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2024-10-05 14:19

忘れじの男の思い出【前編】 #208

私の履歴書シリーズ番外編。
ブラック企業の同僚にしてマブダチ(死語?)だったアダチの思い出を語ります。

#リフォーム
#リノベーション
#インテリア
#インテリアコーディネーター
#私の履歴書
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お聞きの皆様、おはこんばんちは、現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。
ようやくちょっとね、10月に入ってもまだ暑かったのが、少しね涼しくなってきて、
えーとなんかちょっとね、朝とかもやや肌寒くなってきましたね。でも考えたらもう当たり前ですよね、10月なんでね。
ちょっと今までが異常だったのかなと思うんですけれども。 今年は本当に暑くて、なんかちょっと7月の
後半ぐらいからずっとやっぱり体調がなんとなくね、こう思わしくない感じで来て、一気にねやっぱり夏の終わりに疲れが出た感じですね。
はい、あの長々とね、あのちょっと最近ちょっと配信ペースが乱れていることの、なんか言い訳めたことをね言ってしまったんですけれど、
あのやっぱりね、ちょっとあの皆さんね、季節の変わり目っていうのはね、体調があのおかしくなりやすいので気をつけましょう。
はい、でまぁこんな感じでね、ちょっとややダウン気味なんでね、あのこのね、ちょっと邪気払いということもあって、今日は私のもう忘れられない、
あのあるね、私が愛した男の話をしようかなと思います。 その彼の名前はね、足立と言います。
足立は今ね、もうあの私はもう何年も会っていません。 彼がね、今生きてるかどこにいるかもわからないんですよね。
行方不明なんですよね。でもあのずっとね、今頃足立はどうしてるんだろうなって、ずっとね忘れられないでいるんですよね。
でまぁその彼の話なんですけれどね、彼との出会いはその今ね、あの言っているあの、私の履歴書シリーズでついに私はブラック企業に入社したんですけれども、
あのこの会社だったんですね、出会いはね。 で、私が入った2、3ヶ月後に入社してきたのが足立だったんですよね。
足立は、まあ私がえーっとね、どうだろうな。 私がね、20歳ぐらいで子供を産んでれば、あの
あのなんていうかな、母親に、母親と息子みたいな関係になるぐらい年が離れているあの青年なんですよね。
彼は、あの某、あのダンジリでめちゃくちゃ有名で、あの彼のね、清原ですね。野球選手の清原を産んだことでも有名な、あの某
あの刑事というね、ところの出身の男なんですよね。 彼はあのだからね、入社の条件が何もなくて、でただあのこのダンジリのシーズンだけね
この何日間か、1週間だったかな。あのちなみにね、この刑事の人はね、あの必ずね1週間は絶対あの仕事休むんですよ。
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これはもう絶対なんですよね。もう何よりも祭りが大事な人たちなので、これは絶対なんですよね。 でまあそれを条件にして、まあ入社してきたんですけれど、入った時からね
すごく印象の良い子でね。で、あのとにかくね、あのやっぱりなんかね、体育会系なんですよね。もうこのだから、このブラック企業はもうね、あの何回かお聞きいただいた方ならお別れのように、めちゃくちゃ
縦社会で、あのブラックで、あのまあ本当に体育会系の会社だったんですよね。 だからこういう会社には、あのまあピッタリな相性の男だったんですよね。
はい、わかりました。っていうね、もうすごい爽やかで、あのもうピシッていう感じで。でも私もね、まだ彼にとってね、年は上ですけれど、わずか2、3ヶ月先輩なだけだったんで、私からしたらね、私は一人で入ったんでね。同じ時期に一人で入ったんで、
まあ2、3ヶ月後にこの足立が入ってきたことがね、嬉しかったんですよね。やっぱ同期がいないんで、やったやったと思って、でなんかもすごい仲良くなってね。
で、当時私タバコまだ吸ってたんで、でまあ喫煙仲間にもなったしね、もうあっという間に仲良くなったんですけども、で私はなんか、あのとにかくその中途半端な時期に入社していたので、新人研修的なことは何もなかったんですよね。
でもいきなり入って3日目からもう実地の仕事バンバンバン入れられて、まあだからこの足立が入った頃には、まあ確かにあのもうすごく忙しい、あのなんかこう、だからベテランみたいなね、風には見えたと思うんですけれど、まあ実際にはね、新人研修見えたことは一つもしてもらってなくて、
えーとね、普通新人だと、例えばね、いろんなパナソニックとかね、リクシルとか宝とかいろいろありますよね、こういうメーカーね、でそういったところにね、1日研修に行かせてもらって、ここの水回りの設備を体感したりとかね、そういった研修があるんですよ。
で、こういったこともね、ゼロだったんで、まあ足立が入ってきてくれたことによって、あともう一人ね、すいません、あのもう一人ね、女性が入ってきて、まあこの人と3人が一応なんか同期みたいな扱いになってですね、でようやく3人揃ったことで、あのちょっとこういったね、あのメーカーの研修とかも受けれるようになったんですよね。
で、まあとにかくまあ足立はまあ入社して、で、あのまあとにかくだから私が2、3ヶ月先輩だっただけなんですけど、あ、あの村植さん、あのカバンも出してくださいとかね、言って、まああのこういうね、リフォーム会社とかね、建設関係の仕事はもうとにかくね、もうバカみたいにいっぱい資料を持ち歩くんですよね。
だから大抵まあ車で移動するのはね、こういった資料が多いせいもあるんですよ。で、あの例えばね、今だったらiPadとかね、そういうタブレットで全部資料を見せりゃいいんじゃねえのって思うかもしれないんですけれど、このねタブレットっていうのもね、ちょっとあの考え物で、あの電波状況が悪いところとかもいくらでも行くわけですね、私たちの仕事はね。
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で、そういったところに行って、このタブレットでね、あの例えばカタログとか見せようと思っても、ぐるぐるぐるぐるこのね、なんかこう、あのなんかこう、なんだ砂時計みたいなのがぐるぐる回って、なかなか画面が出てこなかったりとかあったり、あと画面もね、見にくかったりするので、やっぱりね、結局はね、紙のあのぶっといカタログとか、あとサンプル帳とかね、そういったものを持ち歩いて、あの商談するしかない部分があるんですよね。
あの今、だからほんと全部、あのもうメーカーとかね、会社はね、多分ね、ペーパーレスに従ってるんですよ。こういう印刷物を作るのもお金かかりますからね。
でもね、多分ね、これ無くしたくても無くせないと思いますね。
運貨のこの建築関係のこういったあのメーカーね。で、一番咲いたるところはこういうあの壁紙とか床材のサンプルですよね。こういったの質感がわからなかったら、このタブレットとかパソコンの画面でいくら見てもわかんないですよね、こんなのをね。
やっぱり本物の実物のサンプルを見ないとやっぱり決められないと思うんで、やっぱりね、ここの紙ベースの資料っていうのは結局無くならないっていうのがあると思います。
でも話を戻して、とにかくね、あの私なんかだからいつもすごい荷物を背負って、あの駐車場まではね、さすがにこのやっぱりあのいろんな資料を持って歩かざるを得ないんでね。
そうするとね、この足立はね、持ってくれたりするんですよ。こんな気の利いた男は他にはこの会社にいなかったんでね。
もうだからもう例えばね、あのちょっとまた話が脱線しまくりですけど、この当時もうすでに私は今の雇い主である岡田社長とは知り合って同僚だったんですけれども、
もう私がね、もう手がちぎれそうなぐらいね、4つぐらいこの資料が入ったね、このカバンを持っててもね、そうですよねとか言って一つも助けてくれないんですよね。
だけどね、この足立はね、さって持ってくれたりとかっていうね、すごい紳士なんですよね。
足立の刑事出身だということだけ言ったんですけれど、彼は実はこの刑事が誕生して最大の振動と言われたっていうのはちょっと私が大げさに言ってるんですけど、
かなり頭がいい男だったみたいですね。この刑事っていうのはね、本当にヤンキーと職人と清原とダンジリ。ダンジリと清原とヤンキーと職人みたいな。職人といいですね。
とにかくね、そんなことしか売りがない場所なんですよ。こんなところからそんな頭のいい子が出てくるってすごいことなんですけれども、頭がいいし、あとね野球もすごいできたんでね、そこそこのレベルまでは行ったらしいんですけれど、こういうたまによくできる人にありがちなんですけれど、
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秋っぽいんですよね。関西圏のすごくいい大学にストレートで入ってるんですよね、彼ね。ところが、話が脱線しまくるんですけど、足立は入った時、彼ね、すごい落ち着いてるんですよ。
どう若く見積もっても、32歳ぐらいだと思ったんですよね、私ね。わりと比較的自分と若い人が多い会社の中で、30代だったらちょっと自分にまだ近いと思って、すごいね。だから余計親近感を持って、「どこの会社で働いてたの?」みたいなことをワーワー言ったら、「いや、僕ここが初めての会社です。」とかって言うんですよね。
で、「え?」って言って、よく聞いたらまだ22歳だったんですよね。だからね、彼は、つまりすごい優秀で、すごい関西の大学出身なんですけど、彼自身は頭はいいけれども、ヤンキーに囲まれて生きてきた男なんですよね、この軽志出身なんでね。
男尻には深く関わっていて、青年団って言うんですよね。若衆が、気持ち悪くてあんまり話したくないんですけど、この男尻の組織って言うんですかね。私にとってはちょっともうよく理解ができない世界なんで、とにかくここでも、彼は青年団の中心人物の一人だったみたいなんですよね。
で、地元ですごく愛されてる男なんですよ。地元の友達とすごいつるんでて、だから彼自身は頭はいいけれど、心はヤンキーっていうね、そういう人だったので、いざせっかく勉強ができていい大学は行ったものの、周りと全く気が合わなかったらしいんですよね。
これね、だからいい大学を目指すか目指さないかみたいな話ってね、結構今このボイシースタイフ界隈でもよく話題に出ますけれど、この問題は結構大きいですよ。
勉強ができるっていうベクトルだけではちょっと測れないところがあって、この足立みたいに、だから勉強は優秀だけれども、人としてはヤンキーだったりね、あとその地元の友達たちと馬が合うっていう、そういう、だから要するにヤンチャしてるわけですよ。
こういう人にとって、いざいい大学入っちゃったら周りは遊び慣れてない優等生ばっかりなわけなんですよね。でもね、死ぬほど面白くなかったみたいで、もうね、吐きそうになったらしいんですよね。なんかもうあまりのつまらなさに。
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だからね、この学内で誰も友達できなかったって言うんですよ。でも足立自体はね、すっごい面白いし、いいやつなんで、多分人気者になるタイプなんですけど、もうね、バカばっかりだって言って、なんかもう、講義だけ受けたらね、さっさと帰ってくるタイプだったらしいんですよね。
で、結局大学を卒業するのに必要な単位だとか、卒論だとか、そのあたりでもうめんどくさくなっちゃって、なんとね、あとだからもう卒論さえ出せば卒業できたのに、もう耐えられなくなって辞めちゃったって言うんですよ。
というわけで、彼はだからそういう、だからもうあともうちょっとで卒業できるところまで行ってたのに、つまらないって言って辞めて、若干プラプラした後、ちょっとこのままじゃまずいなって言って、中途採用でこのブラック企業に応募してきたという戦いだったんですよね。
だからそんなもったいなかったじゃんって言って、あんたバカじゃないとか言って、いやもうもう耐えられなかったんですよ、もうバカばっかっすよ、みたいなこと言ってましたね。
周りの環境ね、勉強できるできないだけじゃなくて、もう気が合う人たちがいるかどうかとかっていう、こういう学内の雰囲気とか、自分がどういったコミュニティに所属するかということも結構大事だなぁとか思って、思ったんですけどね。
とにかく足立はそういったいきさつで、彼が普通にこの一流大学を卒業してから、新卒で就活していればもっといい就職先はいくらでもあったと思うんですけれども、彼はそんなことでブラック企業に入ってきたんですよね。
でね、もうこんなことだけでもう十何分か話しちゃってますね。すいません、ちょっとこれ思いもかけずまたまたちょっと続きものというかね、前編後編ぐらいにします。
私の愛した男足立、ちょっとここで一旦終わります。ごきげんよう。
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