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2024-10-06 15:33

忘れじの男の思い出【中編】 #209

私の履歴書シリーズ番外編。
ブラック企業の同僚にしてマブダチ(死語?)だったアダチの思い出の続きです。

#リフォーム
#リノベーション
#インテリア
#インテリアコーディネーター
#私の履歴書
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お聞きの皆様、おはこんばんちは、現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。お待たせしました。
思いもかけず、足立がなんか人気ですね。
ただ、足立が話を聞いているだけだとイケメンだっていう、ちょっとそんな噂もちらほらあったりするので、まずもうちょっと詳しくお話ししていきますね。
このブラック企業なんですけれども、ここはたった25人しかこの当時いなかったので、営業だけでいうと10人ちょっとぐらいだったんですよね。
10人プラス、主任クラスのリーダー格の人たちがいて、残りは私が所属しているような設計チームと、あと施工管理っていうね、現場監督ですよね。
実際大きな工事が決まって、職人を束ねて工事をちゃんとつつがなく終わらせていくっていうところを管理するチームですね。
ここがポンポンと5、6人ずついるっていう感じだったんですよね。
この営業チームっていうのは、大きく分けると3つぐらいのチームに分かれてました。
まずですね、大阪エリアですね。
神戸エリア、なぜか大阪はやっぱり広いので、北折エリアっていうので、ちょっとね、この千里とか、スイタとかね、
スイタ、茨城、豊中とかね、この辺りってのは結構、すごくいいエリアなんですよね。
ここは女子で固めていました。結構優秀な女性たちのチームで、3人でここを見てましたね。
残りのところは全員男なんですよ。ほとんどこの会社は7割8割が男性の社員で占めていて、
ここがめちゃくちゃ面白くて、なぜかこの男性の3、4人ずつぐらいのチームなんですけども、
大阪エリアと神戸エリアは分かれていて、神戸エリアは、ここに岡田社長が入ってたんですけども、
すらーって背が高くて、みんな185センチ前後あって、今でいうBTSみたいな感じなんですよ。
ほんとすらーっとしたね、反流のイケメンチームみたいになっちゃってて、
本当にこの岡田社長だけじゃなくて、他あと2人いたんですけれど、すっごいイケメンで固めてて、
大阪の方がですね、こっちはなんかねちょっとずんぐりむっくりで、中肉、中税っていうかやや小太り体型の男たちで、
でもねみんな若いんですよ、27、8ぐらいの男性ばっかりだったんですけど、
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でね、必ずやっぱり腕にね、ジューズをつけていて、髪型はね2ブロックにしてるんですよ。
で、必ずね財布はルイ・ビトンのダミエ柄ね、ダミエって中のちょっと格子模様みたいになった柄なんですけど、
必ずみんなね、ルイ・ビトン持ってるんですよ。
で、まぁこんなすごいチャラチャラチームで、でもまぁずんぐりむっくりで、でねギラギラしてて、
ここはねなんかちょっと何和金融堂みたいな感じなんですよね。
でなんかね、何なのこれっていうね、あの神戸エリアのBTSと、で大阪エリアのこの何和金融堂のこの落差が面白すぎて、
で、私はね設計なので、なんかねここはね、そんなに当時エリア分けってしてなくて、
指名が入れば誰でもやるっていう感じだったんですよね。
だから逆にすごい大変だったんですよ。
私はだから神戸から声がかかれば神戸にも京都にも奈良にでも行くっていう感じで、
営業から声がかかれば出動するっていう感じだったんですよね。
だから営業が通常のリフォームだったら全部自分で見るんですよね。
水回りの取り替えとか、そんな大きなあの間取り変更とかがない場合は大体営業が自分で全部見ちゃうんですけれど、
ここにねやっぱりあの間取りを変えていく。
LDをもっとこう隣の和室をぶち抜いてもっと広いリビングにしてとかって、
多少やっぱりこの図面を触ったりとかしなきゃいけないとか、
あともっとこういうイメージにしたいとかって明確にインテリアのおしゃれなイメージとか持ってるお客様とか、
あと単価が単純に高いお客様とかはやっぱり設計が入ることが多かったんですよね。
声がかかればやる感じだったんですけれど、
私はねこの何和金融道チームとすごい仲が良くて、
でもここと結構すごい仕事しててね。
大阪エリアとかをね主にやってて、すっごい面白かったんですけれど、
当然ね足立はこのもう去ってね、何も問われることなく何和金融道チームに入ってました。
ということはね、せっかく今足立をね、どんな人イメージ皆さんされてるのかなって思うんですけれど、
足立はね野球やってたんで、がたいは結構ねがっちりしてて、そこそこ身長もありました。
身長はね岡田社長みたいに185くらいはないんですけども、
175センチくらいはあったと思いますね。
で、ちょっとがっちりしてたんですけれど、
あの決して別にイケメンとかではなくて、
あれなんですよ、あの言いにくいんですけどね、
北朝鮮のキム・ジョンウォンの若い時にそっくりなんですよね。
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今なんかだんだんの人ねあの何か貫禄がついてきてますけれど、
出始めでねお父ちゃんから引き継いでね、
自分がねトップになった時あたりのちょっとういういしい感じ、
あの頃みたいな感じなんですよ。
もう今ガタガタガタってもうみんな皆さんのね足立ちのイメージがもうガラガラ壊れてるかもしれないんですけど、
まあでもね全然あのちょっとキム・ジョンウォンっていう例えが悪いんですけれど、
すごいねあのなんていうかなこう明るい雰囲気で、
明らかにあのなんか洋気でね、
あのなんかこうやっぱりあの別にイケメンじゃないんだけれども、
まあモテるタイプだったんですよ。
モテるっていうかねこう男にもウケるタイプですね。
すごい人としてあのモテるタイプのあの男でしたね。
足立ちはだから刑師ね、
あのダンジリと清原で有名な刑師出身なので、
やっぱりねこう体育会系の縦社会のノリみたいなのはね、
まあ完璧にできる人なんですよね。
だからもう入るなりにねすごい可愛がられて、
このねもう軍隊みたいな会社でもねすごいあの馴染んでねうまくやってました。
であの頭もねすごいいいんですよねやっぱりね。
で頭の予算の種類がちょっとあの理数系の賢さでしたね。
あの明らかに。で結構ね私だからあの電卓代わりにね、
あの足立を使ったりしてましたね。
ねあの何百何十何、何かける、かけるじゃなくたす何とか何とか、
26たす325たす126たす何とか何とかって言うとね、
チャキチャキチャキチャキはいあの何とか何とか何百万ですみたいなね、
もうすぐ瞬時にね暗算ができたりするんですよね。
やっぱりさすが振動だと思ってね、やっぱ頭は良かったんですけれど、
でもね行動が面白すぎて、例えばねこんなことがありました。
足立はねだからこんな感じで決してイケメンではないんですけれど、
まあまあモテてたはずなんですよね地元でね。
であのある時に私は足立と一緒にまあ一つの物件をやってたんですよね。
であのお客様と打ち合わせがあるっていうので、
あの待ち合わせの時間にねあの現場で待ってたんですよね。
お客様と私が先についてね。
で待てど暮らせど足立が来ないんですよ。
でおかしいなと思ってね。
で私はやっぱり設計としてそこにあの携わっているので、
あの細かなねやっぱお客様との打ち合わせの内容とかを一番把握しているのって営業なんですよね。
であの足立がいないとね話しか進められないところがあったんですけれども、
待てど暮らせど来なくて、足立はねやっぱ体育会計なんで、
ちゃんとねやっぱりあの約束は守るし、遅刻とかね無断欠勤とか一切ない子なんですよね。
おかしいなと思ってね。
でいくら電話してもね全然出ないんですよね。
であれーと思ってお客さん怒り出しちゃうし、
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なんだあいつはーとかって言ってね、
ちゃんと約束してたのにどういうつもりだ、
なんかどっかで寝過ごしてんじゃねーかーみたいなんでね怒り出すし、
大変だったんですけれども結局そこは何とかね私がごまかして謝って、
でまあ足立なしで打ち合わせを全部やってことなきを得たんですけれども、
心配じゃないですか。
だって連絡がつかないしね。
でどうしようと思って慌ててね、
でやっとね3,4時間ぐらい経った時にやっと連絡が返ってきて、
いやすいませんって言ってね足立がね。
どうしたなんだって言って心配したじゃないって言ったら、
いや俺もねよくわかんないっすよって言うんですよね。
もうねわからないことをね、なんか本人もわかってないからこっちはもっとわからないんですけれど、
まあだからねちょっとしばらく経ってからよくよく話を聞いてみるとね、
足立は結局まああのまあとある女性と、
本人曰くね彼女でも何でもないって言うんですよね。
まあだからあのまあちょっとしたお付き合いの女性がいて、
その女性の家に泊まってたらしいんですよね。
仕事の帰りにね。
そしたら朝起きれなくて、
違う違う、結局そこで朝出勤しようと思って、
家を出たんですよね。その彼女の家をね。
そしたら通りに出た瞬間に、なんか自転車かバイクにね跳ねられたらしいんですよどうもね。
で跳ねられて意識を失ってたらしいんですけども、
そこで彼女が次自分も出勤するために出てきて、
で足立が倒れてるのをね見たんだけれども、
あの結局ね彼を自分がね遅刻しそうだから、
彼をね放置して出勤しちゃったって言うんですよ。
そんなことあり得ます?
とにかくね、気がついたら病院で目が覚めてたって言うんですよね。
これがね、信憑性があるのかないのかってね聞いてる皆さん思うと思うんですけれど、
これはね多分嘘じゃないんですよ。
っていうのがね、今度はまた数ヶ月後かね、
なんかに今度はね、私ね病院から連絡もらうんですよね。
病院というか救急車からですね。
今これは何々会社の足立さんの電話からご連絡させていただいてるんですけれども、
同じ会社の方でよろしかったでしょうかっていうことでね、電話がかかってくるんですよ。
びっくりして、何があったんですかって言ったら、
つまり公園でね意識失ってまた倒れてたらしいんですよ足立がね。
慌ててね、何人か他の男性の親しい社員を連れてね、
その呼び出された公園に行ってみると足立がね、
ベンチでね、トドみたいに横になってね、ぐでーんって横たわってるんですよね。
でも真っ白な顔してて、やっぱり様子がおかしいんですよね。
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もうびっくりして、とにかく手分けしようって言って、
一人足立の仲良い男の社員に救急車には一緒に同乗してもらって、
救急車でとにかく病院に搬送してもらって、
私が全部会社に連絡したりとかっていうことをやったんですよね。
でもね、こうやって意識失ってね、青い顔してね、横たわりながら胸ポケットにね、やっぱり携帯を差し込んでたんですよね。
そしたらね、電話は鳴りっぱなしなんですよ。
もう本当にね、ブラック企業なんで、仕事がもうひっきりなしに入ってくるわけですね。
この会社は、やっぱり不動産屋さんと提携して、気に入ってもらった不動産屋さんの担当者から次々とね、
どこどこのマンションに空きが出たんで、現地調査お願いしますとかね、
ここにお客さんがつきそうなんで、このお客さんとの打ち合わせに同席してくださいとかって、
もうバンバン電話がかかってくるんですよね。
さらにそこから話が広がってきた個別のクライアントさん、エンドユーザーのお客さんからもガンガン電話がかかってくるんですよね。
見積もりまだかとかね、見積もりのここの箇所がなんかおかしいんだけど、これ本当にこのぐらいの金額するのかとかね、
トイレをこの品番から、とうとうのこれに変えてくれとかね、
とにかくもういっぱい電話がかかってきて、鳴り止まないんですよ。
で、足立はもうぐでーって倒れてるのに、電話が鳴りっぱなしなんですよね。
その時に意識がないのにね、やっぱり携帯に出ようとするんですよ。
いやー、これはやっぱり異常だわと思って、
サッと私が携帯を取り上げて、全部私がその日は対応して、
幸い足立は若いしね、まだこの当時20だから、彼と一緒に仕事してたのって、
彼が22から26とかね、それぐらいだったと思うんで、
若くて健康な男性なんでね、もちろんこれはただの過労だったんですよね。
結局ね、こういうブラック企業で異常な働き方して、
でもとにかくプライバシーゼロですよね。電話は鳴りっぱなしで、
たまに水曜日とか休みが仮に取れても、今度はね、現場の職人さんから電話がかかりっぱなしになるんで、
やっぱりね、現場に行かざるを得ないんですよ。
もう電話で喋っててもラジが開かないことっていっぱいあるので、
結局出た方が早いっていうことで、やっぱり出勤しちゃうんですよね。
そうやってね、さすがのね、この若い男性社員とかもね、
もうだんだんね、やっぱり弱ってきちゃうんですよね。
だからその25人って私言ってるんですけど、この人たちもね、
実はもうしょっちゅう、しょっちゅう新しい社員が入ってきては、
もうあっさりね、入った初日に辞めていく人なんていうのはザラですし、
もう2、3ヶ月持ったらね、すごいっていうぐらいのね、
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それぐらい人の出入りが激しかったんですよね。
はい、というわけで、今日で終わるつもりだったんですけども、
ちょっと今ここで15分ぐらい経ったんで、
あともう1回ぐらいアダチやらせてもらっていいでしょうかね。
あのアダチね、ほんといいやつなんですよ。
もうね、トドンのように公園のベンチで倒れてるとこまでしか話してないんですけれど、
もうちょっとアダチの話をさせてください。
はい、ごきげんよう。
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