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スピーカー 1
てかさ、初めスワイプとか言ったけどさ、スワイプは横に指を動かして、スクロールは縦に指を動かして下に持っていくみたいなイメージかな?
スピーカー 2
いや、そういうわけでもないね。
スピーカー 1
そうでもない?
なんかさ、同じ方向に下に下に行っていく?スマホの画面を。
それだったら確かに巻き物を少しずつ引っ張っていくのにちょっと似てるなって思ったけど。
スピーカー 2
横でもスクロールじゃない?どうなんだろう。
スピーカー 1
横でもスクロールか。
スピーカー 2
巻き物は横だしね、基本広げていくのは。
スピーカー 1
確かに確かに。
スピーカー 2
分かんない。縦限定とかあるかもしんないけど、とにかく巻き物を広げるって意味で。
今でもさ、結構巻き物っぽい要素って、現代巻き物そんなないじゃないですか。
だけど残ってる言葉割とあると思ってて。
スピーカー 1
はいはい。
スピーカー 2
なんか思いつきます?
スピーカー 1
そういう英語系?
スピーカー 2
いや、日本語で。
スピーカー 1
巻き物?マフラー?
スピーカー 2
違う、そういう意味じゃない。そういう意味じゃないな。今日ちょっとすれ違いが多いな。
スピーカー 1
巻き物を広げる。
スピーカー 2
正解言っていい?
うん。
例えばさ、漫画ってなんかんって言うじゃん。
あれって巻くじゃん、もう巻き物じゃないのに。
スピーカー 1
ああ、確かに確かに。
スピーカー 2
とか、なんちゃらの巻きとかもさ、出てきてするじゃん、漫画とかで。
スピーカー 1
そうだね。
今もはや何も巻いてないのに巻きだけ残ってる。
スピーカー 2
昔やっぱ書物って巻き物だったからっていうのがあるんですよ。
スピーカー 1
それがさ、今も残ってるってすごくない?
スピーカー 2
だって、その時代って何年前?少なくとも100年前とかはもうさ、すでに本じゃない?
スピーカー 1
本あると思う。
何百年もさ、なんとかの巻きっていう言葉だけ残ってるのすごくない?
スピーカー 2
いや、ちょっと巻きはわかんない。どこから使われてるのかわかんないけど。
でも、巻き物って日本のイメージとかあります?
うん、なんかそういうイメージがある。
だけど、昔のヨーロッパとか中東とかも巻き物なんですよね、書物って。
で、当然情報って紙とか本とかで、あとは巻き物で昔伝わっていくわけですけど、
その情報を本とか巻き物にまとめて、もっと知識を残そうっていう動きって、
これまで古代ギリシャの話とかしてきたけど、それの結構後半からなんだよね。
スピーカー 1
はじめはじゃあ言葉だけで伝えようとした。
スピーカー 2
そう、例えばピタゴラス教団、ピタゴラスさんって言いましたけど、
ピタゴラス教団、筆記禁止みたいなルールがあったり。
逆になんで禁止なのかよくわかんないけどね。
いろいろ理由はあるんだけど、ソクラテスも文字否定派だったり。
スピーカー 1
逆に文字にして残すことによって、情報が流出したりするのは怖かったりしたのかな。
スピーカー 2
それもあるかもしれない。
あと頭悪くなるっていうので否定派もいたらしいの、文字。
スピーカー 1
確かに全部頭の中で考えてたら、頭の回転早い人にはなりそうだけど、難しいよね。
スピーカー 2
そうそう。
スピーカー 1
もうスペース使うもんね、だって頭何も書かずに考えたらさ、
何か覚えときながら別のスペースで考えなきゃいけないじゃん。
スピーカー 2
脳の中でってことね。
スピーカー 1
そうそう。書いたらそれ一旦忘れることができてさ、
全ての脳のスペース使うことできる感あるもんね。
スピーカー 2
でも現代で文字否定派ってもういないじゃん。
スピーカー 1
いないね。
むしろ文字を活用したほうがいい気がする。
スピーカー 2
むしろ仕事でメモ取れとか言われるぐらいだよね。
スピーカー 1
そうそう。
スピーカー 2
っていう、現代だったら文字って当たり前すぎてそうなんだけど、
昔はそういう文字否定派とかもいたりした中で、
でも結局文字にして後世に知識残しそうというか、もっと残していこうみたいな動きってあったわけですよ。
スピーカー 1
はいはい。
スピーカー 2
その象徴が図書館だと思うんですよね。
スピーカー 1
図書館って今もありますけど、これは紀元前からあるもので。
スピーカー 2
なんで今回はね、ある意味科学の発展にも欠かせないことの一つである図書館の話をしたいなと思います。
スピーカー 1
確かに。大学には図書館ありますもんね。
そう。
スピーカー 2
どこでも。
研究機関って結構図書館とセットだったりするんですよね。
なんで今回は昔の図書館の話をします。
今回話す図書館、ちょっと全部は言えないんで、
古代の最大の図書館って言われてたアレクサンドリア図書館っていうのをね、中心に話したいんですけど、聞いたことありますか?
スピーカー 1
ない。
スピーカー 2
ない。
スピーカー 1
どこにあんの?
スピーカー 2
アレクサンドリア。
スピーカー 1
国は?
スピーカー 2
エジプト。
スピーカー 1
エジプトの中にアレクサンドリアっていう地名があるの?
スピーカー 2
そう、町がある。これは今でもある。
カイロの次に大きいぐらいの都市かな、今。
スピーカー 1
そうなんだ。
スピーカー 2
この辺の歴史的背景から説明しようかなと思うんだけど、
これ、期限前300年か200年くらいの話で、
この前の回でアルキメデスさんの話をしましたけど、ちょうどその時期です。
スピーカー 1
アルキメデスさんもこのアレクサンドリア図書館に通ってた1人。
スピーカー 2
結構ね、いろんな有名な人も通ってたっていうので重要なんだけど、
そもそもね、アレクサンドリアって、
アレクサンダー大王は聞いたことあるんじゃない?
有名ですよね。
これもね、実は一回科学誌で出てきてるんですけど、
スピーカー 1
出てきましたっけ?
スピーカー 2
名前だけ出したと思う。
実はアリストテレスが家庭教師をやってたっていう。
その教えてたのがアレクサンダー大王だったんですよね。
で、このアレクサンダー大王、ちょっと細かい話はそんな歴史に過ぎちゃうんでしないけど、
すごいイケイケで、ものすごい勢力を拡大しながら、
もう世界帝国作るぞって言って、
ヨーロッパとか中東ら辺からインドの方に向かって、どんどん制圧していったんですよね。
で、その時に世界各地にアレクサンダー大王が作ったっていう街、
スピーカー 1
それがアレクサンドリアっていうのが何個もある。
スピーカー 2
結構いっぱいあるんですよ、アレクサンドリアっていう街がね、当時。
で、その中でもエジプトに行った時にできたアレクサンドリアっていうのが、
ものすごい大繁栄して、100万人以上人が住んでたっていうぐらい。
っていうのがまずこのアレクサンドリアっていうところの由来ですね。
クレオパトラとかも聞いたことないですか?
ある。
クレオパトラさんは、このアレクサンドリアっていう街は、
プトレマイオス町っていう国の都市なんですけど、
その国の最後の女王みたいな人がクレオパトラなんですよ。
クレオパトラも本当は、僕らが思っているクレオパトラって7世なんですけど。
そうなんだ。
スピーカー 1
結構いっぱいいるんですよね。
ネットフリックスでクレオパトラみたいなやつがあった。
クレオパトラの一生みたいな。
そうなの?
面白そうだから、マイリストに入れた気がするけど。
最近?
スピーカー 2
そうそう。
面白そう。
スピーカー 1
クレオパトラも結構すごい人で、何カ国語もしゃべれて頭良かったって言ってたよね。
スピーカー 2
エジプト語を話せた唯一のファラオって言われてる。
スピーカー 1
ファラオってなんだっけ?
スピーカー 2
王様だね、エジプトで言う。
神様とも交流できるみたいな。
スピーカー 1
エジプト語しゃべれる人いないの?
スピーカー 2
エジプトなんだけど、ギリシャ人が治めに来てて、
エジプトにいた王様というか、人ってだいたいギリシャ人だね。
クレオパトラもギリシャ人。
直接そこの現地の人と会話できた人はあんまりいなかったらしいんだけど、
クレオパトラすごい何カ国語もしゃべることができたんで、
エジプト語もしゃべれて、
エジプトの人にも直接話せたっていう人ですね。
これ歴史的な背景だけど、
ちなみにこれ日本だと弥生時代です。
スピーカー 1
弥生時代か。
すごく昔だね。
スピーカー 2
原始人です、ほぼ。
農業とかやり始めたぐらいかな。
の時にギリシャは大発展してるわけですよ。
スピーカー 1
すごいね。
スピーカー 2
だいぶ差があるね。
差があるね。
アレクサンダー大王の家庭教師がまずアリストテレス。
その同じく家庭教師とかが教えてもらってた人が、
さっき言ったプトレマヨス朝っていう国の王様もいた。
スピーカー 1
あとはこのアレクサンドリア図書館を作りましょうって言った人もアリストテレスの教え子だったりする。
いっぱいいろんな人を教えてたんだね。
アリストテレスは。
スピーカー 2
学園とか途中で作ったりしたんで、教え子はいっぱいいたわけですよ。
っていう人たちがこのアレクサンドリアっていう街で、王様もそうだし、図書館作ろうって言ってる人もそうだし、
すごいだいぶアリストテレスの影響を受けた人が、最初に図書館作ろうって言ってる人とかなんですよね。