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皆様こんにちは、PitPaの富山です。
今回は、子供のおもちゃのお話になります。
おもちゃといっても、どちらかというと小学生入るぐらいですかね。
未就学児とかが主な対象の話になるんですけれども、
リスナー様よりご質問も来ておりますので、
まずはこちらを紹介したいなと思います。
ニックネームグッピーさん。
幼稚園の年長さんと年少さんの男の子。
2人とも男の子ですね。
4人家族のご家庭ですね。
いつも勉強になるお話をありがとうございます。
先生のお話をいつも聞いていて、
子育ては与えるよりもよく観察するのが大切なのだなと思うようになりました。
そこで先生に、おもちゃの与え方についてお伺いしたいのですが、
私は今まで遊ぶのであれば少しでも身になるものをと思い、
テレビアニメやヒーロー物のおもちゃは極力避け、
レゴ、積木、マグフォーマー、絵本など、
いわゆる地域玩具的なようなものを選ぶようにしていました。
子供たちも気に入って遊んではいるのですが、
テレビアニメのおもちゃなどももちろん欲しがります。
先生のお話を聞いていて、
もっと子供が熱中するもの、興味を持つもので遊ぶことも大切なんだろうかと思うようになり、
今後のおもちゃ選びに迷っています。
小さい子供のおもちゃについて先生のご意見を伺えると嬉しいです。
とのことで、確かにですね、このおもちゃ、
見守る子育て流のこのテーマによると、
子供が興味があることを伸ばしていって、
さらにその先にいろいろな分野、興味をどんどん広げていって、
学ぶことの楽しさを得るといったような考えがあったりするんですけれども、
子供のこのおもちゃ選び、興味関心がある部分と地域的なもの、
どういった点に重点を置いて選べばいいのか、
このあたりを大川先生にお話を聞いてきました。
この方のこの迷い方ってのとてもいいなと思うんですね。
つまり、お子さんの、親が見て良さそうだと思うおもちゃだけじゃなくて、
お子さん自身の気持ちを汲み取ろうとしている。
その結果として、おもちゃの選び方で迷い始めたというのは、
つまりは親だけが決めていた世界から、
子供と対話しながら選んでいく段階へと、
一歩親子が成長したというわけですよね。
なので、そこはとてもいいなと思いました。
で、僕の本の自分で学べる、この親がやっている見守る子育ての中でも、
少しこのおもちゃに関しては触れているんですが、
基本的には僕がお勧めするおもちゃっていうのは、
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手触りが良くて、子供にとって手触りが良くて、
遊び方に発展性がある、言い換えればシンプルなものですね。
シンプルに作られている結果、子供が自由にいろいろと、
ルールを新たに作ったりとか、組み合わせてみたりとか、
発展性があるっていうのは望ましいおもちゃだろうとは思っています。
そういう意味では、すでにこのご相談者は、
レゴとかマグフォーマーといった、
そういう発展性がありシンプルなおもちゃを選ばれているので、
ベースはOKだなと思うんですよ。
その上で、子供がテレビ、アニメとかのおもちゃが欲しがる。
僕たちは子供の頃だとライダーベルトとかでしょうね。
悩ましいと思います。
というのは、おもちゃ会社の○○商法なんてよく言われますけど、
どんどんどんどんテレビのバージョンを変えることによって、
たくさん買わせようという、大人の都合が見えすぎたような展開をされるので、
親としては、そういう目先の消費消費に走らされるようなところに
触れさせたくないよなっていうのは、ごく正直な気持ちだと思うんですよ。
ただ、ああいうテレビヒーローものとかのおもちゃにも良さがあって、
いわゆるごっこ遊びをすることなんですよね。
それになりきる。
そういったごっこ遊びというのは、意外に観察力を使うし、
自分自身がその人になったつもりで、つまり想像力を使って遊ぶので、
意外に子供の感性とか、人間の理解とか、
友達関係の距離感をつかむとかいう点に効果的でもあったりするんですよ。
だから、僕は子供が遊ぶというのは、全てどんな遊びであっても、
やはり子供を育ててくれると思っているので、
本人が楽しむんだったら、時には与えてあげても、
そういったテレビアニメ系のおもちゃなんかを渡してあげてもいいんじゃないかとは思います。
バランスでしょうね。
さっきも言った通り、次々と買わされるような、そういうおもちゃの売り出しをされるので、
そっちばっかりハマってしまった時に、
次々と目先を変えて、ただ欲しがるだけのようなことに陥ると、
せっかくの遊びの良さが消費者にしかならないので、
そこの歯止めというか、本来的にされていた知的な遊びも今後も楽しみながら、
時にはごっこ遊びの子供した世界も本人に味わわせてあげるということで、
組み合わせながらでいいんじゃないかなと思います。
こういった消費させられる流れ、これはテレビゲームとかもそうかもしれませんが、
のめり込みすぎてしまって視野が狭くなっちゃう子供の不安を解消する一つの方法としては、
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この子供が遊んだ後、そのお話を親御さんが聞いてあげる。
今日は何したの?とか、どんな技があるの?とか、そうやってやっつけたの?とかね。
親子の会話の糸口として子供の遊びを使うと、
子供は遊びの世界の中だけに浸るんじゃなくて、
親御さんとの会話という現実の部分に戻ってこれるので、
そういう点で中毒的なことになったりとか、
偏ったのめり込み方をするというのが防ぎやすいかなと思います。
もしくは本当に欲しい欲しいが出てくるなら、
お小遣い制を導入する入り口にしてもいいでしょうね。
じゃあこれから毎月300円お小遣いあげるから、
何ヶ月貯めたらその欲しいのが買えるか考えてごらん。
それは我慢する力であったり、目的を持ってお金を使う練習にもなるので、
あれもこれも欲しい子には自分で買えるように、
でも制限があるようなお小遣いというのも一つの方法かと思います。
子供にとっての良いおもちゃ。
小川先生の方でのおすすめ良いものというものはですね、
まず子供にとって手触りが良いもので、
あとはシンプルに作られていて、
遊び方に発展性があるといったようなおもちゃで、
グッピーさんが選んでいただいているレゴとか積木とかマグフォーマンなんかは、
本当に良いおもちゃだなっていう話をしておりました。
ただそれ以外のヒーローものだったり、
テレビ番組と連動するようなおもちゃっていうのも、
それを身につけることによるごっこ遊びっていうんですかね。
ごっこ遊びによってなりきるという部分で、
よく言えばですね、観察力などが身につくというところで、
時にはこういったものもバランスを持って買ってあげてもいいかなということでした。
ただ注意点としてはですね、
こういったテレビアニメのようなものは結構マーケティングがかかっていますので、
購入の連載にならないように節度を持つっていうところが必要になります。
それを防ぐ一つの手段としては、
ごっこ遊びなどそういった遊びをした後ですね、
その遊びの感想を子供に聞くことで、
そういったおもちゃの世界から現実世界に戻ってくることができるので、
熱中して中毒的にはまるということは少なくなるということでしたので、
このあたりは少し実践してみてもいいかなと思います。
あともう一点ですね、
おもちゃを買いに行くとき、
例えばそのおもちゃ売り場なんかに行くとですね、
やっぱりこういったシリーズものですとかアニメもの、
次から次へとどんどん出てきてですね、
本当に子供たちも目移りしてしまうかなという、
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そういった場面も多くあるかなと思います。
そういったときはですね、
以前の回でもちょっと話がありましたが、
子供に選ぶ力をつけさせるという意味で、
どれか一つだけあなたの好きなものを選んでねという形で、
子供が自分から自ら選択をする、
うまく子供にこの選択権を持たせてですね、
購入することに対する満足感を与える形で、
こういった購買の連鎖、
あれもこれも欲しいというところを防ぐという方法と、
あとはお話の方にもあったように、
お小遣い制を導入すると、
今回のご質問の方のグッピーさんの場合ですと、
お子様がこれから小学生になるというくらいの年齢ですので、
お小遣い制の導入、検討するにはちょうどいい年齢かなと思います。
こういったお小遣い制を導入することで、
これもまた子供に選ぶというところを選択させる、
自分で買ったという満足感を得るというところで、
お小遣い制の導入というのも非常にいいのかなと思います。
購入するおもちゃもですね、
やっぱり幼稚園とかこの保育園に入る頃になると、
友達同士でも情報交換結構してですね、
いろんなおもちゃの話になると思うんですよね。
そこから得られる友達の話からですね、
本当にあれも欲しい、これも欲しいというような状況には、
話を聞くたびに思うかなと。
年齢的にもですね、まだ未就学児というところで、
そういった欲に対しても我慢できない年、
制御できない年齢ではあるかなと思いますが、
このタイミングでですね、
自らこう選択をしたりとか、
計画的に買ったりするということもですね、
逆に言うとそういうことを学ぶいい時期なのかなとも思います。
このおもちゃを購入するということもですね、
一つの学びの部分、
うまく欲をコントロールするっていうんですかね、
そういった部分の学びを子どもが体験するという点で、
今回のお話、ぜひいろいろ参考にしていただければなと思います。
さて、今回ご紹介しましたように、
この子育て受験ラジオでは、
リスナー様からのテーマのリクエストや、
また小川先生への子育てや受験についてのご質問などお待ちしております。
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子育て受験ラジオは毎週水曜日の更新です。
今回も最後まで聞いていただきありがとうございました。