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2025-11-04 21:11

#85 前例なき教育に挑む多様性の学校NSIT、開校1年で見えた苦悩と成果|伊藤穰一 × 松本理寿輝(まちの保育園 こども園 代表)

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「今やってるどのプロジェクトよりも大変」

MITメディアラボ所長、デジタルガレージ共同創業者、そして千葉工大の学長として数々のプロジェクトを手がけてきたJoiさんが、そう語る教育現場があります。

2024年、東京で開校したNSIT。レッジョ・エミリア・アプローチとフロアタイムを融合させた、世界初のニューロダイバーシティ教育の学校です。

「この子はこのぐらいできるよね」という常識が通用しない教育現場。 でも、「まさか」と思うことを突然やってのける可能性を秘めた児童たち。 そんな予測不能な子どもたちを前に、教育者たちは何を学び、何に苦しみ、何を発見したのでしょうか。

開校から1年。まちの保育園 こども園の代表・松本理寿輝さんとと、共同創業者であるJoiさんが、初めて明かす「前例なき挑戦」の真実。

「でも、最高のコミュニティができました」と二人が語る、その先に見えてきたものとは。

多様性教育の最前線から、これからの教育、そしてコミュニティのあり方を考えます。


【編集ノート】

編集ノートでは難しい用語や人物名などの詳しい解説をお伝えしています。

https://joi.ito.com/jp/archives/2025/11/04/006111.html


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サマリー

NSITの1年目では、ネウロダイバーシティに基づく教育方法を取り入れ、子どもたちの幸せを追求する努力が行われています。しかし、多様な特性を持つ子どもたちに対する対応には難しさが見受けられます。一方で、ファミリーとの良好な関係を築くことや、教育コミュニティの力を実感する成果も得られています。NSITの設立から1年が経ち、その苦悩と成果が浮き彫りになっています。伊藤穰一氏と松本理寿輝氏の対話を通じて、未来の教育のあり方やコミュニティの重要性が議論されています。

NSITの教育アプローチ
子どもの可能性を伸ばすとか、本当にそれぞれの1人の子とか特性が社会で幸せに開花するみたいなことを考えていきたいときのアプローチとして、結構建築家の考え方って参考になるなと思ったことがあって。
Joi Ito's Podcast
デジタルアーキテクトで千葉高大の学長、伊藤穰一ことJoyさんが、今一番興味のある分野を深掘りしていくJoi Ito's Podcast。
講習も先週に引き続き、まちの保育園・こども園の代表で、まちの研究所株式会社代表取締役の松本理寿輝さんをお迎えしています。
今日は、昨年Joyさんと一緒にオープンした学校について話をしているみたい。
Joy 今、理寿さんと一緒にやってるNSITは、結構ネウロダバーシティ中心としてやってて、オープンしたときにレジオのやり方とフロアタイムのやり方で一緒にできるかなっていうので、今でも頑張ってやってるんだけども、
でもやっぱり一般の健常者よりもさらに対応になってくると、普通だと直感的にこの子はこのぐらいできるよねっていうのが効かないので、やっぱりコーチングは難しいよね。
僕が見てて今回思ったのは、ある程度ほっとくとこのぐらいはわかるよねっていう常識があると、チームワークもそうだし、アテリエにこういうものがあるとこういうことが起きるだろうという予想外なんだけれども、漠然とした予想範囲の中で、
で、まさかっていうようなことをやったり、これ絶対できるはずだよねっていうことができなかったり、しかもこれってこう一次元的じゃなくて、これはすごいできるけどこれ全然できない、でもこっちの子はこうできるっていう、だから多分パズルとして一段とレベルが難しいような感じがして。
で、もう一つあるのが、ネウロダバーシティっていうと真ん中にいるちょっと普通に近い子よりも上だったり下だったりするので、めちゃくちゃ幅が広くなるので、意外に大変だなっていうのがなんか1年であった結果なんだけど。
そうですね。やっぱ学校のスタートアップって大変ですよね。
大変だよね。今何やってるプロジェクトよりも今大変。
大変。そうですね。
この1年見てみると本当にまずその子供とファミリーはハッピーそうな。
そう、だから一番やっぱりポジティブにびっくりしたのはこのファミリーのハッピーと子供のハッピーとあと心のクオリティが高いよね、今うちに来てる親がものすごい人たちが多い。
そう思います。やっぱり学校を作る時ってまさに本当に一人一人の子供が経験する我々のアプローチっていうことをどう磨いていくかっていうことも大事なんですけど、もう一つの軸としてはそのコミュニティパワーっていうか。
そうですよね。
そこをどうやって同じように子供を理解するかとか、どっちの方向に子供を育ててあげたいかみたいなその感覚とかそのハートの部分がいかに一緒になれてるかみたいなところがあると思うんですけど、そういう意味ではすごく1年目で出会ったファミリーって言い方が多くて。
多いよね。
いいコミュニティができてるなっていう感覚がまず。
それはそう。
あと先生たちもエデュケーターとかセラピストもみんなそれぞれのタレントを発揮して、なんか個性的だし、なんか感じがみんなさんいいじゃないですか。
そういう意味でもチームワークも。
ミッション性が出てきてるよね。もともとあるんだと思う。僕もなんか海外の学校も見ててもそうなんだけども、かなり特殊な人じゃないとああいう現場に集まんないよね。それも結構面白いですね。
そうですね。本当になんで多様なメンバーが集まっているのかと思いながら、でもすごい子供を語って子供のことを理解して、本当にみんな大変な思いもいっぱいしながらですけども、でも本当にいいチームといいコミュニティができたっていうのは1年目としてすごくいいなと思ってはいい。
教育の進化
でもおっしゃるように肝心のアプローチをどうやって磨き続けていくかみたいな、多分完成はないんだと思うんですけど。
他の学校、世界中いろいろ見たけど、意外にないんだよね。だからなんか僕らもいろいろリサーチして、多様な子たちのいろんなサポートするんだけれども、やっぱり一般的なカリキュラムに持っていこうとしてる学校が多いのと、
レジオみたいに子供の意思を尊重したプロジェクト型のものと、あとはこのネウロデバーシティをうまく合体できてると、実はないっていうのが最近気がついて、だから僕らがこれをまだ小さいんだけども、うまくやると調べてる限りは初めてなんじゃないかなっていう気がして、
それもなんかこう嬉しいような怖いような、ない理由はなんかあるのかもしれないみたいな。
列長の人たちも聞いたことないって言ってますし、列長との関係合わせ組み合わせっていうのはおそらくないと思いますし、列長に限らずそういったいわゆるプログレッシブな教育とはないのかもしれない。
意外に大変なんだなと思って、ただできるんじゃないかなっていうのはあるのと、あと今やっぱり保育園の若い子たちっていうのは一つのパターンなんだけども、やっぱり大きくなるとさらに幅も広くなるし、思春期も起きるし、多分もっともっと難しくなるけども、でもそこまで最終的にやらないと、やっぱり普通の学校に行かなきゃいけないと、それの準備させなきゃいけないので、そこも悩ましいよね。
本当にそうですよね。なので、まさに僕たちがその後の、例えば今小学生ぐらいまでの年齢を対象にしてますけど、その後中学校とか高校段階までどうするかみたいなところも多分これからだよね。
もう一つやっぱり蓋開けて思ったのが、最初は半分ぐらいは一般の学校に行けるような健常者に近いのと、半分ぐらいは普通の学校だとなかなか行けない、混ざってるのがいいかなってインクルーシブ教育だったんだけども、でも結果的にやっぱりなかなか普通の学校でハッピーにできない人たちが、でも後からかけて当たり前だよね。
他の選択肢がある子はいろいろ選べるけど、やっぱり選択肢がない人たちが集まったんだけど、多分中長期的にはもう少し大きくして混ざった学校にするのも重要だと思うんだよね。
で、やっぱり一般の人たちにとっても、やっぱりいろんな人たちと一緒に育つことがすごく意味があって、で、これもりずくさんと一緒に書いた本にも書いてあると思うんだけど、結局日本ってすごく分けちゃうので、生涯全般の子たちって存在しないっていう錯覚を起こすような育っちゃって、そうするとどうやって向き合うべきか、だから今でも合理的配慮とかあるんだけども、
そもそも合理的配慮はどうすればいいのかっていう直感的にないので、だからそれって混ぜないとダメだよね。で、うちのアドバイザーもやってもらってる黒岩さんもなんか記事書いて結構叩かれたよね、本当にそんなのできるのかなみたいな。だからこういう発達を今苦労してる子たちの学校もそうなんだけども、ゴールとしてはちゃんとしたインクルーセフ教育もできるっていうのも見せるようにしたいよね。
そういう意味だと、じゅうじさんが好きな西田喜太郎で言うと、やっぱりそういった合理的配慮とかその多様性について、何々について知るっていう知識として知ってるのか、何々を知るっていう直接経験として知ってるのかだとやっぱり違うっていう意味では、本当に幼少期から一緒にそういった人たちと混ざった状態で過ごしていくっていうことは、やっぱりどの子どもにも経験してほしいと思うし、
あと僕たちがスタートしたところでニューダイバージェントな子たちが多い中で始めていて、じゅうじさんもそれをよくおっしゃってる、いわゆるティピカルの子とダイバージェントの子の差よりもダイバージェントの子さんがすごくやっぱりあるっていう対応であるっていうようなところで、
そこで挑戦しているから、この見出されたアプローチっていうのはまさにインクルーシブルの方でもかなり活かせると思う、信じているところがありますよね。
前例のない学校づくりは2人が想像していたよりもずいぶん大変だったようですね。開校から1年たって少しずつ学びの成果が現れてきているそう。生徒として通うジョイさんの娘さんにも変化が見え始めているそうです。
そういう意味でいうと、うちの娘なんかでも最初、うちの娘どっちかっていうと結構静かな方なんで、静かじゃないちょっと困っちゃった子を見て最初すごいびっくりしてたんだけど、最近は慰めにいくようになって、
やっぱり自分と違うふうにアンハッピーになるのは最初わかんないけど、だんだん見てると自分と違うんだけど、こうパッションを感じるとかっていう、それって結構重要で、やっぱりちっちゃいときにそれを体験すると大人になるとやっぱり心広くなるんじゃないかなっていうふうにあって、
やっぱり親との関係って全然違うよね、子供たちが助け合ってるのって。
本当にそうですよね、本当に僕も気づきになったのは、例えばもしかしたら普通の学校だと3人のグループになりましょうみたいなふうにしてグループ構成するかもしれませんけど、NSITだと相性はある程度考えて、この子とこの子だったらお互いにいいところが相性がいいかもっていうところで、
それぞれが力を引き出せる組み合わせっていうのが、もちろん時期によって結構変わってくるみたいなことも含めて面白いと思ってるんですけども、そういうふうな割とこの子の個性とこの個性の相性っていうものを考えて学校運営をしているっていうところはすごく気づきだし。
だからあとはこのスケーラビリティじゃないけど、じゃあ10人でできるけど本当に100人でできるのかっていう話になると思うんだけども、この間この番組に出てもらったコミュニティナースの谷田さんのとこ行ったときに、やっぱりコミュニティだとスケーラブルにやってるよね、このおばあちゃんはこうだしこの人はこういうことを言うとこうだしって、ちゃんとみんなが当事者として自分の周りの人たちにちゃんとケアするとできるんだよね。
だから多分その多様性を持ったシステムのスケーラビリティと一次元的にピシッとなってる秩序のスケーラビリティ、ちょっと考え方違うような気がしていて、トヨタもトヨタプロダクションシステムTPS現場の改善の話なんだけども、あれ面白いのは、トヨタはちょっと昔のやり方なんだけど工場長は現場のちっちゃな四角書いてそこに一日中立ってずっと見て、
で何が起きてるかっていうのは体験な感じで、で一つ一つの工場のルールとかやり方全部違うんだよね、でそのやっぱり現場の体験に合わせていって、でその基本的にトヨタってこう3Mっていって無駄無理無駄をなくすっていうのはこうルールとしてあるんだけども、
ただどうやってそれをなくしたりどういうことにするかっていうのも全部一個ずつの工場違うっていうのがあって、でやっぱりそのぐらい本当は教育現場なんかでもその場所と地域と子どもたちに合わせなきゃいけなくて、でそれをこうトヨタじゃないけどどんどんどんどん改善して進化させるプロセスとかルールっていうのってやり方あるんじゃないかなと思うんでね、
でうちもNSITでしかできない、いろんなこのことこの場所だからあるけど、ただそのアプローチとしては、でもどうやってそれを内在化してプロセスにしてこう進化させるかっていうのはシェアできるようになったらいいかなと思うんだよね。
本当にそうですよね、結構そういう子どもの可能性伸ばすとか、本当にそれぞれの一人の子とか特性が社会で幸せに開花するみたいなことを考えていきたい時のそのアプローチとして結構その建築家の考え方って参考になるなと思ったことがあって、例えばルイスカーン、彼が言ってるのは測れないものを測れるものを通して測れないものにしていくっていうのが偉大な建築だと。
だから測れないものを測れるものを通して測れないものにしていくっていう話をしてて、それ測れないものっていうのは建築家としてその土地に漂っている何かその気配とかいうところからその物理的な建築を構成しようとしたときに、あるいはクライアントの思いとか夢みたいなこともある種測りにくいようなものから始まって、
で、図面を引いたりとか建築の構造を計算したりとかする、測れることを通して最終的には測れない、つまりその場に建築ができて人を感動させられるようなものを作っていけるかどうかがすごく大事だっていうようなことを言っているようなところと、なんか我々が教育的に子どもの環境的に作りたいアプローチとすごく似てるかなと思ったのは、
子どもたち一人一人のそういった可能性とか持っているものに対して一人一人に耳を澄ましていくんだけど、測れるものっていうのは自分たちでちゃんと持っていて、でもそれを通して同じ人が生み出されるんではなくて、やっぱりそれぞれが持っている個性や才能が社会で幸せに開花するっていうところの測れないものにつながっていく。
じゃあその測れるものが何なんだろうっていうところの、たぶんその整理が、もしかしたらそのさっきの3M的な視点を定めていき現場で判断することなのか、もうちょっと踏み込んで子ども理解についての構造性みたいなのをもうちょっと持つのか、そのあたりをまさに列長のアプローチとフロアタイムのアプローチをミックスしながら見出していきたいなって。
そうなんだ、そうだと思う。で結局その最後は測れないところが一番大事なんだけど、その今言ってた測れるものがちゃんと整理されないとその良さが出てこないっていうのはあるよね。
そうっすね、測れないものが測れないまんまだと。
NSITの設立と背景
そうそうそうそう。うまくできると、またこれ列長に戻したりフロアタイムに戻したりすると、やっぱり彼らのシステムのリフレクションにもなると思うんで、それもいつかねゴールとして。
でもすごい列長これまでやってきた中でその今度フロアタイムに出会って学んでいくと、やっぱりフロアタイムの子どもの理解の仕方とか科学的根拠に基づいた視点も含めてすごくやっぱり参考になるので、
もうちょっと子どもが鮮やかに見えてくるっていうか、あとワクワクするというか、なんかこういうふうに子どもたち捉えてあげるとすごく前向きに見えるなっていうようなところもあるので、なんですごくフロアタイムは勉強になっているので、本当に列長にも届けたいなっていう感じがありますよね。
そして2人の会話はジョイさんと松本理貴さんが出会うきっかけとなったとある人物のお話に、その人物とは。
もともと理貴さんの出会いは、この番組にも出てもらった林千明さんで、彼女面白いよね。
不思議な力持ってますよね。
彼女が僕に言ったのは、ジョイにいろいろこう応援されてメンターしてもらった元若者として、私もメンターしてるので、今かわいがってるって言葉使ってるかどうかわからないけど、なんか雰囲気的に私がかわいがってる理貴さんと会ってください。
あの時特に一緒にやろうっていうよりも、会ってほしいっていうので会ったんだよね。でも結構その後すぐ、学校を作りたいって気持ちがあったので、なんかベストパートナーだなっていう。
いや本当に、僕ももちろんジョイさんのことは知っていて、千明さんからもジョイさんのことよく聞いていて、
で、その僕らも、まあ町の保育のことも千明さんに相談のってずっともらってましたし、将来的に学校を作りたいんですって話をしていて、
あ、したらさジョイに会った方がいいよっていう形で繋いでいただいたっていうのがすごくきっかけだったんですけど、いや本当に。
そうだから彼女もさっきの測れるもの測れないものっていうと面白いのは、結構彼女はプロジェクトマネージャー、この番組とかピンボックとかなんか細かいこう測れるところをハマってやってるんだけども、
でも彼女の特徴としては突然予想外のことをポンって言ったり、その測れないところをつくのが彼女の天才的なところだよね。
だからそこのやっぱりコンビネーションってすごく大事だよね。
そういう意味で言うと、たぶんこのタイミングでジョイさん紹介するとすごく盛り上がるという感も働かれて、たぶん絶対会った方がいいっていう。
でも今でも地方の役員かなんかやってるの?アドバイザー?
役員ではないんですけども、ちょくちょく助言人。
そう面白いね。
NSITにも関わって。
教育における多様性の重要性
NSITにも関わってもらって。だからそういう親たちのネットワークもすごい大事だけども、やっぱりこのアドバイザリーボード、うちにされてる野田聖子さんとか松田貝さんとか、あのコミュニティもいいよね。
こういう社会的に重要でこういろいろ変わろうとするとこって、僕ももともとちあきちゃんはクリエイティブコモンズとかも一緒にやったけど、面白い人が集まるよね。
それはすごくやるのは大変だけども、関わってくれてる人がすごく面白いからそれはすごくプラスだよね。
このさっきファミリーのコミュニティもって話しましたけど、やっぱりその本当に理事の皆さんとかアドバイザリーの皆さん含めてすごい本当に多彩なメンバーが変わってくださってて、
ジョイさんとパイロットスクールを作るっていうのは一つありながら、もう一つはムーブメントを作ろうっていう話があったと思うんですけど、なんかそこがこれから楽しみですね。
で、最終的にはやっぱりコミュニティだよね。なんかやっぱり独立して一人で暮らしできなさそうな子供を持ってる親って、みんな自分死んじゃったらどうしようってなるんだよね。
で、最終的には自分の子供より若い人がサポートしないと必ず先に死んじゃうわけなので、そうするとその自分の子供より、ごともが8歳だとそんな若い子なんかいないので、そうするとやっぱり何代も続くようなコミュニティがあって、
で、みんながお互い助けるっていうのがないと安心して死ねないよねっていう結論で結構みんななってて、そうするとその参加してる親とかはそういうコミュニティを作んなきゃなっていう、特に気が合うとなってくると思うので、
だから、保育園から小学校、中学校、高校、それとみんなで生活するための場所って必要で、それが都内なのか地方なのか、そもそも日本なのかどうかっていう、
結構最近僕もだんだん引退の年になってきて、やっぱり考えるようになってきて、それもやっぱりなんかこの中まで考えたいなっていうのもあるよね。
なんか村作りたいって話ありましたよね。
そうそう村作りたい、そう村でお茶室作って、ただみんなにお茶作ってるおじいちゃんになりたい。
最高ですね。
僕も千葉の結構田舎に住んでるとき、やっぱり夏とか村の子供たち全員一緒に走り回って、家から家に走って、
で、とつぜんガーってみんな来て、何時間か家にいて、そしてまた次に行くっていう、もう村全体が一つの一家みたいになってたんで、
これって別に新しいことじゃないんだよね、なんかそれ多分失っちゃった地域が多いと思うんだけども、人間ってそれってなんか本当は普通なんだと思うんでね。
なんか本当に自然と受け入れられるような風景とか、なので、村作りましょうか。
お願いします。
というわけで、なんか僕ら受け入れてくれるような地域や村があったら、ぜひ教えてください。
ぜひ教えてください。
町の保育園、子ども園の代表、松本里月さんとのトークはこれでおしまい。
NSITでは千葉高台の研究所も入って、日々実験が行われているそうなので、その成果がわかった頃にまたお話をお伺いしたいですね。
そして番組からお知らせです。
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