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どうも、からです。みそです。今回は、漫画の感想、週刊少年ジャンプの感想とは別に、ついに今週、先週、2024年8月2日に公開されました、
【僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト】広赤の劇場版4作目の劇場作品について語る動画となっております。
はい。
ということで、みそさん、見ましたか、映画。
いやー、実は、新型コロナにかかっていて、まだ見れてないんですよね。
公開当日に新型コロナにかかって見れていないというみそさんを前に、ちょっと僕がヒーローアカデミアを見たその週に、そして最終回の感想を語るその前に、
一応このタイミングで語っておきたいなということで、みそさんが問題なければ、みそさんみたいな段階であくまで聞き役に徹していただくような形で、
僕の見てきた、僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクストの話をしたいなという形で今収録しています。
はい。
公開間もない作品のネタバレありでの語り、感想語りという形なので、本編と分けて語りますが、
こちら、まず第一に、まだ見ていない方に関しては、当然面白い作品ではあるので見ていただきたいなと思った上で、
では、最終回の感想が変わるのか、漫画本編の感想が変わるのか、漫画本編の理解がさらに深まるのかといったら、僕は決してそういう作品ではないというふうな印象ではありましたね。
はいはいはい、もう独立してるって感じなんですね。
まあ、あくまでそのボーナス、おまけとして、本編のおまけとして見て楽しいものではあるんですが、
それによって何か本編の印象が変わる、価値がつくという形ではなく、
まあそうですね、本当にあくまでおまけ、サイドストーリーに徹するという形の作品なので、
本編を楽しむ、本編で十分満足した劇場版はまあいいやという方に関しては、まあそれはそれでありかなという感じではありましたよ。
はいはいはい、なるほどね。
で、この作品、個人的には、まあこれまで劇場版4作品ある中では一番、なんか、もったいないな、残念、残念というと言い過ぎですが、もったいないなという感じだったんですよね。
へー、何が良くなかったですか?
一番当たり障りがないというか。
はいはいはい。
まあ元々、この原作がしっかりとストーリーだって進んでいく作品の、まあアニメ版のオリジナル劇場版、オリジナル脚本劇場版ということで、
やっぱりその原作ものの難しいところ、原作のキャラクターを過度に成長させられない、原作の設定を先に進められないという、そのキャラクターを成長させられないジレンマっていうのが元々あったと思うんですよ。
まあそうですね、うん。
なので、劇場版1作目から徹底してこの作品というのは、何かサイドキャラクターが出てきて、そのサイドキャラクターが抱える問題、トラウマですとか何か悩みですとか、
そのサイドキャラクターの問題を、デフ君たちが解剤して解決してあげるという形。
まあそういう形のストーリーになっていて、それに関しては今回の4作目もそれにのっとった感じのフォーマットにはなってるんですよ。
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はいはいはいはい。なんかね、お嬢様とかね、羊っぽいキャラクターいましたからねっていう。
まあそうですね。
あれです。
お嬢様のアンナさんと、その室のジュリオさんという、その2人のラブストーリーというか、まあ戦いというか、そういったものが中心で、あくまでデフ君たちはそれを助ける立場という形になるんですが、
それに関してはこれまで4作品全て同じだったんですが、これまでの1,2,3作品目に関しては、それプラスアルファで原作で見れなかった、原作で見たかったものを見せるという要素があったと思うんですよね。
はいはいはい、なるほどなるほど。
それこそ原作の理解を深めるとか、その原作に対する解像度の上がる要素として、1作目で言えばオールマイトさんのアメリカ時代ですとか、サポートアイテムについての話ですとか、
あとは本当にデフ君とオールマイトさんが2人のワンフォールで戦うという、そのダブルワンフォール展開というのが、やっぱり原作ではなかった上がる展開というのを劇場版でやってくれたというその盛り上がり、お得感というのは間違いなかったんですよ。
ストーリーはあくまでサイドキャラクターがメインですが、そういった原作で見れなかった原作キャラクターの、もうめちゃくちゃ見たいところという、そういうのが見れたお得感があったという。
2作目で言えば当然もうネタバレしまくりで話しますが、その1作目とは違った形でのダブルワンフォール展開があるわけですよ。
デフ君のワンフォールをかっちゃんが受け継ぎかけて2人で戦う的な展開というのが、堀越先生も原作の最終回に向けて用意していたネタの1つを使いました的なことをインタビューでおっしゃってたと思いますが、
本当にこれが原作の最終回でも何ら問題ない、遜色ないというような上がる展開をぶち込んでいる作品が2作目でしたね。
3作目に関してはデフ君周りの展開ではそこまでではなかったんですが、やっぱり世界のヒーロー、日本以外の世界各地のヒーローというのの登場活躍というのを原作に先駆けてやるという形で、
かなりやっぱり原作の世界観が広がっていく、原作に対する理解度が上がる、解像度が深まるような、そういう映画にはなってたんですよね。
という点で言うと、今回の作品は原作のクライマックスを当然超えられないわけですよ。
1作目、2作目がダブルワンフォール展開をやって、原作に勝るとも劣らない盛り上がりだ、すげーってなったのに比べると、やっぱり4作目の今作は原作があまりに上がりすぎてるからこそ、そこにはやはり言ってはなんですが、到底及ばない盛り上がりではあるんですよ。
なるほどね、ダークマイトさんがダメだったんですか?
いやー、そこがすごく難しいところで、ここでもう一つかじ切りとして、ダークマイトさんという存在、これが本当にかなり魅力的というか、本当にオールマイトさんオタクなんですよ、ダークマイトさんは。
はいはいはい。
ちゃんとオールマイトさんオタクで、オールマイトさんになりたい、オールマイトさんになるっていうのはどういうことか、それは誰にも負けず圧倒的に強いことだということで強さをひたすら求めて、
人々を犠牲にしてデフ君がキレるみたいな、そういう展開ではあるんですが、あまりそこでデフ君とダークマイトさんの絡みがないのが本当に残念でしたね。
それこそ本当にあれですか、お呼びでない扱いですか?
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特にこの原作でデフ君がビランを助けたいというその思いに至って、そこにすごくガッツリ取り組んでいる展開があった上でだと、ダークマイトさんが本当にただ悪役として、デフ君の前に登場して、人々ごとビランを倒して、勝ち誇るダークマイトさんにデフ君が、お前なんかオールマイトじゃないって言ってキレて戦って、基本的にその流れのまんま勝って終わるんですよね。
はいはいはい。
もうちょっと心の関わり、心の交流があってもよかったのではという、ダークマイトさんの過去に関してもオールマイトさんに憧れて強さを目指したけれど、周りの人からは、お前はそんなんじゃオールマイトになれない、お前はオールマイトなんかじゃないと認められなかったという過去を踏まえて、より深みにはまっていくキャラクターなんで、
その辺の過去を深掘りすれば、デフ君なりカッチャンなりトドヒ君なり、それこそステインさんなり、あの世界にいっぱいいたオールマイトさんになりたいと思って、その上で慣れなかった人の一人として存在感を示したと思うんですが、そういった葛藤というのもほぼ描かれないですし、本当にさっき言ったので、ダークマイトさんとデフ君の関わりというのは全てなんですよね。
逆になんか潔くていいんじゃない?
なので、本当に闇のデフ君という存在感をもっと前面に押し出せば、ヒーローアカデミア版忍者と極童になれたと思うんですよね。
あー、なるほどね。
で、出したのがダークマイトらしいんですよね。
はいはい、後付けなんですね。
シナリオにはいなかったらしいんですよね、ダークマイトは。
はいはいはい、すごいね。
それで、今回の映画の主役は俺だぜくらいの発言をしたんだ、あいつっていう。
実際、内容的にも、ジュリオさんとジョーさんのお話というのがメインにありつつ、やっぱり視聴者の観客の視線を一心に吸い付けるのは、やっぱりダークマイトさんですからね。
はいはい、すごいですね。
その点で、ダークマイトさんというキャラクターが現れた段階で、もうダークマイトさん全振りでお話を全部丸ごと組み替えてもよかったのではという思いが残ったりはしましたが、
まあまあまあ、その辺はある種アニメ映画として、原作をあまりいじらないというか、本当に進めない、成長させない、大きく改変しないというか、
そういった一作目からの方針にのっとった感じで、当たり障りなくしたのかなという感じで納得はできるんですけどね。
なるほどね。
やっぱりもったいないなという感じで、本当にオールマイトさんになりたいけれどなれなかったダークマイトさんというのと、
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デフくんを比較したら、デフくんがなぜオールマイトさんの後継となり得たのか、ダークマイトさんはなり得なかったのかという点を浮き彫りにできて、
それはすごい熱い展開になりそうだったなという思いが残る作品でしたが、
何よりとにかくこの映画、前半というか序盤でA組のメンメンが脱獄が暴れ回っているあの時のあの状況の中で、
人々を救って回るA組の活躍が見れて、それだけで僕は涙しました。
良かったじゃないですか。
見る価値は十分です。
なるほどね。楽しみになってきましたね。
本当にダークマイトさんもったいなかったな、忍者と格闘技に慣れたのにっていうのが見終わった時の僕の感想だったので、
それを伝えたくて今ちょっと一枠別に語ってみました。
了解でございます。
という形で、ミスさんが見た後でまたネタバレが問題なさそうになったタイミングで、
また週刊少年ジャンプの感想を語る合間とかでまた触れるかもしれませんが、
とりあえず、僕のひらがれミア・ザ・ムービー Your Next の簡単な第一印象、ファーストインプレッションでした。