この番組は、人生において大切な場面での話し方、伝え方に関して、ちょっとしたコツをお伝えしていきます。
元極穴で話し方講師、早坂まき子と申します。よろしくお願いいたします。
さて、今回の【しゃべりの相談室】は、映画を見て気づいたよというお話です。
相談会ではないですね。ごめんなさい。
今や映画好き、コナン好きの間では、もう春の風物詩ともなっているんですよね。
そう、劇場版の最新作を見てきました。
名探偵コナン、赤眼のフラッシュバックということで、今回ね、長野を舞台にした事件にまつわるお話で、いや面白かったですよ。
安定の面白さだなぁと思って、毎年毎年春に劇場版をいち早く見ているっていう人ではないんですけれど、
なんとなく今年面白そうだなと思って行ってきました。
どれだけ人気かというとね、今回の劇場版、事前試写会を一切行わず、コナン史上最大規模となる全国522の映画館で公開し、
東宝によりますとね、今作、公開初日からの3日間で観客動員数が230万人、興業収入34億円を突破ということです。
3日間で?たったの?すごいですね。本当に人気。
リピーターが多いというのは聞いたことはありますが、それにしてもやっぱりこれだけの人気の高さ、知名度の高さはすごいですよね。
そんな劇場版映画のね、コナンくん見ていて、コナンくんの喋りってすっごく参考になるなぁっていう風に気づいたんですよ。
でも知ってる人は知っていて当然なんですけど、コナンくんって中身は実は高校生なんですよ。
頭脳名責な高校生である工藤真一という人物なんですね。
ちょっととある事件というかね、悪の組織に巻き込まれて、見た目が小学生、ちっちゃい子になっちゃったっていうのがそもそもの発端なんですけれども、
コナンくんって中身のその高校生である工藤真一として物事を考えたり推理したりっていう場面の時の喋り方と、
蘭姉ちゃんとか刑事さんたちとか大人に甘える時とか、子供ながらに推理のヒントを提供する時とうまーく喋り方、使い分けてるんですよね。
コナンシリーズ知ってる人だったら、もうそんなの初期からそうじゃんって言って、本当当たり前のことなんですけれど、
小学生らしさを強調するためにすごいわざとらしく喋るんですよ。こんな感じで、
ねえねえ蘭姉ちゃん、あれおかしくない?あんなところにマフラーがあるよ。
みたいな、あのセリフの中身は適当ですよ。マフラーと今回の最新作は全然何の関係もないんですけれど、こんな感じで喋るっていう場面が割と多いんですよ。
コナンくんが子供らしさを全面に出して何かを仕掛けようとしてるんだな、問いかけてるんだなっていう場面であるから、
そういった演出でもありますし、声優の高山美奈美さんのすごさでもありますよね。
こういった声の使い分けって皆さんやってますか?無意識にやってるっていう方多いかもしれませんね。
せっかくこの番組にたどり着いて、なおかつ人前で喋る機会がもしあるのでしたら、そこのあなた、ぜひ意識的に声の使い分けっていうのをやってみてください。
声の高さ、高いとか低いとかね、コーテー、あとテンポ、早く喋るかゆるーく喋るか、さらに語尾を伸ばすか伸ばさないか、工夫できるところたくさんあるんですよ。
さっき子供らしさを出すときのコナンくんってちょっと喋ったじゃないですか、ねえねえとか、何とかだよーみたいな、おかしいなーとか、あれれーって語尾をめちゃくちゃ伸ばすんですよね、小学生のコナンくんって。
でも中見高校生の工藤真一がいろいろ推理するときって、おかしいなー、あれれーとは言わないんですよ。
これもシリーズファンの方からすると当たり前ですよね。こんな感じで、例えば、待てよ、犯人はなぜあのタイミングで電話をかけてきたんだ?
かける理由があったのか、それともかけなくてはならない状況に追い込まれたのか、なんでだ?どっちだ?みたいに、語尾伸ばさないんですよね、子供のコナンくんと違って。
なんでだ?どっちだ?なんて言わないんですよ。そこでやっぱり知性とか大人っぽさを表現しているわけなんですよね。
というように、ちょっとした声の使い分けとか、しゃべり方に変化をつけるだけで、もたらす印象って変わってきますので、
何か大切な場面がある方は、ぜひそのときのしゃべり方、コナンくんのようにいろいろ工夫することが大事なんだなっていうのを念頭にとらいしてみてください。
今回みたいに、エンタメとか全然違うものに触れているときに、話し方のヒントをここにあるなって、ひらめくことも結構あるんですよね。
みなさんもきっとあるのではないでしょうか。ぜひあらゆる出来事、経験、普段のしゃべりとか話し方、トークに活かせると思いますので、じゃんじゃん参考にして活かしちゃいましょう。
ということで、最後までお聞きいただきありがとうございます。話し方、伝え方に関してご相談ありましたら、
ポッドキャスト番組の概要欄、お便りフォーム、もしくは、Xやインスタグラム、YouTubeのコメント欄などで受け付けています。
フォローもどうぞどうぞよろしくお願いいたします。
それではみなさん、一緒に前向きに頑張りましょう。
おまけコーナーは、今回ちょこっとあります。
ここからは、おまけコーナーという名の、雑談コーナーです。
早坂が好き勝手に、オチもなくしゃべっていきます。
まず、ポッドキャストスターアワードについてです。
第2回開催が決定しまして、その後、山陰ヒーロー社長と、その他スタッフの方と、いろいろ話し合い、会議が行われているようですので、
もちろん開催は、決定はとっくにしているんですけれども、具体的に、どういうレギュレーションで、どんな設定で行うのかという、細かいことを決めているそうです。
ある程度、概要決まりまして、私も聞きましたけれども、全ては、ちょっと5月中旬に発表ということですので、今しばらくお待ちください。
そして、個人のご協賛は、今も受け付けていますということですので、概要欄に貼っておきますので、
ポッドキャストおまとめサイトの、XのDM、もしくは公式サイトのお問い合わせフォームから、ご連絡をいただけたら嬉しいです。
で、協賛に関しても、5月の中旬の発表にて、さらに詳しいことをお伝えしますけれど、締め切りはまだまだちょっと先、夏ごろ、8月末ごろを予定しているということですので、まだまだ受け付けております。
なんかね、これは本当に最後の最後まで聞いてくださった方だけなんですけど、受賞式とかできたらよくない?みたいなことになってるんですよ。
ジャパンポッドキャストアワードさんも、増賞式やってたじゃないですか。
YouTube配信とかしてた。
増賞式、受賞式、いろんな名前あるとは思うんですけれどもね。
なので、最優秀賞とか各賞発表っていうのをイベント的にできたら、ポッドキャスターさん、そしてリスナーさん、友達、家族、いろんな交流ができるかもねっていう話になっていまして。
そのためには何が必要かねっていうので、もっともっと認知されたりですとか、何か協賛いただけたら嬉しいなっていう。
ぶっちゃけお金かかりますからね。生々しいこと言っちゃうとさ。
もちろん会場に寄り切りですよ。誰かの知り合いの会議室とかだったらもう今すぐに借りられるんですけどね。
どうしてもヤマカイエヒーローさんとか私とかは、やっぱりイベントをいろいろ経験していると、映えるところ、なんかちゃんとしたところ、照明があって、音響機材がちゃんとしてて、みたいなところをどうしても考えちゃうんですよ。
そうじゃなくてもいいのかもね。まださ、第2回だし、手弁当でもよくないみたいな。
多分交流がメインにしたい方が、皆さん嬉しい楽しいになるんじゃないかなと思うんですよね。
で、あと私、ポエムみたいなことをアメブロとかXに書いちゃったんですけど、誰も言ってくれないから私自分で言うんですけどね。
私アメブロ13年間やってて、タイトルがつながるブログっていうものすごい抽象的で、なんでそんなタイトルなのっていう、ちょっとダサさもあり、昭和感もあり、みたいなタイトルなんですよ。つながるブログ。
そもそもなんでこんなタイトルにしたかっていうと、なんかね、私もともと人と人をつなげるの、そこの中間に入ってるの好きなんですよ。
Aさんが欲するもの、あとBさんがこうなったらいいな、みたいなので、AさんとBさんを紹介して、タッグを組んだら、とか一緒のグループになったら、お互いウィンウィンで楽しいこと、ハッピーなことあるよね、になったら、すごく私もね、紹介してよかったなと思うし、
最近の言葉で言うところの、承認よっていうなんですかね、が満たされるんですよ、達成感と言いますか、成し遂げた感っていうのかな、なんかね、もはやもう私自分じゃなくなっちゃってるんだよね。
だから今、アナウンススクールで生徒さん教えてると、やっぱり生徒さんが内定するとか、合格するとか、憧れの番組に出演できるの夢がかなってほしいし、大学の授業とか、あと個人的にレッスンを受けてくださる方だったら、
その、私のレッスン、授業を受けてくれた方たちの、上達とか、目標、夢が叶うことの方がね、よっぽどなんか楽しいし、幸せだな、やっててよかったなって実感するんですよね。
で、別に深掘りする必要ないんですけど、なんで私ってこういう人になったんだろうかなと思った時に、ちょっとだけ良心のDNAを築いてるのかもと思う出来事がありまして、
こないだ、両親の、早坂家ね、両親の、金婚式のお祝いやってきたんですよ。
4月26で、結婚丸50周年ということでね、本当に身内だけではありますけれど、お祝いしたんですよ。
で、うちの両親って、2人とも、元教育者なんですよ。
高校の先生と、小学校の先生なんです。
で、昭和の頃の先生なので、まあいわゆる熱血感と言いますか、今の時代だったらちょっとうざがられるかもしれないですけど、本当に世のため人のためみたいに、生活すべてが生徒のため、学校のためみたいな人だったんですよ。
だからこれ悪口でもなんでもなく、父親が私の学校行事に参加してくれたことって、ほんと1回、2回とかなんですよね。
運動会はまずいなかったし、音楽会もいなかったし、授業参加に2回ぐらい来てくれたかな。
母親は絶対イベントとかね、必ず来てくれてはいましたけど、父親はもう自分の学校の行事、部活動を中心に生きていたので、しかも天文部だったんですよ。
で、今、SNSがあるから、教師の生活ってどんなものかって、だいぶ浸透してると思うんですけどね。
残業がもらえるわけでもないし、部活動で天文部として、どっか合宿とか行ったりするじゃないですか。
もちろん合宿手当とかちょろっと出ると思うんですけど、もうたかだか数千円とかなんですって。
そこでプラス10万、20万とかで稼げるわけでもないのに、天文部のため、生徒のためって、頑張ってたわけなんですよね。
あとね、新学校にいたときは、やっぱりね、受験生の生徒さん、しかも10代ですからね、思春期である高校生の面倒を見るって、まあやっぱりいろんな問題あって大変だったろうなっていうのを、自分もね、大人になるとわかるんですけど、
当時、ああ、お父さんは私の学校のイベントには来てくれないのに、自分の生徒さんはすごく大事に考えてるんだなーっていうの。
で、卑屈にはなってないけど、まあ仕事だししょうがないなぐらい思ってたんです。うちの母が言ってたからね。
もう仕事が第一よと、あなたが学校に出てバレーとか習い事できるのもお父さんのおかげだからみたいなね。
まあまあ本当に昭和のお父さんって感じですよね。一家の大国柱なんだからみたいな。
で、両親がやっぱり人に何かを教えるとか伝えるっていうのが大好きだったし、それがやりがいであり幸せだったんだろうなっていうのを見てきたから、
自分も多分教えるとか、何かこう自分じゃない誰かが笑顔になる目標を達成するっていうことに、やりがいとか満足感を得られるんだろうなーっていう。
ちょっとDNAかもしれないなーって思い始めています。