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はい、みなさんこんにちは。ライズプランのTAKEDAと申します。
本日は、2023年11月29日水曜日ということをお送りしていきましょう。
この番組は、建設業界をワクワクする業界、現場ラボの提供でお送りさせていただきます。
ということで、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
こちらとかちは、快晴ということになりますが、そこら中が凍りまくって、
つるつるな路面になっておりますので、十分気をつけていただきたいなというふうに思います。
先ほど、先ほどというか、YouTubeを見たりして、最近ハマっているのが、
Pivotという動画だったりするんですが、そこでですね、
リスキリングという言葉がちょこちょこと飛び出しておりまして、
リスキリングね、とは思ってはいるんですが、確かに大事なことだとは思うんです。
新しく自分の考えを一旦リセットして、新たなスキルを手に入れて、
収入の幅を増やしましょうとか、できることを増やしていきましょうみたいな、
そういう必要とされる人材になろうぜという、そういう考え方がリスキリング。
基本的なIT側の話をどんどん手に入れていきましょうということなんですけれども、
リスキリングという話をしていたときに、一人の話をしている人がですね、
昔ながらのやり方しかやっていない、自分の能力に固執した人というのは、
もう自分の知識だとかで太ってしまって、新しいものを動き出そうと思ったって、
なかなかできないから、ちゃんと毎日情報だとか、そういう新たなツールだとかがあると
試してみるとか、AIが出てきたらちょっとやってみるとかっていうふうに、
常に情報で鍛えておいて、いつもスリムな状態にしておくって大事だよねっていう話をしてたんです。
そこで僕すごい、確かにっていうふうに思ったんで、
僕は今回ですね、こんな言葉を作り出してみました。
技術デブと技術スリム
技術デブ。
デブってすごい悪口じゃないですか。
だから若干悪口を含めて、この技術デブという言葉を皆さんにお届けさせていただきます。
技術デブとは、昔ながらのやり方、自分の経験値を堅くなに信じてしまい、
新しい何かをやろうと思っても、億劫になってしまう状態。
そして周りを否定せざるを得なくなって、身動きが取れなくなっている人のこと。
これを技術デブと言います。
いませんかね、皆さんの周りにこの技術デブ。
僕めっちゃ見てますね。
すげえ、急に悪口っぽくなりますけど。
いわゆる頭の固い人ということを揶揄するのであれば、技術デブという言葉を使うと、
使われたくないから、えーってなって思い越しを上げてくれないかなというふうに前向きに
僕の中では言っている言葉なんですけど。
言い始めた言葉なんですけど。
逆に言うと、ちゃんと勉強してるっていう人のことを何て呼ぶのかというと、
技術スリムとか言いますか。
日々やっぱり筋トレのように鍛えておくと、いざ何かをしようと思った時にも身軽に動くことができますよね。
というような考え方がやっぱり大事だと思うんです。
だから毎日ね、しっかりと情報を手に入れたり、意図的に手に入れたり、
学んだり、自分で何か挑戦してみたりしながら、
いろんなことに挑戦できる状態を常にキープしておけば、
スリムな体型を維持できるから、何かやろうと思ったってできるよねと。
だけど太ってしまって身動きが取れなくなったら、
いざ何かをしようと思ったらまず痩せるみたいなところから始まるから、
もう俺はいいやってなるじゃないですか。
そういう風にならないようにするために、皆さんは日々情報を手に入れて、
学びだとかを前面に出していって、新しい見識を手に入れて、
新しい挑戦をしていくというようなことって大事だよねという、
その一環として現場お疲れでノンアルコール塩レモン騒があるわけですが、
まだ200ケースほど余っております。
皆さん、ぜひぜひお世話だとかね、
あとはそうだな、なんか総会とかで乾杯する時に、
アルコールはちょっとなっていう時のために、
皆さんが瓶でバーンと乾杯できる、
そんなツールとしてぜひお使いいただければなという風に思っておりますので、
よろしくお願いします。
ということで、スタートしていきましょう。
皆さん準備はよろしいでしょうか。
それでは今日も立入禁止の向こう側へ行ってみましょう。
はい、皆さんこんにちは。ライズブラン竹田と申します。
建設業を持ち上げて楽しい仕事にするために、
YouTubeチャンネル建設業を持ち上げるTVを運営したり、
現場ラボというサイトでは若手の育成、
働き方改革のサポートをしたりしております。
ということで本日もスタートしていきますが、
今日の本題は何かと言いますと、
現場でしかできないことをやろう、
というようなお話をさせていただきたいと思います。
こちらはですね、2024年に始まる残業規制につきまして、
労働時間上限規制ですね、
についていろんな取り組みをされていると思いますが、
その改革の基本的な考え方についてのお話ということになりますので、
ぜひ最後までご視聴いただければというふうに思います。
効率化への誤解
これはですね、基本中の基本なんです。
改革を進めよう、効率化を進めようと思ったときに、
いろんな陥ってしまうような、
本当は罠じゃないですけどね、
陥ってしまうようなことがたくさんあるんですが、
そこを履き違えてはいけませんよという本当に根本の話なので、
ここを抑えていない会社は、
効率化は基本的にはうまくいかないというふうに断言してもいいぐらい、
考え方をしっかり作ってから、
効率、改革に着手していただければなというふうに考えております。
改めて言いますが、
現場でできることは現場でやるんです。
だが、現場じゃなくてもできるようなことっていうのは、
現場でやってはいけませんというところまで、
しっかりと覚悟を決めましょうというふうに割り切ると、
基本的なですね、改革だとか効率化っていうのは、
うまくいきやすい傾向にあるというふうに僕はですね、感じております。
事例を出す前にもう少し詳しくお話ししますが、
要するにですけど、現場でできる仕事と、
現場じゃなくてもできる仕事ってありますよねっていう、
今までもあったんです。
例えば会社の事務の人に、
これ作っておいてくれないかっていうような書類があってみたりだとか、
っていうのは今までもありましたよね。
その間口をどんどんどんどん広げていくと、
結局は効率化になるっていう話なんですよ。
根本的に分かっておかなければいけないこと、
それはですね、DXだとか、
効率、改革みたいなツールを導入するとかっていう話になったとしても、
基本的には業務はなくなりません。
ツールだとかAIを導入したら、
劇的に何かがなくなって軽やかになると思っている、
そういうふうに勘違いされている方もいるかもしれませんが、
やっぱりですね、施工管理をやっていく上で、
やらなければいけないことというのは、やらなきゃいけないんですよ。
だからその物量、物量っていうなかなか言い方が難しいんですけど、
業務のプロセス自体を減らすとかなくすっていうことって、
いろいろやっても、やっぱりなかなかうまくいかないんです。
当然、無駄な部分だとかは排除していかなければいけないんですが、
まずはなくならないし、減らないんです。
だから、じゃあどうやって残業を減らしていくのかっていうと、
単純な話です。
現場での業務が多すぎるから、
現場での残業が多くなるっていう、
そういう考え方にならなければいけないんです。
じゃあどうするか。
単純な話、現場から業務を他のところに移管するという、
移動するという作業をすれば、
そもそも現場でやらなきゃいけない作業って減りますよねっていう、
非常に単純な数式により、
効率化を実現させてほしいなっていうふうに思っております。
現場でできることを現場でやる
例えば、安全書類を作りましょうっていうふうになったときに、
例えば、安全日誌を書きましょう。
これは現地じゃなきゃできないと言われれば、できないかもしれませんね。
やっぱり現地にいて、どういう人たちが入ってきたのか、
彼らにどういう指示を出したのかっていうのを、
記録していかなければいけないわけですから、
やっぱり現地で書かなきゃいけないのかもしれない。
入力かもしれないですよね。
それを入力したならば、
続きましてはそれを保管しておかなければいけないとか、
チェックしなければいけないっていう業務ってありますよね。
これ、現場じゃなきゃダメですかねっていうふうに考えていくんです。
例えば、図面を書くという作業。
これ、現場じゃなきゃ絶対できないですかね。
当然ね、現場で実測しなきゃわからない部分はあるかもしれないが、
そもそも書くっていうところは現場じゃなくてもできませんかねっていうところは、
現場でやらないと決めるんです。
その図面が上がってきて、冊子図が上がってきました。
それをチェックしなければいけないよねとなったときに、
現場じゃないとチェックってできませんかねというふうな感じです。
そうすると、こういうふうにいろんな工程表もそうですし、
予算管理もそうかもしれないです。
そういうふうにどんどんどんどん切っていって、
現場からどんどんどんどん仕事を剥奪した結果、
何が起きるのかっていうと、
現場に残った仕事っていうのは、
結構限られているっていうことに気づき始めるんですよ。
こういうふうに、今現場じゃなくてもいいこと、
現場でやらなきゃいけないのは当然あるんですよ。
職人さんに指示を出したりだとか、
安全のチェックをしたりだとかって、
どうやったって現場でしかできないじゃないですか。
そこは、もう現場の人しか担当するしかないんですよ。
ただ、それ以外の仕事は、そもそもの物量が多すぎて、
施工管理の仕事というのは多くなって、
結果残業になっているのであれば、単純に物量を減らしましょう。
でも、やることは決まっているから、
現場以外の仕事を現場でやらない
なかなかそんなに減らすことはできないんだよ、その通り。
減らすことはできないんです。
ただ、手伝うことってできますよねっていう考え方。
つまり、現場でやるべきことは現場でやるが、
現場でやらなくてもいい仕事というのは、
とにかく現場でやっちゃいけないんですというところまで、
しっかりと的を絞って進めていかなければいけないということに気づかなければ、
改革ってなかなかうまくいきません。
結果として、例えば安全書類を外に出したいですってなったときに、
紙だとね、例えば会社の人に整理しといてって言えないですよね。
現地の人が来てもらって、整理整頓してファイルに閉じてってやらなきゃいけないんだけど、
でも、それを手伝ってもらわないと減らないよなと思ったときにどうするのか、
ここで初めてデジタル化をしようかっていう、ペーパーレス化なんですけど、
ペーパーをレスにする、紙をなくすことが目的じゃないです。
それをデータにすることにより、
誰もが手伝える状況を作るというのが本質的なことなんです。
誰もが手伝えるように、データの上で日誌を書くということをやったならば、
じゃあ整理整頓は別にここじゃなくたってできるよねっていう土台を作ることができますよね。
だからデジタル化が必要なんです。
デジタル化、DX、非常にかっこいい言葉が並んでいて、
なんかこうすごい劇的な何かが変わりそうと思っているかもしれませんが、
基本的な業務プロセスっていうのは減らすことはできないというふうに思ってください。
その上で減らすことができないから、
現場の人間じゃない人が多くを担当していくという考え方になっていかなければいけないんです。
そこで出てくるのが何かというとね、今流行ってきてますが、
建設ディレクターとかっていうポジションの人に現場の仕事を手伝ってもらうというような感覚にならなければいけないんですよ。
ただこの建設ディレクターというポジションの人じゃなきゃいけないのかと言われると全然そんなことはなくて、
例えば会社にいる総務の方、経理の方、そういう人たちが結構波があるんですよね、忙しさに。
ということなんであれば、この沈んだ時、現場の業務を手伝ってあげるという体制を作ると、
これすなわち建設ディレクターと同じことになるんですよ。
そもそも会社で受けた仕事ですよね。
だったら会社で受けた現場の担当者だけがやらなきゃいけないのではなくて、
現場の担当者でもできるが、会社でも受け持てるところはそこは会社の方でやっておこうぜというふうに考えていく。
そういうふうにして、現場じゃなくてもいい仕事は現場じゃないところでやってくださいというふうに割り切る。
現場じゃなくてもできる仕事は現場ではやっちゃダメなんです。
なぜなら残業になり違法になるからです。
違法にならないために現場の仕事をとにかく少なくするべく、現場でしかできない仕事だけを現場に残しましょう。
それ以外のところは基本的に全部外に出すためにどうしたらいいのか、どんなツールが必要なのかということをどんどんやっていただきたいというふうに思います。
ほとんどはデスクワーク側は外に出すことになると思うんです。
その外に出すということを例えば会社の人間がやる建設ディレクターみたいな人を雇ってやってもらう、
もしくは外注するといういろんな方法を使っていく中の一つにDXツールを使っていきましょうと。
そういうふうにやって自動的に処理してくれるならば楽になるよねという選択肢の一つとして会社の人、建設ディレクター、
あとは外注AIとか、あとはツールとか、そういうふうな感じに使っていくとうまくいくんじゃないのかなというふうに思いましたので、今回お話をさせていただきました。
改めてお話しますが、現場じゃなくてもいい仕事は現場でやってはいけないというところまで一旦覚悟を決めて、
これ現場じゃなくてもできないかというものに関してはすぐさま外に出せるような体制を整えましょう。
そのためにインターネット上にデータを上げさえすれば誰でも手伝える状況を作れるよね、だからデータにしましょうかという発想で進めていくと、
デジタル化をやっている意味というのもわかってきますし、意味もわからずこれを導入しろというのはやっぱり腹が立つんですよ。
コアエンジニアモデルの実現
だけど誰かをやってもらうために一旦データにしてくれないと手伝うことができないだろうということになれば、
たぶん喜んでデータにするということに協力すると思うんですが、やらなくていいことになりますからね。
そういうふうに少しずつ段階をしっかり決める前に一番最初に考えるべきことは、現場でできないことは現場で、現場でしかできないことは現場でやるんですが、
現場じゃなくてもいいことをまず探し、それをとにかく現場から削除していくというような形にシフトしていただければなというふうに思います。
そして、誰でもできるような仕事と技術屋じゃなきゃできない仕事というのが外に出す中でもあるはずの工程表だとか予算だとか、
あとは議事録を作るだとか、あとは施工図を書く、チェックするみたいなところってやっぱり技術屋しかできないじゃないですか。
そこを外に出して会社の人間がいくつもの現場を駆け持つような形になれば、結果として僕の提唱しているコアエンジニアモデルというのが完成するんです。
そんなに難しいことは言ってはいないんですよ。
一人でご現場を駆け持つというのは別に難しいことではないんですが、駆け持つだけですからね。
全部が5つの現場を全部自分がコントロールするのは難しいかもしれませんが、
でも技術的なサポートをご現場を駆け持ってやるということは、今の技術ですら全然楽にすることができると思いますので、
まずは段階として現場以外の仕事をどんどん出していくという気概を持って前に進んでいただけると成功しやすいんじゃないかなと思いましたので、
今回お話をさせていただきました。
これはあくまで根本的な話なので、ここをまずは成功させることがDX化の始めの一歩なんだということに気づいていただければなと思います。
本日も最後までご視聴いただきましてありがとうございました。
また次回の放送でお会いいたしましょう。
それでは全国の建設業の皆様、本日もご安全に。