2021-06-02 13:20

第73回 親子の会話の時間の作り方

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子育てにおいても、小学校・中学校の受験においても親子の会話というものは非常に重要なものとなっています。大人との会話が社会に出ていくための勉強という側面もあり、最も身近な大人である親との会話、この時間をどのようにして作っていくのか、お話していただきました。
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<制作>
出演:小川大介先生 
MC・プロデューサー:富山真明 
制作:株式会社PitPa

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皆さまこんにちは、PitPaの富山です。今回はですね、親子の会話の時間の作り方についてお話をしていきたいなと思います。
今までこの番組の中で紹介してきたように、子育て全般的に、あと中学受験も含めて受験勉強をしていくというところの中でですね、
親と子の関わり、会話というものが、やっぱり相当重要になってくるのではないかなというのは、間違いないことではないのかなと思います。
とは言いつつもですね、やっぱり子供が成長するにつれて、子供自身は塾に通ったり、あるいはその学校のクラブ活動が始まったりとかですね。
親も親の方で、ずっと月切りの子育てからどんどん自分の時間ができてきて、仕事だったり家事だったりっていうのに、子育て以外の時間というのもどんどん増えてくるかなと思います。
また子供もだいぶ成長して、高学年ぐらいとかになると反抗期とかも始まってですね、親と面と向かって話をするっていうのが恥ずかしいとか嫌がるような子もやっぱりいるかなと思います。
こういった中でですね、親と子が会話する時間、重要にもかかわらずどんどんどんどん少なくなっているっていうこともあるかなと思い、
これに対して親と子供、意図的に無理にでも時間を作った方がいいのか。
例えばその週末に1時間なりとかですね、時間とって会話するぞみたいな。
よく会社とかだとワンワンみたいな形で取り組んでいることもあるかなと思いますが、そういうことをやった方がいいのか。
そこまででなくてもさりげなく親子が会話できる時間って言うんですかね。
そういった気軽に会話できるような関係地を築くようなやり方があるのかなどもですね、併せて小川先生の方に聞いてきました。
そうですね。まあお家によってはね、本当に週末、週間のように話をすることが決まっていて、長年それを続けてきて当たり前になっているっていうお家もあると思うんです。
それは子供が、特に小学校になってからですね、急に話すことにしようとか始めてもなかなかうまくいかないと思うので、
小さい時からね、日々ちょっとご飯の後とか寝る前とか、20分30分会話する時間が当然のように持たれている。
そんな成長の仕方をされているんだったら、そのまま続けられたらいいなと思います。
子供と会話する時間っていうのはもちろんあったほうがいい。これも間違いなくて。
親の話を聞かせる時間ではなくて、子供のことを親が聞かせてもらう時間というのは大事なんですよね。
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それは学習的なもの、知識の広がりといった実理的な話に限定するものじゃなくて、
例えばいじめであるとかね、子供の環境が変わっていく、周囲の友人環境も変わっていくときに、
どういうこと友達で今、どんなことが流行っていて、何が楽しいと思っていて。
子供が自分のことを親に教えてくれるっていうのは、親にとって非常に大事だし、
それを知ることによって成長も実感できたり、親としてしてあげられることがまた見つかっていったりしますよね。
話をしてくれる関係って何っていうと、頭ごなしに否定しない。
子供の話を最後まで聞いて途中で口挟まない。
これは対大人でも当たり前にある会話上のマナーってありますね。
アイディアを尊重して話を聞き、合図地を打ち、
話をしてくれてありがとうとか、なるほど面白かったとか、そっか勉強になったなっていうポジティブなフィードバックをする。
じゃあまた次も話そうってなるわけで。
これは対子供だろうが対大人だろうが。
僕もたくさんのご家庭の相談を受けてきてますけど、
子供が話をしてくれないとか、親子の会話の時間が取れないっておっしゃってる方のかなりが、
そもそもこれまで子供の話を聞く姿勢がありましたかっていうところが問題があって。
一方的にあれああしろこうしろって言ったり、これを知っとけとか、
ニュースの話題を一方的に親が押し付けていたり、全然乗ってこないと言ってる方が多いんですよ。
それはあなたがしゃべりたかっただけで親が、
子供がしゃべりたいと思える関係にはなってないから、それは聞いてくれないでしょうねっていう。
なので子供との会話、キャッチボール、子供が話をしたいなと思ってくれるパパママであること、
っていうのを大事にされていて、
そうした時の話題として時事的なものであったりとか、経済に関することであるとか、
将来の進路に関することであるとかが話題の一部として入ってくるというイメージでしょうね。
子供にこれを話そうという形で入っているお父さんお母さんがやっぱり多いので、
普通に大人と会話するような形で、お友達と会話するような形で、
相手の話を聞いてあげるっていう姿勢から入ってるかどうかっていうところが結構大事ですね。
子供と会話をしていく中で自然と仕事の話も出るし、
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社会情勢の話も出るわけで、
またお父さんお母さんそれぞれのキャラクターによって、
子供との会話がしやすい話題っていうのもまた種類が違うんでしょうから、
例えばお母さんだけがいつも子供と喋ってると、
いうふうになると話題が限られちゃうでしょうね。
お父さんお父さんの会話があり、お母さんお母さんの会話があると思うので、
家族それぞれがお互いの話を聞くっていう、
そこを大事にしていけば、
結果として、いろいろな話題、親子との話す時間の作り方っていう、
今回のご相談に対する答えになるかなと思いますね。
なるほどですね。
最近ですと、自宅で作業、仕事することもあったりして、
我が家なんかでもひょひと入ってきて、
どんな仕事してるの?みたいなことが結構聞いてきたりすることもあったりするんです。
そういうのに自然とそこから会話をつなげていくっていうお家庭も、
やっぱりいい感じなんですかね。
そうですね。それは自然とそうなると思いますよ。
そういう話と関係さえあれば。
あればということですね。
今回は親子の会話の時間の作り方というお話でしたが、
この会話がなくなってきているご家庭、
ひとつ考えてみてほしいのが、
親子の会話というところで、
親が一方的に話をする、
親の話を聞く時間になっていないか、
というところをちょっと見てみてほしいなということでした。
基本的にはですね、親子の会話を成り立たせるためには、
意識的にどちらかというと、
子どもの話を聞かせてもらう時間というふうに考えるほうが、
コミュニケーションが成り立ちやすいわけで、
聞く内容もですね、子ども自身のこと、
例えば勉強面とか生活面とかですね、
子ども自身の態度だったり生活の仕方みたいなことを聞くと、
ちょっと説教臭くなるっていうのもあったりするので、
例えば子どもの環境、学校とか、
友人の関係性とあったり、
あるいは何を今楽しみにして生活しているのかとか、
趣味とかですね、
今お子様が関わっているものがどのようなものなのかっていうのを、
知るという話の聞き方がまずは良さそうかなと思います。
ちなみにそういう内容をですね、
さらっと話してもらえるようにするためには、
小川先生の方からですね、
何でもかんでも頭ごなしに否定しないというところと、
子どもの方から出てきたその話の内容に対して、
ポジティブなフィードバックをしてあげると。
これ大人の会話とかもそうなんですけれども、
会話を成り立たせるためには、
相手の話を聞くっていうのはやっぱり重要ですよね。
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何て言いますか、
対等な目線で相手の話を聞きつつ、
それに対して失礼のないように、
ポジティブな意見を言ってあげるというところ、
会話のスキルと言ってしまえば、
それまでかもしれませんが、
そういった大人と会話をするようなところっていうのを意識しながら、
子どもと会話をすることで、
自然と子どもの方からも会話してくる、
話しかけてくる機会っていうのが増えてくるのではないかなということでした。
私たちが子どもの頃とか、
さらにはもう少し上の世代とかですかね、
厳格な父とか厳しい母親という、
そういった印象というのは、
この現代社会、令和の時代になって、
だいぶなくなってきたなというような感じはあるんですけれども、
それが良いか悪いかというのは別として、
文化的なところも、
かなり大人と子どもの境界線というのが、
今なくなってきているのかなと。
大人でもゲームをしますし、
アニメや漫画を読む人もかなり多いかなと思います。
そういった社会構造の変化に合わせて、
子どもとのコミュニケーションというのも変化していくべきかなと思います。
会話、対話をすることが、
現代の子育ての中で非常に重要になっているということは事実でありますので、
この変化させていくということは実感できるのではないかなと思います。
私なんかはこういう仕事をしているというのもあって、
例えばその10代がやっていること、
ティーンエイジャーがやっていることというのが、
社会のトレンドになるということもかなりあったりしますので、
例えば最近だとTikTokとか、
あるいはアニメだと鬼滅の刃なんかも子どもたちがアニメを見ていて、
それが親世代も一緒に見てブームになっていたみたいな広がりもあったりしましたし、
そういう意味でですね、
うちの娘中学生なんですけれども、
中学生の間で周りでどんなことが流行っているのかみたいな、
少し気持ち悪がられることもあるんですけれども、
そのあたり興味深く聞いてみたりしていたりしますね。
何気に子どもってやっぱり質問してくることって多いと思うんですよね。
我が家ではですね、そのあたり面倒くさがらずに丁寧に答える努力をしてきたので、
今でも結構上のお姉ちゃんも弟の方も、
僕たちの方に質問ゼミに会うことがよくあるんですけれども、
だんだん大きくなるにつれて、
そのあたり質問する内容も高度になってきてですね、
知識的にも追いつかなくなって、
一緒にネットで調べてみるっていうようなこともありますし、
あるいは言ってたことがですね、
ちゃんと調べると実は全然間違ってたみたいなこともあったりするので、
その時は嘘言ったと言って謝って一緒に調べ直したりっていうのも、
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このあたり親も勉強しながら会話をしていくっていうことになっちゃいますけれどもね。
そんな感じで、もし子供さんとの会話が最近減ってきたなと思われましたら、
今回の前提的なお話にもあったような感じで、
子供の話を聞く、あるいは質問を聞いた時などの子供側の会話のサイン、
このあたりに丁寧に答えてあげるなどということをですね、
少しずつやっていくということで、
またその親子の会話っていうのは徐々に増えてくるのではないかなと思いますので、
ぜひ参考にしていただければなと思います。
さて、この子育て受験ラジオではリスナー様からのテーマのリクエストや、
また小川先生への子育てや受験についてのご質問などお待ちしております。
番組詳細欄にあるリンクよりお気軽にご投稿ください。
子育て受験ラジオは毎週水曜日の更新です。
今回も最後まで聞いていただきありがとうございました。
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