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詩吟の魅力を発信する、詩吟チャンネル
おはようございます。こんばんは。詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟力20年以上の私、heyheyによる、詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力や吟じ方について、分かりやすくざっくばらんにお話ししていくチャンネルです。
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
もう本当に暑いですね。暑い。
そして、普段は娘を、車を使って、車1台で僕が仕事に使っているので、車で保育園をお迎えしているんですけど、
最後、家に連れて帰るときは、奥さんが先にちょっと早く帰るからやってるんです。
今回、僕も出張があったんで、電車で行って、電車直結の保育園なんで、そこで娘を連れて、
徒歩12、3分くらいのところに帰ろうかって言ったら、本当に大変で、その日の体力の半分くらいがそこで全部使われた感じになってます。
ベビーカー持ってきたけれども、ベビーカーは乗らない。
そもそも保育園から出るためには、10分くらい保育園の先生と一緒にラプンツェルの髪型を模したビニールテープを髪の毛にくっつけたりして、何とか出てくれて、
そこから、じゃあベビーカー乗らない。でも階段は降りたい。
つまり、俺は抱っこで15キロを抱えながらベビーカーを持って階段を降りて、そこからまた駅をまたぐために階段を登ったり降りたりして、
いやでもやっぱり歩きたくないって言ってから、今度は片手でおんぶしながらベビーカーを押しながら、それで10分くらい歩いてたら、本当に体力がカスカスになっていって、
奥さんから日々の大変さ分かったって言われて、もうその通りでございます。
早く近いところ引っ越そうねということで、今引っ越しの準備を頑張っているところで、奥さんが主に動いてくれてるんですけど、そういう状態です。
いやもう嫌い決まってですね、本当に今大変ですね。2歳10ヶ月、そろそろ11ヶ月かな。もうですね。
では今日も頑張っていきたいと思います。
詩吟における集中力の意味
今日お話しする内容はですね、死因における集中力の重要さというテーマで、さくっとお話ししたいと思います。
こちらのご質問いただきました。
死因でですね、大会でなかなかうまくいかないと、うまくいったと思ったら実はのど声だったり、うまくいかなかったと思ったら意外とちゃんとできていたり、わからない。
そしてその死因における2分間とか5分間とか、集中しないといけないけれどもなかなか難しいということで、この集中力についてお話ししてくださいというご相談がありました。
まあもう僕もですね、そんな完璧にできているわけでは決してないんですけれども、少しでもわかりやすくお伝えしていこうと思っております。
僕もですね、小学校の時に実は空手をやっていたんですよ。空手少年、少年の部で苦労日までは取ったんですよね。
まあでもセンスのいい友達がいたんであっという間に抜かされたんですけれども。
武道、死因は銀道と言われますし、空手は武道と言われますよね。空手道とか言われますけど、やっぱり道とついて、他にはいろいろありますけれども、僕は空手と死因が似ているなというふうに感じました。
これどういうところかというとですね、空手も大会の組手で戦う時は数分間だけなんですよ。
まあ長くて10分あるかないかなんですが、その数分間を本当にその時間だけはですね、フル集中しないとあっという間にやられてしまう、痛い目を見るんですよね。
死因においても本当にわずか2分間ですね。この2分間は武道における試合が始まったぐらいのように集中しないと戦えない、そういうものかなと思っております。
ついつい死因となるとですね、声を出すから歌と同じじゃないかというふうに思われるんですが、僕もゴスペルもやってますんでね。
でもそのゴスペルを歌い始める時と死因を吟じ始める時のですね、覚悟、心構え、集中力、こういうところが違ってくるんです。
歌を歌う場合は伴奏に合わせてより心地いい感じでリラックスして歌い始めるんです。
一方で死因の場合はですね、今から始まるぞ、始まるぞ、自分はもう身を整えてカッと、目を見開くわけじゃないですけど心の中で目を見開いてその2分間を吟じ始めたらもうノンストップでやりきる。
そういうような違いがまずあるということを認識しておいてもらった方が良いのかなと思います。
ただなんとなくダラーっと始める人が大会で結構多いんですよね。
銀大作者を言って弁清とスルスルとまるで歌が始まるかのように始まる方が多いんですけれども、それは本当に死因における覚悟の持ち方集中の仕方がそもそも違うと思います。
そうではなくて本当に戦いが始まったかのようなですね、死因は本当にガンガン声を出して体のエネルギーをフルスロットで使っていくような激しいものですから、やはり覚悟が要る心の準備が要る。
始まったら集中し続ける必要があるというものになっております。
この集中に死因を吟じ始めるとはどういうことなのかという心構えの話をまずさせていただきました。
集中力を高める具体的な方法
そして2つ目なんですけれども、2つ目はですね、集中しようというためにはできることをやりましょうという話ですね。
具体的には姿勢と呼吸ですね。姿勢と呼吸、あと導入の入り方でしょうか。このあたりがやれることになります。
大会においてはですね、ある意味自分が吟じ始めるまでの流れというものは決まっているんですよね。舞台袖、ある意味舞台の横、舞台袖で10番前くらいに待っていてですね。
そこで今か今かと心の集中をだんだん上げていって、マイクの動きとかどうかなとかセットしていって、そこから舞台袖からマイクの方に上がっていってお辞儀して吟じ始めるというこのルーティーンですよね。
このルーティーンを本当に自分で今まで決めた通りに淡々とやっていくことで、ある意味このルーティーンをこなした時に私は集中するんだというそういう流れを作っていった方が良いと思っております。
僕は普段そういう風にしていますね。舞台袖にいる時から肩を揺らしたりしてですね、ちょっとストレッチして着物を整えて、5番前とかにマイクの動きとかをちょっと確認して、その後からは今日どんな風にやろうか。
いざ吟じ始まったらですね、もう吟だけに集中するというところになります。このルーティーンを大切にするというところが集中力を維持するためのポイントになってきます。
そして吟じ始めるところですよね。吟じ始めるところ。これも吟の姿勢というものが大事です。最初からガチガチに固まっていたりですね、逆にダラーンとしていたらやはり集中した吟というものはできないですね。
まず姿勢は本当にちゃんときれいに整える必要があります。男性であれば肩幅、女性であれば少しそこから狭めたぐらいでですね、足をちょっとV字に少し広げるような感じ。男性はしっかりと平行、平足立ちみたいな感じになるのかなと思います。
で、でっちり鳩胸でしたっけ、ちょっとお尻を出して少し胸を開いて、そういうような形でまずそのできることを整える。体をちゃんとそういうふうに整えることも、それは集中力関係なしにできることですから、そのルーティーンの中で自分の姿勢を整えていく。
入りのルーティーン、そしてこの姿勢の整えですね。そして吟じ始めるところ、それは次は呼吸のルーティーンがあります。これは僕の場合はですね、舞台袖から上がっていくところで結構息をすでに吸ってから吐き、ちょっとスーッと吐きながら舞台の前に上がっていく感じかなと思います。
で、伴奏がまだ流れているんですよね。で、その中で息を吐き切って伴奏の途中で、ギューッと本当に吐き切ってから伴奏の途中でスーッと吸って、で溜める。溜めて心の準備も整ったところでブーンスイートというふうに入る。
この呼吸のルーティーン、この入りまでのルーティーンと姿勢のルーティーンと呼吸のルーティーン、ここをですね、淡々と淡々とこなしていくことによってだんだんと自分はこの2分間の戦いの場に赴くんだという、そういう流れでやっています。
で、いざ始まったらですね、始まったら意識することは2つ3つぐらいまでに絞ること。そして目線です。目線。目線は本当になんというか、僕はいつも非常口ぐらいの少し斜め上ぐらいの非常口あたりをじーっと見てですね、そこから目を離さないということをやっています。
そこを目をキョロキョロする人はですね、明らかに集中力がない形で、いい吟をしている人はほとんどいないかなと思います。なので吟辞始めてからもその後はもう、冷静と情熱の間みたいなそんな心持ちで視点はずっと動かさない。体も極力動かさない。動かさないからある意味集中できるとか、そういうことになるんじゃないかなと思います。
集中しようって言うとですね、本当になんかあまりに抽象的すぎて取り留めもない気がするんですけれども、できることはちゃんとあるんですね。まずその趣味におけるこの2分間はですね、戦いの場だからそういうふうな覚悟を持つ必要があります。
この入りのルーティン、姿勢の整え、呼吸のルーティンですね。始まったら目を動かして、非常口のあれを見据えるみたいな感じでやっていくとですね、だいぶ吟における集中力というものも上がっていって、本番でもより良い吟になるんじゃないのかなと思います。ぜひ参考にしてみてください。
詩吟の内容と表現
では、後半一つ吟じていきたいと思います。今日吟じるのはですね、どっちにしようかな。伝言雑教、伊藤当該の伝言雑教にしたいと思います。ではまず詩文からですね。
ではどういった内容か。低い垣根は風に押し吹かれて傾き、朝顔のツタが絡みついている。古くなってしまった家は雨漏りが群れてキノコが生えている。どの家からも夜なべ仕事をせき立てるような明かりがほのかにほの明るくもれて、むらむらでは秋の豊作に感謝する朝からの祭り太鼓が賑やかに響いている。
なんか本当昔ながらの美しい光景なのかなという風に想像しながら吟じていこうかなと思います。こんなのどかな感じ。今もう猛暑すぎて全くそんな感じないからですね。そういう理想的な当時の気候を想像したいなと思います。
ではこちらを吟じて終わりますね。
電源雑響。伊藤東海。
ワイリー風あしてっていう言葉がかっこいいなって思って、これ結構記憶してるんです。
途中はですね、ちゃんと意味を理解しないとですね、悲しいのかなとか切ないのかなとかなくはないんですけれども、最後のそんそんの健康修正を冴えず、この辺りの明るく楽しい感じはぜひ残しておきたいなと思って吟じさせていただきました。
またこういうこの吟じてほしいとかですね、リクエストあればコメント欄にお願いします。
あと最後のこのスライドの右上にですね、僕のしぎんのヘイヘイのホームページというものを作ったんで、ぜひぜひ覗いてみてください。
いろんな発信を普段からしております。
ではしぎんの魅力を発信するしぎんチャンネルどうもありがとうございました。バイバイ。