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野村さん
ポッドキャストという形態と本という形態が非常に相性がいいと思ってまして、
多分これは動画と本の相性とか、インスタグラムと本の相性よりも
圧倒的にポッドキャストと本っていう相性がいいなと思ってるんですよ。
何でかって言うと当たり前なんですけど、本ってビジュアル情報がなくて、基本的にはテキスト情報なんですよね。
ポッドキャストもビジュアル情報がなくて、基本的にはテキスト情報。
テキストとか文字ですね。の情報なんで、翻訳しやすい、非常に。
映しやすいっていうのがあるんですよね。
KON
オーディオブックリも流行ってるのもそれに近い流れなのかなっていう。
野村さん
そうそうそう、だと思います。
これを結構私もともと思ってて、
もう一個思ったのが、もともと私は書籍の編集を何冊もやったことがありまして、
その時にどういう風にやるかっていうと、書き手の人が全部原稿を書いてくださって、
それに対していろんなフィードバックをしていきながら作るっていう場合と、
あともう一個は聞き書きって言うんですけど、
まずは著者の人がライターさんと編集である私に向かって喋ると、
自分の頭の中身を。
こっちが結構この時はどうだったんですかっていうふうに肉付けの質問をしていくと。
インタビュー本みたいな。
そう、インタビュー本。
なんだけど、それをQ&Aみたいな形でまとめると正直あんまり面白くないんで、
その人が書いた字の文って言うんですけど、そういう文章みたいな形でアウトプットしていくと。
それをライターさんがまとめて、最後にその著者の人が、
それだとライターさんの原稿になっちゃうんで、それを書き換える。
いろんな修正を入れていって、最終的に本になるっていう作り方があるんですよ。
で、その本を作るためのインタビューの時間って、まさにポッドキャストだなと思って。
その時は結構なんでしょうね、これはおふれこねって言って、
そういう言えない話もいっぱいしてもらってるんで、全部はできないんですけど、
基本的な流れはポッドキャストに似てるなと思ったんですよね。
だから、そういう前提でポッドキャストを作ったら割と上手くいくんじゃないかなと思ってやり始めて、
実際そういうふうに本になったんで、このやり方はアリだなっていうふうに思ったっていうところですね。
KON
今出てる2冊ってどんな本なの?
野村さん
えっと1個は古典の深井さんとやった視点という動揺。
で、もう1個は松並龍元さんという京都のお坊さんとやった、
ビジネスシーンを生き抜くための仏教思考って本だね。
KON
こちらの愉快な知性の仏教編、僕も一応編集としてね。
野村さん
そうそうそう。ありがとうございました。
KON
めちゃくちゃ面白かったですね、編集しててあれは。
野村さん
ありがとうございました。中身がありますよね、本当に龍元さんのお話は。
KON
だから確かに編集してる時点で本できるというか、
結構なんか毎回テーマごとに章ごとにみたいになってるから、これは確かに文字で読んでも面白いなっていう。
野村さん
そうですね、もうあの本は完全に最初の段階から出版社の編集者さんに入ってもらって、
もう今度松並龍元さんをメインスピーカーにして、こういうポッドキャスト作るんですけど、
よかったらもう書籍化しませんか、最初から企画にかかりませんかっていうふうにご提案させてもらって、
それで章立てを決めましたね。だからもうあれは最初から全24回って枠が決まっていたんですけど、
もうその24回で本の各章になるように設計しました。
KON
すごいキッチリしてるなって思いましたね。
野村さん
そうそうそう、やりましたやりました。
KON
組み方っていうのもいい、流れもちゃんとできてたし、すごかったですねあの番組。
野村さん
そうですね。
KON
本にするってどういう流れでポッドキャスト本になっていくんですか。
野村さん
いいですね、非常にそもそもの質問で。
そもそものなんですけど。
KON
でも英会話はもう字で見たいなっていう時あるじゃないですか。音で聞きたいなの場合の時の場合。
野村さん
で、その台本をノートで有料販売してめちゃくちゃ売れてるポッドキャストがあります。
結構やっぱそれを追加で読みたい、追加で見たい、追加情報として欲しいみたいなリスナーっていうのは一定層いるなっていうのが僕の主観ですね。
KON
あとなんかそう、ちょっと前にお仕事ご一緒させていただいたゆかいな知性のグローバルキャリア派の岡部さんが言ってた中で、大人になってからの圧倒的練習を上げるコツみたいなのがあって、
それが喋ることと文字にすることって言ってて、ポッドキャストとブログじゃんって。
それをちゃんと続けることによってそういうスキル、その稼ぐためのスキルはどんどん上がっていくから、これは何でもいいからまずやってみることが大事だよって言ってて、
せっかくこの番組聞いてる人なんでほぼポッドキャスト配信してる人で、たぶんノートまだやってる人は少ないのかなって思うんで、今リス、文字起こしのアプリ、
リスもありますね、リスもありますね 僕もサマリーFM様々なんですけど、で一回文字起こしします、そこから構成してみたいな感じでもできると思うんで、
そういう感じで昔々文字起こしも楽になってきてることを考えると、なんかそういうふうなのって自分の中での一個別な視点を磨くいいコツにもなる。
個人のポッドキャストは書籍化目指してくださいまでは難しいかもしれないけど、とりあえずまずノートにしてみるみたいな、そこから広がりがあって書籍化なる人もいるかもしれないです。
なんか最近ポッドキャストで言いましたよね、道草食べてる人やつとか、だからポッドキャストは本になる可能性は全然ありますっていう。
野村さん
結局本を必ずしも目指さなくても、要はマーケットの中で自分がどんな立ち位置かっていうのを考える、いい訓練になるんですよね。
要はこれTwitterとかSNSアカウントの伸ばし方とも共通するんですけど、市場の中であなたは一体何のプロとして認識されたいのかと。
その認識された状態でどんなことを言えるのっていう、どんな中身のあることを言えるのっていう、やっぱその勝負なんですよね。
この人がこの話してるから聞こう、じゃないともうフォローされない世界ですからね。
なんですよ。ポッドキャストはこの前、荒木博之さん、ボイシーで配信している荒木さんと対話をして、すごく二人の意見が一致したところなんですけど、
ポッドキャストの企画作りっていう配信っていうのは、ビジネスの立ち上げ、要は事業開発の一番プリミティブな姿なんだっていう話で意見一致したんですよ。
これ何を言ってるかっていうと、要は世間にニーズがあるっていうことと、自分の中で言えること、これシーズって言いますけど、のマッチングなんですよね、ポッドキャストって。
で、どっちかに偏ってもダメなんですよ。要はシーズだけ重視しちゃうと、自分に言えることだけ重視しちゃうと、需要がないんですよね。
確かにね。 あなたの一人語で誰が聞きたいのってことなんですよ。 一方でニーズだけ重視しちゃうと、マーケットは求めてるんだけど、自分が言えなかったり、言ってて辛くなってるみたいなものも続かないんですよね。
野村さん
だからうまく、うちであるシーズと世間が求めてるニーズの合致するポイントを探すっていうのが、これポッドキャストのうまくいく企画の一番必要なところで、
で、本の出版も同じなんですよね。要は誰が書けるものがあって、売れそうなテーマって合わせたんで、同じ。
KON
本も僕だって読もうと思ってんの。今これ、何でもそうだと思うんですけど、YouTubeも。なんかこれ困ってんなと思って調べて出てきた情報を見るみたいな感じです。
だから僕今iPhone15に買い替えるか死ぬほど悩んでるんで、結局いいのみたいなそういうレビュー動画ばっか見ちゃうみたいなのはあるんで。
野村さん
そうですね。それはやっぱり作ってる側は、そのiPhone15のレビューが今、みんな買い替えるか検討してるからニーズがありそうだなっていう、そこ捉えてるんですよね。
だし、自分が詳しいから言えるってことをやってるわけなんで、そこの掛け算というか共通するポイントを見つけるっていう意味では、多分書籍化、結局考えてる、使ってる脳みそは同じなんですよね。
だから、ポッドキャストを書籍化するのも、ポッドキャストをビジネス化するのも全部一緒ってことだよね。
それいいですね。まとめちゃうと、書籍化っていうのを選択肢の一つだよっていうことですよね。
KON
おっしゃる通り。だから別にそれが有料ノートにして、月額会員でマネーター自粛でもいいし、
野村さん
全然ありですよね。
KON
そう、ポッドキャスト単体でどんどん名前を売っていって、イベントで出演料という形でお金をもらうのでもいいし、何でもいいですよね。
野村さん
僕、これ、僕のノートで一個有料販売してるのがあって、ポッドキャストで収益化する二重の方法っていうのを200円で売ってます。
おお、いいですね。
KON
ぜひ読んでくださいってなるんですけど。
野村さん
じゃあ買います買います、課金します。
KON
で、それ何で200円で売ってるかっていうと、おまけとしてコンサル料半額にします。
野村さん
なるほどね。
KON
で、安いフックで高いところに持ってこうっていう感じですよ。
野村さん
はい、いいじゃないですか。
KON
でも20個めちゃくちゃちゃんと書きました。これのうち今すぐ実践できるのは絶対5個ありますって言ってるんですよ。
はいはい。
その中で僕は言ってます。有料のノート、今回みたいに100円200円でもいいからやって、そういう風なのをまず試してみなさいっていう。
あとは今回今までの野村さんとやったやつで言うと、機材紹介したじゃないですか。あれアフィリエイトリンク全部貼ってるんですよ。
僕それでなんか月1000円ちょっと1回ランチ食えるから。
野村さん
おこづかいが。
KON
おこづかい、毎回誰かがイエティーのマイク誰か買ってたりP4買ってたりするんで。
っていうので、結構なんかやっぱストックコンテンツだからポッドキャストは。なんかだいぶ昔の上げ高いのやつで、なんか今金入ってきてんじゃん。
ラッキーくらいの気持ちで収益化っていうのもできるから、なんかねやっぱ続けていくこととその価値。
やっぱポッドキャストってなんか1話だけだと検索の引っかかるの少ないけど、どんどん増やしていくことによって検索で引っかかる数増やして聞いてもらうきっかけ増やさないとやっぱ知られないっていうのもあるから。
やっぱいろんな稼ぎ方の手段は試したほうがいいっていうふうなのはありますね。
野村さん
そうですね。結局その稼ぐっていうのは何かっていうと、どこにやっぱりお金を出してくださる方がいらっしゃって、自分がその人に向けてどんな価値を提供できるのかって話なんで、すごい全部に共通するんですよね。
KON
確かに商売の根本ですからね。
野村さん
だからポッドキャストを伸ばすっていうのは結構その商売の根本をやってるってことだろうなと思うんですね。
俺実は今すごいことしてるかもしれない。覚えてきた。
一番原始的な姿をしてる。
KON
そうなんですね。これはちょっと元気出た。
野村さん
この話は先日新木ひろゆきさんとやった話を結構そのまま引用してるんで、聞いてなかったらそっちも聞いていただけると嬉しいなと思いますけどね。
KON
というわけで是非ね、書籍化をまず目指すというよりかはまずノート書いてみましょう。
そうですね。
まず自分のやってる音声コンテンツを文字メディア化してみるっていうことを1個お勧めします。結構やっぱりこだわって書くとすごい時間かかるし、どんくらい見られてるかなんて正直どうでもいいんですよ。見ない方がいいですよ最初。
ポッドキャスト始めた人も最初に言います。最初見ない方がいいですよって凹むんだよって。
野村さん
そうですね。
KON
ってなるんですけど、そこをすっ飛ばして何かしらのコメントだったりいいねが来るみたいなことだとモチベーションにつながるんで。
っていうのがあるんで、いろいろとポッドキャストを広げる一番の手段はポッドキャスト以外を頑張るっていうことかなって思います。
確かにね。
ポッドキャスト頑張ったら僕もポッドキャストができるまでって最初たまたまピトパって会社に入ってポッドキャストの作り方も知らないし、会社にいろんな機材あるんだったらアウトプットの現場としてやればいいやって思ったらそこに野村さんと知り合えるきっかけにもなれたし、イベントも開いたわけじゃないですか。
あれもおかげさまでちょろっとは収益が出たりとかもしたんで、そういうふうなので収益ってこういうふうに作れるんだという良い勉強にはなったんで、そこまで考えて作ったポッドキャストじゃなかったにしても続けることによって後々お金はついてきたなって、今こうやってスポンサーさんもついてくれてる番組には成長することができたんで。
野村さん
でやっぱ独立しようって思えたっていうのもあるので、考えたらやっぱポッドキャストはいいなっていうのを改めて話せたのがオチです。エンディングです。4週にわたりありがとうございました。
いやー楽しかった。1年ぶりの野村さん。今回喋りきりましたね。 だいぶいろんなこと喋りましたね。
僕のご相談もあり。 いやいやそうそう、第3回とかね。
いやいや僕、この逆の立場で野村さんが相談してる番組は軽中毒の最近アップされた回で多分あると思うんで。 確かにその構図ですね。
KON
その構図になって、徳谷さんに野村さんがめちゃくちゃそうでした。いや、あ、えっと、野村さんが聞けるのは軽中毒だけど。編集してて、野村さん間が長い長いって。
あれはね、めっちゃ迷いながら喋りましたからね。あれはね、ぜひ野村さんのファンはぜひ聞いた方が迷ってる私が野村さんが聞けるんで面白いですよ。
野村さん
そんな感じでしたね。 はい。
編集出てもらって最後の最後にしか告知させないっていう。 そうですね、告知なんだろうな、もう本当にニュースコネクトをぜひ聞いていただけると嬉しいなっていう感じなんですけど、別にニュースコネクトだけ取り立てて、
引きするわけじゃないんですけど、クロニクル、ポッドキャストスタジオクロニクル、いろんな番組作ってますので、ニュースコネクト、経営中毒、あとこのさんってやってもらってる愉快な知性、あとみんなのメンタールームって番組もあるんですけどね、あとPSYとかいろんな番組やってますね、グリーンビジネスとかありますんで、
ぜひ、あとの方にしゃべったやつは重要度が低いんじゃないかと思ったんですけど、そんなことないです。 全部同じ、作る人は全部同じ熱量ですからね。 これどっかでしゃべりましたけど、自分とってはもう全部息子みたいなもんなんで。 わかりますよ、僕も同時並行で番組5つやってる時に全部大事にしてましたからね。優越なんてないですよ。
KON
全くないんですけど、より多くの方に届きやすい順番に。 そうですね、それはありますね。 ぜひ聞いていただけると嬉しいなと思います。 4回にわたりありがとうございました。 ありがとうございました。
はい、というわけでお会いでは、ポッドキャスト・プロデューサー・ノクス・メディア・ヤンヤンでした。 ありがとうございました。 ありがとうございました。
野村さん
クロニクル代表の野村貴文でした。