株式会社10XCFOの山田です。この10XFMは、10Xをつくるオミッションに、
高利貸貸向けECプラットフォームStellarを提供している株式会社10Xのメンバーが、
キャリアや日々の出来事、学び、プロダクトに対する思いを積み隠さずリアルにお届けしていく番組です。
今日は山田の部屋の企画で、hacomonoの上村さんをゲストとしてお呼びさせていただいて、
最近話題になってきているようなBizOpsという機能や役割について、
日本の第一人者の一人である上村さんからお話をお伺いできればと思っています。
上村さん、今日はよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
早速なんですけど、上村さん、聞いていただいた方、hacomonoのことをご存知の方もいらっしゃると思いますし、
逆に知らない方もいらっしゃったりとか、上村さんのことも知っているよという若い人もいると思うので、
ちょっと簡単に上村さんの自己紹介をお願いしてもよろしいでしょうか。
はい、承知しました。
改めまして株式会社hacomonoの上村と申します。よろしくお願いします。
どっちから先にしようかな。まず会社ですね。
株式会社hacomonoという会社は、いわゆるSaaSのスタートアップでして、
主にフィットネスジムとかスポーツクラブ、ヨガとかですね、ピラティス、
もしくは最近無人のインドアゴルフのですね、練習ができるようなインドアゴルフ場なかったりするんですけれども、
そういうところに使ってもらえる会員管理のシステムを提供している会社になっています。
業種特化のバーティカルな会社になりますので、会員管理だけじゃなくて予約とか決済とか、
その店舗のデータ分析であったりとか、あとは無人店舗のカギですね、
いわゆるスマートロックの分野なんかもやらせてもらっていて、
そういった店舗を経営するときの必要なITシステムをオールインワンで提供することを目指している会社です。
その中でですね、私はBizOpsという部門の責任者をやっていまして、
今会社200人を超えてきたところなんですけれども、その中で合計9名のチームを見ていまして、
主に会社のデータ活用を司ってやっています。
僕自身の紹介を少しさせていただきますと、今ちょうど40歳なんですが、ここで3社目でして、
1社目はENJAPANという人材の会社で営業職をしていまして、
いわゆるインサイトセールスというのはテレヤポとかですね、フィールドセールスというのは飛び込み営業とかですね、
そんなことをやって現場の営業をやらせてもらった後に、そのしばらくコープレート部門のほうでですね、
会社全体の仕組み作りとか、いわゆる上質IT企画なんていうのをやらせてもらっていて、
2社目はBRAINPADというITコンサルでもあり、サースプロダクトをやっている会社に行って、
そこで今11年ぐらいいたんですけれども、2社目ではコープレートの仕事を前半半分と、
後半半分、5、6年ぐらいはですね、B2Bマーケティングとして、いわゆるリード獲得とか、
展示会に出たり、ウェブサイトをやったりとか、あとはMAを使ったりとか、
そういったことをやらせてもらっていて、2022年の4月、今から1年、4ヶ月くらい前ですかね、
に箱物に入ってこのBizOpsという部門をやらせてもらっている。
そんなようなですね、キャリアの人間になります。
今日はよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
すごいいろんな幅広いキャリアのご経験をされてきて、
それがあれですかね、今のBizOps取り組みにもかなり生きていらっしゃるのかなというのは想像したんですが。
そもそも神村さんが箱物にジョインされたときって、授業に何名くらいだったんですか?
当時で60名ぐらいですね。
かなり1年4ヶ月で急拡大してきて、それを支えていたという部分もあるという感じですかね。
そうですね、ちょうど私が応募した頃がシリーズBの調達をする寸前の頃でして、
ある程度プロダクトが固まってきて、このプロダクトをグーッと広めていく、スケールさせていくフェーズだったので、
急激にやっぱり営業の人数とか、マーケットの予算も増えてきましたし、
ビジネスメンバーを入れて拡大させていこうというフェーズでのプロダクトになりましたね。
なるほど、なるほど。
神村さん自身はそもそもBizOpsっていうものを箱物さんにジョインされる前から意識された感じなんですか?
正直言うと、箱物からもらったオファーレターにBizOpsのマネージャーって書かれてですね。
なんだこれ。
初めて聞いたときこんな部署があるんですか?って聞いたら、
いや君が入るから作るんだよって話を受けてですね。
そこから調べたりしながら、
ちょうど自分のやってきた仕事っていうのに名を付けるんだったら、
確かにこのBizOpsっていうものになっていくんだろうなと思っていたので、
それは私はすんなり入ったんですけれども、
例えば箱物に入ると同時に知って、今実際従事しているというような感じですね。
なるほど。
ちなみにそれはじゃあ当時オファーレター、
そもそもどういう前提で受けられていたのかとか、
その逆にオファーレターに書かれて、
同時時点でBizOpsっていうのを具体的なイメージが、
その経営人側ですかね、方が申し上げたのかとか、
その辺りの経緯ってどんな感じだったんですか?
そうですね、それでいきますと、
僕自身もですね、スタートアップを受けるときに、
割とビジネス部門、何でも見ますよって話と、
あとはやっぱりこう、
拡大していくフェーズの、
スケーリングさせるところっていうのをやりたかったので、
あんまりこだわって営業やりますとかマーケやりますではなかったんですよね。
なるほど。
今マーケの経験も、営業は別に僕プレイヤーとしての経験はすごく少ないんですけれども、
ある程度感覚ある中で、
あとは、ITをずっとオープラートの方だったり買うような、
僕は職種でもあったので、
ITを買う側の感覚とか収める側の知識っていうのもあったので、
カスタマーサクセスの部門なんかも興味があって、
何でもやりますっていうような正直、
オープンセッションで応募して、
その中で特に型作りとかマイネーブルメント、
そういったオペレーションの作るとか、
あとはそれを見たような管理会計であったりと、
サースなんかも正直全職の反省と学びの中で、
ちゃんとデータを見ていないと、
現場主導で改善とかをしていると、
個別最適というか袋工事の方に行っちゃったりしていて、
本当に必要な改善に経営者のリソースも意識も向かなかったり
なんていうのは結構反省点でもあったので、
ちゃんとデータを見ながら、
サースの経営っていうのの勝ち取りをするようなことをしたくって、
なんていうのは割とフワッと応募をしていたら、
そういったオファーレターが来たという感じがありましたね。
っていうのをつけてクイックに挑戦していったり 調整していったりですね
そういった意味ではそういうのをコミュニケーションの頻度を高く持ったりすることで かっこよく言ったらアジアイルにやってきていますし
逆に言うと流動的にある種こうでしょうね
あんまり良いかと思われてないというのが僕の勧め方ではあるので人によっては パケット決めたいとか決めるべきなんて声も聞くんですけども
今この段階においてはそれくらい流動的な方がお互い使い勝手がいいかなというのを感じていますね
確かにすごい今の話は納得しながら聞いてたんですけど 我々も実は最近
そういう横の連携を強化するっていうことに やっぱりようやくというか時間を使うようになってきていて
結局その縦のラインのワンワンとかものすごい前から設計してやってたんですけど
やっぱり横腰の連携 特にいわゆるコーポレート機能、BisOps機能みたいな人たちと各フロント、事業部門の人たちとのコミュニケーション
結構現場レイヤーで色々コーポレート側が自発的にサポートしていくみたいなことが多かったんですけど
なんかよく色々話聞いてくるといやそこより実はこっちやってほしいんだよねみたいなニーズだったりとか
でも逆にコーポレート側はいやこっちの視点で見るとやっぱりこっちの方が大事なんだよねみたいな部分で
結構現場だけだとやっぱりそこの優先順位とか時間の使い方ってあとはまさに先ほど線引きの話とかも含めて
やっぱりちょっとこう曖昧さが生まれてきて若干効率悪くなってるなみたいなのが見えてきたので
結構ちゃんと私とか部長レイヤーとかがその事業側の責任者レイヤーとちゃんと話をして
今どういう課題をフロント部門が持ってるかみたいなところに対してちゃんと荒いにしたものをサポートしていくっていうのは最近すごく意識してて
いやほんとそうだななんか線引きしようとしても仕切れないし
なんか1ヶ月経ったらそもそもその線引いてた意味あったんでしたっけっていうぐらい全然状況が変わってるので
あんまりなんかそこに時間を割いても少なくともねこの急成長する急変化するスタートポイントにおいてはあまり意味を持たないかなっていうのがすごいおっしゃるとおりだなと
そうですね でも本当にある種こう不安と隣り合わせで割って
そういったカブル部門もどんどん出てきちゃいまして
あとはこれともそうとあっちに任せた方がいいのかなと思いつつこれ奪ってもあんまりにもあっちの仕事を奪いすぎかなっていうのも
割と常にこうちょっと不安ながらやるんですけど
それをやっぱりなんかねお互いで暗黙でもっちゃうとどんどんどんどん特にうちの会社のプルリモートなので出社しないような形なので
どんどんどんどん不安とすれ違いが増幅されてしまうのでそういった意味では会話でしばらくはなんとかしようかなっていうのが今のところのやり方ですね
なるほど 間違いないですね ありがとうございます
ちょっとじゃあもう少し具体的な取り組みっていうところで実際ちょうどグループ出されたのがちょうど8月の12日かですね
最近ノート書かれたBizOps実践編というのが書かれたと思ってまして
ちょうど私も事前に神村さんに教えていただいたのでしっかり読ませていただいたんですが
結構さっきのデータのベースのプラットフォームの整備のところから始まって最終的にはディマンドチェーンマネージメントみたいな
営業とマーケの辺りをご連携の話だったりとかちょっと具体まで触れていただいて
まあでも非常に中小化していただいているので多分どの会社にとっても下のある内容なのかなと思うんですけど
これってなんかとはいえ全部やろうとするとかなり壮大な取り組みで
まさに神村さんが1年4ヶ月かけてやられてきたような取り組みだと思うんですが
これってなんか実際やる時ってどういう優先順位とかまずはやっぱりどういうとこから取り組むのが重要
もしくは当然その会社の置かれている状況にもよると思うんですけど
神村さん並みにこのプロセスをじゃあ新しい会社でリゾプスゼロから立ち上げるってなった時に
どういうふうに活用して入れていくみたいな感じになるイメージですかね
そうですね
もしもう1回やるならばやるならばですけども
第一に手をつけるのはまずはこれでいうところのデータアナリティクスのところですかね
まずは自分自身が見たいデータとかがどこまで取れるんだろうかとか
いうのを取るための活動っていうのはまずは着手するかなと思います
そこは当時の会社のCEOとかCOとかある程度上の方と話を聞きながら
次の意思決定のためにどんなデータがあったらよりその意思決定の精度って上がりますとか
現場で見えてないものありますとかっていうのは多分ティアリングをした上で
そういった見たいものに対して見れるものっていうのは多分ギャップがあると思っていて
ここをまずは把握するっていうのが第一番
結果的に見れるものとのギャップが大きければ
このノートで言うとこのデータプラットフォームとして業務システム手を入れなきゃいけないかもしれないし
またまた手段としてシステムがあっても現場が入れてくれてないなんてことがあれば
これで言う4番目のオートメーションのところで何か現場を支援していったりとか場合によってはルール作り
時には共権発動かもしれないですけども
このデータは絶対入れてねっていうので入れるようなオペレーション作りをするかもしれないし
そういった意味では2番目のアナリティクスのための手段がデータプラットフォームとかオートメーションかなとも思っているので
ではそこを起点にしていくだろうなとは思います
ただもう別の観点でいくとこれよりも先にでも本当に何よりやるものがあるとするならば
僕やっぱり現場のマネージャーもしくは自分たちの上司だったり経営人と
定期的なワンオンワンをすることとしてもらえる関係性の信頼関係を築くこと
よりまず第1番カードでもあえて1番と言うならばこれちゃんとワンオンワンをきちんと入れて
みんなから寄与するよりは何より1番ですかね
確かに確かに
その後者の信頼関係ってちなみにどうやって作っていくものですか
なかなかその関係性としても必ずしも縦のラインの関係じゃない中で
その神村さんに対して狂気に開いてオープンに話そうっていう
やっぱりそこってすごい大事な1本目だと思うんですけど
なんかそのあたりって多分いろいろ流派はある気がするんですけど
神村さんの場合ってどういうふうにやられてるんですか
そうですね
何かちっちゃなことで役に立つなんていうのと
良い意味で話し合いで壁打ち相手になるっていうところなのかなと思っていて
今回僕のマネージャーロールだったらこういう年齢での入社でもあって
お互いにあちらからしても
たとえ何かしらのマネージャー経験の人間が入ってきたんだなと思うと
相手の話に一旦聞いてあげたり壁打ちしたり
たとえだったら僕の前職だったらこういうのあったよなんていうのを
乗れるくらいには知識もあったので
神村と話をしてると何かしらちょっとヒントになるとか
なんか自分の頭の整理になるくらいにはその会話を
会話といいますかワンオンオンの時間を有意義なものにしたりとか
あとあちらからもなんとかさんの部門とか業務の中で
こういうのってもしやったらちょっと良くなるんじゃないかなとか
こういった場合にデータ活用もそうかもしれないし
何かってやったらどうかと思うんですけどどうですかねなんていうふうに
軽くちょっとアイデアを話したりとか
そういうまず壁打ち相手として面白かったものが一ですし
あとは大抵なんかしら困ってるんですよね
特にデータ見れないとかそういうところとか
オペレーションこういうところをシステム落としてないなっていうのも困ってたので
じゃあそれやっときますねなんていうので
自分の宿題して持ち帰ってやったりすると
そんなことをやってるうちに
上村と各種いっぺんと話すっていうのはめちゃ悪くない
逆立つなっていう風になっていて
だんだんこちらから逆に何かお願いしたりとか
もうちょっと深い課題が話してもらえるようになったり
そんな割と地道なサラダ屋台をたくさんやってるような感じがありますね
なるほどそういうのをできること自体が結構貴重ですね
さっき上村さんがまさに俗人化を避けるみたいな話をされてたものの
一方で最初はやっぱりそれを受けられるキャバシティとか
いろんな経験の幅がある上村さんだから
そういうところがありそうなんで
いやーなんか立ち上げは一定促進
稼ぜざるを得ないのかなって
ふと聞いて思いました
一人そういった外部社内コミュニケーター役は一人いてくれれば
そこから先はまあいいので
誰かこういう人を受けると
結構役割分担かもしれないですねチームの中でも
そうですね
ありがとうございます
あともう一個掘り下げてお伺いしたいのが
ノットの中にあって
ディマンドチェーンマネジメントのところ
これ結構我々はまさに
マーケットリードと
実際それを要はコンバージョンするときの
ミスバッチみたいな話とかも
もっと言うとその先
ポストセールス文脈で来た時のアップセールクロスセールとかLTVチャーンみたいな
意識をした時にやっぱり本当にクオリファイドリードって何なんだろうみたいのは
多分すごく特に初期ってまだ解像度も低いし
LTVなんかも完全な理論値だったりするじゃないですか
なので多分そこちゃんと書く
チェーンそれぞれの段階
パネルの段階のメンバーが
密に連携していかないといけないんだろうなっていう中で
という結構私自身も課題意識持ってたので
ディマンドチェーンマネジメントの話はまさにその通りだなと思ったんですけど
これ結構やるには相当ちゃんとマーケ実態とか営業とか
500増みたいな立体理解が求められると思うんですけど
そこってやっぱあれですか
上野さんの場合もいろいろヨロゼア的に入ったりとか
さっきのワンオワンとかがあったからベースの知見があったがゆえに
比較的こう入り込めたのか
もしくはそこってこうどういう風に解像度上げながら
うまく全体の調整されていくのかなっていうのは少し気になったので
お伺いしてみたいんですがいかがでしょうか
そうですね
もともと僕自身がこの営業やマーケティングをしてたり
っていう中でまずこの個人営業
ないしはB2Bマーケティングに一定の理解があったっていうのは
結果的にラッキーだった資産があったっていうのは前提なんですけども
そうですね
これもさっきも言ってなかったんですけども
営業投稿はこの会社内で結構いっぱいやらしてもらったんですよ
お客さんのことを知りたいとか
お客さんを実体掴みたいっていうのは
転職した時の理由でもあったので
数えてると20回ぐらいまで数えてて
全部自分で議事録取ったんですけども
やっぱり営業についていかせてもらって
という時には新製品とかであれば
自分が直接話したりキアリングをしたり
させてもらってやるっていうのをやらせてもらった結果
例えばそれが20回とかであっても
あのお客さんこんなこと言ってたなとか
あのお客さんっていうのはこの製品のことを
こういうニーズとか何かジョブの足しにしたいから
これを買おうとしてくれたんだなっていうのは
いくつかの実例と顔が思い浮かぶレベルで
頭にお客さんが浮かんでるんですよね
これがすごく後々プラスになったなと思っていて
またもし僕は別の会社に変わるとしても
営業動向はこれは一時でも時間取ってやろうかなと思うんですけど
ここがプラスになったのがすごくあると思っています
なるほど めちゃくちゃ大事ですね
グラフィックについてはどうしようね
大きく3つの知識が必要なんだろうなと思っていて
今改めて思うと
1個は主にWebマーケティングと広く言ったらいいでしょうかね
クッキー周りの話とかのフォームに関する
知識とかっていうような
Webのデータを運ぶのに使うための
道具の知識っていうのが1個必要だと思っていて
これが1個
あとは2個目はですね
主にマーケティングから営業に渡すところの
最適化という観点でいくと
リード獲得の手段ってどういうのがあるのかっていう
マーケティングの知識ですね
もしくはWebからの何かしらのフォームにおいても
問い合わせ製品資料 ホワイトペーパーとかですね
あとリード獲得 比較サイトとか
いろんな手段があると思うんですけども
大体どういう手段があるのかっていうのを
網羅的に知っていることと
それぞれから割と濃いリードが来るのか薄いリードが来るのかと