手前のシーンのところで、
これはフィルムのコマになっているので、
実際のこの撮影された映像作品の中の映像、
これね、描いてると思うんですけど、
その「息絶えていいの?」「君ならどうする?」っていうのに対して、
そんなの当然これで終わりになんてさせないわって言って、
多分これはカーテンコールみたいなものを受けているシーンで、
最後一コマ終わってると思うんですけど、
なんかこのこれで終わりになんてさせないわって、
これはこの作品、狂騒サイレントを、
読み切りで終わりにはさせないわっていう風に僕は読んだんですよ。
このセリフ。掛けたんじゃないかなと思っていて。
だからなんかね、
読み切りとしては、
これでおしまいみたいに、
あえて終わらせなかったのかなみたいな、
そんな風な気がします。
あとね、多分ね、
もっと、
なんて言うんだろうな、
もっと多分ドラマを作れたところもありそうな気がするんだけど、
でもこれでも55ページだからな、
すごく贅沢に使ってるんだけど、
なんつったらいいんだろうな、
この辺はちょっとわかんないな、難しいな。
この作品が連載になるとしたときに、
これが1話目なのか、
どうなのかなんですよね。
読み切りの位置づけって、
連載になったときに、
読み切りの位置づけって、
読み切りの位置づけって、
読み切りの位置づけって、
読み切りを直して1話目になって、
その後続いていくみたいなパターンもあるし、
そことはまた違う形で始まるケースとか、
いろんなパターンあると思うんですけど、
だいたい1話目になることが多いと思うんですけど、
これ1話目?
1話目なのかな?
みたいなのをちょっと思ったり、
この1話をもっと長く、
数回に分けて、
いいような気もするんですよね。
この間にもっとエピソードがあってもいいような気がしていて、
例えば、
クレーム言ってきて、
降板したヒロイン役の父親が娘を使うならなんちゃらみたいな、
クレーム言いにくるとこあると思うんですけど、
例えばここの出てくるスポンサーとか、
降板したヒロイン役の俳優が、
実はこういうキャラクターでとかね、
これ今回顔も出てこないんですよ。
名前も出てこないんですよ。
だから多分この辺とかをもっと膨らまして、
この1話が10話ぐらいとかわかんないけど、
もっと伸びてもいいんじゃないかなみたいな、
間のストーリーがもっとあって、
多分それをまとめて読んで、
10話ぐらいになって、
この読み切り1話のストーリーを全部ここまで読み切ると、
すごい完結するっていうか、
間を少しストーリーが間引かれてるというか、
間引いてるというよりは、
後からそこに足せるような余白を凄く用意してる感じっていうのかな、
すごい感じますね。
もちろんその読み切り作品として見る上では、
要素多くしすぎると回収しきれなくなったりすると思うので、
そういう意味では最小限にしてるってことなんだと思うんですけど、
でももっと膨らませる箇所がいっぱいあるような、
みたいなことはすごく思ったんですよね。
だからこの読み切りが1話目になるんじゃなくて、
この読み切りが10話くらいで
キッチリ描かれたとしたら、
また違うこのリオの話、ジャックの話が見えてくるんじゃないかな、
みたいなことは読んでいて感じましたね。
もうだいぶ話したんですけど、
まだあるんですよ。
見開きを楽しむ横持ちと、縦持ちの違い
これね、とにか、そうですね。
ずっとしてるんですよ。
もうだいぶ話したんですけど、
まだあるんですよ。これね、ちょっと今回そう、私ね、電子版で買ったって話をしたんですけど、私電子版はですね、iPadで読んでるんですね。
いつもあのジャンプ+とかも、iPadで私読むんですけども、iPadで読むときですね、私はあのiPadを横に向けて、
いわゆる漫画コミックスとか漫画雑誌を開いて、見開きの状態で左右にページが表示できるように、
いつも見てます。それなんでかっていうと、私はですね、漫画の見開きページの使い方っていうのはすごく好きなんですよ。
見開きの絵が好きなんですよ。1ページ、2ページ、左ページ、右ページをまたがって絵が描かれてる状態。
その見開きの絵っていうのはすごく好きで、それを見るためには横持ちして左右にページが出てこないと見れないんですよね。
なのでいつもそうやって持ってるんですよ。
今回も当たり前のように、LaLaっていう紙の雑誌で出てるものを電子版にしたものなので、
当然紙の雑誌は見開いて読むものなので、横持ちして私これ最初2回3回と読んだんですよ。
何の気にもせず読んでたんですよ。
そしたらですね、先ほどもお名前を出させていただきましたけども、
ボー氏がですね、Xでつぶやかれてまして、
狂騒サイレントの宣伝をたくさんつぶやかれてるんですけど、
その中でですね、ボー氏がですね、
これね、なんてつぶやいてたっけな?
あれどこだ?つぶやきがどっか行っちゃったぞ?
めっちゃいっぱいつぶやいてるからちょっとあれだな。どっか行っちゃったな。
ちょっと待ちくださいね。
ボー氏のツイート…。
この辺から夫のボー氏です。
あれこのツリーじゃないな。どこだ?
どれだどれだどれだどれだ。
違うな。どっか行っちゃったな。
ボー氏がですね、電子版で縦持ちして読むと読後感が違うっていうことをつぶやかれてたんですよ。
で、はっと思って、僕読んだときに見開きが1個もないなと思ってたんです。
今回の狂騒サイレントがね。
で、縦持ちしてもう一回読み直してみたんですね。
見開きやっぱりなかったんですよ。
見開きでこうさっき言った通り左右のページをまたがるようにして、
絵が描かれている絵の箇所って一回もなくて。
縦持ちしても縦スクロール漫画じゃないので、右から左にページを流していくんですけどね。
漫画って見開きで読むことを想定しているときって、これは僕の読者としてのあれですけど、
基本的に見開きしたときの左ページの左下のコマが次のページをめくるときにめくる期待感を煽って、
パッてめくったときに右ページ側とか見開いたときのページでどんなページがくるかっていうインパクトが見えてくるみたいなのが楽しいんですよね。
電子版で縦持ちして読んでみてほしい
見開いていると左ページってやっぱりインパクトが薄くなるんですよね。どうしても。
右ページの方がインパクトが強くなって、なんとなく見えちゃってくるので、右の方がインパクトが強くなって、
左はそこの次のページへの繋ぎみたいな感じに使われることも結構多いんですよね。
今回ですね、藤原ヒロさんのこの作品はですね、見開きで左右ページをまたがるって描かれているページは全くないので、
電子版を買い求めになった方、紙版を買った方はぜひ電子版のLaLaを買ってください。
縦持ちで1ページずつ見てください。めちゃくちゃいいです。
これはね、ちょっと驚きました。
見開きで見ているときと違うんですよ。何が違うかっていうと、
例えばですね、この辺とかそうだよな。
だから私はスタアになるのを諦めるわけじゃない。
110ページ。ここのですね、右ページ側。見開きで見ると右ページ側にくる110ページの最後のコマは、
おいジャックがまたやってるぞ、ダダダダダダってオノマトペがかけてきてて、
左ページに行くとヒロインのオーディションだってよってザワってくるんですけど、
これはね、見開きで見ているとそんなにインパクトないんですけど、縦持ちで見るとね、
ダダダダダからのザワッがね、すごい画面にバーンってインパクトが強く入ってくるんですよ。
これはね、やってんなぁと。
藤原ヒロさんこれ完全に考えてやってんなぁと。
あとね、さらにその次のページ、111ページから112ページ行くと、
これのフィルムのコマがね、112ページは1、2、3、3.5コマぐらい上から映像、フィルムのシーンが映るんですけど、
そっからの次のページ、113ページ目のところが、
その手前のページからの続きで、上3分の1ぐらいがおでこの部分がジャックのおでこだと思うんですけど、出てたとこから、
ジャックのその顔のシーンに映ってくるんですよ。
こことかね、正直ね、見開きで見たときはね、こういう感触なかったんですけど、
縦持ちで見ると、そのおでこからの、そのコマの続きのその下の口とか鼻とかのね、血が垂れてくるところのシーンに来るのはね、
これはね、縦持ちで読まないと、この感覚では読めない。
これは本当にすごい。びっくりした。
あのね、明らかにね、これは藤原ヒロさんは、縦持ちで電子で読む人のことも考えて、
このね、左右ページの作りをやってらっしゃるんじゃないかなっていうふうに私は思いました。
これはね、あれかな、こことかもそうなんじゃないかな。
126ページのね、右ページの左下にね、お前っていう吹き出しだけチョンって出てくるところがあって、
で、次のページ行くと名は何だったかってコマに入るんですけど、
右ページの下にこれって珍しいような気がして、こういう状況って。
これも多分縦持ちで見ることを考えて、こうしてんじゃないかなってすごく想像しました。
でね、これちょっと私気になって、藤原ヒロさんの過去の作品で、
見開きの左右ページをまたがって書いてるページってあるのかなと思って調べてみたんですよ。
月島くんの殺し方って4巻なんですけど、4巻の中にね、7,8回しか出てこなかったですね。見開きページ。
で、会長はメイド様、全部は見れてなかったんですけど、でもね、ちゃんと使われてるシーンはあって、
最初にね、碓氷くんが会長にキスするシーンがね、見開きで描かれてたんですけど、
そういうところをだいぶ、そもそもあんまり見開きでまたがってページ使って描くの少ないのかなって作風としてね。
もしかしたらこれは藤原さんの何かこだわりがあってそうされてるのかなと思うんですけど、
すごくよっぽど象徴的なシーンでしか使われないのかなーみたいな風にちょっとなんとなく思ってはいるんですけども、
あーそう、このシーンね。会長はメイド様の今1巻を見てますけども。
なんでそこまで仕事するんだよ。なんでって。そりゃ、鮎沢が好きだからっていうね。このね、碓氷くん、ちょっとずるいね。
LaLa5月号掲載作品の感想
ここ最高にいいシーンですよね。会長はメイド様の話は置いとこう。
藤原ヒロさんの作品は、この辺はもしかしたら少年漫画と少女漫画の違いみたいなところかもしれませんけど、
少年漫画の方がね、やっぱりバトルものとか、見開きでバーンと技が決まるシーンを出すみたいなのを使いやすいというか、
印象に残すシーンとして描きやすいのかなみたいなのはちょっと思いましたね。
でもね、本当にこれね、紙で買った人はね、電子買ってください。
電子買って縦で読んでください。本当にいいと思う。ぜひやってみてほしいなと思いました。
ということでね、だいぶ長々喋りましたけど、
漫画1話読んでこれだけ喋れるって幸せですね。
ちょっと水飲みます。
ちなみに私今回ですね、LaLa5月号は1ページ目から最終ページまで全部読みました。
全作品きちんと読みました。
これ週刊少年ジャンプも私紙で買ってますけど、1ページ目から最終ページまで全部見てます。
昔はね、好きな作品しか読まなかったですね、ジャンプも。
でも今はね、新連載とか、これいまいちよくわかんないなみたいなものも含めて、
正直ね、そういうのもありますけど全部読んでますと。
今回ね、全ページ読ませていただきまして、
さっき言っていたオノマトペの表現とかね、
それから見開きの左右ページをまたがってページを使われる方とかね、
これは藤原ヒロさんの特徴なのか、少女漫画の特徴なのか、
LaLaで連載する作家さんの特徴なのかとか、その辺僕も正直よくわからないところではあるんですけど、
今月号を見る限りオノマトペは藤原ヒロさんはだいぶ特徴的なんじゃないかなと。
他の作品と並べてずっと見てみると、そこまでオノマトペって使ってる作品は正直いっぱいなかったなと。
ただね、見開きのコマはね、今回の巻頭カラーの作品の
末永くよろしくお願いしますでいいのかな。
タイトル。そうだよな。末永くよろしくお願いしますの。
これいい表情してるんですけど、
どれだっけ。これキャラクターの名前がわからない。
お父さんに会えなくても泣いたりしないって。私も元気ですって。
この左右ページでまたがっていく感じのね。
主人公なのかな、この方はね。
この表情とかね、いいですし。
最後の方のおでこにキスするシーンが見開き左右ページにわたって書かれてるんですけどね。
こういうシーンは見開きで使うんだなって。
でもやっぱり全体的に見開き左右でまたがって書いてるページって他の漫画も読みましたけど、
全体的に少なめなんですかね。少女漫画の傾向としてね。
これも面白かったんですよね。この作品なんていうタイトルだっけな。
うちの万李がお世話になりますっていうね。
少年漫画・少女漫画のボーダレス化?
これ2話目なんでね。1話目読みたくなったんですけど。
これ面白かったんですけどね。これもね最後の方のね。
頼ってくれて嬉しいなと思って。
もちろんこの回の放送は万李君が可愛すぎるとファンの間で神回認定されたっていうここのね。
ちょっと照れてるシーンもね左右またがってページ使われてるんですよね。
だからやっぱ少女漫画の中でも多分そういう象徴的なシーンは結構見開き左右ページまたがって
使うシーンっていうのはあるんですよ。
だから今回の読み切りの55ページもあっても良かったはずなんですよ。
あっても良かったはずなんですけど、なかった。
ってことはたぶんこれは藤原さんが意図的にやられたんじゃないかなっていうふうに思ったっていうね。
オノマトペもね、あんなに派手に使ってる作品他になかったんだよな。
あとね、僕今回LaLa買って初めて買って読みましたけどね、全作品読めますね。
全然読める。
これはたぶん少女漫画に対する私の多大なる偏見があったんだろうなみたいな気がしますね。
もしかしたらLaLaに掲載されている作品はそういう僕みたいな人が読んでも読みやすいものが多いみたいなこともあるのかもしれないですけども、
少なくとも今月号のLaLa、5月号のLaLa読んでいて、僕は全然読めましたね。全作品読めました。
これはちょっと全ての漫画を読んでるわけじゃないのでなんとも言えませんし、全ての雑誌を見てるわけじゃないのでなんとも言えないんですけど、
なんとなく僕のこれは想像ですけど、昔ほど少年漫画とか少女漫画とか、それから少年漫画、青年漫画みたいな、
そういったジャンルというかカテゴリーは昔よりも境界が緩くなってるというか、ボーダレスになってるというか、もしかしたらそういうのもあるのかもなっていうのと、
自分が年齢を重ねて43になったっていうこともあって、自分がエイジレスで読めるようになったみたいな。
エイジレスボーダレスで読めるようになったみたいなこともあるのかもなみたいな気もしていますね。
読み切りのこの、タイトルなんだっけな。
そのメイド危険につき。
これとかも面白かったですよね。
藤原ヒロさんが面白いみたいな表紙に書いてたのなんだっけ。
結城くんのアクスタを作りたい。これ最高でしたね。
藤原ヒロさんの激推しって書いてあって、
僕の知り合いで自分の写真をアクスタにしてる人がいたんですよ。
それを思い出したんですけど、最高に面白かったのが、
結城くんの写真を切り取ってアクスタア発注して届いたアクスタが、
解像度が荒すぎて全身モザイク。
これ吹き出しましたよ。最高に面白かったですね。
そこからの主人公のドタバタも面白いんですけど。
マジ面白かったなこれ。
あとはね、僕好きだったのね。
最後の方に載ってたこれも読み切りだったと思う。
これこれこれ。
妄想ワンコの【魔】王子さまかな?
アンケートを出そう!
これね、秀逸だなと思いましたね。
SNSに自分の妄想の絵をアップロードするっていう女の子が、
それがバレちゃって、
しかもその妄想したシチュエーションの相手の人にバレちゃって、
その人にバラされたくなければみたいな感じで意地悪されていく。
でもその意地悪が新しい次の妄想になっていくっていう、
なんだろうこの自家発電方式?
これ延々にこのシステムで延々にこのネタを作り続けられるっていう、
これ読み切りだけどこれ連載に持ってきやすいだろうなーみたいなのを見ながらね、
思いつつ、これめっちゃ面白いなと思いましたね。
すげーよくこの設定思いついたなーと思って。
あとね、どれだったかなー。
とにかくね、全部、狂騒サイレントの感想じゃなくて、LaLaの感想になってきてるけど、
本当に面白かったですね。
こういう機会でもなければ、LaLaを買うこともなかったと思うので、
非常に面白かったですね。
ちゃんと最後にはですね、読み終わってアンケートを出しまして、
編集部さんにちゃんと届けばいいなと思っております。
皆さん、読んだ人はね、アンケートまで出しましょうね。
ということで、1時間半にわたって今日はお届けいたしましたが、
誰も最後まで聞かないと思いますので。
これ文字起こし直すの大変だなぁと思いながらも、
これちょっとフォロワー限定に、今日は通常の声日記ですけども、初めてしておこうと思います。(※結果、普通に公開で出すことにしました)
ということで、では藤原ヒロさん。
作品の制作、大変お疲れ様でございました。
こういう作品を届けていただいて、読者としては大変嬉しく思います。
あと、すごくいろんな制作の裏側の話を声日記とかでもお話しされていて、
ポッドキャストでもお話しされていて、
そういうのを聞いて、こうやって作品を読むっていう体験も初めてだったので、
とても新鮮な気持ちで作品を読むことができましたし、
自分がやっている仕事は全然漫画を書くという仕事ではないですけれども、
同じ社会人としてというか、働く人間として、
いろんな準備をして、いろんなことを考えて、
いろんな読んでくれる人、自分の仕事の相手に対していろんなことを考えながら、
自分の作品を作っていく。
自分の成果、仕事のアウトプットを作っていくっていうところ。
全然仕事は違いますけれども、
共通しているところというか、近いところもあるなぁみたいなことを思いながら、
漫画家という仕事、漫画を書くという仕事が、
雲の上の存在みたいなものから少し身近に感じられたというか、
そんなふうにも思うことができましたし、
その一方で、やっぱりこうやって作品として仕上げたものを世の中に出すっていうことのすごさですね。
それをすごく改めて感じましたし、
今回、漫画の中でもリオが言ってましたけども、
理想によって高尚な気分になったところで、
何も形にできていないならただの偉そうな凡人よと。
いや本当にこの形にするということ
形にしてこれを世の中に出すとか、誰かに見せるっていうことができるかできないかっていうのが本当に大きな違いだと思いますし、
それが本当に全てだなっていうふうにとても感じました。
僕はね、そうやって形になっているものを好き勝手言っているだけですので、
高尚な気分にならないように、ただの偉そうな凡人にならないように、
自分の仕事の中ではきちんと形にしていけるように頑張りたいなみたいなことも思いました。
なんか好き勝手喋らせていただきましたが、
面白がっていただけたら嬉しいなと思います。
ということで、今日の声日記はここまでです。
01:36:53

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コメント

感想声日記宣言されてたので楽しみにしてたんですが、まさかの1時間半越え……!この密度で読み込んで語ってもらえるとは…!!ありがとうございます✨😂🙏✨ かなり分析と推測をしていただいてますが、わかりやすく伝わりやすくは自分のモットーなので、そのまま受け取って解釈されてるところはほぼ正解と言えます。見当違いではないので大丈夫です! また声日記の方でもう少しつっこんでコメント返しみたいな語りさせてもらおうと思います〜LaLaをくまなく楽しんでいただいて本当にありがとうございました!!!!!

・リオの成長について 僕は作中内でジャック・モレノは成長しているけどリオは成長していないという点について、付け加えるならリオは演者、表現者としてのメンタルのスタートラインに立ったという意味では、ジャックに刺激を受けて成長したと思います。物語上での人としての成長はジャックに割かれていましたが、今後リオの役者としての成長は大いに描かれそうな予感があります ・読切が完結していない さらにそのまま2話につなげるイメージもしにくい終わり方でしたね。言われてみれば確かにダイジェスト感ありました

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