ゾロアスター教の起源と影響
いきます。ゾロアスターの神官、その名はモー、テツセカ。
この番組は、哲学を知りたい3人が知らないながらも、素人をあがく番組です。ミソです。
モーです。トモキです。
モーさんは、ゾロアスター教の神官だったんですか?
いやいや、そうだったんですよ。
そうなの?
はいはいはい。
禅の神官ですか?
禅の神官ですよ、もちろん。
ゾロアスター教の話ということなんですけれどもね、なんか唐突感がありますけれども、今までのところと何か関係あるんですか?
確かにめっちゃ唐突なんですけど、ゾロアスター教の話をしたくて。
っていうのも、アウグスティヌスに行っちゃおうかなって思ったんですけど、
アウグスティヌスやるには、やっぱマニキュアをやりたいなと思って。
マニキュアにハマってた人なんで。
マニキュアをやるためには、ゾロアスターをやっとかないと、ちょっとわかりにくいというか、ちょっと解像度が低くなっちゃうのかなと思って、
その触りみたいな意味合いで、ゾロアスターをやっときたいなっていう感じですね。
なるほどね。
じゃあ不責なわけだね。
不責ですね。
なんで別にすごい本を読み込んでとかっていうわけじゃなくて、入門書を一冊読んでさらっと流すみたいな、そんな感じなんですけど。
なるほどね。
アウグスティヌスね、若い頃はやんちゃやりまくってたと噂なきゃいけない教の偉い人でしょ?
ここに行きたいから、ちょっとやっときたいなみたいな意味合いもあるし、やっぱりいろんなところにゾロアスター教つながってくるっていう話。
ちょいちょい名前出てくるじゃないですか。宗教関連とかやってると。なんで触れてみたいなという感じですかね。
オッケーでございます。
もさん、今アメリカにいらっしゃるらしいですけど、遠くないですか?元気ですか?
遠いでしょう。
遠いは遠い。それはそう。
声が遠くないかとかって大丈夫ですか?
声はめっちゃ近いけど、もうどこにいるかわからなくなるよね、ほんと。
どういうこと?
ズームだとさ。違う、みんなもさ、なんか近いよね。どこにいても。
なんかちょっと、まだ朝だからちょっと、あれが。
そうね。
本調子じゃないっぽいですけど。
ザラスシュトラとゾロアスター教
テンションの差きついっすよね。寝起きっすもんね、だって。
ごめん、私寝起きじゃなくて、もう2人のテンションに合わせるのすごい大変だから大丈夫。
そっか。どっちみちでしたね。
はい、大丈夫。なんかでもみんな2人とも、なんか明るい、元気、明るくて嬉しいです。
よかった。
はい、じゃあ入っていただければと思います。
最初にゾロアスターの新刊その名はもうって言ったんですけど、新刊の名前というか新刊のことをもうって呼ぶらしいんですよ。
普通にもうさんっていう意味合いでふざけていったんじゃなくて、本当の話なのね。
そうそうそうそう。
そうなのか、意外。
書いてやったんで、それだけでこれ使おうって思ったっていうだけなんですけど。
なるほどね。
元々あの、イラン、ペルシャの辺りの宗教じゃないですか。
あの辺でゾロアスター教がある前から、そういう新刊団みたいなのがいて、その人のことをマギとか呼んでたんですよね。
マジックの語源のマギですよね。
マギが生っていってマグになってなぜかモーになるみたいな、そんな感じのことが、中世頃になるとモーと呼ばれてたみたいなことが書かれてましたね。
なるほどね。
まあまあまあ、そんなゾロアスター教なんですが、まずはちょっとその概要みたいなのをさらっと流したいんですけど。
いつできたかとかは、はっきりしません。わかんない。
今のイランの辺りで、ザラス・ストラスピターマという人が、前12世紀から前9世紀頃に作ったと言われてるんで。
嬉しいなお前。
そう、すげえ幅あるなっていう。
なるほど。
そうなんですよ。
だからあの頃ってさ、前12世紀って言った海の民アタックとかの辺の、前12世紀のカタストロフィーっていうのね。世界史で出てくるやつ。
ヒッタイトとかミケーネ文明とか、あの辺が崩壊していくみたいな時代。
古代のイスラエル王国が前11世紀頃とかね。このぐらいなんで、まあまあまあそんぐらいなんだなという感じですかね。
なるほどね。古いのか新しいのかって感じだけど、まあ古いわな。
まあまあ古い古い。
ゾロアスター教の宗教観と信仰
その頃にできたとは言われてるんだけど、別にすぐに覇権的な宗教になっていくみたいな感じでは全然なくて。
イラン高原には数多くの宗教っていうのがあって、ミスラ教とかっていうのとかがあったりとかね。土着の信仰みたいなのがいっぱいあったりしたらしいんですよね。
これあの三嵐さんのインド海にもつながるんですけど、やっぱり元々のインドヨーロッパ語族の祖先が紀元前3000年ぐらいから東西にこう、
人族移動を始めて、西のほうヨーロッパのほうに行った人たちはね、それこそヒッタイトになったりとか、あの辺もそうだし、あとはギリシャ文明を作ったりとか、エルト人とかゲルマン人とかになっていく。
東に行った人たちがイラン高原に入ってきて、たぶんイラン高原経由でインドア大陸のほうに入っていく。インドのほうに入っていくみたいな。
そんな感じの流れになるっぽいので。やっぱり彼らには共通した多神教的な宗教観っていうのがもともとあって、イラン高原でもインドの神々と通ずるような、共通するような神々が信仰の対象になってたそうなんですね。
本当にリンクできるような、この神はあの神と一緒だよねみたいなのがあったらしいんですよ。
そういう感じで移動したりとかしてたんですけど、
さっき言ったもともとの神々としてはミスラ神ですね。ミスラ神っていうのがいたらしいんですけど、
これは友情とか契約なんかを司る太陽神とされてたと言われてて、ゾロアスター教によってだんだん存在感のない神様となっていってしまうんですけど、イランではそんな感じになっちゃうんですけど、
ローマの方とかにもこれなんか影響したりとかして、キリキア海賊とかが信仰してたと言われるミトラ教とか、そういうのもこのミスラ神から来てるらしいとか言われてたりとか、
あとは東の方に行って、それこそミロク菩薩の信仰。ミロクっていうのもミスラから来てるらしいみたいなことが言われてるらしいですね。だからインドの方に入った人たちがそういうのを広めたっていう感じなんでしょうけど、
だからいろんなところに影響してるんだろうなっていうようなのは見て取れると。だからそんな感じでミスラ教だけじゃなくて、いろいろ書いてはあったんですけど、ちょっと僕がいまいちピンとこなかったんで、ちょっとそのへんはしょるんですけど。
そのへんってなんなんですかね。あんま民族っていう概念ってそういう時代とかってないなんてよく言いますけど、言うてでも人の流れがある中で似たようなものっていうのが、東へ西へ伝播していくみたいな、そんな感じなんですかね。
そうそうそう。なんかちょっとこの辺ももうちょっとね詳しく、インドヨーロッパ語族の起源みたいな、本は持ってるんですけど実はちょっとあんま読めてなくて、ちらっと読んだ感じだと、全4000年から全3000年ぐらいの間に、今まさにウクライナとロシアが戦争してるあたり。
クリミア半島のちょっと北ぐらいの、あのあたりに移動していった元の人たちがいて、そっから分裂していくっていうか民族移動していくみたいな、そんな感じらしいんですよね。
たぶんそこにいた人たちが、なんとなくそういう多信教的な感じの信仰とかを持ってたんだろうなっていうような感じらしいですね。
文化とか種族とかも結構近いものがあるらしくて。インドって階級制度になってて、新刊バラモンがいて、クシャトリアがいて、ヴァイシャがいてみたいな、そんな感じじゃないですか。
ああいうのもイランでもそういう感じであったらしいんで。その辺は共通している。
やっぱり同じような祖先。ペルシャに一回入って、そっから多分インドに入ってってるはずなんで。そういう感じなんだろう。一気に行ったわけじゃないと思うんですけど、徐々に徐々に移動していったんだろうなっていうような感じですかね。
何人限定。なるほどね。
そんな感じで、もともとはあまたある宗教が、いろんな神々がいてそれぞれに拝んでいたりしてたという感じだったんですが。
ゾロアスター教がまさに唯一の公認宗教ってなるのは、ササン調の頃なんで、紀元後3世紀とかなんですよ。
結構後だね。
そう。だからザラスシュトラが生まれてから1500年間とか、このぐらいはあまたある宗教の一つというような感じだったらしいと。
もう一回言って。何が生まれてから?
ザラスシュトラっていうゾロアスター教を、ある意味起こした。
ちょっと起こしたもん語弊があるかもしれないですけど、考えついた人と言われている人。
生まれてから、公認の宗教となるまで1500年ぐらいかかると。
イラン公元って、メディアっていう国があったりとか、アケメネス帳があったりとか、セレウコス帳があったりとかね。
その前はパルキアだったりとかね。そんな感じであったわけで。
アケメネス帳は、結構文化的な自由度っていうのは高かったらしいんで、いろんな宗教が別に混在できてたし、ある意味その一つに過ぎないみたいな感じだったし。
セレウコス帳はギリシャ人の国家なんで、別にわざわざ公認するってことはきっとなかったんだろうし。
あとパルキアは、結構地方文献がすごかったらしくて、
メインの宗教はこれみたいなのをわざわざ作るような国ではなかった、みたいなことが書いてありましたね。
教科書的には、それらの国々、特にアケメネス帳なんかもゾロアスター教の国だ、みたいな言われ方がすることもあるらしいんですけど、
実際はゾロアスター教と古代の元々のアーリア人の宗教の教会っていうのが、結構曖昧で、別にゾロアスター教じゃなくない?みたいな。
それって、それこそミスラ教なんじゃないの?とか、そんなのが混じってるらしいっていうので、結構解釈が分かれるらしいですね。
で、それがササンチョウになってくると、たまたまササンチョウの支配者となる部族がゾロアスター教を信仰してたし、
ササンチョウが中央集権的な国家っていうのを目指して作ったので、
しかも他の宗教をちゃんと弾圧していくことによって、国教となることができたんだ、みたいな。
そんな感じらしいですね。
ゾロアスター教の神様の像みたいなのあるんだっけ?
あるある。
ない。
分かんない。
えっとね、確かないんじゃなかったかな。
アケメネ賞の時に、それこそダレイオスとかと一緒に並んでる像みたいなのがあったりして、
ダレイオスとアフラマズダガっていうトップの神様が並んで描かれてるっていうことを言われたりするんだけど、
確かゾロアスター教は偶像崇拝とかあんまり信仰してなくて、
だからそれ描かれてるのおかしくない?みたいな指摘が入ったりして、
それアフラマズダじゃないっしょ?みたいなことが言われたりしてるらしい。
正確なことは分かんないです。
だからたぶん像とかはあんまりないんじゃないかな。
ちょっと待って、ダレイオスとアフラマズダってなんだっけ?
その辺は神様のことは後々説明していくんですけど、
一番偉いとされてる神様ですね。ゾロアスター教の中でね。
ダレイオスはアケメネ賞の王様です。
ザラスシュトラの部族を離れて教義を広める
しかもゾロアスター教って聖典?ゾロアスター教のバイブルみたいなやつ。
もうササン帳になってから作られてるらしいので。
新しいな。
ザラスシトラが生きてた時代から1500年くらい経ってからやっとできるみたいな。
ギリスト教でもせいぜい150年とか300年くらいだったのに、1500年ですからね。
だからササン帳とゾロアスター教の関係がある意味密接だったからこそ、
すごい宗教みたいな感じで持ち上げられたけど。
実際これ後々も説明していくんですけど、
本来のザラスシトラの教えともあんまり関係ないようなことまで取り込みながら、
国教として、国の基盤としてある意味作られたというか。
そういう側面があるというかね。
政治利用される宗教あるあるではあるよね。
あるあるではある。言ってないよねみたいなね。
あるっぽいですね。
ササン帳の頃は、もしササン帳がゾロアスター教を使わなかったら、
他に何になったかも。
いやわかんない。
ササン帳の王族がゾロアスター教を信仰してたんですよ。
だからそこは自然じゃないですか。
部族ごとに全然違う宗教を信仰してて、
たまたまササン帳の王族がそれを信仰してたから、
もうこれで行くっていう感じにしたっていう側面があるみたいですね。
さっきの話を聞いていると、
アケメネス町があって、アレクサンドロス系があって、
パルティアがあってって感じで、
別にこの一神教みたいなところっていうのが流世しなかったみたいな話があるけど、
なんかお土地柄みたいなところもあるんじゃないですか。
そんなやっぱり平原地域っていうわけでもないし、
そういう点と点の町みたいなのが多いような場所だったりも。
ああそうですね。
だからそういう一つの宗教で、
いろんなところをまとめ上げるみたいな需要がなかったんだけど、
ササン帳の支配者は、中央宗教を目指したみたいな話がありましたけど、
そういう意図があって、
やったみたいなのがあるのかもしれないなってちょっと思って。
うん、そうかもそうかも。
確かにほんと点々で町があるようなね、ほとんど砂漠みたいなさ。
砂漠じゃないけど、高齢を落とした場所ですからね。
これはそうかもしれない。
まあまあそんな感じの大きな流れというか、
概要だけちょっとサッとササン帳まで行っちゃったんですけど、
まずこのザラスシュトラについて、
もう一回ちょっとやりたいなと思って、
ザラスシュトラスピターマですね。
本名というか、名前がね。
前12世紀から9世紀頃にハエーチャスパ族っていう部族。
ハエーチャスパ族っていう部族の、
神官の一家の息子として生まれたと言われてると。
だからやっぱ神官階級なんで、
インドでいうバラモンみたいな、
そういう立場の人として生まれてきてる。
何の宗教の神官?
わかんない。何の宗教かわかんない。
何らかの宗教を信仰してるところの神官の子供として生まれたみたいな、
そんな感じのことね。
そうそうそうそう。
だから古代からイランで信仰されていた、
この本には古来からのアーリア人の宗教としか書いてなくて、
ちょっとわかんなかったんですけど、
そこの神官の人として生まれたと言われていて。
だから、そういう呪文の使い方とか儀式の仕方とか、
そういうのに非常に精通していたんだろうと言われていて。
なんで、神官なのでかなりエリートではあったんで、
そのままでも尊敬されて満足に暮らしていけたんだと思うんですけど、
ちょっとどんな事情があったかわかんないんだけど、
二十歳のころに家出して暴露の旅に出るパターン。
パターン。
パターン。
ちょいちょい言いますよね。
だからコテンラジオのデータベースが作られると、
家出するパターンとか入れると、
グワーって出てくるのの一番初めにこの子が出るかもね。
ザラスシュトラ。
二十歳で家出ちゃうと。エリートだったのに。
古代アーリア人の生活っていうのは、
基本的に牧畜の生活だったらしいので、
結構部族単位でそこそこみんなやってるみたいな感じだったんで、
そんな年とかないわけですよ、大きい。
そんな出身部族を離れて生きていくっていうのは、
それだけでかなり厳しかったはずなのに、
暴露の旅をしながら、
いろんな部族を渡り歩いていったんだそうなんですね。
で、なんか、この辺分かんないですけど、
その暴露生活の中で、
ゾロアスター教の基礎となるような教義を考え出したと。
もうここも何があったか分かんないですけど、
そもそも何か刑事的なものがあって、
家でしたのか、それとも旅をする中で思いついたのか、
ちょっと分かんないんですけど、
両方かもしんないし、
校舎だけとかもあるかもしんないですけど。
そんな感じで、ザラスシュトラは、
その思いついたオレ流の教義みたいなのを、
いろんな部族の人に布教していったんですけど、
その内容がやっぱ当時としては奇抜すぎて、
当然他の部族の人たち、
古代のアーリアの神々を信仰している人たちには、
全然受け入れられないという感じになっていって、
ザラスシュトラは、
古代のアーリアの神々を全力で否定するんですよ。
いいねー。
いいねー。
教義の中身は後々やるんですけど、
さっき言ったアフラマズダっていう、
これもオリジナルの神様なんですよね。
ザラスシュトラが、
オレが作った最強の神みたいな、アフラマズダ。
最近聞いたぞオレ。
聞いた気がするぞ。
なんかちょっと具能質の人たちにも通ずるような感じがあるんですけど、
作り出しちゃって、
そのアフラマズダ以外は、
その神々はもう信仰の対象じゃないとかって言って、
ゾラスター教ってよく、
善悪二元論って言われるじゃないですか。
だから、古代アーリアの神々を悪魔側に位置づけちゃって、
めっちゃみんなに嫌われていくっていう。
そりゃ嫌われるよね。
なんだかなーって感じだね。
キリスト教に先立って、
1000年くらい前から似たようなことをやってるっていうのもまたあれだね。
元祖観があっていいね。
そうねそうね。
それでもめげずに、
不教というか教えを説いていったそうなんですが、
そんな法老生活も、
20年以上続いて、
信者になってくれたのは、
たった一人だけだったらしいです。
切なすぎるだろ。
うさんくさかったんじゃねえかって感じがするね。
ザラスシュトラの王専属神官としての権力築き
もうちょっと20年経つ前に諦めろよとは思うんですけど、
しかもその一人っていとこですからね。
そう考えると、キリストとかブッダとかってやっぱカリスマ性すげえ。
ああ確かにね。
そうだね。すぐだもんね。
だけど、そんなにめげずに頑張ってたら、
22年目に天気が訪れて、
42歳ぐらいのときですかね。
たまたまナオタラ族っていう部族の王様と出会ったんですが、
なんか知んないけどこの王様にめちゃくちゃ気に入られたらしいんですよ。
何がそんなに気に入られる要素だったのかは全然わかんないんですけど、
昔からの呪文とかも使えたし、儀式とかもできたから、
たまたま雨漕いをしたら雨が降ったとかね、
そういうのが当たって気に入られたとかさ、
そんな感じのエピソードなのかなとか思いましたけど、
それでめっちゃ気に入られて、
その王様は今まで使えていた神官たちを追放して、
これもう極端なんですけどね。
ザラスシュトラがもう王専属の神官になったんだそうです。
大出世じゃん。
そう。
で、このザラスシュトラは貴族と縁石関係とかを結んだり、
普通に結婚したりとかね、娘を差し出したりとかね、
最小の娘をもらうとか、
そんな感じのすごい偉い人と権力基盤をどんどん築き上げていくみたいな、
めっちゃ政治的な動きしていくんですよ。
ザラスシュトラの暗殺とアーリア人の宗教との融合
族っぽいね。
そう、めっちゃ族っぽいですよ。
ここ面白いなと思ったんですけど。
すごい宗教的な行事だけじゃなくて、
宮廷政治家っぽいような振る舞いをしだすみたいな感じだったらしく、
そんな感じで、地盤はそこでできたんで。
一応自分のオリジナルの教義っていうのをここでいろいろ説いて、
教団みたいなのもちゃんとそこで組織できて作って、
ちゃんと古代アーリアの宗教を否定していくっていうのをやったんだと。
周辺のアーリア人の部族から見たら、
ナオタラ族がやばい信仰宗教にハマって、
王様騙されてるらしいぞみたいな感じになっていくらしくて。
結構軍事的な信仰とかもされたりしたらしいんですよ。
だけど、たまたまなのか何なのかわかんないですけど、
それも軍事的に払いのけることができて、
やっぱりゾロアスターの教えは正しかったんだみたいな感じで、
ますますハマっていくみたいな。
そんなことがあったらしいと。
で、ここから一気に飛ぶんですけど、
後世の伝承としては、
ブラス・シトラの最後は、
礼拝中を拝んでるときに、
単刀で暗殺されたということになってるらしいですね。
なるほどね。
恨み解散な感じはありますし。
そうだね。
それなりに権力基盤は築いてたんでしょうけど、
嫌われる言動とかしてそうだなっていう感じは、
なんとなく想像できるなって。
なんか道教とか、ラスプーチンみたいな。
そういう匂いしますよね。
世俗っぽい雰囲気はしますけど、
誰がこの物語作ったの?
そもそも似た人なのかもしれないけど。
確かにね。分かんない。
分かんないんだ。
調べきれてないです。
経典とかに載ってる話とかそういうわけじゃない?
じゃないっぽいですね。
じゃないんだ。
たぶんこの辺は、
高校で学的に調べていくみたいな、
そういうアフロチの話だと思う。
経典とかには載ってないんじゃないかな。
なるほど、経典に書かれてる話なんだとしたら、
なんて雑なじゃなくて、
本校とかの感覚ねえなと思ったんだけど。
まあまあまあまあ、
客観的なことだってことね。
それであれば納得した。
なるほど、なるほど。
で、ザラス・シュトラが亡くなった後、
残された弟子筋たちは、
さすがにこのままザラス・シュトラ路線でやってくと、
師匠殺されたし、
俺らもやばいんじゃね?みたいな感じになってきて、
恨み買いすぎるんじゃね?みたいなことになって、
かなり妥協的になっていって、
古来のアーリア人の宗教とかも、
ある意味取り込んでいって混ざり合うというか、
より多神教的になっていくっていうプロセスがあったらしいですね。
だからザラス・シュトラとしては、
基本的にはアフラマズダしか拝んじゃだめよ、みたいな感じだった。
善悪二元論って言われるけど、
わりと一神教に近いような感じのことを言ってるんですけど、
それがちょっと多神教的に日寄ってなっていくみたいな感じの流れがあるらしいということですね。
なるほどね。
まあ強度でかい話でした。
私今ごめんね、ちょっと話どっか飛んでたんだけど、
ザラス・シュトラの有名になる過程
ザラス・シュトラさんが王様に見染められて、
有名になっていくというか、そういう感じになっていくのを聞いたら、
PPNPってさ、ピコ太郎の思い出しちゃって。
あれYouTubeに当てた時に、アメリカのジャスティン・ビーバーがさ、
すごいリポストとかなんかして、
もうめっちゃすごくなっちゃったから、
やっぱあるんだな、有名な偉い人に見染められると、すぐにライジング、拡散していくというか。
ある意味、ザラス・シュトラ自身もナオタラ族の王様に救われたというか、拾われて、
ちゃんと教団まで作れたっていう側面もあるし、
それがその後はまた細々と続いていくみたいな感じだったのに、
ササンチョウの時にたまたまササンチョウがね、それを信奉してたから、
またそれが国中に広がるみたいなさ。
2回それが起こってるっていうのも、なんか面白いなって思いますね。
フォロワーだね。フォロワー大事だね。
だから何らかの魅力があったのよね、このドローンスター教には。
22年渡り歩き続け、
諦めなかったっていうのも、ある意味すごいですよね。
諦めろよって思うし。
でも最後報われたんだからいいよね。
まあね、そうそうそうそう。
某孔子っていう儒教の人は、20年どころじゃないぐらい就職できずにその辺うろうろしていくに、
最終的に就職できずに死んじゃったからね。
あ、ほんとだわ。
そうだね。そういう意味ではね、
あったつてもね、独革に入れたっていうのは良かったのかもしれないですよね。
王子なんかも権力欲超あったらしいけどね。
ああ、そうなんだ。
え、じゃあ1回目はこれぐらいなのかな?
そうだね。
何回かに続くのかな?
ちょっとね、次ぐらいで終わっちゃうかもしれない。
でもいいんでしょう?
いいっす。
マニ教に行ってアグスティネスにつながるように。
つながるようにっていうことね。
とりあえず軽く触れるぐらいの感じで。
じゃあ1回目は終わりにしますか。
はい。
ちょっと話してて。
あれ?話してて。
どれぐらいの分量の話すればいいのかわかんないから、
ちょっとなんだろうな。
ゾロアスター教の善悪二言論とか廃下教とかっていうふうに言われるがゆえんっていうのは次回話すんですか?
あ、そうだ。それ忘れてた。
え?
次回話すのかと思ったんだけど違うんかい。
忘れてたな。
なんかその廃下教って、なんだあれ日本語訳、中国からなのかわかんないけど、
そう呼ばれるけど、別になんかその、
火をあがめるみたいなのって、
あの教義自体がそもそも古代のアーリア人の宗教の中にあったらしいんですよ。
だからゾロアスター教特有では全然ないっていうところで、
なんか別に火を拝むことがゾロアスター教なんだとしたら、
イランの他のすべての宗教が全部そうなっちゃうよねみたいなことも書いてあって。
もちろんその火を拝んではいるんですけど、
必ずしもそれが特別なものっていう感じではなさそうと。
まあこの人たち特有のものではない。
あ、そうそうそうそう。
なるほど。ありがとうございます。
ですね、はい。
用意できました。
はい、すいません。
今日も最後までテキストセーカーをお聞きいただきありがとうございました。
テキストセーカーはスポーティファイ、アップル、ポートキャストで配信しています。
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お聞きのポートキャストアプリで番組フォローいただきますと更新時に通知がきます。
感想やご質問、みぞちゃん、ともけへのファンレターも引き続きお待ちしています。
番組概要欄のGoogleフォームにご入力いただいたり、
Xでハッシュタグテキストセーカーをつけてポストいただければ全力で探しに参ります。
いつも感想をいただく皆様本当にありがとうございます。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
僕の癖として、似たような人とか、他の歴史上の人物とかに置き換えたくなるという癖があるんですよね。
置き換えるというか、置き換えたりだとか他と対比してみたりみたいなそういう癖があるんですけど、
なんか宗教の思想的な人たちの類似性だとか、逆に対比的な部分だとかっていうのって面白いなーみたいなことをちょっと感じましたね。
さっきの孔子の話もそうですし、
ブッダだってね、ある意味途中で結構パトロンみたいな人を得てからすごい教団強くてかでかくなってったみたいなのもあったりもするしさ。
そう考えるとムハンマドとかやべえなって思うけどね、あいつね。
あー、確かにね。なんかちょっと異質ですよね。
特有感がある、なんかすげースーパーマンって感じがしますね。
そうだね。
いつかムハンマドの話も聞きたいな。
あー、ちょっと避け続けてるんですけどね。
あっ、そうなの?
うーん、いや、そう、そうね。
なんかこう、西洋哲学の土壌にどうしても乗らないじゃないですか。
まあまあまあまあまあ。
また哲学感があんまり感じないんだよな、雰囲気的に。
なんかもう初っ端から政治結社っていう感じがしてる。
あー、確かにね。
それはあんのかもね。
まあまあまあ、いいや。
すいません。
じゃあそんな感じで終わりますかね。
はい。
じゃあ、ありがとうございます。
ありがとうございました。
ありがとうございました。