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2024-06-14 54:59

気になる本、最近読んでる本 2024.05

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今回話題に挙がった本

  • 写真はわからない
  • STONER
  • アジアンジャパニーズ
  • 体力アップ1年生
  • ソビエト旅行記
  • カフカ素描集
  • ひとり: Altogether alone

特集:okadadaプレゼンツ!『音楽ディスクガイド』ガイド!!/アフター6ジャンクション2

サマリー

小林輝生という写真家の著者が、「写真は分からない」というタイトルの新書を出版しています。この本は、写真についての彼の考えや自身の経験を通じて、良い写真とは何かについて考える内容となっています。小林希生の小説『アジアンジャパニーズ』は、旅をすることや海外での生活を通じて自己と向き合う内向的なテーマを扱っています。本作は1作目がタイとインド、2作目がベトナムとパリ、3作目が沖縄とカトマンズを舞台にしており、それぞれ異なる内容やスタイルを持っています。高木直子さんのコミックエッセイ『体力アップ1年生』について話されています。体力の定義や体力をつける方法などについて述べられており、体力に関するアプローチは人によって異なり、食事や体重管理なども重要だと語られています。アンドレ・ジットのソビエット旅行記について紹介されています。どこにも情報が出てないが、アトログのその回自体も面白いとのことで、岡田プレゼンス音楽ディスクガイドガイドという回だったようです。

小林輝生の写真について
コーノ
たぶん、これだけかな、ちゃんと読んだのは。
写真はわからないって本。
ポーさん
あー、はいはい。
コーノ
著者の人が、写真家の小林輝生っていう人で、
で、この人が旅行の、旅行記みたいなのも書いてあって、旅行記というか、なんかノンフィクションを書いてある人で、
僕はそれで知ってて、
ポーさん
読んだことあるんですか?
コーノ
そうですね、あのー、めっちゃその、旅行本の中ではめっちゃ有名なやつで、
アジアンジャパニーズっていう本なんですけど、
そのー、どう言ったらいいんかな、バックパッカーが読む本で、
ほんま、必ず名前が上がるぐらいのやつで、
その、深夜特急とアジアンジャパニーズと、
何でも見てやろうっていう本は、
だいたい、なんかその旅行本、バックパッカー本界隈の人は全員読んでるぐらいの感じなんですよ。
それを書いてた人で、で、まあそれも、うち今もあるんですけど、
なんかその、その人が、一応まあ本職というか、
写真家が本業なんで、写真についていつも書いた新書ですね、これは。
写真は分からないっていう。
写真っていうのが、なんかまあ分からないって言いつつ、
30年以上写真家やってるんで、自分なりにどういうものか、
どうやったら評価したらいいのかとか、そういうことを書いてるんですけど、
すごい読みやすかったですよ、これは。
あのー、いい写真って何なのかみたいな、そういう話が結構あってて、
章のタイトルとか読むとすごいわかりやすいんですけど、
まあいい写真とはっていうのが序章で始まってて、
で、世界が撮り尽くされたのか、あとはカメラとの付き合い方、
なんかね、連載かなんかしてたやつをまとめた本でもあるんで、
カメラマンとフォトグラファーの違い
コーノ
写真を撮るものの条件、カメラマンっていう言い方が最近あんまりされなくなったとか、
ポーさん
写真家って言ったりフォトグラファーって言ったりとか、
コーノ
で、そのそれぞれの意味の違いとかね。
ポーさん
何がどうなんですか?
なんかそのカメラマンっていう言葉は、もともとはそういう新聞記者の写真、
コーノ
新聞の写真を撮る人とかが使われてた言葉、
まあほんまそれこそ昭和以前とかでよく使われてた言葉で、
その時はほとんどフォトグラファーとかっていう言葉はなかったらしくて、
もちろん英語ではあるけど、日本語としては。
で、仕事の写真を撮る人みたいな。
掲載用の写真を撮る人。
ポーさん
なんかこう芸術的な文脈が濡れてる印象ですね。
そうですね。
コーノ
写真家って言うと作品を作る人みたいな。
その頼まれたものとかじゃなくて、自分の作品を作る人。
で、なんかフォトグラファーって言うと、なんかその両方みたいな感じらしくですね。
今業界で使われてる言葉として。
で、あんまり今はカメラマンって名乗りたがる人がいなくなったとか。
ポーさん
うん、なんかわかる気がする。
コーノ
アート思考ではないけど、そういう作品思考。
いずれは自分の作品を作るみたいな、そういう人がすごい増えて、
ただの写真を撮るっていう人がすごい少なくなった。
でも、たぶん写真自体が一般化してきたからなんでしょうね。
手段としての撮影っていうのが、誰でもカメラ持ってるし撮るようになったみたいなのがあるんかもしれないですね。
写真家思考の強い若者とか書いてあったりとか。
写真は窓なのか鏡なのかっていう、これすごいわかりやすいんですけども。
自分が見たことない世界を見るための窓としての写真と、
写真を通じてそれを見てどう思うかっていう自分の心を映す鏡としての写真みたいな話とか。
この辺はすごい結構誰が読んでもピンとくるような感じかなと。
どうなんやろ。僕はそれ自分で写真ってなんなんかなって考えた人間やからそう思うから。
写真の意味と受け手の役割
ポーさん
いや、まあでもわかりますよ。
でもこれはあれですね、つまり写真の撮り方とかのハウツボンじゃなくて、もっとこう写真とはっていう。
コーノ
そうですね。
ポーさん
大送りなテーマというか。
コーノ
そうですね。
ポーさん
でもじゃあ別に写真そんなに撮らなくても、そもそも写真ってどういうもんだろうみたいにピンときてない人も、
読めばそれなりにちょっとこうなるほどみたいな感じで楽しめる。
コーノ
そうですね。なんかその、どう言ったらいいんか。一般的なと言ったらいいんかな。
今で言う写真ってどっちかっていうとその映えが強いじゃないですか。
はい。
なんですか、世の中にその嗜好されるというか出回ってる写真って、こういう風なんか綺麗な写真であるっていう、
ちょっと映える写真、見栄えがいい写真っていうのが求められるけど、そういう話一切してないんで。
だからそこはもしかしたら読んだ人があれって思うかもしれないですね。
ポーさん
なるほどね。
コーノ
なんかそういうものが写真やって思ってたら。
ポーさん
うんうん、なるほど。
コーノ
だからなんかそういうインスタグラムとか。
ポーさん
常に見られることを想定したような写真。
コーノ
とか華やかさとかその見栄えの良さ、表面的なところをメインにしてると、ちょっとそれは言ってることわからないかもしれないですね。
ここで書いてあることは理解できないかもしれないですけど。
結構ね、こう写真が挟んなってすんで、これはどう見るかみたいなところが出す。
ポーさん
この人の作品じゃなくて、いろんな人の。
コーノ
基本はこの人の作品です。でも他の人のやつも出てきます。
なんか面白かったんですけどね、そういう実例込みで。
なんかこの一番冒頭の口で出てくる森山大夫。
ポーさん
この犬ね。
これいいですよね。この犬は私も好きですよ。
コーノ
三沢の犬っていうのがすごい代表作らしくて。
ポーさん
これはよく見ます。
コーノ
でもこれがなんでいい写真なのかっていうのを説明してくれてるんですよ、この本の中で。
はいはい。
この犬は見る人によって意見が違うから、見る人が同じ意見しか出てこないものっていうのは、想像力が全然広がらないものである。
例えば富士山が映ってる、昔で言うところの銭湯の壁みたいな、富士山、池、絶景みたいなもので、
見る人がみんな同じ感想しかいたどかないから、そんなに想像性がないというか、刺激されない。
ただ綺麗なのは綺麗やけど、100人同じ意見しか出ないものって面白くないって言われるらしくて。
絵は描き写真ってそういうのを言うらしくて。
だからそういうのを話は今回ここではしてないですよっていう話をずっと。
なんかいろいろ想像が膨らむのが面白いっていう。
いい写真っていうのは一応そういうことをここでは言ってますんで。
ポーさん
写真っていうのは、今いい写真っていうのは、そうやって見てこれは何だろうみたいに、自分がどういうふうに感じるかっていうのが大事で、
この写真はなんでこの写真が撮ったんだろうみたいな、そういうふうに考えることはあまりないんですか。
コーノ
そんなんもう全然出てきますね。この本の中でも出てきますね。
でもなんか自分が思ったことを写真に写すっていうのは、
写真家はやるけど、それをそのまんま読み取ってもらうにはあまりにも説明がないから、
それが伝わるってことはすごい難しいみたいなことの解釈でしょ。
ポーさん
そうですよね。
コーノ
映画とかって作者のバックボーンがあったりとか、シナリオがあって、その説明じゃないけどその展開とかがあって、
読み取ろうと思ったら読み取れる構造になってることが多いけど、写真ってほんまそれだけ1枚だけだから、
なんかそれはすごい難しいし、見る人間がすごい想像して自分なりの解釈でっていうのも、
その幅が広いことも面白さの一つみたいなことを言ってました。
ポーさん
受け手にすごい余地が大きい。
コーノ
そうですね。でもそういうこと全部書いてましたね。だから読んでて面白かったです。
ポーさん
この犬ね、なんかいいですよね。最近の本ですか?
ちょっと前ですね、2022年。2年前か。興味がある人は面白いと思います。写真撮るとか見るとか。これ一冊で。
私も一冊。これはストーナーっていう小説なんですけど、作品社っていうところから出てる小説で、
なんかたまたまあるブログ読んでたら紹介されたんで、ちょっと気になって読んでみたっていう。
たまたま読んだ本なんですけどね。結構面白かったんで紹介します。
これもね、割とどう面白かったかっていうのをなかなか説明するのが難しいんですけど、
まず私結構面白く読んだんですよ。どういう話かっていうと、主人公がストーナーっていう男で、
アメリカの中部に住んでるような、中西部かな。で、大学に入って文学に目覚めて教師になって最後晩年まで描いてるんですよ。
つまり10代からその主人公がおじいさんになって亡くなるまでを書いてる本で、結構それがまず珍しいなと思って。
なんか意外とないかなと思って、死ぬまでっていうのは。それこそ失われた時を求めては、あれは子供の頃から本当に老人になるまでですけど、
あれは別にまだなくなってないし、これはこの一冊でもう人生最後まで書いてるから。
コーノ
電気っぽいですね。
ポーさん
そうですね。そうですね。電気っぽいですね。淡々とすごい書いてるんですよ。
コーノ
そうなんですか。
ポーさん
ストーナーは何々だったとか。
コーノ
そんな劇的な感じじゃない?
ポーさん
そう、これはすごい淡々としてて、温度がずっと平日というか、そういう文体と長い時間軸っていうのが結構合ってると思います。
文体と物語がすごいハマってて、だから読みやすかったと思うんですけどね。
そんなにパッと見あんまり幸せな人生じゃないような気もするし、まあでも幸せだったのかなみたいな。
人の人生を振り返るとまあそういうふうになると思うんですけど、ストーナーもそういう人生生きてて。
コーノ
人生もそんなに波が激しいわけじゃない?
ポーさん
なんかね、激しい激しくも見えるけど、最終的にはなんか割と幸せだったのかなみたいな、そういうね、良気的な感覚になるんですけど。
結婚して、結婚生活があんまりうまくいかなくて、で、生まれた娘とも仲が小さいから仲良かったけど、だんだんその夫婦仲が悪くなることで娘との距離もできちゃって、まあ家もぼちぼち。
で、仕事でも文学の先生になるんですけど、情熱はあったけど、だんだん職場の人間関係でちょっとこう、何て言うんでしょうね、権力争いに負けるというか、ちょっとこう不遇の立場に立たされて、まあ仕事でもパッとしないみたいな。
で、ちょっといい恋人ができて、家族はいるけど、恋人とも束縛の幸せがあったけど、それもいずれ終わってしまう。で、最後晩年までもうおじいさんになっても文学はやってたけど、結局別に特別何か称賛されたわけでもないし、
で、家族仲が結局最後まで解決もしなかったけど、まあもうおじいさんになったからそこまでの執着もない。で、亡くなっていくっていう、なんかね、簡単に言うとそうなんですけど、これまあそれなりに暑さのある小説なんで、まあ読んでると読みやすいんですよね、まず文体もそういう平坦な感じで。
なるほどなーとか思いながら読んでて、ちゃんと亡くなって終わるっていう、すごいね、こういう小説もいいなって思わされる小説でしたね。
コーノ
そんなだから主人公ぽくはないってことは。
ポーさん
そうですね、なんかね、あと書きにも書いてました、あと書きかな、何回調べたか忘れましたけど、アメリカで出た小説だけど、受けなかったんですって最初。
多分その、おそらくアメリカの人っていうのはもうちょっとこうアクティブな主人公の方が好きで、そのストーナーはすごい淡々としてて、まあどっちかというと受け身に取られるような生き方をしてて、そういうところがはまらなかったんじゃないかっていう考察があるんですよ。
で、翻訳されてフランスでヒットしたのかな、でヨーロッパで人気になって、で逆輸入でアメリカにも行って日本にも届いたみたいな。
発表してからヒットするまで時間のかかった小説なんですけど、確かにヨーロッパの方が、ざっくりとした言い方ですけど、ヨーロッパの方が受けるのかなっていうような経緯もまあまあ腑に落ちるというか。
だから日本でも普通にエンタメ小説で読み慣れてる人は退屈な小説だなって思うかもしれないですね。
コーノ
名前はいろんなところに出てくるというか、この小説の存在は知ってたんですけど、それこそフルーストを読む生活とか、ああいう読書の日記とかああいうところに出てきてたような気がする。
そんな前じゃないですかね、これ割と最近ですよね。
ポーさん
そうだったかな。
コーノ
そうか、空飛猫かどっかで多分言ってたとか。
ポーさん
2014年。
コーノ
ちょっと前ですね。
ポーさん
でもこれ多分普段そういうどっちかっていうと純文学好きな人は結構好きだと思います。
私もまあうまくはまりましたけど、これはよかった。
なんかそうオチを言っちゃう、オチというか説明しちゃうと本当にだから何って感じなんですけど、読めばはまる人にははまるっていう人を選ぶ作品ですけど、よかったね。
コーノ
難しいですね。
なんか魅力ってなんなんよみたいな。
そうですね。
内向的なテーマの探求
コーノ
そうなってくると伝えるのは難しいですね。
ポーさん
伝えるのは難しいです。
特にこういう小説はどう面白かったっていうのはね、読んでって感じになっちゃうんですけど、でもね、なんかね、これを読んだ後にちょっと前別のブログでこれ紹介されてたんですよ。
それはこの小説の感想とか探してたんじゃなくて、たまたまなんですけど、中年になってからのおすすめ作品みたいなので紹介されてて、
主人公のストーナーの中年になってからの生き方が自分の中年になってからの生き方にも参考になったみたいな、そういう文脈で語ってる人もいて、そういう紹介される方もありましたね。
コーノ
短ってことですかね。
ポーさん
短いかというか、まあその波がない人生のようでいて、とはいえ個人的にはそれなりに悩みもあって苦労もあるけど、旗から見るとそんなに幸せそうでもないし、波もないさそうに見えるみたいな、人生ってそんなもんじゃないですか。
コーノ
うーん、そうかな。
ポーさん
私はまあそんなもんかなと思うんですけど、見方によっては楽しそうにも見えるし、しんどそうにも見えるし、退屈そうにも見えるけど、まあそれは見方で全然変わるよなっていう世界観で生きてるとハムハムあるかなって感じ。
聞いたことはありましたね。
一回日本翻訳大賞の大賞だ、大賞ではないと思うんですけど、なんか関係する賞をもらってましたね。読者文言だったかな。なんかやっぱり評価は良かったみたいですね。私が全然知らなかっただけで。
コーノ
今、買ってちょっと読んだりとかしてる本が、これもさっき言ってたやつ、同じ小林希生っていう人のアジアンジャパニーズ、僕1しか読んでなくて、2と3があったんですよね。
ポーさん
結構分厚いですね。
コーノ
これは文庫もあるんですけど、これを読んだりとか。
ポーさん
その写真も読者の撮った写真ですか。
コーノ
1しか読んだことなくて、1もある。90年代って感じですね、内容は。その若い人がタイとかに旅行する理由みたいな。
ポーさん
深夜特急よりかは後の作品。
コーノ
後かな。深夜特急ってだいぶ前ですからね、確か。
タイとインドかな。1はタイとインドがメインで、タイとインドとかで日本人にインタビューをして、なんでここにいるのかとか、何をしてるのかとか、日本に帰ったらどうするのかとかっていうインタビューをして、写真を撮らせてもらうっていうのを何人もやるっていう、そういう本なんですけど。
この本は日本に帰ってきてからもう1回会って、今何してるのかみたいなインタビューもあるんですよ。
ポーさん
それが2ですか。
1です。
1で、ああ、そっか、アジアでジャパンか、そっか。
コーノ
そうですね。
ポーさん
アジアのショーで向こうの方で話した人に再びの彼らで、そっか。
コーノ
帰ってきてどうやったかとか、あの時どうやったかっていうのをもう1回聞いたりとか、で、今どうしてるかとか。
ポーさん
どれぐらいの時間が空いてるんですか。
コーノ
どれぐらいとか、いや、そんな空いてないですね。帰ってきてる人に会ってっていう感じなんで、たぶんすぐの人もいるし、1年とかの人もいるし、
ポーさん
だから全員インタビュー撮ってるわけじゃないんで。
コーノ
でも帰ってきてから聞くっていうのはちょっと気になりますね。
でも内容はね、やっぱり今とやっぱり全然違うんですよね。
ポーさん
日本の環境も違うし、アジアというか世界の環境も全然違うし、ネットとかもない時代なんで、だからすごいこんな時代かって。
コーノ
どこにそれを強く感じたんですか。
この当時にその流行ってた言葉というか、そういう海外旅行する人、バックパッカーする人がモラトリアムとかって言われてたんで、
で、その自分が何していいかわからんとか、自分探しとかって言われてた時代なんですよ。
それってすごい90年代っぽいじゃないですか。
そうですよね。
ポーさん
エヴァとかの時代なんで、これ。
コーノ
あー、なるほどね。
ポーさん
95年とかの。
コーノ
はいはい。
そういうのって今ないんでね。
ポーさん
ないですね、最近。
コーノ
自分探しとかないんでね。
今は割と世界繋がってしまってるんで、どこ行っても日本にいてもそんな変わらないというか、それこそスマートフォンとインターネットでずっと地続きになってるんで。
ポーさん
本当ですね。
コーノ
うん。
確かに。
それがね、すごい今と違うとこですね、当時と。
ポーさん
うーん、なるほどな。
コーノ
やっぱり確立されてたというか、今でも日本に住んでると、アメリカとかアジアとか住んでると全然違いますけど、
でも日本にいる日本人とのやりとりみたいなのが結構どこにいてもあるんで、
例えばなんか、ポッドキャストとか聞いててもアメリカからメール送ってる人とかめっちゃいるし、日本の番組に。
だからそうなってくると、やっぱり日本の生活が向こうでちょっと続いてるというか。
そうですね。
延長上にあるっていう感じなんで。
だからそういうのを今読んで、あ、こうやったなっていうのがわかる面白さみたいなのもありますね。
ポーさん
今は確かに全然ないでしょうね。こうやって、なんだろうな。
コーノ
この2が、1の舞台が多分タイとインドやったと思うんですけど、2がベトナムとパリで、
で、これは旅行してる人じゃなくて、現地に住んでる日本人に会ってインタビューしてる回なんですよ、この2は。
ポーさん
もう仕事を持ってるとか、現地で。だからその辺がまた全然違って、テーマというか。
日本に帰ってきてから話を聞くっていう形ではないんですね。
異なる舞台と内容
コーノ
ないんじゃないですかね。
ポーさん
ずっとそこにいるってことは。
コーノ
僕まだ全然読んでないんですけど、基本はベトナムとパリだけなんで。
ポーさん
当時そういう外国で暮らしてる人ってのはどういう仕事してるんですかね。
コーノ
なんでしょうね。僕が読んだ、でも普通に授業をやってる人とかいますね。大学卒業して、男性とか女の人でも。
なんかそういう経緯をインタビューで話してたりとか、これからどうするのかみたいな話がひたすらあるっていう感じ。
で、本人の写真があるっていう、形式は一緒です。
で、これを聞いて作者がどう思う、作者というか著者がどう感じたかとか、そういうことがずっと書いてあるものっていう意味では、ずっと同じ形式だと思うんですね。
ポーさん
そういうインタビューをしに行くっていうことを目的にして海外に出たのか、こういう大陸を旅する過程でこういうの聞いてみようみたいな目的はどっちに置いてるんですか、種は。
コーノ
どうなんですかね。たぶんこの1の段階で本が出たのがだいぶ後らしくて、とにかく現地に行って、人と会って話を聞いて写真を撮らせてもらってたらしくて。
写真はわからないっていう本の方でも出てくるんですけど、著者は自分のアイデンティティとして写真家であると同時に旅行者っていう気持ちがあるらしくて。
旅行の写真を撮るっていうのがもともと自分の目的だったけど、旅行すること自体、旅自体に目的があるみたいなところがあったみたいで、
それを表現する手段として写真があったって言ってるんで、文章もそうですけど。だからやりながらやと思うんですね。
ポーさん
ちょっと僕もあんま覚えてないですけど、この読んだのがだいぶ前なんで、1とかは。
コーノ
なんかすごいさっきのこの本にもとるんですけど、写真がわからないの方に書いてあったのが、写真以外の趣味とか好きなものがある人の方が写真家になれるって言ってましたよね。
ポーさん
その心は。
コーノ
例えば山岳、山の写真とか撮る人って、登山が好きで、写真のことはわからなくて、もう山のことめっちゃ詳しいとか、そういうのがないと多分写真家って続けられないと思う。
ポーさん
そうですね。常にその題材があるとかそういうことですかね。
コーノ
対象に対しての興味とか好きなものがないと、別に写真のプロじゃなくてもいいけど、写真以外のことに、そういうのはすごい書いてましたね。
ポーさん
どの写真家も自分が好きだったり興味がある人に対して貪欲で、山登りが嫌いな山岳写真家がいるだろうか、動物に興味がない動物写真家がいるだろうか。
なんか小説家を、小説書きたかったら本なんて読んでないで、いろいろ映画見たり音楽聞いたりみたいなことを読みましたけど、結構そういうのってクリエイターにはよくある話なのかもしれないですね。
コーノ
そうですね。まあそうですね、その専門性みたいな意味ではまたちょっと違うかもしれないですけど、山が本当に好きだったらわざわざ写真の学校行かなくても山岳写真家になれるみたいですね。
写真を専門に勉強しなくてもいいっていう、そういう場合は。でも山に登る技術がなければ山岳写真家には絶対なれない。
だから写真を学ぶときに、なんかそれが一番大事ってすごい言ってて、何を撮りたいか、何が本当に好きかみたいな。
ポーさん
この人の場合は旅行が好きっていうのがまずあったってことですね。
コーノ
あったってことですね。
自分の中ですごいあるって言って。で、学生とかに写真より夢中になるものは絶対見つけてくださいって言ってるらしいですね。
学校の先生もやってあるんで。
ポーさん
いいアドバイスですね。
で、その自分はまず旅人であるっていうアイデンティティが前提としてあって、で、この本を書きながら、旅をしながら写真も撮ってたらしいですね。
コノさん、ひとりしゃべりでそんな話してましたよね。旅行者がどうみたいな。
しましたっけ?
旅行者に、旅行者として生きていけるかみたいな。
コーノ
そうですね。それはまあ単体では仕事にならないって話はしてましたね。
はい。これも2、3番で出てるんで。3は。
ポーさん
3はどんな感じなんですか?
コーノ
でも大体やってることは一緒なんですけど、舞台が沖縄。
おー、沖縄。
沖縄とか、あとカトマンズ、ネパール。
なんか一応、なんか僕は全然まだ読んでないんですけど、そのいろんなとこ行って最後日本に帰ってきたみたいな、そういう感じの場所で沖縄も選ばれて、まあ宮古島とかも出てきますね。
日本と海外の対比
コーノ
ここは結構日本がいろいろ出てくる。
ポーさん
私は深夜特急と何でも見てやろうは読みましたけど、これは全然知らなかったです。
私はそんなその海外放浪するみたいな特別自分でやらなかったし、別にそんなに関心も強くなかったんで、このアジアンジャパニーズもそういう人が絶対読む3冊っていうのは知らなかったです。
コーノ
これはね、今読むとね、だいぶの、なんていうんですかね、臭いというか。
その著者自身も恥ずかしいって言ってあるぐらいなんで、すごいんですよ。
どう言ってんかな。
ポーさん
青い感じですか。
コーノ
中二病患と言うから、どう言ったらいいですかね。
青い感じはすごいですね。
まあこれ、20代前半の時に多分書いたはずだと思うんですけど。
ポーさん
そんな時しか書けない作品なんでしょうね。
コーノ
こんな時代あったなっていうのは、そういうのも含めてですね、その著者の語りも含めて、象徴してる感じですね。
だからほんまに若い人やったら感情移入できるけど、なんか大人が読んだら、うーんってなる。
これはちょっとって思うとこはあると思う。
ポーさん
なるほどな。
コーノ
ちょっとダサいと思ってしまうとこも全然あると思う。
ポーさん
で、こうださんがこの1を読んだのっていつ頃ですか。
コーノ
僕はでも20代の時かな、25ぐらいじゃないですかね。
でも2回ぐらいはその後読んでるんで、30代になってからも読んでますね。
ポーさん
じゃあ、深夜特急と何でも見てやろうと、このアジアン・ジャパニーズの3作で1つおすすめってすると、どれですか。
コーノ
結構内容は違うというか種類が違うんで、アジアン・ジャパニーズはすごい内向きなんですよ。
自分の内面との対話みたいなのが多いんで、その海外とか、多分それは写真家的な部分でもあるんでしょうね。
海外とか海外に住む日本人とかを通して自分の内面と向き合うっていうことがすごいあるんで、だからちょっと恥ずかしい部分とかも出てくるんですけど、深夜特急はほんまに旅自体が目的というか。
ポーさん
そうですね。写真なかったですよね、あれ。
コーノ
そうですね。それをやってどう思うかみたいなもちろんあるんですけど、その社会的な背景とかにはあんまり触れないんで。
記号文みたいな。
ポーさん
そうですね。
コーノ
そっかそっか、そうですね。
何でも見てやろうは、背景、社会情勢には触れるけど、どっちかというと外向きですね。その当時のアメリカはどうとか。
そうですね。
なんか世界情勢とかを見聞みたいな感じですね、どっちかというと。旅行寄りではないかなと。深夜特急は体験機とかに近いですか。
ポーさん
じゃあまあ結構3社3用で。
そうですね。
比べられないか。
コーノ
割とテーマ的には近いけど、やってることは全然違うんで。
ポーさん
うんうん、なるほどね。
コーノ
そういう意味では、記号文とか旅行の本でも結構いろいろ幅がありますね。
その俺がいつも言ってる高野さんとかはまた全然違うんで。
ポーさん
そうですね。
コーノ
おかしな場所に行くっていうのは。
ポーさん
確かに全然違いますね。
コーノ
あれはあれでぶっ飛んでるんでね。
じゃあそんなとこですね。
ファビアンジャパニーズが3まで実はありますって。
高木直子さんのコミックエッセイ『体力アップ1年生』
ポーさん
じゃあ私はこれ今読んでるんですけど、これは漫画で高木直子さんっていう方の本なんですけど、
体力アップ1年生っていうので、コミックエッセイですね、いわゆる。
知ってます?高木直子さんって。
コーノ
知らないです。
ポーさん
この方は私結構本出してる人で、もともと私が最初に読んだのはマラソン1年生っていうことで。
コーノ
ありましたね。
ポーさん
マラソンを走るときになんかそういう系の本探してて、読んだのが初めてなんですけど、
でも別にこれだからって言って著者で探してたっていうわけじゃなくて、
もともとその体力つけたいなっていうことを、前もなんかその体力の話、
コノンさんが走るみたいな話をしたときに、私も体力ないみたいな話したと思うんですけど、
あれからも体力つけたいなってずっと思ってて、で、なんかないかなと思って探してたらこの本が出てきて、
これ前読んだことある人の本だと思って、で、読んでみたんですよね。
今読んでる途中なんですけど、で、この人は今47歳。
で、お子さんが一人いて、で、結婚もしてるっていう家族構成で、最近はなんか疲れやすくなってきて、
ちょっとまだまだ人生長いし、体力つけたいっていう。
で、いろいろいろんな方法で体力つけようかなみたいな話なんですよ。
でね、やってることはいろいろ本当にあるんで、読んでもらったらいいと思うんですけど、
例えばそのオンラインでフィットネスやったりとか、あと食事工夫するとか、いろいろやってるんですけど、
体力の定義とアプローチの差異
ポーさん
これ読んで思ったのが、まず体力ってのはすごい人によって定義がいろいろあるなというか、
なんかその前も体力の話でそんな話したと思うんですけど、
例えば私は体力っていうと、普通に日常的にもう生活してて疲れなくて、別にどっか遊びに行っても、
次の日になったらもう元気でいたいみたいな、そういう体力が欲しいけど、
まあ感覚となってはマラソンで走り切れる体力とか、なんかこう家から仕事しても疲れないとか、
なんか微妙に違うというか、そういう体力ってやっぱなんとなく定義が難しいなと思ってて、
で、この本読んでると体力の話もするんですけど、
健康とか体重とか筋肉量とか、なんかまあいろんな言葉が出てきて、
体力をつけるっていうよりかは体重減らそうとか、筋力つけようとか、
なんかそういうことをしてて、結果的に体力アップを目指してるかなみたいな感じで、
なんか体力をつけるっていう話をするときに、だんだん人によって健康の話になったり、体重の話になったり、
ちょっとアプローチが変わってくるかなっていうのが印象としてありました。
コーノ
そのことについては触れられてるんですか、中で。
ポーさん
いや、触れてないです。
読みながら私が思い出した。
例えば私は別にそこまで今太ってないけど、体力が欲しいっていうタイプなんですけど、
この方は割とちょっとお腹もあれば気になってて、体重もちょっと落とさなきゃいけないみたいな、
だから食事制限とか工夫することっていうアプローチを取ってて、
なんかそれも人によって違うんだろうなとか思ったり。
コーノ
求めるものが違う。
ポーさん
違うんですよね。
で、あとね、割といい感じに進め、体力アップについて進めてるんですけど、
結構ね、いいなと思ったのはやっぱり人と一緒にやってる。
なんか一緒に同じような問題を持っている人と状況報告し合って、
例えば食べたものを報告し合って、お互いにチェックするとか、
定期的に健康診断行って、数値チェックして、
なんかお互いにもうちょっと気をつけなきゃねみたいな。
コーノ
めっちゃオッサンFMじゃないですか。
ポーさん
そうそう。
それは後で話そうと思ったんですけど、
先週ですよね、先週のオッサンFMで長山さんが体重減らしたいみたいなことを言ってて、
で、クリスさんも実は私もみたいなやってて、
すごいね、私の最近の見るものに見るもの聞くものに体力とか健康の話がめっちゃ増えてきて、
自分がそういうのに関心向いてるっていうのはあると思うんですけど。
コーノ
ちなみに僕はジョギング続いてますよ。
ポーさん
続いてます?
コーノ
でも週一ですけど。
ポーさん
週一で?夜走ってるんですか。
コーノ
夜走ってます。先週も2日前くらいで走ったので、3日前かな。
なんかそのオッサンFMにも言ってたんですけど、記録をつけてるんで全部残ってるんですよね。
いつ走って何キロとか、アプローチのあれで。だから見たらすぐ分かるっていうのは。
ポーさん
何キロぐらい走るんですか、1回。
コーノ
ちょっと体調でまちまちなんですけど、コンディション次第で一番最近走ったのが25日です、一つですね。
この時は7.6キロで1時間。めっちゃゆっくり走ってるんで。
ポーさん
でも1時間ゆっくり走るの絶対いいですよ。
コーノ
なんかね、やっぱ飽きてくるんで、もうめんどくさくなったら1時間でもうやめてしまうんですけど、先週、先々週に16日、この時は2時間。
ポーさん
おーすごい。2時間も走った、すごいですよ。
コーノ
そう、でもやっぱゆっくりなんで12キロ。
ポーさん
全然いいんじゃないですか。
コーノ
この時はムーブゴール200%とかなって。
ポーさん
ムーブゴール。
コーノ
アプローチ。すごいランニングワークアウト新記録とか言いましたね、この時は。
ポーさん
私ね、そういう記録系は苦手なんですよ。
コーノ
でもこれ勝手に残るだけですよ。
自分は一応走る前に押したりはしますけど、今からワークアウトするっていうの。
そんなにしっかり残してるっていうのは勝手に残ってくるんで、後で見返した時にわかりやすい。
ポーさん
アプローチ使ってるけど、それすらしてないしね、私は。
長山さんはすごい食事もちゃんと記録とってる。
それが割と自分の性に合ってるって言ってましたけど。
コーノ
そうですね。なんか目で見てわかるから、ゲームっぽくなるってことでしょうね。
ポーさん
うん、結構それも人によるなと思って、私とは全然違うなと思いながら聞いてましたね。
コーノ
僕に関しては、これGoogleカレンダーにも入れてるんですよ、タスクとして。
で、ちゃんと走ったかどうかっていうのだけを記録でわかるから、入れてるとサボってないなっていうことが。
5月は1週もサボってないですね、だからそういう意味では。週1ですけどそれでも。
ポーさん
私は慣らしたら週2ぐらいかな。でも1回が15分とか20分とか全然長くないんで、ちょこちょこ続けてるとかそんなもんですかね。
食事や体重管理の重要性
ポーさん
だからこの本読んでね、早速取り入れたのが、これ体力ってよりか食事なんですけど、もずくあるじゃないですか。
もずくって食べます?
コーノ
まあ出たら。
ポーさん
私結構好きだから買うんですけど、もずく、出てくるもずくってカップに入ってるやつですか?
コーノ
そうじゃないですかね、スーパーで買ったりするとそうでしょうね。
ポーさん
なんかスーパーだとよく目につくのがパックに入った、カップに入ったやつなんですけど。
ストリップみたいな。
なんかこの本で紹介されてたのが、わりとそれは味が結構ちゃんとついてるけど、味のついてないもずくはわりとヘルシーでおすすめみたいな書いてたんですよね。
私も最近それ買って、自分でちょっとポン酢とかちょっと味付けて、でもさっき言ったカップのやつよりかは少し甘みを抑えたいようなやつ。
コーノ
酸っぱいイメージですかね。
ポーさん
結構ね、甘いんですよ、わりと。酸っぱいのもあるけど、ちょっとやっぱり砂糖も入ってるから、私が最近買ったやつは1回にいっぱい食べれるんで、この本読んで買いました。
あともう一個は、これを読んでから毎日体重計に乗るようになりましたね。
私はその記録ずっとつけてないけど、毎朝乗ってちょっと増えてたりすると気をつけようとか、自分の適正と思っている体重になってたら、あ、いい感じだみたいな、それぐらいのやるようになりましたね。
コーノ
すごいよ、ほんま体力関係ないっすね、その本が。食べるとか体重とかなってくると。
ポーさん
そうなんですよ。
コーノ
体力じゃないっすもんね、やっぱり。
ポーさん
そうなんですよ。でもまあ運動もしますけど、結構その食べるものとかが、のことも結構書いてて、体力つけるのってやっぱそういういろんな面の複合体ですよ。
コーノ
そうなんすか。なんかそれこそ僕は、若いときそんな走ってなかったけど、今のほうが走ってるなとか思ってて、最初5キロぐらいしか走らなかったけど、まあ10キロでもいけるなって思って。
で、こないだその2時間走ったら、さすがにちょっと疲れてきて、でもこれも続けたら平気になってくるだろうなと思って、どんどん体力上がってるっていう感じが自分の中ではあるんですよ。
だからそういうのとほんま違いましたね。
ポーさん
コンさんは毎日暮らしてて、今日疲れたって最近多いなみたいなことはないんですか。なんか前聞いたときは旅行してた頃の体力をちゃんと持っときたいみたいな。
そうですね。
って言ってましたよね。っていうことは普段ちょっと体力なくてしんどいみたいな、そういう感覚はそんなにないんですか。
コーノ
体力なくてしんどいは、それこそずっと外に出ててとかいうときはあります。家にいてというか、座ってとかそういうのしてたら全然何もないですけど、1日中外出してて帰ってきてめっちゃ疲れてるみたいなことがありますけど。
でもそんなんか旅行中は毎日だったんで。
ポーさん
この人、この高木直子さんと私のほうはもうちょっと日常生活で疲れてる感じかな。
コーノ
それはそこまで多分、そんな忙しくないとかかな。どうなんやろな。でもそんな何もしてないんでね。
ポーさん
いやでもそれも、それもやっぱあれですよ。寝よう寝よっちゃ色々してるし、寝よっちゃ何もしないみたいなので、普通に生きてるだけで、なんか疲れたみたいなありますよね。
コーノ
あんまないっすね、そういう意味では。なんかそれも、もしかしたら体力ついてるのかもしれないですね。眠たいとかありますけどね、めっちゃ。
でもでも昔からあったなーと思ってそれは。思い返せば僕は会社員の時とかもずっと眠たかったんで。
ポーさん
じゃあこの本はちょっと、河野さんが体力カップを測るときに読む本としてはちょっと適してないかもしれない。
その体力の定義の問題ですよ。
コーノ
まだそんなに日常の疲れみたいなのは、忙しい時とかですね、どっちかというと。
そんなんは全然響きますけど、あとは僕でも、なんか一応半年ぐらいもうずっと筋トレもしてるんですよ。
ほぼ毎日、それもずっとリマインダーで入れてて。
ポーさん
何時にしてるんですか、じゃあ。
朝です、朝5時とか。
コーノ
僕昼から仕事なんで、朝に起きてその準備をするっていう、その前の時間に起きてすぐぐらい、飯食ってすぐぐらいですね。
それももう決まってて、それは何にも変わってないですけど、半年で全然上達はしてないんですけど、腹筋30回と腕立て20回だけっていうのをもうずっと続けてるんですよ。
全然休む日はありますけど。
だからなんかそれでちょっと変わるかなと思ったけど、全然変わらなくて。
20回以上はしんどいんですよ、まだ。
1回平気でとかなくて、腹筋30回ずっと、もともと腹筋は20回しかしてなかったんだけど、それはちょっとマシになったというか平気になったんですけど、でもそれ以上やって全然へこたれるんですよね、いまだに。
そういう意味では何も上達してなくて。
ポーさん
半年やってればなんか。
コーノ
体とかも変わるかなと思ったら、ほとんど変わってなくて。見た目がもっと変わるかなとか思ったけど。
ポーさん
そうですね。
でも全然変わってないですね。
いわゆる成長曲線の第一みたいなあるじゃないですか、しばらく。もうちょっとしたら。
コーノ
普通3ヶ月とかで全部変わるじゃないですか。なんか、ビフォーアフターみたいなの見ると大体1ヶ月で変わってるんですよ。
ポーさん
そうですね。
コーノ
でもそこまでやってないっていうのもあるんですけど。
ポーさん
いやでも、その回数はまあもうちゃんと少なくはないと思うんですけど。
コーノ
時間にして5分とかなんで、5分もしてないから2分くらいなんで、あんまり意味がない瞬間を続けてるだけなんで。
ポーさん
でもあれじゃないですか、めっちゃざっくり話しますけど、なんかその30回とかを2分間でやるっていうのはなんか早いんじゃないですか。
もっとゆっくりゆっくりしたほうがこう。
コーノ
まあ、そりゃそうでしょうね。そりゃそうでしょうね。そのほうがしんどいと思うんですよ。
トレーナーの話とかでね、スコアを稼いでるだけになっててあんまり体にちゃんと響いてないみたいなことがね、よく言われるみたいなんでね。
ちゃんとしたフォームとかで選んとみたいな。
ポーさん
でも半年やってればもうちょっと変化出てるといいけど。
コーノ
そうなんですよね。
アンドレ・ジットのソビエット旅行記
コーノ
へえ。
なんかもうちょっと痩せるかなとか思ったんですけどね。そのジョギングもして。
うん、そうですよね。
そのワークアウト的なこともちょっとだけしかやってないからあれなんですけど、でもやっぱり。
ポーさん
やっぱり。
コーノ
食べる。
ポーさん
長山さんと一緒で。
コーノ
長山さんはなんかそんな増えてるんでしょうね、食べる量が。僕食べる量増えてるん。
ポーさん
インプット減らさないと。お菓子いっぱい食べてるんじゃないですか。
それはないですけど。
コーノ
ないですか。
ポーさん
それはないですけど。
グミとかいっぱい食べてません。
コーノ
お菓子は多分前と変わってない。食べてるけどそんな増えてるとかはないと思うんですけど。
クリスさんとか長山さんとか言うみたいな、めっちゃ食べるじゃないですか。反応してない。
ポーさん
そっか。でもよく言うように変わらないっていうのはある意味ちょっとこう、やらなかったらもっと体重上がってたかもしれないっていう。
ちゃんとそれを現状維持に抑えてるだけやっぱり効果が出てるんだよね。
コーノ
歳はね、とってるんでね、どんどん。
ポーさん
普通にしてるとやっぱり衰えてくるけど、それが変わらないっていうだけで一つの達成なんで。
コーノ
別に、ほんまダイエットしようと思ったらね、食べる量を減らすのが一番いいと思うんで。
カロリー計算とかをね、長山さんが。こんなに食べてたんだって言って。
ポーさん
言ってましたね。ちょっと内訳気になりましたけど。
コーノ
書き出したら。
ポーさん
なんかでも、最近はそんないろんなところで目に触れた体力とか体重とか、効果に反する話が多かったですね。
コーノ
健康診断的なやつとかは全然問題ないですか。
ポーさん
私は大丈夫です。
コーノ
じゃあ、特にやらなあかんことはないんですかね。クリスさんは思っきり。
ポーさん
そうですね。特に今危ないっていう診断は出てないんで。でも何かいずれそういうの出てくるだろうし。
ちょっと早めに意識しておいた方がいいかなっていうふうにいろんな人の話聞いてると。
コーノ
僕は30代くらいの時からずっと腰再検査とか。
あ、そうですか。
腰注意みたいなずっと出てましたね。
ポーさん
へえ。
コーノ
だから何も思わなくなったというか。
ポーさん
それ、今教えてもらえます?大丈夫ですか。
コーノ
全然。でも普通にあれですよ。多分酒飲みすぎとか、肝臓の数値とかが多くて、今もそれだけかな。
脂肪のコレストロールとか、あとガンマGTPとかその辺ですね。
だからそれは若い時はめっちゃ飲んでても出なかったですけど、30代くらいからはほんまに応じてって感じでしたね。
よく飲んでる時はそのまま体調というか検査の結果に響くっていう感じでした。
それ以外はそうかな。ほんま何もない。
ポーさん
だけか。
コーノ
歯系、体に合わないみたいですね、僕は。
ポーさん
お酒のこと話してましたもんね。ピール問題ね。
コーノ
よく出てきますよ。お酒の話は。
ポーさん
体力アップ1年生でした。
コーノ
ちょっと僕ばっかり喋っちまいましたけど。
じゃあ僕もう一冊。
これも全然まだ読んでないですけど、アンドレ・ジットっていう人のソビエット旅行記っていう。
これは古文社古典新約で結構最近出た本ですね。
そのたま見かけて買ったんですけど、でも2019年ですね、ちょっと前か。
フランス人の著者、この人は何なのかな。
あんまり僕知らないんですけど、小説家って言いますね。
1869年から1951年って言ってるんで、この本が書かれたのが第一次大戦の後か。
第二次世界大戦の前ぐらいかな。1936年の旅行記なんで、いわゆる戦前のソビエットを旅行してきた本なんですけど。
その著者は元々共産党、フランスで共産党の活動とかしてて、ソビエットっていう国に割と夢を見てた。
行って、理想と現実みたいなギャップを見て、国に帰ってからソビエットの批判をしまくって、
それその本なんですよ、これ自体がソビエット旅行記っていう本が。
現実はこんなにあったって言ってて、でも自分はマルクス主義の理想は持ってるから、
それ自身に、何て言ったんかな、挫折というか、それ自体が変わるわけじゃなくて、
ソビエットっていう国自体があんま上手くいってない。
っていう現実を示ししめた本らしいですね。
だから、もっとこうしたらいいのにとか、そういう意味での批判の本らしいです。
これはソビエットっていう国はもうないんで、全体主義は今でも続いてますけど、ロシアでは。
でもそのソビエットっていう国がどういう実態だったのかみたいなのを外国人の目線から見て、
行けない国なんでやっぱ気になるなと思って買いました。
この人は共産党員やったんで、行ってすごい歓迎とかされるんですよね、最初ソビエットでは。
カフカのソピョーシュ
コーノ
でもなんかほんまに、最初のうちはこういうのがいいとこなんだろう、共産主義やからそんなに栄えてはないけど、
疾走やけど、これが社会主義の理想の姿なんだろうと思って受け入れてたけど、
だんだんやっぱりこれおかしいんちゃうか、うまくいってないんじゃないかっていうのが、
もう露骨に見えてきて批判していくようになるっていうのが、だんだん描かれていってますね。
なんかあまりにも粗悪な服を着てるとか、なんかその全員が同じものを身にまとってて、
ポーさん
技術が全然発展してないとか、なんかそういうのってほんまにいいんだろうかっていうことをどんどん疑問に持っていく。
結構分厚いですね。
コーノ
そうですね。自分が描いてもっと良くなることを期待してるみたいな感じ。
ソビエットは建設都庁やからって言って。
なるほどな。
ポーさん
この帯とか言うね。楽園は看板だ俺のディストピアって書いてあるもん。
どういう、著者はまず知らないですね。
コーノ
そうですね。
ポーさん
あ、でもノーベル文学賞取ってる方ですね。
コーノ
これが旅行本のとこにも出てたんでね。
ポーさん
タイトルだけで。
コーノ
でも内容をちらっと見て買ったんですけど、
ソ連はね、僕はロシアもずっと行きたいと思ってたんで、どんなとこかっていうのは。
ロシアか。
今はちょっと嫌ですけど、行くのが。
ポーさん
ベタですけど、ドステフスキーが育った街とか、行ってみたいですよね。
コーノ
そうですね。
ポーさん
カラマーゾフの舞台となったような街もあるみたいだし。
コーノ
やっぱりだからこの本でも、モスクワはすごい修学やけど、ペテルブルグは歴史があって、
なんかそういうのを感じるエルミタージュ美術館とかもあるし、街としてやっぱりすごいいいって言ってて。
ポーさん
で、だいたいペテルブルグが舞台になっていることは、ドステフスキーも。
なんか骨太っぽい。
コーノ
そうですね。
ポーさん
そもそも古典ですからね。
コーノ
公文社古典新約の、しかも小説じゃないやつやから、当時の本なんで、そういう思想とかの本に近いかな。
旅行の本っていうよりは、社会主義の批判の本でしょうね。
ポーさん
私が今手元にないんですけど、ちょっと気になっている本があって、カフカのソピョーシュっていう本で、
ミスズ書房から出てるんですけど。
でっかい図ですね。
知ってます?
知ってますよ、本屋売ってたんで。
そうですか、私見たことないんですけど、これなんかカフカってこういうスケッチみたいなのを結構残してて、
いくつかは小説の冊子じゃないか、なんかちょっと紹介で載ってるようなのを見たことあって、
なんか味があっていい絵だなっていうふうに思ってたんですけど、
それがちゃんとソピョーシュっていう形でちゃんと出版されたっていうのを最近知ったんですよ。
コーノ
そうですね。
ポーさん
最近って言っても去年の10月に出てますけど。
コーノ
何周年かなんかですね、没五百年か。
ポーさん
そっか、去年そうだったのかな、現代史とかでも。
コーノ
でも19年って書いてますね、没五百年。
ポーさん
なんかあれなのかな、没五百年を目前にして。
コーノ
結構いろいろ出てますもんね、カフカの日記。
ポーさん
そうそう、カフカの日記もなんか復刊、新版が出たみたいです。
これもなんか、これはもうアマゾンで見ても新品は使ってないんで、
ちょっと入手困難になりつつありますけど、ソピョーシュの方はまだありますね。
コーノ
日記は出たばっかりですよね、確か。
ポーさん
そうなんですよ、これ出たばっかりなのに4月に出てるんですけど、もうないんですよ、アマゾンで。
コーノ
確かに本屋で見たことないかもしれないですね。
ポーさん
多分そんなに数も出てないのか、もしかしたらまたちょっと増えるかもしれないですけどね。
一時的にないだけかもしれないけど。
私はこれ旧版で持ってたので、新版がちょっと出たんだと思って気になったんですけど。
コーノ
前週から出すいいですよね、確か。
ポーさん
多分前週を底本にして出すみたいな、多分役者の方も同じだと思うんで、そんなに変わらないと思います。
コーノ
旧版もそうですか。
旧版っていうのは前週じゃなくて。
ポーさん
旧版も前週ですね。
旧版が前週ですね。日記もあるし、ソピョーシュが私は気になったんで、これちょっと家にあったらなんかいいなと思ったんですけど。
何分結構いい値段するから、そんなホイットは買わないんですけど、1万4千円するんで結構躊躇しますけど、これいいなと思ってます。
まだ現物も見たことないんで見たいですね。
コーノ
現物、見ました見ました。ちょっと前ですけどね。多分今でも置いてるんちゃうかな。経営文書屋にありました。
短編集が新調からも出ましたね。
ポーさん
そうなんですか。
コーノ
岩波しか今までなかったけど、新調でも短編集が出ました。決定版か不可短編集。
ポーさん
本当だ。
コーノ
これも確か最近やったもんですね。
ポーさん
本当ですね、先月ですね。
これちょっとそのソピョーシュは1万円以上するんで、私の中の欲しいものリストに出て、何かあった時にこれが欲しいっていうのを入れるように記録してます。
コーノ
だいぶマニアックやったなそれ。小説家なんだよね、言っても。
ポーさん
でもなんかいい、なんかこう。
コーノ
分かるんですけど、それこそ偶話集とか岩波の偶話集短編集には挟まってるんで。
あるんですよね。
ポーさん
あの映画。
で、ちょっと気になる本でありますね。
コーノ
そうですね。その気になる本、いっぱいあるな。
ひとりのディスクガイド
コーノ
あ、一個これもちょっと、どこで喋ったかな。どっかで喋ったんですけど、声日記かな。
ディスクガイドの話をちょっとしてたんですけど、ディスクガイドっていろんなディスクガイドがあるんですけど、
CDとかレコードのカタログみたいな本なんですけど、僕も3冊ぐらい持ってるんですけど、
1冊のアトロクで紹介された、ひとりっていうディスクガイドがあって。
ポーさん
ひとり。
コーノ
そもそもディスクガイドっていうのが、ある一つのテーマで絞ったレコードとか、
CDの経負とかを載せつつ、どんなレコードがありますよっていうのをカタログ帳に載せてるっていう本の形式なんですけど、
その中でひとりっていう本があるんですよ。
ポーさん
結構前の本ですね。
コーノ
そうですね。今これ絶版なんですけど、1999年に出たディスクガイドで、
ひとりのため、ひとりの時に聴くとか、よくわからない括りで、ひとりのテーマに音楽を紹介してるっていう本で、
これが今めっちゃ年段上がってて、8500円とか書いてあるんですけど、中古やったら。
もともと多分1000円いくらとか、そんなやつなんですけど、ちょっとプレミアムになってるんですけど、
アトロクで言ってたのが、今年の夏に復刊する。
それが成功者から出るみたいな。京都のって言ってたような気がするんですよ。
もう一回聞いてみないとわからないですけど。
それがちょっと欲しいなと思って。
このひとりっていうディスクガイドの中で、
乗ってるやつ、全然知らんかったけど聞いてみたらいい曲やったみたいなやつの中の、
ひとつが、宇戸鈴木のポケットビスケット時代にソロで出してた曲。
ポーさん
グリーンマンですか?
コーノ
いや、グリーンマンじゃないですね。
グリーンマンはひとりのテーマには当てはまらない。
ポーさん
グリーンマン以外に宇戸ちゃんは出してたんですか?
コーノ
ちょっとタイトルは忘れましたけど。
ポーさん
めっちゃ気になりますね。
コーノ
アトログでそれがパッと出てきて、宇戸でなんとかっていうのが出てきて、
曲が流れるんですよね。
これいいですねって言って、
これ歌ってるの、宇戸ってあの宇戸なんですよみたいな感じの、
全然知らんかったって言って、宇多丸さんとこの。
ほんまにこのディスクガイドの存在自体も宇多丸さんは知らんかった。
で、その岡田さんっていうDJの人が紹介してたんですけど、
これがちょっと気になってるんで、復刊されたら欲しいなと思ってるけど、
アトログの面白回
コーノ
どこにも情報出てないのが。
アトログで一言ポロって言う。
アトログのその回自体も面白かったんで。
その回は、ちなみに、
岡田プレゼンス音楽ディスクガイドガイドっていう回だったんですけど、
マゴコロって歌ですね。
宇戸のマゴコロ。
ポーさん
全然わからないな。
クラシックギターによるインストゥルメンタルって書いてますよ。
コーノ
さわからないです。さわからないです。
ポーさん
一人で聴くにはいいのかな。
すごい。
コーノ
一人っぽい曲なんでしょうね。
ポーさん
めっちゃ気になりますね。
コーノ
多分探せばどっかにあるかもしれないんで、
その配信とかわかんないですけど。
他にどんな曲があるのかなとかも気になるし。
ポーさん
スポーティファーにありますよ。
ポケットビスケッツの特集
ポーさん
ポケットビスケッツの、
これは20周年のスペシャルアルバムみたいなのが出ていて、
その中に入ってますね。
2016年に出たアルバムです。
コーノ
一応シングルで出てるっぽいですね。
99年。
ポーさん
それがアルバムにまた収録されたってことなんで、
すぐに聴きたいという方はスポーティファーだと聴けますし、
多分いろんなサブスクで聴けるんでしょうけど。
54:59

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