ちなみに、都内のどのあたりで開催されることが多いんですか。
えっとですね、最初は茅場町とか神田、築地なんですけども、だんだんお店のご都合に合わせて移動してまして、新橋、神保町、新宿、このあたりの開催、あと目次郎ですかね。
意外と点々としてるんですか。
そうですね、点々としてます。
どこもアクセスがわりといいとこ、まあそうなっちゃいますよね、会場を探すなんて。
なるべくその山手線の沿線から近いという感じで探してます。
あとこれ、毎週やってるっていうのは、私ちょっとその認識が、後でも話しますけど、私参加したことあるんですよ、実は東京小説属書会。
その時ちょっとね、後でも話しますけど、浦野さんじゃなくて、もう一人の村田さんって方が運営されてるときにちょっとお邪魔したんで、浦野さんが回してる会に私行ったことがないかなと思うんですけど、これ毎週やってたんですね、すごいな、月4回して。
でも今大地さんおっしゃったように、一人でやってるわけではないから。
あ、そっか、そうっすよね、そういうことか。
でもそれでもすごいけどな、月に2回は開催するってことでしょ。
そうですね、月に2回は自分の責任というか、実際にね、やられてたんかなと思います。
いや、そりゃすごいっす。
いやーすごい、最初は。
じゃあちょっと浦野さん自体、どんな方なのかなっていうのを軽くお聞きしたいんですけど、やっぱり読書好きの方がこれ聞いてる人が多いと思うんで、
一番その人を知ってもらうのはどんな作家が好きなのかなってところだと思うんですけど、好きな作家ってどういう、ジャンルでも人でもなんでもいいんですけど。
割と好きな作家は?って聞かれて答えるようにしてるのは谷崎純一郎なんですけど。
かといってそこまでたくさん読んでるわけではないので、本当の谷崎好きの方には申し訳ない感じです。
もともとあまり一人の作家にはまるっていうことがなくて。
あ、なるほど。
それで一人の作家さんで一作何か読んだら、また次は別の作家さんっていう読み方をずっとしてたんですよ。
その時に4本1作だけに絞るんだったら、受賞作、何らかの受賞作を読んだらその作家の一番いいものを読めるのかなって感じで。
そういうふうにやって、日本で有名な文学賞であったがわ賞と直樹賞を読んで、その作品を読むようになったんです。
で、その後ですね、だんだん候補作が気になっちゃって、
何が候補になるのか読み比べて予想したら面白いんじゃないかっていうふうに思いつきで、そういったこともやるようになった。
こんな感じで、これ読みなさいみたいに与えられたものを読むっていう感じなんで、
好きな作家はっていう、この作家だから読もうとか、新刊が出たから読もうとか、新役が出たから読もうっていうようなことは、そういう観点でほとんど選んだことがない。
私と浦野さんは、さっき私話しましたけど、東京小説読書会に行ったことがあります。
でも浦野さんはその時いなくて。
浦野さんが実は一度私の会に、私が主催する小説が好きの会にご参加いただいたことがありまして、
その時、たぶん知らなかったんだけど、読書会やってるって知ってたかしら、ちょっと曖昧なんですけど、
来ていただいたことがあるので、なんとなくその後存在したりして、
ちょっとツイッターで絡むようになったりとか。
あの時も芥川賞の抄句書近い時で予想されてらっしゃいましたもんね。
そうでした。あの時は芥川賞の候補作を予想するってこともしてまして。
そっか。その段階の時だったんですね。
近々発表される次の芥川賞の候補作にこれが入りますっていうふうに堂々と宣言して、
いや、入ってこなかった。
確かに、ちょっと記憶に残ってます。
あの日、その日ですね、いつだったか忘れちゃったんですけど、
私がやってる小説が好きの会に、大体その時30人くらい参加者がいらっしゃったかと思うんですけど、
3人、占野さん含めて3人読書会主催者がいたっていうのが後々わかるっていう変な会だったんですよ。
しかも誰も俺に挨拶しないっていう。
大変失礼しました。
いや、大丈夫です。全然。
エイヤンの河西さんとか来てたりして、
確か、あともう一人どっかの読書会の主催者の方、男性の方いて、
で、後々、私の小説が好きの会でその後飲み会やるんですけど、
飲み会には誰も主催者の方、自分たちの読書会があったりして来てくれなくて、
で、後々他の参加者から、読書会参加者の方多かったですよねみたいなこと、
主催してる方多かったですよみたいな話を出てきて、
誰?誰?誰?みたいななって。
私のテーブルには浦野さんしかいなかったんですね、その時ね。
読書会主催者で。
うんですね。そうだったと思います。
ちょっと不思議な会があって、
ちょうどちょっとうちの会が盛り上がり始めたぐらいの時だったんで、
ちょっとありがたかったですね。
で、浦野さんとは読書会で行ったり来てもらったりするときはほぼ交流なく、
最近、紅茶と文学っていう読書会を主催している方がいらっしゃるんですけど、
その方とちょっとこう3人で会うことが多かったりして、
研究主体宣言中じゃない時だったと思うんですけど、
1回3人で飲んだりとかもしましたもんね。
で、ちょっと交流が深まってきていて、
ちょっとお呼びしようかなということになっています。
で、今ちょっと浦野さんが力を入れていることもあるので、
そちらも今日ちょっとご紹介したいなと思ってるので、
番組後半そちらの話になっていくかなと思いますので、
お楽しみにしていただければなと思います。
じゃあ今回はそんな感じで、
まず我々3人で読書会っていうテーマで、
ちょっと今日ザクバランに話しながら、
ちょっと後半違う話もしていきたいと思ってますので、
よろしくお願いします。
あれですね、なんか結構明確な目的があって、
集客のための装置として読書会を位置づけたんですね。
そうですね。まさにそんな感じです。
面白いですね。
直樹賞読み比べとか受賞予想がまさかきっかけだったっていうのは、
なんかすごい意外に思いました。
珍しいですよね、この感じ。
すごく強く共感してるんですけど、
2015年ぐらい確かにあの当時の読書会ってビジネスショーなんですよね。
そうでしたね。
今は結構小説に振り切ってる回多いですけど、
あの当時は読書会というのはビジネスショー界隈の人たちのものみたいなのが強かったですよね。
そうでしたね。
自分が小説が好きな回をやったのも、この辺の理由は全く同じなんですけど、
なかなかやっぱりちょっと今想像できないのかな。
でもねこまちとかあったのかな?前からあったのかな?
ねこまちはありました。
ありましたよね。
ねこまちぐらいだったんでしょうね、きっと。
ねこまちクラブっていう大きな読書会があるんですけど、
そこはビジネス書も扱ってるけど、小説の回も課題本の回も結構多い読書会でございます。
あと私一つちょっともうお聞きしたいことがあるんですけど、
野村さん、名前ですね。
東京小説読書会っていう名前はなぜ生まれたのか、ちょっとお聞きしたく。
それもですね、あまり真剣に考えてなくて、
そうなんだ。
最初発足した時は、かやば町のスターバックスを会場にしていたんですよ。
なるほど。
それで、かやば町小説読書会ってどうかなって考えてたんですけど、
かやば町って場所がニッチすぎる、あとなんか証券関係のやるんですか?みたいな。
で、思い切って広く東京っていうふうに出た。
なるほど。
それだけで、東京、最初も言いましたけども、東京で開催する小説に限った読書会。
ああ、もう素晴らしいですね。
なんか名前がもう全部表してるじゃないですか。
ありがとうございます。
なんか小説が好きの会を運営してる。
これ私が名前つけたんですけど、小説が好きの会って。
その名前も結構いいですね。思いが伝わってくるので。
ああ、そうなんですよね。
で、私もその時いろいろ分かりやすくて、シンプルかつ、なんかどういう会か分かるのが一番いいなって思って。
小説が好きの会にしようって思ったんですけど、
その後、来た人と集まった人と、何人か運営に関わってもらうような人たちが出てきて。
で、その人たちと一回LINEグループでバーって話してる時に、
名前、とりあえず俺これ借りてつけたんだけどさ、みたいな、小説が好きの会。
ちょっと変えたいんだけど何がいいかな、みたいな。
で、その時に、私初めていろいろ検索した時に、東京読書会っていう存在を知ったんですよ。
東京小説読書会です。東京読書会って別の会も?
そうなんだ。
どっちがですか?
あ、多分東京小説読書会です。
あのホームページ見て、あ、こういう会があるんだ、みたいになって。
その時に、この名前完璧だなと思ったんですよ。東京小説読書会っていう名前が。
ひねりがないですよね。
だからフォーマル感がありますよね。
なんかね、ちょっと公式っていう感じがするというか、なんかしっかりしてそうっていうイメージを感じますよね、名前から。
そうなんですよね。
いや、場所も表してる。小説っていうジャンルも表してる。
いや、結構完璧な名前じゃない?ってちょっと思いましたね。
小説が好きの会ってなんか勢いはある。ちょっとどうなんだろう?みたいなのはちょっと思ってたんで。
楽しげな感じがすごく伝わってきます。小説が好きの会。
ありがとうございます。なんかちょっと褒め合っててあれなんですけど。
でも名前はですね、うちの会の運営メンバーの中ではですね、大絶賛でしたよ。東京小説読書会は。
これ完璧じゃねえかよってみんなで。
ちょっと一時期騒ぎました。ちょっと名前ちょっと油断でしたね。
で、東京小説読書会の会自体の話に話を戻すと、どんな方がやっぱり来るのが多いんですか?
やっぱり私なんかと同じように、ビジネス書中心の読書会に行って会わない。
それで検索して小説読書会を調べるときに、さらに小説っていうキーワードをプラスして、それで見つけたっていう方が結構いらっしゃいます。
あー、そうですよね。うちも同じだな。結構、来てる人かぶってたんじゃないかなってちょっと今話を聞きながら。どうだったんだろうな、ちょっと頻繁にそっちの…
かぶってそうですよ。
そうですよね、きっと。
東京小説読書会さんも参加したとき思ったんすけど、一応夜の会とかだった後、ちょっと飲んだりするじゃないですか、その後。
そのあたりもちょっと似てたし、なんか結構来てくれた方の層が完全に一致するなと思うので、多分いたんじゃないかな。
みんな求めてるんでしょうね、そういう小説について語れる場っていうのは。
そうなんですよね。
それはすごい思いますね。
ないですかね。
私もそうですし。
そうそうそう。東京まだある方だと思うんですよね。関西とかはね、やっぱりすごい限られてると思うので。
大阪とか京都とかはなんか多そうなイメージあるけど、そうでもないのか。
そうですね、なんかやっぱり、本当にもう月に1回か2回大阪で会ったりとか、なかなかなかったですね。
特に毎週やってくれてるような読書会とかはなかったので。
毎週はすごいですね。
毎週は確かに行きやすいかもしれないですね。
今コロナでちょっと活動というか、読書会自体は開かれてないと思うんですけれども、多分5年ぐらいは活動されてきた感じですよね。
そうですね、5年はやりました。
5年やってみてどうですか?最初読み比べの集客装置として設置した会やってみて。
おかげさまで直木賞の読み比べに参加してくれる方も増えましたし、そこから派生してアクター側賞の読み比べっていうのも皆さんできるように見えたので、
その点はすごくよかったなって思います。
すごく楽しいですから、やっぱりみんなで一人でも多くの方が読むと、また一つでも価値観というか視点が増えると面白くなりますね。
結構当初の思いっていうのは成功したわけですよね。
そうですね。
ただやっぱり、候補作読み比べますっていうのを、皆さんちょっとひいてしまうと、他に読みたいのあるしみたいになっちゃうので。
そこまで劇的に読み比べの人が多いってわけではないんですかね。
あとはですね、1回か2回やると皆さんなんとなく様子がわかって、もう次からはいいや、自分で読みたいの読むなっていうふうに思っていかれる方が多いので、結構入れ替わりはあります。
毎回何名くらいってされてるんですか、読み比べは。
6、7人から多いときは10人以上。一番多くて15人ぐらいで予想を出し合った。
あとですね、全部読み比べるのはさすがに大変なんで、あっかがわ賞もなおき賞も5、6作多くなってきました。
読むのは1作からOK。予想するときは、読んだ本の中から予想してくださいねっていうふうには言ってます。
あー、なるほど。読んでないのにこれがとるっていうのは。
作家のプロフィールとかアマゾンの書評を見てこれじゃないかっていうのはそれはなしで、一応読んで自分の感想を踏まえた上で読むんですよ。
あー、それは大切ですね。やっぱり話を聞いてみるとですね、東京書社読書会すごい回だわ。
今まあ私もそうなんですけど、なかなかこのコロナの状況で対面っていうのはね、やっぱり読書会のすごくいいところだと思ってるんで、
ちょっと開催がなかなかできてないっていうのがお互い状況変わらず苦しい時期を今過ごしているなぁと思うんですけれども、
そんなちょっと苦しいことはちょっと置いといて、この後ちょっとまあ私、みえさん、私は読書会やってる人間ですけど、みえさんは読書会もやったことあるし、
結構参加されていらっしゃることも多いので、ちょっと読書会の楽しさについてちょっと話してみたいなと思うんですけれども、
僕はちょっとこう、少しフリーでいきたいんですが、ちょっと私の方から先に、さっき出たやっぱりあれですね、
浦野さんも言ってたけど、一人でも増えると、新しい価値観を知れるじゃないですか。
自分が読んだ本であればなおさら、課題本の回とかそうだと思うんですけど、そういうのってすごく楽しいですよね。
僕もやっぱり楽しかった読書会の思い出だと、人と知り合えるというか、同じ趣味の人と話し合えるっていう、
それだけでその時間がすごい楽しかったですよね。
普段なかなかそういう機会ってないので、小説好きな人と喋れたっていう、その体験だけでもすごく良かったし、
あと長編小説の読書会とかを、1回でするんじゃなくて、何回かに分けて、連続読書会という形で、そういうのにも参加したことあるんですけども、
それもやっぱり自分で読み飛ばしていたところとかを、毎回毎回他の人が補足してくれたりするので、
すごく一冊の本を読むのをサポートしてくれるというか、それも読書会に参加して、長編小説が読めるようになったっていうのもあるので、そういったのも良かったなと思いました。
岸田賞はですね、ツイッターで細々と読んで感想を上げてるだけなんですけど、そのシリーズになったらメッセージいただければ、ぜひ一緒にやりましょうって。
東京小説読書会のツイッターをチェックってことですね。
ホームページとツイッターと。
今ちょっと岸田邦夫議局賞の話も出てきたんですけど、実は今浦野さんが力を入れてることがあって、
私も半分ぐらい足を突っ込んでるんですけど、ノーベル文学賞を見守る会というのが実は、
なんて言ったらいいんですかね、発足されてていいっていうのか、なんて言うのか。
何ですかね、組織されてる。
立ち上がってまして、今年ちょっと活動を実は細々としておりました。
どういう会かっていうのは、ちょっと今浦野さんから説明いただきたいので、じゃあ浦野さんお願いします。
その通りですね、ノーベル文学賞を見守る。それだけです。
ただ、国内のニュースでよく取り上げられる、村上春樹さんが受賞するのかしないのか。
どういう作家が海外で注目されているのか、その作家が果たして受賞するのか、そういうことを見守っていきたいな、そんな思いでやってます。
結構ここが私たち、この文学ラジオ空飛び猫たちも、三枝さんと最初に始めた時の思いが似てて、
海外のいろんな作品をちょっと、私たち全部知ってるわけじゃないんですけど、一人でも多くの人に知ってもらいたいみたいな思いが我々のラジオにもあるので、
そこは結構私、最初話を聞いたときすごく共感しました。
ありがとうございます。それで今、本当に多大なるご協力いただいて、本当に心強いです。
完全に途中から入った海で、様子分かってないとか実はあるんですけど、協力できる範囲で今協力しています。
で今あれですね、浦野さん予想っていうのが活動のメインでもあるので、予想を我々しているんですけれども、ノベル文学賞を。
今年、どなたか取るのかっていうところで。
今あれ、実際関わってる人って何人いるんですか?私も全体像名でなくてあるんですけど。
今見守る会はですね、これも何人って言えるのかわからないんですけど、20人前じゃないですか。
で、LINEでグループを立ち上げて、そこで情報交換してるんですけど、LINEに入ってらっしゃらない方もいらっしゃるので。
あ、そうなのか。
あとLINEの中にも、半ば強引に関与してしまった方でもあったりして、温度差はいろいろです。
それともノーベル文学賞は年に1回の文学のお祭りみたいな感じなので、それはそれでいいかなと。
盛り上がって楽しめばいいかなと。
見守る会の活動としては、メンバーの人たちで作品を読んで感想文の文集を作って、予想もされるんですか?
予想もしたいんですけど、皆さんあまり予想っていうところに関心がないみたいで。
ガチで当てにいってやろうっていうのは私ぐらいじゃないですか。
そうですね。実は昨日会のミーティングみたいなのがあって、ガチで予想してるのはウラノさんだけでしたね。
私フワッとこの辺りが撮ったらいいなみたいな話をして。
確かに守備範囲が世界中の作家になります。作家とか詩人とかね。
今文集が制作途中なんですけど、結構完成度が高くなります。
自分もかかってるからあれなんですけど、ウラノさんがメインで編集されていて、完成度が高くなりそうで結構楽しみにしてます。
ありがとうございます。
文集なんですけど、文集の話が今ちょっとフワッと出たんで、ウラノさん、文集について聞かせてもらってもいいですか?
これはですね、発想は自由紹介の読書会の活字版みたいな感じで、
候補とされる作家の作品を読んで、これ感想を書けそう、言いたいっていうようなものを書いてください。
それで皆さんで読んで、感想を持ち寄って一冊に閉じる、そういうことをやってます。
これが結構守備範囲が広すぎて、ウラノさんがいろいろ調査してくれて、この辺りの作家が取るかもしれないっていうのを結構あげてくれていて、
それで見ながら、私なんかウラノさんにも直接どれ読んだらいいか教えてみたいなやつやって、ちょっとあげたりとかしてるんですけど。
気になったのが、ウラノさんは情報源はどこから知れてるんですか?
情報源はですね、ノーベル文学賞って候補作家が公表されないんです。
50年間は秘密にされるんで、正直公式のソースってのはないんです。
非公式のソースをいくつか参考にしないといけないんですけど、
一つにはイギリスのカケ屋さん、ブックメーカーがですね、いつも王子が生まれたら王子の名前は何だったか書ける。
それからノーベル文学賞とノーベル平和賞については明けをやってるんで、そこに上がってる作家です。
あとは海外の文学好きのブログとか掲示板とかを見て、名前が挙げられている作家、そういったところをチェックしながら、
潜在的な候補者じゃないかと思われるリストを作って、それを皆さんで読んでいきましょう、そういうことになります。
いや、このリストがちょっと皆さんにもどっかで見てもらいたいんですけど、すごくて。
なんかもう知らない作家ばっかりで、えーって。
ほんと知らない作家ばっかりです。私もこの場でしか見たことない作家ばっかりです。
やっぱあれですか、日本で翻訳されてない作家もいっぱいいらっしゃるんですか?
先行委員の人がある角度から見て評価したからたまたま受賞したって、そういう感じだと思うんです。
だから受賞してもしなくても作品は存在するし、作品の良さも変わらないので、
そういったことを知るきっかけになってほしいなと思っているので、
なんかそこをちょっとメディアが捉えきってないっていう。
そこがメディアに残念なのかなと。
そうですよね。やっぱりそのノーベル文学賞を取ったからっていうことで、我々は作家を知る大きなきっかけを与えられてるわけじゃないですか。
それが結構村上春樹がどうのこうのってだけになっちゃうと、もう全然薄くなっちゃいますよね。
薄くなってなくなっちゃいますよね。それはすごく共感しました。
喫茶店で話したときすごく共感してました。
見守る界の活動を始めるの、ちょっと怖さみたいなものはなかったですか?
対象があまりにも大きいものですし。
そうですね。逆に一人じゃ無理だなと思ったので、
潜在的なリストに100人以上いるようなところで、一人でこれ全部読むの絶対無理だし。
ここまで直樹賞を始めたのと同じような理由なんですけど、
一人でやるより複数でやったほうが絶対に面白い。いろんな読み方があるし。
というのがあるので、別に会を始めよう、見守る界やろうとか、みんなで声かけしようってところでは、
特に何か気になるところは自分の中ではなかったんですけど。
じゃああれですね。今回10月7日がノベル文学賞の発表の日となっております。
そこに向けて今、私も入れちゃっていいのか?我々も。
浦野さんを筆頭に、我々は準備を進めているところなんですけども、
このご時世的な問題がいろいろあって、本当は最初、
話してもらったのが私多分年明けぐらいだと思うんですけど、確か。
それぐらいの時って、こんなにコロナの状況が長引いたり悪化したりするっていうのを全く予想してなかったので、
なんかリアルイベントできるだろうっていう感じで動いてたんですけど、
これがもう1ヶ月経ったこの段階でちょっと先が全然見えなくなってきていて、
いや人集めるのどうなのとかちょっとね、今実際議論が出て、
10月7日どういう形でっていうのはちょっと今正直定まらなくなってきてしまって、
本当はこの収録でこうしますって言っていろんな呼びかけができたらいいなと思ってたんですけど、
ちょっと今決まってない状況でございます。
考えられる策としてはリアルイベントをやるか、もしくはそのリアルイベントをやったとしても、
この関わったメインのメンバーだけ10人ぐらい集まるか、
プラスオンラインを併用していくかっていうのがちょっと今案が出てます。
完全オンラインっていう選択もあり得るんですけど、
もしかしたらそのオンラインになった場合、ちょっとどっかで集まっているのをメインのメンバーだけがどっかで集まって、
他はちょっとオンラインで結んでちょっとつないで開催するか、
もしくは完全オンラインかちょっとわからないんですけども、