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海の見える街の海の見えない部屋で暮らす
人の姿をして人の生活を思う
牛乳を飲んだら窓を開ける
猫に挨拶をする
カラスは叱る
誰かがやってたみたいにさ
丁寧に暮らさない
絶対に散らかし話で遊ぶ人間ごっこ
好き勝手悲しんだり怒ったり太ったりする
裸足のままじゃ寒かろう
冬の砂浜を歩いてく
ロマンチックじゃなくて
虚構の隣の小さな海
好きだと言ったと
単純に悲しくなるの
誰もいない浜辺
なぜかしら涙が溢れて止まらない
やがて音楽が止んで
一人ぼっち取り残されたみたいだな
孤独に肩を叩かれるで
その手を握る
海の見える街の
海の見えない部屋で暮らしていく
人の姿を知って
また人を好きになってしまう
はい、お聴きいただきましたのは
工藤雄二郎で
人間ごっこという曲でございました
人間ごっこという曲名ですね
ラットウィンプスの曲の方が
圧倒的に有名なんですけど
03:00
僕の中では人間ごっこといえば
こっちなんですね
この曲は
人間の姿をしながら
およそ人間らしくない生活をしているような
自分をちょっと皮肉ったような曲ですね
だからすごくだらしなさを歌ってみたいな
曲だったりしますよね
海の見える街の
海の見えない部屋で暮らしている
丁寧な暮らしなんか
もう絶対できないよみたいなことを歌ったりとか
ちょっとネタラクした感じを
歌ってるわけなんですが
だけどねなんか不思議と
この曲を聴いてると
なんかすごく人間って
愛おしいなって思えるのが
なんかすごく不思議なところだなと思ってて
人間のダメさを歌うことで
人間が愛おしくなるっていう
なんかそういう感覚ってあるなって思いますよね
その個人
一人一人個人に対してもそういうのってあるじゃないですか
なんかね
その人のちょっとダメな部分だったり
ちょっとポンコツな部分みたいなのを見つけたときに
なんか嬉しくなって
なぜかその人のことを好きになってしまうっていう
そういうことってあると思うんですけど
なんかその感覚に近いものがあるなっていうことを思いますね
でこの曲僕一番好きな箇所が
最後の方にある
やがて音楽が止んで
一人取り残されたみたいだな
孤独に肩を叩かれ
そんでその手を握るっていう
この辺りがすごく好きですね
孤独に肩を叩かれ
そんでその手を握るって
この辺の表現いいですよね
孤独と共に生きているというところ
なんかその辺もなんか
人間ってそうだよなっていう風に思わされますよね
とてもいい曲なのでね
ぜひよかったら聴いてみてください
ということで今回の配信は以上になります
最後まで聴いてくださりありがとうございました
野間でした
スロスロスロース