マニ教の概要と歴史
完璧な宗教マニ教、テツセカ。この番組は哲学を知りたい3人が知らないながらも知ろうとあがく番組です。ミソです。モーです。トモキです。
はい、なんかめちゃくちゃ久しぶりのガチ哲学会という感じですね。そうですね。なんか多くの人がガチ哲学会は難しいから聞かないという言葉が
いらしいですね。そうなの?よく聞く。うちのキムにもガチ哲学会はわからないから聞いてないって。雑談会は面白いから聞いてるって言ってますよ。
聞き流せないからみたいな感じもあるみたいですけどね。しょうがないね。私がたまに寝ちゃってたりするのはしょうがないんだね。
面白いと思うんだけどなあ。ファンさん見るのもしょうがないしね。それはね、雑談しながらとかでも見てるけどね。
で、マニ教ついに。マニ教ね、半年ぶりぐらいなんですけど、マニ教の完璧な宗教って言ったんですけど、
ちょっと概要みたいなのと、あとはマニ本人の歩みみたいなのとか、あとは教義とか、そんな感じでやっていきたいなと思うんですけど。
簡単に概要を言うと、ほんと一時期はキリスト教と春ぐらいの勢いがあったっていうふうには言われていて。
そうなんだ。
ただ、そのぐらい勢いはあってどんどん広がっていったんだけど、やっぱだんだん西のほうはキリスト教一色になっていっちゃって。
それでも東のほうではある程度頑張ってて。
中世の頃にはウイグルで唯一国教にまでなっていたと。国の宗教にまでなってたと。
へー。
その後廃れていって、現在はないとされてる。
マーニーの歩み
ゾロアスター教はあるのに。
そうそうそうそう。ゾロアスター教は少なくとも若干形は違えど、現在でも生き延びてるのにマニ教は消え失っちゃった。
へー。
一応ネオマニ教みたいな怪しいというか、なんか教団もあるみたいなんですけど、それほぼマニ教と関係ないらしくて。
なるほどね。
勝手に名前使ってるだけみたいな感じ。
あれか、ネオナチとかシンプラトン主義とかそういう系クラス。
そういう感じそういう感じ。
なるほどね。
で、なんで廃れていっちゃったのかっていうのが、本に書いてあったのが面白くて。
マニ教はマーニー・ハイエーという人が人工的に作った教義と教団組織を完璧に整備して、
マーニーさん個人が頑張って整備して、しかもそれを教義とかを軸一全部文字に書き記して、
自分で9冊ぐらいかな、本とか、聖典を書いてるんですよ。
へー。
で、自分で絵とか差し絵とかまでちゃんと書いて製本までして。
すげー。
なんか、書物中心の完璧すぎる教義みたいなのを作ったんですが、これがあだになるというか。
なんか、もう全部書き起こしちゃったから、教義がそこから1ミリも発展しないみたいなことになって、
それが原因で伝わっていく、要因になっていくみたいなことが書かれていて。
へー。
これなんか。
皮肉だね。
そう、皮肉だし。
キリストとかブッダとかさ、ムハンマドとか考えたら、そもそも書いてないしさ。
ソクラテスもピタゴラスも書いてないしさ。
だから、ある意味そういう文字に書かなかった方が発展してるみたいなところもあるかもしれないし。
だから解釈がある程度できたとかさ。
確かに。
でもマーニー教はそれができないほど、マーニー個人が完璧に作り込んじゃったから、そこから逸脱もしにくいし。
結構金欲的な宗教なんですけど、仏教みたいに解釈によって、お坊さんなのに肉を食えとかね、そういうことが言えなくなっちゃうみたいな。
みたいなのもあるのかなとか。
なるほどね。
そうそうそうそう。
やっぱカイソとか初代っていうのは遊びがないとダメだね。
なんかそうなのかもね。
神の始皇帝とかそういう人をちょっと思い出したりした。遊びがなかったよなと思って。
なるほどね。確かに確かに。
あっという間に滅んだけど。
放火的な感じか。
というか放火的な感じというか、初代がいろいろと決めすぎちゃって。
決めすぎちゃって。
その次、それ以降の人たちっていうのがそれを解釈する余地がないみたいな。そんな感じになっちゃうとか。
もしくは初代がもうめちゃくちゃに厳しくやりすぎちゃって。
なんかそれに従わなきゃいけないよみたいな感じになった結果、間違えたものも正せなくなっちゃうとかね。
確かにね。ついていけねえよってなっちゃうとかね。
そうそうそうそう。
あるかもね。
なんか万卿はね、ついていけなくなっちゃうとかともなんかまた違う感じではあるんですけど。
なるほど。
まあまあちょっとその辺も含めて歴史というか、その辺を見ながらどんな感じだったのかなということで。
まあに本人のどんな歩みだったのかっていうのをちょっと見ていきたいんですけど。
紀元後216年生まれですね。
大沢喜んでくださいよ。紀元前から抜けましたよ。
もっと紀元前、紀元前なのかと思ってた。万卿なんて聞いたことなかった。
まあね、確かにね。ゾロアスター教はね、紀元前のはるか昔まで戻っちゃったけど、だいぶだから来てるわけですよ。
ローマ帝国の時代ですけど。
イーランとかね、あの辺で生まれてるんですけど。
ササン鳥ペルシャが226年からなんで、ほんと10年前ぐらいに生まれてるっていう感じですね、そのササン鳥になる。
なるほどね。
ほんとパルティアの末期の生まれですね。
パルティアの216年にバビロニアで生まれてます。
バビロニアなんですよ。
バビロニアですか。
メソポタミアのいろんな、刺激とかを受けたりしてるような感じで。
しかもお父さんがパルティア貴族。
お母さんがパルティア王家出身っていうことで。
血統で言えばパルティアの貴公子みたいな方ですね。
ザラスシトラとかもね、割といいとこのででしたけど。
マーニーのほうがもっといいかなっていう感じですね。
親父さん結構やばくて。
パルティア貴族のくせに、金欲主義の男だらけの先例教団っていうのに入信していて。
肉食とか飲酒とかセックスとかは禁止みたいな。
そういう教団に入っていくんですよ。
しかも入信したのは奥さんが妊娠してて、
マーニーが生まれてくる前に家族を放り出して入信するみたいな。
いいじゃん、ブッダじゃん。
そうそうそうそう。マジでブッダムーブしてんすよ。
貴族の身分捨てて。
しかもマーニーが4歳になったころに急に父親が帰ってきて、
母親のもとに来て、マーニーを取り上げて、
親父と同じ男だらけの先例教団に入信させるみたいな。
ラチっていくんですよ。
お母さんかわいそう。
ちょっと待って、なんでそんなことするの?
知りません。知りませんけど。
メソポタミアで流行ってたんじゃないですか。
バビロニアでね。そういうのがね。
わかんないですけど。この謎の先例教団っていうのは
エルカサイ教団って呼ばれていて、一応キリスト教の一派なんですよ。
なんだと?
キリスト教の一派とされている。
これも結構割とマニ教についてって資料が全然なくて、
あんまわかんないこといっぱいあったみたいなんですけど、
最近になってこの辺もわかってきたみたいなんですよね。
いろんな文献が見つかってきたりとかして。
その親父が入ってた宗教がなんだとか。
キリスト教関連だったんだこれとかも、
いまいちよくわかってなかったとかだったらしいんですけど、
キリスト教らしいみたいな。
最初の話だとすげーカルトっぽい雰囲気がしたけど、
よくよく考えてみると、キリスト教の金欲主義的集団もいるもんね。
インドインとかだってそれの名残だしね。
当然マーニーもね、4歳で拉致られてこれに入信させられたんで、
影響を受けていくことになるんですけど、
ただキリスト教とはいえ、パウロ的な新約聖書的なキリスト教とは別の独特な、
キリスト教の信仰宗教みたいな感じだったらしくて。
信仰宗教って言うとね、確かにグノーシス主義とかもそんな感じのニュアンスはなくはないけど、
グノーシスの人たちってパウロとかに対して、
俺たちの方が本物のキリスト教徒なんだっていうふうに、
俺たちがギリシャ哲学とかシンプラトン主義的なものを使って、
キリスト教を理にかなったものとして解釈していくみたいなことを、
グノーシスの人たちはやってたわけですよ。
ユダヤ教の要素とかをそぎ落としていって、
本当に純粋なるキリストになるものを取り出していくみたいな作業を、
あの人たちはやってたんですけど、
エルカサイ派っていうのはそうじゃなくて、
ユダヤ的な立法も守りつつ、
キリスト教的な洗礼もやったりしていくみたいな感じで、
ユダヤを否定しなくてキリスト教の良いところを取り入れていくみたいな教団だったらしくて、
そんな感じで4歳からエルカサイ派の中で12歳までいたのか、
あ、もっといたのか。
4歳からいた中で、
マーニー本人が言うには、12歳の時に神からの啓示を受けたと言っていて、
天使がやってきて、
お前はこの教団に所属するものではないっていうふうに言ってくるみたいな。
ただ、まだお前は12歳で未熟なんで、
まだ世に出るべきものではないとも言われたらしくて、
ちょっとそこで耐え続ける感じになって、
結局教団に出てくるのは24歳ぐらいなんですけど、
まあまあなんかね、
本当に天使からお告げがあったのかわからないですけど、
そういう思うとこがあったんだろうなっていうのは、
教義の影響と変遷
結構高んな時期にだんだん、
この教団に対して疑問を持っていくみたいな感じになってきて、
だからまあその所属するものではないみたいな感じで捉えたんでしょうけど、
何に対して疑問を持ったかっていうと、
やっぱなんかユダヤ教の立法に対してだったんだそうですね。
ユダヤ教の立法。
結局そのグノシスの人たちと同じような発想になっていくわけですよ。
ユダヤ教的なものを排除していくみたいなことになっていて。
まあこれもマーニーもやっぱりグノシスの本を読んだんだそうで、
グノシスのマルキヨンっていう人の影響を受けたということで、
マルキヨンは確かテツセカでは究極の愛って紹介した人なんですけど、
マルキヨンはユダヤ教の神は創造神デミュールゴスとしていて、
キリスト教の神と明確に分けてたわけですよ。
悪の神としてたわけですよ。
人間はユダヤ教的な帝族なデミュールゴスに支配を受けるかわいそうな奴らだったと。
その支配から違法の神っていう本物の神が、
自分とは何の関係もない人間を純粋な愛ゆえにイエスを使わせて救済する。
これが究極の愛みたいな紹介したやつなんですけど。
それを読んだらしく。
ここからやっぱりマーニーも善悪二元論っぽい、
ユダヤの神は悪い神で、
キリスト教の神はいい神だというような発想に繋がっていくということで、
エルカサイ派と抜けていくことになるんですけど、
抜けていくときも結構大変だったみたいで、
なんていうのかな。
言い方がね、マーニーもよくなかったんでしょうけども。
やっぱり24歳のときにお告げを受けて、
マーニーの預言者としての道
そのお告げによると、実はマーニー自身が最後の預言者なんだと。
なんだと?
というお告げを受けた。
ザラスシュトラもブッダもイエスも、
確かにあいつらも預言者だったけど、
マーニーこそが最後の預言者なんだと。
そのためにお前は生まれてきたんだと言われて、
イエスはユダヤの神とかを悪の神だと見抜いていたけど、
それを光と闇の二元論的な世界に完全に分けずに十字架にかけられてしまったと。
この最後の仕事をマーニーがやらなきゃいけないんだよみたいなお告げを受けた。
12歳で初めてお告げを受けて、
それでそのままずっとエルカサイ教団にいたんだけど、
24歳でもう怒ったぞみたいになっちゃった。
それはね、一応お告げを受けたとは言っていると。
このお告げを受けてから、
マーニーはエルカサイ教団の内部で、
自分の教えというか独自の発想になっていって、
それを布教し始めようとしたんですよ。内部でね。
ユダヤの神は悪だよとか。
しかもエルカサイ教団の中では義務であった農作業とかを拒否するようになっていったりとか。
最後の預言者のために何で農作業なんかしなきゃいけないのみたいな態度でいたら、
当たり前ですけどめっちゃ嫌われて、
捕まって袋叩きにあって殺されかけたらしいんですけど。
そこをなんか親父さんが助けてくれて。
親父まだ生きてたんだ。
親父ね、ずっと生きてます。
いつ死んだのかも逆によくわかんないぐらい。
ずっとマーニーといるんですよ。
で、240年にエルカサイ教団から追い出されるんですよ。
その追い出される時にまた天使が来て、
お前の教えは世界の隅々まで宣教されるべきだみたいなことを言われて、
ちゃんとみんなに教えなきゃいけないんだみたいな感じで出ていくんですけど、エルカサイ教団から。
シャープール一世との出会い
親父ももちろんそこについてきて。
親父ついてくる?
親父ついてくるんですよ。
ちょっとなんか遅れて後からついてくるみたいな感じだったんですけど。
あと友人2人。
ここから親父さんと友人2人と4人のパーティーで、
クテシフォンという首都を目指す旅に出るんですけど。
本当ドラクエみたいな。
どこの首都?
クテシフォンですね。
どこの国の首都?
ササンチョウの。
ササンチョウの首都。
だから、この教団に入信した頃はファルティアだったのが、
いつの間にか世俗を離れてたら、社会はササンチョウに変わっていたみたいな感じになってて。
そんなことある?
あれ?みたいな。
その辺のササンチョウにしてもファルティアにしても、宗教とあんま興味ないな、それだって。
いや、わかんないけど。どうだったかわかんないですけど。
もしかして山の中とかだったかもしれないね。
でも、クテシフォンを目指そうとしたのは、そこに行けば母親のつてでなんとかなるって思ってたらしいんですよ。
ファルティア王家の人だったんで。
なるほど。
ファルティアの首都だったのかな、もともと。ファルティアはいくつか首都変わってるんですけど、もしかしたら最後クテシフォンだったのかもしれない。
で、そこ一個、母親のつてでね、王家だからなんとかなるだろうと思ったら、もうササンチョウになってて、王家とか関係ないわけですよ。
なるほどね。亡国の貴族になってたけど。
この時というか、初代のササンチョウの王様がアルダシール一世っていう人なんですけど、この人ゾラスター教の神官出身で、ゾラスター教以外認めないっていう人だったんですよ。
そうなんだ。そういう発想なんだ、ササンチョウって。
そう、ササンチョウもともとそうなんですよ。ゾラスター教の時にも簡単に説明したんですけど、ササンチョウの人たちがゾラスター教好きだったから国教にしたみたいな感じだったんですよね。
だけどラッキーなことに、マーニーたちがクテションに就いた頃には、このアルダシール一世は亡くなったのか、引退して、息子のシャープール一世っていう人が即位してたんですよ。
この人は割と解明的というか、割と柔軟な人で、王にもマーニー会えて、何なのか全然わかんないですけど、シャープール一世の娘さんの病気をマーニーが治したらしく。
どこでそんな技術を覚えたのかも知らないんですけど、それで王に認められるようになっていくみたいな。とにかくそんなことで王に気に入られるっていう展開になるんですよ。
260年のシャープール一世がローマを破ったエデッサの海戦っていう戦いにも、マーニーは軍医みたいな立場で従軍してたみたいな記録が残ってるらしいですね。
あれなんだろうね。前もそういう人いたよね。王様に気に入られるとか。
サラス・シュトラもそんな感じで気に入られたからやってきたわけですけど。
やっぱりニコニコしてたりするのかね、そういう人って。
そういうの大事だよね。
わかんないけど。
愛想大事だね。
愛想よかったりしてた。
嫌なことあっても流せるとかね。
面白いね。その辺、本当に残ってたら楽しいのにね。
そう、日記とか残ってれば楽しいですけどね。
確かにね。
だからマーニーにとっては、お告げで世界中にお前の教えを広めろみたいなこと言われたんで、
まあまあ手段はなんでもよかったのかなということで、
とにかくそこで王様のお彦の下を安全に暮らせて、
しかも堂々と布教を行うみたいなお墨付きまでもらったらしいんですね。
ドラスター教推しの家庭なのに。
ゆるいね。
そう、ゆるいんですよ。
そこから本格的に布教活動を始めて、
弟子たちに、もうだんだん弟子とか多くなってってるんですけど、
布教させてくるんですけど、それもやっぱりマーニー個人が手紙で、
こういうふうに具体的に布教しろみたいな感じで、
めっちゃマイクロマネジメントみたいなしてくみたいな。
なるほどね。
割とそういうタイプ。
手紙でいちいち指示するみたいな。
ローマ領シリア、まあローマにも行ってるし、
シリアとかエジプトとかアレクサンドリアとか、
あとパレスチナとか、あの辺の方にも行ってるし。
で、あとは弟子たちに対して店を出す商人のように、
その土地に居ついて布教せよっていうふうに命じてたんで、
ちゃんと住みついて、その社会に溶け込んだ上で、
まあ布教しろみたいなね。
こんな感じのこと言ってるんですよね。
なるほどね。
で、各地にやっぱり修道院とかをどんどん作っていって、
教会とか作っていって、
これはなんかグノシスのマルキヨンっていう人の影響らしいですね。
あの人もなんかめちゃくちゃ教会を作ってたみたいなこと言われてましたけど。
しかもそのイラク北部のある町、そこの町限定なんでしょうけど、
ある町ではマニ教徒がキリスト教徒を迫害するほどまでに拡大していたんだそうですね。
そこでは少なくともマジョリティになってるみたいな。
ぐらいどんどん広がっていく。
勢いはあるね。
で、この頃にいろんな聖典とかそういうのも整備していくと。
マーニー文字っていうオリジナルの文字みたいなの作ったりとか。
最期の運命
ちょっとわかんないんですけど。
え、なんで?
でもだってゾロアスター教が国教だったのに、
なんでそんなにいい加減になっちゃうの?
いいの?そっちで言っちゃって。
いいんじゃないですか。
シャープール一世としては別にあんまり興味なかったんじゃないですか?そこは。
マーニー個人が好きだっただけで、別にあんまりなんか。
で、一応なんかね、後で教義の部分を説明するんですけど、
やっぱりちょっとゾロアスターテイストも取り入れてるんで。
ゾロアスター教の一派と思おうと思えば思えるかなみたいな。
その辺がちょっとうまいんですよね。
マーニー ゾロアスターさんっていう名前だったっけ?ゾロアスターって。
どっから出てきたんだっけゾロアスターって名前は。
ゾロアスターは英語読みなのかな、たぶん。ザラス・ストラの。
マーニー じゃあ人の名前なのは同じだから。
そうそうそう。
マーニー ちょっと一派っぽくなってたのかもしれない。
ぽくね。なってた。
マーニー あんまり別にそんなにメクジラ立てることじゃないんじゃない?ぐらいに思ってたのかもしれない。
だけど、シャープール一世は病気のために崩御してしまう。
次の王様アルメニアから来たらしいんですけど、この人とはうまくいったらしいんですが、
アルメニアから来た?セシウムじゃない?
マーニー この辺よくわかんないですね、確かに。
確かによくわかんないですね。
アルメニアから来た。で、わずか1年で亡くなっちゃったそうなんですけど、もしかしたら殺されたとかもあるのかもしれない。
で、その次の王様が結構やばいくて、これシャープール一世のジナンか?息子なんですけど、
で、やっぱこの人はゾロアスター協備役で。
よくある話だね、この辺もね。
マーニー ゾロアスターの神官、盲の指導者ですね。
指導者のキルデールっていう人がいたんですけど、この人が大統してきて、
で、マーニーはやっぱりそのキルデールに追い出されるみたいな感じになっていく。
キルデールの方が気に入られていくみたいなね。
なるほどね。
マーニー で、左遷させられて、賊国の王の医師になったって書いてありましたけど。
医者なんだね、立場的には。
マーニー そう、医者なんですよ。あくまでも医者。最後の預言者とか別に誰も思ってないみたいな。
なるほど。
マーニー 医者として仕事してくれりゃいいよみたいな、そんな感じなんですよね。
でも、不協はできるから、それでいいだろうっていう感じで。
で、賊国に行ってもそれでもめげずにね、左遷先でかなり不協してね。
そこの左遷先の王もマーニー卿に回収させたりしてたんですけど。
これが新刊キルデールの激震に触れてですね、マーニー捕まるっていう。
逮捕。
マーニー で、60歳で盗獄される。
寒い。寒いじゃない。
寒くない。大変だね。
マーニー 大変。
ちょっと待って、キルデールさんは新刊で、そのときの王様とかは言った?今。
マーニー えっとね、何だっけ。言ってないわ。
言ってない?別に関係ない。
マーニー メモってないからわかんねえわ。シャープル1世の次男。2世なのかもしれないし。
ああ、そうか。シャープル1世の次男のときの新刊がキルデールだったのね。
そう、今思い出した、ちょっと言ったの、ゾロアスター教の新刊は猛王だって言ったのがあればね。
マーニー そうそうそう。新刊猛王。
そうだね。わかりましたね。
マーニー キルデールは猛王なんですよ。
そうだよね。
猛によって統獄されたマーニーみたいなね。
マーニー そうだね。嫌だね、やっぱり。サウンズバッドだね、そういうふうに聞くと。やめてくれる?
マーニーの生命と死
でもやっぱり捕まっても、やっぱね、この辺はすごいですよね。獄中でもやっぱ罪人とか番人とかに対しても不協してたみたいな。
いいね。ショーインムーヴじゃん。
そうそうそう。ショーインとかもね、そんな感じですよね。
とはいえ、やっぱりもう60歳だったんで、徐々に体調を崩していって、36日後に獄中死してしまうんですよ。
獄中で死んでしまう。
マーニー 早い。
で、もう遺体は直ちに獄中で切断され、縄文に晒されたとか言って、めっちゃ嫌われてるっていう。
マーニー めっちゃ嫌われてる。
でもまあ、とはいえそんだけ、ある意味劇的な死だったんで、宗教にとってもパワーになるというか、この殉教は、
まあその、後でね、その教義を説明しますけど、このマーニーは命ある限り汚れた地上で不協をし続けて人々を救い続け、
まあ医者でもあったし、最後はこう、なんか肉体という異役を脱ぎ捨てて、光の世界へ飛び去ったんだみたいな、そういうストーリーにされるみたいなね。
マーニー かっけー。
それがだからもうイエスが十字架にかけられたのと同じぐらいのインパクトを生んだっていう風に言われてたみたいですね。
マーニー なるほど。
そうそうそう、犠牲になったんだよみたいなね。
だけど、まあまあまあ、だけどってことはないか。まあまあそんな感じかな。とりあえずマーニーの、
マーニー 一生。
マニ教の影響と興味
一生一生。まあそんな感じ。
マーニー え、ちょっと待ってあのさ、マーニー、なんでマニキュアやり始めたの?今回は。
ところで。
そうね。
マーニー 二人はさ、マニキュアマニキュアって知ってるっぽいけどさ。
いや知らない知らない。全然知らない。
マーニー なんで急にさ、マニキュアってなんだっけってね。
いやそうなんだよね。
なんかあれでしょ、グノーシス主義ゾロアスター教マニキュアっていう流れじゃない?
そうそうそうそうそうなんですけど、別にわざわざ寄り道する必要があったかっていうと、別になかったかもしれないって今回聞いた。
いやなんかアウグスティヌスやるのに、アウグスティヌスマニキュア入ってたんで、マニキュアどうだったのかなを知りたいなっていう個人的なモチベーションがあったんですけど、まあ別になくても説明はできたかなみたいな気はしたけど、まあまあでもやっぱ面白かったんでまあやってよかったなとは思いますけど。別になんかあんまり意味とかは見出さなくていいかなと思います。
だけどほら、菊波側としては文脈みたいのがあるのかなと思ったら、まあともき先生的には次をやるのに知っておきたいなと思ったというのがあって、それは満たされたわけですか、今回。
満たされましたね、でもね、満たされましたよ。
で、で終わった後にまあやんなくてもよかったなという結論というか。
わざわざ別によかったかなみたいな。
無ステースの中で説明できたかなみたいな気はしましたけどね。
ただこのマーニーの一生とかは全然知らなかったし、まあまあこれはこれで面白いなとは思いましたし。
はい、よかった。じゃあ今回はこのぐらいかな。
そうっすね、一旦。
一旦。次とか。
なんだっけ、マーニーさんが残したものみたいな話、だからめちゃくちゃ精緻に残した結果、やべえことになってくっていうのは次回っていう感じですかね。
そうっすね。
OKです。
じゃあ終わりますか。なんかちょっといつもと違う感じになりましたね、久しぶりに。
久しぶりですね、この感覚。
本当だね、真面目になるという感じですね。よかった。
じゃあ今日も最後までテツセカをお聞きいただきありがとうございました。テツセカはスポーティファイもアップルポートキャストで配信しています。
番組を気に入っていただけましたら高評価ボタンを押していただけますと励みになります。
お聞きのポートキャスターアプリで番組フォローいただけますと更新時に通知が届きます。
番組を気に入っていただけましたら、あれ違う、同じこと2回言っちゃった。ごめんね。
感想やご質問、みそちゃんともきへのファンレターもお待ちしております。番組概要欄のグーグルフォームにご入力いただくか、
Xツイッターでハッシュタグテツセカをつけてつぶやいていただけますと全力で探しに参ります。
いつも感想いただく皆様本当にありがとうございます。
ありがとうございます。
あのー全然関係ない話なんですけど、前回多分、前回じゃねえか、この回から何回か前に配信したあのお悩み相談会。
撮ってる時は過去最悪ぐらいの勢いで言ってましたけど、聞き直してみたらめちゃくちゃ面白くなかった?
めちゃくちゃ面白かった。
何なんだろうね。
何なんだろうね本当に。この感覚。
もうさんどうですか?
本当に私なんか、本当に何回も聞いちゃって自分が出てるのに、なんかおかしくて。
でもあの時最悪の気分で話していたので。
そう、泣いてたからね。
本気で泣いてたし、もうこいつら何言っちゃってんのとかずっと思ってたし。
なんかもう自分も入れてね、もう自分も入れて。
今日全然ダメじゃんとか思ってたんだけど、なんか3人の違うところに行っちゃってる感じが面白かったですね。
まあね、それも含めてね。面白かったね。
なんか噛み合わないと、撮ってる時はなんか気持ち悪いなって感じするんだけど、聞き直してみると噛み合わなさが面白いってことになるんですね。
面白いってことね。
本当に全然噛み合ってないの。
あれ面白かったな本当に。
まあそんな全然関係ない話でしたが、次回はマニ今日の第2弾ということでね。全3回ぐらいの予定かな。
次で終わるか3回かぐらいですかね。
OKです。
じゃあ楽しみにしてます。
じゃあどうも終わります。ありがとうございます。
ありがとうございました。