業界新聞の読み方の変化
おはようございます、詩吟ユーチューバーのheyheyです。本日はですね、会社員としての仕事の話になるんですけれども、
4ヶ月前よりも業界の新聞を読むのに時間がかかるようになった話ということでお話ししていきたいと思います。
僕はですね、今下水道業界にいるんですよ。何を、なんでこんなことになったのか、転職しているうちにですね、業界をあまりこだわらずに行くようになっていったら、下水道業界にいるようになったと。
ただ、ある意味、今話題の下水道業界なんですね。ヤシオ氏の事故があって、今はだいぶ劇的な変化が起きつつあります。
特にこの4ヶ月間でですね、今その取締役の現役バリバリだった人が引退するのが近くて、そのマーケティングのノウハウを学んでいて、それが4ヶ月前から始まったわけなんですけれども、
その頃からですね、月に1回ずつ道場という名で研修を受けてきまして、だいぶ見方がですね、変わったんですよ。
一番わかりやすいのはその業界新聞ですね。下水道新聞と水道新聞と水道産業新聞ってものがあるんですよ、世の中に。
それが毎週会社内で回覧で回ってくるんですが、今まではですね、1ページ目をなんとなく見て、ポンって押して次に回すみたいな、そんな感じでやっていたんですけれども、
ここ最近はですね、だいぶじっくり読むようになったんですね。
そう、新聞を読めば世の中がわかるよとか、世の中の動きを考えるといいよとかいうのをですね、昔から言われてた気はするんですけれども、
この37歳になって、この数ヶ月でよくこんなに変化が起きたなというのが自分でも不思議に思うんでですね、
この変化の理由のところをもう少し言語化深掘りしていきたいなと思っております。
えっとですね、なぜこんなに時間がかかるようになったのか、興味関心を持って新聞を読めるようになったのかというところをですね、順番に紐解いていくんですが、
前よりですね、世の中の動きがどういうものなのかが理解できるようになったからですね、
バックボーンとしてどういう動きがメガトレンドみたいなものが背景にあって、そして国の動きというものがどういうふうに流れていくのか。
国というものはですね、急にある日突然バーンと動くのではなくて、そこに至るまでにですね、検討委員会が立ち上がったり、それを受けて予算が、予算の審議が行われたり予算の要請が行われて、
それを実際に実行に移すまでの予算の決定があって、それが配分されていってみたいな、そういう流れがあるわけなんですけれども、こういうところがですね、今更ながらに理解できるようになったんですね。
そこは、今回の研修を何回か積み重ねていくことで、このヤシオシの事故が起きて、こういう検討委員会が立ち上がって、それを受けてさらに具体的な委員会が動き出して、
そこから予算の方につながっていってみたいなですね、そういう話が教えてもらったことによって、新しい記事が出てもですね、この委員会の第何回目の会合なのか、じゃあ前よりもこういう感じでちょっと具体的に進んでいるかなとかですね。
国がこういう予算の話を話し始めましたってなった場合に、ああそうか、この時の検討委員会の内容をそのまま受けてるんだなとかですね、そんな感じで今までバラバラでただ難しい漢字が並んでいるばっかりだったのはですね、どの委員会も全部同じに見えていたんですけれども、ようやくそれ一つ一つがわかるようになった。
それぞれの組織の位置づけというものが頭に入ってきたからですね、流れが見えるようになったっていうのが大きいかなと思います。
ただですね、こういうのですね、たぶん一番上から教科書的に学んでいたらあんまり興味関心持てなかったと思うんですよね。
国というものはこういう組織がいっぱいあって、順番にこの組織は何々で、この組織は何々で、予算の流れというものはこういうものでというのはですね、先にもう全体を網羅するかのごとくを教わっていたらですね、たぶん途中でやる気なくして終わっていたし、それが新聞を読む興味関心には繋がらなかったと思うんですよね。
それよりも、今目の前で起きている事故、事件、もしくは自分の会社に直接ありそうな危機ですね、その危機に対して新聞の記事がどのように繋がっているのか、そういったエピソードをいくつかいくつか学んでいくというところ、それによって小さな流れを感じる体験を何度か繰り返すことによってですね、
ここからこんなところまで読み取れるのか、ここからこんな大きなトレンドの流れが来ているのを感じれるのかとかですね、そんな風になっていくと、普段流し見していたこの業界新聞の記事がですね、ようやく全て意味がちゃんと繋がるように意味を感じれるようになってきたんですね。
だから国交省の誰々さんが話しているということは、この話はもしかしてこういうことなのかなとかですね、そういう想像が働いたりしてきました。今までは、いや、ただこの新聞をよく読んで関わるところちゃんとアンテナを張りなさいとか、そういう抽象的なこと言われても全然全然変わらなかったんですけれども、この数ヶ月でそういう経験を繰り返すことでだいぶ変わってきたなと。
学びと成長の実感
そしてあとは、アウトプットする必要性に駆られたってところもありますね。君はこの何々というテーマについてトレンドをもう少し調べてみなさいという、そういうテーマを与えられて、新聞記事なり自分なりにネットで調べたり、もしくは業界紙を在庫を漁ってですね、2年分ぐらいバーッと調べてみたりして、そういうことを繰り返して出力して、成果を報告するという。
こういうことも行うことで世の中が単発的に三発的に動いているのではなくて、全部が結構繋がってうねうね繋がっているんだなというのが見えてきた次第です。
今更ながらとも思いますけれども、今のうちにこういう経験、こういう物の見方ができたっていうのもありがたいなと。
それがなかったらずっとそういう物の見方しかできていなかったんでですね、こういう自分の成長を感じられて良かったなというところです。
これは下水道業界に限らず、もし自分が他の業界に行った時もですね、そういう物事の捉え方は全然使えるなと思ったので、良かった良かったというお話でした。
誰かの参考になれば幸いです。
ではバイバイ。