そうですそうです。
脳の中にその受容体がいて、その受容体がイオンチャネルと言われるものがくっついてると。
そうです。つまりイオンチャネル内蔵型って言って、イオンチャネルが内蔵されてるんですね、その受容体には。
はいはいはい。ちょっと聞きましょう。
で、イオンチャネルっていうのはイオンを通すってことです。
あ、イオンを通過させるってことかな。
そうです、通過させる。
なんか内部に、なんか外から内部に通過させるみたいなイメージかな。
そうです。で、イオンっていうのはプラスマイナスってよく言うじゃないですか。
あ、プラスイオンマイナスイオンってあるね。
あ、そうそうそうそう。
確かに一時期マイナスイオンとかいう言葉も流行りましたもんね。
流行りましたね。
確かに確かに。
まあ簡単に言うと例えばマグネシウムとかもMg2プラスって言うし。
あ、マグネシウムイオンで言うとMg2プラスって確かに書きますね。
はい。カルシウムはCa2プラス。
えー。
で、プラスイオンですこれは。
それは今のプラスね。
そうそう。で、マイナスの方がクロライドイオン、例えばClマイナスですね。
クロライドイオンっていうのは、ClマイナスってことはClだから塩素かな。
あ、塩素です。
塩素です。
とかまあ、重炭酸イオンって言うとHCO3マイナスとかですね。
あ、はいはいはい。
つまりマイナスイオンってそういうことですね。
で、そういうイオンチャンネル内蔵型って言うので、イオンを通過させるチャンネルって言って通過させる経路を持ってるんですね。
アミノ酸受容体っていうのは。
ほうほうほう。
それはさ、アミノ酸受容体、だからさっきのギャバがその受容体にくっついたら、
そのイオンチャネルがカパッて開いてイオンが通過するみたいなイメージでいい?
そういうことです。イメージが大事です。
はいはいはい。
なので、まあ、チャネルを動かす、まあイオンを通過させるトリガーみたいなもんですね。
あ、そうなの。ギャバ自体がなんかめちゃくちゃなんかやるって言うよりも、イオンをコントロールするみたいなイメージなのかな?
そういうことです。
で、なんでこのイオンが通過すると落ち着くかっていうことじゃないですか。
うん、確かに。そこら辺は全然繋がってこないですね。
そうですよね。で、まあイオンを通過すると落ち着いたり興奮したりするんですけど。
あ、そうなんだ。
で、この、そもそもその基礎がですね、体っていうのは基本的にマイナスに、マイナスでこう普段はいるんです、ベースが。
あ、マイナスで、まあ落ち着いてるイメージでいいのかな?
そう落ち着いてるイメージでいいです。
マイナスだからね。
で、マイナスの方にずっといるけど、まあみんなマイナスたちが手を組んで、神経細胞ってこうマイナスマイナスマイナスマイナスマイナスってマイナス友達がいっぱいいるんですよ。
マイナスがみんなウェイって言ってつぶんでる。
そう、手を繋いでるんです。しかもみんな直線。一人が二人に手を繋いでる。
みんな真面目だね。
そう、みんな真面目。みんな二本しか手ないんで。
あの田舎のコンビニみたいにみんなワクワクになってタムロしてないってことね。
そうそうそうそう。もう直線です。
直線なのね。あ、身体はしっかりしてるなやっぱ。
そうしっかりしてるんですよ。で、ずっと直線でマイナスたちがいる中にマイナスが入ってきてもよりマイナスが強くなるだけじゃないですか。
まあそうだね。ここ入りなよみたいな。
一人仲間が増えてまたマイナス要素が強くなるんですよ。
そりゃそうだね。
普段マイナスがずっといて、マイナスが入ってきてもマイナスが友達が増えただけ。
よりちょっとマイナス感が強化された。
ただマイナスにプラスが入ってくると大問題なんですよ。
だってめちゃくちゃ怖いお兄さんみたいなのが来たみたいなイメージかな。
子供が仲良く手繋いでたのに超怖モテのお兄さんがウェーみたいな感じで来たみたいな。
それは騒ぐわ。
そうですよね。騒ぎますよね。
そこのみんなマイナスでベースで手繋いで直線いるのにプラスが突然ポンと入ってきたら
やばいやばいやばいって言ってずっとプラスの衝撃がマイナスたちに走るんですよ。
手繋いでるマイナスたちに。
やばいやばいやばいって言って。
みんなやばいやばい言い始めるのね。
そうそう。それが電極って言って。ある意味電流みたいなもんですね。電気が流れるイメージ。
なるほど。マイナスにずっといるところにプラスがパッて入ってきた瞬間に
マイナスが騒ぎ出してみんなにプラス入ってきたぞって伝達し始めて
それが電流っていうことなんだね。
そうです。プラスプラスプラスってなっていくもんですよ。押せろみたいな感じ。
一気に角取られたみたいなね。
そうそう。
つまりそれで電流っていう刺激が流れるんですね。
なるほどね。
プラスは刺激です。
イメージつきますね。
マイナスはマイナスに帯電しているベースですね。
さっきのイオンチャンネル内蔵型の話に戻るんですけど
ギャバっていうアミノ酸から派生したものが付く需要帯っていうのは
イオンチャンネル内蔵型でイオンを通過させるチャネルを内蔵している需要帯ですね。
じゃあ何のイオンを通過させるかというとマイナスのイオンを通過させるんですよ。
もうプラスとかじゃなくてそのイオンって決まってるんだ。マイナスのイオンですよっていうのが決まってるんだ。
ギャバの需要帯に関してはクロライドイオン、塩素ですね。
CL-を通過させる需要帯です。
なるほど。
さっき言ったようにマイナスが入ってくるとマイナス感が強くなるんですよ。
マイナスの仲間が増えるからそれはマイナスの勢力が増すよね。
増します。なのでよりベースが落ち着いてくるんですよ。マイナス、マイナス、マイナス、マイナスみたいな。
そっかそっか。そりゃそうだわ。
はいはいはい。言ってたね。
医薬品にはですね、メラトベルっていうお薬があるんですよ。
メラトベル?
そう。で、これ何かっていうと、これは元々トリプトファンっていうアミノ酸。
トリプトファンね。アミノ酸の一種だよね、これは。
そうです。トリプトファンからそのアミノ酸の一種なんで、アミノ酸の構造を持ってるんですね、トリプトファンも。
はいはいはい。
で、トリプトファンからそのアミノ酸の構造をまた同じところを除外して、セロトニンっていうホルモンになります。幸せホルモンですね。
あーよくね、みんな大好きセロトニンね。
そうそうそう。で、セロトニンからメラトニンっていう成分になって、
で、メラトニンがメラトニン需要帯っていうところにくっつくと眠たくなるんですね、人は。
眠くなる。じゃあメラトベルは睡眠薬みたいな感じかな。
そうですね。そうそうそう。で、つまりですね、メラトベルの成分名はメラトニンなんです。
トリプトファンでもなくセロトニンでもなくメラトニン。
で、当然薬なんで飲むんですよ。脳に注射しないんで飲むんですね。
口から飲む?
そうそうそう、口から。
え、ちょっと待って、そしたらごめんさっきのロジックで僕ちょっと答えていいですか。
はい。
メラトニンはトリプトファンではないんだよね。
トリプトファンじゃない。もうアミノ酸でもないですよ。
だからアミノ酸トランスポーターに抱っこされて血液のおかんもんをスルスル移動するっていう手段が使えない。
はい。
ってことはメラトニンは薬だけど意味がないんですか。
そうです。
え、そうなの?
なんで、そうじゃない。
製薬会社の方。
そう、と思うじゃないですか。
でもメラトニンはですね、もうアミノ酸じゃないのに血液のおかんも通過するんですよ。
これは水溶性が高い方だと思うんですね、基本的に。
あ、そうなんだ。
ただこれは血液のおかんも通過するみたいで脳の中に薬として腸管から吸収したとしても脳にまで行くと。
なので一応メラトニンっていう成分自体を補充する採用基準で眠たくなるっていう意味は薬としてあるんですけど。
あ、そうなんだ。メラトニンはギャバとちょっと違う、同じようでちょっと違うみたいな感じなのか。
そうです。なのでメラトニンは同じ基準を通るくせに血液のおかんも通過します。
同じ経路みたいな感じなんですけどね、アミノ酸からなる成分。
ただギャバは医薬品にないんですね。ギャバ自体を補充する医薬品が。
メラトベルみたいにメラトニンを補充する薬がない。
ギャバを使うというかギャバを増やしたりとか需要帯をコチョコチョするみたいな薬はあるけど、ギャバ自体はないってことか。