どうもみなさんこんにちは、文学ラジオ空飛び猫たちです。この番組は、いろんな人に読んでもらいたい、いろんな人と語りたい文学作品を紹介しようコンセプトに、文学と猫が好きな二人が緩くトークするラジオ番組です。
お相手は、私喪失が好きの会のダイチと筋をめぐるカフェのミエの二人でお送りします。
文学のプロではない二人ですが、東京東京と繋いでお互いに好きな作品をそれぞれの視点で紹介していく番組です。
お互いの紹介に関しては、2021年最初の回で話しているので、そちらを聞きください。
また、このラジオへのご質問やリクエスト、メッセージを随時受け付けしています。番組概要欄にフォームのリンクを貼ってますので、そちらからお寄せください。
ご質問などある程度いただけたら、お返事をする回をしたいと思いますので、気軽にお寄せいただけると嬉しいです。
本編を入る前にお知らせを1点させてください。
ジョン・ウィリアムズのストナー読書会を9月18日土曜日、次の土曜日20時から開催いたします。
こちらはPTEXというイベントサイトから申し込みができますが、この収録の8月29日の段階では満席いただいております。ありがとうございます。
もしかしたら直前でキャンセル出るかもしれないので、ご参加したいという方は、たまにこのPTEXを覗いていただければなと思います。
なかなか直前でストナーを読んで参加するのは難しいかもしれませんが、参加したいと思っていらっしゃる方がいたら、概要欄にリンクを貼っておりますので、たまにご確認いただけると嬉しいです。
今回、本編に入りたいと思います。
今回は先週のドライブマイカーについてお話しさせていただきましたが、その原作も収録されている短編集、村上はるきさんの短編集、女のいない男たちを紹介します。
今週は、先週ドライブマイカーについて話したので、割愛させていただき、またシェアラザードも多少話しているので、割愛させていただき、他の作品について話したいと思っています。
なので、この回だけ聞いても楽しめると思うので、ぜひこの回だけでも聞いていただけたらなと思います。
では本日紹介するのは、女のいない男たち、村上はるきさんの長になります。
文集文庫から出版されています。もともと単行本は2014年に出版されたものになります。
文庫は2016年に出てますね。2年後なんだ、結構早いね。
そうですね、そんなに早かった。
じゃあちょっとあらすじというか、あらすじのようなものをちょっと私の方から読み上げさせていただきたいと思います。
これらを書いている間、僕はビートルズのサージェントペパーズやビーチボーイズのペットサウンズのことをゆるく念頭に置いていた。
と、著者村上はるきが前書きで記入したように、これは綿密に組み立てられ、それぞれの作品同士が響き合う短編小説集である。
ドライブマイカー、リエスタデイ、独立機関、シェアラザード、木の女のいない男たち、それぞれ6編がくっきりとしたストーリーラインを持ちながら、その筆地は人間存在の微細な機微に触れる。
現代の最高の作家が今できること、したいこと、するべきことを完璧な形に成し遂げた作品集と言えるだろうとあります。
まあなんかちょっとこのその筆地は人間存在の微細な機微に触れるとあるんですけど、なかなかちょっとこの村上はるきの小説をこういい感じに言い合わせた文章だなと、ちょっと個人的には今読んでて思いましたね。
確かに改めて読むとそうかもしれないですね。
ちょっと何かいいこと言ってるけど、いいこと言ってないようでもあるし、でもいいこと言ってるなぁみたいな感じが出ていいなと。
改めて今回再読して思ったんですけど、村上はるきさんの短編集っていいですね。
うんうん。
やっぱりすごく、1年小短数の時も感じたんですけど、初読じゃわかんないけど2度3度読むとすごく練られているってことが見えてくる短編が本当に多いなと思います。
この短編集にはですね、珍しくちょっとあらすじにもあったんですけど、前書きのようなものが入ってます。
あんまり村上はるきさんの中ではないスタイルかなと思います。他にありましたっけ?
いや、この短編集でも初めてって書かれてましたね。
だよねだよね。
なんでこういう作品を書こうと思ったのか説明が出されてるんですけど、その中で結構印象に残ったのが、小説家としての本能的な根源的な欲求に出会えたって話してるんですけれども、
ここが結構、文庫で言うとですね、13ページの半ばぐらいになるんですけど、小説を書いてると多分いろんな思いを持つんでしょうね。
その中で小説家として、自分の中に本能的な物語の公脈がまだ変わらず存在しており、何かがやってきてそれをうまく掘り起こしてくれたのだと実感できること、
そういう根源的な勝者の存在を信じられることということをちょっと書いていて、それが今回大きな喜びだと語ってらっしゃるところがあって、
結構これを読んで、村上はるきさんってこういうことを考えるなと思って、感動じゃないんだけどちょっと響くものがありましたね。
そうですね。前書きで、なんでこの小説を書くことになったのかって読むと、すごいその後小説、読みやすくなりましたね、個人的には。
感性がある短編集かなと思ってるんですけども、ちなみに読んだのは7年ぶりで、最初に単行本が出た年に読んでるんですけども、
そう、ハルカミンって読むと本当に当時全然気づいてなかったことがやっぱりあったなあって、
やっぱり村上はるきさんらしい安定した面白さっていうのが十分に出てるなあって思いましたし、
すごい村上はるきさんらしいのかもしれないなと思いましたね、この短編集自体は。
私も同じく7年前に発売した当初すぐ買いましたけど。
そう、文庫も持ってるんですか?
そう、今回文庫買ったんですけど、実は仮パクされちゃってて、誰に貸したかさえも全く覚えてない。
村上はるきの小説って結構みんな家で服飲みとかして、本棚とか見られて、本読まない人とかでも知ってるから、ちょっと読んでみようかなっていう感じで、
持ってかれちゃうことが多くて、それで私、タサキ作ると、女のいない男たちは誰に貸したかさえも覚えてないですね、酔っ払ってるときに持ってかれた。
みんな遊ぶのに寄ってるところで。
だから帰ってこないから買いました。とりあえず映画も見たいし。そんなちょっとプチエピソードがあります。
まあでも村上はるきあるあるなんじゃないかなと思いますね。
本好き、村上はるき好きだと、本そこまで好きな人に貸して戻ってこないって。
実は僕はノルウェーの森にありましたけど、いつの間にか自分でまた古本で買いました。
帯が私、ドライブ毎回の帯ですね、あの映画の。
最新のやつを買いました。
あ、でも七釣りなんだ。七釣りしかしない。
じゃあちょっと具体的に作品をちょっと話していきましょうか。
今日はイエスタデイと独立機関とキノという小説と、あと最後にちょっと全部を包括するような話が入ってるんですが、
兄弟作の女のいない男たちをちょっと話していきたいと思っています。
では早速なんですけど、ちょっとイエスタデイから、あの並んでる順番でいきたいと思うので、イエスタデイからいきたいと思います。
ちょっと簡単にあらすじをご紹介します。
ビートルズのイエスタデイを変な関西風に和訳する、なんていうかバイト先の友人が出てくる小説ですね。
この友人の名前はキタルと言います。
キタルは材木の普通の木ですね。
木にビールだるとかの樽でキタルと言います。
キタルという男の話です。
彼はですね関西弁を話すんですけど、喫水の東京を育ちです。
そして浪人中なのに一切勉強しません。
受験はもう運だと思っていて、勉強するのがあまり意味を乱せないという、変な頑固な男ですね。
彼には幼馴染の彼女がいます。
浪人中は積極的に会わないようにしておりますが、その幼馴染の彼女は大学生になっており、他に男ができるくらいなら、他の男と会うくらいならと。
バイトで一緒のこの主人公の僕、谷村って名前なんですけど、
ちょっと付き合ってもらえないかと依頼してきます。
僕とその彼女は一度映画を見てデートをすることになりました。
その彼女はですね、その時僕によく見る夢の話をします。
それは氷の月が浮かんでいる話です。
氷の月の夢をよく見るという話をしますね。
キタルなんですけれども、バイト先を急に辞めてしまい、その後連絡が取れないという状況になりました。
十数年後、偶然そのキタルの彼女と僕は再会します。
そこで、その彼女の口からキタルのその子というのを知ります。
というのがこの短編の大枠ですね。
結構この設定が面白くて、イエスタデオを変な関西風に和訳するキタルとか。
最初の主人公はそれを結構怒ってるんですよね。イエスタデオを。
確かに。
適当に訳しやがって。
なんかしないけど、キタルの家に行ったら、キタルが風呂に入ってて、
その風呂の扉の前でずっと話してて、ずっとイエスタで歌いだすというわけわかんないシーンとかあったりして。
ちょっと面白いですよね、この辺り。
結構この話で印象に残ったなぁと思ってるのが、キタルとこの彼女の話ではあるんで、
このキタルの彼女が見る氷の月の夢の話がなんかやたら印象に私は残って。
そうですね、なんかすごい幻想的な描写で夢について書かれていて、
すごい美しいですよね、この描き方というか。
その夢の話を読むだけでも結構面白いんですけど、
ただ美しいけど、夢が目が覚めるとちょっと悲しい気持ちにもなるような、
ちょっと美しさと物悲しさを備えているような、何とも言えない夢で印象的でした。
その氷の月なので、太陽が昇ると溶けてしまうという、
夢の中でそこまで見れないんですけど、という話を彼女は知っていて、
なんかこのキタルと彼女の関係を示しているのかなぁとか思ったりして、
なんかちょっと印象に残りましたね。
なんかこの話ってなんとなくこの村上春樹の恋愛小説の凝縮版のような感じだなってちょっと思っていて、
なんかこのノルウェーの森とかとも主人公の年代設定同じくらいじゃないですか、
大学生になった直後くらいの年齢設定で、男二人で女一人出てきて、
別に取り合うわけじゃないけど、そこで関係がちょっといろいろあってみたいな、
そういうのが村上春樹の恋愛小説のパターンの一つではあるなぁと思って読んでましたね。
男女三人っていうのがそうですね。
ノルウェーの森は緑が出てくるから。
緑が出てくるからあらわげ。
よし、セーフと言うか。
そうですけど、ちょっとその枠組みの中ではなお子、最初男に女一の関係だったもんね。
ちょっとその典型なのかなと思ったりもしましたね。
そうですね。恋愛関係というか、その三人の中で、このインスタに関しても木田希太ると希太るの彼女も、
なんかその行く末として結果、人生を損なっていると思われて、
短編の中では語られてないんですけど、たぶん主人公の僕も何かを損ないといけないんじゃないかなって思いますし、
この辺は村上春樹さんらしいのではないかなって思いましたね。
結構最後、僕が一番最後、十数年後彼女を再会した後に振り返っているところで、
20歳だった頃を振り返るというのが最後の方ちょっと入るんですけど、
そこでなんかね、どこまでも独りぼっちで孤独だったって語ってて、
でもなんかその時期が厳しい風となって、僕という人間の内側に貴重な念入りを残してくれたのかどうか、
そこまで自分はよくわからないけどっていう話をしているように、
なんかやっぱその時間が自分に与えてくれたものはあると感じているっていうのが最後わかるかなと。
なんかこの村上春樹にちょっとよくこういう孤独出てくるんですけど、
あの、やっぱこういうところに共感しちゃうなってちょっと思って、
なんかイエスタで久しぶりに読んで、ここに共感したってことを非常に覚えてて、
あ、そうか、俺この小説めっちゃ好きだったってちょっと思い出しました。
でもどうなんだろうな、この2014年の時に読んだ時はめちゃくちゃ響いたけど、
7年経った今はこれ初読だったらあんま響かないかもしれない。
ちょっとやっぱ自分も時間経って変わっていくなっていう印象はちょっとあるんだけど。
その前に映画のドライブマイカーに持って行かれてたとか。
あー確かに。
今回それめっちゃあったと思うんですよね。
映画の影響を受けすぎてて、原作は確かにすごいどれもいいんですけど、
ついちょっと映画のことがちらつきながら読んでいってしまったっていうのは。
なるほど、確かにそれはあるかもね。
でもなんかそう、昔この小説好きだったっていう方がすごく私強くこれ読んで話したんで、
なんかちょっと採読できてほんと良かったです。
あーうん、まあいいっすよね。
確かにこのキタルっていう男ってすごい不思議じゃないですか。
東京生まれ育ちなのに関西弁喋っとるとか、
ちょっと考え方も文化交流っていう言い方で主人公と自分の彼女を付き合わせようとしたりして、
相当変わった人間で不思議くんにも思えるんですけど、
でもその人間が僕にとって一時期とはいえ心から交流した友人でもあったし、
そういう意味ではすごいかけがえのない、
なんか自分、主人公にとってはかけがえのない人なのかなって思いますし。
イエスタデを聞くたびに思い出しちゃうやつになっちゃってるもんね。
そうですね。ある意味主人公の人生の一部というか、
もうみんなになってますよね、キタルって。
イエスタデ、短いけどやっぱり良い小説だなって思いましたね。
なんかね、青春がちょっとあるなと思いますね。
次に紹介するのは独立機関という作品になります。
トカイという名前のお医者さんの話ですね。
整形外科をしている人の話になります。
彼は52歳で、なんですけど独身で結構自由に女性と付き合って暮らしているような人物で、
年の終わりには勢力的で、主人公の僕とはジムで出会ったのをきっかけに一緒にスカッシュをしたり、
その後ビールを飲んで行って話したりするような仲になっていきます。
このトカイさんが付き合う女性というのが結構人妻が多い、
結婚願望みたいなものは持っていなくて軽く付き合えるような、
だからそういう付き合い方をしていると。
このトカイさんには優秀な秘書がいて、
いつもうまいことスケジュール調整であったり、
何か問題が起きそうになったら立ち回ってくれたり、
その秘書というのは30代の男性なんですけど、
トカイさんのことをすごく心から慕っている、
深水している設定になっています。
小説は、第三者が彼らの行いを下り顔であげつらい、悲しげに首を振るのは絶やすい。
しかし僕らの人生を高めに押し上げ、谷底に突き落とし、心を戸惑わせ、美しい幻を見せ、
時には死にまで追い込んでいく、そのような機関の介入がなければ、僕らの人生はきっと随分素っ気ないものになるだろう。
っていう文章があって、すごくここに共感してしまって。
めっちゃいい文章です。
最初これ嘘っていう文脈でしか話されてなかった独立感があって、最終的にはやっぱり自分のコントロールできないものっていうのを全部当てはめるような思い方してる。
一瞬一瞬の決断を自分の意思にしてるって思ってるかもしれないけど、いやでも独立感にさせられてるかもしれないみたいなことを思うとね。
いろいろ考え深いものがあって、すごくうまいなと思いましたね。
個人的にはこれは村上春樹もそうなんだけど、他の小説にも結構通じるところなんですけど、
今回のこの都会さんの死っていうのは結構ファンタジーだなと思ってて、なかなかやっぱり現実味がない。
まあ恋はずらいとはいえ、まあ衰弱死ではあるけど、そういうことあるけどここまで行くみたいな。
ちょっと正直思って。
あと時間が経てば多少回復していくとか、そういうの現実なんじゃないかなってちょっと思ったりして、死まで行っちゃったっていうのは結構自分はファンタジーだなって感じてるんですけど、
でもやっぱこの村上春樹作品のいいところで、この都会医師のですね、都会さんの結構セリフの結構一つ一つが結構切実で、
なんか読んでるとですね、迫ってくるんですよね。だからなんかこうこれを受け入れてしまう部分があって、そのあたりはうまいなと思いましたね。
小説の中でアウシュリッツの収容所の話ですかね、都会さんがしていたんですけど、
なんかまさかこの時代に本当に地位もお金もあるようなすごくスマートにしかも生きている都会さんのような人が、
結果的に収容所の人のように本当に何も食べれず痩せ細って死んでいくっていう結末になっていくっていうのは結構びっくりしましたし、
そういうのでやっぱりちょっとファンタジーかなと思いつつ一方で、こういう不条理さっていうのが村上春樹さんが書いてるとリアリティなのかなと思えてきたりもしましたし、
なかなかこれも単純に都会さんの死に方っていうのが単純化することができないなってちょっと思ったりしました。
結局この都会っていう男は死んでしまったけれども、美容によってはちょっと幸せだったんじゃないかなってちょっと自分は感じてしまっていて、
例えばそういう強い恋に対しての感情を痛かないままでいたら、長く生きていくことはできたし、女性との関係を楽しみながら生きていったのかもしれないけれども、
こういう強烈な感情を味わって、まあ死ぬことになったとしても味わうことができたっていうのは、見方の一つかもしれないですけど幸せだったんじゃないかなってちょっと自分は思いましたね。
途中で主人公にちょっと悩み打ち明けてるところがありましたけど、自分は一体何者なんだろうかということで、
確かにもし長生きしてたとしても、それはそれでなかなか苦しい人生を送っていたのかもしれないなと思いましたし、
どう生きようと結構その辛い結末っていうのは都会さんが待っていたのかもしれないというのはちょっとそういうふうに思いましたね。
それが人生なのかもしれないですけどね。これすごい共感したんで、しかし自分とは一体何者だろうかっていう都会の問いはすごい共感して、
多分こういうことってずっと考え続けてしまうことだし、答えが出ないことだから、これを抱えたまま生きていくっていうのが人生なんだろうなとは思っているので、
ちょっと答えはないですけど、都会は都会、苦しんで生きているのかもしれないけど、どっちがいいのかわからないですね。
そういうこと考えられるから独立期間めっちゃいい小説だなと思いましたね。
じゃあちょっと次、キノという小説をご紹介したいと思います。
この小説のタイトルはこの主人公の男の名前がキノとなっております。
で、この主人公の男が始めるバーの名前もキノというバーです。
ちなみになんですけど、このキノというバーはですね、原作のドライブマイカーの方で、
花服とタカツキがお酒を飲んでいるところがこのバーでございます。
ちょっとなんであって思いましたね、この繋がりに。
そこも気づかなかったです。
あ、嘘?マジで?
それも大地さんに教えてもらって、あ、そうだったんだ。
俺がメモで書いたからそれで気づいたんですね。
灰色の猫が出てくるじゃないですか、ドライブマイカー。
はいはいはい、出てましたね。
そこで気づきました。あと、場所ね。
表参道じゃなくて外縁だっけな。
場所が一緒で、キノって名前は出てこなかったけど、灰色の猫がいるバーなんで。
あ、同じだなと思いました。ちょっと余談ですけど。
あんま気づかなくても関係ないですね。
キノっていうのは、妻の浮気現場を目撃するあたりから始まるんですけど。
この主人公のキノは、ある会社の営業職についていて、
営業でちょっと出張しなくてはいけないとなった時に、
1日早く帰ってきちゃうんですよ、確か。
帰ってきて、家に着いたら、妻が会社の同僚と浮気をしている。
まさにその瞬間を見てしまい、そっとその場を立てたり、
もう家には戻らず仕事も辞めて、
おばかな?親戚がやってたお店を引き継いでバーに改装して、
バーを始めるという話でございます。