1. 前川孝雄の上司が元気になるラジオ
  2. STEP①相互理解を深める 書籍..
2025-02-17 07:21

STEP①相互理解を深める 書籍 『部下全員が活躍する上司力』より

『部下全員が活躍する上司力5つのステップ』(FeelWorks出版)

今の時代に必要な「上司」とは!?

命令し・管理し・評価する上司から、傾聴し・支援し・フィードバックする上司に変わるには

「上司力5つのステップ」を身に付けることが必要です。

 

今回は著者であるFeelWorks代表前川孝雄が「部下全員が活躍する上司力5つのステップ」の中の

【STEP①相互理解を深める 】一人ひとりが互いに異なる価値観や持ち味を持っていることを知り、理解し合い、心理的安全性を確保する

について詳しく解説します。

00:03
はい、みなさんこんにちは。FeelWorks代表取締役の前川孝雄です。
今日のですね、上司が元気になるラジオはですね、前回もご紹介したんですけど、僕がですね、今このタイミングでお勧めする本ですね、
「部下全員が活躍する上司力5つのステップ」の中のですね、STEP①についてですね、詳しく解説をしたいなと思ってます。
ちょうどこの時期からですね、新しいチームの管理職になられるっていう風な方は、ぜひね、意識をしていただきたいなと思ってますので、ぜひね、参考になればと思います。
STEP①はですね、相互理解を深めるという風なことがSTEP①でございました。
なぜ、相互理解を深めるがSTEP①なのかって考えていくとですね、チームを作っていく上において、とても大事だなという風に僕が思っているのは、業務はもちろん大切なんだけど、
業務の前に、上司と部下はもちろんそうだし、部下同士もそうだし、場合によっては、そのチームの中で一見、日々の業務は関係ない業務をしているメンバー同士がいたとしても、そういう斜めの関係なんかも含めてですね、
しっかりチーム内で相互理解を深めるっていうことが、まず何より大事だという風に言ったんですね。
やっぱり人間は感情を持つ生き物ですから、業務のやり取りだけをしているとですね、どうしてもギスギスしてしまいますから、互いがどんな気持ちでこのチームに所属しているのかとか、今仕事についてどんなことを思っているのかとか、
場合によっては、最近はプライバシーがですね、結構重要視されている時代ではあるんだけど、ご家庭の事情とか、今悩んでおられることとか、逆に喜ばしいプライベートな出来事とかですね、そういうことも含めて、互いに理解し合う状態にあるということがとても大事だと思うんですね。
僕はですね、多様なメンバーの皆さんが活躍する上において大切なのは、チームが安心して働けるホームであるということがとても大事であるということを、「上司力®」という言葉を定義した20年前からずっと主張してきたんですけど、最近の言葉でいくと、「心理的安全性」というキーワードかもしれませんが、これを作る上においても、互いが相互理解をしっかりするということがとても大事だというのがやっぱりステップ1だと思うんです。
じゃあその相互理解ね、どうやって深めていきましょうかって考える上にとても大事なのは、まずは上司自身から自己開示をするということがとても大事だと思うんです。
上司が自分の自己開示というのは仕事面もそうだし、プライベートの面もそうなんですけど、無理にどうしても言いたくないことは言う必要はないと思うんですけど、できるだけ今の仕事ってどういう思いで取り組んでいるとか、これまでの会社での経験ってこういうことをしてきて、だから今の仕事ってこう位置づけているんだとか、実はプライベートな状況でご家族が病気である場合もあるだろうし、介護の問題を抱えていらっしゃる方もいらっしゃるでしょうし、
育児でご苦労されている方もいらっしゃるでしょうけど、ご自身もそういうことをできるだけ自己開示をして、上司というふうな単なる上下関係として理解してもらうというよりも、ちゃんと人としてどんな人物であるかということを伝えていくということが大事だなというふうに思うんですね。
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上司が自己開示をするから初めて部下側も構えずに、こういうことをちゃんと伝えても問題ないんだなということで自己開示を始めてくれるんじゃないかなと思いますから、まずやるべきは上司から自己開示をするということがとても大事だと思います。
こういった自分の考えとか思いとかプライベートな事情も含めて自己開示をする。それによって部下もだんだんこちらが強制せずとも、自分のプライベートな状況とか仕事に対する思いをだんだん自己開示してくれるようになると、お互いが表面的な仕事じゃなくて、その背景にあるお互いのメンバーの思いとか抱えている事情を理解して思いやりをしていくような風土がだんだん育まれていくと思うんですね。
かつ、この自己開示をするというのはですね、一回やったら終わりっていうのではなくて、人って日々変わっていくので、ご自身の気持ちも家庭環境とかも変わっていくので、その意味でいくと常々自己開示をし続けてお互いを理解し合い続けるということを土台に常に据えていくことがすごく大事だと思うんですね。
僕たちFeelWorksもですね、毎週月曜の朝朝礼ですね、やってるんですけど、僕たちの会社はミーティングのことをドリームミーティング、ドリミンって略していましてですね、毎週月曜日の朝の朝礼はミニドリって呼んでるんですけど、短い時間のドリミンで。
もちろん今週のですね、それぞれの仕事の流れとかですね、懸案事項とか相談事みたいな仕事の話もしますけど、それよりも時間を割いてやってるのは、週末どんなことがあったのか、トピックどんなことがありましたか、エピソードを共有するっていう時間をたっぷりとってますね。
これを毎週毎週やってるんです。あとは長期休暇明け、例えば夏休みとか冬休みとか明けの場合は、もう長期休暇の間に皆さんそれぞれね、どんなことを経験してこられたのか、楽しかったこと、逆に言うとつらかったこと、いろいろあると思うんだけど、これもね、たっぷり時間をかけて紹介し合うってことをやってるんです。
で、なぜこれを僕やってるかというと、やっぱりチーム運営においては相互理解が一番土台として大事だなと思っているからやってるわけですね。なのでぜひね、皆さん職場でそういうふうな意識で自己開示、まず上司自らが自己開示をして、互いのチームメンバーも自己開示をしても、ここは安心安全なんだっていうチームをね、ぜひ作っていただきたいなと思っています。
で、もう少しだけ補足しておくと、この相互理解なんですけど、上司が多様な部下を理解する上に、ぜひ大事にしてほしいのは、やっぱりね、僕は愛他主義って言ってるんですけど、どうしてもね、ビジネスなんで損得感情が働いて動くっていうことになりがちなんですけど、やっぱり人間と人間なんで、愛情を持って向き合うっていうことがすごく大事だなと思ってるので、他を愛するっていうかな、ちょっと青臭いですけど、
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そんな気持ちで、特に上司はね、チームのメンバー、皆さんと向き合っていただきたいなと思っています。で、もう一つだけね、自己開示をし合うとですね、場合によっては仕事に対する重いスタンスとかですね、価値観とかですね、プライベートな事情に対するとらまえ方とかですね、いろんなものに対して、自分とはちょっと違う違和感を感じることがあるかもしれないんですね。
でも、やっぱりそういう違和感を感じた人としても、違いを認めるっていうことを意識してあげてほしいんですね。多様なメンバーが、やっぱりこう繋がり合って初めてチームって出来上がるので、そういう意味では違いを認め合って、それを活かし合うようなチームづくり、ここを目指すためにまずは相互理解をするんだっていうふうな意識で向き合っていただきたいなというふうに思うわけです。
ということで、今日は新しくチームを持たれた、もしくは管理職を持たれた方々向けの「部下全員が活躍する上司力5つのステップ」、そのSTEP①相互理解を深める、ということについて詳しく解説しました。ぜひ皆さんの普段のマネジメント、チーム運営にお役立ていただければ幸いです。
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