ほんのれんラジオ

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編集工学研究所 ほんのれん編集部 111 Episodes

「ほんのれんラジオ」は、ゆるく深く、本と遊ぶ教養系コンテンツです。
30代の女性編集者4人が、「お金って?」「スマホ中毒?」「ホントのわたし?」など気になる問いをめぐって、厳選した5冊+αの本を紹介しながら語ります。
登場するのは、話題のベストセラーから最先端の科学本、骨太な古典まで。
聞くだけで、多彩な本をつまみ食いできちゃいます。「本の連」にCOME JOIN US!

<出演>
ニレヨーコ(仁禮洋子):大阪育ちNY仕込みデザイナー。特技は西洋占星術。
はるにゃ(山本春奈):長崎の海辺に暮らす、のんびりエディター。
おじー(尾島可奈子):民芸品好き、舞台役者もこなす万能ライター。
ウメコ(梅澤奈央):動画も本も倍速で情報摂取する猛進型ライター。

★カバーアート special thanks!!
イラスト:須山奈津希さん/デザイン:MIDORISさん

★Business Insider Japan や スマートニュース+でも記事連載中!

★「ほんのれん」は毎月「問い」と5冊の本「旬感本」をお届けするサービスです。(共同運営:編集工学研究所・丸善雄松堂)
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9-3.「めぐむ」のは最終手段?「うしろめたい」から贈与する?日本の村とエチオピアから考える、贈与的共生システムの可能性

9-3.「めぐむ」のは最終手段?「うしろめたい」から贈与する?日本の村とエチオピアから考える、贈与的共生システムの可能性

Jan 3, 2024 36:35

明けましておめでとうございます!2024年もどうぞよろしくお願いいたします。 「ほんのれん」12月号のテーマは、”贈り物には、理由がある?”。 4回のエピソードを通じて、「贈り物/ギフト/贈与」の正体や役割を考えていきます。 3回目は「贈与の力でコミュニティを強くする可能性?」を考えます。 ・日本の村では、贈与を贈与に見せない知恵が培われてきた。 ・エチオピアでは、贈与することへの抵抗感はすごく低い。 ・自分が何かを持っていることが「後ろめたいから」、贈与する。それくらいがちょうどいい? <今回登場する本> ●『村の社会学─日本の伝統的な人づきあいに学ぶ』鳥越皓之(著)筑摩書房 2023 ●『うしろめたさの人類学』松村圭一郎(著)ミシマ社 2017 ●『贈与をめぐる冒険――新しい社会をつくるには』岩野卓司 (著) ヘウレーカ 2023

特別編!2023年総集編。編集部員のおすすめエピソードご紹介〜今年は本当にありがとうございました!

特別編!2023年総集編。編集部員のおすすめエピソードご紹介〜今年は本当にありがとうございました!

Dec 29, 2023 24:02

みなさま、どんな年の瀬をお迎えでしょうか。 2023年の4月から始まった「ほんのれんラジオ」、みなさまのお陰で、拙い3人組から拙い4人組へと進化しました。 どこの誰とも知れない30代ガールズの取り留めナシおしゃべりを、いつも温かく聞いていただき、本当にありがとうございます。 今回は「総集編」として、ニレ、おじー、はるにゃから、これまで配信したエピソードの中からそれぞれのおすすめをご紹介いたします。 大掃除のお供に、ぜひお聞きいただけたら嬉しいです。 それではみなさま、2023年は本当にお世話になり、ありがとうございました。 2024年がみなさまお一人お一人にとって、素敵で楽しく、本との出会いに溢れた濃密な一年になりますように。 龍登る年に、またお会いしましょう! よいお年をお迎えください。 ほんのれん編集部 ニレヨーコ、おじー、ウメコ、はるにゃ

9-2. プレゼントには毒がある!? 「お返ししないとキケン」な贈与の仕組み。

9-2. プレゼントには毒がある!? 「お返ししないとキケン」な贈与の仕組み。

Dec 27, 2023 38:58

「ほんのれん」12月号のテーマは、”贈り物には、理由がある?”。 4回のエピソードを通じて、「贈り物/ギフト/贈与」の正体や役割を考えていきます。 2回目は「贈与ってなんだ!?」を考えます。 ・もらったものにお返しをできていないと、なぜ後ろめたい? ・贈与には「お返しできないなら、支配するぞ」という怖い一面があるらしい。 ・歴史の中で登場する「贈与システム」とは? ・マルセル・モースが『贈与論』で発見したこと? <今回登場する本> ●『贈与をめぐる冒険――新しい社会をつくるには』岩野卓司 (著) ヘウレーカ 2023 ●『情報の歴史21: 象形文字から仮想現実まで』松岡 正剛 (監修), 編集工学研究所 (編集), イシス編集学校 (編集) 編集工学研究所 2021 ●『贈与論』マルセル モース (著), 吉田 禎吾 (翻訳), 江川 純一 (翻訳)筑摩書房 2009

9-1. クリスマス、どうしてこうなった!? キリスト教の祭典が日本でお祭り騒ぎになるまで。

9-1. クリスマス、どうしてこうなった!? キリスト教の祭典が日本でお祭り騒ぎになるまで。

Dec 20, 2023 39:37

「ほんのれん」12月号のテーマは、”贈り物には、理由がある?”。 4回のエピソードを通じて、「贈り物/ギフト/贈与」の正体や役割を考えていきます。 でもまずは、贈り物の旬な話題、「クリスマス」から! ・クリスマスに贈り物をするのはなんで? ・クリスマスって、もともとイエス・キリストの生誕祭・・・ですよね? ・日本では、いつから「クリスマス=恋人たちのお祭り」になったのか? ・キリスト教には、最初から「大きすぎる贈与」が潜んでいた??? <今回登場する本> ●『世界は贈与でできている――資本主義の「すきま」を埋める倫理学』近内悠太 (著)/NewsPicksパブリッシング/2020 ●『愛と狂瀾のメリークリスマス なぜ異教徒の祭典が日本化したのか』堀井憲一郎 (著)/講談社/2017 ●『贈与の系譜学』湯浅博雄 (著)/講談社/2020 ●『図説 クリスマス全史:起源・慣習から世界の祝祭となるまで』タラ・ムーア (著), 大島 力 (監修), 黒木 章人 (翻訳)/原書房/2021 *本編中、イエス・キリストが「火あぶりになった」という表現がありますが、正しくは「十字架にかけられた」でした。(キリストは死後も肉体をもっていたので復活できた、ということでした。)失礼いたしました。

8-5. 仲間にすべきはピンクヘアー? 意思決定はサイコロを振る? クリエイティブ・チームの作り方を、ジョブズのメンターに教わる。

8-5. 仲間にすべきはピンクヘアー? 意思決定はサイコロを振る? クリエイティブ・チームの作り方を、ジョブズのメンターに教わる。

Dec 18, 2023 29:55

「ほんのれん」11月号のテーマは、"「いいチーム」って?"。 シリーズ最後は、スティーブ・ジョブズのメンターによる著作『ぼくがジョブズに教えたこと』をゲスト本にお迎えして、クリエイティブなチームを作るヒントを聞いていきます。 ・多趣味なチームメイトにしよう。 ・とんがりを削るな! ・分室をつくろう。 ・おもちゃを活用せよ。 ・意思決定に迷ったらサイコロを振ろう! <今回登場する本> ●『ぼくがジョブズに教えたこと』ノーラン・ブッシュネル (著), ジーン・ストーン (著), 井口 耕二 (翻訳)/飛鳥新社/2014

8-4. 雑用は、宝の山? 師匠たちは「教えない」? 職人世界の師弟関係から、学び方・育ち方のヒントをもらう!【チーム】

8-4. 雑用は、宝の山? 師匠たちは「教えない」? 職人世界の師弟関係から、学び方・育ち方のヒントをもらう!【チーム】

Dec 13, 2023 34:59

「ほんのれん」11月号のテーマは、"「いいチーム」って?"。 チームが成長して、かつ持続するためには、知識やスキルが伝達されていく必要がある。だけどそれって、意外と難しい。 学びを長期的に持続させている組織といえば、何百年にわたって技を伝承してきた職人世界では? 今回は『師弟百景』の一冊をメインゲストにお招きして、職人世界の学び方・育ち方からヒントを集めます。 【読み解きの視点】 ・お弟子さんはどう振る舞うか ・お師匠はどう振る舞うか ・「育つ仕組み」をどう作っているか <今回登場する本> ●『師弟百景 “技”をつないでいく職人という生き方』井上理津子 (著)/辰巳出版/2023 ●『技を伝え、人を育てる 棟梁』小川三夫 (著), 塩野米松(聞き書き)/文藝春秋/2011 ●『眼の冒険 ―デザインの道具箱』松田行正 (著)/筑摩書房/2021

8-3.自分が育てば、チームも育つ? スラダンと論語から学ぶ、強いチームプレイヤーになる心構え6選!【チーム】

8-3.自分が育てば、チームも育つ? スラダンと論語から学ぶ、強いチームプレイヤーになる心構え6選!【チーム】

Dec 6, 2023 31:53

「ほんのれん」11月号のテーマは、"「いいチーム」って?"。 今回は「いいチーム」を構成する一人ひとりのメンバーが成長して、そしてチーム全体が強くなっていくための心構えを探しに行きます。 「ほんのれん*」の「旬感本」のうちの1冊、『時代を超える!スラムダンク論語』から、チームを強くする3つの名言と、自分を強くする3つの名言を選んでご紹介します。 皆さんの心に響く言葉、部室に飾っておきたい言葉、仲間と共有したい言葉は、ありましたか???   *ほんのれん公式サイトはこちら→⁠https://honnoren.jp/⁠ <今回登場する本> ●『時代を超える!スラムダンク論語』遠越 段 (著)、総合法令出版、2023

8-2. 強いリーダーが大事?生命みたいなフラット組織がいい?これからの「チーム」はどんな形か、考えてみる。(リーダーの歴史・後編)【チーム】

8-2. 強いリーダーが大事?生命みたいなフラット組織がいい?これからの「チーム」はどんな形か、考えてみる。(リーダーの歴史・後編)【チーム】

Nov 29, 2023 35:40

「ほんのれん」11月号のテーマは、"「いいチーム」って?"。 チームワークやリーダーシップに、悩みは尽きない。 「いいチーム」って、どんなチーム?自分たちに合っているチームの形や、リーダーの役割って? 色々考えていくために、一度、歴史を振り返ります。 『リーダーシップ進化論 人類誕生以前からAI時代まで』(酒井穣 著)と『ティール組織 マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現』(フレデリック・ラルー 著)をゲスト本に迎えて、チームの変遷と未来像を考えます(後編)。 *ほんのれん公式サイトはこちら→⁠https://honnoren.jp/⁠   <今回登場する本(*一部、ラジオ内ではタイトルに言及できなかった書籍もあります)> ●『リーダーシップ進化論 人類誕生以前からAI時代まで』酒井穣(著)、発行元:BOW&PARTNERS、発売元:中央経済グループパブリッシング、2021 ●『情報の歴史21』 松岡正剛 (監修)、編集工学研究所・イシス編集学校(構成)、編集工学研究所 2021 ●『ティール組織 マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現』フレデリック・ラルー (著), 嘉村賢州 (その他), 鈴木立哉 (翻訳)、英治出版、2018 ●『「協力」の生命全史: 進化と淘汰がもたらした集団の力学』ニコラ・ライハニ (著), 藤原多伽夫 (翻訳)、東洋経済新報社、2023 ●『創発―蟻・脳・都市・ソフトウェアの自己組織化ネットワーク』スティーブン ジョンソン (著), 山形浩生 (翻訳)、ソフトバンククリエイティブ、2004 ●『ゴリラからの警告「人間社会、ここがおかしい」』山極寿一 (著) 毎日新聞出版、2018 ●『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』奥野克巳 (著)新潮文庫、2023

8-1. 時代が変われば、リーダーシップも変わるもの!人類史で、チームやリーダーはどう変遷してきた?(リーダーの歴史・前編)【チーム】

8-1. 時代が変われば、リーダーシップも変わるもの!人類史で、チームやリーダーはどう変遷してきた?(リーダーの歴史・前編)【チーム】

Nov 22, 2023 37:00

「ほんのれん」11月号のテーマは、"「いいチーム」って?"。 チームワークやリーダーシップに、悩みは尽きない。 「いいチーム」って、どんなチーム?自分たちに合っているチームの形や、リーダーの役割って? 色々考えていくために、一度、歴史を振り返ろう。 チームやリーダーシップが、人類史でどう生まれ、どう変わってきたのか。 『リーダーシップ進化論 人類誕生以前からAI時代まで』(酒井穣 著)と『情報の歴史21』をゲスト本に迎えて、歴史を一気に振り返ります(前編)。 *ほんのれん公式サイトはこちら→https://honnoren.jp/ <今回登場する本> ●『リーダーシップ進化論 人類誕生以前からAI時代まで』酒井穣(著)、発行元:BOW&PARTNERS、発売元:中央経済グループパブリッシング、2021 ●『情報の歴史21』 松岡正剛 (監修)、編集工学研究所・イシス編集学校(構成)、編集工学研究所 2021 ●『利己的な遺伝子 40周年記念版』リチャード・ドーキンス (著), 日髙敏隆 (翻訳), 岸 由二 (翻訳), 羽田節子 (翻訳), 垂水雄二 (翻訳)、紀伊國屋書店、2018 ●『ティール組織 マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現』フレデリック・ラルー (著), 嘉村賢州 (その他), 鈴木立哉 (翻訳)、英治出版、2018

7-6. 【特別編】松岡正剛にならう、本との交際術。読書はファッションだ!?【読書】

7-6. 【特別編】松岡正剛にならう、本との交際術。読書はファッションだ!?【読書】

Nov 15, 2023 38:39

読書の秋スペシャル、最後は超絶実践編! 本の読み方を達人に習ってしまおうということで、ゲスト本は松岡正剛の『多読術』。 ほんのれん編集部のお師匠でもあるマツオカさんが、どんなふうに読書してきたか、多読の秘訣を学んでみます。 ■本との交際術5ヶ条! その1、読書はファッションだ その2、打率は3割5分で上々 その3、本はノートである その4、読書スタイルを多様にせよ その5、読書を仲間と分かち合おう <今回登場する本> ●『多読術』松岡 正剛 (著) 筑摩書房 2009 ●『マルジナリアでつかまえて』山本貴光(著)本の雑誌社 2020 ●『江戸の読書会』前田 勉 (著)平凡社 2018 ●『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』神田 桂一 (著), 菊池 良 (著)宝島社 2018 こちらも合わせてどうぞ! ↓ ■松岡正剛のマーキング術(Youtube動画)  https://youtu.be/-cZMSJyDI2I?si=FzHFhJqV9R0WI4yj

7-5. 【特別編:本の歴史(後編)】グーテンベルク vs Kindle、世界を変えるのはどっち!中世から現代まで。【読書】

7-5. 【特別編:本の歴史(後編)】グーテンベルク vs Kindle、世界を変えるのはどっち!中世から現代まで。【読書】

Nov 8, 2023 36:35

読書の秋、まだまだ行きますよ〜!題して、「本の歴史、総ざらいスペシャル」。 前編と後編に分けてお届けします。 編集工学研究所の知見を総動員して、ほんのれん編集部が独自に「書物の歴史年表」を作りました。ほんのれんラジオのX(Twitter)か、以下のURLからぜひご覧ください。 ▶︎ ほんのれんラジオのX:https://twitter.com/honnoren_radio⁠ ▶︎年表の直接DLはこちら:https://eel-jp.box.com/s/yp5lj3utpmascnrehn73piwiouacw37m 今回はこの年表を見ながら、中世から現代まで、本の歴史を一気に概観します。 ・中世、修道院で芸術的な写本が続々! ・1450頃、ついに登場、グーテンベルクの活版印刷! ・17世紀、イギリスで辞書が大量発生。近代国家と「国語」の関係 ・18世紀、江戸で読書会がトレンド入り。 ・20世紀、ラジオの登場で音読が消失!? ・2007 Kindleとi-phone、因縁のライバル関係スタート。 ▼▼▼ 書物の歴史年表は、『情報の歴史21』(松岡正剛 監修・編集工学研究所、イシス編集学校 構成)のフォーマットをもとに作成しました。 『情報の歴史21』は、編集工学研究所のウェブショップからご購入いただけます。 松岡正剛の歴史コピーワークが全面に散りばめられた東西同時年表です。学びや思索や創作のお供に、ぜひ! https://www.eel.co.jp/topics/news/3173 ▶︎書籍版 https://shop.eel.co.jp/products/detail/251 ▶︎電子版 https://shop.eel.co.jp/products/detail/494 <今回登場する本> ●『情報の歴史21』 松岡正剛 (監修)、編集工学研究所・イシス編集学校(構成)、編集工学研究所 2021 ●『読書の歴史―あるいは読者の歴史』アルベルト マングェル (著)、原田 範行 (訳)、柏書房 2013 ●『江戸はネットワーク』田中 優子 (著)、平凡社 2008

7-4. 【特別編:本の歴史(前編)】本はどこから来たのか? 文字爆誕!からまさかの弾圧まで【読書】

7-4. 【特別編:本の歴史(前編)】本はどこから来たのか? 文字爆誕!からまさかの弾圧まで【読書】

Nov 1, 2023 31:21

読書の秋、まだまだ行きますよ〜!題して、「本の歴史、総ざらいスペシャル」。前編と後編に分けてお届けします。 編集工学研究所の知見を総動員して、ほんのれん編集部が独自に「書物の歴史年表」を作りました。ほんのれんラジオのX(Twitter)か、以下のURLからぜひご覧ください。 ▶︎ ほんのれんラジオのX:https://twitter.com/honnoren_radio⁠ ▶︎年表の直接DLはこちら:https://eel-jp.box.com/s/yp5lj3utpmascnrehn73piwiouacw37m 今回はこの年表を見ながら、古代の本の歴史を駆け抜けます。 ・まずは文字の発生から!文字が生まれて、情報の保存が可能になった。 ・初期の本は、巻物だった。現存する最古のパピルスはBC2400ころ。 ・本が増えて、図書館登場。アレクサンドリア図書館という伝説の場所。 ・そして権力による弾圧へ。BC213、焚書坑儒。 ▼▼▼ 書物の歴史年表は、『情報の歴史21』(松岡正剛 監修・編集工学研究所、イシス編集学校 構成)のフォーマットをもとに作成しました。 『情報の歴史21』は、編集工学研究所のウェブショップからご購入いただけます。 松岡正剛の歴史コピーワークが全面に散りばめられた東西同時年表です。学びや思索や創作のお供に、ぜひ! https://www.eel.co.jp/topics/news/3173 ▶︎書籍版 https://shop.eel.co.jp/products/detail/251 ▶︎電子版 https://shop.eel.co.jp/products/detail/494

7-3. 読書は脳に効くってホント!? 読むか、読まないか、それとも、ツンドク? デジタル時代に、本との付き合い方を再考してみる回。【読書】

7-3. 読書は脳に効くってホント!? 読むか、読まないか、それとも、ツンドク? デジタル時代に、本との付き合い方を再考してみる回。【読書】

Oct 25, 2023 33:39

SNSも動画ストリーミングも仕事メールも、次から次にチェックしなきゃで忙しい。 このデジタル・ワールドの中で、本を読む習慣を維持するのって、本当に大変ですよね。 そもそも、これだけ情報が溢れた社会で、読書ってまだ意味あるの? こんなに情報過多なのに、一体どうやって「本」からの情報までキャッチアップできるってわけ? そんな疑問に、「積読術」と「脳科学」が答えてくれる回です。 ・積読こそが正義!(やったー、どんどん積もう♡) ・読書すると、ミラーニューロンが動くらしい。(どゆこと?) ・脳に、読書は必要なのか? ・本を読むと経験が豊かになるって、言うけど…。 ・ヘミングウェイ、すごい。 ・本に乗って、ビバ★越境! <今回登場する本> ●『積読こそが完全な読書術である』永田希(著)イースト・プレス(発行) 2020 ●『デジタルで読む脳×紙の本で読む脳』メアリアン・ウルフ(著) 大田直子(訳)インターシフト 2020 ●『それでも、読書をやめない理由』デヴィッド・L. ユーリン (著),  井上 里 (訳)柏書房 2013

7-2. 「本読む時間ない!」への処方箋? 人気作家に教わる、読まない読書会の楽しみ方。【読書】

7-2. 「本読む時間ない!」への処方箋? 人気作家に教わる、読まない読書会の楽しみ方。【読書】

Oct 21, 2023 23:08

・読書会って、「読む前」にやっちゃダメ? ・吉田篤弘さん、三浦しをんさん達が、『罪と罰』を「読まない読書会」してみたらしい。 ・「読まない読書会」のおもしろルール、ヒント集。(立会人ポジションはオイシイ!) ・作家さんの読み方ってスゴイ! ・ほんのれん流、「伏せて開ける」読書法。 ・読まない読書会やってからだと、めちゃめちゃ読めるようになるらしい。 ・どんな本で「読まない読書会」したい? 本を読みたい気持ちは山々だけど、落ち着いて読書時間を確保するのがどんどん難しくなってきましたよね。 (これはスマホ社会の大問題!エピソード2-2.も合わせて、ぜひ!) 本を読む時間が取れなく本との距離ができてしまうのはツライ・・・! そんなわけで、読まないでも読める/読めないけど、読みたくなる方法はないだろうか?を考えてみます。 <今回登場する本> ●『『罪と罰』を読まない』岸本佐知子, 吉田篤弘, 三浦しをん, 吉田浩美(著)/文春文庫 2019  (エピソード前半、岸本さんのお名前を「さわこさん」と呼んでしまっております。正しくは「さちこさん」です。大変失礼いたしました。)

7-1. 本のチカラって?『歴史を変えた100冊』から考える!世界が動く時、いつだって本があった【読書】

7-1. 本のチカラって?『歴史を変えた100冊』から考える!世界が動く時、いつだって本があった【読書】

Oct 18, 2023 27:28

読書の秋、到来! 食欲もいいけど読書欲も膨らませたい。こんな季節にこそ、「本」をど真ん中で考えてみようの回です。 「ほんのれん」10月号の問いは、「本の向こうに、何がある?」。 歴史が始まってからこれまで、「書物」こそが「情報」を運ぶ最強の乗り物でありパッケージだった。 本の中に入らないものは無い。 本の歴史をさかのぼれば、宗教の発生も、思想の転換も、表現の変遷も、世界観のどんでん返しも、すべてが見える。 そして本に詰まっている一番キラキラしたものは、きっと私たちの「想像力」だ。 『歴史を変えた100冊の本』と『あるかしら書店』のページをめくりながら、本がどんなふうに人類の歴史と想像力に寄り添ってきたか、思いを馳せます。 ・プラトン、紫式部、ダンテ、コペルニクス、ダーウィン、アインシュタイン、毛沢東、J・K・ローリング…。確かに本が歴史を刻んできた! ・例えば料理本だって、歴史を変える一冊になりうる。 ・自分で「歴史を変えた100冊」をキュレーションするとしたら? ・「本」で想像力をキックする、そのお手本をヨシタケシンスケさんの絵本に学ぶ。 <今回登場する本のリスト> ●『歴史を変えた100冊の本』スコット・クリスチャンソン、コリン・ソルター(著)藤村奈緒美(訳)/エクスナレッジ 2019 ●『あるかしら書店』ヨシタケシンスケ(著)/ポプラ社 2017 (編集部が選んだ「自分の歴史を変えた本」) ・『Dr.スランプ』鳥山明 (著) /集英社 1995 ・『風邪の効用』野口晴哉 (著)/筑摩書房2003 ・『よいこへの道』おかべりか (著)/福音館書店 1995 ・『かもめのジョナサン 完成版』リチャード バック (著), 五木 寛之 (訳)/新潮社 2015 ・『すぐそこの遠い場所』クラフト・エヴィング商會 (著), 坂本 真典 (写真)/筑摩書房 2004 ・『るきさん』高野 文子 (著)/筑摩書房 1996

6-3. 恋と愛は何が違う? 脳内の神経伝達物質が違うらしい! 科学と哲学で考える、好きと快楽のラビリンス。【好き】

6-3. 恋と愛は何が違う? 脳内の神経伝達物質が違うらしい! 科学と哲学で考える、好きと快楽のラビリンス。【好き】

Oct 11, 2023 42:39

「好き」な気持ちは、「欲しい」衝動と紙一重。 私たちに「もっと、もっと」と欲しがらせるのは、ドーパミンだった! 脳内の神経伝達物質を覗き込んだら、幸せや快楽にもパターンがあることが見えてきた。 幸せに満ち足りて生きるために、必要なことはなんだろう。 最新科学の知見と、エーリッヒ・フロムの名著『愛するということ』を並べてみながら、愛について、恋について、好きについて考えます。 ・脳内では「もっと欲しい!」のドーパミンと、「今、ここにある幸せ」のH&N物質(セロトニンなど)がせめぎ合う ・熱しやすく冷めやすい恋は、ドーパミンの仕業!? ・持続する愛に、必要なことは? ・愛する力は、習練によって身につけるもの。 ・愛されるための努力ばっかり、していない?   <今回登場する本のリスト> ●『もっと!愛と創造、支配と進歩をもたらすドーパミンの最新脳科学』(ダニエル・Z・リーバーマン(著), マイケル・E・ロング (著), 梅田智世 (訳)/インターシフト(合同出版)/2020) ●『人類にとって「推し」とは何なのか、イケメン俳優オタクの僕が本気出して考えてみた』(横川良明(著)/サンマーク出版/2021) ●『愛するということ』(エーリッヒ・フロム  (著), 鈴木 晶 (訳)/紀伊國屋書店/2020) ●『自由からの逃走 新版』(エーリッヒ・フロム  (著), 日高六郎 (訳)/東京創元社/1952) ●『BODY SHARING 身体の制約なき未来』(玉城 絵美 (著)/大和書房/2022) 

6-2. 「かわいい」の起源は枕草子!推し活時代に考える、「好き」と「数寄」の正体。【好き】

6-2. 「かわいい」の起源は枕草子!推し活時代に考える、「好き」と「数寄」の正体。【好き】

Oct 4, 2023 30:41

前回に引き続き、「なんで、好きなの?」を考えます。 「好き」や「かわいい」や「カッコいい」と思う気持ちは、どこからやってくるのだろう? 好きの背後には、「数寄」が潜む。 「数寄」を平安時代に先駆していたのが、清少納言だ。 貴族社会の中で「かわいい〜!」を次々に発見しては言語化した『枕草子』から、信長のカブキや利休の侘び茶まで。 日本で育まれてきた「好き」の文化を概観します。 ・「好き」の歴史は清少納言『枕草子』に遡る! ・「かわいい」気持ちは、協働して育児する人間社会が生んだ幻想? ・漫画『へうげもの』が描く「美の競い合い」 ・西洋美術史も「好き」や「欲しい」を描き続けてきた。 <今回登場する本のリスト> ●『「かわいい」論 』(四方田犬彦 著/筑摩書房/2006) ●『「カッコいい」とは何か』(平野啓一郎 著/講談社/2019) ●『桃尻語訳 枕草子(上)』(橋本治 著/河出書房新社/1998) ●『暴力はどこからきたか ― 人間性の起源を探る』(山極寿一著/NHK出版/2007) ●『へうげもの』(山田芳裕 著/講談社/2005 ) ●『欲望の名画』(中野 京子(著)/文藝春秋/2019)

6-1. 「推し」や「推し活」、どうしてこんなに大ブーム?消費者心理が変わってきたんだ。【好き】

6-1. 「推し」や「推し活」、どうしてこんなに大ブーム?消費者心理が変わってきたんだ。【好き】

Sep 27, 2023 29:30

今回の問いは、「なんで、好きなの?」。 まずは最近よく耳にするようになった「推し」という言葉が気になる。 マンガ『推しの子』のブームも、アニメ主題歌『アイドル』(yoasobi)の躍進も止まらない。 「推し」をもって生きることはますます一般的になってきた。 もとはモーニング娘。のファン間で通じるオタク用語だった「推し」は、AKB48の台頭にともなって広く浸透したらしい。そして今ではもはやライフスタイルの一種として定着しつつある。 この変遷の背後には、コンテンツ消費者が即座に発信者にもなれるSNSプラットフォームの出現があった。 コンテンツ消費はそのまま自己表現にもなり、自分の居場所を持つことにもつながる。 モノ消費の時代から、コト消費、応援消費へ。 社会や経済の変遷と、「推し」ブームのつながりを考えます。 ・編集部の推しは、百恵ちゃんと、バーバズーと、霜降り明星の同期ハコ推し。 ・「推し」は倫理を支える「神」的存在?「推し」は予定? ・SNSで、消費者が発信者に。消費財は表現財に。 ・応援消費は東日本大震災以降、定着してきた。 ・推し活で愛情が循環する社会? <今回登場する本のリスト> ●『推しの子』(赤坂アカ(原作)、横槍メンゴ(作画)/集英社/2020) ●『人類にとって「推し」とは何なのか、イケメン俳優オタクの僕が本気出して考えてみた』(横川良明著/サンマーク出版/2021) ●『推しエコノミー 「仮想一等地」が変えるエンタメの未来』(中山 淳雄 著/日経BP/2021) ●『応援消費 社会を動かす力』(水越康介 著/岩波書店/2022)

5-2. 「争わない」カード、あります。墨子とルール史と生命史に学ぶ、紛争回避の知恵【争い】

5-2. 「争わない」カード、あります。墨子とルール史と生命史に学ぶ、紛争回避の知恵【争い】

Sep 20, 2023 42:20

前回に引き続き、「争いは、さけられない?」を考えます! 今回は3冊の本から学ぶ、争いと向き合うための思想と手法。 国家間の紛争から、スポーツやビジネスのルール、喧嘩の折り合いの付け方、そして生命の生存競争まで。 争いを避ける方法や、衝突を何かに転じていく方法を、人類も生命も長期にわたって工夫してきた。今こそ、歴史から多様な視点を学んでみたい。 ・古代中国の思想家、墨子の「兼愛・非攻」が、今この瞬間に必要だ! ・ルールは作れる。ルールは変えられる。 ・「喧嘩両成敗」が、究極のルール!?実は日本特有の法だった。 ・生命史では、いつだって「敗者」が生き延びてきた。   <今回登場する本のリスト> ●『墨子よみがえる “非戦”への奮闘努力のために』(半藤一利著/平凡社/2021) ●『ルールの世界史』(伊藤毅 著/日本経済新聞出版/2022) ●『喧嘩両成敗の誕生』(清水克行 著/講談社/2006) ●『敗者の生命史38億年』(稲垣栄洋著/PHP研究所/2019)

5-1. 争いや紛争は、なぜ起こる? 解決方法にも「型」があった!【争い】

5-1. 争いや紛争は、なぜ起こる? 解決方法にも「型」があった!【争い】

Sep 17, 2023 34:57

今回の問いは、「争いは、さけられない?」。 ウクライナや世界各地の紛争情報が絶え間なく耳に入る日々。紛争はできれば避けたいと多くの人が思っているはずなのに、無くならないのはなぜだろう。 『争い入門』と『言語が違えば、世界も違って見えるわけ』の2冊を手すりにしながら、紛争が起こるメカニズムと、これを解決する型について考えます。 ・争いは、「誰かが何かを欲しているのを、誰かが邪魔する」ことから生まれる。 ・争いを避ける&解決する型は、交渉、仲介・調整、制裁。外交官がカッコいいんだ!!! ・言語によっても、ものごとの見え方がちょっと変わる。私は、あなたは、どんなレンズで世界を見ている? <今回登場する本のリスト> ●『争い入門』(ニキー・ウォーカー 著/高月園子 訳/亜紀書房/2023) ●『言語が違えば、世界も違って見えるわけ』(ガイ・ドイッチャー 著/椋田直子 訳/早川書房/2022) ●『日本語の森を歩いて』(F. ドルヌ, 小林 康夫 著/講談社/2005)

ボイスカプセルの本番いきまーす!

ボイスカプセルの本番いきまーす!

今どきの30代男子は何を考えて生きているのか。 就職、転職、脱サラ。 恋愛、結婚、出産、離婚、別居。 ランニング、筋トレ、旅行、ゲーム。 高校生活を共にした3人(へやちょー、さる、ささか)が異なる社会経験をもとに自由気ままに雑談します。 人生これから!本番いきまーす! 【パーソナリティ紹介】 ≪へやちょー≫ 提唱者型(INFJ)バイリンガル会社員  我らが高校男子寮・寮長、周りから最も信頼を集めた男。 ベビーフェイスを有し、常に笑顔を振りまける能力をもつ。日々の違和感を蓄えている。 Baby, I love you. ≪さる≫ エンターテイナー型(ESFP)薬剤師 我らが高校男子寮・副寮長、3年間を最もこずるく生きた男。 猿のものまねからあだ名に、にぎやかし担当で友達界隈ではお騒がせ野郎。ホスピタリティを重視する。 Sunday Monkey Tuesday. ≪ささか≫ 運動家型(ENFP)脱サラフリーターSE 我らが高校男子寮・裏番長、最も後輩に怖れられた男。 人より肩幅が大きく目つきも悪いが、中身は素直一直線で内省のプロ。仲良くなると意外と良いやつって言われがち。 (ここまで読んでくれた方へ)肩 have a good day. LISTEN:https://listen.style/p/honban?nX1wgWl5

人生のヒント

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人生のヒントは、人生をより良くするための知識や情報をお届けして、興味を持ったり考えるきっかけになりたいPodcast番組です☻ ✦ 2024年4月から不定期更新 ✦ 全てのリンクはこちらから! ▶︎ https://bento.me/lifehints

ぐんもり~群馬をみんなで盛り上げよう~

ぐんもり~群馬をみんなで盛り上げよう~

群馬をみんなで盛り上げたいと思い始めたPodcast番組🎤 運営は群馬の地域貢献コミュニティGALYEAのGoziとKota🌟 群馬の人はもちろん、群馬県外の人にも聴いてもらいたいです。 GALYEAではDAOを用意し、県外からも群馬の地域活動に参加しやすい環境を整えています。 このPodcastではGALYEAの活用方法や現状も理解してもらいやすいように情報発信していきます。 GALYEAの進捗状況を発信しているXがあります。 フォロー宜しくお願いします。 https://x.com/Gozi202409

わたし とろけま~す

わたし とろけま~す

聞くだけで手軽に癒されることから2010年代後半より若者の間で大流行したASMR。 この番組は物語要素を加えた新感覚ASMRラジオ番組です。 もろりの夢の中に突如現れた「音の神」。「ASMRをもっともっと広めるのだ」という使命を受ける。 こうして音の神の第一使徒となったもろりが、あなたの脳内に聞くだけで癒される音をお届け。どんな時に聞いた方がいいのかなど、近所に住む「うたの」トークしていきます。 [LISTEN] https://listen.style/p/wstm?r3fKe75Z

沼ったさん図鑑

沼ったさん図鑑

近年、好きなことにどっぷりハマり“沼”に浸かる人々が増加中!!そんなさまざまなジャンルの「沼ったさん」をゲストにお迎えし、研究・観察していくバラエティ番組。 ▼しぶさわくんFM公式サイト https://shibusawakun.fm/ [LISTEN] https://listen.style/p/uzinsdft?iWSPZweJ

公務員ただいまはみ出し中!

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「はみ出さなきゃ届かない!」 東京都北区のはみ出し公務員たちが、 北区を盛り上げるためにチャレンジし続ける番組です。 ▼しぶさわくんFM公式サイト https://shibusawakun.fm/ [LISTEN] https://listen.style/p/ogwqfvlu?nwHRQjtH