先輩の接し方
では後半は、先輩になった時の後輩への接し方について考えていきたいと思います。逆にそうですね、僕らが先輩を抱えた、後輩を抱えたタイミングか、どんなことを意識してたかな、守った方がいいことあったかな、っていうのを喋っていこうかなと思うんですけれど、なんかありましたかね。
そうですね、まあでもやっぱ、結構ある程度こっちも、警戒心を説くみたいなのが重要なのかなと思ったりしますね。なんかこう、なんて言ったらいいんだろうな、僕は結構、後輩に対しても敬語使っちゃうタイプなんですけど、それでもなんか冗談とかは言うみたいな感じ。
そうそう、そんな感じ。なんかオープン、こっちからちょっと自己介受はするけど、かといって過干渉すぎないような立ち回りをしてたつもりではありますね。
なるほどね。まあでも基本的に言えることは、別になんか立派な先輩像として、もうめちゃくちゃ厳しくみたいな、そういう距離感を置いてみたいなことでもなく、やっぱり少しでもちょっと自分を開示すること、オープンであることっていうのは大事かもしれないですね。
まあ、慕われる、後輩に慕われるっていうことを考えたら、オープンであることって大事だと思ってるんで。
うん、あとうちはやっぱ、古文の先生がちょっと厳しめだったからっていうのもあるかもしれないね。
うーん、あ、そうなんだ。
うん、なんか、じゃあその辺の厳しめのことはあるし、嫌われ役みたいなのは古文の先生がやってくれてるから、俺たちが選んでもいいやろとは思ってましたね、はい。
あー、そういう理由もあるのか。
うん。
あー、うちらはその古文とかが全然何も言わないタイプだったので。
うん。
でも、その先輩の中で厳しい先輩、嫌われ役の先輩と、わりかしオープンである先輩の、何、そういう分け方されてる人はいたので。
あー、なるほどね。
やっぱり僕自身は、僕自身はオープンである先輩の方に結構ついていってたかなっていう印象ありますね。
あー、なるほど。
まあ、厳しい先輩は本当に上手くなりたいっていう人たちがいてみたいな。で、僕はどっちかというとコミュニケーションだったり、そういう立ち回りっていうの方を大事にしてたから、
わりかし自分のことをオープンにしてくれる先輩の方にいってたかなっていう、そんな印象ありますね。
結局、ああいうのも後からだってさ、あの先輩厳しかったよなーってなるけど、あーでもあの先輩も必要だったよなってやっぱ後から気づくもんね。
そうですね。
そうね、うん。
どっちの立ち回りもしていいかなと。
一貫性の大切さ
そうそうそうそう、あの当事者の現時点で気づくっていうのは難しいかもしれないですけども、気づけてるんだったらもうアッパレですね、はい。
そうですね、はい。
あとはでもやっぱり後輩に対する指示には一貫性を持とうっていうのが大事じゃないですか?
うん。
あー、めっちゃ大事だなそれは。
それはめっちゃ大事。
気分屋にならずに、そうそう、自分の気分で後輩振り回したりとかするとやっぱ後輩の立場からしてみても嫌じゃないですか、
なんかあれ昨日と言ってること先輩違うやんとかってなるとなんかダリーってなるから、ちゃんと一貫性を持った上で、
帰るんだったら帰るんだったら、ごめん昨日はこう言ってたんやけど実はこういう理由でこっちにせないといけなくなったけん、
今日からはこっちの方向で頑張りますっていうふうにやっぱ説明しないといけないんじゃないかなって思いますね。
いやーそうですね、これ先輩とかでもなく普通に親になってて、親とかでも大事かもしれないですもんね。
子供に対して一貫性のある接し方をするって、割かして気分屋な親とかだと困るじゃないですか。
困るね。
うん。いやーでも意外とあるんじゃないかなと思ってて、今の13歳の子とかってずっと、
親が気分屋だから言ってること結構変わったりしてめんどくせーなーっていうのをちょっと気使わなきゃっていう、
思ってたりとかする子とかもいるんじゃないかなと思って、そういう子とかがいると実感が湧くんじゃないかなと思うんですけど。
でも反抗期だから、そうだよね。反抗期だからこうなかなか衝突しちゃったりとかしてね。
うんうんうん。でもやっぱ一貫性があることって、やっぱすじ道通ってると納得できるんで、そういったのは大事かもしれないですね、はい。
後輩への仕事の任せ方
そう思います。
はい。逆に後輩の接し方で、そこまで頑張りすぎなくてもいいよっていうところがあって、
なんですかね、先輩だからといっても先輩らしくいなきゃって強いすぎる必要もあんまないかなと思う、というふうには思ってて。
思います。
うん。別に多分先輩らしくなるっていうの1日でできるわけじゃないですし。
うん。
まあ同じ人間だし学年もそんな変わらない部分もあったりするから、なんかめちゃくちゃ先輩面を一気にすることもしなくていいっていうか、そういうふうには思いますけどね。
はい。もうちょっとちょっとこれ深掘っていこうかなと思うんですけど、田中くん的にはこれ深掘るとどんな感じになります?
やっぱりその先輩になったっていう自覚が生まれて、だんだんこう先輩っぽくなっていくものなので、
うん。
なんか無理していきなり後輩を顎で使おうとしたりとかはしなくていいと思うし、
うんうん。
うん。さっきも言いましたけど結局後輩も1つとか2つしか年変わらんので、
うん。
経験の違いはあれど、できることにそう大きな違いはないと思うんですよ。
うんうん。
うん。言えばできるんじゃないかなと思うんで、なんかそこに対して後輩の分までしょい込んでとかってしなくていいと思うし、むしろ、
うんうん。
その時にはね、後輩に頼るみたいなことも大事なのかなと思ったりはしたりするんですけども、まあ僕はでもやっぱりこう、
まああえてちょっと厳しい話をするんだったら、後輩、頼ってくれる後輩がいるんだったら是非とも答えて欲しいなっていうふうに思いますね。
ほうほうほう。
むちゃくちゃこう、人の期待に応えるっていうのは、自分がどうこう、自分一人で目標立てて頑張るのとやっぱちょっと違うと思うんですよ。
うーん、まあそっか、そうだね。
後輩が自分のことを頼ってくれて、まあ例えばそのアドバイスくださいとかかもしんないし、練習付きやってくださいとかかもしんないし、
まあ評価っていうのが自分じゃなくて後輩、というか他者にこう委ねられてると思うんですよね、評価の軸っていうのは。
うん、そうだね。
自分がアドバイスさせた結果、例えばその成績が良くなりました、だったらありがとうございますって言われるし、逆にそうじゃなくて、
なんかあの先輩が言ってることよくわからんかったな、やったら、あの良くなかったってことになっちゃうわけだから、
すごく自分がどうこうするのとはまた別の難しさがあると思うんですけども、でもやっぱりそういった経験をしていく中で、
どんどんどんどん、さっきも自覚が見えまえて、だんだんこう先輩になっていくって言いましたけども、
そういうふうに後輩に頼られているからこそ、だんだん先輩っぽくなっていくんじゃないかなと思うし、
そうやって自分が今度は高校に入学したり大学に行ったり社会に出た時にも、そういったスキルってものが必ず生きてくるんじゃないかなっていうふうに思います。
田中くんの大事にしていることといえば、後輩に頼られてるんだったらちゃんと答えた方がいいよねっていうことにはなりますよね。
そうですね。ないがしろにしないのが一番だと思いますし、せっかくこう勇気を持って自分にアドバイスを求めてくれてるんだったら、ちゃんとこっちも真面目に答えるべきだと思います。
うん、それは後輩に対する接し方としてはね、もう大事というかお互いのためにもなりますからね。
うん、そうだと思います。
はい、じゃあちょっと僕も大事にしていること何かあるかなーって思ってたんですけど、仕事だったりやることを後輩に任せていいんじゃないっていう話をしようと思ってて。
はいはいはい。
これはルールだからやれとかそういう、なんだろう、そういう決まりだからやれっていうことではなく、
命令ではなくね。
命令ではなく、そうですね、自分が考えることとかやらなければいけないことって先輩になってくればなっていくほど変わるもんなんですよね。
そうだね。
まあもちろんちゃんとその玉拾いをやる中3の先輩とかもいて、そういう先輩めっちゃ尊敬しなきゃいけないんですけど、先輩は先輩になった時に練習メニューを考えたりとか、
あとは合宿をどうするかとかっていうのって、ちゃんと部活やってきた経験値がないとできないことじゃないですか。
そうだね。
そういった仕事っていうのを先輩が受け持つっていうのは、その部活全体の中でそれは先輩がやった方がいいよねっていう仕事をしっかりやった方がいいわけなんですよ。
先輩がやるべき仕事は先輩がやるべきだと思ってて。
うん。
で、その中で、もう自分が後輩から先輩になるにあたって、後輩の時にやってきた仕事っていうものは、別に自分がやった方が早いのになーっていうことを思っている部分があったり、後輩どんくせいから自分がやった方がいいだろうなっていうふうに思う時があったりすると思います。
うん。
でもそういった時にも、後輩が成長するきっかけになるんじゃないかとか、もう後輩、自分がこういった仕事をやるべきだからこういった仕事をやろうっていうふうになった時に、じゃあ後輩がやる仕事は後輩に任せちゃおうっていうふうに思って、後輩に安心して託していくことっていうことは大事なんじゃないかなっていうふうに思いますよ。
はい、おっしゃる通りだと思います。
僕自身は抱え込みがちな性格なんで。
わかる、俺もそう。
うん、そう。
頭ではわかってるんですけどね。でもやっぱりこう、ノウハウとかそういったスキルっていうものを下の台に受け継いでいくっていうことも立派な先輩の役目ですからね。時には任せるっていうことも大事な仕事だと、やっぱ自分も今占めていかないといけないなと思いました。
うんうんうん。はい、ありがとうございます。まあちょっと最後に具体的なケースを一個だけご紹介して、それどうしようかってことを喋ろうかなと思います。
で、後輩に対して気づかなくていいよっていうふうに言うじゃないですか。
さっきのオープンでやればいいみたいな話ですよね。
まあまあそんな気づかなくて大丈夫だよっていうふうに言うじゃないですか。先輩とかって、先輩になった時とかって後輩対して最初会った時とかに。でもそれって本気で言ってんのかなって僕自身思ってる部分があって。
なるほど。
敬語の重要性
本気で気づかなくていい、気づかなくていいっつって、でいきなりため口で呼んだり、自分がミスした時に後輩に煽られたりした時にどう思うんだろうなっていう。どこまでは気づかなくていいよっていうふうに言ってんだろうっていうのちょっと気になったから聞こうかなと思ってて。
例えば坂木バラ君の後輩か俺だったとして、坂木バラ君からもうそんな気づかなくていいよって言われたから、坂木バラをさっつって後輩の俺が言い出したらさっていうことよね。
おーって、おーって。
おーってなるよね。
それってどこまでのラインを気づかなくていいんだろうなっていうのもちょっと気になりましたね。
僕。
ため口ってことがあったんで、ため口の喋り方の方から考えていこうかなと思うんですけど、おなか君的には。
僕さっきも言いましたけど、後輩に対しても敬語なんですよね。
へー。
仲いい後輩とかはためになっていきますけど、初対面の時は基本敬語ですね。
へー。
なんでかっていうとそれが楽なんですよ、自分が一番。
敬語って一見こう相手との距離が突き放してるように見えるかもしれないんですけども、なんか距離感が一定だから測りやすいと思うんですよね。
逆に?
そう、こっちもそうだしあっちも、この人は敬語を使うぐらいのその距離感があるんだってなったら多分それをなかなか踏み込んでこないだろうしこっちも踏み込まないだろうしといった感じで、
なんかこうそこで踏み込みすぎたりだとか逆に遠すぎたりとかして、コミュニケーションがうまくいかなくなるっていう風なことを避けたいなって思うんで、
僕は結構その基本は敬語ベースで、まあでもおちゃらけたことも言ってっていった感じで後輩と接してきたかなって感じがします。
あーなるほどね。
あとやっぱ俺後輩にために使われたらちょっときついもん。
まあまあ後輩にために使われたらきついか。
ちょっときついもん、うってなるもん。
確かにね、13歳の時に後輩にために使われたらちょっとうってなるかもね。
今でもなる。
それはすごく。今でもなるか。
今でもなる。田中さーって言われたらちょっとうってなるから、自分を守るためにも自分側は敬語にしとこうって思いますね。
あーなるほどね。
うん。
どうすかね、僕はため、後輩にために聞かれたりすることか。
バランスの取り方
あー、今考えたんだけど、別に僕自身ため使われてもいいと思ってる派なんですけど、
実際にためで使ってきた後輩がいたかって言われたらいなかったなってちょっと思い出して。
はいはいはい。
いわゆる実際言われたらどうなんだろうっていうのはちょっとミスなんですけど。
うん。
僕は口調とかだったら気づかなくていいよっていうところで、
ためで良ければ全然ためでもいいよっていうふうには言いますし、
それは僕の場合は率直なコミュニケーションっていうのをすごく大事にしてるから、そういうふうに言ってるのかなと思ってて。
おー。
僕はそういう率直なコミュニケーションを取るっていうことがお互いのためになるなっていうか大事にしてることだなというふうに思ってます。
うん。
で、まあ何て言うんですかね、腹割って話せるっていうことって。
うん。
部活とかでも腹割って話せる先輩がいないって結構辛いじゃないですか。
いざという時とか辛い時に話に、相談に乗ってくれる先輩がいないっていうのはちょっときついね。
うん。
ちょっとその状況をまあ僕自身も避けておきたいよねっていうのは思ってるので、
だからもうタメでもいいくらいで喋っていいよっていうのはすごく意識してるかなというふうに思ってて。
うん。
まあだからといって煽られたら確かに嫌だなっていう気がしますけどね。
そうね。気軽に接してほしいけど舐められたくないって気持ちはあるよね。
そうそうそう。だから舐められないようにっていうのはまた別で考えなきゃいけないことなのかもしれないっていう。
やっぱこう日々の練習重ねるとか実力で物を言わすとかちゃんと尊敬されるだけの要素は持っておかないといけないなと思いますね。
いやー僕自身が足りないところいっぱいあるので、足りないところはみんなが支えてちょうだいねっていうスタンスで考えてます。
あーはいはいはい。
僕自身できないこといっぱいあるんでできませんっていうふうに言うんで、なんでできないんですかって。
うん。煽られたくはないんだけどでもまあ足りないところはどうにかみんなでやって、後輩からも聞いてっていうのはやってたりしてたかなと思ってるんですけどね。
うん。
なんですかね。うん。舐められたくはないけどだからといって助けてほしいみたいな感じなんで。
ちょっとそこの境目で自分の中でどうしようかなっていうのはまあ鍛錬重ねたりとか経験積んだりとかして学んでいくんじゃないかなと思ってますけどね。
難しいですよね。ある程度自分の手の内というか打ち解けるためには自分の弱さみたいなところを出さなきゃいけない一方で、
まあ舐められないようにするためにはちゃんとその弱さを見せつつも強みもしっかりとアピールしていかなきゃいけないっていうふうなそこのバランスですし、
だから強みと弱みっていうのでいくとなんかこうそこのバランスがこう良くないとただ単に理不尽で圧の強い先輩になっちゃったりだとか、舐められがちな先輩になっちゃったりだとかっていう風になって、
ちょっとなんか後輩との関係もギクシャクしちゃうのかなって感じはしますよね。
尊敬できるポイントを、尊敬されるポイントを持っておくっていうのは大事かもしれないですね。
おっしゃる通りだと思います。
はい、いろいろと喋ってまいりましたが、皆さんも後半は後輩への接し方を先輩視点から喋ってまいりましたが、
ちょっと皆さんの中でもどういったことを意識したらいいのかっていうのをこのポッドキャスト参考に考えてもらえたらなというふうに思います。
また皆さん、うちはこうやってますとか、こういう先輩がいいです、こういう後輩がいいです、ございましたらメッセージ送っていただけると幸いです。
はい、お願いします。
お願いします。
ということで、今回のトークテーマなんですが、初めての先輩後輩にどうやって接したらいいのかというテーマでお送りしてまいりました。
今回もご視聴いただきありがとうございました。
ありがとうございました。
ぜひ皆さん次回もよろしくお願いいたします。
それではまた、さよなら。
またねー。