今回は「I"s」(アイズ)です。告白シーンの中でも日本漫画史上最高と言っても過言ではない名シーンで登場した、主人公「瀬戸 一貴」のセリフをピックアップしてみました。実写版のドラマでもこのシーンは最高なので、ぜひドラマもご覧になってみて欲しいです。
この番組は作品を読んだことある人・作品が好きな人に向けて、ネタバレを全開で話していきますのでよろしくお願いします!作品を読んだことない人も、この番組をきっかけに面白そうだなと思ってもらえて、手に取るきっかけになったら嬉しいです。
配信が2ヶ月以上空いてしまいました。今後は月イチペースでの配信ができるようにマイペースで頑張ってまいります。
8月から声の日記を配信し始めました。よろしければこちらも聴いてみてください。
030ながら収録は難しい/雑談1周年トークライブがエモかった(一日一配)
番組の感想、質問、ピックアップしてほしいセリフ、出演希望など投稿お待ちしています。
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<I"s関連>
I”s<アイズ> - 集英社公式・ジャンプ系青年マンガ誌アプリ
<番組関連>
パーソナリティ:odajin
BGM:「シャボン玉の夢」written by いまたくさん
00:00
吹き出し1つで6分しゃべる。 どうも、odajinです。
この番組は週刊少年ジャンプ好きの私、odajinが、漫画の吹き出しを1つピックアップして、そのセリフを中心に6分間しゃべる番組です。
前回はバクマンのセリフを語りました。 今回は前回のセリフにも登場していた
「I's」の好きなセリフ語りてェをやっていきます。 この番組は作品を読んだことある人、作品が好きな人に向けてネタバレを全開で話していきますのでよろしくお願いします。
作品を読んだことない人もこの番組をきっかけに面白そうだなと思って、手に取るきっかけになったら嬉しいです。
好きなセリフ語りてェ。 早速いってみましょう。今日の吹き出しはこれだ。
君に、さあこのセリフ。 I'sのどのシーンのセリフか皆さんわかりますか。
出てくる場所を自分で見つけたいという人はここで一時停止して、コミックスを引っ張り出してきて、セリフを見つけてから再生を始めてください。
「I's」の恋愛模様
I'sはジャンプコミックス全15巻で完結した 週刊少年ジャンプで連載されていた高校生の主人公の恋愛模様を描いた作品です。
さあこの今日ピックアップしたセリフ君にの収録されている場所ですが、 I'sの第87話君にというタイトルのエピソード。
コミックスで言うと第10巻66ページに登場するセリフです。 このセリフは主人公の瀬戸石隆が喋ったセリフになります。
ではここから6分間このセリフについて語っていきましょう。 I'sという漫画は先ほどもお伝えしたとおり、
ジャンプコミックスでは全15巻の作品です。 物語の前半から中盤にかけて主人公の瀬戸石隆という高校生が同級生の
いおりちゃんに片思いしている様子が描かれます。 新入生の歓迎会とか文化祭とか修学旅行、テスト勉強とか夏休みとかですね、
いわゆる高校生活の様々な場面が描かれていまして、 そこでですねなんとか告白のチャンスが訪れてくるんですが、毎回いろんなトラブルに
巻き込まれてうまくいかないというような、 片思いのですね、期間中のいろんなそういう楽しい出来事というんですかね、
友達とかとね一緒にどっか行ったりもしたりとか、 ちょっとねこう思わせぶりな女の子が登場してみたりとかね、
幼馴染の方にちょっとね気持ちがいっちゃったりとかね、 まあそういうこういろんなですね主人公が
いおりちゃんという子のことが好きなんですけど、 まあその好きな子がいるのに他の子に気持ちが揺れ動いちゃうみたいなことをですね
描いていて、その いおりちゃんという子もその様子をね、一緒に見ている中で
主人公に対して一体こうどういう思いを持っているのかっていう風なところがですね、非常にこう気になってくるような、
まあそんなことがこう描かれています。 でこの合図という作品はですね、基本的に主人公の瀬戸市鷹の目線でずっと描かれている作品になります。
あの合図の合はですね、まあ 登場するキャラクターのそのイニシャルを
用いているというふうにも言われてますけども、主人公のその瀬戸市鷹の自分目線で描いている っていうところからもこの愛という
キーワードがこのタイトルに使われているというふうにどうやら言われているようです。 今回私がピックアップした君にというセリフはですね、
実はこの作品の世界の中で主人公瀬戸市鷹がいおりちゃんに告白をしたシーンのセリフになります。
私がこの君にというセリフについて語りたい一番のポイントはこの君にというセリフがですね、
その告白のシーンに使われているからなんですね。 少年漫画とか少女漫画、恋愛漫画、いろんなその漫画のですね、
ストーリーの中で主人公とかキャラクターたちがですね、 相手に告白をするシーンというのはたくさんあると思います。
個人的にはですね、まあ日本漫画史に残る 名告白シーンなんじゃないかなというふうに私は思っております。
なぜかというとですね、普通は告白シーンというのは 相手に自分が好きな気持ちを伝えるわけですから
基本的には好きですというふうに言うわけですよね。 でもこの合図の告白シーンでは好きっていう言葉を使わずに
主人公が相手に気持ちを伝えているし、 相手からのそのレスポンスもその好きっていう言葉が使われていないという
非常にこれはレアなケースなんじゃないかなというふうに私は思っております。 他の作品でもね、もしかしたらそういうシーンあるかもしれません。
あのもしこんなシーンもありますよっていうことでね、 知ってる方がいたらぜひ作品とか教えていただけると嬉しいです。
でも少なくとも私が見てきた中で言うと、この好きっていう言葉を使わずに、 しかもすごくそれを自然にかつドラマチックに
ストーリーの中に描いてきているっていうのがやっぱりこの 桂正和さんの作者の素晴らしいこの作品のストーリー展開
セリフ回しなんじゃないかなというふうにすごく感じているところです。 恋愛の場合はね、やっぱり好きっていう言葉が
告白のシーンでは使われるかなと思うんですけど、 例えばですけどプロポーズみたいな場面であれば
まあ一緒になろうとかね、 そういった言葉結構バリエーションがあるんじゃないかなと思います。
でもこの恋愛の気持ち、これを相手に伝える場合っていうのは、やっぱり好きっていう気持ちを伝えることになるので、
あなたのことが好きですとか、 私はいつから好きでしたみたいにね、
宇宙一好きですみたいなね、好きっていう言葉をベースにして、例えば好きな気持ちの度合いとか、
そのね、いつからみたいなね、期間とか、そういう好きっていうものの気持ちの強さみたいなものを表すみたいなそういう変化系はあるんですけど、
でも基本的にはやっぱり好きっていう言葉が中心になるし、
あと例えば、私はあなたのことが好きだから付き合ってくださいとか、
なんかその好きっていうことの後に続く、まあ何かアクション、付き合うとか、まあキスしてほしいとかね、
なんか手を握ってくださいとかね、まだわかんないけど、なんかそういうね、いろんな好きっていう言葉の後に続くアクション要求みたいなものはね、
ここもバリエーションあると思うんですけど、やっぱり恋愛の場面で相手に気持ちを伝えるっていう言葉としては、
告白のチャンスとトラブル
好きっていう言葉が使われることが圧倒的に多いんじゃないかなって思います。
そんな中で今回このご紹介している合図の、まあ主人公のね、一世一代の告白シーンになるわけなんですけど、
そこでは好きっていう言葉が使われずに、君にっていう言葉で好きなその相手のイオリちゃんに気持ちを伝えるっていう、
その自分がイオリちゃんのことが好きであるっていうことを伝えちゃうという、すごいんですよね、これ。
なんでその君にで好きな気持ちが伝わるのかっていうところは、ちょっとそのストーリーを前後の補足をしないとわからないと思うので、
ちょっとだけご紹介をすると、このですね、好きみにっていうセリフを主人公のイチタカが言う場面というのは、
クリスマスの日にダブルデートをして、友達のですね、寺谷君と森崎さん、一緒にダブルデートをしまして、
その2人を実はくっつけようとするっていう作戦がイチタカとイオリちゃんの中にはあって、
でもそれにはいろいろあってうまくいかなくて失敗してしまって、
あとイチタカ君は他の女の子からも誘いがあって、そっちに謝りに行くみたいなことも平行していて、
お前クリスマスに何やってんだよみたいなね、もうちょっとそこちゃんとしとけよみたいな感じなんですけど、
基本的にこのアイズっていう作品は、イチタカ君の逃げ切らない感じを常に見せつけられるんで、
たぶんイライラする人は見続けられない作品じゃないかと思いますね。
僕は結構好きなんでね、ずっとイチタカ君のモヤモヤを見ながらわかるわかるみたいな感じになって、
でもそれはねえだろうみたいなね、ちょっとツッコミを入れることもありましたけど、
そういうのがね、面白い作品なんですけど、話を戻すとそのクリスマスのダブルデートが思うようにいかなくて、
帰ることになるわけですね。その森崎さんっていう子が、
テラタニ君というイチタカ君の友達に、形としては振られちゃいましたと。
その森崎さんを慰めるために、イオリちゃんは、
なんとか慰めようとして一緒に過ごしていて、そこにイチタカ君が戻ってきて合流して、みんなで帰ろうかってなって、電車で一緒に帰るシーンになります。
森崎さんは疲れちゃって電車で寝ちゃっていて、イチタカ君とイオリちゃんが電車で話しながら、
立った状態でツリカーにつかまわりながら話しながら帰っていますと。
で、いろいろね、クリスマスの日を振り返って、うまくいかないものよね、みたいな。
そんな何気ない会話をですね、2人で自然に会話しているんですよ。
そうするとね、いろいろ計画してもそんな簡単には恋は実らないか、みたいなね。
イオリちゃんが言いまして、現実は厳しいよと。
俺も結局告白できなかったし、ってイチタカ君が言っちゃうんですね。
これに対してイオリちゃんが、誰に?って質問するんですよ。
で、そこにね、イチタカ君が、君に?って言っちゃうんですよ。
もうね、完璧すぎるでしょ、この流れ。
最高の告白シーン
もうね、何回見てもこのシーン最高なんですよ。
だって、誰に告白するつもりだったの?って。
後から分かることなんですけど、イオリちゃんっていうのは、イチタカ君のことが前から好きだったんですね。
実はそのイチタカ君、主人公の片思いではなくて、2人は両思いだったと。
後で分かるんですよ。
残念なことに2人ともその自分の気持ちを伝えるのが得意じゃなくて、
お互い気持ちを隠したままにいたわけなんですけど、
このね、自分が好きな男子に対して、誰に告白するつもりだったの?って。
このセリフをね、言えちゃうイオリちゃん。
いやーもうね、最高だよね。
で、そこにね、イチタカ君もね、君に?って。
もうね、このポロって言うんですよ。
なんか、それまですごい告白を失敗しちゃったシーンとかでは、
今から言うぞ!今日は言うぞ!絶対今日で成功させるんだ!みたいな、
なんかすごい偉いね、力が入ってしまって、結果失敗しちゃうみたいなことがね、続いてたんですけど、
この日はですね、非常にこの、ごく自然に、君に?っていう言葉が出てくるんですよ。
いやーこれね、ほんとすごいね。
ちょっとね、見たことない人ぜひね、読んでいただきたいなと思うんですけど、
見開きでね、電車のツリーカーに捕まる2人の、しかもね、背中側から描かれてるんですよね、このコマ。
で、周りにはそのね、他に座ってる乗客がいたり、2人の前には疲れて眠っちゃってる森崎さんが座ってて、
ジャンプ漫画『アイズ』の恋愛漫画の見せ場
なんていうんだろう、別にいいムードの場面でもなんでもなくて、すごくありふれた、電車の中の日常の中での、君に?っていうセリフで告白をするというね、
なんだろう、この恋愛漫画の多分一番の見せ場じゃないですか、告白シーンっていうのは。
それこそね、どこか、現実世界でもそうですけど、夜景の見える場所に行くとか、2人の思い出の場所に行くとか、
何らかのですね、そういったシチュエーションを作って、気持ちも盛り上げて、その上で思いをやっと遂げられたみたいなね、
ドラマチックな感動的なシーンに、普通だったらしちゃうと思うんですよね。
特にね、このジャンプ漫画におけるやっぱり恋愛漫画っていうのは、
ジャンプの漫画の中で言ったらやっぱりどっちだかって言えばね、異端側なわけですよ。
やっぱりジャンプっていうのはヒーロー漫画とかね、主人公がね、バトルとかで活躍していくみたいな、そっちがやっぱりいわゆる王道なので、
恋愛漫画っていうのは、ジャンプの中ではちょっとね、異端側なわけですよ、少数派なわけですよ。
で、やっぱりそういう漫画がどうしてもその、ジャンプという商業史の中で生き残っていくためには、
見せ場を作っていかなきゃいけないし、目立つようにしていかなきゃいけない。
現実、このアイズという漫画も、例えばそういうパンチラシーンとかね、ちょっとお色気的なシーンとか、
そういう結構キワドイ描写とかもあって、いわゆる男の子向けに注目を集めるような演出はいっぱいされてるんですけど、
でもやっぱりそのストーリーにおいては、この千鷹君という主人公の気持ちが成就していくかどうかっていうところが、
ずっと続けて描かれている、作品を通して描かれ続けていて、その気持ちが伝わるシーンを、
本当だったら多分一番ドラマチックに描いた方がいいところなんですけど、
あえてね、このね、ドラマチックじゃなくて、本当に日常の中に描く、しかも好きって言わせず、君にって言うっていうね。
最高かよ。
もう本当ね、このシーンはね、もう多分僕の漫画を読んでいく、この今後の人生の中でもちょっとこれを超える告白シーンはね、
見られないんじゃないかなって思ってるぐらい素晴らしいシーンだなと思ってます。
ぜひこのね、見開きのこのコマをね、見てほしいなと思います。
ヨリちゃんの返答による感動的な展開
で、またね、素晴らしいのが、言った後なんですよ。
言った後にですね、電車が駅に着いちゃうんですね。
で、ヨリちゃんが降りる駅なわけですよ。
で、彼女は何もこう反応せずにですね、黙っていて、作品のそのコマの中でも顔が見えないんですよね。
で、駅に着いてドアが開いて、ヨリちゃん降りちゃうんですよ。
で、行っちまったよと。
何もこうリアクションしてくれないのかよと。
これで終わりかよみたいな感じに、いちさかくんはですね、自分の中で思い始めちゃうんですよね。
って思ってからの、ヨリちゃんが実はこの電車の中に戻ってきてくれて、
このね、1ページのワンカットのこのコマ最高なんですよね。
ちょっと下を向いて、何か思いを持ってるね、ちょっと頬をあからめた感じの
ヨリちゃんがですね、いちさかくんの目に映るわけですよ。
で、チラッといちさかくんの方を見たかなと思ったら、何て言うと思います?
片思いだと思ってた。
くぅーって感じですよね、もうね。
最高の返し方じゃないですか。
ここでね、私もあなたのことが好きって言わせることもできたと思うし、
実は私もあなたに今日告白しようと思ってたのって返すこともできると思うんですよ。
でもね、ここで初めて彼女がいちさかくんのことをここまでも好きだったっていうことがわかるわけですよ。
それがこの片思いだと思ってたっていうセリフなんですね。
この作品ではですね、さっき言った通りで、いちさかくんの目線でずっと描かれているので、
いよりちゃんが彼に対してどう思っているかっていうのは、描かれてこないんですよ。
もちろんその匂わせみたいな部分はあるんですけど、
残念ながらその言葉にしてはそういうのは出てこないし、
彼女の内言、心の中の声みたいなものも描かれることがないので、
初めてここでいちさかくんのことが好きだったってわかるんですよ。
もうね、くぅーですよ、本当に。
最高かよと。やっと来たよ、俺大思いだよというね、最高のシーンなんですよ。
いやーもうちょっとね、これ語りだすとね、キリがなくなるんですけど、
もうね、ぜひね、この告白シーンは見ていただきたい。
たどり着いていただきたいなと思います。
実写版ドラマ『アイズ』のおすすめ度
実はこのアイズという作品はですね、2017年に実写版のドラマというのが制作されていました。
私全く知らなかったんですけども、
たまたま毎週聞いているテレビプロデューサーの佐久間さんのオールナイトニッポンでですね、
これ私あのスポティファイで改めて初回からちょっと最近ずっと聞き直していて、
それで気がついたんですけど、2019年の6月5日の放送会で、
このアイズの実写ドラマのことを佐久間さんが話題にしていて、
寺谷が寺谷なんだよって言って爆笑してたんですよ。
寺谷くんっていうのは、さっきもちょっと出てきましたけど、
主人公のイチトカくんの友達というか親友みたいなキャラクターで、
もう本当にね、ビジュアル的にもすごい特徴があって、
作中でもすごい良いやつなんですよ。
寺谷が実写版で、マジ寺谷なんだよって言って舞台爆笑してて、
そんなに爆笑するならちょっと見てみるかと思って、
実は今回ですね、私6月くらいから間空いてるんですけど、
実写版のドラマ全部見ました。
寺谷だけ見ようと思って見始めたんですけど、
あまりにもちょっと良すぎて全部見ちゃいました。
作品がマンガコミックスが全15巻って言ってたんですけど、
テレビドラマがですね、1時間のドラマで13話やってるんですよね。
だからほぼほぼコミックス1巻を1話1時間でやるぐらいの感じ。
ちょっと縮めてますけど13話なんでね。
しかもちゃんと全編やってくれてるんですよ。
物語の最初から実際のマンガの完結まで本当にちゃんとやってくれてて、
めちゃくちゃね、ちゃんと作られてるドラマなんですよ。
これはねマジでオススメです。
本当に寺谷が寺谷です。
それを見るだけでも価値があるんですけど、
個人的にはね、いおりちゃんがね、いおりちゃんでしたね。
すごい良かったですね。
実は私ちょっとマンガから入った作品で、
アニメとか実写ってあんま見ない人だったんですよ。
どうしてもマンガを読んでいる時の自分の中の脳内でのイメージが崩れちゃうのが嫌で、
アニメになるとどうしても声優さんの声が入りますし、
実写っていうのはやっぱりキャラクター演じる人もプロの役者さんがやるわけなんですけど、
どうしてもビジュアル的にね、なかなかちょっとどうなのかなって思う時とか、
やっぱりマンガ原作をアニメはアニメ、ドラマはドラマっていう風に見ることはできるんですけど、
なかなかそこに至れなくて、
最近やっとマンガから入った作品もアニメ見たりドラマ見たりできるようになってきたんですけどね。
この合図はね、本当にすごくいいですね。
それでいうと、いちたか君とかはビジュアル的には似てるわけじゃないんですけど、
やっぱり逃げ切らない感じを上手く演技してくれてるし、
ちゃんとイケてない個性男子を演じてくれてて、
すごいね、いいんですよ。
ぜひね、この合図の実写ドラマ、本当に見始めたらよかったので、
皆さんも見てみてもらえたらなと思います。
で、何がいいかっていうと、
間がいいんですよ。
マンガっていうのは、読むペースを読者が自分で決められますよね。
どのぐらいのスピードでページをめくるかとか、
そもそもどのぐらいのペースでコマに書いてある文字を読むかとか、
次のコマに飛んでいくかっていうのは、自分で決められるんですよ。
ゆっくり読む人もいると思うし、
例えば初回はざっと飛ばしてみて、
2回目はじっくり読むみたいな人もいるでしょうし、
行ったり来たり、ページをね、行ったり来たりして見る人もいるでしょうし、
そういう自分のペースで読めるじゃないですか。
もちろん作者は作者で、コマ割りとかコマの大きさとか、
絵のズームインズームアウトとかね、
いろんなそういう描き方によって、いろんなその見せ方で、
こういう間ですよっていうことをね、描いてくれてると思うんですけど、
あえたとしてもそれを無視して読者のペースで読めちゃうのがやっぱりマンガだと思うんですよ。
でも一方でやっぱりアニメとかドラマっていうのは、
映像のコンテンツとして再生ボタンを押したら終わるまで、
基本的にはその一定のペースでその作り手が、
製作者が意図した時間とかまで作られている、
そのスピードとか間とかテンポとか含めて、
全部その製作した人の意図で作られた世界を体験することになると思うんですよね。
最近はその倍速で見るとか、そういうサービスもありますけども、
基本的には倒倍で見て、見ることを前提に作られていると思うんですよ。
今回のこの合図の実写版のドラマ、私、倒倍で全部見たんですよ。
この映像コンテンツの製作者の方が、
意図して作られた作品世界の間を体感できたっていうのは、
これめちゃめちゃ良かったですね。
例えばですけど、図書室とかで離れた距離で座った主人公の市高とよりちゃんが、
ちょっとギクシャクしたやりとりをするときのギクシャク感、
それからそこをたまらずに立ち上がって出ていくみたいなところの、
そういうね、確かにこの間を作られたら嫌だよなみたいなね、そういうのとか。
あとね、神社の鳥居を二人でくぐる決意をするときの、
なんかこうドキドキした感じの間とかね。
なんかそういうね、片思いとか恋愛してるときの、
なんか二人の時間の間っていうのは、
確かにここで一騎一遊したよなみたいな、
なんかそういうのがね、気持ちとして蘇ってくるんですよね。
これって漫画読んでたときにももちろん感じ取ってはいたんだけど、
あ、なんかここって思ってた以上に間があるんだなとか、
あ、そうかここって作品世界だと、
心の声が無言になる場面の発見
その主人公の心の中の声をセリフとして読んじゃってるから、
なんか間をあんまり感じてなかったけど、
映像になるとそこが無言になっていて、
あ、そうかと。
ここはこういう間があったんだなってそれでわかるんですよね。
これはね、発見でした。
今回ピックアップしたセリフのシーンも、漫画だと、
やっぱりこうね、ちょっとコマの中にすごくたくさんセリフが書いてあって、
間を感じるよりも、結構ね読んじゃっていくところがあるんですけど、
やっぱりね、実写ドラマの方で見ると、
その心の声は省略されてて、
全部それが間で描かれてたりする。
これをね、見るとまたね、このセリフのやりとりがね、
なんかより深みが出てくるというか、
なんか漫画とはやっぱりちょっと違う感じでね、
聞こえてくる部分があって、ちょっとね、びっくりしましたね。
あの合図好きな方で、ドラマ見てない方がいたらですね、
私はYouNextで見たんですけど、
サブスクサービスでもね、見れるようになってますんで、
ぜひ見てみていただきたいと思います。
いやー今日も6分撮りながら、いっぱい喋ってしまいました。
もうお決まりですね。
では最後にもう一度、このセリフを読み上げて締めましょう。
ドラマ版のキャストとエピソードタイトル
君に、ちょっとね、あのドラマで市坂を演じられていた、
俳優さん岡山天音さんの演技を、
気持ち真似してみたんですけど、いかがでしたでしょうか。
ちなみに今のこの君にっていうセリフは、ドラマ版ですと、
第8話、君にっていうタイトル、エピソードタイトルのところに出てきます。
吉月いおりちゃん役は白石聖さん、
寺谷くん役はね、いじまくぅさんっていう俳優さんがやってらっしゃいます。
ちょっと他の作品でもどんな役をやられているのかなって気になったので、
ちょっと見てみようかなと思っています。
ぜひ皆さんドラマ版も見ていただけたら嬉しいです。
吹き出し一つで6分喋るいかがでしたでしょうか。
何よともあれ、とりあえず番組のフォロー、お気に入り登録お願いします。
レビューコメントやSNSなどでのシェアも大歓迎です。
紹介してほしいセリフのある人や、
普通のお便りを送っていただける人は、
ぜひ番組概要欄に書いてあるリンクから、
投稿フォームにアクセスしてお送りください。
まだ読んだことのない作品の場合、
紹介するまでに少々お時間をいただくかもしれません。
と言いながらですね、
そもそも今この番組が数ヶ月間を空けての配信になってしまいました。
楽しみにしていただいていた方がいらっしゃったら申し訳ありません。
元々この番組を毎週お届けしていく予定で考えていたんですけど、
何分ですね、ネタ押し込むのに時間がかかってまして、
漫画原作を全部読んだり、
今回で言うとドラマを全話見たりとかね、
こういうことをやっているととても申し訳ないんですけど、
毎週1回配信することが難しいので、
まあそうですね、
ちょっとあの週刊少年ジャンプを諦めて、
ジャンプスクエアみたいにちょっと月間で、
月1回は頑張って最低限配信していきたいかなと思っています。
毎週のジャンプ発売されたものをピックアップして、
紹介していくみたいなことも考えたりはしているので、
また少し番組の内容を変えながら、
いろいろ模索しながらやっていくかもしれませんが、
番組自体は辞めることなく、
これからも続けていきたいと思っています。
漫画は大好きなので、
続けて喋っていきたいと思っていますのでよろしくお願いします。
それから実は私ですね、
自分の日々の日記をポッドキャストで配信するという取り組みをやり始めてみました。
1日1配というポッドキャスト番組をやっております。
これは毎日その日にあったことを喋るみたいな、
日記的な番組なので、
漫画のことはこっちでやりますけど、
それ以外のことは1日1配の方で喋っていますので、
ご興味ある方がいたら概要欄にリンクを貼っておきますので、
よかったら聞いてみてください。
次回はですね、
お待たせしました。
リスナーのすみさんから以前いただいたリクエスト、
呪術回戦をピックアップしたいと思っております。
好きな方が多い、
今まさにまだ連載中の作品なので、
ちょっとね、
どこをピックアップするか私もまだ悩んでいるんですけど、
1つセリフをピックアップして語ってみたいと思っています。
よろしくお願いします。
それでは次回の配信でお会いしましょう。
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