【Podcast更新!(1/27)】
今回のゲストは、逗子在住の路上園芸鑑賞家、村田あやこさん。
「路上園芸」とは、住宅地や商店街など人の生活空間のなかで営まれる園芸や、路上で育まれた植物のことを指す言葉。
そしてそれらを撮影・記録する活動を続けているのが「路上園芸学会」学長を名乗る村田さん。(架空の学会で学会員は1名)
【拡がり続ける「#はみだせ緑」】
村田さんが過去に路上園芸がテーマのイベントに出演された際、「#はみだせ緑」のハッシュタグ投稿を事前に呼びかけたところ、ちょっとしたムーブメントが起こり、それ以来SNSへの投稿はいまも毎日増え続け、ざっと数えられるだけでも500件以上…!どれも愛くるしい写真やコメントばかりで思わずにやけてしまいます。
今回の収録は、そんな村田さんと一緒に路上園芸鑑賞をしながら逗子の街を歩く初めての散歩ロケ。
ズシレコMC2人も、村田さんの説明に終始驚きと興奮しっぱなし。
村田さんと一緒に散歩をしていると、ほんのちょっとしたスキマにもいろんな緑(植物)が存在していることに気が付かされます。
アスファルトで舗装された路上というのは、植物にとってはまるで火山が噴火した後のような世界。
過酷な環境でも力強く、でも主張は控えめに、しかし時にはその生命力の高さによってはみでてしまっているそんな姿を見つけると、愛おしさを感じずにはいられません。
ズシレコリスナーの皆さんもぜひ、街並みに溶け込んだ路上園芸鑑賞の世界に足を踏み入れ、その足元にある小さな宇宙を投稿してみてはいかがでしょうか。
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#065 「『路上園芸鑑賞』の世界は、小さな宇宙だった。」
(収録時間 )
- オープニング
- 今回は散歩ロケ収録
- 逗子・葉山駅南口からスタート
- 5分かけて散歩10メートル
- お気に入り、仲町橋の芙蓉(フヨウ) ※カバー写真の植物
- 季節によっての変化は?
- まちそれぞれの路上園芸的特徴
- ひび割れたアスファルトも拡大すれば小宇宙
- 路上園芸がつくれるスタンプ
- 路上園芸に興味を持ち始めたきっかけ
- 亀岡八幡宮の境内を路上園芸目線で鑑賞
- シュロの木は「よく燃えるヤツ」
- 「たのしい路上園芸観察」という書籍を出しました
- 今までで印象的だった路上園芸スポット
- 失われても「そこに存在していた」という記録
- エンディング
ゲスト
村田 あやこさん(路上園芸鑑賞家)
MC
來島 政史(ズシレコ編集長)
三輪 ひかり(ズシレコラジオパーソナリティ)
ロケ地
京急 逗子・葉山駅南口~田越川沿い~亀岡八幡宮周辺
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【ゲスト紹介】
村田 あやこ ( @botaworks / @irosaishu )
福岡生まれ。街角の園芸活動や植物に魅了され、「路上園芸学会」を名乗り撮影・記録。書籍やウェブマガジンへのコラム寄稿やイベントなどを通し、魅力の発信を続ける。著書に『たのしい路上園芸観察』(グラフィック社)。寄稿書籍に『街角図鑑』『街角図鑑 街と境界編』(ともに三土たつお編著/実業之日本社)。2016年よりデザイナーの藤田泰実とともに路上観察ユニット「SABOTENS」としても活動。組み合わせると路上園芸の風景が作れる「家ンゲイはんこ」の制作や、国内外での作品展示・グッズ販売を行う。
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