逆転合格の可能性
Sakakibara
はい、じゃあ、坂木バラのパートに行きたいと思います。お願いします。
僕が一発逆転できる、したことあるっていうところから話しますと、
まず、できるかっていう話をするんですけど、
あの、見せ方だなぁと思ってて逆転するって。
見せ方? 見せ方だと思ってですよ。
tanaka
ほう。
Sakakibara
いわゆる、僕の中での逆転をちょっと1回再提示しました。
それが、過小評価されているものを、適正評価ちょい上ぐらいまで持っていくことを逆転だと僕は思ってて。
tanaka
あー、過小評価されているものを、適正評価よりもちょっと上にする。
Sakakibara
ちょい上ぐらいまでは行けるかなって。
おー、はいはいはい。
いや、だから、えーと、なんて言うんですかね、演出達30代からの逆転合格みたいなのってあれじゃないですか。
tanaka
まあ、参考書とかね、そういうの売り文句にしてるよね。
Sakakibara
あれも見せ方だなと僕は思ってて。
はいはいはい。
例えば、あのめちゃくちゃその日タイミングが悪く問題の調子が、問題との相性が悪くて30代になっちゃったのと、
本当になんもわかんなくてクーランバッカーの評価、同じ30代って違ってくるんすよ。
tanaka
うーん、そうだね。
Sakakibara
それはもしかしたら全体の、全部合計した評価値30代なのかもしれないし、
1科目だけ切り取って評価値30代なのかもしれないしっていう。
tanaka
あー、なるほど。他はむちゃくちゃ得意なのに、一評価だけ本当に苦手で30代の人と、もう全部のきなみ30の人は全然違うからね。
Sakakibara
そう、そこ、だからさっき田中くんが言ってた前提条件が違うっていうのが、まさにそこに当たるのかなと思ってて。
で、もし本当に全部30代ですってところから逆転合格なると、それはちょっと難しくなったりとか、
あとは、そこから適正評価以上のちょい上からさらに上っていうのはさすがに難しくて、
tanaka
そこから全部30代から東大行きますとかっていうのになってくるとまたちょっと難しくなってくるのかなと。
もうすでに他の科目できてる、この科目だけ苦手だから頑張って、ここさえ良くなればもう君東大もう見えるよ、
だから高校受験とか大学受験で無双できるよっていう人と、のきなみ30の人をいきなりじゃあ有名な高校大学に行かせるのっていうのは話がちょっと変わってくるよね。
Sakakibara
だからできる、何もないところからの一発逆転っていうのは正直相当無理だと思ってて。
もし一発逆転ができる人っていう要素を考えたら、本当全部できるところ、全部できないところからではなく何かしら一個光るものだったりとか、
ちょっとそうかと違うところがあった上で、そこを磨いた上での切れ味の良い刀一本で勝負して、それがスパッとうまく切れたら逆転っていう風になるんですよ。
という風に思ってます。僕はそれが一発逆転って、もしやりたいと思ったら、その一本の刀をどれだけ取り澄ませられるかが勝負だと思ってて、
それが評価されて適正か適正ちょい上くらいまでだったら頑張ったらいけるかもっていう話ですね。
大学受験の体験
Sakakibara
ただ一発逆転した経験の話をしますか。
tanaka
お、聞きたい。
Sakakibara
僕は一応俗に言われる一発逆転っていうのは2個くらいかなと思い浮かんで1個くらいあるかなと思ってて。
それらに共通する要素もあったので、それはちょっと事例通しながら喋っていきたいと思います。
最初の一つは大学受験。
tanaka
大学受験。
Sakakibara
大学受験のときですね。僕、志望校があったんですけど、そこに夏の模試で違反点だったんですよ、浪人で。
tanaka
浪人の夏でいい?
Sakakibara
浪人の夏で違反点だったんですよ。
tanaka
だいぶきついでしょ。
Sakakibara
だいぶきついでしょ。
tanaka
きついね、うん。
Sakakibara
いやもうこの時点でやめたらって言われて、いやすみません、もうちょいやらせてくださいって親にすいませんっていう風に言ってた記憶があるんですけど。
ただ、だからといって、僕そのとき共通テストの成績が悪かったわけではないんですよ、全然。
むしろ共通テストの方は全然点取れてて、逆にその模試になった途端に違反点になったみたいなところがあって。
だからこれはさっき言ってた前提のところである程度下地がある状態からの逆転っていう話にはなってくるかなと思ってるんですけど、
ただそこからいわゆる向き合い方を変えたんですよね、僕は。
tanaka
なるほど、うん。
Sakakibara
今までだから問題を解いて答えるっていうところしかやってなかったので、僕そのときから回答を見てパクるっていうのをめっちゃやってたんですよ。
先に回答例見てどういうフォーマットで書いてるのかっていうのを知ろうっていうのをやってて、
いわゆる採点官としてこれ丸つきやすいだろうなっていう答案に自分から持ってくっていう練習をして。
tanaka
答えから逆算するんだ。
Sakakibara
答えから逆算してやるやり方をして、それが結果的に割と効果的になったのか、秋のもう一個最後の模試があるんですけど、そこで円反転まで勝ってあげることができて。
おーすごい。
本当だからやり方一つだなっていうのは一発逆転の下地はあるけれど、そこからやり方一つ変えれば一発逆転みたいなものはできるのかもしれないっていうのはありましたね。
そうだよね。
tanaka
大体大学受験になると共通テストっていう基礎的なところを問われるテストと各大学が出す二次試験があって、
だからその基礎的な方を問われるテストの方の模試とかでは、さかきばらくんはすでにいい点数、下地がちゃんとできてて、その二次試験とかの模試になると判定が一気に下がったっていうことだったってことだよね。
だからその二次試験特化型でより自分から模範回答に合わせるような勉強方法にしていくと円反転に持っていけたっていう。
Sakakibara
そうそうそう。
tanaka
おー。
Sakakibara
だから努力の仕方もやり方一つだなっていう。
tanaka
確かにね。
Sakakibara
話はある。ただそれのために下地は必要っていう話がありますね。
tanaka
そうだよね。
Sakakibara
はい。で、最初の例はその努力の仕方変えれば変わるよっていう話です。
tanaka
はい。
Sakakibara
で、もう一個はその努力の仕方プラス変えられるところっていうのは努力する場所ですね。
場所。
場所だったり領域だったりっていうのをちょっと人と差別化してやっていくっていうのがあるなっていうのがありまして、
これもこの二つ目の例から二つまた例を紹介するんですけど、
一つもう一個大学実験の例で恐縮なんですけれど、
僕一般入試でまた大学行ってないんですよね。
あら。
いわゆる相互型選抜、AO入試っていうもので僕は大学に貸してもらってたんですけど、
あれとかも僕は正直一般選考だとかなり競争が激しいというか、
まともに戦ったら大変なことになるなっていう、相当力しないといけないなっていうのがちょっと気によってる部分がありまして、
だけど同じようなやり方でちょっと別ルートがあるんじゃないかって色々模索してる中で、
その相互型選抜っていうやり方が浪人生でもいけるぞっていう話になって、
僕はそれをうまいことそこで、じゃあもうそこの入試で一発でうからして終わりにしようって思って、
で、そこの試験を選んだことによってうまいこと今の大学に行かせてもらってるっていうのがあったりします。
ちなみにそこでもやっぱりその決めた領域でめちゃくちゃ努力するっていうところで、
もうこれやったら一発逆転の最高傑作みたいな感じなんですけど、
tanaka
僕の場合は大学時期は一発逆転の最高傑作だなと思ってたんですけど、
Sakakibara
他の入試方法で受けた人と、違う、相互型選抜で受かった人と集まった受かった人にしゃべる会がありまして、
そこで過去もどれぐらいやったっていう話があって、
でも2、3人ぐらいしかやってないかなっていう声がほぼ大半だったんですよ。
で、僕その時15年やってたんですよ、過去も。
tanaka
一般でもうっかれますよっていうぐらいガチガチにやって、でも相互選抜っていうかAOの方も受けたってことだよね。
Sakakibara
そっちも一般の方もやりつつ、ただその相互型選抜の方もしっかりやるっていう。
だから決められ、自分がここだと思った決めた領域、決めたちょっとニッチな領域で、
もうそれだけの完璧な努力をするっていう。
それをすることによって初めて一発逆転ができるんじゃないかなっていう。
僕はだから夏違反から適正調整上ぐらいまで持ってったっていう。
スタートアップとの関わり
Sakakibara
やり方次第ですねって話がありますね。
tanaka
15年分っていうのはその相互型選抜の学問解いたってこと?
Sakakibara
そう、そう。
tanaka
なるほどね。だからその相互型選抜に向けた努力をひたすら重ねたってことか。
そう。
なるほどね、ごめんごめんごめん。
Sakakibara
ごめん、俺も説明たらずだったね。すみません。
tanaka
あ、そっか、それはすごいよね。周りが2、3年しかやってない中、もうガチでうかりにいったってことだよね。
Sakakibara
そうそうそう。
tanaka
すごいと思います。
Sakakibara
いや、そういうことができればいいのかなっていうふうに思って。
で、もう一つ、今ちょうどだから僕がポッドキャスト始めてる理由のところにもつながってくるんですけれども。
tanaka
はいはいはい。
Sakakibara
僕が京都の大学生だった頃に、お世話になってるIVSさん、スタートアップのイベントに初めて参加させていただいたのが大学の3年生だったんですけど。
そこからのご縁で、今こうやってポッドキャストをやって、いろんな人たちとお話ができてっていう。
それもまさに自分が一発逆転はまだしてないんだけど、一発逆転のためのスタジオとして行く領域をちょっとひとつ変えてみるっていう。
tanaka
絞ってやってみるっていうのは、そこから得られる経験だったりっていうのは、今にもかなり生きてるなというふうに思いますね。
一発逆転の覚悟
Sakakibara
そうして僕の一発逆転人生ってどういうふうなもんだろうって見てみると、いわゆる裏ルートを選んで、それを極めて、そこで極めてない人たちからうまく先行者利益っていうふうに言うんですけど、
極めてない人たちより、そこの領域でニッチで頑張ってるから面白そうってなって適正長いくらいのところまでは持ってきるっていう話ですね。
ちょっとまた、これも例なんですけど、野菜炒め作ってくださいって言われて、めちゃくちゃうまい野菜炒め作ってくださいって言われたとするじゃないですか。
で、道具はなんでもあるんですけど、それをどれ使ってうまく調理すればいいですかっていうふうになったときに、いわゆる地道に努力する人って、中華鍋使って炒め方をめちゃくちゃ研究してっていうやり方をすると思うんですよ。
一般入手とかはまさにそんな感じだなと思ってるんですけど、僕はそれじゃなくて、ヘルシオっていうちょっといい電子レンジを、オーブンレンジかな、オーブンレンジを選んで、そのオーブンレンジの調理方法をいろいろ研究して、めちゃくちゃうまい野菜炒めを作るっていうやり方をしてきたっていう。
tanaka
なるほどね。やっぱこう、努力の方向性が他の人とは違うというかね。
Sakakibara
そういうふうにしてくと、意外と同じ、例えば大学名でも入り方とかって、あんまり問われないじゃないですか。
世間とか出ると。
そこでちょっとだから、裏ルートで入ったんですけどっていうので、適正調油くらいには持っていけるのかなっていう気はしてて。
今も全然その大学名にふさわしい器では全然ないと思ってるの。
tanaka
いやいやいや。
Sakakibara
タイだっすよ、僕ら。
tanaka
でも実際その、そうだよね、結局のところ、やっぱ僕も言ったこともそうだし、坂ひばらくんが言ってくれたこともそうだけど、やっぱ努力は結局必要なので、そうなんですよね。
努力は必要だし、また努力の方向性もちゃんと見極めなきゃいけないし、いったところで、だから皆さんが今後周りにいいな、一発逆転してるなとか、成功してるなっていう人がいて、
自分も同じように成功したいなっていうふうに思ったりだとか、いい成績残したいなって思った際は、ぜひぜひ考える方向性としては、まずそもそも努力抜きには勝たれませんよっていうのが一つであるということと、
頑張り方っていうふうなところを、どういうふうなね、力の入れ方をするのかっていうふうなところが大切だと思うし。
Sakakibara
ただ、いわゆるナンバーワンになりたいための話になってくると、これは一発逆転は僕は無理だと思ってるんですよね。
tanaka
さっき言ったその、ちょい上まではいけるけど、一番上に行くのは楽しい?
Sakakibara
一番上に行くためには愚直にはないといけないんですよ。
愚直な努力の重要性
Sakakibara
それはすごく痛感してて。
田中君のアナウンスもね、ちゃんと愚直に努力した結果が1位ですからね。
tanaka
ありがとうございます。
Sakakibara
これってでも一発逆転ではないですもんね、田中君にとっては。
tanaka
そうですね。さっきもちょろっと言いましたけど、本当に自分だけの力ではないと思ってて、
いろんな出会いであったりだとか、自分以外の要因も重なってくれたおかげで優勝できたなって。
だから周りにもすごく感謝してるっていうふうに思う。
一方で、やっぱりじゃあなんで一番になれたのかっていうふうなところを考えたときには、
そうですね、もう本当になんというか、それはなんというんですかね、もう本当に。
もちろん僕がね、アナウンスが好きだっていう気持ちもありましたし、
またその前年にはベスト8に残ってたっていう下地の部分もあったし、
でもそれプラスアルファでやっぱりそのなんて言ったらいいんだろうな、
僕の場合はなんかもうメンタル的な話もあったので、
本当になんていうんですかね、もうなんか努力とかじゃなくて割と覚悟とか、
そっちなんじゃないかなみたいな、そんな気がします。
なんかあんまこう美化しすぎるのもよくないのかなと思う一方で、
実際なんかもうじゃあどこかの分野で一番になりたいっていうふうに思ったときには、
やっぱり愚直にやるっていうことって、愚直にやり続けることによって生まれてくる一種の覚悟であったりだとか、
自信であったりだとか、そういったところが生まれてくると、
割とこうなんというか、ある種態度であったりだとか、姿勢であったりだとか、
そういう他の人にも目に見えてくる形で、その人に変化が出てくるんじゃないかなっていうふうに、
僕は思う部分があったりしますし、
そうですね、やっぱり何か一番になろうと思ったら、やりたくないことでもやらなきゃいけなかったりする部分が出てくるので、
そこは本当にそうですね、坂木バラ君が言ったように、
またそこでもう一段階、努力の方向性を変えてこないといけないのかなっていうふうに思いますね。
Sakakibara
いやー、なんかカオスマップみたいなの作りたいっすって、努力の仕方を。
tanaka
ここからここまではこういう努力でいけるけどね、ここから先はこういう努力が必要だよみたいな。
Sakakibara
そうそうそうそう、まとめたいっすね、これ。
tanaka
ね、なんか、それこそ僕たちだけじゃなくて、他のいろんな人の話とか聞きながら、
あ、じゃあここまではこうですけど、次こうっすねみたいな話とかちょっとやってみたいっすよね。
Sakakibara
やりてえなあ、それ。
うん。
いやー、ちょっとまとめたいなというふうに思います。
はい。
これは僕自身も興味ある話なので。
tanaka
そうだよね、次の企画も出つつって感じですけども。
Sakakibara
はい、またいつかの企画でできればなというふうに思います。
tanaka
はい。
Sakakibara
はい、ということでここまで13歳以下のポッドキャスト、今回のテーマが
一発逆転でできるの?したことあるの?というテーマでお送りしてまいりました。
今回もご視聴いただきありがとうございました。ぜひ皆さん次回もよろしくお願いいたします。
それではまた。
tanaka
ありがとうございました。