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フェスティナレンテのまです。
実は、今日から光回線の切り替えがありまして、
2、3日ほどインターネットが使えないという状況に陥っております。
なので、スマホは特に問題ないんですけど、
パソコンの方は、これを機に2、3日ほど開通するまで
ちょっと触らんとこうかなというふうに思っております。
たまにはそういう機関があってもいいのかなということで、
仕事土台寸前というところなんですけど、
それはちょっとスマホでできる範囲でやっていこうかなというふうに思っています。
ということで、今日の本題は、信じる力についてですね。
話しながら好きな曲を紹介していきたいなと思います。
ということで、信じる力というテーマですね。
なぜこのテーマにしようかと思ったかというと、
昨日の白井さんの配信でですね、それに近いテーマのお話がされていたんですね。
白井さんの話をちょっとざっと概要を話すと、
信じるものがあることで行動できるのであれば、
その信じる対象っていうのは科学でも占いでも何でもいいんじゃないっていう。
ただし、信じるものの理由に人を攻撃するのは良くないよというお話をされておりました。
それね、すごくそうだよなというふうにうなずきながら聞いていたんですけれども、
その中で僕自身振り返ってみたときに、
僕自身振り返ってみたときに、信じる力っていうものを意識したタイミングっていうのが明確にあったので、
そのきっかけとなった1曲を今日は紹介してみたいなというふうに思います。
そのきっかけとなった曲というのが、小澤賢治さんの天使たちのシーンという曲ですね。
小澤賢治さん結構有名ですよね。小澤賢という名前ですごい人気なアーティストですけど、
そんな小澤賢治さんがソロになってから最初に出したアルバム、
犬は吠えるがキャラバンは進むっていうアルバムの最後から1個前の曲として、
この天使たちのシーンという曲が収録されております。
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この曲、まず最初驚くのが曲の尺ですね。
曲の尺がなんと13分半あります。
これJ-POPの中では相当珍しい部類ですよね。
普通だいたい4分、長くても5、6分っていうのが相場だと思うんですけど、
その中でこの圧倒的な潔いを放つ13分半という尺。
まずこれびっくりしますね。
なんですけど、この13分半って薄まってるっていう感じじゃなくて、
とてつもない濃度の13分半なんですよ。
だからその辺はちょっと分かっておいてほしいなというふうに思います。
この天使たちのシーンという曲、どういうことを歌っている曲なのかというと、
すごくすごく簡単に言ってしまうと、
生命の美しさみたいなものについて歌った曲になっています。
ちょっと前に凌太郎さんがジョジョの奇妙な冒険を解説する中で、
このジョジョっていう作品の根底には、
人間産化っていうテーマが流れているんだよっていうお話をされていたと思うんですけれども、
小沢賢治さんっていう人は、すごくそれに似たような感じで、
生命についての美しさっていうのをずっと歌っている人なんですね。
生命産化というか、そういうものをずっと歌っている人で、
それがめちゃくちゃ凝縮されたメッセージになっているのが、
この天使たちのシーンという曲というふうに思ってもらえればなと思います。
だから小沢賢治さんという人が何を考えて音楽をやっているのかっていうのは、
正直この曲を聴けば大体のことがつかめる、
じゃないかなって思うぐらい凝縮された曲ですね。
で、歌詞の内容っていうのは、
すごいね、心象風景みたいなものが淡々と綴られていくみたいな感じなんですね。
で、ちょっとどこか例で読んでみると、
なんかすごくそのー
ありふれた風景というか、
なんかそういう風景というか、
こういう風景があるんじゃないかっていう風景が、
途中で見つかるときにね、
なんか、
人がいないのか、
人がいないのか、
人がいないのか、
ありふれた風景というか
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なんかそういう風景ってありそうだなぁみたいな
ものが
あの
淡々と綴られている
みたいな歌詞の構成になっています
でそんな中この曲の本当に最後の方の一節で
すごく有名な一節
パンチラインがあります
でそこを紹介します
読みます
神様を信じる強さを僕に
生きることを諦めてしまわぬように
という一節ですね
ここにすべてが凝縮されていると言っても
過言じゃないのかなっていう風に思いますね
その文脈も含めて
その淡々とこの心象風景が綴られた中で
最後の最後にこの一節がドカンとくるんですよ
これがねやっぱすごいグッとくるポイントなんですね
でこの神様を信じるとはっていうところですよね
あの僕の中ですごく
この曲を最初に聞いた時に
神様を信じるって何なんだろう
っていうことをすごく考えたんですね
で僕個人的になんだろう
こう昔結構その神様っていう言葉苦手だったというか
ちょっと拒否反応あったぐらいなタイプだったんですよね
なんかこうね神様みたいなものを信じて
なんかね祈るみたいなことって意味あんのみたいな
うさんくさくないそんなのっていう風に
思ってる側の人間でした
なんですけどなんかこの歌の中の神様を信じる強さを
僕にっていうフレーズは
なぜかストンと入ってきたんですよね
でそれが何でなのかなっていうことを考えた時に
多分ここで書かれてる神様っていう言葉は
僕が何だろう解釈してきた神様っていうものとは
なんか全く別の種類のものだなっていうのを
なんか直感的に思ったんですよね
僕がその昔思ってたのは
何かこう誰か一人神様っていう人格があって
でその人に何かお願いしたりとか頼むみたいな
そういうイメージがあったんですけど
なんかこの曲はどうやらそういう雰囲気じゃないんですよね
でそれについて僕なりに考えた結果ですね
この曲の中の神様を信じるっていうのは
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多分この世界の至るところに宿る
美しさみたいなものを信じるってことなんじゃないかな
っていう風に思いました
だから何か一人の神様というよりは
至るところに宿ってるよねっていう
イメージとしては八百万の神みたいな
結構日本的な神様の概念に近いのかもしれないですね
宿ってるよねそこら中にっていう
例えばなんだろうな
朝ちょっと丁寧に入れてみたコーヒーの中になったり
子供がぐちゃぐちゃって書いた
謎の落書きの中にであったりとか
あとは何だろうな
好きなもので散らかった部屋の中にだったりとか
そうだな
まあ風の谷の風の谷にひっそり佇む
カフェの中にであったりとか
誰かが何気なくつぶやいた言葉の中にであったりとか
もちろんこれを聞いてくださっているあなたとか
僕の中にとか
そういったところに美しさっていうものは
宿っているんじゃないかなと
そしてその存在その美しさの存在を信じる
っていうことが生きる力っていうものにつながるんじゃないかな
っていうふうに
僕はこの曲を聞いた時に思ったんですね
だけどもっと言うと
それは簡単なことじゃないっていうことも示されているんですよね
神様を信じる強さを僕になんですよね
だからこれ信じるには強さが必要で
その裏にはやっぱり人は弱いっていう
そういう絶望もあるんですよね
やっぱ人っていうのは弱いから
どうしようもなく
現実がうまくいってなかったりすると
その美しさみたいなものって信じれなくなっちゃうじゃないですか
なんか人生って結局辛いことばっかじゃないかとか
ね結局SNSとか見て
人は結局醜く争ってばっかりじゃないかとか
やっぱそういうとこ見ると
本当にその美しさなんてあんのかいっていう
気持ちにもなっちゃうっていう
だからそういう絶望が前提にあるなっていう
だけどそんな絶望の中で
こうじっと祈ること
なんかその祈ること自体が
実は何よりも美しいものなのかなっていうふうにも思ったりするんですよね
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そんなふうなことを
なんだろうなこの天使たちの心という曲を聴いて
思ったりしています
でこの小澤賢治っていう人は
おそらくこの曲に
こう音楽人生をかけて伝えたいことのすべてを
込めてるように思うんですね
そのくらいこの曲が持つエネルギーは凄まじいです
そしてその中心にあるのは
なんとなく寂しくて
それでいて温かい祈りみたいなものなのかなっていうふうに思うんですよね
だからなんかこの曲を聞くと
そういう祈りに触れた気持ちになるというか
なんかそれがなんだろうな
金銭に触れてくるんだろうなっていうふうに思いますね
なんでこの曲を聞くたびに
なんかこう新しい美しさみたいなものを
こう自分の中に発見できるんですよね
特になんか寂しさみたいなものを感じてる時なんかは
特にそういうものをなんか見つけられるような気がしています
でちょっと時間も時間なんでそろそろ閉めていくんですが
天使たちの心という曲は
最後こんな一節で結ばれています
賑やかな場所でかかり続ける音楽に
僕はずっと耳を傾けているという一節ですね
今尾座けんさんのね耳にはどんな音楽が聞こえてるんでしょうかね
なんかねとても美しくて
心地よい音楽が鳴ってるといいなっていうのをね
こうひっそりと祈りたいなって思います
そしてまあ僕もまたね同じように
なんかそういうものにそっと耳を傾けてみたいなっていうふうに思います
ということで13分半とねとても長い曲なんですけど
それだけのエネルギーが詰まっている曲なので
まだ聞いたことないよっていう方はね
ぜひその13分半を捧げて
この祈りをね感じ取ってみてくれたら嬉しいなと思います
はいということでちょっと長い音声になっちゃいましたけど
最後まで聞いてくださりありがとうございました
野間でした