ジェンダーやLGBTQなどについて、気づきをくれたり固定概念を覆してくれたコンテンツを紹介してみました。
ロンドンの社交界が舞台 Netflix「Bridgerton」/当たり前が当たり前でなかった時代/古くからの慣習に囚われる必要はない/是枝監督の「怪物」/子どもとジェンダー/自然なものとして描かれることの大切さ/余白の多い作品がすき
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自分と向き合う時間に寄り添う、女性ふたりの雑談番組。
考えるひと・いしだと、感じるひと・みずほが、日々のもやもやや気づきについて、ランタンに願いを込めるように語っています。
ひとり時間や眠る前、そっと耳をすませたくなったときに。
毎週水曜配信中。
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00:04
このポッドキャストは、考える人石田と、感じる人Mizuhoがお届けする番組です。
夜空にランタンを飛ばすように、私たちの考えや思いを解き放つことで、
リスナーの皆さんの心が少しでも軽くなったらという願いを込め、
日々の暮らしの中で気になったことについてお話ししています。
考える人石田です。
感じる人Mizuhoです。
こんにちは。
こんにちは。
今日のランタンは何でしょう?
今日のランタンは、固定概念を覆してくれた作品たちです。
ということで、今日は何でこの回になったかと言いますと、
以前の回で、もやもやについて話した回がありましたが、
その中でネガティブに固定概念が描かれているような作品の話が出てきたんですけど、
石田さんが喋ってくれた中で、
例えばドラマのタイトルで、私のお嫁くんみたいな形で、
男性はこうあるべきだとか、女性はこうあるべきだというものがある中で、
それと逆であることをタイトルにしている。
それもあっていい姿なのに、なんかちょっと特別なものというか不思議なものというか、
描かれているっていうことの紹介があったと思うんですけど、
かつ、そういうメディアだったりとか、ドラマ映画っていうものの影響が大きいよねというところで、
じゃあそういうネガティブなものではなく、逆にポジティブにと言いますか、
固定概念をいい意味で描いてくれた、自分を解き放ってくれた、気づきがあった、
っていう作品も世の中にはあるので、
今回はそういうものの中から、私たちが出会った良かった作品をちょっと話してみましょうということになりました。
そうですね。だから、そういう特別なものとして描かずにいくまで、
そのままの姿で自然と物語に登場してきているものとか、そんなものを紹介したいと思います。
はい。で、私なんですけど、
私はネットフリックスの海外ドラマなんですが、
ブリジャートンっていう、日本語だとブリジャートン家ってなってるんですかね、
という作品なんですけど、石澤さん知ってたり見たことありますか?
ないです。
そうですよね。石澤さんぽくないです。
あ、そうですか。
どんな作品かというと、19世紀のロンドンの社交会を舞台にしていて、
恋愛ドラマですかね、すごいざっくり、ジャンル的に言ったら。
なんですけど、その舞台で恋だったりとか、名誉をめぐる人間模様が描かれているドラマになっております。
なので、一見すると本当にエンタメ性が強いというか、軽く見れる恋愛ドラマだなっていう印象があるんですけど、
03:05
私も最初はそういう印象を持っていたんですけど、
よくよく見ていくと、それ以上のものが隠されているというか、素敵なドラマだなと思って今回紹介するわけなんですけど、
見ていると、昔の社会なんですが、
女性って男性から求婚されることであったりとか、求婚した先に結婚して子供を産んで、家の中で家族を支えるっていうことが、
女性の幸せであり、すごい重要なことなんだっていう、本当にそこに重きが置かれていることが見ていてすっごくわかるんですね。
で、それってだいぶ現代薄れてきているので、あんまりそういった意識を私個人的には抱くことはないですけど、
ここから王を引いてきているんだなっていうか、やっぱり影響はそこから来ていて、まだ残っているものがあるんだなっていうのをすごく感じさせてくれるっていうのがすごくあって、
で、プロポーズとかもですか、今でプロポーズされることはまだ普通だと思いますし、プロポーズイコール男性がやるものだし、
それって男性が女性を選ぶっていう構図みたいなことが、このドラマの中でも描かれてますし、それはまだ今の現代でも結構普通かなって思うんですけど、
これもう何でしょう、その時の監修が今も続いているだけであって、別にこれが絶対的正解でもないし、
そもそも男性が女性を選ぶっていうその構図もどうなんだろうなとかっていうことを考えさせてくれる、考えさせられたわけなんですけど、
さっき医者さんが冒頭で言っていた、普通に見ていて固定概念が覆されるっていうことでは必ずしもないんですけども、
逆に誇張されているというか、今よりもっと固定概念が色濃く出ているものを見ることで、
当たり前じゃなかったことがわかるっていうか、別に当たり前じゃなくてもいいよねって思えたりするとか、そういう効果がすごいあったなっていうのが一つと、
そんな前提がありつつも、多様性には飛んでいるというか、そこに現代の目線がすごい入っている作品でもあって、
例えば女王様が黒人の女性だったりするんですよね。
あとは王様が絶対っていうよりは、権力はどちらかというと女王様が権力があるみたいな、女性側がすごい出てくる作品であったりとか、
あとは、そのさっきの求婚されることが絶対的っていう中で、男性に求婚されやすい、見染められやすいっていうところを必ずしも私はそんなにしたくないという人もいる中で、
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それを尊重する、その葛藤を描かれたりとか、それも良しとされる場面が描かれたりとか、結婚ではなくて自分の仕事、情熱が向くものを大切にしたいと思う女性が描かれたりとか、
っていう形で女性の意思が尊重されるとか、多様性が担保されるみたいなところも混じっている作品ではあって、
なのでここがすごくミックスされた興味深いドラマだなというふうに思いました。
なるほど。なんか新しい視点でした。確かに今よりもかなり昔のものを見ることで、
こんなんだったんだって思うことっていろいろあると思うんですけど、ありがたみが出ますよねっていうか、
今普通だと思って享受しているものが普通じゃなかったんだなっていうことに気づけます。
だからそれを選択し続けることが幸せなのであれば、
今の例で言うと結婚して子供を産んで家庭で自分を生きていくということが自分にとって幸せだと思えばそれを選択していくもありですし、
ただそれが当たり前ではない過去からのそういう慣習がもたらしているものなので、
そこから抜ける選択っていうのも自分を生きるということになるというか、そこにも幸せがあるっていうことは気づけると、
より自分にとっての生きやすさみたいなところが見えてくるっていう気はしますよね。
そうですよね。ミソさんは今言ってたけど、こうやらなきゃいけないっていうわけではないっていうことですもんね。
たまたま昔から伝統みたいなこととか古くの価値観が残っていて、
そうせざるを得ない雰囲気みたいなものは作り出されている部分はあるかもだけど、
なのでそこから外れるというかそこと違う選択肢をするっていうことは、
もしかしたらそのマジョリティにいることよりは勇気を一回いったりとかちょっとやりづらいなと思う部分もあるかもなんだけど、
でもみんながしなきゃいけないっていう決まってる変なルールみたいなものではないんだよっていうことを知ることは大事ですよね。
うん、本当に。
そっか、すごい意外でした。そこのなんかそういう視点からこう今を振り返るっていうか。
でははい、そうなんです。
石田さんが前にそのアーンって飲食店の広告で女性がアーンってやってることを見て、
女性ってもっと他の選択肢があるっていうか、そんなに自分を下げなくてもいいんじゃないかって思ったりとか、
もっと力があるんじゃないっていう話をしましたけど、
そのパワーを思い出させてくれる感じが個人的にはすごいして、
過去の慣習なのであって自分の価値観ではないっていうか、それを引き継がなくてもいいって思うことで、
あ、もっと本当はそこから抜けたら自分ってパワーがあるんだっていう、女性としてっていうのをすごく思い出させてくれた感覚が私はすごいあって、
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そういう意味でなんかおすすめっていうか、見てほしいなって女性に特に思ったりするんで。
もう一度、さっき何でしたっけ。
えーとですね、ブリザードン。
さて、イケメンがたくさん出てくるので、ぜひそういうところ大事ですっていう人にもおすすめしたいと。
先輩のところ大事です。
なるほど。
石田さんはどうですか。
私はですね、黄河です。
何年前?もう2、3年前ぐらいかな。
堀枝監督の怪物という作品です。
うーん。
ちょっとこれはどこまで話すとネタバレになるかわかんないけど、
でも見てなくて見たいからネタバレみたいな内容聞きたくないっていう人は、ここで一回ストップいただいた方がいいかもしれないです。
はい、残念ですね。
残念。スポイラーになっちゃうとちょっと申し訳ないから。
はい。
なんで怪物が今回のテーマにすごくいいなと思ったかというと、主人公は2人の子供なんですよね、小学生の子供。
話の中でいろんなことが起こるんですけど、その中で主人公のうちの1人の男の子がもう1人の男の子のことを好きかもしれないっていう、
それをあからさまに何か説明されたりするわけじゃないんだけれども、それを示唆するシーンっていうのが2,3回ぐらい出てくるんですよね。
そこの部分のテーマっていうのは、この作品のうちの1つのテーマではあるけれど、
それをメインテーマとして、例えばそこにスポットライトを当ててタイトルとか話が組まれてるわけじゃなくて、
その映画の中で起こるいろんなことのあくまでも1つの要素として存在してる感じなんです。
描かれ方も本当そんな感じ。今回のテーマの通り、ちょっとやっぱりそのシーンが出てきたときに、
あ、そういうこともあるよなって私は思ったんですよね。
その子供でもちろん自分の性自認がどうかとか、また体も変化してる途中だし、心だってまだ発達のど真ん中みたいな時期にいるので、
自分でもよくわからないんだけど、そういう気持ちが芽生えてる、体がそういうふうに反応するっていうことは自然としてあるよな、
そういうふうに感じてる子っているよなって気づかせてくれたんですよね。
繰り返しになるけど、私が最もすごくいいなと思ったのは、それがすごく自然に描かれてるっていうことです。
だからそれは取り立てられて、他とは違うものなんだとか、他と違うから、
例えば恥ずかしいことなんだとかって思うことは全くなくて、そういうふうに感じてる子供がいるよ。
子供がただ出てきてる。たまたまその子が主人公であっただけでしたみたいな話なんで、
それはもしかしたら、同じように感じてる子供たちの救いになるかもしれないし、
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例えば同じ親御さんとか同じ年頃の子供と接する大人側にもすごくいい気づきになる。
なんでかって言ったら、私もまさにそうだったんですけど、
子供でそういうふうに感じる子がいるのは当たり前だってことは頭ではわかってても、
それをその映画を見るまであんまりそこにすごく、そうだよなって思ったことが、
思ったことがっていうか頭ではわかってるけど、なかなかここまで想像力を至らせることができてなかった自分がいたんで、
すごくいいなと思いました。
みずほさん見ました?まだ見てない子。
実は見てないんです。これら作品好きですけど、怪物は見たことなくて、
石田さんのこのお話を聞いてから、そこを注目しながら見ることにしようと思って、まだ見てないんです。
わかりました。ほんとネタバレになっちゃったけど、すいませんって感じですが、ご興味があったら見てみてください。
自然に描かれるって言葉にすると簡単というか流すこともできるようなことに感じてしまいますけど、
でもいかに大切かというか、それが逆にちょっと誇張されていたりとか特別感というか、
それこそ普通、一般的なものではないんですよってちょっとでもそっちに触れることで、
みんなそういうふうに思い始めたりとか、そういうふうに扱われ始めてしまうと考えると、
すごいことというか、そういうふうに描いたこと、今の現代の現状からするというふうに思ったりしますね。
ほんとそうです。そういうメディアでの描かれ方もそうだし、
知らず知らずのうちに例えば自分の中でマジョリティとそうじゃない人みたいなふうな意識があって、
例えばちょっとした自分が発せる言葉の中、はしばしとかに、そういう意識がやっぱり出てしまうことってあると思うんですよね。
それで知らないうちに誰かを傷つけていたりっていうことはあるだろうなと思うし、
今までもあっただろうし、これからもある可能性っていうのはすごくあるから、
自分自身も何か映画とかを私は作ったりしてるわけじゃないけれど、
例えば私は記事に関わっているから、そういう記事の中での描かれ方とか表現の仕方とか、
プライベートで誰かと話すとき、特にその人のそういった部分がまだ全然わからない状態のときっていうのは、
気をつけたいなっていつも思っています。
ちょっとホーム椅子のテーマと外れるけど、私、これが監督の作品、もちろん有名な、誰も知らないもそうだし、
あと何だっけ、何家族?
はいはいはい、万引家族。
万引家族、そうそう、万引家族とか、もうすごく好きですけど、多くをやっぱり語らないっていう、
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それは私の完全に思考の話ですけどね、さっき言ったテーマだけじゃなくて、
さまざまなことが言葉で長く語られない。
その余白があるから、見てる側に解釈が委ねられる部分がたくさんあって、
私はそういったものが、例えば美術とか映画とかが好きなんで、そういった部分もすごくいい作品ですし、
あと最後のエンディングに坂本隆一さんのアクアっていう曲がピアノで流れるんですね。
そのピアノを聞いたことが、私が電子ピアノでもう1回ピアノをやろうと決めた理由です。
へー、そうでしたか。
うん、だから今アクア、もうだいたい中級レベルの楽譜ですけど、アクアを弾けるようになったんですけど、
へー。
あの、その映画のエンディングが本当に素晴らしくて、
3回ぐらい見てますけど、絶対そこで私泣いちゃいます、最後。
それはその最後のシーンと、そのピアノの音色がなんて美しいんだろうって毎回思って。
ふーん。
うん、すっごいいい終わり方です、最後。
へー、気になります。
うん、で多分見る人からすると、よくわからんっていう人もいっぱいいると思うんですよね。
多分これ、余白多めの映画にありがちというか、結局何やったんとか、この終わり方はどういうことだったのって、
もやってする人もいるだろうけど、私はすごく好きだし、すごくいいエンディングだと思いました。
なので見てね、気になる人。
うんうん、ぜひぜひ。
こんな感じでね、またまあ今後の3回とかでも、こんな風にね、いい描き方をしてるなとか、
また寄せが担保されてるなとか、そういうものを見たらね、紹介していきましょうか。
うん、そうですね、はい。
今日のランタンで、みなさんの心が少しでも軽くなっていたら嬉しいです。
また来週。
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また、私たちの番組は始まったばかりです。
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